JPH0611032Y2 - 卓球ラケツト用芯 - Google Patents

卓球ラケツト用芯

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JPH0611032Y2
JPH0611032Y2 JP1987003846U JP384687U JPH0611032Y2 JP H0611032 Y2 JPH0611032 Y2 JP H0611032Y2 JP 1987003846 U JP1987003846 U JP 1987003846U JP 384687 U JP384687 U JP 384687U JP H0611032 Y2 JPH0611032 Y2 JP H0611032Y2
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racket
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grain
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JP1987003846U
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JPS63111169U (ja
Inventor
茂仁 小林
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ヤマト卓球株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、卓球ラケット用芯に関し、更に詳しくは複数
枚の板材小片をその板面及び木口面の木目方向が特定の
方向となるように突き合わせて接着したものに関する。
〈従来の技術〉 卓球ラケットのいわゆるスイートスポット外の範囲、例
えば側部や先端部等周辺部(以下、周辺部と略称す
る。)で球を返球すると手にしびれや捩れなどの不快感
を受け、打球の方向性も悪い。球との衝突でラケットを
その重心廻りに回転させる捩れが生じたり、振動が発生
するからと考えられる。したがって、スイートスポット
を拡大するためには、この打球時の捩れや振動を無くす
るか少なくとも減少させる必要がある。
従来、木板の繊維方向などに着目してスイートスポット
拡大を行った卓球ラケットの例として下記のものがあ
る。
繊維方向が一定の木製薄板を複数枚その繊維方向を直
交させ積層したもの(第11図、実公昭53−32698号)が
ある。符号23は繊維方向が縦の表板、24は横の添板、25
は縦の中芯各薄板を示す。
ラケットの打球板部を縦方向に3分割し、両側部26、
28を硬い板材で、中央部27を柔軟な板材で構成したもの
(第12図、実公昭53−13503号)などである。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 従来の卓球ラケットは、いずれも、振動の減少などスイ
ートスポット拡大効果がそれなりに認められるものの、
ラケット周辺部で依然として捩れが発生し、その効果は
不充分である。木口面の木目方向を考慮していないから
である。
すなわち、のものは、同じ木目方向の薄板を多数積層
したものでらるから、打球面のいずれの部分において
も、その反発力は一定であり、且つ重心回りの慣性モー
メントも一定である。したがって、全体としてスイート
スポットを若干、拡大できたとしても、ラケットの先端
部や側部だけを特に改善することはできず、また先端部
など一部分だけの反発方向を変えることはできない。
のものはラケットの中央線縦軸回りの慣性モーメント
をある程度増大させ、同縦軸回りの捩じれをある程度減
少させるために、スイートスポットを若干、拡大できる
と考えられる。しかし、ラケット下部や先端部ではスイ
ースポットの拡大を期待できず、また、打球の反発方向
を変えることはできない。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の卓球ラケット用芯は、一定の木目方向を有する
木製板材の小片を複数枚、各小片の板面(板材表面、以
下同じ。)及び木口面の両木目方向を所望方向に配向
し、突き合わせて接着したものである。木目の作用によ
り、球との衝突でラケットに生ずる捩れや振動を減少さ
せ、スイートスポットの拡大化を図ろうとするものであ
る。
すなわち、本考案は上部の握持部から先端部までを横方
向に上部、中央部、下部などと少なくとも3分割し且つ
該横分割された各部の少なくとも1部を更に縦方向に分
割し、木板表面(以下、板面と略称する)と木口面とに
一定の木目方向を有する板材小片複数枚を突き合わせて
接着することによって上記各分割部分を構成するように
した卓球ラケット用芯であって、当該各小片における木
口面の木目方向の板面に対する角度αが概ね45°〜135
°の範囲となるように上記各小片を配したことを特徴と
する卓球ラケット用芯である。
本考案に使用する木材は、木質が疎で柔らかく、反撥力
の弱い春材と木質が緻密で硬く、反撥力が強い秋材とか
ら形成される木目(年輪)を有するものが必要である。
これら木材の例として、ハリモミ、カヤ、ヒノキ、ス
ギ、モミ、アスナロ、サワラ、ツガ、イチイ、アカマ
ツ、ヒバ、コウヤマキ、カツラ、ヒメコマツなどが挙げ
られる。
板材小片の板面の木目方向は、例えば、ラケット芯の握
持部を上部とし握持部から下方の先端部までを、上部、
中央部、下部及び先端部に4分割した場合、通常、ラケ
ット芯上部では縦方向に、中央部では縦若しくは横方向
に、両側部では縦方向がよく、また下部や先端部(下端
部)などでは横方向が適当である。しかし、周辺部特に
先端部では、板面の木目方向をラケット打球面の中心に
対し略直角、即ちラケットの縦方向に対し約45°とした
方がスイートスポット拡大効果はより高くなる。
板材各小片は、その木口面の木目方向の当該各小片の板
面に対する角度αが、概ね45°〜135°となるように配
置した場合に、それなりのスイートスポット拡大効果が
得られる。角度αはラケット芯の中央部や下部では略直
角が、周辺部では鋭角(例えば45°)または鈍角(例え
ば135°)が適当である。しかし、正確には、卓球ラケ
ットの用途などにより決定する。例えば、ペンホールダ
ー型のように主として片面使用で且つドライブ打法を多
用するラケットに本芯を用いる場合には、ラケット芯の
周辺部における角度αは、鋭角が適当である。一方、ド
ライブ打法及びカット打法を両用し且つ両面使用するシ
ェークハンド型ラケットの場合には、上記ペンホールダ
ー型用の芯を2枚裏合わせに貼着し用いることもできる
が、1枚の芯でスイートスポット拡大効果を上げるため
には、ラケット周辺部を構成する板材小片の数を多く
し、かつ角度αが鋭角と鈍角交互になるよう各小片を配
するのがよい。
板材小片の使用枚数は、過少であるとスイートスポット
拡大効果を上げることが困難になり、また過多であると
接着部が多くなって硬度が上がり過ぎ、また製造コスト
も高くなる。使用枚数は目的により変わるが、通常、5
〜20片程度が適当である。
〈実施例〉 本考案の一例を第1〜9図により説明する。以下、図中
の平行細線は木目を示す。
実施例1〔卓球ラケット用芯(i)の製作〕 第1、2図において、卓球ラケット芯材を横方向に上
部、中央部、下部および先端部の4ブロックに分け、上
部には板面の木目が縦方向、木口面の木目が表面に対し
直角方向の板材小片2を配する。中央部は縦に左側部、
中心部、右側部と3分割し、中心部には、板面の木目方
向が縦で木口面の木目方向と板面とから形成される角度
αが直角の板材小片4を配し、その中央部の左右両側部
には板面の木目方向が縦で角度αが約45°の小片3、5
を左右対称に配する。また、下部には木目方向が横でα
が直角の小片6を配する。さらに先端部は左右に2分割
し、左には木目方向が横でαが45°の小片7を配し、同
下端部右には木目方向が横でαが約45°の小片8を配置
する。そして、全ての板材小片2〜8の木端、木口等を
突き合わせて接触部分を接着し、卓球用ラケット用芯
(i)1を得る。
使用例1 第3図は芯(i)1を使用し、その表裏に表板9、裏板
10を貼着したペンホールダー型ラケットである。符号11
はラバー、12はコルク板、13は握持部である。ラケット
表面(打球面)のスイートスポットが拡大される。
使用例2 第4図は二枚の芯(i)1を表裏対称に使用したシェー
クハンド型ラケットである。符号14は突起付きゴムシー
トを示す。ラケット両面いずれにおいても、打球感、方
向性がよく、両面でスイートスポットが拡大される。
使用例3 第5図は芯(i)1を表板として使用したペンホールダ
ー型ラケットである。符号15はケラット基板を示す。ラ
ケット表面のスイートスポットが拡大される。
実施例2 第6図に示すように、ラケット芯材先端部の板材小片1
7、18の板面の木目方向をラケット中心に対して略直角
(即ち、ラケット芯の縦方向に対し約45°である)に配
向した以外は、実施例1と同様に構成した例である。小
片17と小片18とは左右対称である。実施例1に比べてラ
ケット先端部のスイートスポットがより拡大されてい
る。
実施例3〔ラケット用芯(ii)の製作〕 第7〜8図に示すように、中央部の左右両側部を横に4
分割し、左側部には上から板面の木目方向が縦で角度α
が鈍角(約135°、以下同様。)の小片3a、鋭角(約45
°、以下同様。)の3b、鈍角の3c、鋭角の3dを順次に配
し、右側部にはこれと同様に鈍角の5a、鋭角の5b、鈍角
の5c、鋭角の5dを配する。さらに、先端部は縦に4分割
し、左から右に、木目方向が横で角度αが鈍角の小片7
a、鋭角の7b、鈍角の8a、鋭角の8bを次々と配したほか
は、実施例1と同様に板材小片を配した後、各板材小片
の木端、木口等を突き合わせて、突き合わせ部分を接着
し、卓球用ラケット用芯(ii)19を得た。
本実施例において、側部及び下端部の板材小片3a〜8bの
木口木目方向の角度αは、鋭角と鈍角とが夫々入れ換わ
っていてもよく、左右同一配列でなくてもよい。
使用例4 実施例3で得た芯(ii)19を用いたシェークハンド型卓
球ラケットの例を第9図に示す。ラケット両面でスイー
トスポット拡大効果がある。
〈作用〉 第10図に本ラケット用芯の木口面の木目を拡大して例示
する。木目は硬質の秋材21と軟質の春材22で構成されて
いる。第10図中では、木口面の木目方向の角度αは、ラ
ケット周辺部の(1)及び(3)では左右対称且つ板面に対し
45°となっており、中央部(2)では90°である。いま、
球20がラケットの周辺部、(1)又は(3)に衝突すると、春
材22を通じて伝達された球の衝突力は秋材21の作用によ
り矢印方向、即ちラケット中央部(2)方向に向かう力が
生じ、打球時にラケットの捩れや振動を弱めるので、快
適な打球感、スイートスポット拡大効果が得られるもの
と思われる。
〈効果〉 本考案の芯材は板面と木口面の木目が適切に配向されて
いるので、本芯を卓球ラケットの構成部材の一部に使用
すると、ラケット周辺部で球を打撃しても、不快な振動
や捩れを手に受け難く、スイートスポットが相当拡大さ
れる。
板材小片の硬さや使用枚数、板面及び木口面の木目方向
などを適宜選択することにより、種々の特性を有するラ
ケット用芯が得られるので、本芯を両面使用(シェーク
ハンド)型、片面使用(主としてペンホールダー)型な
どの卓球ラケット用基板(本体、中芯)、添え板、表
板、裏板等の板材として用いると、使用者の戦型や打
法、技術や好みに応じた最適特性の卓球ラケットを提供
することができる。
さらに、本ラケット芯を構成する板材は、小片でよいの
で端材等が活用でき、部留まりもよく、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のラケット用芯(i)を示す。第2図の
(A)〜(D)は、それぞれ第1図のA−A〜D−D線
断面図を示す。第3〜5図は第1図で示したラケット用
芯(i)の使用例を示す。第6〜7図は他の実施例であ
り、第8図の(A)〜(H)は、それぞれ第7図のA−
A〜H−H線断面図を示す。第9図は第7図で示したラ
ケット用芯(ii)の使用例を示す。第10図は本考案にお
ける板材小片の木目の作用を例示する図である。第11〜
12図は従来例を示す。 1……卓球ラケット用芯(i)、2〜8(各添字a〜d
を含む)、17、18……板材小片、16……ラケット用芯
(ii)、19……ラケット用芯(iii)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部の握持部から先端部までを横方向に上
    部、中央部、下部などと少なくとも3分割し且つ該横分
    割された各部の少なくとも1部を更に縦方向に分割し、
    木板表面(以下、板面と略称する)と木口面とに一定の
    木目方向を有する板材小片複数枚を突き合わせて接着す
    ることによって上記各分割部分を構成するようにした卓
    球ラケット用芯であって、当該各小片における木口面の
    木目方向の板面に対する角度αが概ね45°〜135°の範
    囲となるように上記各小片を配したことを特徴とする卓
    球ラケット用芯。
  2. 【請求項2】上部の握持部から先端部までを横方向に上
    部、中央部、下部及び先端部に4分割したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のラケット用
    芯。
  3. 【請求項3】中央部を縦に3分割及び先端部を縦に2分
    割し、板材小片の板面の木目をラケット芯の中央部及び
    その左右両側部では縦方向に、下部及び先端部左右では
    横方向にして各板材小片を突き合わせて接着したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載のラケッ
    ト用芯。
  4. 【請求項4】中央部を縦に3分割し、先端部を縦に2分
    割するとともに、板材小片の板面の木目をラケット芯の
    中央部及びその左右両側部では縦方向に、下部では横方
    向に、先端部では左右対称且つ縦方向に対し約45°傾け
    て各板材小片を突き合わせて接着したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第2項記載のラケット用芯。
  5. 【請求項5】角度αがラケット芯の中央部及び下部では
    約90°、周辺部の少なくとも一部では約45°又は135°
    となるように、各小片を突き合わせて接着したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第2〜4項記載のラケ
    ット用芯。
JP1987003846U 1987-01-13 1987-01-13 卓球ラケツト用芯 Expired - Lifetime JPH0611032Y2 (ja)

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JPS63111169U JPS63111169U (ja) 1988-07-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5313503Y2 (ja) * 1974-07-31 1978-04-11

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