JPH06112709A - 電圧制御発振器 - Google Patents
電圧制御発振器Info
- Publication number
- JPH06112709A JPH06112709A JP4256623A JP25662392A JPH06112709A JP H06112709 A JPH06112709 A JP H06112709A JP 4256623 A JP4256623 A JP 4256623A JP 25662392 A JP25662392 A JP 25662392A JP H06112709 A JPH06112709 A JP H06112709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- pll
- controlled oscillator
- vco
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の出力を有する電圧制御発振器であっ
て、別の整合回路を付加しないでも出力インピーダンス
がずれることなく、また出力系統間でノイズ干渉のな
い、小型で安価な電圧制御発振器を提供する。 【構成】 発振回路11で発生した高周波信号は、バッ
ファ回路12、方向性結合器を構成する1次側ストリッ
プライン13a、及びコンデンサC2を介して端子PMIX
に導かれ、ミキサ回路に供給される。1次側ストリップ
ライン13aに結合された2次側ストリップライン13
bの一端からも高周波信号出力を取り出すことができ、
該出力は端子PPLLからPLLシンセサイザICに供給
される。方向性結合器を用いているので、インピーダン
ス整合がとれて出力損失がなくなると共に、アイソレー
ションが取れてノイズ干渉が少ない。1次側及び2次側
ストリップラインを多層基板内に対向配置するので、小
型化できると共に安価に生産できる。
て、別の整合回路を付加しないでも出力インピーダンス
がずれることなく、また出力系統間でノイズ干渉のな
い、小型で安価な電圧制御発振器を提供する。 【構成】 発振回路11で発生した高周波信号は、バッ
ファ回路12、方向性結合器を構成する1次側ストリッ
プライン13a、及びコンデンサC2を介して端子PMIX
に導かれ、ミキサ回路に供給される。1次側ストリップ
ライン13aに結合された2次側ストリップライン13
bの一端からも高周波信号出力を取り出すことができ、
該出力は端子PPLLからPLLシンセサイザICに供給
される。方向性結合器を用いているので、インピーダン
ス整合がとれて出力損失がなくなると共に、アイソレー
ションが取れてノイズ干渉が少ない。1次側及び2次側
ストリップラインを多層基板内に対向配置するので、小
型化できると共に安価に生産できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧制御発振器に関
し、特に、自動車電話、携帯電話、コードレス電話等の
無線通信機器用において局部発振器として用いられる電
圧制御発振器に関する。
し、特に、自動車電話、携帯電話、コードレス電話等の
無線通信機器用において局部発振器として用いられる電
圧制御発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話、携帯電話、コードレ
ス電話等の普及に伴い、これら無線通信機器の小型化、
高品質化を図るため、高周波回路を構成する発振器及び
その周辺機器の小型化、高品質化に関する研究が進めら
れている。
ス電話等の普及に伴い、これら無線通信機器の小型化、
高品質化を図るため、高周波回路を構成する発振器及び
その周辺機器の小型化、高品質化に関する研究が進めら
れている。
【0003】無線通信の技術分野では、通常、局部発振
周波数の安定を図ると共に多チャンネル化を図るため
に、局部発振器はPLL方式を用いている。図4は、こ
のようなPLL方式を用いた一般的な受信側のPLLシ
ンセサイザIC(以下、PLL-IC)及びその周辺の
ブロック図を示している。該ブロック図について説明す
ると、1は電圧制御発振器(VCO)であり、該VCO
で発生された高周波信号は、バンドパスフィルタ(BP
F)2を介してミキサ回路(MIX)3に入力され、R
F信号との差がとられてIF信号が取り出される。それ
と共に、高周波信号の一部が分岐されてPLL-IC4
に入力され、該IC内のプリスケーラ(PS)4a及び
プログラマブルデバイダ(PC)4bで低い周波数に分
周され、位相比較器(CP)4cで水晶発振器5からの
安定した発振周波数と比較される。差が生じた場合は、
VCO1の制御端子に供給している電圧をローパスフィ
ルタ(LPF)6を介して変化させ、これによりVCO
1の発振周波数を安定化している。
周波数の安定を図ると共に多チャンネル化を図るため
に、局部発振器はPLL方式を用いている。図4は、こ
のようなPLL方式を用いた一般的な受信側のPLLシ
ンセサイザIC(以下、PLL-IC)及びその周辺の
ブロック図を示している。該ブロック図について説明す
ると、1は電圧制御発振器(VCO)であり、該VCO
で発生された高周波信号は、バンドパスフィルタ(BP
F)2を介してミキサ回路(MIX)3に入力され、R
F信号との差がとられてIF信号が取り出される。それ
と共に、高周波信号の一部が分岐されてPLL-IC4
に入力され、該IC内のプリスケーラ(PS)4a及び
プログラマブルデバイダ(PC)4bで低い周波数に分
周され、位相比較器(CP)4cで水晶発振器5からの
安定した発振周波数と比較される。差が生じた場合は、
VCO1の制御端子に供給している電圧をローパスフィ
ルタ(LPF)6を介して変化させ、これによりVCO
1の発振周波数を安定化している。
【0004】上記図に示したように、VCO1の出力は
2系統に分岐されてミキサ回路側及びPLL-IC側に
供給されるが、従来の出力分岐の方法は、図5に示すよ
うに構成されている。すなわち、VCO1の出力は端子
PMIXを介してミキサ回路側に供給され、その供給ライ
ンの途中から、コンデンサC1及び抵抗R1を介すること
により減衰されて、端子PPLLからPLL-IC側に供給
されている。このように従来の方法では、VCO1の出
力は、ミキサ回路側とPLL-IC側とに単純に分岐さ
れ入力されている。
2系統に分岐されてミキサ回路側及びPLL-IC側に
供給されるが、従来の出力分岐の方法は、図5に示すよ
うに構成されている。すなわち、VCO1の出力は端子
PMIXを介してミキサ回路側に供給され、その供給ライ
ンの途中から、コンデンサC1及び抵抗R1を介すること
により減衰されて、端子PPLLからPLL-IC側に供給
されている。このように従来の方法では、VCO1の出
力は、ミキサ回路側とPLL-IC側とに単純に分岐さ
れ入力されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例は上記のよう
に、VCOの出力信号をミキサ回路側に接続し、その接
続ラインの途中からコンデンサ、抵抗を介してPLL-
ICに接続しているので、コンデンサ、抵抗を介した後
のVCOの出力インピーダンス(PLL-ICへの)
は、PLL-ICの入力インピーダンス(50Ω)に比
べてハイインピーダンスとなる。また、ミキサ回路側へ
の出力インピーダンスに関しても、途中にコンデンサ及
び抵抗を用いた分岐が存在しているので、VCO内で整
合をとったとしても、ミキサ回路側への出力インピーダ
ンスが変化してしまう。
に、VCOの出力信号をミキサ回路側に接続し、その接
続ラインの途中からコンデンサ、抵抗を介してPLL-
ICに接続しているので、コンデンサ、抵抗を介した後
のVCOの出力インピーダンス(PLL-ICへの)
は、PLL-ICの入力インピーダンス(50Ω)に比
べてハイインピーダンスとなる。また、ミキサ回路側へ
の出力インピーダンスに関しても、途中にコンデンサ及
び抵抗を用いた分岐が存在しているので、VCO内で整
合をとったとしても、ミキサ回路側への出力インピーダ
ンスが変化してしまう。
【0006】したがって、ミキサ回路側、PLL-IC
側のいずれも、VCOとの間でインピーダンス整合がと
れておらず、VCOの出力損失が生じてしまう。特に、
PLL-IC側は、その入力インピーダンスがICのロ
ットによってバラツキが大きく、VCOとの間でインピ
ーダンス整合がとれていない場合は、PLL-ICの電
圧制御入力レベルの変動が大きくなってしまう。その結
果、ICの設計が非常に困難になるばかりでなく、PL
L-ICの入力レベル規格を外れるものも生じてしま
う。さらに、VCOの出力を単純に分岐してミキサ回路
側とPLL-IC側とに供給しているので、これら双方
間に十分なアイソレーションがとれず、ミキサ回路側か
らPLL-IC側へノイズ干渉が生じてしまう恐れがあ
る。これらの問題は、周波数が高くなれば(例えば、凖
マイクロ波帯)、より顕著となるものである。
側のいずれも、VCOとの間でインピーダンス整合がと
れておらず、VCOの出力損失が生じてしまう。特に、
PLL-IC側は、その入力インピーダンスがICのロ
ットによってバラツキが大きく、VCOとの間でインピ
ーダンス整合がとれていない場合は、PLL-ICの電
圧制御入力レベルの変動が大きくなってしまう。その結
果、ICの設計が非常に困難になるばかりでなく、PL
L-ICの入力レベル規格を外れるものも生じてしま
う。さらに、VCOの出力を単純に分岐してミキサ回路
側とPLL-IC側とに供給しているので、これら双方
間に十分なアイソレーションがとれず、ミキサ回路側か
らPLL-IC側へノイズ干渉が生じてしまう恐れがあ
る。これらの問題は、周波数が高くなれば(例えば、凖
マイクロ波帯)、より顕著となるものである。
【0007】これらの問題を解決するためには、VCO
の外部に整合回路を新たに追加したり、トランジスタ回
路等により整合のとれた分岐回路を採用することが考え
られるが、このようにすると、コストがかかるだけでな
く小型化が実現できないという問題点があった。したが
って本発明の目的は、別の整合回路等を付加しないでも
出力インピーダンスがずれることなく、また出力系統間
でノイズ干渉のない、小型で安価な電圧制御発振器を提
供することである。
の外部に整合回路を新たに追加したり、トランジスタ回
路等により整合のとれた分岐回路を採用することが考え
られるが、このようにすると、コストがかかるだけでな
く小型化が実現できないという問題点があった。したが
って本発明の目的は、別の整合回路等を付加しないでも
出力インピーダンスがずれることなく、また出力系統間
でノイズ干渉のない、小型で安価な電圧制御発振器を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電圧制御発振器を構成する電子部品を実
装する多層基板、及びその多層基板内に誘電体層を介し
て対向配設された複数のストリップラインからなる方向
性結合器を含み、これらストリップラインから複数系統
の出力を分離して取り出すことを特徴としており、これ
により、出力インピーダンスがずれることなく、出力系
統間でノイズ干渉のない、小型の電圧制御発振器が構成
される。
め、本発明は、電圧制御発振器を構成する電子部品を実
装する多層基板、及びその多層基板内に誘電体層を介し
て対向配設された複数のストリップラインからなる方向
性結合器を含み、これらストリップラインから複数系統
の出力を分離して取り出すことを特徴としており、これ
により、出力インピーダンスがずれることなく、出力系
統間でノイズ干渉のない、小型の電圧制御発振器が構成
される。
【0009】
【作用】VCOの出力部に、1次側、2次側ストリップ
ラインを含む方向性結合器を用い、ミキサ回路側及びP
LL-IC側それぞれへの入力インピーダンスに、該方
向性結合器の特性インピーダンス及び終端抵抗が加わる
ようにすることにより、ミキサ回路側及びPLL-IC
側共にVCOとのインピーダンス整合が可能となってV
COの出力損失がなくなるため、VCOは最小限の消費
電力で駆動させることが可能となる。また、ロット変動
によりPLL-ICの入力インピーダンスにばらつきが
あっても、整合がとれているので入力レベル変動が少な
く、歩留りが改善される。また、方向性結合器の介在に
よりミキサ回路側とPLL-IC側とのアイソレーショ
ンがとれることになるので、PLL-IC側、ミキサ回
路側相互のへノイズ干渉がない。
ラインを含む方向性結合器を用い、ミキサ回路側及びP
LL-IC側それぞれへの入力インピーダンスに、該方
向性結合器の特性インピーダンス及び終端抵抗が加わる
ようにすることにより、ミキサ回路側及びPLL-IC
側共にVCOとのインピーダンス整合が可能となってV
COの出力損失がなくなるため、VCOは最小限の消費
電力で駆動させることが可能となる。また、ロット変動
によりPLL-ICの入力インピーダンスにばらつきが
あっても、整合がとれているので入力レベル変動が少な
く、歩留りが改善される。また、方向性結合器の介在に
よりミキサ回路側とPLL-IC側とのアイソレーショ
ンがとれることになるので、PLL-IC側、ミキサ回
路側相互のへノイズ干渉がない。
【0010】更には、VCOの多層基板の誘電体層を介
して1次側及び2次側ストリップラインを対向配置して
いるので、ストリップライン間のギャップは誘電体層の
厚さに依存して管理することが可能となり、該ギャップ
を均一化できる。これにより、ラインの滲みやかすれに
よって結合度が変化することが少なく、製造コストの高
い薄膜を用いてストリップラインを形成しなくとも安価
な厚膜で印刷成型できる。したがって、VCOの基板を
製造する際に、該基板の表面層、内層のすべてを厚膜形
成の単一工程で作成可能となる。また、ストリップライ
ンの対向する位置が積層ズレ、印刷ズレ等によって少々
ズレた場合でも、2つのストリップラインの結合度の変
化は、比較的少なくてすむ。
して1次側及び2次側ストリップラインを対向配置して
いるので、ストリップライン間のギャップは誘電体層の
厚さに依存して管理することが可能となり、該ギャップ
を均一化できる。これにより、ラインの滲みやかすれに
よって結合度が変化することが少なく、製造コストの高
い薄膜を用いてストリップラインを形成しなくとも安価
な厚膜で印刷成型できる。したがって、VCOの基板を
製造する際に、該基板の表面層、内層のすべてを厚膜形
成の単一工程で作成可能となる。また、ストリップライ
ンの対向する位置が積層ズレ、印刷ズレ等によって少々
ズレた場合でも、2つのストリップラインの結合度の変
化は、比較的少なくてすむ。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電圧制御発振器
(VCO)の主要回路を示したブロック図である。図1
において、11は発振回路(OS)、12はバッファ回
路(BS)であり、これら2つの回路によって電圧制御
発振部が構成されている。発振回路11は、コルピッツ
型発振回路で、発振周波数を変化させるためのチューニ
ング端子VTを有している。また13は方向性結合器で
あり、1次側ストリップライン(MS1)13a、2次
側ストリップライン(MS2)13bを含み、これらス
トリップラインは後に説明するように誘電体層である基
板層を介して対向配置されている。発振回路11で発生
した高周波信号は、バッファ回路12、1次側ストリッ
プライン13a、及びコンデンサC2を介して、ミキサ
回路に結合される端子PMIXに導かれるが、該ストリッ
プライン13aに結合された2次側ストリップライン1
3bの一端(終端抵抗R2の接続点と反対側)からも高
周波信号出力を取り出すことができ、該出力は端子P
PLLからPLL-ICに供給される。
(VCO)の主要回路を示したブロック図である。図1
において、11は発振回路(OS)、12はバッファ回
路(BS)であり、これら2つの回路によって電圧制御
発振部が構成されている。発振回路11は、コルピッツ
型発振回路で、発振周波数を変化させるためのチューニ
ング端子VTを有している。また13は方向性結合器で
あり、1次側ストリップライン(MS1)13a、2次
側ストリップライン(MS2)13bを含み、これらス
トリップラインは後に説明するように誘電体層である基
板層を介して対向配置されている。発振回路11で発生
した高周波信号は、バッファ回路12、1次側ストリッ
プライン13a、及びコンデンサC2を介して、ミキサ
回路に結合される端子PMIXに導かれるが、該ストリッ
プライン13aに結合された2次側ストリップライン1
3bの一端(終端抵抗R2の接続点と反対側)からも高
周波信号出力を取り出すことができ、該出力は端子P
PLLからPLL-ICに供給される。
【0012】上記図1で示したのVCOの実装構造を、
図2に基づいて説明する。積層状態の4つの誘電体層1
4a〜14dにより、各種の電子部品を実装する多層基
板が構成され、最下位の誘電体層14aの下面には、端
子電極及びベタ状グランド電極が印刷形成され、その上
面には、方向性結合器を構成する2次側ストリップライ
ン及び終端抵抗が印刷形成されている。次の誘電体層1
4bの上面には、方向性結合器を形成する1次側ストリ
ップライン、及びλ/4フィルタ等の分布定数線路が印
刷形成され、誘電体層14cの上面には、ベタ状グラン
ド電極が形成されている。最上位の誘電体層14dの上
面には、VCOを構成する各種電子部品15の実装ラン
ド16及びそれらを接続する配線等が形成されている。
各層間の電気的接続はスルーホール方式でなされてい
る。このような構造の多層基板の実装ランド16に各種
の電子部品15を実装してシールドケース17で覆うこ
とにより、VCOが構成されている。
図2に基づいて説明する。積層状態の4つの誘電体層1
4a〜14dにより、各種の電子部品を実装する多層基
板が構成され、最下位の誘電体層14aの下面には、端
子電極及びベタ状グランド電極が印刷形成され、その上
面には、方向性結合器を構成する2次側ストリップライ
ン及び終端抵抗が印刷形成されている。次の誘電体層1
4bの上面には、方向性結合器を形成する1次側ストリ
ップライン、及びλ/4フィルタ等の分布定数線路が印
刷形成され、誘電体層14cの上面には、ベタ状グラン
ド電極が形成されている。最上位の誘電体層14dの上
面には、VCOを構成する各種電子部品15の実装ラン
ド16及びそれらを接続する配線等が形成されている。
各層間の電気的接続はスルーホール方式でなされてい
る。このような構造の多層基板の実装ランド16に各種
の電子部品15を実装してシールドケース17で覆うこ
とにより、VCOが構成されている。
【0013】誘電体層14a、14bの上面に形成され
た方向性結合器のストリップラインのパターン構造につ
いて、図3を参照して詳述する。誘電体層14bに形成
される1次側ストリップライン13aは、λ/4以上の
長さを有し、折り曲げられて配線される。このとき、ス
トリップライン内で反射が生じないように、折り曲げら
れた部分はラウンド状になっている。ストリップライン
13aの一端にはミキサ回路側への出力端子PMIXが形
成され、他端にはバッファ回路12との接続端子が形成
される。誘電体層14aに形成される2次側ストリップ
ライン13bは、同様にλ/4以上の長さを有し、この
長さの内、λ/4の長さは図示のように1次側ストリッ
プラインに対向して配置される。ストリップライン13
bの一端には終端抵抗R2が接続形成され、他端にはP
LL-ICへの出力端子PPLLが形成される。
た方向性結合器のストリップラインのパターン構造につ
いて、図3を参照して詳述する。誘電体層14bに形成
される1次側ストリップライン13aは、λ/4以上の
長さを有し、折り曲げられて配線される。このとき、ス
トリップライン内で反射が生じないように、折り曲げら
れた部分はラウンド状になっている。ストリップライン
13aの一端にはミキサ回路側への出力端子PMIXが形
成され、他端にはバッファ回路12との接続端子が形成
される。誘電体層14aに形成される2次側ストリップ
ライン13bは、同様にλ/4以上の長さを有し、この
長さの内、λ/4の長さは図示のように1次側ストリッ
プラインに対向して配置される。ストリップライン13
bの一端には終端抵抗R2が接続形成され、他端にはP
LL-ICへの出力端子PPLLが形成される。
【0014】このように構成されたVCOは、出力を2
系統持ち、端子PMIXからの高周波出力はバンドパスフ
ィルタ(BPF)を介してミキサ回路へ、また端子P
PLLからの高周波出力は直接PLL-ICに供給される。
上記実施例ではVCO単体について説明したが、VCO
の基板にミキサ回路及びPLL-ICを構成する回路部
品、並びにBPF、RFパワーアンプ等を構成する回路
部品をも実装させて構成した複合モジュールについて
も、本発明の技術思想を適用できることは当然である。
また、ストリップラインの実装構造も、上記のものに限
定されずに種々の変形が可能であることは勿論である。
系統持ち、端子PMIXからの高周波出力はバンドパスフ
ィルタ(BPF)を介してミキサ回路へ、また端子P
PLLからの高周波出力は直接PLL-ICに供給される。
上記実施例ではVCO単体について説明したが、VCO
の基板にミキサ回路及びPLL-ICを構成する回路部
品、並びにBPF、RFパワーアンプ等を構成する回路
部品をも実装させて構成した複合モジュールについて
も、本発明の技術思想を適用できることは当然である。
また、ストリップラインの実装構造も、上記のものに限
定されずに種々の変形が可能であることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下のような効果を奏することができる。VCOの
出力を方向性結合器を介して2系統に取り出しているの
で、インピーダンス整合がとれ、したがってVCOの出
力損失がなくなって消費電力が少なくなると共に、PL
L-ICの入力インピーダンスがロットバラツキにより
変化してもPLL-ICの入力レベルが変動することが
ない。また、ミキサ回路とPLL-ICとの間のアイソ
レーションが十分なため、PLL-ICからミキサ回路
へのノイズ干渉がなくなり、ミキサ回路の前段に挿入す
るBPFとしてノイズ除去効果の低い安価なものを採用
することができる。
で、以下のような効果を奏することができる。VCOの
出力を方向性結合器を介して2系統に取り出しているの
で、インピーダンス整合がとれ、したがってVCOの出
力損失がなくなって消費電力が少なくなると共に、PL
L-ICの入力インピーダンスがロットバラツキにより
変化してもPLL-ICの入力レベルが変動することが
ない。また、ミキサ回路とPLL-ICとの間のアイソ
レーションが十分なため、PLL-ICからミキサ回路
へのノイズ干渉がなくなり、ミキサ回路の前段に挿入す
るBPFとしてノイズ除去効果の低い安価なものを採用
することができる。
【0016】更に、方向性結合器を構成する1次側及び
2次側ストリップラインはVCOの多層基板内に内蔵さ
れているので、VCO全体としての大きさは殆ど変わら
ず、しかも、これらストリップライン間のギャップは、
該間に介在された誘電体層の厚みで決まるのでバラツキ
が大幅に少なくなる。例えば、ストリップライン間ギャ
ップが75μmである場合、同一平面に2本のストリッ
プラインを厚膜で配線した場合のギャップ間の偏差は±
20%であるのに対して、本発明のように誘電体層を介
して対向配線した場合の偏差は±7%となり、偏差が小
さくなる。そして偏差が小さくなると、VCO出力のロ
ット間バラツキが小さくなり、これにより、価格の高い
薄膜を用いてストリップラインを形成しなくても安価な
厚膜を採用でき、しかも多層基板の表層も内層も同一の
厚膜印刷工程で成型することができる。
2次側ストリップラインはVCOの多層基板内に内蔵さ
れているので、VCO全体としての大きさは殆ど変わら
ず、しかも、これらストリップライン間のギャップは、
該間に介在された誘電体層の厚みで決まるのでバラツキ
が大幅に少なくなる。例えば、ストリップライン間ギャ
ップが75μmである場合、同一平面に2本のストリッ
プラインを厚膜で配線した場合のギャップ間の偏差は±
20%であるのに対して、本発明のように誘電体層を介
して対向配線した場合の偏差は±7%となり、偏差が小
さくなる。そして偏差が小さくなると、VCO出力のロ
ット間バラツキが小さくなり、これにより、価格の高い
薄膜を用いてストリップラインを形成しなくても安価な
厚膜を採用でき、しかも多層基板の表層も内層も同一の
厚膜印刷工程で成型することができる。
【0017】また、誘電体層を介して対向配置された2
つのストリップラインが、積層ズレ、印刷ズレ等で多少
ずれることがあっても、これらストリップラインの結合
度の偏差は小さく、特性上の問題が少なくなり歩留りが
向上する。
つのストリップラインが、積層ズレ、印刷ズレ等で多少
ずれることがあっても、これらストリップラインの結合
度の偏差は小さく、特性上の問題が少なくなり歩留りが
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧制御発振器の主要回路ブロック図
である。
である。
【図2】本発明の電圧制御発振器の実装構造の一例を示
す構造図である。
す構造図である。
【図3】本発明の電圧制御発振器に用いられるストリッ
プラインのパターンの一例を示すパターン図である。
プラインのパターンの一例を示すパターン図である。
【図4】従来の一般的な、PLL-IC及びその周辺を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】従来例の、電圧制御発振器からミキサ回路及び
PLL-ICへの接続状態を示すブロック図である。
PLL-ICへの接続状態を示すブロック図である。
11 発振回路 14a〜14d
誘電体層 12 バッファ回路 15
電子部品 13 方向性結合器 16
実装ランド
誘電体層 12 バッファ回路 15
電子部品 13 方向性結合器 16
実装ランド
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧制御発振器を構成する電子部品を実
装する多層基板、及び上記多層基板内に誘電体層を介し
て対向配設された複数のストリップラインからなる方向
性結合器を含み、上記複数のストリップラインから複数
系統の出力を分離してとりだすことができるようにした
ことを特徴とする電圧制御発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256623A JPH06112709A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 電圧制御発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256623A JPH06112709A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 電圧制御発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06112709A true JPH06112709A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17295190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4256623A Pending JPH06112709A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 電圧制御発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06112709A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51869A (en) * | 1974-06-21 | 1976-01-07 | Hitachi Ltd | Gaasfet hatsushinki |
| JPH01106524A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-24 | Fujitsu Ltd | 位相同期発振器 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4256623A patent/JPH06112709A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51869A (en) * | 1974-06-21 | 1976-01-07 | Hitachi Ltd | Gaasfet hatsushinki |
| JPH01106524A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-24 | Fujitsu Ltd | 位相同期発振器 |
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