JPH061108U - チルトステアリング機構 - Google Patents

チルトステアリング機構

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JPH061108U
JPH061108U JP4038892U JP4038892U JPH061108U JP H061108 U JPH061108 U JP H061108U JP 4038892 U JP4038892 U JP 4038892U JP 4038892 U JP4038892 U JP 4038892U JP H061108 U JPH061108 U JP H061108U
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JP
Japan
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bracket
clamp
locking member
tilt
support shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4038892U
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English (en)
Inventor
周三 平櫛
俊一 大月
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication of JPH061108U publication Critical patent/JPH061108U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 駆動部材33の、当該回動支軸13方向略中
央部に、係止部材22の歯部23bがラチェット歯11
9に噛合する方向に駆動部材33を常時付勢するばね部
材SP2を設ける。 【効果】 ばね部材SP2により駆動部材33に作用す
る付勢力は、回動支軸13に対しても均等に作用する。
従って、クランプ解除時における回動支軸13を中心と
する駆動部材33の回動を安定化すると共に、クランプ
時における係合部119と係止部材22との係合を安定
化することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はチルトステアリング機構に関し、より詳細には、ドライバーの体格や 運転姿勢に応じてステアリングホイールの取付け角度を調整可能なチルトステア リング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種のチルトステアリング機構は、車体側に固定される第1ブラケッ トと、ステアリングホイールのステアリングシャフトを支持するアッパコラムチ ューブに固定される第2ブラケットと、第2ブラケットを第1ブラケットに対し 、回動可能に軸支するチルト支点部と、両ブラケットの相対回動を、クランプ時 には選択された所望のチルト角度で規制でき、且つ、クランプ解除時には許容で きるクランプ機構とを備えている。
【0003】 上記クランプ機構としては、ラチェット機構を採用したものが一般的である。 例えば実開昭60−144569号に開示されている構成では、上記第1、第 2ブラケットの何れか一方に円弧状のラチェット歯を形成し、他方のブラケット には、係止部材を設けている。上記係止部材は、上記ラチェット歯に対応する歯 部を含んでおり、支軸によって、クランプ時において上記歯部がラチェット歯に 噛合し、且つ、クランプ解除時に離脱するように軸支されている。
【0004】 上記係止部材を駆動するために、上記先行例は、係止部材の背面に転がり接触 するローラ部材と、ローラ部材を軸支した状態でこれを駆動する駆動部材と、駆 動部材を回動自在に軸支するための回動支軸とを備えている。 従って、クランプ時において上記駆動部材を予め特定される一方向に回動させ ると、ローラ部材が係止部材の背面上の一方向に転がり接触することにより、ロ ーラ部材がラチェット歯から遠ざかる方向にガイドされることから、ローラ部材 と駆動部材の回動支軸との間で挟圧力が作用し、この挟圧力によって、係止部材 をラチェット歯側に押し付けることができる。他方、クランプ解除時においては 、駆動部材を他方向に回動させることにより、上記ローラ部材が係止部材の背面 上を逆方向に転がってラチェット歯に接近する方向にガイドされることから、ロ ーラ部材と駆動部材の回動支軸との間に作用している挟圧状態が解除され、係止 部材の歯部をラチェット歯から離脱させることができる。
【0005】 上記駆動部材の回動支軸は、その回転中心がステアリングチューブに直交する 姿勢に配設されており、上記駆動部材の、当該回動支軸方向一端側は、ばね部材 によって、所定の方向に付勢されている。 そして上記先行例では、上記ばね部材の付勢力を駆動部材からローラ部材に伝 達し、ローラ部材をばね部材の付勢力によって背面上に止定することにより、係 止部材の歯部とラチェット歯との噛合状態を確保している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように上記先行例では、ラチェット歯と係止部材の歯部との噛合状態を確 保するためのばね部材が、駆動部材の、当該回動支軸方向一端側を付勢するよう にしているので、回動支軸に偏荷重がかかる結果、回動支軸の回動が不安定にな る等の不具合があった。
【0007】 本考案は上記不具合に鑑みてなされたものであり、クランプ機構の駆動部材を 軸支する回動支軸に偏荷重が作用するのを防止し、駆動状態を安定させることの できるチルトステアリング機構を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案のチルトステアリング機構は、 車体側に固定される第1ブラケットと、 ステアリングホイールのステアリングシャフトを支持するアッパコラムチュー ブに固定される第2ブラケットと、 第2ブラケットを第1ブラケットに対し、回動可能に軸支するチルト支点部と 、 両ブラケットの相対回動を、クランプ時には選択された所望のチルト角度で規 制でき、且つ、クランプ解除時には許容できるクランプ機構と を備えたチルトステアリング機構において、 上記クランプ機構は、 上記第1、第2ブラケットの何れか一方に形成される係合部と、 クランプ時において上記係合部と係合し、且つ、クランプ解除時に離脱するよ うに他方のブラケットに軸支された係止部材と、 操作レバーを含み、当該係止部材をクランプ方向とクランプ解除方向に駆動す るべく、ステアリングコラムと直交する方向に回動中心を有する回動支軸に軸支 される駆動部材と、 駆動部材の、上記回動支軸方向略中間部に係止することにより上記係止部材の 当該クランプ方向に上記駆動部材を常時付勢するばね部材と を備えていることを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記構成からなるチルトステアリング機構によれば、駆動部材の、当該回動支 軸方向略中間部が、ばね部材によって付勢されることになるので、このばね部材 により駆動部材に作用する付勢力は、回動支軸に対しても均等に作用する。
【0010】
【実施例】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の好ましい実施例について詳述する。 図1〜図4は、本考案の一実施例に係るものであり、図1は、本考案の一実施 例におけるチルトステアリング機構の底面図であり、図2は、上記チルトステア リング機構を採用したチルトステアリング装置の概略側面図であり、図3は、上 記実施例におけるチルトステアリング機構の分解斜視図であり、図4は、上記実 施例におけるチルトステアリング機構の一部破断要部側面図である。
【0011】 (チルトステアリング装置) 先ず図2を参照して、本実施例のチルトステアリング機構Mを採用したチルト ステアリング装置は、ステアリングホイール1のハブ2に一端部が固定されたス テアリングシャフト3をステアリングコラム4によって軸支している。ステアリ ングシャフト3の他端部は、自在継手5を介してステアリングギヤ6に連結され ている。
【0012】 (ステアリングコラム) 上記ステアリングコラム4は、ロアコラムチューブ4aとアッパコラムチュー ブ4bとに分割されており、各コラムチューブ4a、4bは、車体側のインスト ルメントパネル7に支持されているチルトステアリング機構Mによって所定のチ ルト角度内でチルト自在に連結されている。
【0013】 (チルトステアリング機構) 図3及び図4を参照して、上記チルトステアリング機構Mは、上記ロアコラム チューブ4aが固定されている第1ブラケット11と、上記アッパコラムチュー ブ4bが固定されている第2ブラケット12とを備えており、両者は、チルト支 点部を構成する一対のボルト13(図3、図4にそれぞれ一個のみ図示)によっ て相対回動自在に連結されている。ボルト13は、ステアリングコラム4と直交 する方向に回動中心を有している。図3中、13aは、ボルト13に螺合するナ ットである。なお本実施例においては、第2ブラケット12の側部に、ボルト1 3と平行に配置され外側に突出する一対の突起14を設けていると共に、第1ブ ラケット11の側部に、上記突起14と係合可能な一対の凹部15を設けており 、これら突起14及び凹部15によって、両ブラケット11、12間の相対回動 量、即ちチルト角度を画定している。また図4に示すように、両ブラケット11 、12間には、圧縮コイルばねSP1が縮設されており、第2のブラケット12 を、図4において反時計周り方向に付勢している。
【0014】 (第1ブラケット) 図3を参照して、第1ブラケット11は、略箱型に折り曲げられた板金成形品 であり、上記ロアコラムチューブ4aの端部が溶接される前板部11aと、前板 部11aの両側部に延設された一対の側板部11bと、上記側板部11bの上端 部に延設された上板部11cとを一体に備えている。
【0015】 各側板部11bには、上記ボルト13を貫通させるための貫通孔18a(図3 にのみ図示)及び上記凹部15が設けられている。さらに各側板部11bの下部 には、後述するクランプ機構mの一部材を係合させるために下向きに開く凹部2 0が形成されている。 各側板部11bの内面には、断面L字状の一対のがたつき防止部材11dが溶 接により固定されており、後述する係止部材22の左右方向への移動を規制する と共に、上下方向への移動時にガイドとなってがたつきが防止される。
【0016】 上板部11cは、車体側のインストルメントパネル7に固定されている(図2 参照)。なお、上記がたつき防止部材11dを設ける代わりに図5に示すように 各側板部11bの一部を切欠き、内側へ所定量屈曲させて、一対のがたつき防止 部11eを設けるようにしてもよい。 (第2ブラケット) 第2ブラケット12は、平面視略コの字形に曲成された板金部材であり、上記 アッパコラムチューブ4bの端部が溶接される背板部12aと、背板部12aの 両側部に延設された一対の側板部12bとを一体に備えている。
【0017】 側板部12bは、上記ボルト13を貫通させるための貫通孔18b(図3にの み図示)と、上記突起14が形成されている。さらに各側板部12bには、下向 きに突出する略円弧状のラチェット歯119が、ブローチ加工等により一体形成 されている。 (クランプ機構) クランプ機構mは、両ブラケット11、12の相対回動を、クランプ時には選 択された所望のチルト角度で規制し、且つ、クランプ解除時には許容するための ものであり、上記ラチェット歯119の他、係止部材22、駆動部材33、及び ばね部材SP2を備えている。
【0018】 (係止部材) 図3を参照して、係止部材22は、左右に延びる板金部材の両端を上方に屈曲 して形成した一体成形品であり、上記両端部の上端には、第2ブラケット12の ラチェット歯119に噛合可能な歯部23bが形成されている。さらに両端部外 側部からは、それぞれ左右に突出する支軸21が一体的に形成されている。
【0019】 支軸21は、第1ブラケット11の凹部20に上下に摺動自在に係合した状態 で、次に説明する駆動部材33によって軸支される。 (駆動部材) 上記係止部材22を駆動するために、チルト支点部を構成する上記ボルト13 は、駆動部材33を軸支しており、駆動部材33の回動支軸を兼ねている。
【0020】 駆動部材33は、略L字形にプレス加工された一対の板金部材33aを連結軸 33bで連結することにより一体的に構成されたものであり、その一方の板金部 材33aには、下方へ延びる操作レバー34を一体に備えている。 駆動部材33を構成する各板金部材33aには、上記ボルト13を貫通するた めの貫通孔35と、上記係止部材22の支軸21両端を支持するための一対の長 孔37が穿設されている。
【0021】 長孔37は、図4において、駆動部材33が回動支軸としてのボルト13を中 心に時計周り方向に回動した際に、上記第1ブラケット11の凹部20との相乗 作用によって上記係止部材22をラチェット歯119側へ付勢し、且つ、反時計 周り方向に回動した際に、上記係止部材22をラチェット歯119から離脱可能 な方向に長く延びている。そしてこれにより、上記係止部材22は、駆動部材3 3のクランプ時において上記歯部23bがラチェット歯119に噛合し、且つ、 クランプ解除時に離脱する(図4参照)。
【0022】 (ばね部材) 図1及び図4に示すように、さらに上記駆動部材33の連結軸33bの略中央 部には、一端部が第1ブラケット11の前板部11aに係止されている引張コイ ルばねSP2の他端部が係止されている。そして、このコイルばねSP2が、駆 動部材33の、当該回動支軸13方向略中間部に係止することにより上記係止部 材22の歯部23bがラチェット歯119に噛合する方向に上記駆動部材33を 常時付勢するばね部材を構成している。
【0023】 (作用効果) 上記構成によれば、図4に示すクランプ状態から操作レバー34を把持し、図 において反時計周り方向に駆動部材33を回動させると、係止部材22の支軸2 1は、駆動部材33の長孔37にガイドされることによりラチェット歯119か ら離れる方向へ移動するので、係止部材22の歯部23bはラチェット歯119 から離脱する。この結果、第1ブラケット11と第2ブラケット12とは、突起 14と凹部15によって画定されたチルト角度範囲内で相対移動可能なクランプ 解除状態になる。但しこの状態では、第2のブラケット12が圧縮コイルばねS P1によって図4において反時計周り方向に付勢されているので、ステアリング ホイール1は、自由状態において上方へ移動する。
【0024】 そして、その状態からステアリングホイール1を押し下げることにより運転者 の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイール1の取付け角度を調整し、選択 された所望のチルト角度で操作レバー34から手を離すと、ばね部材としての引 張コイルばねSP2の付勢力により、駆動部材33は自動的に時計周り方向に移 動する。この結果、係止部材22の支軸21が長孔37によりラチェット歯11 9と噛合する方向へガイドされ、歯部23bがラチェット歯119に強く押し付 けられる位置で止定される。これにより、第1ブラケット11と第2ブラケット 12とは、選択された所定のチルト角度で相対回動を規制されたクランプ状態に 戻る。
【0025】 ここで本実施例のチルトステアリング機構Mによれば、駆動部材33の、当該 回動支軸13方向略中間部が、引張コイルばねSP2によって付勢されることに なるので、この引張コイルばねSP2により駆動部材33に作用する付勢力は、 一対のボルト13に対しても均等に作用する。従って本実施例によれば、ボルト 13への偏荷重を防止し、クランプ解除時におけるボルト13(回動支軸)を中 心とする駆動部材33の回動を安定化すると共に、クランプ時における係止部材 22の歯部23bとラチェット歯119との噛合を安定化することができるとい う顕著な効果を奏する。
【0026】 しかも本実施例においては、ラチェット歯119を第2ブラケット12側へ形 成しているので、ステアリングホイール1のチルト角度に拘らず、操作レバー3 4の操作位置を一定に保つことができるという利点がある。 なお上述した実施例において、係合部としてラチェット歯を用いた場合につい て説明したが、係合部と係止部材とをねじによって締めつけることにより発生す る摩擦力によって係合させる方式のものにも本考案は適用できる。
【0027】 なお上述した実施例は、何れも本考案の好ましい具体例を例示したものに過ぎ ず、本考案の要旨を変更しない範囲内で種々の設計変更が可能であることは、云 うまでもない。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のチルトステアリング機構によれば、ばね部材によ り駆動部材に作用する付勢力は、回動支軸に対しても均等に作用する結果、クラ ンプ解除時における回動支軸を中心とする駆動部材の回動を安定化すると共に、 クランプ時における係合部と係止部材との係合を安定化することができるという 顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるチルトステアリング
機構の底面図である。
【図2】上記チルトステアリング機構を採用したチルト
ステアリング装置の概略側面図である。
【図3】上記実施例におけるチルトステアリング機構の
分解斜視図である。
【図4】上記実施例におけるチルトステアリング機構の
一部破断要部側面図である。
【図5】別の実施例における第1ブラケットの要部断面
略図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 3 ステアリングシャフト 4 ステアリングコラム 11 第1ブラケット 12 第2ブラケット 13 ボルト(チルト支点部・回動支軸) 119 ラチェット歯(係合部) 22 係止部材 23b 歯部 M チルトステアリング機構 m クランプ機構 SP2 引張コイルばね(ばね部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に固定される第1ブラケットと、 ステアリングホイールのステアリングシャフトを支持す
    るアッパコラムチューブに固定される第2ブラケット
    と、 第2ブラケットを第1ブラケットに対し、回動可能に軸
    支するチルト支点部と、 両ブラケットの相対回動を、クランプ時には選択された
    所望のチルト角度で規制でき、且つ、クランプ解除時に
    は許容できるクランプ機構とを備えたチルトステアリン
    グ機構において、 上記クランプ機構は、 上記第1、第2ブラケットの何れか一方に形成される係
    合部と、 クランプ時において上記係合部と係合し、且つ、クラン
    プ解除時に離脱するように他方のブラケットに軸支され
    た係止部材と、 操作レバーを含み、当該係止部材をクランプ方向とクラ
    ンプ解除方向に駆動するべく、ステアリングコラムと直
    交する方向に回動中心を有する回動支軸に軸支される駆
    動部材と、 駆動部材の、上記回動支軸方向略中間部に係止すること
    により上記係止部材の当該クランプ方向に上記駆動部材
    を常時付勢するばね部材とを備えていることを特徴とす
    るチルトステアリング機構。
JP4038892U 1992-06-12 1992-06-12 チルトステアリング機構 Pending JPH061108U (ja)

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