JPH06113330A - ビデオ信号処理回路 - Google Patents

ビデオ信号処理回路

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JPH06113330A
JPH06113330A JP4093854A JP9385492A JPH06113330A JP H06113330 A JPH06113330 A JP H06113330A JP 4093854 A JP4093854 A JP 4093854A JP 9385492 A JP9385492 A JP 9385492A JP H06113330 A JPH06113330 A JP H06113330A
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エドガ セツプ ウオルタ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 標準線周波数受信ビデオ信号Vinをくし形フ
ィルタ20で輝度信号Ycmとクロミナンス信号cに分離
し、色復調器33、マトリクス34を介して各色差信号
を生成し、加算器段36で輝度信号Yと色差信号を合成
して原色信号R、G、Bを得る。外部信号源38からは
標準線周波数の原色信号Re、Ge、Beが供給され
る。切換スイッチ40aによりこのR、G、BとRe、
Ge、Beの一方を選択し、高速化回路37に供給して
2倍の線周波数原色信号を得る。 【効果】 標準線周波数のビデオ信号を順次走査型信号
に変換する場合に、線走査周波数の2倍化を原色信号の
生成後に行うことで、外部信号源からの原色信号の2倍
線周波数順次走査型化処理が容易化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオ信号の処理装
置に関するものである。この処理装置は、たとえば、線
周波数の飛越しビデオ信号を2倍線周波数の非飛越しビ
デオ信号に変換する順次(プログレシブ)走査装置に使
用するに適したものである。
【0002】
【発明の背景】高解像度テレビジョン方式の開発に関す
る最近の関心は、現行の標準の制限枠の中で現在の方式
の主たる動作特性を改善するための技法にある。一つの
提案として、順次すなわち非飛越し走査が使用されてい
る。通常の2対1垂直飛越し形式で供給される入来ビデ
オ信号は、先ずメモリ中に蓄積された非飛越し型すなわ
ち線順次走査型で2倍の線周波数でメモリから読出され
る。入来ビデオの各線で、表示されるビデオの2本分の
線を生成する。
【0003】その様なビデオ信号処理装置の一例は、1
983年8月26日にプリチャード(D.H.Pric
hard)氏が出願した米国特許出願第526700号
(特開昭60−70890号対応)に対応する英国特許
出願第8420973号中に開示されているが、この開
示事項をこの明細書中に参考として引用する。
【0004】線周波数fH すなわち約16KHzで繰返
す入来ビデオ信号は、デジタル化されてデジタルくし形
フィルタに供給され、そこで各々線周波数で繰返される
輝度信号およびクロミナンス信号のデジタル・サンプル
が発生する。カラー復調器はこのクロミナンス信号から
IおよびQ信号のような混合色(カラーミクスチャ)信
号を生成する。
【0005】Y、I、Q信号は幾つかの1Hメモリ中に
蓄積された後2倍の線周波数でそのメモリから読出され
る。2倍の線周波数のY、IおよびQ信号は次いでカラ
ー・マトリクスに供給されて順次走査型表示のための2
倍線周波数のR、GおよびB原色信号となる。
【0006】
【発明の概要】この発明の一特徴によれば、ビデオ信号
を2倍線周波数という風に倍数線周波数に速度を高める
ことを、処理系統の中でY、IおよびQ信号が生成され
るような比較的早い時点でなくR、G、B原色信号が生
成された後の点で行う。
【0007】この高速度化を、信号処理系統中の或る中
間点でなく終端部で行うと幾つかの利点が生まれてく
る。たとえば一つの利点は、カラー・マトリクス処理を
デジタル的に行うとすれば、輝度信号と混合色信号との
デジタル・マトリクス処理が、それらを高速化処理後に
マトリクスする場合に比べて低速で行われることであ
る。
【0008】R、G、Bの点で2fH の高速化を行うこ
とによる別の利点の一例は、単にこの高速化段に対する
入力部に設けたスイッチング装置を使って、合成ビデオ
信号から取出したR、G、B信号の代わりに外部R、
G、B信号を使うということだけで、外部的に発生され
たfH 線周波数のR、G、B信号を2倍線周波数非飛越
し型に変換し得ることである。外部的に発生されたR、
G、B信号の一例はコンピュータで発生させたR、G、
B信号である。
【0009】
【詳細な説明と実施例】以下、図面を参照しつつ詳細に
説明する。順次走査方式に使用するに適した図1のビデ
オ信号処理装置20において、端子21には合成ビデオ
信号Vinが生ずる。合成ビデオ信号Vinは、たとえば、
2対1の飛越し形式で1フレーム当たり525本の走査
線を有しビデオの各線が期間1/fH 中に生ずる普通の
NTSCカラー信号のようなものである。
【0010】合成ビデオ信号Vinは、スイッチ段40の
単極双投スイッチ40cの接点#1を介して偏向回路3
9に結合される。ビデオ信号Vinの同期部分は、2倍線
周波数走査偏向回路の動作を入来ビデオ信号Vinの画像
成分に同期させる働きをする。
【0011】合成ビデオ信号Vinは、1H遅延線23、
加算器24および減算器25から成るくし形フィルタ2
2に供給されて、クロミナンス信号から輝度信号が分離
される。1H遅延線23は入来ビデオ信号の水平線1本
分を充分にサンプリングできるだけの蓄積セルを持って
いる。遅延線23のクロック・サンプリング周波数は、
入来ビデオ信号Vinの線周期1/fH にわたって得られ
るサンプル数によって決まる。1/fH の線周波数で繰
返す分離された輝度信号Ycmがくし形フィルタ22の出
力端子26に生じ、1/fH の線周波数で繰返す分離さ
れたクロミナンス信号Cが出力端子27に発生する。
【0012】クロミナンス信号Cは色復調器33に結合
され、この復調器はIおよびQ信号のような色混合信号
を生成する。このIおよびQ信号は、IQマトリクス3
4と加算器段36とを有するカラー・マトリクスに印加
される。加算器段36は3個の加算器136r、136
g、136bと3個の加算器236r、236g、23
6bで構成されている。IQマトリクス34はI信号と
Q信号を合成して、その出力に3種の色差信号R−Y、
G−YおよびB−Yを生成する。各色差信号は線周波数
fH で発生する。
【0013】輝度信号Ycmを分離するくし形処理を行う
と垂直細部輝度情報の減少すなわち垂直方向の輝度解像
度の低下が生ずる。この結果は、一部は、くし形フィル
タによって行われる線平均化作用のために垂直細部情報
の幾分かがくし形フィルタ20により分離されてクロミ
ナンス信号C中に入るという事実に起因している。
【0014】垂直細部情報は比較的周波数の低い。たと
えば1MHzよりも低い周波数の情報である。クロミナ
ンス信号中に含まれている輝度垂直細部成分を輝度チャ
ンネル中に戻すために、クロミナンス信号Cを垂直分離
段28に供給する。垂直細部分離段28は、たとえば、
750KHz乃至1MHzの間に遮断周波数を持つ低域
通過フィルタである。
【0015】段28の出力に生じた比較的低周波数の垂
直細部輝度信号YD は非線形処理垂直ピーキング段29
に供給される。段29の出力に生じた垂直ピーキング信
号YP は、垂直細部信号YD と同様に加算器30に供給
されて輝度垂直細部増強信号YV が生ずる。
【0016】垂直細部増強信号YV は、信号の過渡的転
移部のプリシュートおよび/またはオーバシュートを強
調することによって黒と白の間の垂直方向転移部を鮮鋭
化するために利用する。垂直細部強調信号YV は、下述
のようにして、くし形処理された輝度信号Ycmに垂直細
部情報を回復させる。
【0017】ビデオ信号処理装置20は、画像の非飛越
し走査を行うのに線補間技法を利用するもので、すなわ
ち、入来ビデオ信号の各線は、テレビジョン受像機の連
続する非飛越し表示線上に表示されるべき時間圧縮され
た2本のビデオ線を生成する。この様な線補間技法の幾
つかは、プリチャード氏の米国特許出願第526707
号(特願昭59−177364号対応)に対応する英国
特許出願第8420974号に記載されており、これら
をこの明細書では参考技術として引用する。ビデオ信号
処理装置20は上記の特許出願に開示されている補間技
法の一変形を利用している。
【0018】対をなす表示線中に強調された垂直細部情
報を適性に表示するために、この強調された垂直細部情
報は表示線ごとに極性を反転させる。順次走査される表
示線中で1つの線から次の線へと極性を反転させるため
に、この強調された垂直細部輝度信号YV を加算器31
へおよび減算器32の負入力端子へ供給する。この加算
器31と減算器32の正入力端子とには、くし形処理さ
れた輝度信号Ycmが供給される。こうして、加算器31
の出力には回復された輝度信号Y+が生じ、減算器32
の出力に回復された輝度信号Y−が出力する。
【0019】これらの回復された輝度信号Y+とY−と
は、入来合成ビデオ信号Vinの、回復され強調された垂
直細部情報を含んだ輝度情報を含んでいる。回復された
輝度信号Y+は一方の極性で回復された強調垂直細部情
報を有し、回復された輝度信号Y−は上記と逆の極性で
回復された強調垂直細部情報を持っている。
【0020】回復された輝度信号Y+はカラー・マトリ
クス35の加算器段36の加算器136r、136g、
136bに供給され、回復された輝度信号Y−は加算器
236r、236g、236bに供給される。IQマト
リクス34から得られたR−Y色差信号は加算器136
r、236rに供給され、G−Y色差信号は加算器13
6gと236gに、B−Y信号は加算器136bと23
6bに供給される。
【0021】加算器136rの出力は第1の極性を持っ
た垂直細部情報の強調された輝度を持つ赤の原色信号R
+であり、加算器236の出力は上記と逆の極性の垂直
細部情報の強調された輝度を持つ赤原色信号R−であ
る。加算器136gの出力は第1の極性の垂直細部情報
の強調された輝度を有する緑原色信号G+で、加算器2
36gの出力は上記と逆の極性の強調垂直細部輝度を有
する緑原色信号G−である。
【0022】加算器136bは第1極性の強調された垂
直細部輝度を持つ青原色信号B+であり、加算器236
bの出力は逆の極性の垂直細部情報の強調された輝度を
持った青原色信号B−である。これらの赤、緑および青
の原色信号R±、G±、B±は各々fH 線周波数で発生
する。
【0023】高速化された、すなわち時間圧縮された2
倍線周波数の赤、緑および青色ビデオ信号R2X、G2X、
B2Xを生成するために、カラーマトリクス35の赤、
緑、青出力はスイッチ段40の6極単投スイッチ40b
を介して、時間圧縮回路すなわち高速化段37へ供給さ
れる。
【0024】2つの赤色信号R±は高速化ユニット37
rの各入力線IN1とIN2に供給され、2つの緑色信
号G±は高速化ユニット37gの各入力線IN1とIN
2に結合される。また2つの青色信号B±は高速化ユニ
ット37bの2つの入力線IN1とIN2にそれぞれ供
給される。
【0025】高速化ユニット37rは、2つの入力信号
の各々を係数2で圧縮して時間圧縮された信号R′+と
R′−とを生成する。これらの信号は、1/(2fH )
の周期を有し多重化されて出力信号線Tに信号R2Xを生
ずる。
【0026】2倍線周波数信号R2Xの線は、時間圧縮さ
れた信号R′−の線と時間圧縮された信号R′+の線と
の間で交番する。この交番動作は、入来ビデオ信号Vin
の或る線に関係する信号R′−とR′+の対に関して、
R′+信号中に含まれる情報を表示する表示線の直上に
隣接した表示線中にR′−信号中に含まれる情報が表示
されるような具合になされる。このR′−とR′+との
特定の順次配列によって、非飛越し表示信号の適正位相
を有する垂直ピーキングがなされる。
【0027】高速化ユニット37gと37bは、高速化
ユニット37rについて上述したと同様な動作をする。
高速化ユニット37gは、緑信号G′−とG′+の時間
圧縮された線の間で交番する2倍線周波数の緑信号G2X
を発生する。高速化ユニット37bは青信号B′−と
B′+の時間圧縮された線の間で交番する2倍線周波数
の青信号B2Xを生成する。
【0028】図3は、図1における高速化ユニット37
r、37gおよび37bの何れとしてでも使用可能な高
速化ユニットの特定例137を示している。図1の構成
中に使用し得る高速化ユニットの他の例は、この明細書
中に参照文献として引用する、セップ(W.E.Sep
p)氏により1983年8月26日付で出願された米国
特許出願第526701号(特開昭60−70891号
対応)に対応する英国特許出願第8420972号中に
詳述されている。
【0029】図3において、高速化ユニット137は、
4個の1Hメモリ41〜44、連動するスイッチ45a
と45bよりなる入力スイッチ段、出力スイッチ46、
および連動スイッチ47aと47bより成るメモリ・ク
ロック・スイッチ段を具えている。スイッチ45a、4
5bおよび46はそれぞれ4個の接点1〜4を持ってい
る。入力線IN1はスイッチ45aの1極に結合され、
入力線IN2はスイッチ45bの1極に結合され、出力
線Tはスイッチ46の1極に結合されている。
【0030】スイッチ45aと45bの腕は時計方向に
回転してそれらの各接点1〜4に順次接触する。スイッ
チ46の腕は反時計方向に回転して順番に端子1〜4に
接触する。スイッチ45aおよび45bの腕がそれぞれ
の接点の1つに止まる時間(接触時間)は周期1/fH
である。スイッチ46の腕のその接点の1つに対する接
触時間は周期1/2fH で、スイッチ45aおよび45
bのそれの1/2である。
【0031】入力線IN1上に生ずる図3の信号S+
は、図1の赤、緑および青の垂直方向に強調された信号
R+、G+、B+の何れか1つを表わし、fH なる線周
波数で繰返す。図3の入力線IN2に生ずる信号S−は
信号R−、G−、B−の1つに対応するものである。信
号S+はメモリ41と43に線ごとに順次蓄積される。
信号S−は線ごとに順次メモリ42と44に蓄積され
る。
【0032】メモリ41〜44の各々の容量は対象とす
る信号の最高周波数を充分サンプリングするに足るよう
なものである。この原則によってメモリ41乃至44の
各クロック端子CKに印加されるクロック信号fs 、C
Kの書込みクロック周波数が決定される。この書込みク
ロック周波数fs は、たとえば4fscであって、ここに
fscはカラー副搬送波周波数でたとえばNTSC方式で
は3.58MHzである。
【0033】メモリ41〜44中に蓄積されている信号
S+S−は書込みクロック周波数の2倍である2fs の
周波数で発生される読出しクロック信号2fs 、CKに
よって読出される。たとえば、読出しクロック周波数は
8fscである。書込みクロック信号はスイッチ47aと
47bのW接点に結合され、読出しクロック信号はこれ
ら両スイッチのR接点に結合される。スイッチ47aの
極は線蓄積メモリ41と42のクロック端子CKに結合
され、スイッチ47bの極は線蓄積メモリ43と44の
クロック端子CKに結合される。
【0034】スイッチ45a、45b、46、47aお
よび47bの各腕の同期した投入位置は図3に例示され
た形となる。たとえば、スイッチ45aと45bの両腕
が接触時間1/fH 中各端子1に接触しているとき、ス
イッチ47aの腕は端子Rにまたスイッチ47bの腕は
端子Wに接触している。この期間中、スイッチ46の腕
は、最初1/2fH の接触時間中端子3に接触し、次
に、同じ持続時間の別の接触時間中端子4に接触する。
こうして、入力線IN1とIN2に生じた信号S+とS
−は係数2で時間圧縮されて出力線T上に多重化され、
時間圧縮された信号S″−とS″+との間で交番する。
【0035】図1の装置で行われるビデオ信号処理はア
ナログ式とデジタル式の何れの型式ででも行うことがで
きる。デジタル式で行う場合には、入力合成ビデオ信号
Vinを、端子21に結合するに先立って、図示されてい
ないアナログ−デジタル変換器でデジタル化すなわちサ
ンプリングする。その場合図1に示す各処理段はデジタ
ル回路を使って構成される。デジタル信号R2X、G2Xお
よびB2Xは、次いで、テレビジョン受像機の映像管駆動
段へ供給される前に、図示されていないデジタル−アナ
ログ変換器でアナログ式に戻される。
【0036】図1に示したこの発明の一実施例の一特徴
として、カラー・マトリクス35の出力においてR、
G、Bの形に変換される後までビデオ信号を高速化処理
せずに処理することによって、殆どのデジタル処理を比
較的低いサンプリング周波数で行うことができる。
【0037】図1に示した実施例の別の特徴としては、
このビデオ処理装置20は、R、G、B信号を周波数f
H でしかも飛越し形式で発生するたとえばコンピュータ
の様な外部ビデオ信号源からの上記の如き信号を迅速に
処理する能力を持っている。2倍線周波数への高速化は
入来ビデオ信号VinがR、G、B形式に変換された後で
しか生じないから、この外部R、G、B信号は、高速化
ユニットが受入れる直前の内部処理されたR、G、B信
号の代わりに挿入することができる。
【0038】図1に例示されたように、外部R、G、B
信号源38は線周波数fH で繰返す3つの原色信号R
e、GeおよびBeを発生する。信号Re、Ge、Be
はスイッチ段40の3極双投スイッチ40aの各極に供
給される。スイッチ40aの3個の回路内接点の各々
は、3個の高速化ユニット37r、37g、37bのそ
れぞれ1つの両入力線IN1とIN2とに結合されてい
る。
【0039】スイッチ段40のスイッチ40a、40
b、40cの腕は互いに連動している。外部信号源38
からのRe、Ge、Be信号を処理するために、スイッ
チ40aの3個の腕はそれぞれその回路内接点に接触す
るように倒される。スイッチ40bの6個の腕はそれぞ
れ回路位置に倒される。スイッチ40cの腕は端子#2
と接触するようにされる。この様にして、外部からの赤
信号Rは高速化ユニット37rに結合され、係数2で時
間圧縮されて周期1/2fH の信号R′eを生じ、2倍
線周波数信号R2Xとして出力線Tで多重化される。
【0040】外部信号源38からの信号を処理するとき
に、信号R2Xは、非飛越し表示の2本の隣接表示線に表
示されるように1回繰返えされる時間圧縮された信号
R′eを持ったものとなる。緑および青の外部ビデオ信
号GeとBeを処理して、一回反復される時間圧縮され
た緑および青のビデオ信号G′eとB′eの2倍線周波
数信号G2XとB2Xを発生させる場合にも、上記と同様な
ことが行われる。この場合、R2X、G2X、B2X信号の交
番線は同じ極性の垂直細部情報を含んでいる。
【0041】偏向回路39を外部ビデオ信号Re、G
e、Beの画像内容と同期させるために、それらの中の
1つの信号たとえば信号Beを、スイッチ40cの接点
#2を介して偏向回路39に結合する。偏向回路39
は、ビデオ信号Beの同期成分を抽出して2倍線周波数
の水平偏向回路の動作と垂直偏向回路の動作を同期化さ
せる。
【0042】これ以外の同期化法、たとえば、外部信号
源38から独立した同期化情報を含む第4の出力信号を
供給させこの独立同期化情報をスイッチ40cから偏向
回路39に供給するような方法も利用することができ
る。
【0043】図1に示した実施例の更に別の特徴とし
て、外部R、G、B信号源38は、赤、緑および青の信
号Re、GeおよびBeを更に処理することなく時間圧
縮段37に直接結合することができる。これらの信号は
単に時間圧縮されて1/fH 期間に1回繰返されるだけ
である。
【0044】代表的には、外部R、G、B信号源38
は、たとえば、くし形処理された輝度信号Ycmの解像度
に比べて高い水平および垂直方向の解像度を有するR、
G、B信号を本来発生するコンピュータのような信号源
である。従って、入来合成ビデオ信号Vinに施した垂直
強調信号YV の発生のような処理は、このRe、Ge、
Be信号に対しては必要が無い。この外部から取出され
た信号Re、Ge、Beは時間圧縮段37の入力線に直
接に挿入することができる。
【0045】図2はこの発明によるビデオ信号処理装置
20の別の例を示すもので、時間圧縮すなわち高速化ユ
ニット用のメモリ蓄積能力の低減可能な、線周波数fH
で生ずる飛越しビデオ信号を非飛越し2倍線周波数R、
G、B信号に変換する装置である。図1と図2で同様な
参照符号の付けられた要素は同様な機能を呈し、また同
様な量(数)を表わしているものとする。
【0046】図2において、加算器30の出力に生ずる
垂直強調信号YV は、交番極性の非飛越し線相互型で輝
度処理チャンネル中に蓄積されるに先立って、先ず、係
数2で時間圧縮される。
【0047】IQマトリクス34の出力とくし形処理さ
れ輝度信号Ycmはカラー・マトリクス135の加算段3
36中で加算されて、加算器336rの出力に赤信号R
1を、加算器336gの出力に緑信号G1を、また加算
器336bの出力に青信号B1を生成する。それぞれ線
周波数fH で発生するこれらR1、G1、B1信号は、
それぞれスイッチ段140の3極単投スイッチ140b
の腕を介して、時間圧縮すなわち高速化段237の個々
の時間圧縮すなわち高速化ユニット237r、237
g、237bに結合する。
【0048】各高速化ユニット237r、g、bは、各
入力信号R1、G1、B1を係数2で時間圧縮しかつ各
時間圧縮された線を繰返す。高速化ユニット237r、
g、bの各出力には2倍線周波数の色信号R′2X、G′
2X、B′2Xが生ずる。入来ビデオ信号Vinの各線には、
赤、緑および青の色信号R′2X、G′2X、B′2Xのそれ
ぞれについて時間圧縮されたビデオの2本の線が生ずる
ことになる。時間圧縮された各色信号の各線の持続時間
は1/2fH である。
【0049】時間圧縮段237の高速化ユニット237
vには垂直細部強調信号YV が供給される。高速化ユニ
ット237vは他の高速化ユニットと同様に働いて2倍
線周波数の時間圧縮されたかつ1回繰返される垂直細部
強調ビデオ信号YV2X を発生する。
【0050】この2倍線周波数の1回繰返されるビデオ
信号YV2X は、多重化装置(マルチプレクサ)49のB
入力に直接結合されると共に、先ず極性を反転された後
多重化装置49のA入力にも供給される。矩形波の選択
クロックfH 、CKが多重化装置49の選択入力端子S
に供給されて、多重化装置の出力においてAまたはB入
力信号すなわち−YV2X か+YV2X かを選択する。多重
化装置49の出力は、それぞれ周期が1/2fH である
互いに逆極性の垂直強調信号−YV2X と+YV2X の間で
交番する。
【0051】多重化装置49の出力線に現れる交互に生
成される垂直強調信号−YV2X と+YV2X とは、加算器
段48の各加算器48r、48gおよび48bに結合さ
れる。1回繰り返しの2倍線周波数色信号R′2X、G′
2X、B′2Xも、スイッチ段140のスイッチ140eの
各腕と接点#1を介して、各加算器48r、48g、4
8bに供給される。
【0052】加算器48rの出力には2倍線周波数の赤
色信号が生成され、これは時間圧縮された赤色信号の線
対(R2X- 、R2X+ )より成り、この信号R2X- の垂直
細部情報の極性は信号R2X+ の垂直細部情報に対し逆で
ある。同じ様に、対をなす時間圧縮された信号
(G2X- 、G2X+ )と(B2X- 、B2X+ )とが各加算器
48gと48bの出力に生ずる。
【0053】加算器48r、48g、48bの出力は、
スイッチ段140のスイッチ140fの各接点#1と腕
を介して出力信号線60r、60g、60bに結合さ
れ、或る1対の表示線について見れば表示された垂直細
部情報の極性が互いに反対でかつ負の垂直細部情報が先
ず表示されるような具合に、2倍線周波数信号R2X、G
2X、B2Xが生成される。
【0054】外部R、G、B信号源38を画像情報供給
源として選ぶときは、スイッチ140aと140fの腕
を開路位置に倒し、140c〜140fの腕を各接点#
2と接触するようにする。信号源38で発生した外部信
号Re、Ge、Beは、高速化ユニット237r、23
7g、237bに供給されて係数2を以て時間圧縮さ
れ、時間圧縮されたカラービデオ信号の各線が1回繰返
す形で2倍線周波数色信号R′2X、G′2X、B′2Xが生
成される。
【0055】外部信号源38によって発生された赤、緑
および青信号は、既に明瞭な垂直方向解像度を持ってい
るので、垂直細部の回復操作は不必要であろう。従っ
て、高速化ユニットの出力237r、237g、237
bは、加算器段48をバイパスして、垂直細部140e
と140fを介して出力線60r、60g、60bに直
接結合することができる。
【0056】図4は、図2中の時間圧縮段237の高速
化ユニットとして使用することのできる一例構成337
の詳細を示している。図4において、信号S′は信号
R′、G′、B′中の何れか1つまたは信号Re、G
e、Be中の何れか1つを表わしている。また同図中の
信号S′2Xは、係数2で時間圧縮された完全な期間1/
fH にわたって1回繰返される、対応する出力信号を表
わしている。
【0057】高速化ユニット337は、2個の1Hメモ
リ51と52、互いに連動する単極双投スイッチ147
a〜147dで構成されている。各スイッチの腕の各接
点に対する接触時間は1/fH に等しい。周波数fs で
発生するクロック信号fs 、CKがスイッチ147aと
147bの接点Wに供給され、周波数2fs で発生する
クロック信号2fs 、CKがスイッチ147aと147
bの接点Rに供給される。
【0058】スイッチ147a〜147dの腕を図4に
示された位置におくと、信号S′の1本の線が1/fH
期間の間に1Hメモリ51中に蓄積される。メモリ51
と52は、信号S′中に含まれている最高周波数成分を
良好にサンプリングできるように、信号S′のサンプル
を充分に蓄積できるだけの蓄積容量を持っている。信号
S′のサンプルは、クロック信号fs 、CKをクロック
端子CKに供給することによって、メモリ51中に書込
まれる。
【0059】ビデオ信号S′の1本の線がメモリ51中
に書込まれている時同時に、前にメモリ52中に蓄積さ
れていた前のビデオ信号の線が読出しクロック2fs 、
CKによってこのメモリ52から読出される。メモリ5
2からの読出し速度はそのメモリへの書込み周波数の2
倍である。従って、メモリ51中に入来ビデオ信号S′
の線を1本書込むに要する1/fH の期間中にメモリ5
2からは前のビデオ信号の線が2回読出される。この2
倍線周波数信号S′2Xはスイッチ147bを介して高速
化ユニット337の出力に供給される。
【0060】垂直細部強調信号の時間圧縮処理の終了後
まで輝度処理径路中に垂直細部情報を挿入しないことに
よって、図2のビデオ信号処理装置120は、それぞれ
1Hメモリの蓄積容量をもつものを2個しかしか必要と
しない図4の高速化ユニットを持つ簡単な時間圧縮段2
37を利用することができる。
【0061】これとは、対照的に、図1のビデオ信号処
理装置20の時間圧縮段37はそれぞれ1Hメモリ4個
を含む図3の高速化ユニット137を使っている。更
に、垂直細部強調信号YV は、最高750KHzまたは
1MHzまでしか拡がっていない周波数を持った信号で
あるから、輝度処理径路中へ再挿入する前にこの垂直細
部強調信号の高速化を行うと、高速化ユニット237v
として1Hメモリと言う様な比較的小容量のメモリを利
用することができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるビデオ信号処理回路を使用した
順次走査用のビデオ信号処理装置の一実施例構成を示す
図である。
【図2】この発明によるビデオ信号処理回路を使用した
順次走査用のビデオ信号処理装置のまた別の実施例構成
を示す図である。
【図3】図1に示した構成のビデオ信号処理装置に使用
される高速化ユニットの一例構成の詳細を示す図であ
る。
【図4】図2に示した構成のビデオ信号処理装置に使用
される高速化ユニットの一例構成の詳細を示す図であ
る。
【符号の説明】
fH 第1の線周波数 Ycm 輝度信号 C クロミナンス信号 23、24 輝度信号生成手段(1H)遅延線と加算器 23、24 クロミナンス信号生成手段(1H遅延線と
減算器) 33、34、36 輝度信号とクロミナンス信号の受入
れ合成手段(色復調器、マトリクスおよび加算器段) 37 時間圧縮回路(高速化回路37r、37g、37
b) Re 第1の色信号 Be 第2の色信号 Ge 第3の色信号 40 スイッチング手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウオルタ エドガ セツプ アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 プリ ンストンミルストーン・リバ・アパートメ ンツ シー9 (72)発明者 ダルトン ハロルド プリチヤード アメリカ合衆国 ニユージヤージ州 プリ ンストンアダムズ・ドライブ 113

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の線周波数で輝度信号を生成する手
    段と;上記第1の線周波数でクロミナンス信号を生成す
    る手段と;上記の輝度およびクロミナンス信号を受入れ
    かつ合成して上記第1の線周波数で第1、第2および第
    3の色信号の第1の組を生成するように構成された手段
    と;上記合成手段の出力に結合され、上記第1の線周波
    数で生成された第1、第2および第3の色信号を時間的
    に圧縮して、それぞれ上記第1の線周波数の倍数周波数
    であるより高い第2の周波数で生ずる時間的に圧縮され
    た第1、第2および第3の色信号の第2の組を生成する
    時間圧縮回路と;上記第1の線周波数で第1、第2およ
    び第3の色信号の第3の組を受入れる入力装置と;上記
    合成手段と上記入力装置とに結合され上記時間圧縮回路
    に対して上記3つの色信号より成る上記第1の組と第3
    の組のうちの選択されたものを供給して、(a)時間的
    に圧縮された、3つの色信号の第2の組と、(b)3つ
    の色信号より成る上記第3の組から抽出された3つの色
    信号の時間的に圧縮された第4の組と、から上記の選択
    に対応して選択されたものを生成するスイッチング手段
    と;を具備して成り、上記時間的に圧縮された第4の組
    中の3つの色信号の各々は上記第2の線周波数で生成さ
    れる、ビデオ信号処理回路。
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