JPH06111185A - 車両用センサの絶対誤差検出装置 - Google Patents

車両用センサの絶対誤差検出装置

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JPH06111185A
JPH06111185A JP25849192A JP25849192A JPH06111185A JP H06111185 A JPH06111185 A JP H06111185A JP 25849192 A JP25849192 A JP 25849192A JP 25849192 A JP25849192 A JP 25849192A JP H06111185 A JPH06111185 A JP H06111185A
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修士 白石
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圭勇 金
Yasuaki Ono
康昭 大野
Yuji Sakaki
裕二 榊
Takashi Nishihara
隆 西原
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    • B62D15/0245Means or methods for determination of the central position of the steering system, e.g. straight ahead position
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用センサの出力に含まれる絶対誤差を補正
するにあたって、車両の応答特性を用いて絶対誤差を精
度よくかつ迅速に検出する。 【構成】本発明装置は、第1センサ1と、第2センサ2
と、第1および第2センサの検出物理量間に成立する線
形応答関数のパラメータを変化させる車両運動状態を検
出する少なくとも1つの第3センサ3と、第3センサ3
の検出値に応じた前記パラメータを設定するパラメータ
設定手段4と、第1センサ1の出力およびパラメータ設
定手段4の出力、ならびにそれらに対応した第2センサ
2の出力に基づいて出力誤差分に基づいて生じる総合偏
差を前記線形応答関数から求める算出手段6と、総合偏
差ならびに該総合偏差算出時のパラメータ設定手段4の
出力を蓄積する蓄積手段7と、蓄積手段7に蓄積された
総合偏差およびパラメータに基づいて第1および第2セ
ンサ1,2の出力誤差を算出する誤差演算手段8とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用センサの出力に
含まれる絶対誤差を補正するにあたって、車両の応答特
性を用いて絶対誤差を検出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用センサの出力誤差を補正す
るものとしては、たとえば絶対角度の検出が困難な舵角
センサの出力(δdeg)を車輪速度センサまたはヨー
レートセンサから得た車体のヨーレートが「0」(de
g/sec)となったときにδ=0と推定するようにし
て、補正したいセンサとは別のセンサを用いて推定する
ようにしたもの(たとえば特開平2−41979号公
報)や、たとえばナビゲーションシステムにおいて現在
位置を入力することでジャイロセンサの補正をするよう
にして、手動による補正を行なうものがあり、またセン
サの取付誤差やセンサ自体の誤差を予め一律に考慮して
補正しておくものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように他のセンサを用いて補正する場合には、他のセン
サの出力にも出力誤差が必ず含まれるので厳密な車両運
動制御用センサとして制御精度の低下を来し、また他の
センサの安定度を確認する必要があってそのための手段
が別に必要となり、しかも車両の運動が或る特定の安定
領域に入ったときのみ補正が可能となって補正のために
時間がかかることになる。また手動補正を行なう場合に
は補正ミスや、補正操作を忘れてしまう等の人為的ミス
が避けられない。さらに誤差を一律に設定する場合に
は、センサの組付誤差を最小にするために加工精度を向
上させたり、組付作業者の熟練度を向上させたりする必
要があってコスト増大につながり、さらにセンサを組付
けるべき車両毎あるいは車種毎に組付精度が異なる可能
性があって性能にばらつきが生じる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、線形応答関係にある2つのセンサの出力誤差
を同時に検出し得るようにして、上記各問題を解決した
車両用センサの絶対誤差検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従う装置は、第1物理量を検出する第1セ
ンサと;第1物理量との間に線形範囲内で応答関係を有
する第2物理量を検出する第2センサと;第1および第
2物理量間に成立する線形応答関数のパラメータを変化
させる車両運動状態を検出する少なくとも1つの第3セ
ンサと;第3センサの検出値に応じた前記パラメータを
設定するパラメータ設定手段と;第1センサの出力およ
びパラメータ設定手段の出力、ならびにそれらの出力に
対応する第2センサの出力に基づいて第1および第2セ
ンサの出力誤差分に基づいて生じる総合偏差をを前記線
形応答関数から求める算出手段と;前記総合偏差ならび
に該総合偏差算出時のパラメータ設定手段の出力を蓄積
する蓄積手段と;該蓄積手段に蓄積された総合偏差およ
びパラメータに基づいて第1および第2センサの出力誤
差を算出する誤差演算手段と;を含む。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図1ないし図4は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1はシステムへの入、出力関係を示すブ
ロック線図、図2は本発明装置の構成を示すブロック
図、図3はパラメータの補間を説明するための図、図4
は処理手順を示すフローチャートである。
【0008】先ず図1において、第1物理量としての操
舵角δがシステムとしての車両運動系に入力され、操舵
角δとの間に線形応答関数Sが成立する第2物理量であ
る横運動量としての横加速度Gが前記システムから出力
され、前記線形応答関数SのパラメータA1 ,A2 ,B
1 ,B2 が車両運動状態としての車速Vによって変化せ
しめられるものであり、操舵角の真値をδ、検出値を
δ′、真値δおよび検出値δ′間の偏差をΔδとし、横
加速度の真値をG、検出値をG′、真値Gおよび検出値
G′間の偏差をΔGとしたときに、それらの偏差Δδ,
ΔGが、本発明に従う装置により、車両の応答特性を用
いて検出される。
【0009】図2において、本発明装置は、操舵角を検
出して操舵角検出値δ′を出力する第1センサ1と、横
加速度を検出して横加速度検出値G′を出力する第2セ
ンサ2と、車速を検出する第3センサ3と、第3センサ
3で検出される車速Vに応じた前記パラメータA1 ,A
2 ,B1 ,B2 を設定するパラメータ設定手段4と、第
1および第2センサ1,2の出力を蓄積する第1蓄積手
段5と、第1蓄積手段5から得られる第1センサ1の出
力履歴δ′t-1 ,δ′t-2 およびパラメータ設定手段4
の出力すなわちA1 ,A2 ,B1 ,B2 、ならびにそれ
らδ′t-1 ,δ′t-2 ,A1 ,A2 ,B1 ,B2 に対応
して第1蓄積手段5から得られる第2センサ2の出力履
歴G′,G′t-1 ,G′t-2 を前記線形応答関数Sに与
えることにより第1および第2センサ1,2の出力誤差
分に基づいて生じる総合偏差ΔHを求める算出手段6
と、該総合偏差ΔHならびに該総合偏差ΔHを算出した
ときのパラメータ設定手段4の出力すなわちA1
2 ,B1 ,B2 を蓄積する第2蓄積手段7と、第2蓄
積手段7に蓄積された総合偏差ΔHおよびパラメータA
1,A2 ,B1 ,B2 に基づいて第1および第2センサ
1,2の出力誤差を算出する誤差演算手段8とを備え
る。
【0010】ところで、図1で示すようなシステムの
入、出力関係においては、線形応答関数Sを、Z変換を
用いて次の第(1)式のように仮定することができる。
【0011】 S=G/δ =(b1 -1+b2 -2)/(1+a1 -1+a2 -2)……(1) この第(1)式から (1+a1 -1+a2 -2)G(t) =(b1 -1+b2
-2)δ(t) であり、G(t) =Gt とおく(Δt=1とする)と、 Gt =−a1 t-1 −a2 t-2 +b1 δt-1 +b2 δ
t-2 となり、−a1 =A1 、−a2 =A2 、b1 =B1 、b
2 =B2 とおくと、 Gt =A1 t-1 +A2 t-2 +B1 δt-1 +B2 δt-2 ……(2) である。ここで、Gt =Gt ′+ΔG、δt =δt ′+
Δδであるので、上述の第(2)式は、次の第(3)式
のように変形される。
【0012】 Gt ′−A1 G′t-1 +A2 G′t-2 −B1 δ′t-1 −B2 δ′t-2 =(A1 +A2 −1)ΔG+(B1 +B2 )Δδ……(3) 上記第(3)式において、その左辺は第1センサ1およ
び第2センサ2で検出される値のみで直接計算可能なも
のであり、右辺は偏差ΔG,Δδに依る総合的な偏差を
示すものである。ここで、直接計算可能な上記左辺を総
合偏差ΔHとおくと、 ΔH=(A1 +A2 −1)ΔG+(B1 +B2 )Δδ……(4) となるものであり、この第(4)式の関係が図1で示す
システムにおいて線形運動の範囲で常に成立しているこ
とになる。而して、パラメータA1 ,A2 ,B1,B2
は、車両運動状態に応じて第1および第2センサ1,2
において実験等により予め設定しておくことができるも
のであり、第(4)式における未知数はΔG,Δδだけ
であるから、相互に異なる2つの車両運動状態、すなわ
ち相互に異なる車速V1 ,V2 において上記第(4)式
のA1 ,A2 ,B1 ,B2 ,ΔHをそれぞれ定めること
によって得られる連立方程式を解くことにより、ΔG,
Δδをそれぞれ得ることが可能となる。
【0013】すなわち車速V=V1 のときの総合偏差Δ
HをΔH1 、パラメータA1 ,A2,B1 ,B2
11,A21,B11,B21、車速V=V2 のときの総合偏
差ΔHをΔH2 、パラメータA1 ,A2 ,B1 ,B2
12,A22,B12,B22とそれぞれおくと、 ΔH1 =(A11+A21−1)ΔG+(B11+B21)Δδ……(5) ΔH2 =(A12+A22−1)ΔG+(B12+B22)Δδ……(6) なる連立方程式が成立する。
【0014】ここで、α1 =A11+A21−1、α2 =A
12+A22−1、β1 =B11+B21、β2 =B12+B22
して、第(5)式および第(6)式に代入すると、 ΔH1 =α1 ΔG+β1 Δδ……(7) ΔH2 =α2 ΔG+β2 Δδ……(8) となり、この第(7)式および第(8)式を解くと、 ΔG=(ΔH1 β2 −ΔH2 β1 )/(α1 β2 −α2 β1 )……(9) Δδ=(ΔH2 α1 −ΔH1 α2 )/(α1 β2 −α2 β1 )……(10) が得られることになる。
【0015】図2で示した構成の本発明装置は、上述の
原理に基づくものであり、パラメータ設定手段4は、第
3センサ3で得られた車速Vに応じたパラメータA1
2,B1 ,B2 を定めるが、その設定にあたっては、
予め定めた相互に異なる複数の設定車両運動状態すなわ
ち設定車速毎に前記パラメータA1 ,A2 ,B1 ,B 2
を設定しておき、第3センサ3で検出した車速Vが相互
に隣接した設定車速間にあるときには線形補間により前
記パラメータA1 ,A2 ,B1 ,B2 を定める。
【0016】たとえばパラメータA1 の設定にあたって
は、図3で示すように、たとえば10km/h毎に設定
された車速15,25,35,45,…毎にA1 の値が
予め定められている。而して車速Vが隣接した2つの設
定車速間にあるときに低い方の設定車速をVL とし、低
い方の設定車速に対応した設定パラメータをA1L、高い
方の設定車速VH とし、高い方の設定車速VH に対応し
た設定パラメータをA 1Hとしたときに、次の第(11)
式および第(12)式に基づいてパラメータA 1 の補間
値A1 ′が求められる。
【0017】V′=(V−VL )/10……(11) A1 ′=A1L+V′×(A1H−A1L)……(12) 他のパラメータA2 ,B1 ,B2 においても上述と同様
の補間が行なわれ、補間値A2 ′,B1 ′,B2 ′がそ
れぞれ得られる。すなわち A2 ′=A2L+V′×(A2H−A2L)……(13) B1 ′=B1L+V′×(B1H−B1L)……(14) B2 ′=B2L+V′×(B2H−B2L)……(15) である。
【0018】ところで、第2センサ2の出力側の設定パ
ラメータB1 ,B2 は、複数の設定車速毎に第2センサ
2単独で実験して得たものであり、第1センサ1との関
連で補間するにあたっては制御利得GAIN が制御系の安
定範囲を逸脱しないことを考慮して補間演算を行なう必
要がある。そこで制御利得GAIN を、 GAIN =(B1 +B2 )/(1−A1 −A2 )……(16) と定め、車速Vの領域における低い方の値に対応する制
御利得をGAINL、高い方の制御利得をGAINHと定めたと
きに、補間値GAIN ′は、 GAIN ′=GAINL+V′×(GAINH−GAINL)……(17) で得られる。ここで、第(12)式、第(13)式およ
び第(17)式から求めたA1 ′,A2 ′,GAIN ′か
ら補間係数Kを次のように求める。 K=GAIN ′×{(1−A1 ′−A2 ′)/(B1 ′+B2 ′)}……(18) この第(18)式ならびに上記第(14)式および第
(15)式から、 B1 ″=K×B1 ′……(19) B2 ″=K×B2 ′……(20) が得られる。
【0019】而して、第(12)式および第(13)式
で得たA1 ′,A2 ′、ならびに第(19)式および第
(20)式で得たB1 ″,B2 ″が補間後のパラメータ
であり、α=A1 ′+A2 ′−1、β=B1 ″+B2
である。
【0020】また第1蓄積手段5は、第1センサ1の出
力δ′を蓄積するとともに第2センサ2の出力G′を蓄
積するものであり、第1センサ1の出力履歴δ′t-1
δ′ t-2 、ならびに第2センサ2の出力履歴G′,G′
t-1 ,G′t-2 が第1蓄積手段5から算出手段6に与え
られる。
【0021】算出手段6は、第1蓄積手段5から得られ
た上記出力履歴δ′t-1 ,δ′t-2,G′,G′t-1
G′t-2 、ならびにパラメータ設定手段4で得られたパ
ラメータA1 ,A2 ,B1 ,B2 に基づいて、第1およ
び第2センサ1,2の出力誤差分に基づいて生じる総合
偏差ΔH、すなわち上述の第(3)式の左辺で表される
値(=Gt ′−A1 G′t-1 −A2 G′t-2 −B1 δ′
t-1 −B2 δ′t-2 )を線形応答関数Sから算出する。
【0022】さらに誤差演算手段8は、相互に異なる2
つの運動状態に応じた上記第(7)式および第(8)式
の連立方程式を、それらの運動状態に応じてそれぞれ第
2蓄積手段7から読み出したΔH1 ,ΔH2 ,α1 ,α
2 ,β1 ,β2 に基づいて、上述の第(9)式および第
(10)式のように解くことにより、第1センサ1の出
力誤差Δδ、ならびに第2センサ2の出力誤差ΔGを得
るものである。
【0023】次に、このように構成されている本発明装
置での処理手順について図4を参照しながら説明する
と、先ず第1ステップS1では車速Vを入力し、第2ス
テップS2では入力した車速Vが前回のものと同一であ
ったか否かを判断し、同一であった場合には第1ステッ
プS1に戻り、同一ではなかった場合には第3ステップ
S3に進む。
【0024】第3ステップS3では、入力した車速Vに
応じたパラメータA1 ,A2 ,B1,B2 を定め、第4
ステップS4で第1および第2センサ1,2の出力
δ′,G′をそれぞれ入力した後、第5ステップS5で
それらδ′,G′を蓄積し、第6ステップS6では、蓄
積したδ′,G′に基づいて、総合偏差ΔH(=Gt
−A1 G′t-1 −A2 G′t-2 −B1 δ′t-1 −B
2 δ′t-2 )を演算し、第7ステップS7で、その総合
偏差ΔHを蓄積する。
【0025】第8ステップS8では、相互に異なる車速
1 ,V2 にそれぞれ対応した総合偏差ΔH1 ,ΔH2
が算出されたかどうかを判断し、算出されていないとき
には第1ステップS1に戻り、算出されているときに
は、第9ステップS9で連立方程式を解くことにより第
1センサ1の出力誤差Δδならびに第2センサ2の出力
誤差ΔGを得る。
【0026】このようにして、線形応答関係にある第1
および第2センサ1,2の出力誤差Δδ,ΔGを、線形
応答特性を利用して同時に検出することができる。した
がって、他のセンサを用いて補正したり、手動補正を行
なう従来のものと比べると、厳密な車両運動制御用セン
サとして充分な制御精度を確保することができるととも
に、ソフトウエアによる処理のため、低廉なコストで迅
速な誤差検出が可能となる。
【0027】上記実施例では、出力誤差Δδ,ΔGを確
定的に求める手法について説明したが、第1および第2
センサ1,2以外にシステム自体が持つ誤差の影響につ
いては補正が困難である。そこで、線形応答関数中に誤
差を設定し、その誤差が最小となるようにΔδ,ΔGを
求める統計的手法を用いると、検出精度をより一層向上
することが可能であり、次にその手法について説明す
る。
【0028】第(21)式で示すように線形応答関数中
に誤差εk (k=1〜n)を導入し、この誤差が最小2
乗の意味で最も小さくなるようΔδ,ΔGを求める。
【0029】
【数1】 この第(21)式を、
【0030】
【数2】 で置き換えると、 H(n) =C(n) ×X+ε(n) ……(22) となる。
【0031】評価関数をJn として、
【0032】
【数3】 と定義する。
【0033】ここで、ε* (n) =(ε1 〜εn )とする
と、Jn が極小となる条件は、
【0034】
【数4】 であり、第(22)式、第(23)式および第(24)
式から、
【0035】
【数5】 となり、先に説明した確定的な手法の結果と同様の形式
になる。
【0036】ここで、
【0037】
【数6】 と置けば、
【0038】
【数7】 で、Δδ,ΔGを求めることができ、α* ,β* ,ΔH
* は逐次増やしていけばよい。
【0039】このような統計的手法を用いることによ
り、より一層の精度向上が可能である。
【0040】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0041】たとえば第1物理量としての舵角を検出す
る第1センサと、第2物理量としてのヨーレートを検出
する第2センサとに関連して本発明を実施することも可
能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明装置は、第1物理量
を検出する第1センサと;第1物理量との間に線形範囲
内で応答関係を有する第2物理量を検出する第2センサ
と;第1および第2物理量間に成立する線形応答関数の
パラメータを変化させる車両運動状態を検出する少なく
とも1つの第3センサと;第3センサの検出値に応じた
前記パラメータを設定するパラメータ設定手段と;第1
センサの出力およびパラメータ設定手段の出力、ならび
にそれらの出力に対応する第2センサの出力に基づいて
第1および第2センサの出力誤差分に基づいて生じる総
合偏差をを前記線形応答関数から求める算出手段と;前
記総合偏差ならびに該総合偏差算出時のパラメータ設定
手段の出力を蓄積する蓄積手段と;該蓄積手段に蓄積さ
れた総合偏差およびパラメータに基づいて第1および第
2センサの出力誤差を算出する誤差演算手段と;を含む
ので、第1および第2センサの出力誤差を、それらのセ
ンサで検出する物理量間に成立する線形応答関係を用い
て同時に検出することができ、両センサ出力の絶対誤差
を迅速にかつ優れた精度で検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムへの入、出力関係を示すブロック線図
である。
【図2】本発明装置の構成を示すブロック図である。
【図3】パラメータの補間を説明するための図である。
【図4】処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1センサ 2 第2センサ 3 第3センサ 4 パラメータ設定手段 6 算出手段 7 蓄積手段 8 誤差演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊 裕二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 西原 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物理量を検出する第1センサ(1)
    と;第1物理量との間に線形範囲内で応答関係を有する
    第2物理量を検出する第2センサ(2)と;第1および
    第2物理量間に成立する線形応答関数のパラメータを変
    化させる車両運動状態を検出する少なくとも1つの第3
    センサ(3)と;第3センサ(3)の検出値に応じた前
    記パラメータを設定するパラメータ設定手段(4)と;
    第1センサ(1)の出力およびパラメータ設定手段
    (4)の出力、ならびにそれら(1,4)の出力に対応
    する第2センサ(2)の出力に基づいて第1および第2
    センサ(1,2)の出力誤差分に基づいて生じる総合偏
    差を前記線形応答関数から求める算出手段(6)と;前
    記総合偏差ならびに該総合偏差算出時のパラメータ設定
    手段(4)の出力を蓄積する蓄積手段(7)と;該蓄積
    手段(7)に蓄積された総合偏差およびパラメータに基
    づいて第1および第2センサ(1,2)の出力誤差を算
    出する誤差演算手段(8)と;を含むことを特徴とする
    車両用センサの絶対誤差検出装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ設定手段(4)は、相互
    に異なる設定車両運動状態毎に前記パラメータを設定し
    ておくとともに第3センサ(3)で検出した車両運動状
    態が相互に隣接した設定車両運動状態間にあるときには
    前記パラメータの線形補間および線形応答関数のもつ制
    御利得から第3センサ(3)の検出値に応じたパラメー
    タを得ることを特徴とする請求項1記載の車両用センサ
    の絶対誤差検出装置。
  3. 【請求項3】 第1センサ(1)は、第1物理量として
    の操舵角を検出するセンサであり、第2センサ(2)は
    第2物理量としての横運動量を検出するセンサであり、
    第3センサ(3)は車両運動状態としての車速を検出す
    るセンサであることを特徴とする請求項1または2記載
    の車両用センサの絶対誤差検出装置。
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