JPH061112U - 自動車のステアリングコラム支持装置 - Google Patents
自動車のステアリングコラム支持装置Info
- Publication number
- JPH061112U JPH061112U JP4830592U JP4830592U JPH061112U JP H061112 U JPH061112 U JP H061112U JP 4830592 U JP4830592 U JP 4830592U JP 4830592 U JP4830592 U JP 4830592U JP H061112 U JPH061112 U JP H061112U
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- steering column
- opening
- side plate
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車室の前面壁に対し、ブレースによりステア
リングコラムを支持させた場合に、上記ブレースによる
ステアリングコラムの支持が、通常走行時に強固になさ
れるようにする一方、上記ブレースが車室の前面壁側か
ら大きい衝撃を受けたときには、上記ブレースの板状の
部分が円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収される
ようにする。 【構成】 車室2のフロントカウル3にブレース11を
介しステアリングコラム10を支持させる。上記ブレー
ス11を構成する左側板32および/もしくは右側板3
3に開口37を形成する。この開口37の開口縁38
を、上記左側板32および/もしくは右側板33の一般
部32a,33aに対し、そのほぼ全周にわたり折り曲
げる。
リングコラムを支持させた場合に、上記ブレースによる
ステアリングコラムの支持が、通常走行時に強固になさ
れるようにする一方、上記ブレースが車室の前面壁側か
ら大きい衝撃を受けたときには、上記ブレースの板状の
部分が円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収される
ようにする。 【構成】 車室2のフロントカウル3にブレース11を
介しステアリングコラム10を支持させる。上記ブレー
ス11を構成する左側板32および/もしくは右側板3
3に開口37を形成する。この開口37の開口縁38
を、上記左側板32および/もしくは右側板33の一般
部32a,33aに対し、そのほぼ全周にわたり折り曲
げる。
Description
【0001】
この考案は、車室の前面壁に対し、ブレースによりステアリングコラムを支持 させるようにした支持装置に関する。
【0002】
上記自動車のステアリングコラム支持装置には、従来、実開昭59‐8316 5号公報で示されるものがある。 これによれば、車室の前面壁から後方に向けて板金製のブレースが突設され、 このブレースの突出端側にステアリングコラムが支持され、このステアリングコ ラムにステアリングシャフトが支承されると共に、このステアリングシャフトに ステアリングハンドルが取り付けられている。 また、上記ブレースを構成する板状の部分に開口が形成されている。そして、 自動車が衝突したときなど、車室の前面壁側から上記ブレースを介し上記ステア リングコラム側に大きな衝撃が与えられようとしたときには、上記開口の存在に より、上記板状の部分が円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収されるように なっている。このため、ステアリングコラムやステアリングハンドルが、上記衝 撃で、後方に突出することが防止される。
【0003】
ところで、上記従来構成では、衝撃を受けたとき、ブレースの板状の部分に形 成された開口によって、座屈が円滑に進行するようになっているが、上記開口を 単に成形すると、上記板状の部分の剛性が低下し、ブレースによるステアリング コラムの支持強度が、通常走行時に不足しがちになるおそれがある。
【0004】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、車室の前面壁に対 し、ブレースによりステアリングコラムを支持させた場合に、上記ブレースによ るステアリングコラムの支持が、通常走行時には強固になされるようにする一方 、上記ブレースが車室の前面壁側から大きい衝撃を受けたときには、上記ブレー スの板状の部分が円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収されるようにするこ とを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、車室の前面壁から 突出させたブレースの突出端側にステアリングコラムを支持させ、上記ブレース を構成する板状の部分に開口を形成した場合に、上記開口の開口縁を、上記板状 の部分の一般部に対し、そのほぼ全周にわたり折り曲げた点にある。
【0006】
上記構成による作用は次の如くである。 なお、下記した括弧内の用語は、実用新案登録請求の範囲の用語に対応するも のである。 車室2のフロントカウル(前面壁)3から突出させたブレース11の突出端側 にステアリングコラム10を支持させ、上記ブレース11を構成する左側板(板 状の部分)32および/もしくは右側板(板状の部分)33に開口37を形成し た場合に、この開口37の開口縁38を、上記左側板32および/もしくは右側 板33の一般部32a,33aに対し、そのほぼ全周にわたり折り曲げてある。 このため、上記開口37を形成することにより、上記左側板32および/もし くは右側板33の剛性は低下しがちとなるが、上記開口37の開口縁38を折り 曲げることにより、上記剛性の低下が防止される。
【0007】 一方、上記ブレース11が、車室2のフロントカウル(前面壁)3やダッシュ パネル(前面壁)4側から衝撃を受けて、一旦、上記開口縁38の一部に座屈が 生じると、その後は、この座屈部分に応力が集中して、上記左側板32および/ もしくは右側板33の全体的な座屈が急速に進行することとなる。 よって、衝突時など、上記ブレース11が大きい衝撃を受けたときには、上記 開口37の開口縁38を折り曲げて所定の剛性を確保したのにかかわらず、上記 左側板32および/もしくは右側板33の座屈が円滑に進行する。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2において、符号1は自動車の車体で、矢印Frはその前方を示している。 また、下記の左右とは、上記前方に向っての方向をいうものとする。 上記車体1の内部が車室2であり、この車室2の前面壁は、左右に延びるフロ ントカウル3と、このフロントカウル3から下方に向って延びるダッシュパネル 4とで構成されている。また、このダッシュパネル4の下端から後方に向ってフ ロアパネル5が延びている。 7はフード、8はフロントサイドドアである。
【0009】 上記車室2の前部右側には、後上方に向ってステアリングコラム10が突設さ れている。このステアリングコラム10の下端はダッシュパネル4側に支持され 、同上ステアリングコラム10の上端は上記フロントカウル3から後方に向けて 突設されたブレース11の突出端側に支持されている。 上記ステアリングコラム10にステアリングシャフト13がその軸心回りに回 動自在に支承され、上記ステアリングシャフト13の上端にステアリングハンド ル14が取り付けられている。そして、運転者がこのステアリングハンドル14 を回転させれば、これに伴い上記ステアリングシャフト13を介し前輪が操向さ れるようになっている。
【0010】 図1から図3において、上記車室2前部の左右側壁は、左右フロントピラー1 5,16により構成されており、この左右フロントピラー15,16に、上記ス テアリングコラム10支持用の長尺体17が架設されている。そして、この長尺 体17の左右中途部に上記ブレース11が支持されている。
【0011】 全図において、上記長尺体17は左側のフロントピラー15から上記車室2の 左右中央側に向って突出する円形パイプ形状の第1支持材19と、右側のフロン トピラー16から同上車室2の左右中央側に向って突出する第2支持材20とで 構成されている。 この場合、上記第1支持材19の左端はボルト21により上記フロントピラー 15に着脱自在にねじ止めされている。また、この第1支持材19の突出端側1 9aは、上記第2支持材20の突出端側に内嵌されて、この突出端側に連結され ている。 上記第1支持材19の突出端側19aは、上記第2支持材20内を通り、上記 右側のフロントピラー16に向って延出している。この延出部22は断面形状が 上記第1支持材19とほぼ同形同大で、その延出端には外向きフランジ23が溶 接され、この外向きフランジ23がボルト24により上記右側のフロントピラー 16に着脱自在にねじ止めされている。
【0012】 前記第2支持材20は板金製で、上部材26と下部材27とで構成されている 。これら上部材26と下部材27の左半分26a,27aは、上記第2支持材2 0の前記突出端側を構成しており、これら左半分26a,27aはそれぞれ断面 がほぼ半円形で、上記第1支持材19の突出端側19aを面接合するよう内嵌さ せ、この第1支持材19の突出端側19aと互いに溶接されている。 上記上部材26と下部材27の右半分26b,27bはそれぞれ断面がほぼハ ット形をなし、上下から互いに接合してスポット溶接され、これにより、上記右 半分26b,27bは全体として断面箱形とされている。また、同上右半分26 b,27bの右端には外向きフランジ28が形成され、この外向きフランジ28 が上記外向きフランジ23と重ね合わされて、前記ボルト24によりフロントピ ラー16に共締めされている。
【0013】 上記の場合、延出部22が上記第2支持材20を補強することとなって、この 第2支持材20の強度が向上させられている。また、上記第2支持材20は第1 支持材19よりも断面形状が大きくされていて、上記第1支持材19から延出さ れた延出部22は上記第2支持材20内に設けられるため、上記した第2支持材 20の強度向上は、この第2支持材20の断面形状を大きくすることなく達成さ れており、車室2を狭めることなく、ステアリングコラム10の支持が強化され ている。
【0014】 上記したように第2支持材20は延出部22によって補強されるため、その分 、上記第2支持材20の断面形状が小さくされており、これにより、上記長尺体 17の長手方向中途部における断面変化が小さく抑えられている。そして、これ により、上記長尺体17の長手方向中途部に応力集中が生じ易くなることが防止 されている。
【0015】 図1から図4において、前記ブレース11は板金製で、このブレース11は、 前記フロントカウル3に対しボルト30によりねじ止めされる前面板31と、こ の前面板31の左端から後方に延出された左側板32と、同上前面板31の右端 から後方に延出された右側板33と、これら左側板32と右側板33の各後部同 士を連結するよう設けられるブラケット板34とで構成されている。 そして、上記ブラケット板34に対しボルト35により前記ステアリングコラ ム10がねじ止めされ、これにより、前記したようにステアリングコラム10が ブレース11の突出端側に支持されている。
【0016】 上記の場合、左側板32と右側板33の各後部と、上記ブラケット板34との 間に前記長尺体17の左右中途部が上下から挟み付けられて互いに溶接されてお り、これにより、前記したように長尺体17の左右中途部にブレース11が強固 に支持され、このブレース11が補強されている。また、この場合、第1支持材 19の突出端側19aと、第2支持材20の上、下部材26,27の左半分26 a,27aとが接合した部分で、上記ブレース11が支持されている。
【0017】 上記右側板33は前後にほぼ真直に延びている。一方、上記左側板32は後方 に進むに従い左側に向うよう傾斜し、この左側板32は、特に図1で示すように 、左右に延びる長尺体17に対し鋭角である角度θで結合している。 上記ブレース11を構成する板状の部分である上記左側板32と右側板33に は、それぞれ円形の開口37が貫設されている。また、この開口37の開口縁3 8は、その全周にわたり、上記左側板32と右側板33の各一般部32a,33 aに対しバーリング加工(折り曲げ加工)されて、偏平な円錐台状の筒部39と 、この筒部39の突出端に一体成形される幅の狭い内向きフランジ40とを有し ている。
【0018】 そして、上記実施例によれば、上記開口37を形成することにより、上記左側 板32と右側板33の剛性は低下しがちになるが、上記したように開口37の開 口縁38を折り曲げることにより、上記剛性の低下が防止される。このため、通 常走行時には、上記ブレース11によるステアリングコラム10の支持が強固に なされることとなる。
【0019】 一方、上記ブレース11がフロントカウル3やダッシュパネル4側から衝撃を 受けて、一旦、上記開口縁38の一部に座屈が生じると、その後は、この座屈部 分に応力が集中して、上記左側板32と右側板33の全体的な座屈が急速に進行 する。 よって、衝突時など、上記ブレース11が大きい衝撃を受けたときには、上記 開口37の開口縁38を折り曲げて所定の剛性を確保したのにかかわらず、上記 左側板32と右側板33が円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収される。
【0020】 なお、以上は図示の例によるが、右側板33とほぼ平行となるよう左側板32 を傾斜させてもよく、また、上記開口37の開口縁38における内向きフランジ 40はなくてもよい。このようにすれば、前記した衝撃の吸収がより効果的にで きることとなる。 また、上記筒部39や内向きフランジ40は開口縁38のほぼ全周にわたり設 けてもよく、つまり、上記実施例のように全周に設けてもよいが、全周の一部に 筒部39や内向きフランジ40が存在しない部分があってもよい。更に、開口3 7は左側板32と右側板33のうちいずれか一方にのみ設けてもよい。
【0021】
この考案によれば、車室の前面壁にブレースを介しステアリングコラムを支持 させ、上記ブレースを構成する板状の部分に開口を形成した場合に、この開口の 開口縁を、上記板状の部分の一般部に対し、そのほぼ全周にわたり折り曲げたた め、上記板状の部分に開口を単に形成した場合に比べて、板状の部分に所定の剛 性が確保される。 即ち、上記開口を形成することにより、上記板状の部分の剛性は低下しがちに なるが、上記開口の開口縁を折り曲げることにより、上記剛性の低下が防止され る。よって、通常走行時には、上記ブレースによるステアリングコラムの支持が 強固になされることとなる。
【0022】 一方、上記ブレースが車室の前面壁側から衝撃を受けて、一旦、上記開口縁の 一部に座屈が生じると、その後は、この座屈部分に応力が集中して、上記板状の 部分の全体的な座屈が急速に進行することとなる。 よって、衝突時など、上記ブレースが大きい衝撃を受けたときには、上記開口 の開口縁を折り曲げて所定の剛性を確保したのにかかわらず、上記板状の部分が 円滑に座屈して、上記衝撃が効果的に吸収される。
【図1】平面部分断面図である。
【図2】全体斜視図である。
【図3】長尺体を後方からみた図である。
【図4】側面図である。
【図5】図3の5‐5線矢視図である。
【図6】図3の6‐6線矢視図である。
1 車体 2 車室 3 フロントカウル(前面壁) 4 ダッシュパネル(前面壁) 10 ステアリングコラム 11 ブレース 13 ステアリングシャフト 14 ステアリングハンドル 32 左側板(板状の部分) 32a 一般部 33 右側板(板状の部分) 33a 一般部 34 ブラケット板(突出端側) 37 開口 38 開口縁
Claims (1)
- 【請求項1】 車室の前面壁から後方に向けて板金製の
ブレースを突設し、このブレースの突出端側にステアリ
ングコラムを支持させ、上記ブレースを構成する板状の
部分に開口を形成した自動車のステアリングコラム支持
装置において、 上記開口の開口縁を、上記板状の部分の一般部に対し、
そのほぼ全周にわたり折り曲げた自動車のステアリング
コラム支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048305U JP2606336Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のステアリングコラム支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048305U JP2606336Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のステアリングコラム支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061112U true JPH061112U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2606336Y2 JP2606336Y2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=12799717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992048305U Expired - Fee Related JP2606336Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のステアリングコラム支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606336Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016521659A (ja) * | 2013-06-19 | 2016-07-25 | キルヒホフ オートモーティブ ドイチュラント ゲーエムベーハー | ステアリングコラムをクロスメンバに接続する装置 |
| JP2025024935A (ja) * | 2023-08-08 | 2025-02-21 | フタバ産業株式会社 | 支持ブラケット |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62123485U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-05 | ||
| JPS63968U (ja) * | 1986-06-21 | 1988-01-06 | ||
| JPH047979U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-24 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP1992048305U patent/JP2606336Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62123485U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-05 | ||
| JPS63968U (ja) * | 1986-06-21 | 1988-01-06 | ||
| JPH047979U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-24 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016521659A (ja) * | 2013-06-19 | 2016-07-25 | キルヒホフ オートモーティブ ドイチュラント ゲーエムベーハー | ステアリングコラムをクロスメンバに接続する装置 |
| JP2025024935A (ja) * | 2023-08-08 | 2025-02-21 | フタバ産業株式会社 | 支持ブラケット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2606336Y2 (ja) | 2000-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |