JPH0611301B2 - ゲル状芳香剤組成物 - Google Patents
ゲル状芳香剤組成物Info
- Publication number
- JPH0611301B2 JPH0611301B2 JP61217790A JP21779086A JPH0611301B2 JP H0611301 B2 JPH0611301 B2 JP H0611301B2 JP 61217790 A JP61217790 A JP 61217790A JP 21779086 A JP21779086 A JP 21779086A JP H0611301 B2 JPH0611301 B2 JP H0611301B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- weight
- fragrance
- composition
- average
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、非水系のゲル状芳香剤組成物に関する。
従来技術 従来、ゲル状芳香剤としては、水を溶剤とし、寒天、カ
ラギーナン等をゲル化剤として用いた水ゲルタイプが、
市販芳香剤の主流を占めていた。しかし、水ゲルタイプ
の芳香剤は、長期保存において離水現象を示し、また、
水系であるために配合できる香料に制約があるばかり
か、香質およびその強さの持続性にも問題があった。
ラギーナン等をゲル化剤として用いた水ゲルタイプが、
市販芳香剤の主流を占めていた。しかし、水ゲルタイプ
の芳香剤は、長期保存において離水現象を示し、また、
水系であるために配合できる香料に制約があるばかり
か、香質およびその強さの持続性にも問題があった。
一方、上記水ゲルタイプの欠点を補うべく、テルペン系
炭化水素および脂肪酸ナトリウムを主成分とした非水系
のオイルゲルタイプの芳香剤が開発されている。しかし
ながら、アルキル、従来の非水系ゲル状芳香剤は、前記
問題点の解決が不十分であった。特開昭60-53148号公報
には、この問題を解決する方法として、テルペン系炭化
水素をステアリン酸ソーダでゲル化し、その際、ステア
リン酸ソーダの溶解性向上剤としてジエチレングリコー
ルまたはジプロピレングリコールを使用する方法が開示
されている。しかし、この方法では、長期保存において
ゲルから液状物が分離してくる離しょう現象が起こって
しまう。また、使用しうる溶剤がテルペン系炭化水素に
限られてしまうため、テルペン系炭化水素特有の香気の
影響で配合可能な香料に制約を受けるという問題があっ
た。
炭化水素および脂肪酸ナトリウムを主成分とした非水系
のオイルゲルタイプの芳香剤が開発されている。しかし
ながら、アルキル、従来の非水系ゲル状芳香剤は、前記
問題点の解決が不十分であった。特開昭60-53148号公報
には、この問題を解決する方法として、テルペン系炭化
水素をステアリン酸ソーダでゲル化し、その際、ステア
リン酸ソーダの溶解性向上剤としてジエチレングリコー
ルまたはジプロピレングリコールを使用する方法が開示
されている。しかし、この方法では、長期保存において
ゲルから液状物が分離してくる離しょう現象が起こって
しまう。また、使用しうる溶剤がテルペン系炭化水素に
限られてしまうため、テルペン系炭化水素特有の香気の
影響で配合可能な香料に制約を受けるという問題があっ
た。
発明の目的 本発明は、香気、香気の持続性に優れ、しかも、離しょ
う現象を著しく減少させたゲル状芳香剤組成物を提供す
るものである。
う現象を著しく減少させたゲル状芳香剤組成物を提供す
るものである。
発明の構成 本発明のゲル状芳香剤組成物は、以下の(A)、(B)、
(C)、(D)および(E)成分を含有することを特徴とする。
(C)、(D)および(E)成分を含有することを特徴とする。
(A)沸点が150〜220℃の範囲にあるテルペン系炭化水素
および非環式の非テルペン系炭化水素の少なくとも1
種:40〜90重量%。
および非環式の非テルペン系炭化水素の少なくとも1
種:40〜90重量%。
(B)炭素数12〜20の脂肪酸ナトリウム:1〜15重量%。
(C)水:1〜10重量%。
(D)非イオン界面活性剤:1〜20重量%。
(E)香料:0.5〜25重量%。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
(A)成分の溶剤は、香料成分の蒸散キャリアとして働く
ものであり、適度の揮発性を有し、しかも異臭がないこ
とが必要である。(A)成分としては、沸点が150〜220℃
のテルペン系炭化水素または非環式の非テルペン系炭化
水素が用いられる。
ものであり、適度の揮発性を有し、しかも異臭がないこ
とが必要である。(A)成分としては、沸点が150〜220℃
のテルペン系炭化水素または非環式の非テルペン系炭化
水素が用いられる。
沸点が150℃未満の場合は揮散が早くなり、 しかも、香りの強さをコントロールすることが困難とな
る。一方、220℃を超えると、揮散が遅くなりすぎるた
め香料の力価が不足し、好ましくない。
る。一方、220℃を超えると、揮散が遅くなりすぎるた
め香料の力価が不足し、好ましくない。
テルペン系炭化水素の具体例としては、d−リモネン
(bp.175℃)、α−ピネン(bp.155℃)、α−テルピネ
ン(bp.174℃)が挙げられる。非環式の非テルペン系炭
化水素としては、イソパラフィン(bp.165〜200℃)、
ノルマルパラフィン(bp.160〜190℃)などが例示され
る。
(bp.175℃)、α−ピネン(bp.155℃)、α−テルピネ
ン(bp.174℃)が挙げられる。非環式の非テルペン系炭
化水素としては、イソパラフィン(bp.165〜200℃)、
ノルマルパラフィン(bp.160〜190℃)などが例示され
る。
非環式の非テルペン系炭化水素は、テルペン系炭化水素
のようにそれ自体特有の香気を有さないので、配合香料
の制約がなく、所望の香料を用いることができる。可溶
化剤としてノニオン界面活性剤を用いた本発明の組成に
よれば、この非環式の非テルペン系炭化水素を溶剤とし
て良好なゲルを得ることができる。ステアリン酸ソーダ
とジエチレングリコールとを組合せても、非環式非テル
ペン系炭化水素をゲル状化することができない。
のようにそれ自体特有の香気を有さないので、配合香料
の制約がなく、所望の香料を用いることができる。可溶
化剤としてノニオン界面活性剤を用いた本発明の組成に
よれば、この非環式の非テルペン系炭化水素を溶剤とし
て良好なゲルを得ることができる。ステアリン酸ソーダ
とジエチレングリコールとを組合せても、非環式非テル
ペン系炭化水素をゲル状化することができない。
(A)成分の溶剤は、単独または2種以上併用して、組成
物中に40〜90wt%配合される。この配合量が40wt%未満で
は、香料などの混合性および揮発性が劣化し、一方、90
wt%を超えると脂肪酸ナトリウムの溶解性が低下する。
物中に40〜90wt%配合される。この配合量が40wt%未満で
は、香料などの混合性および揮発性が劣化し、一方、90
wt%を超えると脂肪酸ナトリウムの溶解性が低下する。
(B)成分の脂肪酸ナトリウムとしては炭素数12〜20のも
のが挙げられ、その具体例としてはラウリン酸ナトリウ
ム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム
およびそれらの混合物などが挙げられる。
のが挙げられ、その具体例としてはラウリン酸ナトリウ
ム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム
およびそれらの混合物などが挙げられる。
(B)成分は、ゲル化剤として用いられるものであり、組
成物中に1〜15wt%、好ましくは3〜8wt%の範囲で配合
される。この配合量が1wt%未満ではゲル強度が低下
し、一方、15wt%を超えると香気の力価が低下するので
好ましくない。
成物中に1〜15wt%、好ましくは3〜8wt%の範囲で配合
される。この配合量が1wt%未満ではゲル強度が低下
し、一方、15wt%を超えると香気の力価が低下するので
好ましくない。
(C)成分の水は、組成物中に1〜10wt%配合される。1wt
%未満では脂肪酸ナトリウムが溶解せず、一方、10wt%を
超えるとゲル強度が低下するため好ましくない。
%未満では脂肪酸ナトリウムが溶解せず、一方、10wt%を
超えるとゲル強度が低下するため好ましくない。
(D)成分の非イオン界面活性剤は、脂肪酸ナトリウムの
溶解性を向上する働きをする。非イオン界面活性剤とし
てはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルなどが挙げられ、特
に香りおよび脂肪酸ナトリウムの溶解性の点から、アル
キル基の平均炭素数が8〜18でエチレンオキサイドの平
均付加モル数が5〜15のポリオキシエチレンsec-アルキ
ルエーテル、またはアルキル基の平均炭素数が7〜12で
エチレンオキサイドの平均付加モル数が7〜20のポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテルが好ましい。
溶解性を向上する働きをする。非イオン界面活性剤とし
てはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルなどが挙げられ、特
に香りおよび脂肪酸ナトリウムの溶解性の点から、アル
キル基の平均炭素数が8〜18でエチレンオキサイドの平
均付加モル数が5〜15のポリオキシエチレンsec-アルキ
ルエーテル、またはアルキル基の平均炭素数が7〜12で
エチレンオキサイドの平均付加モル数が7〜20のポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテルが好ましい。
(D)成分の非イオン界面活性剤は、組成物中に1〜20wt
%、好ましくは3〜15wt%配合される。この配合量が1wt
%未満では脂肪酸ナトリウムの溶解力が十分でなく、一
方、20wt%を超えると揮発分が揮発した後の残留物が多
くなるため、好ましくない。
%、好ましくは3〜15wt%配合される。この配合量が1wt
%未満では脂肪酸ナトリウムの溶解力が十分でなく、一
方、20wt%を超えると揮発分が揮発した後の残留物が多
くなるため、好ましくない。
(E)成分の香料は、0.5〜25wt%配合される。0.5wt%未満
では適度の香気が得られなくなり、一方、25wt%を超え
て配合してもさほど香りが向上しないため好ましくな
い。
では適度の香気が得られなくなり、一方、25wt%を超え
て配合してもさほど香りが向上しないため好ましくな
い。
発明の効果 本発明によれば、脂肪酸ナトリウムの可溶化剤としてノ
ニオンン界面活性剤を用いることにより、離しょう現象
を著しく減少させることができ、また、外観、特にゲル
表面のツヤが良好なゲル状芳香剤組成物を得ることがで
きる。
ニオンン界面活性剤を用いることにより、離しょう現象
を著しく減少させることができ、また、外観、特にゲル
表面のツヤが良好なゲル状芳香剤組成物を得ることがで
きる。
また、ゲル状芳香剤組成物の香りを長時間一定に保つこ
とが可能となり、しかも、非環式非テルペン系炭化水素
のようにそれ自体に特有の香気を有さない溶剤を使用す
ることが可能なことから、あらゆる種類の香料を香料自
体の香調を損なうことなく配合することが可能となっ
た。
とが可能となり、しかも、非環式非テルペン系炭化水素
のようにそれ自体に特有の香気を有さない溶剤を使用す
ることが可能なことから、あらゆる種類の香料を香料自
体の香調を損なうことなく配合することが可能となっ
た。
実施例 以下の第1表に示した各ゲル状芳香剤組成物を調製し、
香りの質、離しょう量、ゲル表面のツヤを評価した。
香りの質、離しょう量、ゲル表面のツヤを評価した。
(1)香りの質の評価方法 溶解したゲル状組成物50gを缶(直径65mm、高さ30mm)
に充填し、室温で24時間放冷後に缶を開封(フルオープ
ン)し、この開封直後の香りの質を、無臭室(2m3)で
官能評価にて判定した。
に充填し、室温で24時間放冷後に缶を開封(フルオープ
ン)し、この開封直後の香りの質を、無臭室(2m3)で
官能評価にて判定した。
◎:非常に良い 〇:良い △:やや悪い ×:悪い 経日品の香りの質は、開封したゲル入りの缶を25℃に放
置し3週間後の状態を上記方法により官能評価にて判定
した。
置し3週間後の状態を上記方法により官能評価にて判定
した。
(2)離しょう量の測定法 溶解したゲル組成物50gを缶(直径65mm、高さ30mm)に
充填し、室温で24時間放冷する。このサンプルを−20℃
恒温槽で24時間冷却し、次に室温で24時間放置する。こ
の操作を4回繰り返した後、缶を開封(フルオープン)
し、離しょう液の重量を測定する。
充填し、室温で24時間放冷する。このサンプルを−20℃
恒温槽で24時間冷却し、次に室温で24時間放置する。こ
の操作を4回繰り返した後、缶を開封(フルオープン)
し、離しょう液の重量を測定する。
〇:離しょう液が0.5g未満 △:離しょう液が0.5g以上1g未満 ×:離しょう液が1g以上 (3)ゲル表面のツヤの評価方法 溶解したゲル組成物50gを缶(直径65mm、高さ30mm)に
充填し、室温で24時間放冷後に缶を開封(フルオープ
ン)し、この開封直後のゲル表面のツヤを目視測定し
た。
充填し、室温で24時間放冷後に缶を開封(フルオープ
ン)し、この開封直後のゲル表面のツヤを目視測定し
た。
◎:非常に良い 〇:やや良い △:やや悪い ×:非常に悪い
Claims (2)
- 【請求項1】(A)沸点が150〜220℃の範囲にあるテルペ
ン系炭化水素および非環式の非テルペン系炭化水素の少
なくとも1種:40〜90重量%、 (B)炭素数12〜20の脂肪酸ナトリウム:1〜15重量%、 (C)水:1〜10重量%、 (D)非イオン界面活性剤:1〜20重量%、および (E)香料:0.5〜25重量% を含むことを特徴とするゲル状芳香剤組成物。 - 【請求項2】非イオン界面活性剤が、アルキル基の平均
炭素数が8〜18であり、エチレンオキサイドの平均付加
モル数が5〜15であるポリオキシエチレンsec-アルキル
エーテル、または、アルキル基の平均炭素数が7〜12で
あり、エチレンオキサイドの平均付加モル数が7〜20で
あるポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテルから
選ばれた1種またはそれ以上であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のゲル状芳香剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61217790A JPH0611301B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | ゲル状芳香剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61217790A JPH0611301B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | ゲル状芳香剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6373966A JPS6373966A (ja) | 1988-04-04 |
| JPH0611301B2 true JPH0611301B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=16709764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61217790A Expired - Lifetime JPH0611301B2 (ja) | 1986-09-16 | 1986-09-16 | ゲル状芳香剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611301B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5258136A (en) * | 1992-03-04 | 1993-11-02 | Application Chemicals, Inc. | Alkoxylated compounds and their use in cosmetic stick formulations |
| JP2756075B2 (ja) * | 1993-08-06 | 1998-05-25 | 三菱電機株式会社 | 金属ベース基板およびそれを用いた電子機器 |
| JP3696837B2 (ja) * | 2002-02-04 | 2005-09-21 | 株式会社資生堂 | 香料組成物 |
| ES2453041T3 (es) * | 2008-08-01 | 2014-04-03 | The Procter & Gamble Company | Composiciones de perfume que comprenden componentes funcionales de perfume |
| CN112138196B (zh) * | 2019-06-28 | 2023-01-31 | 广东爱车小屋电子商务科技有限公司 | 凝胶空气清新剂及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6337179A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Taiyo Koryo Kk | 透明ゲル状芳香剤組成物 |
-
1986
- 1986-09-16 JP JP61217790A patent/JPH0611301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6373966A (ja) | 1988-04-04 |
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