JPH08298740A - モールドモータ - Google Patents
モールドモータInfo
- Publication number
- JPH08298740A JPH08298740A JP7102085A JP10208595A JPH08298740A JP H08298740 A JPH08298740 A JP H08298740A JP 7102085 A JP7102085 A JP 7102085A JP 10208595 A JP10208595 A JP 10208595A JP H08298740 A JPH08298740 A JP H08298740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing housing
- inner diameter
- molded
- molded motor
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特殊な金型、加工方法を必要とせず現在とほ
ぼ同様の工数、及び安価な部品で軸受ハウジング内径の
精度を向上させることができ、騒音振動の低減と信頼性
の向上を図れるモールドモータを提供することを目的と
する。 【構成】 モールド樹脂にて一体成形する軸受ハウジン
グ6内に、収縮防止用の金属からなる円筒状部品10を
一体的に挿入した。したがってモールド樹脂にて巻線完
1と一体成形された軸受ハウジング6の内径寸法精度を
容易にあげることができ、騒音、振動の低減と信頼性の
高いモールドモータを実現できる。
ぼ同様の工数、及び安価な部品で軸受ハウジング内径の
精度を向上させることができ、騒音振動の低減と信頼性
の向上を図れるモールドモータを提供することを目的と
する。 【構成】 モールド樹脂にて一体成形する軸受ハウジン
グ6内に、収縮防止用の金属からなる円筒状部品10を
一体的に挿入した。したがってモールド樹脂にて巻線完
1と一体成形された軸受ハウジング6の内径寸法精度を
容易にあげることができ、騒音、振動の低減と信頼性の
高いモールドモータを実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂にて巻線完と軸受
ハウジングを一体成形してなるモールドモータに関する
ものである。
ハウジングを一体成形してなるモールドモータに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、巻線完を封止してなるモールドモ
ータにおいては、軸受ハウジングを金属のプレス部品等
にてあらかじめ製作し、モールド成形時にモールド金型
内に挿入、一体成形をするインサート成形方式、または
モータを組み立てる際に巻線完を封止したモールド完成
品にその軸受ハウジングを圧入し固定するハウジング圧
入方式、あるいは軸受ハウジングをネジ等にてモールド
完成に機械的に取付ける方式等があった。
ータにおいては、軸受ハウジングを金属のプレス部品等
にてあらかじめ製作し、モールド成形時にモールド金型
内に挿入、一体成形をするインサート成形方式、または
モータを組み立てる際に巻線完を封止したモールド完成
品にその軸受ハウジングを圧入し固定するハウジング圧
入方式、あるいは軸受ハウジングをネジ等にてモールド
完成に機械的に取付ける方式等があった。
【0003】しかしながら上記各方式では、軸受ハウジ
ングを製作する精密金型、設備の増加及びインサート成
形または圧入、ネジ止め等による工数の増加の要因とな
っていた。またモータ組み立ての際に軸受ハウジングを
圧入固定もしくはネジ等にて機械的に取付ける方式で
は、ステータコアと軸受部の同芯度が狂いやすい傾向に
あった。
ングを製作する精密金型、設備の増加及びインサート成
形または圧入、ネジ止め等による工数の増加の要因とな
っていた。またモータ組み立ての際に軸受ハウジングを
圧入固定もしくはネジ等にて機械的に取付ける方式で
は、ステータコアと軸受部の同芯度が狂いやすい傾向に
あった。
【0004】これらの不具合点を改善するために近年、
軸受ハウジングの片方を巻線完を樹脂にて封止する際、
同時に一体成形をしてしまう方式が広く行われる様にな
ってきた。この方法としては、軸受ハウジング部分とス
テータコア内径の同芯度を保証するために、円筒研摩等
の方法で軸受ハウジング部とステータコア内径部を一体
加工したセンター軸と呼ばれるモールド型を組込んだ金
型を使用し、巻線完を成形すると同時に軸受ハウジング
を一体成形し、その内径精度とステータコア内径部との
同芯度を確保していた。
軸受ハウジングの片方を巻線完を樹脂にて封止する際、
同時に一体成形をしてしまう方式が広く行われる様にな
ってきた。この方法としては、軸受ハウジング部分とス
テータコア内径の同芯度を保証するために、円筒研摩等
の方法で軸受ハウジング部とステータコア内径部を一体
加工したセンター軸と呼ばれるモールド型を組込んだ金
型を使用し、巻線完を成形すると同時に軸受ハウジング
を一体成形し、その内径精度とステータコア内径部との
同芯度を確保していた。
【0005】図2は従来の軸受一体成形型のモールドモ
ータの断面図である。軸受ハウジング6は、軸受ハウジ
ング上部6aを形成する上型と、軸受ハウジング内径7
を形成するセンター軸からなる型により形成される。ま
た上型はモータのヒンジ部2を形成する下型と組み合わ
され、その両端には樹脂を注入するゲート3が設けてあ
る。一般的にこの様な構成ではゲート3の方向に対し軸
受ハウジング内径7は収縮し、その直角方向に対し数1
0μ程度小さくなる傾向があることがわかっている。
ータの断面図である。軸受ハウジング6は、軸受ハウジ
ング上部6aを形成する上型と、軸受ハウジング内径7
を形成するセンター軸からなる型により形成される。ま
た上型はモータのヒンジ部2を形成する下型と組み合わ
され、その両端には樹脂を注入するゲート3が設けてあ
る。一般的にこの様な構成ではゲート3の方向に対し軸
受ハウジング内径7は収縮し、その直角方向に対し数1
0μ程度小さくなる傾向があることがわかっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方の軸受ハウジング
を樹脂にて一体成形するモータは、部品点数を少なくで
きることもあってモールド樹脂成形時及びモータ組立時
は工数は極めて少なく合理的なものであった。しかしな
がら増々要求される低騒音化及び信頼性の高いモータを
製作する上では、軸受ハウジング内径のさらなる精度向
上が不要不可欠となっていたが、その軸受ハウジング内
径の寸法精度はモールドするための樹脂の物性はもちろ
んのこと、軸受ハウジング周辺、及び巻線完の形状、巻
線完の予熱温度、金型の温度にも大きく影響を受け、特
に樹脂を注入するゲートの位置と軸受ハウジング内径の
収縮方向には密接な関係があることはわかっているもの
の、その軸受ハウジングを元々のセンター軸と呼ばれる
金型の寸法精度(特に真円度)通りに成形することは極
めて困難であった。つまり樹脂の収縮のために金型をい
かに精度良く真円に加工しても、成形後の軸受ハウジン
グ内径は真円とはならない傾向があった。
を樹脂にて一体成形するモータは、部品点数を少なくで
きることもあってモールド樹脂成形時及びモータ組立時
は工数は極めて少なく合理的なものであった。しかしな
がら増々要求される低騒音化及び信頼性の高いモータを
製作する上では、軸受ハウジング内径のさらなる精度向
上が不要不可欠となっていたが、その軸受ハウジング内
径の寸法精度はモールドするための樹脂の物性はもちろ
んのこと、軸受ハウジング周辺、及び巻線完の形状、巻
線完の予熱温度、金型の温度にも大きく影響を受け、特
に樹脂を注入するゲートの位置と軸受ハウジング内径の
収縮方向には密接な関係があることはわかっているもの
の、その軸受ハウジングを元々のセンター軸と呼ばれる
金型の寸法精度(特に真円度)通りに成形することは極
めて困難であった。つまり樹脂の収縮のために金型をい
かに精度良く真円に加工しても、成形後の軸受ハウジン
グ内径は真円とはならない傾向があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、特殊
な金型、加工方法を必要とせず現在とほぼ同様の工数、
及び安価な部品で軸受ハウジング内径の精度を向上させ
ることができ、騒音振動の低減と信頼性の向上を図れる
モールドモータを提供することを目的とする。
な金型、加工方法を必要とせず現在とほぼ同様の工数、
及び安価な部品で軸受ハウジング内径の精度を向上させ
ることができ、騒音振動の低減と信頼性の向上を図れる
モールドモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のモールドモータ
は上記目標を達成するためモールド樹脂にて一体成形す
る軸受ハウジング内に収縮防止用の円筒状部品を挿入す
るようにしたものである。
は上記目標を達成するためモールド樹脂にて一体成形す
る軸受ハウジング内に収縮防止用の円筒状部品を挿入す
るようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、モールド樹脂に
て巻線完と一体成形された軸受ハウジングの内径寸法精
度を容易に向上でき、騒音、振動の低減と信頼性の高い
モールドモータを作ることができる。
て巻線完と一体成形された軸受ハウジングの内径寸法精
度を容易に向上でき、騒音、振動の低減と信頼性の高い
モールドモータを作ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
にしながら説明をする。図1(a)は本発明の一実施例
のモールドモータの部分斜視図、図1(b)は同モール
ドモータの断面図である。上述したように、図2に示す
従来のモールドモータでは、ゲートの方向に対し軸受ハ
ウジング内径は収縮し、その直角方向に数10μ程度小
さくなる傾向がある。そこで本実施例では、図1(a)
(b)に示すように、軸受ハウジング6は、軸受ハウジ
ング上部6aを形成する上型と、軸受ハウジング内径7
を形成するセンター軸からなる型により形成される。ま
た上型はモータのヒンジ部2を形成する下型と組み合わ
され、その両端には樹脂を注入するゲートが設けてあ
る。一般的にこの様な構成ではゲートの方向に対し軸受
ハウジング内径7は収縮し、その直角方向に対し数10
μ程度小さくなる傾向があることがわかっている。その
収縮による真円のラインからのズレを解消するために、
軸受ハウジング6の内に金属性の円筒状部品10を挿入
し成形することで成形収縮後の内径寸法を確保してい
る。この円筒状部品10は、モールド成形を行うモール
ド樹脂と同等の線膨張係数を持ち、かつ安価な鉄材を選
定する。その内径11は軸受ハウジング内径7の10〜
30%増とし、外径12は軸受ハウジング外径14の5
〜10%減とする。厚み13については軸受ハウジング
部深さ15の50〜80%とする。
にしながら説明をする。図1(a)は本発明の一実施例
のモールドモータの部分斜視図、図1(b)は同モール
ドモータの断面図である。上述したように、図2に示す
従来のモールドモータでは、ゲートの方向に対し軸受ハ
ウジング内径は収縮し、その直角方向に数10μ程度小
さくなる傾向がある。そこで本実施例では、図1(a)
(b)に示すように、軸受ハウジング6は、軸受ハウジ
ング上部6aを形成する上型と、軸受ハウジング内径7
を形成するセンター軸からなる型により形成される。ま
た上型はモータのヒンジ部2を形成する下型と組み合わ
され、その両端には樹脂を注入するゲートが設けてあ
る。一般的にこの様な構成ではゲートの方向に対し軸受
ハウジング内径7は収縮し、その直角方向に対し数10
μ程度小さくなる傾向があることがわかっている。その
収縮による真円のラインからのズレを解消するために、
軸受ハウジング6の内に金属性の円筒状部品10を挿入
し成形することで成形収縮後の内径寸法を確保してい
る。この円筒状部品10は、モールド成形を行うモール
ド樹脂と同等の線膨張係数を持ち、かつ安価な鉄材を選
定する。その内径11は軸受ハウジング内径7の10〜
30%増とし、外径12は軸受ハウジング外径14の5
〜10%減とする。厚み13については軸受ハウジング
部深さ15の50〜80%とする。
【0011】この円筒状部品10をモールド成形時にセ
ンター軸16の上に装着し巻線完1と一体成形を行う。
センター軸16への装着についても細かな寸法規制は不
要であるため容易に装着が可能であり、軸受ハウジング
部を別部品にてあらかじめ製作しインサート成形する従
来方法よりも工数上も少なく加工可能である。
ンター軸16の上に装着し巻線完1と一体成形を行う。
センター軸16への装着についても細かな寸法規制は不
要であるため容易に装着が可能であり、軸受ハウジング
部を別部品にてあらかじめ製作しインサート成形する従
来方法よりも工数上も少なく加工可能である。
【0012】この円筒状部品10を挿入し成形すること
で、成形後の冷却による熱収縮の際にも軸受ハウジング
内径7の収縮はほとんど発生せず、元々のセンター軸と
呼ばれる金型寸法通りの成形品が得られることとなり、
極めて寸法精度の高いモールドモータを製造することが
できる。
で、成形後の冷却による熱収縮の際にも軸受ハウジング
内径7の収縮はほとんど発生せず、元々のセンター軸と
呼ばれる金型寸法通りの成形品が得られることとなり、
極めて寸法精度の高いモールドモータを製造することが
できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、極めて寸
法精度の高いモールドモータを安価で加工し易い部品
で、工数も従来同等のレベルで製造することができ、騒
音、振動の低減と信頼性の高いモールドモータを実現で
きる。
法精度の高いモールドモータを安価で加工し易い部品
で、工数も従来同等のレベルで製造することができ、騒
音、振動の低減と信頼性の高いモールドモータを実現で
きる。
【図1】(a)本発明の一実施例のモールドモータの部
分斜視図 (b)本発明の一実施例のモールドモータの断面図
分斜視図 (b)本発明の一実施例のモールドモータの断面図
【図2】従来の軸受一体成形型のモールドモータの断面
図
図
1 巻線完 6 軸受ハウジング 7 軸受ハウジング内径 10 円筒状部品
Claims (1)
- 【請求項1】巻線完を樹脂により封止してなるモールド
モータであって、一方の軸受ハウジングを同一の樹脂に
て一体成形し、かつその軸受ハウジング内に収縮防止用
の円筒状部品を挿入したことを特徴とするモールドモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102085A JPH08298740A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7102085A JPH08298740A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | モールドモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298740A true JPH08298740A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14317944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7102085A Pending JPH08298740A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | モールドモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08298740A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108964330A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-07 | 合肥市通得力电气制造有限公司 | 一种塑封电机用胶圈结构 |
| CN116576211A (zh) * | 2023-04-04 | 2023-08-11 | 广东威灵电机制造有限公司 | 一种防振圈及电机总成 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102085A patent/JPH08298740A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108964330A (zh) * | 2018-07-11 | 2018-12-07 | 合肥市通得力电气制造有限公司 | 一种塑封电机用胶圈结构 |
| CN116576211A (zh) * | 2023-04-04 | 2023-08-11 | 广东威灵电机制造有限公司 | 一种防振圈及电机总成 |
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