JPH06112832A - Ad変換器及びそれを用いた信号処理装置 - Google Patents
Ad変換器及びそれを用いた信号処理装置Info
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- JPH06112832A JPH06112832A JP4260210A JP26021092A JPH06112832A JP H06112832 A JPH06112832 A JP H06112832A JP 4260210 A JP4260210 A JP 4260210A JP 26021092 A JP26021092 A JP 26021092A JP H06112832 A JPH06112832 A JP H06112832A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】AD変換器に入力アナログ信号の音声の有無を
検出する機能(VOX機能)をもたせる。 【構成】AD変換器内部の複数の電圧比較器1−nを用
いて音声入力電圧5を監視し、閾値判定回路21によっ
て閾値電圧以下になった場合に無音であることを、閾値
電圧以上になった場合に有音であることを知らせる信号
7を発生し、無音のとき、動作不要の回路部の電源を抑
制制御する。 【効果】AD変換器を用いた移動無線通信端末に従来V
OXの制御をマイクロプロセッサが行っていたが、それ
をAD変換器が代行することによってマイクロプロセッ
サの負荷を軽減し、コスト及び消費電力を低減する。
検出する機能(VOX機能)をもたせる。 【構成】AD変換器内部の複数の電圧比較器1−nを用
いて音声入力電圧5を監視し、閾値判定回路21によっ
て閾値電圧以下になった場合に無音であることを、閾値
電圧以上になった場合に有音であることを知らせる信号
7を発生し、無音のとき、動作不要の回路部の電源を抑
制制御する。 【効果】AD変換器を用いた移動無線通信端末に従来V
OXの制御をマイクロプロセッサが行っていたが、それ
をAD変換器が代行することによってマイクロプロセッ
サの負荷を軽減し、コスト及び消費電力を低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAD変換器及びそれを用
いた信号処理装置、更に詳しく言えば、入力アナログ信
号のレベルによって、動作態様が変わるAD変換器及び
それを用いた移動無線通信端末のような音声信号を処理
する装置に係る。
いた信号処理装置、更に詳しく言えば、入力アナログ信
号のレベルによって、動作態様が変わるAD変換器及び
それを用いた移動無線通信端末のような音声信号を処理
する装置に係る。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信システムは固定基地局と無
線通信を行う移動無線端末で構成される。使用者が携帯
する移動無線端末は携帯性を増すために、その電源とし
ては主に電池が用いられている。そのため、そのような
移動無線端末は他の電池使用機器と同様に、連続使用時
間はその電池の寿命に支配されている。そのため、移動
無線端末においては様々な消費電力低減の手段が採用さ
れており、その中にVOX(ボイス・オペレイテッド・
トランスミッタ Voice OperatedTra
nsmitter)とよばれるものがある。これは無線
機において、送信すべき音声信号が無いときには送信機
を不動作状態にすることによって消費電力を低減するも
のである。
線通信を行う移動無線端末で構成される。使用者が携帯
する移動無線端末は携帯性を増すために、その電源とし
ては主に電池が用いられている。そのため、そのような
移動無線端末は他の電池使用機器と同様に、連続使用時
間はその電池の寿命に支配されている。そのため、移動
無線端末においては様々な消費電力低減の手段が採用さ
れており、その中にVOX(ボイス・オペレイテッド・
トランスミッタ Voice OperatedTra
nsmitter)とよばれるものがある。これは無線
機において、送信すべき音声信号が無いときには送信機
を不動作状態にすることによって消費電力を低減するも
のである。
【0003】一般にディジタル移動無線端末において
は、このVOXの機能はディジタル信号プロセッサ(D
SPと略称)が、音声入力系にあるAD変換器から入力
されるディジタル値に変換された音声信号を基準値と比
較することによって有音か無音かを判断して送信機のO
N/OFFを制御している。この詳細については例えば
「GSM 06.32規格書 Version 1.
5.0」に記されている。
は、このVOXの機能はディジタル信号プロセッサ(D
SPと略称)が、音声入力系にあるAD変換器から入力
されるディジタル値に変換された音声信号を基準値と比
較することによって有音か無音かを判断して送信機のO
N/OFFを制御している。この詳細については例えば
「GSM 06.32規格書 Version 1.
5.0」に記されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしVOXの機能の
処理をディジタル信号プロセッサで行うと、その処理に
必要な時間が必然的に他の信号処理を圧迫し、ある定め
られた時間内に一定量の信号処理を行うためにはディジ
タル信号プロセッサの処理速度を上げる必要がある。処
理速度を上げることは、高電圧、高消費電力を必要と
し、省電力の目的と反し、また、高価なDSPを使用し
なくてはならない。従って、本発明の目的はディジタル
信号プロセッサの負荷を軽減する無音検出の機能をもつ
回路手段を提供することである。本発明の他の目的は消
費電力が少なく、装置コストを低減した音声信号処理装
置を提供することである。
処理をディジタル信号プロセッサで行うと、その処理に
必要な時間が必然的に他の信号処理を圧迫し、ある定め
られた時間内に一定量の信号処理を行うためにはディジ
タル信号プロセッサの処理速度を上げる必要がある。処
理速度を上げることは、高電圧、高消費電力を必要と
し、省電力の目的と反し、また、高価なDSPを使用し
なくてはならない。従って、本発明の目的はディジタル
信号プロセッサの負荷を軽減する無音検出の機能をもつ
回路手段を提供することである。本発明の他の目的は消
費電力が少なく、装置コストを低減した音声信号処理装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はVOXの機能の処理ができるアナログ信号
をディジタル信号に変換するAD変換器を実現した。す
なわち、本発明のAD変換器は、アナログ信号を標本化
し保持するサンプルホールド回路と、上記サンプルホー
ルド回路の出力を量子化しコード信号に変える変換回路
と、上記サンプルホールド回路の出力を閾値と比較し、
閾値以下又は以上の連続数によって上記アナログ信号中
の音声の有無を検出する検出手段と、上記検出手段の出
力を外部に知らせる手段とを設けて構成した。また、上
記アナログ入力が無音のとき上記AD変換器自体の動作
を制限し電力の消費を低減する手段を設けた。
め、本発明はVOXの機能の処理ができるアナログ信号
をディジタル信号に変換するAD変換器を実現した。す
なわち、本発明のAD変換器は、アナログ信号を標本化
し保持するサンプルホールド回路と、上記サンプルホー
ルド回路の出力を量子化しコード信号に変える変換回路
と、上記サンプルホールド回路の出力を閾値と比較し、
閾値以下又は以上の連続数によって上記アナログ信号中
の音声の有無を検出する検出手段と、上記検出手段の出
力を外部に知らせる手段とを設けて構成した。また、上
記アナログ入力が無音のとき上記AD変換器自体の動作
を制限し電力の消費を低減する手段を設けた。
【0006】また、音声信号をディジタル信号にするA
D変換器を持つ信号処理装置に、上記本発明のAD変換
器を使用し、有音又は無音の判断基準となる値の参照電
圧とアナログ入力とを比較する手段を設け、無音と判断
するとき、上記AD変換器自体及び信号処理装置の他の
部分の電力消費部分を電力を制限する手段を設けて構成
する。上記AD変換器は特に限定されず、逐次比較型、
並列比較型あるいはパイプライン型AD変換器で構成で
きる。
D変換器を持つ信号処理装置に、上記本発明のAD変換
器を使用し、有音又は無音の判断基準となる値の参照電
圧とアナログ入力とを比較する手段を設け、無音と判断
するとき、上記AD変換器自体及び信号処理装置の他の
部分の電力消費部分を電力を制限する手段を設けて構成
する。上記AD変換器は特に限定されず、逐次比較型、
並列比較型あるいはパイプライン型AD変換器で構成で
きる。
【0007】
【作用】本発明のAD変換器によれば、ディジタル信号
プッロセッサに比べ構成の簡単なAD変換器で、音声信
号の有無を検出することができ、音声信号の有無の検出
信号によって、AD変換器の動作を、音声信号が有ると
きのみ、AD変換させるようにAD変換器の電源の開閉
動作を制御することにより、AD変換器の消費電力を低
減できる。さらに、本発明のAD変換器を移動無線端末
のような音声信号処理部を持つ信号処理装置に使用し、
上記音声信号の有無の検出信号を、上記AD変換器及び
他の回路部の電源の開閉動作を制御するに用いることに
より、移動無線端末の省電力を行うことができ、移動無
線端末に使用されているDSPのはVOXの処理は軽減
され、そのための高速化を必要としないので、装置の低
コスト化をはかることができる。
プッロセッサに比べ構成の簡単なAD変換器で、音声信
号の有無を検出することができ、音声信号の有無の検出
信号によって、AD変換器の動作を、音声信号が有ると
きのみ、AD変換させるようにAD変換器の電源の開閉
動作を制御することにより、AD変換器の消費電力を低
減できる。さらに、本発明のAD変換器を移動無線端末
のような音声信号処理部を持つ信号処理装置に使用し、
上記音声信号の有無の検出信号を、上記AD変換器及び
他の回路部の電源の開閉動作を制御するに用いることに
より、移動無線端末の省電力を行うことができ、移動無
線端末に使用されているDSPのはVOXの処理は軽減
され、そのための高速化を必要としないので、装置の低
コスト化をはかることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。説明を簡単にするために各信号線がアクティブであ
る状態を「H」で、また、アクティブではない状態を
「L」で表す。図1は、本発明によるAD変換器の第一
の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、
逐次比較形AD変換器で構成したものである。なお、図
1では簡略化のためにクロック制御回路は省略してあ
る。また、図3は図1に示した実施例の動作を説明する
ための逐次比較形AD変換器のタイミングチャート図で
ある。
る。説明を簡単にするために各信号線がアクティブであ
る状態を「H」で、また、アクティブではない状態を
「L」で表す。図1は、本発明によるAD変換器の第一
の実施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、
逐次比較形AD変換器で構成したものである。なお、図
1では簡略化のためにクロック制御回路は省略してあ
る。また、図3は図1に示した実施例の動作を説明する
ための逐次比較形AD変換器のタイミングチャート図で
ある。
【0009】各部の動作を説明する。入力アナログ信号
5はサンプルホールド回路4によってはサンプルされ、
一変換周期の間、記憶、保持される。電圧比較器1はサ
ンプルホールド回路4とDA変換器3から与えられる電
圧を比較しその結果を逐次比較論理回路2に与える。こ
こである時間nにサンプルホールド回路4に記憶されて
いるアナログ信号の値をVIN(n)、DA変換器3の出
力の値をVR(n)とすると、電圧比較器1は VIN(n) > VR(n) …(1) で出力が「H」になるとする。
5はサンプルホールド回路4によってはサンプルされ、
一変換周期の間、記憶、保持される。電圧比較器1はサ
ンプルホールド回路4とDA変換器3から与えられる電
圧を比較しその結果を逐次比較論理回路2に与える。こ
こである時間nにサンプルホールド回路4に記憶されて
いるアナログ信号の値をVIN(n)、DA変換器3の出
力の値をVR(n)とすると、電圧比較器1は VIN(n) > VR(n) …(1) で出力が「H」になるとする。
【0010】逐次比較論理回路2は電圧比較器1の出力
を記憶するとともに、その値に応じてDA変換器3を制
御し、電圧比較器1に与える新たな参照電圧を作り出
す。このような一巡の動作を一変換動作とし、この変換
動作が変換ディジタル出力に必要なビット数分行われ
る。例えば最終的な分解能が8ビットで、この例のごと
く電圧比較器が一つの場合は、図3(a)のタイミング
チャートに示す様に8回の変換動作が一つの変換周期、
即ち1サンプル値をコード信号に変換するサンプル期間
を形成する。
を記憶するとともに、その値に応じてDA変換器3を制
御し、電圧比較器1に与える新たな参照電圧を作り出
す。このような一巡の動作を一変換動作とし、この変換
動作が変換ディジタル出力に必要なビット数分行われ
る。例えば最終的な分解能が8ビットで、この例のごと
く電圧比較器が一つの場合は、図3(a)のタイミング
チャートに示す様に8回の変換動作が一つの変換周期、
即ち1サンプル値をコード信号に変換するサンプル期間
を形成する。
【0011】初期状態では逐次比較論理回路2は通常の
AD変換に必要な動作を行うと同時にAD変換結果を監
視する。逐次比較論理回路2は変換結果VIN(n)と閾
値VTH1とを比較し VIN(n) < VTH1 …(2) の条件が定められた複数のサンプル周期(T1)連続し
て成立したら閾値判定信号7を有意であることを意味す
る「H」にする。例えば、閾値VTH1を小さな値に設定
しておくと、その時点でアナログ入力が途絶えているこ
とをAD変換器自体が外部に知らせることができる。
AD変換に必要な動作を行うと同時にAD変換結果を監
視する。逐次比較論理回路2は変換結果VIN(n)と閾
値VTH1とを比較し VIN(n) < VTH1 …(2) の条件が定められた複数のサンプル周期(T1)連続し
て成立したら閾値判定信号7を有意であることを意味す
る「H」にする。例えば、閾値VTH1を小さな値に設定
しておくと、その時点でアナログ入力が途絶えているこ
とをAD変換器自体が外部に知らせることができる。
【0012】また、閾値判定信号7が「H」の間は、D
A変換器3を制御し、DA変換器3の出力を閾値VTH2
に固定する。閾値VTH2に固定以降は各変換周期中の特
定の周期(例えば図3のLSB)の変換動作のみを行
い、他の部分、他の変換動作(MSBから7thまで)
を停止する。このように動作を停止することによって消
費電力は低減される。そして VIN(n+k) > VTH2 …(3) の条件が定められた複数のサンプル周期(T2)連続し
て成立すると、 元の状態、即ち図3(a)のタイミン
グチャートに示す通常の逐次比較形AD変換に復帰す
る。本実施例では各変換周期中LSB(最下位ビット)
の変換動作時に変換結果と閾値との比較を行っている。
図3(b)は式(2)の状態が発生したら即座に閾値判
定信号7を「H」とする場合の例である。図中(i)の
変換動作でディジタル出力が決定し、式(2)の条件が
成立すると、閾値判定信号7を「H」にし、DA変換器
3の出力を閾値VTH2に固定する。それ以降は各変換周
期のLSBに相当する変換動作時に閾値VTH2とアナロ
グ入力の比較を行う。図3(c)は式(3)の状態が発
生した場合の例で、式(3)の状態が成立すると即座に
通常状態に復帰する場合を示す。
A変換器3を制御し、DA変換器3の出力を閾値VTH2
に固定する。閾値VTH2に固定以降は各変換周期中の特
定の周期(例えば図3のLSB)の変換動作のみを行
い、他の部分、他の変換動作(MSBから7thまで)
を停止する。このように動作を停止することによって消
費電力は低減される。そして VIN(n+k) > VTH2 …(3) の条件が定められた複数のサンプル周期(T2)連続し
て成立すると、 元の状態、即ち図3(a)のタイミン
グチャートに示す通常の逐次比較形AD変換に復帰す
る。本実施例では各変換周期中LSB(最下位ビット)
の変換動作時に変換結果と閾値との比較を行っている。
図3(b)は式(2)の状態が発生したら即座に閾値判
定信号7を「H」とする場合の例である。図中(i)の
変換動作でディジタル出力が決定し、式(2)の条件が
成立すると、閾値判定信号7を「H」にし、DA変換器
3の出力を閾値VTH2に固定する。それ以降は各変換周
期のLSBに相当する変換動作時に閾値VTH2とアナロ
グ入力の比較を行う。図3(c)は式(3)の状態が発
生した場合の例で、式(3)の状態が成立すると即座に
通常状態に復帰する場合を示す。
【0013】図2は図1の逐次比較論理回路2の構成を
示すブロック図である。各部分の動作を説明する。シフ
トレジスタ8はAD変換器の各変換動作ごとに電圧比較
器1の出力15aを取り込み記憶する。ディジタル出力
6が並列出力の場合、シフトレジスタ8は所定のビット
数を取り込むとそれをディジタル出力6として一度に出
力し、それをラッチ12bに記憶する。その後シフトレ
ジスタ8は自らの内容を消去し、次の変換周期の取り込
みを開始する。ディジタル出力6が直列出力の場合は、
電圧比較器1の出力15aがシフトレジスタ8に記憶さ
れると同時にラッチ12bに取り込まれ、それがディジ
タル出力6として出力される。このように各変換動作ご
とに1ビットずつ出力がなされる。
示すブロック図である。各部分の動作を説明する。シフ
トレジスタ8はAD変換器の各変換動作ごとに電圧比較
器1の出力15aを取り込み記憶する。ディジタル出力
6が並列出力の場合、シフトレジスタ8は所定のビット
数を取り込むとそれをディジタル出力6として一度に出
力し、それをラッチ12bに記憶する。その後シフトレ
ジスタ8は自らの内容を消去し、次の変換周期の取り込
みを開始する。ディジタル出力6が直列出力の場合は、
電圧比較器1の出力15aがシフトレジスタ8に記憶さ
れると同時にラッチ12bに取り込まれ、それがディジ
タル出力6として出力される。このように各変換動作ご
とに1ビットずつ出力がなされる。
【0014】一変換周期が終了すると、ディジタル比較
器9aはシストレジスタ8に記憶されている値と記憶装
置10aに記憶されている値とを比較する。ここでシフ
トレジスタ8の出力は上記アナログ入力VIN(n)で、
記憶装置10aに記憶されている値は閾値VTH1であ
る。ディジタル比較器9aは式(2)の状態が発生した
場合に出力を「H」にする。計数器11aはディジタル
比較器9aの出力が「H」の場合、値が一増加し、
「L」の場合は内容がクリアされる。つまりディジタル
比較器9aの出力が何変換周期連続して「H」になった
回数を計数する。ディジタル比較器9bは計数器11a
の出力と記憶装置10bに記憶されている値とを比較
し、計数器11aの出力が記憶装置10bの値を上回る
と出力を「H」にする。ここで記憶装置10bに記憶さ
れている値は閾値T1である。式(2)の条件が成立
後、待ち時間の必要がない場合はこの部分は必要はな
い。もしくは記憶装置10bの値T1を0にしてもよ
い。
器9aはシストレジスタ8に記憶されている値と記憶装
置10aに記憶されている値とを比較する。ここでシフ
トレジスタ8の出力は上記アナログ入力VIN(n)で、
記憶装置10aに記憶されている値は閾値VTH1であ
る。ディジタル比較器9aは式(2)の状態が発生した
場合に出力を「H」にする。計数器11aはディジタル
比較器9aの出力が「H」の場合、値が一増加し、
「L」の場合は内容がクリアされる。つまりディジタル
比較器9aの出力が何変換周期連続して「H」になった
回数を計数する。ディジタル比較器9bは計数器11a
の出力と記憶装置10bに記憶されている値とを比較
し、計数器11aの出力が記憶装置10bの値を上回る
と出力を「H」にする。ここで記憶装置10bに記憶さ
れている値は閾値T1である。式(2)の条件が成立
後、待ち時間の必要がない場合はこの部分は必要はな
い。もしくは記憶装置10bの値T1を0にしてもよ
い。
【0015】ディジタル比較器9bの出力はラッチ回路
12aに与えられる。ラッチ回路12aはディジタル比
較器9bの出力を記憶しておく。ラッチ回路12aの出
力は閾値判定信号7として出力される他、AND回路1
4aに加えられる。AND回路14aのもう一方の入力
は電圧比較器1の出力15aが加えられる。AND回路
14aの出力は計数器11bに入力されており、計数器
11bは何変換周期連続してAND回路14aの出力が
「H」になったかを計数する。ディジタル比較器9cに
は計数器11bの出力と記憶装置10cの出力が入力さ
れており記憶装置10cの値よりも計数器11bの出力
が大きくなった場合その出力が「H」になる。記憶装置
10cの値はT2であり何周期式(3)の状態が連続し
た場合に入力が復帰したと判断するかの基準値である。
12aに与えられる。ラッチ回路12aはディジタル比
較器9bの出力を記憶しておく。ラッチ回路12aの出
力は閾値判定信号7として出力される他、AND回路1
4aに加えられる。AND回路14aのもう一方の入力
は電圧比較器1の出力15aが加えられる。AND回路
14aの出力は計数器11bに入力されており、計数器
11bは何変換周期連続してAND回路14aの出力が
「H」になったかを計数する。ディジタル比較器9cに
は計数器11bの出力と記憶装置10cの出力が入力さ
れており記憶装置10cの値よりも計数器11bの出力
が大きくなった場合その出力が「H」になる。記憶装置
10cの値はT2であり何周期式(3)の状態が連続し
た場合に入力が復帰したと判断するかの基準値である。
【0016】ディジタル比較器9cの出力は計数器11
a、11bとラッチ回路12aのクリア端子に接続され
ており、この出力が「H」になると、それぞれの回路の
出力が「L」となる。従って閾値判定信号7も「L」と
なる。DA変換器制御回路13は通常はシフトレジスタ
8の出力を受けて次の変換動作のための参照電圧V
R(n)を発生するのに必要な制御語を生成し、DA変
換器制御信号16として出力する。しかしラッチ回路1
2aの出力が「H」の場合にはDA変換器3を制御して
常時 VR(n) = VT2 …(4) となるようにする。
a、11bとラッチ回路12aのクリア端子に接続され
ており、この出力が「H」になると、それぞれの回路の
出力が「L」となる。従って閾値判定信号7も「L」と
なる。DA変換器制御回路13は通常はシフトレジスタ
8の出力を受けて次の変換動作のための参照電圧V
R(n)を発生するのに必要な制御語を生成し、DA変
換器制御信号16として出力する。しかしラッチ回路1
2aの出力が「H」の場合にはDA変換器3を制御して
常時 VR(n) = VT2 …(4) となるようにする。
【0017】もしこの状態で VIN(n) < VT2 …(5) であれば、状態の変化はなく、 VIN(n) > VT2 …(6) となると、電圧比較器1の出力15aが「H」となり、
それを受けてAND回路14aの出力も「H」となり、
上述したごとくその状態が記憶装置10cに記憶されて
いる値T2分の変換周期の間連続すると閾値判定信号7
が「L」となる。
それを受けてAND回路14aの出力も「H」となり、
上述したごとくその状態が記憶装置10cに記憶されて
いる値T2分の変換周期の間連続すると閾値判定信号7
が「L」となる。
【0018】第4図は本発明によるAD変換器の第二の
実施例の構成を示すブロック図である。本実施例はAD
変換器を並列比較形AD変換器で構成したものである。
実施例の構成を示すブロック図である。本実施例はAD
変換器を並列比較形AD変換器で構成したものである。
【0019】各部分の動作を説明する。参照電圧入力端
子17a及び17bに参照電圧を印加する。17aには
参照電圧VRT、17bには参照電圧VRBが印加される。
両端子の参照電圧の電位差は抵抗器18によって構成さ
れるラダー抵抗により分圧され、電圧比較器1の一方の
入力には上記分圧された参照電圧が供給される。i番目
の電圧比較器に供給される参照電圧をVRiとする。電圧
比較器1はその参照電圧VRiとアナログ入力5から与え
られるVINとを比較し VRi < VIN …(7) であれば、出力を「H」にする。従って、電圧比較器群
1−1〜1−6の出力は参照電圧VRiの低い側は「H」
で参照電圧の高い側は「L」となる。複数のEXOR回
路19−1〜9−6は電圧比較器群1−1〜1−6の出
力が「H」から「L」に変化する点を検出し、その部分
のEXOR回路の出力のみが「H」になる。エンコーダ
回路20はそのEXOR出力を受け、「H」になった出
力の位置番号をディジタル値に変換し、ディジタル出力
6として出力する。
子17a及び17bに参照電圧を印加する。17aには
参照電圧VRT、17bには参照電圧VRBが印加される。
両端子の参照電圧の電位差は抵抗器18によって構成さ
れるラダー抵抗により分圧され、電圧比較器1の一方の
入力には上記分圧された参照電圧が供給される。i番目
の電圧比較器に供給される参照電圧をVRiとする。電圧
比較器1はその参照電圧VRiとアナログ入力5から与え
られるVINとを比較し VRi < VIN …(7) であれば、出力を「H」にする。従って、電圧比較器群
1−1〜1−6の出力は参照電圧VRiの低い側は「H」
で参照電圧の高い側は「L」となる。複数のEXOR回
路19−1〜9−6は電圧比較器群1−1〜1−6の出
力が「H」から「L」に変化する点を検出し、その部分
のEXOR回路の出力のみが「H」になる。エンコーダ
回路20はそのEXOR出力を受け、「H」になった出
力の位置番号をディジタル値に変換し、ディジタル出力
6として出力する。
【0020】一方、図中の電圧比較器1−5の出力は、
電圧比較器の出力15bとして閾値判定回路21に与え
られる。電圧比較器1−5に供給される参照電圧は VRi = VT1 …(8) である。さらに、電圧比較器1−1の出力は電圧比較器
出力15cとして閾値判定回路21に与えられる。電圧
比較器1−1に供給される参照電圧は VRii = VT2 …(9) である。閾値判定回路21は電圧比較器出力15bがあ
る変換周期の間「L」であり続けた場合、つまり VIN < VT1 …(10) の状態がT1周期連続した場合、閾値判定信号7を
「H」にする。さらに閾値判定信号が「H」でT2変換
周期の間電圧比較器出力15cが「H」であり続けた場
合、つまり VIN > VT2 …(11) の状態が続いた場合、閾値判別信号7を「L」にする。
電圧比較器の出力15bとして閾値判定回路21に与え
られる。電圧比較器1−5に供給される参照電圧は VRi = VT1 …(8) である。さらに、電圧比較器1−1の出力は電圧比較器
出力15cとして閾値判定回路21に与えられる。電圧
比較器1−1に供給される参照電圧は VRii = VT2 …(9) である。閾値判定回路21は電圧比較器出力15bがあ
る変換周期の間「L」であり続けた場合、つまり VIN < VT1 …(10) の状態がT1周期連続した場合、閾値判定信号7を
「H」にする。さらに閾値判定信号が「H」でT2変換
周期の間電圧比較器出力15cが「H」であり続けた場
合、つまり VIN > VT2 …(11) の状態が続いた場合、閾値判別信号7を「L」にする。
【0021】図5は図4の閾値判定回路21の構成を示
すブロック図である。各部の動作を説明する。電圧比較
器1−5の出力15bはNOT回路24により反転され
てAND回路14bによりAD変換器本体の変換動作に
同期したクロック信号23とAND論理を取られる。こ
の結果が「H」になった変換周期の数を計数器11cは
計数する。すなわち電圧比較器出力15bが「L」であ
る変換周期数を計数する。ディジタル比較器9dは計数
器11cの出力と記憶装置10dに記憶されている値T
1とを比較し、計数器11cの出力が大きくなった場合
出力を「H」にする。ラッチ12cはディジタル比較器
9dの出力をラッチする。その出力は閾値判定信号7と
して出力される。
すブロック図である。各部の動作を説明する。電圧比較
器1−5の出力15bはNOT回路24により反転され
てAND回路14bによりAD変換器本体の変換動作に
同期したクロック信号23とAND論理を取られる。こ
の結果が「H」になった変換周期の数を計数器11cは
計数する。すなわち電圧比較器出力15bが「L」であ
る変換周期数を計数する。ディジタル比較器9dは計数
器11cの出力と記憶装置10dに記憶されている値T
1とを比較し、計数器11cの出力が大きくなった場合
出力を「H」にする。ラッチ12cはディジタル比較器
9dの出力をラッチする。その出力は閾値判定信号7と
して出力される。
【0022】一方、電圧比較器1−2の出力15cはA
ND回路14cに入力される。AND回路14cには他
にクロック信号23、閾値判別信号7が入力される。A
ND回路14cの出力は計数器11dに与えられる。つ
まり閾値判別信号7が「H」のとき、電圧比較器出力1
5cが「H」である周期数を計数する。ディジタル比較
器9eには計数器11dの出力と記憶装置10eの値が
与えられ、計数器11dの出力が記憶装置10eに記憶
されている値T2を上回った場合ディジタル比較器9e
の出力は「H」になる。ディジタル比較器9eの出力は
リセット信号として自分自身、計数器11c、ラッチ回
路12cに与えられる。これにより、閾値判定信号7も
クリアされる。また、閾値判定信号7が「H」となって
いる期間には、閾値判定回路21及び図4中の電圧比較
器1−2以外の動作を停止させる。これは例えば回路へ
のクロックの供給を停止するなどの方法で実現すること
ができる。こうすることにより消費電力を低減できる。
ND回路14cに入力される。AND回路14cには他
にクロック信号23、閾値判別信号7が入力される。A
ND回路14cの出力は計数器11dに与えられる。つ
まり閾値判別信号7が「H」のとき、電圧比較器出力1
5cが「H」である周期数を計数する。ディジタル比較
器9eには計数器11dの出力と記憶装置10eの値が
与えられ、計数器11dの出力が記憶装置10eに記憶
されている値T2を上回った場合ディジタル比較器9e
の出力は「H」になる。ディジタル比較器9eの出力は
リセット信号として自分自身、計数器11c、ラッチ回
路12cに与えられる。これにより、閾値判定信号7も
クリアされる。また、閾値判定信号7が「H」となって
いる期間には、閾値判定回路21及び図4中の電圧比較
器1−2以外の動作を停止させる。これは例えば回路へ
のクロックの供給を停止するなどの方法で実現すること
ができる。こうすることにより消費電力を低減できる。
【0023】図6は、本発明によるAD変換器の第三の
実施例の構成を示すブロック図である。本実施例はパイ
プライン形AD変換器で構成したものである。各部の動
作を説明する。第一のサブAD変換器ブロック29aに
与えられた入力アナログ信号5はサンプルホールド回路
4に記憶される。サブAD変換器24aはサンプルホー
ルド回路4の出力をAD変換して、サブAD変換器出力
26aとしてm(整数)ビットのディジタル値を出力す
る。サブDA変換器25aはサブAD変換器の出力26
aをDA変換しアナログ信号を出力する。
実施例の構成を示すブロック図である。本実施例はパイ
プライン形AD変換器で構成したものである。各部の動
作を説明する。第一のサブAD変換器ブロック29aに
与えられた入力アナログ信号5はサンプルホールド回路
4に記憶される。サブAD変換器24aはサンプルホー
ルド回路4の出力をAD変換して、サブAD変換器出力
26aとしてm(整数)ビットのディジタル値を出力す
る。サブDA変換器25aはサブAD変換器の出力26
aをDA変換しアナログ信号を出力する。
【0024】サンプルホールド回路4の出力、サブDA
変換器25aの出力、サブAD変換器の出力26aは第
二のサブAD変換器ブロック29bに与えられる。残差
増幅器28aはサンプルホールド回路4の出力とサブD
A変換器25aの出力の差を取り記憶する。また、出力
論理回路27aはサブAD変換器の出力26aを記憶す
る。このように第一のサブAD変換器ブロック29aは
全ての出力が完了すると、また新たなアナログ入力5を
サンプルホールド回路4に取り込み次の変換動作に入
る。
変換器25aの出力、サブAD変換器の出力26aは第
二のサブAD変換器ブロック29bに与えられる。残差
増幅器28aはサンプルホールド回路4の出力とサブD
A変換器25aの出力の差を取り記憶する。また、出力
論理回路27aはサブAD変換器の出力26aを記憶す
る。このように第一のサブAD変換器ブロック29aは
全ての出力が完了すると、また新たなアナログ入力5を
サンプルホールド回路4に取り込み次の変換動作に入
る。
【0025】一方第二のサブAD変換器ブロック29b
は残差増幅回路28a出力をAD変換する。サブAD変
換器24bが残差増幅回路28aの出力をAD変換し、
nビットのサブAD変換器出力26bを出力する。それ
をサブDA変換器25bと出力論理回路27aが受け取
り、サブDA変換器25bはそれをDA変換し再びアナ
ログ値に戻すとともに、出力論理回路27aは記憶して
あるサブAD変換器ブロック29aの出力と合成する。
残差増幅回路28aの出力とサブDA変換器25b出
力、出力論理回路27a出力は第三のサブAD変換器ブ
ロックに送られる。第三のサブAD変換器ブロック29
cがこれらの値を受け取ると、第二のサブAD変換器ブ
ロック29bは新たな値を第一のサブAD変換器ブロッ
ク29aから受け取り次の変換動作に入る。
は残差増幅回路28a出力をAD変換する。サブAD変
換器24bが残差増幅回路28aの出力をAD変換し、
nビットのサブAD変換器出力26bを出力する。それ
をサブDA変換器25bと出力論理回路27aが受け取
り、サブDA変換器25bはそれをDA変換し再びアナ
ログ値に戻すとともに、出力論理回路27aは記憶して
あるサブAD変換器ブロック29aの出力と合成する。
残差増幅回路28aの出力とサブDA変換器25b出
力、出力論理回路27a出力は第三のサブAD変換器ブ
ロックに送られる。第三のサブAD変換器ブロック29
cがこれらの値を受け取ると、第二のサブAD変換器ブ
ロック29bは新たな値を第一のサブAD変換器ブロッ
ク29aから受け取り次の変換動作に入る。
【0026】残差増幅回路28bは残差増幅回路28a
の出力とサブDA変換器25bの出力との差を取り増幅
し、記憶する。サブAD変換器24cは残差増幅回路2
8bの出力をAD変換しpビットのサブAD変換器出力
26cを出力する。出力論理回路27bは既に求められ
ているm+nビットの出力とpビットのサブAD変換器
出力とを合成しm+n+pビットのディジタル出力6と
して外部に出力する。
の出力とサブDA変換器25bの出力との差を取り増幅
し、記憶する。サブAD変換器24cは残差増幅回路2
8bの出力をAD変換しpビットのサブAD変換器出力
26cを出力する。出力論理回路27bは既に求められ
ているm+nビットの出力とpビットのサブAD変換器
出力とを合成しm+n+pビットのディジタル出力6と
して外部に出力する。
【0027】図7は、図6のAD変換器の動作を示すタ
イミングチャート図である。本実施例においては、サブ
AD変換器24aは第一又は第二の実施例のAD変換器
が用いられており、設定された閾値に応じて閾値判定信
号7が出力され、また、第二、第三のサブAD変換器ブ
ロックの動作を停止することによって消費電力の低減を
はかる。以上、本発明のAD変換器の三つの実施例につ
いて説明を行ったが、他の回路構成、他の方式によって
も実現することができることはいうまでもない。またV
RiとVRiiの大小関係が逆でも問題はなく、また等しい
値でも実現は可能である。
イミングチャート図である。本実施例においては、サブ
AD変換器24aは第一又は第二の実施例のAD変換器
が用いられており、設定された閾値に応じて閾値判定信
号7が出力され、また、第二、第三のサブAD変換器ブ
ロックの動作を停止することによって消費電力の低減を
はかる。以上、本発明のAD変換器の三つの実施例につ
いて説明を行ったが、他の回路構成、他の方式によって
も実現することができることはいうまでもない。またV
RiとVRiiの大小関係が逆でも問題はなく、また等しい
値でも実現は可能である。
【0028】図8は、本発明による移動無線端末の一実
施例の構成例を示すブロック図である。図中30はアン
テナ、31は高周波信号処理部、32は変調部、33は
復調部、34はベースバンド信号処理部、35は同期ビ
ット付加回路、36は同期検出部、37はスクランブ
ラ、38はデスクランブラ、39は符号化器、40は復
号化器、41はAD変換器、42はDA変換器、43は
マイク、44はスピーカ、45は入力及び表示部、46
はマイクロプロセッサである。
施例の構成例を示すブロック図である。図中30はアン
テナ、31は高周波信号処理部、32は変調部、33は
復調部、34はベースバンド信号処理部、35は同期ビ
ット付加回路、36は同期検出部、37はスクランブ
ラ、38はデスクランブラ、39は符号化器、40は復
号化器、41はAD変換器、42はDA変換器、43は
マイク、44はスピーカ、45は入力及び表示部、46
はマイクロプロセッサである。
【0029】本実施例において、AD変換器41及び無
音検出信号47の構成を除いては従来知られている移動
無線端末と同じであるが、各部の働きを簡単に説明す
る。マイク43から入力された音声信号はベースバンド
信号処理部34内のAD変換器41によりディジタル信
号に変換される。ディジタル信号は符号化器39により
圧縮などの処理を受け、スクランブラ37により暗号化
等の処理を受け、同期ビット付加回路35でフレーム化
の処理を受け高周波信号処理部31に送られる。高周波
信号処理部31内では変調部32を経由しアンテナ30
から空中線電力として出力される。
音検出信号47の構成を除いては従来知られている移動
無線端末と同じであるが、各部の働きを簡単に説明す
る。マイク43から入力された音声信号はベースバンド
信号処理部34内のAD変換器41によりディジタル信
号に変換される。ディジタル信号は符号化器39により
圧縮などの処理を受け、スクランブラ37により暗号化
等の処理を受け、同期ビット付加回路35でフレーム化
の処理を受け高周波信号処理部31に送られる。高周波
信号処理部31内では変調部32を経由しアンテナ30
から空中線電力として出力される。
【0030】一方アンテナ30に受信された空中線電力
は高周波信号処理部31の復調部33を経由し、ベース
バンド信号処理部34の同期検出部36に与えられる。
ここで同期をとられた受信信号はデスクランブラ38で
暗号化解除などの処理を受け、復号化器40で信号の展
開を受け、DA変換器42でアナログ信号に変換されス
ピーカ44より音声信号として出力される。マイクロプ
ロセッサ46は各ディジタル処理において必要とされる
数値演算などを処理する。
は高周波信号処理部31の復調部33を経由し、ベース
バンド信号処理部34の同期検出部36に与えられる。
ここで同期をとられた受信信号はデスクランブラ38で
暗号化解除などの処理を受け、復号化器40で信号の展
開を受け、DA変換器42でアナログ信号に変換されス
ピーカ44より音声信号として出力される。マイクロプ
ロセッサ46は各ディジタル処理において必要とされる
数値演算などを処理する。
【0031】従来のディジタル移動無線端末ではVOX
処理は主にマイクロプロセッサ46で行われていたが、
本実施例においては、AD変換器41において処理が行
われる。AD変換器41としては前記本発明の第一から
第三項記載のいずれかのAD変換器を用いる。ここで閾
値VT1を無音判定基準値に設定し、閾値VT2を無音状態
から通常の状態に復帰したと判断する基準値に設定し、
時間T1、T2を適宜設定する。すると、マイク43か
らの音声入力が途絶えると、AD変換器41がそれを検
出して無音検出信号47を「H」にする。逆に無音状態
から音声が再び入力された場合は無音検出信号47が
「L」になりそれを知らせる。この無音検出信号47が
「H」のとき、AD変換器41の内部の一部の回路、変
調部32、同期ビット付加回路35、スクランブラ37
及び符号化器39の電力消費部が遮断される。上記実施
例はディジタル移動無線端末であるが、本発明は電池を
電源とし、音声をA/D変換して処理する信号処理回路
に適用できる。
処理は主にマイクロプロセッサ46で行われていたが、
本実施例においては、AD変換器41において処理が行
われる。AD変換器41としては前記本発明の第一から
第三項記載のいずれかのAD変換器を用いる。ここで閾
値VT1を無音判定基準値に設定し、閾値VT2を無音状態
から通常の状態に復帰したと判断する基準値に設定し、
時間T1、T2を適宜設定する。すると、マイク43か
らの音声入力が途絶えると、AD変換器41がそれを検
出して無音検出信号47を「H」にする。逆に無音状態
から音声が再び入力された場合は無音検出信号47が
「L」になりそれを知らせる。この無音検出信号47が
「H」のとき、AD変換器41の内部の一部の回路、変
調部32、同期ビット付加回路35、スクランブラ37
及び符号化器39の電力消費部が遮断される。上記実施
例はディジタル移動無線端末であるが、本発明は電池を
電源とし、音声をA/D変換して処理する信号処理回路
に適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上に述べたとおり、本発明によればA
D変換器に簡単な回路を付加することによって、AD変
換器自体が入力の有無を判断する機能を持つことがで
き、またこのAD変換器をディジタル移動無線通信端末
等の信号処理装置に用いることにより、従来マイクロプ
ロセッサで行われていたVOX処理をAD変換器が行う
ことができるようになり、マイクロプロセッサの負荷を
軽減し、マイクロプロセッサのコストを低減できる。
D変換器に簡単な回路を付加することによって、AD変
換器自体が入力の有無を判断する機能を持つことがで
き、またこのAD変換器をディジタル移動無線通信端末
等の信号処理装置に用いることにより、従来マイクロプ
ロセッサで行われていたVOX処理をAD変換器が行う
ことができるようになり、マイクロプロセッサの負荷を
軽減し、マイクロプロセッサのコストを低減できる。
【図1】本発明による逐次比較形AD変換器の実施例の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の逐次比較論理回路2の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1の実施例の逐次比較形AD変換器のタイミ
ングチャートを示す図である。
ングチャートを示す図である。
【図4】本発明による第二の実施例の並列比較形AD変
換器の構成を示すブロック図である。
換器の構成を示すブロック図である。
【図5】図4における閾値判定回路21の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】本発明による第三の実施例のパイプライン形A
D変換器の構成を示すブロック図である。
D変換器の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例のパイプライン形AD変換器のタ
イミングチャートを示す図である。
イミングチャートを示す図である。
【図8】本発明による第四の実施例の無線通信端末の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1…電圧比較器、 2…逐次比較論
理回路、3…DC変換器、 4…サ
ンプルホールド回路、5…アナログ入力、
6…ディジタル出力、7…識閾値判定信号、
8…シフトレジスタ、9a〜9e…ディジ
タル比較器、 10a〜10e…記憶装置、11a
〜11d…計数器、 12a〜12c…ラッ
チ回路、13…DC変換器制御回路、 14a
〜14c…AND回路、15a〜15c…電圧比較器出
力、 16…DC変換器制御出力、17a,17b…
参照電圧入力端子、 18…抵抗器、19…EXOR回
路、 20…エンコーダ回路、21…識
閾値判定回路、 22…固定バイアス端
子、23…クロック信号、 24a〜2
4c…サブAD変換器、25a,25b…サブDC変換
器、 26a〜26c…サブAD変換器出力、27
a,27b…出力論理回路、 28a,28b…残
差増幅回路、29a〜29c…サブAD変換器ブロッ
ク、30…アンテナ、31…高周波信号処理部、
32…変調部、33…復調部、
34…ベースバンド信号処理部、35…同期ビッ
ト付加回路、 36…同期検出部、37…スク
ランブラ、 38…デスクランブラ、3
9…符号化器、 40…復号化器、
41…AD変換器、 42…DC変換
器、43…マイク、 44…スピ
ーカ、45…入力及び表示部、 46…マ
イクロプロセッサ。
理回路、3…DC変換器、 4…サ
ンプルホールド回路、5…アナログ入力、
6…ディジタル出力、7…識閾値判定信号、
8…シフトレジスタ、9a〜9e…ディジ
タル比較器、 10a〜10e…記憶装置、11a
〜11d…計数器、 12a〜12c…ラッ
チ回路、13…DC変換器制御回路、 14a
〜14c…AND回路、15a〜15c…電圧比較器出
力、 16…DC変換器制御出力、17a,17b…
参照電圧入力端子、 18…抵抗器、19…EXOR回
路、 20…エンコーダ回路、21…識
閾値判定回路、 22…固定バイアス端
子、23…クロック信号、 24a〜2
4c…サブAD変換器、25a,25b…サブDC変換
器、 26a〜26c…サブAD変換器出力、27
a,27b…出力論理回路、 28a,28b…残
差増幅回路、29a〜29c…サブAD変換器ブロッ
ク、30…アンテナ、31…高周波信号処理部、
32…変調部、33…復調部、
34…ベースバンド信号処理部、35…同期ビッ
ト付加回路、 36…同期検出部、37…スク
ランブラ、 38…デスクランブラ、3
9…符号化器、 40…復号化器、
41…AD変換器、 42…DC変換
器、43…マイク、 44…スピ
ーカ、45…入力及び表示部、 46…マ
イクロプロセッサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 康之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 堀田 正生 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】アナログ信号をディジタル信号に変換する
AD変換器において、上記アナログ信号を標本化し保持
するサンプルホールド回路と、上記サンプルホールド回
路の出力を量子化しコード信号に変える変換回路と、上
記サンプルホールド回路の出力を閾値と比較し、閾値以
下又は以上の連続数によって上記アナログ信号のレベル
を検出する検出手段と、上記検出手段の出力を外部に知
らせる手段とをもつAD変換器。 - 【請求項2】請求項1記載のAD変換器において、上記
検出手段の出力を外部に知らせる手段によって、上記ア
ナログ信号のレベルが低いとき、上記変換回路の駆動を
中止する手段を付加して構成されたAD変換器。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のAD変換器におい
て、上記変換回路が上記サンプルホールド回路の出力と
DA変換器の出力電圧とを比較する電圧比較器と、上記
電圧比較器の出力を入力とする逐次比較論理回路と、上
記逐次比較論理回路の出力を上記DA変換器の入力と
し、上記検出手段が上記逐次比較論理回路の特定ビット
の変換動作時の変換結果と上記閾値とを比較する回路で
構成されたAD変換器。 - 【請求項4】請求項1又は2記載のAD変換器におい
て、上記変換回路が異なった参照電圧と上記サンプルホ
ールド回路の出力を入力とする複数の電圧比較器と、上
記複数の電圧比較器の入力から上記サンプルホールド回
路の出力に近い参照電圧が加えられた電圧比較器を特定
しコード化する論理回路から構成され、上記検出手段が
上記複数の電圧比較器の中で上記閾値と等しい参照電圧
が加えられた電圧比較器の出力を入力とし有意のサンプ
ル数を係数する手段と、上記サンプル数と前もって定め
られた数とを比較する手段とを有して構成された並列比
較形AD変換器。 - 【請求項5】請求項1又は2記載のAD変換器におい
て、上記AD変換回路がパイプライン形AD変換回路で
構成され、上記パイプライン形AD変換回路内の要素A
D変換回路として上記第1又は第2項記載のAD変換器
を用いたAD変換器。 - 【請求項6】電源としての電池と、上記電池を電源と
し、アナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換
器と、上記電池を電源とし、上記AD変換器の出力を処
理する処理回路とをもつ信号処理装置において、上記A
D変換器として請求項1ないし5記載のいずれかのAD
変換器を使用し、上記アナログ信号のレベルが低いこと
を検出したとき、上記AD変換器の出力を処理する処理
回路の駆動を停止する手段を持つ信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260210A JPH06112832A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | Ad変換器及びそれを用いた信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4260210A JPH06112832A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | Ad変換器及びそれを用いた信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06112832A true JPH06112832A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17344879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4260210A Pending JPH06112832A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | Ad変換器及びそれを用いた信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06112832A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010268324A (ja) * | 2009-05-17 | 2010-11-25 | Semiconductor Technology Academic Research Center | 発話推定による回路起動方法及び回路起動装置 |
| JP2021093726A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー | デュアルモードデータ変換器 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4260210A patent/JPH06112832A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010268324A (ja) * | 2009-05-17 | 2010-11-25 | Semiconductor Technology Academic Research Center | 発話推定による回路起動方法及び回路起動装置 |
| JP2021093726A (ja) * | 2019-12-06 | 2021-06-17 | アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー | デュアルモードデータ変換器 |
| JP2023058535A (ja) * | 2019-12-06 | 2023-04-25 | アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー | デュアルモードデータ変換器 |
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