JPH06114253A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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Publication number
JPH06114253A
JPH06114253A JP4265773A JP26577392A JPH06114253A JP H06114253 A JPH06114253 A JP H06114253A JP 4265773 A JP4265773 A JP 4265773A JP 26577392 A JP26577392 A JP 26577392A JP H06114253 A JPH06114253 A JP H06114253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
stirring
stirring blade
cavity
interface
Prior art date
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Pending
Application number
JP4265773A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ihara
一夫 井原
Hisashi Yoshikawa
尚志 吉川
Ewao Nakamoto
英和夫 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4265773A priority Critical patent/JPH06114253A/ja
Publication of JPH06114253A publication Critical patent/JPH06114253A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撹拌装置において、副生物を効率よく離脱させ
るための界面を広く設ける撹拌装置。 【構成】液体中に設けた撹拌翼を形成する部材の動き
を、部材の後部に空洞が形成されるように所定の関係式
(1)〜(4)に基づいて調整した。 【効果】バッチ式反応機,高粘度反応機等、界面を広く
必要とする反応機において、液中に界面を設けることに
より、反応性能の低下を防じることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸発を伴なう樹脂原料
の反応に使用される撹拌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸発を伴なう反応装置の場合、液体と気
体との界面(蒸発面積)を大きくとることが、反応速度
を早めることに有利であることは言うまでもない。しか
し液体処理量が多くなってくると蒸発面積が小さくなっ
てくることが一般的である。例えば、円筒容器の中に入
れた液体を考えた場合、液体の張り込み量に対する界面
積の比率は張り込み量が大きくなるに従い、小さくなる
ことは明らかで、反応時間の増大につながっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】界面が小さくなってく
ると、反応に伴なって生じてくる副生物の離脱量が少な
くなり、反応が停滞し、時間が長くなり、樹脂自体の製
品性能が低下してくる。
【0004】また液体の粘度が高い場合は液体の更新性
能低下と相まって、反応は益々停滞してくる。本発明の
目的は、界面が小さくなっても副生物の離脱量が低下
し、反応時間が増大するのを防止できる撹拌装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、液体中を動く部材の動向に着目し、液体中を動いて
いる部材の後部に形成される空洞部を大きくすることに
より界面(蒸発面積)を、大きくとるようにしたもので
ある。
【0006】
【作用】液体中を部材が動くと、後部には液体の慣性
力、部材周囲の圧力の影響を受けて空洞が生ずる。この
空洞は、液体中の圧力、重力等の影響でやがては消滅す
る。しかし一時的にせよ形成された空洞部は、界面とし
て副生物を蒸発させる能力を持つことになる。
【0007】この空洞の大きさは、液体の粘度、部材の
大きさ、速度等に関係しており、容易に調整することは
可能である。これら空洞の大きさと上記諸変数との関係
に触れておくと、図1において、撹拌槽4の中に、液体
5が張り込まれている。液体の中には撹拌翼3が設けら
れており、撹拌軸2を通して、モーター1により回転さ
れている。図2に撹拌翼3を外周方向から見た図を示
す。撹拌翼3の幅をDとおくと、撹拌翼3が速度Wで液
体中を動いている時に後部に形成される空洞6は、断面
が概略2辺がD,Lの三角形状の連続したものとなるこ
とが予想される。今、撹拌翼3は水平方向に動いている
とすると、撹拌翼が通り去った後の液体落下速度uは ここで ρ:液体密度 g:重力加速度 μ:液体の粘度 y:撹拌翼を起点とした水平方向距離 C1,C2:初期条件から決まる定数 撹拌翼幅Dを落下するのに要する時間をSとすると S=D/u ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) 一方撹拌翼3の周速度Wは W=πMN/60 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3) M:撹拌翼の径 N:撹拌翼の毎分当りの回転数 時間Sの間に撹拌翼の進む距離 Lは (3)×(2) よ
り L=W・S ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図3により説明す
る。図3はバッチ式反応機の外観を示す。図3におい
て、撹拌槽12にはカバー9があり、カバーには、モー
ター3,変減速機7が設けられており撹拌翼16を駆動
している。撹拌槽12の上部は原料入口ノズル10,副
生物出口ノズル11,製品抜き出しノズル13があり、
また駆動部と撹拌槽部をシールするために軸封装置8が
設けられている。原料は原料入口ノズル10より撹拌槽
12に張り込まれ、撹拌翼16により撹拌され、反応し
て製品となって製品抜き出しノズル13より排出され
る。反応中に生成された副生物は、副生物出口ノズルよ
り外部へ出る。撹拌翼16は、例えば高粘度液撹拌にす
ぐれた特願平1−23878号高粘度物質の撹拌装置に
示す翼の場合、水平方向に配された棒15と外周部に配
されたらせん翼14から構成される翼があげられるが、
液体中を水平方向に動く部材を含む翼であれば、その構
成を特定するものではない。
【0009】次に、水平方向部材の効果が実際の反応に
どの程度影響を及ぼしているかバッチ式反応機の実験デ
ータを基に説明する。
【0010】図4は前述の特願平1−23878号に示
す翼を示す。この撹拌翼は回転軸に対し水平方向に動く
棒15a〜15cと、らせん翼14a〜c14より構成
されている。一方、これに対し図5には一般的なダブル
ヘリカル翼を示す。主軸19にサポート18a〜18c
により、らせん翼17a〜17cが設けられている。こ
の二つの翼を同じ容器を利用して、それぞれ個別にポリ
エチレンテレフタレートの重合実験を行なった。原料組
成,張り込み量,添加剤の種類及び量,運転圧力,温
度,回転数をすべて同じ条件のもとに反応を行なった。
その結果、図4に示す翼を用いた場合、実験開始後約5
時間で平均重合度約191に対し、図5に示す翼の場合
は約5時間で平均重合度約168にとどまった。この二
つの結果の差に影響を及ぼしている代表的なものは、液
中を水平方向に動く部材の数量の違いがあげられる。図
4に示すものは15b〜15eで計4本、図5に示すも
のは18a,18bの2本である。このことからも液中
を水平方向に動く部材により後流に形成される空洞は界
面を補って、反応速度増大に寄与していることがわか
る。
【0011】以上のごとく、バッチ式反応機の場合、張
り込み量に対する界面積の割合が張り込み量を増加させ
ればさせるほど小さくなるため、液体中で空洞を設けて
界面積の不足を補うことは反応促進に有効な手段であ
る。図3の撹拌翼16の棒15は液体中に配され、水平
方向に動く。これら翼の動きにより液体中に空洞が生ず
るために (1) 〜 (4) 式に示すように、撹拌翼を回転
させると、必要な空洞を設けることが可能で、界面積の
不足を補うことができる。
【0012】空洞の大きさは上述のように液体粘度,撹
拌翼速度に関係し、変化させることが可能であり、液体
粘度を知って自由に変化させることができる。また本発
明は、撹拌翼の形状は特定しておらず、液体中に配置し
たものであれば、いかなる形状のものについても適用可
能である。また、本実施例はバッチ式を示したが、連続
的に原料の供給、製品の抜出しを行なう反応機にも適用
可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、界面(蒸発面積)の不
足により、反応が促進されない反応機において、液中に
界面を確保することにより、副生物の離脱量を多くし、
反応速度の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撹拌装置の概念図である。
【図2】図1において撹拌翼外周方向からみた説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の撹拌装置の説明図である。
【図4】図3の翼を示す説明図である。
【図5】ダブルヘリカル翼を示す説明図である。
【符号の説明】
3…撹拌翼、5…液体、6…空洞、14…らせん翼、1
5…棒、16…撹拌翼。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意形状の槽内に液体を張込み、円形断
    面,矩形断面等,特に形状を特定しない部材を液体中に
    配置して、該部材を運動方向を自由に動かすことによ
    り、液体を撹拌する撹拌装置において、前記部材が液体
    中を通過した後部に形成される空洞の大きさを、部材が
    液体中を動く速度で調整するように構成したことを特徴
    とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】前記部材が液体中を動く速度の水平方向成
    分により、液体中を通過した部材の後部に形成される空
    洞の大きさ、並びに空洞が消滅するまでの時間を調整し
    たことを特徴とする請求項1記載の撹拌装置。
  3. 【請求項3】前記部材が液体中を通過した後部に形成さ
    れる空洞の大きさを、部材の動く速度、及び液体の粘度
    を検出して調整したことを特徴とする請求項1記載の撹
    拌装置。
JP4265773A 1992-10-05 1992-10-05 撹拌装置 Pending JPH06114253A (ja)

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JP4265773A JPH06114253A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 撹拌装置

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JP4265773A JPH06114253A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 撹拌装置

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JPH06114253A true JPH06114253A (ja) 1994-04-26

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ID=17421839

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JP4265773A Pending JPH06114253A (ja) 1992-10-05 1992-10-05 撹拌装置

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