JPH06110450A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JPH06110450A
JPH06110450A JP4344942A JP34494292A JPH06110450A JP H06110450 A JPH06110450 A JP H06110450A JP 4344942 A JP4344942 A JP 4344942A JP 34494292 A JP34494292 A JP 34494292A JP H06110450 A JPH06110450 A JP H06110450A
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憲市 ▲吉▼永
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍵を鍵フレームに取付けるときに、外力によ
り鍵フレーム上の鍵スイッチが変形することを防止した
鍵盤装置を提供する。 【構成】 鍵フレーム8の鍵支持部に支点部を介して回
動自在に支持される鍵1と、前記鍵フレーム8に固着さ
れ押鍵時に鍵1のガイドをする鍵ガイド部11と、前記
鍵の押圧により駆動される前記鍵フレームに取付けられ
た弾性体からなる膨出部を有する鍵スイッチ10とを具
備する鍵盤装置において、前記鍵1を鍵フレーム8に組
み付けるときに、鍵フレーム8上の鍵スイッチ10に対
し鍵側部材6が接触することを防止するための組立ガイ
ド片12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子ピアノその他鍵
盤を有する電子楽器等の鍵盤装置に関し、特に製造組立
時の作業性の向上を図るための改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子楽器の鍵盤装置は、楽器本体に固定
された鍵および鍵スイッチ等を支持する支持部材として
の鍵フレームに対し鍵を回動自在に支持し、この鍵フレ
ーム上に各鍵に対応して鍵スイッチを設け、押鍵動作に
より鍵スイッチを駆動してキーオン信号等を得るように
構成される。
【0003】従来の鍵盤装置の構成を図21に示す。鍵
(白鍵)1は後端の支持部2から下側に突出する突起7
を有し、この突起7を鍵フレーム8の穴9に挿入して組
立られる。鍵フレームの前端部には、押鍵時に鍵の横振
れやねじれ等を防止するためのキーガイド11が設けら
れる。このキーガイド11は、例えば金属板材からなる
短冊状鍵フレーム8の先端を屈曲させ、この屈曲部を覆
って樹脂モールド成形したもの、もしくは前記形状をし
たものを一体に樹脂形成し、鍵接触部のみを軟質樹脂で
被着したものである。鍵フレーム8上には各鍵に対応し
て鍵スイッチ10が設けられる。この鍵スイッチ10
は、ゴム等の弾性体からなる膨出部材を含み、押鍵時に
鍵1側のアクチュエータ6により押圧され変形して内部
の接点をオン状態にする。
【0004】鍵1には、鍵フレーム8のキーガイド11
に案内されて摺動する被ガイド部材4が鍵1と一体成形
により設けられる。被ガイド部材4の下端部には、押鍵
復帰時にキーガイド11に当接して鍵1の上限ストッパ
を構成するための係止片5が形成される。3は黒鍵であ
る。
【0005】このような鍵1を鍵フレーム8に組み付け
る場合、鍵1側の突起7を鍵フレーム8上に乗せ水平に
スライドさせながら被ガイド部材4をキーガイド11に
装着するとともに突起7を穴9内に挿入して組立てい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の鍵盤装置を組立る場合、鍵1側の天井面やアクチュ
エータ6が鍵フレーム8上の鍵スイッチ10に対し水平
方向から当接して組立られることがあり、この鍵スイッ
チ10を変形させた状態で固定してしまいスイッチとし
て正常に働かず機能上問題を生ずる場合があった。組立
時のこのような水平方向からの力による変形を抑えるた
めに、従来は鍵スイッチ10のゴム厚を厚くしたり硬度
を大きくする必要があった。また、鍵スイッチ10を鍵
フレーム8に対し強固に固定する必要があった。
【0007】しかしながら、このように鍵スイッチ10
のゴム厚を厚くしたりゴムを硬くすると、押鍵感触の低
下を来すという問題を生ずる。また、鍵スイッチを強固
に固定するためには、固定部品や工数を増加させなけれ
ばならないという問題を生ずる。さらに、作業者は組立
時に鍵側部材が鍵スイッチに当たらないように細心の注
意を払って鍵を鍵フレームに組み付けなければならず、
このため組立作業に多くの時間と手間を要していた。
【0008】この発明は上記従来技術の欠点に鑑みなさ
れたものであって、鍵を鍵フレームに取付けるときに、
外力により鍵フレーム上の鍵スイッチが変形することを
防止した鍵盤装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る鍵盤装置においては、支持部材の支点
部を介して回動自在に支持される鍵と;前記鍵の押圧に
より駆動される前記支持部材に取付けられた弾性体から
なる膨出部を有する鍵スイッチと;前記支持部材に設け
られた被当接部と;を具備する鍵盤装置において、前記
鍵を支持部材に組み付けるときに、支持部材上の鍵スイ
ッチに対し鍵側アクチュエータ部材が接触することを防
止するために前記被当接部と当接する当接防止手段を設
けている。
【0010】前記当接防止手段は、例えば鍵に設けたア
クチュエータに連続してまたは分離して鍵の天井面から
突出して設けた組立用ガイド部材により構成される。
【0011】本発明ではさらに、前記目的を達成するた
めに、支持部材と;該支持部材に対し回動自在に支持さ
れた鍵と;該鍵の押鍵動作を検出するための前記支持部
材上に設けた鍵スイッチと;該鍵スイッチを押圧して駆
動するための前記鍵側に設けたアクチュエータ部とを具
備した鍵盤装置において、前記鍵を支持部材に装着する
ときの組立完了直前動作において、前記アクチュエータ
部の前記鍵スイッチに対する横方向の動きを規制して縦
方向から装着するための垂直方向組立ガイド手段を設
け、前記鍵が前記支持部材に装着方向に移動するにつれ
鍵自体をガイドして前記鍵スイッチとこの鍵スイッチに
対向する前記アクチュエータ部が鍵装着動作中ほぼ同位
置を保つようにするテーパー部をこのガイド手段に設け
ている。
【0012】好ましい実施例においては、ベース部材
(楽器本体、フレーム、基板またはケース)に複数鍵の
共通基端部を有する鍵アセンブリを固定する電子楽器の
鍵盤構造において、該共通基端部に楽器内側方向(下
方)に突出し鍵の上限ストッパ片と対向する側に設けた
テーパ部を有する突条ガイド部(前記垂直方向ガイド手
段)と、該ガイド部と該ストッパ片との中間に設けた鍵
スイッチ駆動用アクチュエータ部と、を鍵アセンブリに
備え、上記突条ガイド部が嵌挿して鍵アセンブリがベー
ス部材に保持されるためのガイド孔と、ベース部材と鍵
アセンブリとの組付け時に上記アクチュエータに対向す
る位置に設けた膨出部を有する鍵スイッチと、をベース
部材に備え、上記鍵ストッパ片をこれに対応するベース
部材のストッパ部に当接もしくは接近させながら該スト
ッパ部を略軸として鍵アセンブリを回転させ、このとき
前記突条ガイド部のテーパ部の外縁を該軸からほぼ等距
離になるように形成し、該テーパ部の外縁を前記ガイド
孔の縁部に沿ってスライドさせて前記鍵アセンブリの共
通基端部をベース部材に落とし込んで嵌合させるように
構成している。
【0013】
【作用】鍵の組立時に、当接防止手段として機能する、
例えば、鍵側から突出する組立用ガイド部材が鍵フレー
ム側の被当接部に当接して、鍵の水平移動時に鍵の天井
面から突出するアクチュエータが鍵スイッチに当って変
形させ、その状態で固定されてしまうことを防止する。
【0014】鍵(鍵アセンブリ)を鍵フレームに装着す
るときに、鍵は水平動作、垂直動作および回転動作を組
合せて鍵フレームに対し組付けられる。本発明の別の実
施例では、この組付け完了の直前動作において、前記垂
直方向ガイド部材の外縁(テーパ部の外縁)を鍵フレー
ム側の穴(ガイド孔)の縁に摺接させながら下降させる
ことにより、鍵側のアクチュエータ部は支持部材側の鍵
スイッチの略垂直上方の位置からほぼ真下に下降し鍵ス
イッチに対し横方向の外力を作用させない。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の実施例に係る鍵盤装置の
構成を示す。この鍵盤装置は、例えば複数の並列した黒
鍵ブロック(例えば1オクターブ分5鍵)と1つとばし
の複数の並列した白鍵ブロックととばされた1つとばし
の複数並列白鍵ブロツクとを各鍵ブロックの各共通基端
部2、2′、2″にて3段に重ねて構成されている。鍵
(白鍵)1は後端の支持部である共通基端部2″から下
側に突出する突起7を有し、この突起7を鍵フレーム8
の穴9に挿入して組立られる。鍵フレーム8の前端部に
は、押鍵時に鍵1の横振れやねじれ等を防止するための
キーガイド11が設けられる。このキーガイド11は、
例えば金属板材からなる短冊状鍵フレーム8の先端を屈
曲させ、この屈曲部を覆って樹脂モールド成形(アウト
サート成形)したもの、もしくは前記形状をしたものを
一体に樹脂形成し、鍵接触部のみを軟質樹脂で被着した
ものである。鍵フレーム8上には各鍵に対応して鍵スイ
ッチ10が設けられる。この鍵スイッチ10は、ゴム等
の弾性体からなる膨出部を含み、押鍵時に鍵1側のアク
チュエータ6により押圧され変形し、膨出部内部下面の
可動接点と対向する固定接点と接触し接点をオン状態に
する。なお、鍵スイッチ10は、鍵フレーム8の下側に
配設されたプリント基板上に上記膨出部を有し、鍵フレ
ーム8の透孔を通して先端が鍵フレーム上に突出する構
造のものでもよい。
【0016】鍵1には、鍵フレーム8のキーガイド11
に案内されて摺動する被ガイド部材4が鍵1と一体成形
により設けられる。被ガイド部材4の下端部には、押鍵
復帰時にキーガイド11に当接して鍵1の上限ストッパ
を構成するための係止片5が形成される。3は黒鍵であ
る。
【0017】キーガイド11の構成例を図2(A)に示
す。キーガイド11は、両側面をガイド面とする上下ガ
イド部材14とストッパ部材15とにより構成される。
ストッパ部材15は、複数の並列した鍵に対し連続して
一体的に形成してもよい。また、キーガイド11は鍵フ
レーム8とは別に成形し、成形後にストッパ部材15の
溝15aに鍵フレーム先端を挿入して組立られるように
してもよい。上下ガイド部材14の両下端部には傾斜面
16が形成され案内動作や組立時の被ガイド部材4の装
着を円滑に行わせる。
【0018】このようなキーガイド11の上下ガイド部
材14を両側から挟んで、鍵1側の被ガイド部材4が装
着される。この被ガイド部材4の下端部の係止片5は、
その先端に、図2(B)に示すように、テーパ13が形
成される。このようなテーバ13を設けることにより、
組立作業時に係止片5を上下ガイド部材14に向けて押
込んで装着する際に円滑な装着動作が達成される。
【0019】キーガイド11の別の構成例を図3(A)
に示す。この例では、ストッパ部材15の下縁に沿って
テーパ17が形成されている。この場合、被ガイド部材
4側の係止片5は、図3(B)に示すように、テーパ1
3(図2(B))を設けなくてもよい。また、該テーパ
13をさらに設けると鍵装着時のより円滑化が図られ
る。前記テーパ17をストッパ部材15に設けておくこ
とにより、組立作業時に係止片5をストッパ部材15に
向けて押込んで装着する際に円滑な装着動作が達成され
る。
【0020】鍵1の天井面から突出するアクチュエータ
6のリブに連続して組立ガイド片12が形成される。こ
の組立ガイド片12部分の詳細を図4に示す。図4は、
白鍵1を上下逆にして一部切欠いて内部を示す斜視図で
ある。図4(A)はアクチュエータ6の横方向のリブを
1枚だけ設けた例であり、図4(B)は横方向のリブを
2枚設けた例である。いずれの場合も、縦方向のリブを
延長して組立ガイド片12を構成している。この組立ガ
イド片12は、後述のように、鍵1を鍵フレーム8に組
み付ける組立作業時に、鍵フレーム8のキーガイド11
の上端に当接する位置に設けられる。このような組立ガ
イド片12は、鍵スイッチ10を押圧するためのアクチ
ュエータとしての機能は全く持たず、組立時のガイド部
材としての機能のみを有する部分である。
【0021】上記鍵盤装置の組立方法の一例を図5の
(A)〜(D)に順番に示す。まず、(A)図に示すよ
うに、鍵1側の突起7を鍵フレーム8の穴の位置(一点
鎖線で示す)付近に乗せる。このとき被ガイド部材4の
係止片5は、キーガイド11のストッパ部材15の上側
にある。
【0022】次に、(B)図に示すように、突起7を支
点として鍵1を押し下げる。このとき係止片5の先端
は、(A)図の位置より若干前方(図の右側)に移動
し、キーガイド11のストッパ部材15の前面に沿って
摺動下降する。
【0023】さらに鍵1を下降させると、(C)図に示
すように、係止片5の上面がストッパ部材15の下面の
位置に達する。このとき組立ガイド片12がキーガイド
11の上下ガイド部材14の頂部に当接する。このとき
アクチュエータ6は鍵スイッチ10の上面より上方に離
れて位置する。従って、この段階でアクチュエータ6が
鍵スイッチ10に当接することはない。
【0024】上記組立ガイド片12がキーガイド11の
上下ガイド片14の頂部に当接した状態で、鍵1を後方
(図の左側)にずらす。これにより、(D)図に示すよ
うに、突起7が鍵フレーム8の穴に嵌入して組立が完了
する。このとき、被ガイド部材4の係止片5はストッパ
部材15の下面に当接した状態である。この位置は押鍵
復帰動作の上限位置であり、ストッパ部材15は係止片
5とともに鍵1の上限ストッパ手段を構成する。また、
この状態では、組立ガイド片12はキーガイド11の上
下ガイド部材14から外れた位置にあり、鍵1の押鍵下
降動作を妨げない。鍵1が押鍵されれば、アクチュエー
タ6が鍵スイッチ10を押圧変形させてスイッチを駆動
する。
【0025】上記構成の鍵盤装置の組立方法の別の例を
図6に示す。鍵1の突起7を鍵フレーム8の穴の位置
(一点鎖線)から幾分離れた位置(キーガイド11の上
下ガイド部材14が鍵1の天井面に当接する位置)に乗
せる。この状態から、鍵1の天井面を上下ガイド部材1
4の頂部に摺接させながら後方(図の左側)に移動させ
る。ここで(A)図に示すように、上下ガイド部材14
がアクチュエータ6の縦方向リブの根元部分に達した状
態では、突起7から穴までの距離Lは、被ガイド部材4
の係止片5からこの係止片5が当接するストッパ部材1
5までの距離に等しい。即ち、鍵1はアクチュエータ6
のリブに上下ガイド部材14が当接してから前記距離L
だけ水平方向に摺動する。
【0026】(A)図に示す状態からさらにアクチュエ
ータ6のリブに沿って上下ガイド部材14の頂部を摺接
させながら鍵1を左方向に移動させる。これにより、鍵
1は上方に持上げられながら左に移動し、上下ガイド部
材14の頂部はリブの頂部に達し、さらに移動して、
(B)図に示すように、上下ガイド部材14の頂部が組
立ガイド片12の位置に達する。
【0027】さらに鍵1を左に移動させれば、図5の
(C)図と同じ状態となり、前述と同様にして図5
(D)のように鍵1が鍵フレーム8に装着される。
【0028】なお、この図6の組立方法を行う場合に
は、上下ガイド部材14をアクチュエータのリブに沿っ
て摺動させながら鍵1を水平方向に移動させるため、ア
クチュエータ6の縦方向のリブは垂直あるいは急角度と
せず、ある程度以上の緩やかな角度で傾斜していること
が必要である。
【0029】図7は、本発明の別の実施例に係る鍵盤装
置の構成を示す。この実施例が前述の図1の第1の実施
例と異なる点は、前述の組立ガイド片12に代えて、組
立ガイドリブ18をアクチュエータ6から離れた位置に
設けた点である。
【0030】この第2の実施例の組立方法を図8に示
す。まず、(A)図に示すように、鍵1側の突起7を鍵
フレーム8の穴の位置(一点鎖線で示す)付近に乗せ
る。このとき被ガイド部材4の係止片5は、キーガイド
11のストッパ部材15の上側にある。
【0031】次に、(B)図に示すように、突起7を支
点として鍵1を押し下げる。このとき係止片5の先端
は、(A)図の位置より若干前方(図の右側)に移動
し、キーガイド11のストッパ部材15の前面に沿って
摺動下降する。
【0032】さらに鍵1を下降させると、(C)図に示
すように、係止片5の上面がストッパ部材15の下面の
位置に達する。このとき組立ガイドリブ18がキーガイ
ド11の上下ガイド部材14の頂部に当接する。このと
きアクチュエータ6は鍵スイッチ10の上面より上方に
離れて位置する。従って、この段階でアクチュエータ6
が鍵スイッチ10に当接することはない。
【0033】上記組立ガイドリブ18がキーガイド11
の上下ガイド片14の頂部に当接した状態で、鍵1を後
方(図の左側)にずらす。これにより、図7に示すよう
に、突起7が鍵フレーム8の穴に嵌入して組立が完了す
る。このとき、被ガイド部材4の係止片5はストッパ部
材15の下面に当接した状態である。この位置は押鍵復
帰動作の上限位置であり、ストッパ部材15は係止片5
とともに鍵1の上限ストッパ手段を構成する。また、こ
の状態では、組立ガイドリブ18はキーガイド11の上
下ガイド部材14から外れた位置にあり、鍵1の押鍵下
降動作を妨げない。鍵1が押鍵されれば、アクチュエー
タ6が鍵スイッチ10を押圧変形させてスイッチを駆動
する。
【0034】上記第2実施例に係る鍵盤装置の組立方法
の別の例を図9に示す。鍵1の突起7を鍵フレーム8の
穴の位置(一点鎖線)から幾分離れた位置(キーガイド
11の上下ガイド部材14が鍵1の天井面に当接する位
置)に乗せる。この状態から、鍵1の天井面を上下ガイ
ド部材14の頂部に摺接させながら後方(図の左側)に
移動させる。ここで(A)図に示すように、上下ガイド
部材14が組立ガイドリブ18の縦方向リブの根元部分
に達した状態では、アクチュエータ6は鍵スイッチ10
に達せず鍵スイッチ10から離れた位置にある。
【0035】(A)図に示す状態からさらに組立ガイド
リブ18に沿って上下ガイド部材14の頂部を摺接させ
ながら鍵1を左方向に移動させる。これにより、(B)
図に示すように、鍵1は上方に持上げられながら左に移
動する。
【0036】さらに鍵1を左に移動させれば、上下ガイ
ド部材14の頂部が組立ガイドリブ18の頂部に達し、
図8の(C)図と同じ状態となる。この後前述と同様に
して図7のように鍵1が鍵フレーム8に装着される。
【0037】なお、この図9の組立方法を行う場合に
は、上下ガイド部材14を組立ガイドリブに沿って摺動
させながら鍵1を水平方向に移動させるため、組立ガイ
ドリブ18の縦方向のリブは垂直あるいは急角度とせ
ず、ある程度以上の緩やかな角度で傾斜していることが
必要である。
【0038】また、既述した各実施例では、上下ガイド
部材14が、組立ガイド片12または組立ガイドリブ1
8と当接する構成としたが、例えば、上下ガイド部材を
鍵長手方向の他の位置に設けた場合には、上下ガイド部
材14の位置に、被当接部として組立ガイド片12また
は組立ガイドリブ18と当接する専用の突状片を設ける
ように構成することもできる。
【0039】図10は本発明の別の実施例の構成を示
す。この実施例は、前述の実施例と同様に複数の白鍵を
並列させた2枚の白鍵ブロックと複数の黒鍵からなる1
枚の黒鍵ブロックとを鍵が並列するように各ブロックの
鍵の位置をずらせて3段に重ねて構成した鍵アセンブリ
(鍵組体)からなり、図では、黒鍵ブロック21および
白鍵ブロック22,23として示されている。なお図で
は、白鍵1と黒鍵3が各々1つのみ示されているように
見えるが、鍵並び方向に鍵が重なって示されている。
【0040】前述の実施例と同様に、組立時に鍵ブロッ
ク側のアクチュエータ6と鍵フレーム側の鍵スイッチ1
0との当接を防止するための組立ガイド片12が設けら
れている。20は横方向の補強用のリブである(図4
(A)参照)。また、鍵フレーム8の先端には、押鍵時
に鍵1を垂直方向(押鍵方向)にガイドする押鍵ガイド
部材(上下ガイド部材)14が設けられるとともに、こ
の位置の鍵1側に上限ストッパ(係止片)5が設けられ
る。
【0041】この実施例においては、鍵組体の最下段の
白鍵ブロック23の共通基端部に鍵フレーム8側(下
側)に突出する中空円筒ボス24(前記実施例の突起7
に相当)を設けるとともに、このボス(突起)24の長
軸方向に沿って根元が細く先端(下方)に向って広がる
テーパ状の外縁を有する垂直方向組立ガイド部材25が
形成される。この垂直方向組立ガイド部材25は、後述
のように、鍵組体21,22,23を鍵フレーム8に装
着するときに、アクチュエータ6が鍵スイッチ10の上
方からほぼ垂直方向に下降して組立られ鍵スイッチ10
に対し水平方向の外力を付与しないようにするためのガ
イド手段を構成するものである。
【0042】さらに詳しく言うと、前述の実施例で説明
したように、鍵1(または鍵組体)を鍵フレーム8に装
着する場合、水平動作、垂直動作および回転動作を組合
せて最終的に鍵側先端の支点部の突起7を鍵フレーム側
の穴9(図1)に嵌入させて組立が完了する(図5〜図
9参照)。このように複雑な動きを組合せるのは、鍵側
の上限ストッパ5が屈曲して鍵フレーム8の下側に配置
されるために、単純に鍵側の突起7を鍵フレーム8側の
穴9に垂直に挿入することができないためである。この
場合、前述のように、組立完了直前の動作である突起7
を鍵フレーム8の穴9に落とし込む動作に入る前に、鍵
側のアクチュエータ6は、鍵スイッチ10の真上に位置
し、この位置に達するまで水平方向の組立ガイド手段
(組立ガイド片12または組立ガイドリブ18)の作用
により、アクチュエータ6は鍵スイッチ10に当接しな
い。これにより、鍵組立時における鍵スイッチ10に対
する横方向の外力作用が防止され組立後のスイッチ機能
の信頼性が高められる。
【0043】しかしながら、組立最終動作である鍵側の
突起7を鍵フレーム側の穴9に挿入する動作は、鍵側の
上限ストッパ5を鍵フレーム側の押鍵ガイド14の下側
に配置した状態でこの上限ストッパ部分を回転中心とし
て鍵を回転させて突起7を穴9に挿入して行われる。こ
のとき、突起7の側面が穴9の縁に摺接しながら下降す
るため、突起7が穴9内に進入するに従って、鍵を穴側
に引き寄せて横方向(水平方向)の動きを引起こす。こ
のため、鍵側のアクチュエータ6が鍵フレーム8上の鍵
スイッチ10に対し水平方向の外力を最終的に僅かに付
与することになる。
【0044】この実施例は、このような組立最終段階の
鍵側の突起を鍵フレーム側の穴に挿入する動作におい
て、アクチュエータ6が鍵スイッチの上方からほぼ垂直
に下降して鍵スイッチに対し横方向の外力が付与される
ことを防止することにより、鍵スイッチの機能の信頼性
をさらに高めるものである。
【0045】即ち、本実施例における鍵ブロック23に
設けたボス24は、下向きに広がるテーパ形状の垂直方
向組立ガイド部材25を有し、このテーパ縁部を鍵フレ
ーム側に設けた穴30の縁30’に摺接させながらボス
24を下降させる。この場合、上記テーパの形状は、鍵
ブロックの上限ストッパ5のテーパ部13を鍵フレーム
8の押鍵ガイド14の下側に位置させた状態でこの上限
ストッパ部分を回転支点として鍵ブロック23を回転さ
せたときにこの回転支点から等しい距離となるように
(厳密には円弧の一部となるように)根元部が細いテー
パ形状とする。このような形状のテーパ縁部に沿ってボ
ス24を鍵フレーム8の穴内に挿入することにより、テ
ーパ縁部が回転中心からほぼ等しい距離になるように形
成されているため、回転に伴ってボス24が穴内に進入
しても鍵ブロック23を穴方向に引寄せる力は発生しな
い。従って、鍵ブロック側のアクチュエータ6は鍵フレ
ーム8上の鍵スイッチ10に対し上方からほぼ垂直に下
降し、この下降動作中に鍵スイッチ10に対し横方向の
力を作用させない。
【0046】図11は、上記垂直方向組立ガイド部材2
5の形状例を示すためのボス24を下側から見た斜視図
である。(A)図はリブ形状の薄板部材からなる組立ガ
イド部材25を示し、その下端部(図では上端部)25
aは、後述のように、穴に挿入される前に穴位置まで水
平方向にこのボス24を案内するために、ボス24の端
部よりも突出している。この下端部25aは後述するよ
うに図14、15の穴29をガイドとしてこの穴29に
嵌入しながらスライドさせる。25bはテーパガイド面
を広くして確実なガイド動作を図るとともに後述の水平
ガイド動作を円滑に行うための補助片である。この補助
片25bはテーパ縁部のほぼ全長に沿って設けてもよ
い。
【0047】(B)図は、ボス24の外側に断面がほぼ
長円となる肉厚テーパ部材を形成した例を示す。基本的
な作用効果は(A)図の構成と同じである。
【0048】図12は、上記垂直方向組立ガイド部材2
5を有するボス24の使用例を示す。この例は、楽器本
体を構成する下ケース26に対する鍵の取付け固定手段
として用いた構成を示す。円筒を構成するボス24の中
空孔に下ケースを介してタッピングネジ27が螺着さ
れ、鍵フレーム8が下ケース26に固定される。
【0049】図13は、上記垂直方向組立ガイド部材2
5を有するボス24の別の使用例を示す。この例は楽器
の電子音等を制御する電子回路を搭載したプリント基板
28を鍵フレーム8の下に固定し、このプリント基板2
8を介して下ケース26を固定した構造である。従って
タッピングネジ27はプリント基板28を介してボス2
4に螺着され下ケース26と鍵フレーム8とを相互に固
定する。なお、ボス24の中空孔は基板のみとネジで螺
着されるものであってもよい。
【0050】図14は、本発明の実施例に係る前記垂直
方向組立ガイド部材25が挿通する鍵フレーム8側に設
けた穴30を示す。この穴30には、鍵ブロックと鍵フ
レームとの組立結合時に鍵ブロック側のボス24を鍵フ
レーム8上で水平にスライドさせて穴30に導くための
ガイド溝29が接続して形成されている。このガイド溝
29は穴30と同様に鍵フレーム8を貫通して形成して
もよいし、あるいはプレス加工等により鍵フレーム8上
の凹所として形成してもよい。
【0051】このガイド溝29内にボス24の垂直方向
組立ガイド部材25の下端部25aが嵌入して組立動作
に従って水平方向に案内されボス24を穴30に導く。
このとき、ガイド溝29の幅は、始端部の幅D1が終端
部の幅D2より広く形成しておく。このような形状とす
ることにより、ボス24の装着時に最初に垂直方向組立
ガイド部材25のテーパ外縁下端部をラフな位置でガイ
ド溝29内に入れ、スライドするに従って進路を絞って
穴30に正確に挿入させることができ、ボス24の挿入
操作が容易になる。穴30の幅D3はボス24の外径に
対応する。
【0052】図15は、上記鍵フレーム8に形成する穴
30の変形例の説明図である。この例は、(B)図に示
すように、穴30の先端部にこれと直角に止め穴32を
設け穴30を実質上L字形に形成した構成である。この
止め穴32には、(A)図に示すように、鍵ブロック2
1,22,23の組体最上段の黒鍵ブロック21に形成
した爪31が弾発的に係止して鍵組体21,22,23
を鍵フレーム8に固定保持する。
【0053】図16(A)〜図17(F)までは、前述
の垂直方向組立ガイド部材25を備えた白鍵ブロック2
3を鍵フレーム8に装着するときの状態を順番に示す動
作説明図であるが、この実施例では3つの鍵ブロックか
らなる鍵組体を組体として同時に鍵フレーム8に装着す
るものであって、組体を装着する動作と白鍵ブロック2
3のみを装着する動作とが全く同じものであるので、説
明の便宜上単一のブロックについて以下説明を続ける。
図中2点鎖線は鍵フレーム8に形成されたボス挿入用の
穴の縁部の位置を示す。まず図16(A)に示すよう
に、ボス24が穴形成部の鍵フレーム8上に乗せられ
る。この状態から、(B)図に示すように、テーパ部材
(垂直方向組立ガイド部材)25の後端部を前述のガイ
ド溝29(図14)に沿って進行させボス24を穴の位
置までスライドさせる。(C)図はテーパ部材25の後
端部が穴の縁部(2点鎖線)に達した状態を示す。この
状態で鍵ブロック23側のアクチュエータ6は鍵フレー
ム8側の鍵スイッチ10のほぼ真上に位置する。前述の
ように、アクチュエータ6がこの位置に達するまで、こ
のアクチュエータ6に連続して形成した水平方向の組立
ガイド片12の作用により、アクチュエータ6が鍵スイ
ッチ10に当接することはない。
【0054】この状態から、鍵フレーム8の押鍵ガイド
14の下側に位置する上限ストッパ5付近の位置を中心
として鍵ブロック23を回転させて、ボス24をテーパ
部材25とともに鍵フレーム8の穴内に落とし込む。図
17(D)はテーパ部材25の下端部25aが鍵フレー
ム8の下方にわずかに落ち込み、アクチュエータ6が鍵
スイッチ10に対し真上から垂直に下降して鍵スイッチ
10の頭部に当接した状態を示す。このとき押鍵がガイ
ド14も鍵側の組立ガイド片12の端部から深く入り込
む瞬間にある。この状態以降は、アクチュエータ6の突
起61が、鍵スイッチ10の頭部に嵌合停止して、下降
時の少々のショックや振動などでは、アクチュエータ6
と鍵スイッチ10とがずれないようにしている。また、
この係止によって鍵自体が鍵スイッチ10の位置を中心
位置として自動的にバランスをとる働きもしている。
(E)図は、テーパ部材25の外縁を穴の縁に摺接させ
ながら落下させている状態を示す。この状態では、アク
チュエータ6はほぼ垂直に下降し続け弾性体からなる鍵
スイッチ10の頭部を押し込む。(F)図は、ボス24
の挿入完了状態を示し、テーパ部材25の根元部まで鍵
フレーム8の穴内に進入した状態を示す。このとき、ア
クチュエータ6は鍵スイッチ10に対し常に垂直方向
(スイッチ駆動方向)から下降動作するため、鍵スイッ
チ10に対し水平方向の力を作用させず、従って弾性体
からなる鍵スイッチ10が横方向に付勢されて変形する
ことはない。
【0055】図18(A)から図19(F)までは、前
述の本発明の実施例に係るテーパ部材付きボス24を備
えた鍵ブロック23の別の構成例の組立状態を順番に示
す動作説明図である。この例は、前記図16および図1
7の構成中、アクチュエータ6に連続して形成した組立
ガイド片12に代えて、アクチュエータ6から分離して
形成した組立ガイドリブ18を設けた構成である。この
組立ガイドリブ18の作用効果は図7〜図9を参照して
前に説明した通りである。テーパ部材25の動作につい
ては、最初の状態((A)図)で、押鍵ガイド14の上
端が鍵1の天井面に直接当接するため、図16(A)の
状態に比べ鍵ブロック23の傾きが急になること以外は
実質上前記図16および図17の構成の場合と変らな
い。即ち、(A)図の状態からボス24をスライドさせ
て穴位置までガイドし((B)図、(C)図)、テーパ
部材25の後端部が穴の縁に達すると((D)図)、前
述のように、テーパ部材25の外縁を穴の縁に摺接させ
ながらボス24を下降させ(E図)、装着を完了する
((F)図)。このように、本実施例に係る垂直方向組
立ガイド部材(テーパ部材)25を有するボス構造は、
この実施例のような白鍵内面に設けたアクチュエータ6
と分離した構造の水平方向の組立ガイドリブ18と組合
せて適用することもできる。
【0056】図20は、本発明に係る鍵組体の一部を示
す分解斜視図である。この図は2つの白鍵ブロック2
2,23を下側からみた斜視図である。各鍵ブロック2
2,23には複数の白鍵34がその根元部の弾性により
回動可能に一体形成されている。図中左からF鍵、E
鍵、D鍵を図示した。鍵ブロック23には突出部33が
複数ヵ所に形成され、これらの突出部33に対応して鍵
ブロック22には凹部37が形成される。各突出部33
を凹部37内に嵌合させることにより、各鍵34を並列
させた状態で鍵ブロック22,23が重ね合わせて組立
られる。35は鍵並び方向の位置合せ用の穴であり、相
手側の突起36が嵌入する。各凹部37の側壁内面に
は、リブ38が突出して一体形成される。このように弾
性材料で一体成形したリブ38を設けることにより、鍵
ブロック23の突出部33を相手側鍵ブロック22の凹
部37内に嵌合させたときに圧入状態となって両鍵ブロ
ック22,23同士が確実に固定保持される。図20に
おいて鍵ブロック22の下方(鍵盤装置としては上方)
に図示しない黒鍵ブロックが位置する。この黒鍵ブロッ
クの共通基端部も鍵位置が異なるのみでほぼ同様である
ので省略した。黒鍵ブロックにもリブ38が設けられて
いる。なお、このようなリブ38は突出部33の外側に
設けても同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、鍵と鍵フレームとを組立結合するときに、鍵側の部
材が鍵スイッチに当って横からの外力を付与することを
防止するための当接防止手段(組立ガイド片12、組立
ガイドリブ18)を設けているため、作業者が特別な注
意を払わなくても鍵スイッチを変形させることなく、円
滑に確実に組立作業が達成され作業性が大幅に向上す
る。
【0058】また、鍵スイッチに対する横方向からの外
力を考慮する必要がないため、スイッチの可動接点(膨
出部)が斜めに取付けられることが全くなくなるため、
スイッチ機能の信頼性が高まる。また、ゴム厚を薄くす
ることができ、スイッチが軟らかくなって押鍵の操作感
触が向上する。さらに、鍵スイッチの固定強度を高める
必要がなくなり、固定補強部品や工数の削減が図られる
とともに設計の自由度が増加する。
【0059】さらに、テーパ部材形状の垂直方向組立ガ
イド部材25を設けることにより、組立完了直前動作に
おいて、アクチュエータが鍵スイッチに対し垂直方向か
ら装着されるようにガイドされるため、鍵スイッチに対
する横方向からの外力が確実に防止され、組立後のスイ
ッチ機能の信頼性が高まる。
【0060】なお、本発明に係る鍵盤装置の作用効果
は、製造時の組立作業において有効なだけでなく、保守
点検時の鍵の取付け取外し作業においても有効である。
また、本発明は、複数の鍵を並列させた鍵ブロックを複
数段に重ねた鍵組体に体し適用されるだけでなく、鍵を
1つ1つ鍵フレームに装着する構造に対しても適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る鍵盤装置の構成
説明図である。
【図2】 (A)(B)はそれぞれ本発明に係る鍵盤装
置のキーガイドおよびストッパ用係止片の構成説明図で
ある。
【図3】 (A)(B)はそれぞれ本発明に係る鍵盤装
置のキーガイドおよびストッパ用係止片の別の例の構成
説明図である。
【図4】 (A)(B)はそれぞれ本発明に係る鍵の組
立ガイド片部分の各別の構成例を示す部分斜視図であ
る。
【図5】 本発明の第1の実施例の組立方法説明図であ
る。
【図6】 本発明の第1の実施例の別の組立方法説明図
である。
【図7】 本発明の第2の実施例の構成説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施例の組立方法説明図であ
る。
【図9】 本発明の第2の実施例の別の組立方法説明図
である。
【図10】 本発明の別の実施例に係る鍵盤装置の構成
説明図である。
【図11】 (A)(B)はそれぞれ図10の実施例で
用いる垂直方向組立ガイド部材25の各別の例を示す斜
視図である。
【図12】 図10の実施例の使用例の説明図である。
【図13】 図10の実施例の別の使用例の説明図であ
る。
【図14】 図10の実施例における鍵フレームの一部
平面図である。
【図15】 (A)(B)はそれぞれ図10の実施例に
おける鍵フレームの別の例を説明するための側面図およ
び平面図である。
【図16】 (A)〜(C)は図10の実施例を適用し
た鍵盤装置の組立動作の状態を順番に示す動作説明図で
ある。
【図17】 (D)〜(F)は図16の動作に続く動作
の状態を順番に示す動作説明図である。
【図18】 (A)〜(C)は図10の実施例を適用し
た鍵盤装置の別の例の組立動作の状態を順番に示す動作
説明図である。
【図19】 (D)〜(F)は図18の動作に続く動作
の状態を順番に示す動作説明図である。
【図20】 本発明の実施例に係る鍵盤装置の分解斜視
図である。
【図21】 従来の鍵盤装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1;白鍵、2;支持部、4;被ガイド部材、5;上限ス
トッパを構成する係止片、6;アクチュエータ、8;鍵
フレーム、10;鍵スイッチ、11;キーガイド、1
2;水平方向移動時の組立ガイド片、13;テーパ、1
4;上下ガイド部材、15;ストッパ部材、17;テー
パ、18;水平方向移動時の組立ガイドリブ、21,2
2,23;鍵ブロック、24;円筒軸からなるハブ、2
5;テーバ状外縁部を有する垂直方向組立ガイド部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材の支点部を介して回動自在に支
    持される鍵と;前記鍵の押圧により駆動される前記支持
    部材に取付けられた弾性体からなる膨出部を有する鍵ス
    イッチと;前記支持部材に設けられた被当接部と;を具
    備する鍵盤装置において、 前記鍵を支持部材に組み付けるときに、支持部材上の鍵
    スイッチに対し鍵側アクチュエータ部材が接触すること
    を防止するために前記被当接部と当接する当接防止手段
    を設けたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 支持部材と;該支持部材に対し回動自在
    に支持された鍵と;該鍵の押鍵動作を検出するための前
    記支持部材上に設けた鍵スイッチと;該鍵スイッチを押
    圧して駆動するための前記鍵側に設けたアクチュエータ
    部とを具備した鍵盤装置において、 前記鍵を支持部材に装着するときの組立完了直前動作に
    おいて、前記アクチュエータ部の前記鍵スイッチに対す
    る横方向の動きを規制して縦方向から装着するための垂
    直方向組立ガイド手段を設け、前記鍵が前記支持部材に
    装着方向に移動するにつれ鍵自体をガイドして前記鍵ス
    イッチとこの鍵スイッチに対向する前記アクチュエータ
    部が鍵装着動作中ほぼ同位置を保つようにするテーパー
    部をこのガイド手段に設けたことを特徴とする鍵盤装
    置。
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