JPH06113508A - モールドモータの製造方法 - Google Patents

モールドモータの製造方法

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JPH06113508A
JPH06113508A JP4261425A JP26142592A JPH06113508A JP H06113508 A JPH06113508 A JP H06113508A JP 4261425 A JP4261425 A JP 4261425A JP 26142592 A JP26142592 A JP 26142592A JP H06113508 A JPH06113508 A JP H06113508A
Authority
JP
Japan
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hole
shaft
molded
resin
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4261425A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Ota
和博 太田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 樹脂をモールドする時に、ウエルドライン
が発生しないモールドモータの製造方法を提供する。 【効果】 ハウジング部でシャフト貫通孔を形成する
上・下型にノッチを植設した状態でモールドして貫通孔
形成部に貫通孔抜き部を一体形成し、モールド後に貫通
孔抜き部の除去によりハウジング部にシャフト貫通孔を
設けるので、モールド成形品の埋込みリング端面側にウ
エルドラインの形成を防止出来、この部分は他の部分と
同一の強度を有する事になる。このことから熱応力によ
る同部のクラックがなくなる。また、シャフト貫通孔1
3両端面部分が残ったノッチによる面取りを設けた状態
になっている為、シャフトをシャフト貫通孔13に通す
際及びシャフト貫通孔13にフタをする場合等のガイド
となり、モータ組立時の作業性が向上し組立時間を短縮
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻線を装着した固定子
鉄心を樹脂モールドで一体成形して成るベアリングブラ
ケットを有するモールドモータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モールドモータは、その構造から小形軽
量化や磁気音の低減或いは高湿度,汚損化での絶縁特性
(耐環境性)等が向上する特徴を有する。このモールド
モータの構造及び製造方法の従来技術を図14乃至図1
7を参照しながら説明する。図14において、巻線を収
納した固定子鉄心5を金属で形成された下型2のコア3
に挿入後、上型1を閉じる。そしてゲート7より図示し
ない成形機(例えば移送成形機あるいは射出成形機等)
を用いて樹脂9(例えばプリミックス,フェノール,エ
ポキシ,ナイロン,PBT等)を注入し製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような製
造方法には次の様な問題点がある。図14及び15にお
いて、ゲート7より注入された樹脂9の流れ8a,8
b,8cの中で流れ8bは下型2に設けた凸部4に当
り、樹脂9は2つに分岐し夫々の樹脂9の流れ8cとな
り反ゲート7側に流れた時、融合点14(以下ウエルド
ラインと称する)が生じる(図16(a)参照)。これ
で形成された固定子鉄心とコイルとを樹脂モールドで一
体成形した時に形成される樹脂モールド製のベアリング
ブラケットが図16(b)でその縦断面状態が図17で
ある。このウエルドライン14は樹脂9の種類によって
も異なるが、同部(ウエルドライン部)の強度は他の部
分の強度に比べ著しく低いことが知られている。
【0004】その為に、同部では鉄心5やコイルと一体
形成のベアリングブラケットのハウジング形成用の埋込
みリング6と、モールドする樹脂9の熱膨脹率差で発生
する熱応力により、ウエルドライン14でクラックが発
生することがある(図16(a)参照)。このウエルド
ライン強度の低下率は樹脂9の強度を上げる為に添加す
るガラス繊維を含有した樹脂ほど大きいことが知られて
いる。更にウエルドライン14の発生は完成した成形品
の表面に現れ、著しく商品価値を下げることも周知であ
る。
【0005】又、ウエルドライン14はコイルなどを一
体に樹脂モールドするいわゆるインサート成形品には必
ず発生する特有な現象である。クラックに至る事により
先に述べたモールドモータの特徴を発揮することが出来
ず、又、クラック部より軸受用潤滑油がしみ出す等の不
具合も発生する。本発明は前記欠点を除去する為になさ
れたもので、ウエルドラインが発生しないモールドモー
タを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子鉄心と
コイルとを樹脂モールドで一体成形した時に形成される
樹脂モールド製のベアリングブラケットを有するモール
ドモータにおいて、前記ベアリングブラケットのハウジ
ング部でシャフト貫通孔を形成する上・下型にノッチを
植設した状態でモールドして貫通孔形成部に貫通孔抜き
部を一体形成し、モールド後のシャフト貫通孔で前記ノ
ッチ内径部の貫通孔抜き部を除去によりハウジング部に
シャフト貫通孔を設けることを特徴とするモールドモー
タの製造方法である。
【0007】
【作用】ベアリングブラケットのハウジング部でシャフ
ト貫通孔を形成する上・下型にノッチを植設した状態で
モールドして貫通孔形成部に貫通孔抜き部を一体形成
し、モールド後のシャフト貫通孔で前記ノッチ内径部の
貫通孔抜き部を除去によりハウジング部にシャフト貫通
孔を設けるので、モールド成形品の埋込みリング端面側
にウエルドラインの形成を防止出来、この部分は他の部
分と同一の強度を有する事になる。このことから熱応力
による同部のクラックがなくなり、モールドモータの特
徴である耐環境性のあるモータを提供出来る。
【0008】また、シャフト貫通孔13両端面部分が残
ったノッチによる面取りを設けた状態になっている為、
シャフトをシャフト貫通孔13に通す際及びシャフト貫
通孔13にフタをする場合等のガイドとなり、モータ組
立時の作業性が向上し組立時間を短縮できる。
【0009】
【実施例】図1乃至図10を用いて本発明の一実施例を
説明する。その製造方法は図1に於いて、下型2に設け
た下型コア3に巻線を巻装した固定子鉄心5を挿入し、
一体形成のベアリングブラケットのハウジング形成用の
片側埋込みリング6をコア上部の凸部4にセットする。
この際、リング6はコア上部の凸部4がリング6上端面
より突出しない状態でセットされる。但し、この際図2
に示すように下型ノッチ10bはリング6上端面より出
ても構わない。又、上型ノッチ10aは上型1下端面よ
り突出している。
【0010】そして、上型ノッチ10a,下型ノッチ1
0bの径は同一である(図2,5参照)。その後、上型
1,下型2を合わせ図示しない成形機により樹脂9をゲ
ート7を通してキャビティ空間に注入する。そして成形
硬化した後に金型を開き取出し、モールド成形品の埋込
みリング6の露出した端面及びモールド成形品内側のノ
ッチ10cが形成された樹脂9端面に、中央部がノッチ
10c径より若干大きい穴を設けた受型の面が当たる様
にセットする。
【0011】その後、図8に示すようにモールド成形品
の埋込みリング6側の樹脂9で覆われたシャフトが貫通
する部分を、シャフト貫通孔と同径若しくはそれ以下の
径のポンチ12aで押すことにより、成形時に上型ノッ
チ10a,下型ノッチ10bで成形品に設けられたノッ
チ10c部分において破断面10dが生じ、更に続けて
ポンチ12aを押す事によりノッチ10c径より内周部
分の貫通孔抜き部16が成形品17より分離される(図
9参照)。続いてポンチ12aと同一工具上に設けられ
ている刃部12bが、貫通孔抜き部16分離後のシャフ
ト貫通孔13となる孔の荒れた破断面を凸凹の無い状態
に仕上げ、孔のあいた部分がシャフト貫通孔13となる
様にして製造される。
【0012】この様に図示しない成形機より注入された
樹脂9は図1に示すようにゲート7より金型内に流入
し、金型内での固定子鉄心5との隙間を図4に示すよう
に流動しながら各部に充填される。
【0013】この際、図4に示すように樹脂9の流れを
二分しウエルドライン14発生の原因となるコア上部の
凸部4が、リング6上端面より出ない様にセットされて
いる為に、埋込みリング6と上型1間の樹脂流れ8a,
8b,8cの中で流れ8bが図3に示すように二分され
ることがなく、ウエルドライン14の発生を防ぐ事が出
来る。この時、上型ノッチ10a,下型ノッチ10bに
よって樹脂9の流れ8bは妨げられない。
【0014】以上の結果、モールド成形品の埋込みリン
グ端面側にウエルドラインの形成を防止出来、この部分
は他の部分と同一の強度を有する事になる。このことか
ら熱応力による同部のクラックがなくなり、モールドモ
ータの特徴である耐環境性のあるモータを提供出来る。
【0015】また、シャフト貫通孔13両端面部分が残
ったノッチによる面取りを設けた状態になっている為、
シャフトをシャフト貫通孔13に通す際及びシャフト貫
通孔13にフタをする場合等のガイドとなり、モータ組
立時の作業性が向上し組立時間を短縮できる。 (他の実施例)他の実施例の構成を図11乃至図13を
用いて説明する。
【0016】樹脂9をゲート7を通してキャビティ内空
間に注入するまでは本実施例と同一の構成である。異な
る点は、図11の状態に於いて樹脂9注入後、樹脂9が
未硬化状態で図12に示すように金型1に設けたシャフ
ト貫通孔13と同径の上型ポンチ部1aをスライド下降
させる。
【0017】そしてシャフト貫通孔13部となる未硬化
貫通孔抜き部16aを除去する様にし、この際コア上部
凸部スライド部4aは上型ポンチ部1a,未硬化貫通孔
抜き部16aに押されることによりスライドする。この
動作により未硬化貫通孔抜き部16aがシャフト貫通孔
13から除去され図13参照),樹脂9硬化後上型ポン
チ部1aは元の状態に移動復帰する。
【0018】この事によりシャフト貫通孔13が形成さ
れ、成形品の金型から取出時或いは取出後にコア上部凸
部スライド部4aが元の状態に移動復帰することによ
り、未硬化貫通孔抜き部16aが金型から排出される様
にして製造され、除去後の状態は図10に示す通りであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モールド
成形品の埋込みリング端面側にウエルドラインの形成を
防止出来、この部分は他の部分と同一の強度を有する事
になる。このことから熱応力による同部のクラックがな
くなり、モールドモータの特徴である耐環境性のあるモ
ータを提供出来る。
【0020】また、シャフト貫通孔13両端面部分が残
ったノッチによる面取りを設けた状態になっている為、
シャフトをシャフト貫通孔13に通す際及びシャフト貫
通孔13にフタをする場合等のガイドとなり、モータ組
立時の作業性が向上し組立時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すモールドモータ製造時
の型断面図、
【図2】図1の“a”部の拡大図、
【図3】図1のA−A断面図でモールドモータ製造時の
金型内樹脂流動図、
【図4】図1のB−B断面図で樹脂流動図、
【図5】図2のC−C断面図で樹脂流動図、
【図6】モールド成形品の外観図、
【図7】図6のD−D断面図、
【図8】図7“b”部の拡大図でシャフト貫通孔を設け
る過程図、
【図9】図7“b”部の拡大図でシャフト貫通孔を設け
る過程図、
【図10】図7“b”部の拡大図でシャフト貫通孔を設
ける過程図、
【図11】図1“a”部の拡大図で他の実施例でのシャ
フト貫通孔を設ける過程図、
【図12】図1“a”部の拡大図で他の実施例でのシャ
フト貫通孔を設ける過程図、
【図13】図1“a”部の拡大図で他の実施例でのシャ
フト貫通孔を設ける過程図、
【図14】従来のモールドモータ製造時の型断面図、
【図15】図11のE−E断面図でモールドモータ製造
時の金型内樹脂流動図、
【図16】従来のモールドモータの外観及びウエルドラ
インの発生状態図、
【図17】図13のF−F断面図。
【符号の説明】
5……固定子鉄心 6……埋込みリング 7……ゲート 9……樹脂 10a……上型ノッチ 10b……下型ノッチ 10c……ノッチ 11……コイルエンド 13……シャフト貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心とコイルとを樹脂モールドで
    一体成形した時に形成される樹脂モールド製のベアリン
    グブラケットを有するモールドモータにおいて、前記ベ
    アリングブラケットのハウジング部でシャフト貫通孔を
    形成する上・下型にノッチを植設した状態でモールドし
    て貫通孔形成部に貫通孔抜き部を一体形成し、モールド
    後のシャフト貫通孔で前記ノッチ内径部の貫通孔抜き部
    を除去によりハウジング部にシャフト貫通孔を設けるこ
    とを特徴とするモールドモータの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔抜き部の除去はプレス作業に
    よる請求項1記載のモールドモータの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔抜き部の除去作業にプレス作
    業による打抜き後に刃物にてシャフト貫通孔内周の切削
    を同プレス作業で行なう請求項1記載のモールドモータ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔抜き部の除去は樹脂が未硬化
    状態で行なう請求項1記載のモールドモータの製造方
    法。
JP4261425A 1992-09-30 1992-09-30 モールドモータの製造方法 Pending JPH06113508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022191A (ja) * 2009-10-26 2010-01-28 Panasonic Corp モールド電動機
CN104734405A (zh) * 2013-12-23 2015-06-24 罗伯特·博世有限公司 具有注塑包封体的定子和具有这种定子的电机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022191A (ja) * 2009-10-26 2010-01-28 Panasonic Corp モールド電動機
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