JPH0611421Y2 - 2本掛けチェーンによる動力伝達機構 - Google Patents

2本掛けチェーンによる動力伝達機構

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JPH0611421Y2
JPH0611421Y2 JP4158690U JP4158690U JPH0611421Y2 JP H0611421 Y2 JPH0611421 Y2 JP H0611421Y2 JP 4158690 U JP4158690 U JP 4158690U JP 4158690 U JP4158690 U JP 4158690U JP H0611421 Y2 JPH0611421 Y2 JP H0611421Y2
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JP
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chain
sprocket
transmission mechanism
power transmission
driven
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優一 二見
英作 大門
恭 鈴木
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、負荷トルクが変動する従動軸に駆動軸の回転
力を伝達するための2本掛けチェーンによる動力伝達機
構に関する。
従来技術及びその課題 従来、駆動軸から従動軸に回転力を伝達する機構とし
て、スプロケットとチェーンからなる動力伝達機構があ
る。この動力伝達機構は、スプロケットにチェーンを掛
け渡したとき、駆動軸と従動軸との軸間距離を強制的に
広げてチェーンの往路側と復路側の両方に初期張力を与
え、チェーンの弛みを無くし、従動軸の負荷トルクが正
負に変動しても、チェーンに振動が生じないようにして
いる。なお、チェーンの往路側とは、チェーンの循環移
動において、チェーンが従動軸から駆動軸の方向に移動
する側を称し、復路側とは駆動軸から従動軸の方向に移
動する側を称するものとする。そして、正負荷トルクと
は、チェーンの往路側が張るような負荷であり、負負荷
とはチェーンの復路側が張るような負荷である。
ところが、このような動力伝達機構によると、初期張力
を与える組立作業が困難であるとともに、長期間の使用
によりチェーンの往路側と復路側の両方に摩耗伸びが生
じ(チェーン全周が伸びる。)、チェーンが振動してチ
ェーン自体が破断するおそれがあるという問題点を有し
ている。
そこで、このような問題点に対処するものとして、常時
チェーンをテンショナで押圧してチェーンに弛みが生じ
ないようにする方法もあるが、この場合は、テンショナ
の設置場所に制約があるとともに、一般にテンショナは
高価であり、コストアップの原因になるという別の問題
点がある。
課題を解決するための手段 本考案は、駆動軸と従動軸とに1対ずつ設けた第1、第
2スプロケット組と、前記第1スプロケット組に掛け渡
した第1チェーンと、前記第2スプロケット組に掛け渡
した第2チェーンとを有し、前記両軸の少なくとも一方
に設けられた2つのスプロケットは、回転方向の位置が
相対的に変更可能であり、一方のチェーンの往路側と他
方のチェーンの復路側をそれぞれ張設した2本掛けチェ
ーンによる動力伝達機構により、前記の課題を解決した
ものである。
作用 一方のチェーンの往路側と他方のチェーンの復路側をそ
れぞれ張設したので、負荷トルク変動により正負の負荷
が生じても、正負荷は往路側が張ったチェーンで受け、
負負荷は復路側が張ったチェーンで受けることができ
る。従って、負荷トルク変動に応じて何れか一方のチェ
ーンの張設された側で負荷を受けることになり、負荷ト
ルクの変動に対してもチェーンが振動しにくくなるとと
もに、使用するテンショナの構造が簡単であっても、或
いは、テンショナを設けなくても、チェーンの安定した
走行が得られる。しかも、初期張力が与えられるのは各
チェーンの張り側だけであるから、チェーンの全体的摩
耗伸びも少なくなる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
動力伝達機構10は、第3図に示すように、例えば、自
動車のクランク軸40の回転力を第1カム軸Aから第2
カム軸Bに伝達するものである。
カム軸A、Bはエンジンバルブの開閉を行う機能を有し
ている。なお、第3図中、符号41は揺動自在のチェー
ンガイド42をチェーン43に押圧するテンショナであ
り、符号44は固定のチェーンガイドである。
動力伝達機構10は、第1カム軸である駆動軸A(第1
図)に具えた一対の駆動側第1、第2スプロケット1
1,21と、第2カム軸である従動軸Bに具えた一対の
従動側第1、第2スプロケット12,22と、第1スプ
ロケット組11,12に掛け渡した第1チェーン13
と、第2スプロケット組21,22に掛け渡した第2チ
ェーン23とを有している。
駆動側第1、第2スプロッケット11,21は互いに同
形で歯の位置を一致させて(即ち、位相を一致させて)
駆動軸Aにキー、キー溝(図示省略)によって取付けら
れている。又、従動側第1スプロケット12は、従動側
第2スプロケット22と同形で、第2図に示すように従
動軸Bにキー30、キー溝31によって取付けられてい
る。しかし、従動側第2スプロケット22はボルト32
によって回転方向に位置調整可能に従動軸Bに取付けら
れている。
次に、第1、第2チェーン13,23の組み込み順序を
説明する。
先ず、ボルト32を緩めて従動側第2スプロケット22
を回転自在の状態にしておいて、第1スプロケット組1
1,12に第1チェーン13を掛け、第2スプロケット
組21,22に第2チェーン23を掛ける。次に、駆動
軸A、従動軸Bを互いに外側方向(第1図中、矢印C,
D方向)に手動回転させ、第1チェーン13の往路側1
3aを張った状態にする。その後、第1チェーン13の
往路側13aを張ったままの状態で、駆動軸Aを回転規
制して、従動側第2スプロケット22のみを内側方向
(第1図中、矢印E方向)に手動回転させる。すると、
第2スプロケット22の歯22aと第1スプロケット1
2の歯12aとの位置が互いにずれ(即ち、位相がず
れ)、第2チェーン23の復路側23bが張る。最後
に、ボルト32を締付けて第2スプロケット22を従動
軸Bに固定する。この結果、第1チェーン13は往路側
13aが張った状態に保持され、第2チェーン23は復
路側23bが張った状態に保持される。
駆動軸Aの回転力は第1、第2チェーンの協働によって
従動軸Bに伝達されるが、エンジンバルブの位置に応じ
て、従動軸Bに回転を阻止するような負荷(正負荷)が
加わると第1チェーン13の往路側13aがその負荷を
受ける。又、従動軸Bの回転を速めるような負荷(負負
荷)が加わると第2チェーン23の復路側23bがその
負荷を受ける。
従って、負荷トルクの変動に応じて何れか一方のチェー
ンの張設された側で負荷を受けるので、使用するテンシ
ョナの構造が簡単であっても、或いは、テンショナを設
けなくても、チェーンの安定した走行が得られる。
更に、テンショナを設ける必要がなくなることにより、
チェーンがテンショナを叩く音、擦る音、或いは、テン
ショナ自身の作動音が無くなり、騒音を少なくすること
ができる。
次に、第4図は、従動側第1、第2スプロケット62,
72間にばね74を設け、このばね74によって第2ス
プロケット72に第1図中の矢印Eと同一方向の回転力
を付与するようにして第2チェーンの復路側に張力を与
えるようにした他の実施例の従動軸Bの部分の断面図で
ある。第2スプロケット72に第2チェーンを掛ける以
前はノックピン75で両方のスプロケット62,72の
相対位置を拘束してばね74に弾力を蓄えておき、第2
チェーンを掛けた後にノックピン76を抜いて、弾力を
解放し、第2スプロケット72を回転させる。その後、
ボルト32により、第2スプロケット72を従動軸Bに
固定する。
従って、この構造によると、第2スプロケット72を相
対的に回転させるために、ばね74の弾力を利用してい
るので、チェーンに張力を確実に付与することができる
とともに、張力を与える作業が簡素化される。
次に、第5図に示す伝達機構80は、駆動軸Aに具えた
駆動側第1、第2スプロケット81,91と、従動軸B
に具えた従動側第1、第2スプロケット82,92と第
1スプロケット組81,82に掛け渡した第1チェーン
83と、第2スプロケット組91,92に掛け渡した第
2チェーン93とを有している。駆動側第2スプロケッ
ト91は、一方向クラッチ95を介して駆動軸Aに具え
られている。
一方向クラッチ95自体は周知のものであるから、詳細
な説明は省略するが、駆動軸Aを固定したと考えたと
き、駆動側第2スプロケット91の矢印F方向への回転
は許容するが、矢印G方向への回転は阻止されるととも
に、逆に、スプロケット91を固定したと考えたとき
は、駆動軸Aの矢印E方向への回転は阻止されるが、矢
印G方向への回転は自由である。
従って、従動軸に正負荷が加わっているときの駆動軸A
の矢印H方向への回転力は、スプロケット81から第1
チェーン83にはそのまま伝わるが、スプロケット91
には一方向クラッチ95が作動して伝わらない。従っ
て、第1チェーン83は往路側83aが張られた状態に
なる。そして、スプロケット82に伝わった矢印J方向
への回転力はそのままスプロケット92に伝わり、スプ
ロケット92がスプロケット91を駆動することになる
ので、第2チェーン93は復路側93bが張られた状態
になる。
回転力に変動が生じ、従動軸Bに負負荷が加わっても、
スプロケット92がスプロケット91を回転させること
は変わらず、一方向クラッチ95の回転阻止動作によっ
て、スプロケット91はスプロケット81及び駆動軸A
を回転させる。そして、スプロケット81はスプロケッ
ト82を駆動する。この結果、チェーン83,93の往
路側83aと復路側93bは張られた状態のままになっ
ている。
従って、この伝達機構80によると、トルク変動が生じ
ても、チェーンの張りの状態が変わらないので、常に安
定したチェーン走行が実現できるとともに、チェーンに
張りを与えるための付加的機構を必要とせず、且つ、チ
ェーンに摩耗伸びが発生したとしても、一方向クラッチ
の機能によりチェーンの張り状態は変わらず維持される
ことになる。従って、摩耗伸びに起因する振動・騒音や
耐久性低下を防止することができ、且つ、メンテナンス
フリーのこの種伝達機構を実現することができる特徴が
ある。
なお、以上の実施例において、第1スプロケットと第2
スプロケットとの直径は同一であるが、異ならしめても
よい。すなわち、一方のチェーンを主たる駆動チェーン
とすれば、他方はそれよりサイズ(ピッチ)の小さいも
のでよく、それにより、動力伝達機構の全体的重量を軽
減することができる。
又、従動側の第2スプロケットを回転方向に位置調整可
能にしているが、勿論、駆動側のスプロケット対につい
て、その相対的位置を調節可能にしてもよく、双方の軸
について位置調整可能にしてもよい。
さらに、従動側、駆動側第1スプロケットはキーとキー
溝によって従動軸に固定されているが、第6図のよう
に、固定ノックピン75によって固定してもよいし、勿
論、軸に一体形成されているスプロケットでもよい。
考案の効果 本考案の2本掛けチェーン動力伝達機構は、一方のチェ
ーンの往路側を張設し、他方のチェーンの復路側を張設
してあるので、次のような効果を奏する。
駆動軸と従動軸との軸間距離を強制的に広げるという
困難な作業の必要がなくなる。
負荷トルクの変動に応じて何れか一方のチェーンの張
設された側で負荷を受けるので、使用するテンショナの
構造が簡単であっても、或いは、テンショナを設けなく
ても、チェーンの安定した走行が得られる。
それぞれのチェーンには、往路と復路のうち一方だけ
に張力(テンショナ)が与えられるので、チェーンの全
体的摩耗伸びが少なくなる。
テンショナを設ける必要がなくなると、テンショナを
設けるスペースがないような狭い軸間距離の場合でもチ
ェーン駆動が可能になるとともにチェーンがテンショナ
を叩く音、擦る音、或いは、テンショナ自身の作動音が
なくなり、騒音の発生を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の動力伝達機構の斜視図、第2図は従動
軸側の断面図、第3図はエンジンのカム軸駆動の動力伝
達部分に本考案の動力伝達機構を設けた場合の概略図、
第4図は他の実施例の従動軸側の断面図、第5図は他の
実施例の動力伝達機構の概略斜視図、第6図はスプロケ
ットの取付け方の他の実施例の断面図である。 A……駆動軸、B……従動軸 10,80……動力伝達機構 11,81……(駆動側)第1スプロケット 12,62,82……(従動側)第1スプロケット 13,83……第1チェーン 21,91……(駆動側)第2スプロケット 22,72,92……(従動側)第2スプロケット 23,93……第2チェーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸と従動軸とに1対ずつ設けた第1、
    第2スプロケット組と、前記第1スプロケット組に掛け
    渡した第1チェーンと、前記第2スプロケット組に掛け
    渡した第2チェーンとを有し、前記両軸の少なくとも一
    方に設けられた2つのスプロケットは、回転方向の位置
    が相対的に変更可能であり、一方のチェーンの往路側と
    他方のチェーンの復路側をそれぞれ張設したことを特徴
    とする、2本掛けチェーンによる動力伝達機構。
JP4158690U 1989-12-28 1990-04-20 2本掛けチェーンによる動力伝達機構 Expired - Lifetime JPH0611421Y2 (ja)

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JP4158690U JPH0611421Y2 (ja) 1989-12-28 1990-04-20 2本掛けチェーンによる動力伝達機構
US07/689,698 US5116283A (en) 1990-04-20 1991-04-19 Power transmission mechanism with two sets of chains
EP91303531A EP0453305A1 (en) 1990-04-20 1991-04-19 Power transmission mechanism with two sets of chains

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-150232 1989-06-13
JP15023289 1989-12-28
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JPH03114658U JPH03114658U (ja) 1991-11-26
JPH0611421Y2 true JPH0611421Y2 (ja) 1994-03-23

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