JPH06114530A - 減圧充填鋳造装置 - Google Patents

減圧充填鋳造装置

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JPH06114530A
JPH06114530A JP29378792A JP29378792A JPH06114530A JP H06114530 A JPH06114530 A JP H06114530A JP 29378792 A JP29378792 A JP 29378792A JP 29378792 A JP29378792 A JP 29378792A JP H06114530 A JPH06114530 A JP H06114530A
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JP
Japan
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pressure
casting
flask
frame
vacuum gauge
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JP29378792A
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English (en)
Inventor
Harumi Ueno
治己 上野
Kenji Kaida
健治 甲斐田
Seiji Uda
誠司 宇田
Keiichi Morita
啓一 森田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳枠内の圧力監視のための設備コストを低減
させる。 【構成】 本発明に係る減圧充填鋳造装置は、一端がフ
ィルタを介して鋳物砂2内の所定位置に位置決めされて
おり、他端14tが前記鋳枠の外側に位置決めされてい
る導圧配管20と、鋳枠4とは別に設けられた架台32
に支持された真空ゲージ30と、鋳枠4が鋳造位置に位
置決めされた状態で、真空ゲージ30の圧力検出口36
を導圧配管20の他端14tに当接させることにより、
導圧配管20と真空ゲージ30とを接続させるエアーシ
リンダ38とを有している。これによって、鋳造位置に
ある鋳枠4に対して、自動的に真空ゲージ30をセット
できる。このために、各々の鋳枠4に真空ゲージ30を
常備しておく必要がなくなり鋳枠費用が減少する。さら
に鋳枠4が鋳造位置にない場合には、鋳枠4に真空ゲー
ジ30が取り付けられていないために、鋳枠4の移動等
に伴う真空ゲージ30の損傷等がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部が開放されている
鋳枠内に鋳物砂を溜めて、その鋳物砂に消失模型を埋設
し、前記鋳枠内を下方から減圧して前記鋳物砂を固定し
た後、前記消失模型の湯口部より溶湯を注入して、その
消失模型とほぼ同形状の製品を鋳造する減圧充填鋳造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した減圧充填鋳造装置は、鋳造後に
鋳枠内の減圧状態を解除すると、固められた鋳物砂を再
び流動状態に戻すことができて容易に再使用が可能なた
めに、量産に優れた鋳造方法である。ここで鋳枠内の減
圧は、鋳物砂を固めるだけではなく、湯回りの向上や、
鋳造中に発生する消失模型の燃焼によるガスを効率的に
排出する目的で行われる。したがって鋳枠内の圧力が鋳
造品質に与える影響は非常に大きい。このため従来の減
圧充填鋳造装置では、鋳枠底部に設けられた減圧チャン
バー内の圧力を測定して間接的に鋳枠内の圧力を検出し
たり、あるいは鋳枠内の必要位置に圧力ゲージを取り付
けてその位置の圧力を検出する等して、鋳造中に鋳枠内
の圧力監視を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら鋳枠底部
の減圧チャンバー内圧力を測定する方法では、鋳枠内の
正確な圧力を検出することはできず、測定精度が低いと
いう問題がある。また、鋳枠内の必要位置に圧力ゲージ
を取り付けてその位置の圧力を検出する方法は、測定精
度を確保することはできるが、量産設備では鋳造に使用
する全ての鋳枠に圧力ゲージを取り付ける必要があり、
鋳枠費用が大幅にアップしてしまう。さらに、鋳枠搬送
時の衝撃による圧力ゲージの損傷等により前記圧力ゲー
ジの精度低下や日常保全費がアップする等の問題が生じ
る。本発明の技術的課題は、鋳枠に対して圧力検出セン
サーを自動的に着脱できる構造にして、鋳造位置に位置
決めされた鋳枠にのみ圧力検出センサーをセットするこ
とにより、鋳枠毎に圧力ゲージを取り付けなくても良い
ようにして鋳枠費用を減少させ、さらに圧力検出センサ
ーの損傷も少なくして圧力測定精度の向上、およびコス
ト低減を図ろうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
各部構造を有する減圧充填鋳造装置によって解決され
る。即ち、本発明に係る減圧充填鋳造装置は、上部が開
放している鋳枠内に鋳物砂を溜めて、その鋳物砂に消失
模型を埋没させ、前記鋳枠内を下方から減圧して前記鋳
物砂を固定した後、前記消失模型の湯口部より溶湯を注
入して、その消失模型とほぼ同形状の製品を鋳造する減
圧充填鋳造装置において、一端がフィルタを介して前記
鋳物砂内の所定位置に位置決めされており、他端が前記
鋳枠の外側に位置決めされている導圧配管と、前記鋳枠
とは別の位置に設置された圧力検出センサーと、前記鋳
枠が鋳造位置に位置決めされた状態で、前記圧力検出セ
ンサーの圧力検出口を前記導圧配管の他端に当接させる
ことにより、前記導圧配管と圧力検出口とを接続させる
配管接続機構とを有している。
【0005】
【作用】本発明によると、鋳枠内の所定位置の圧力を測
定するためには、先ず、鋳枠を鋳造位置に位置決めし、
次に、配管接続機構を作動させて圧力検出センサーの圧
力検出口を導圧配管の他端に当接させる。これによって
圧力検出センサーの圧力検出口と導圧配管とが接続され
て、この圧力検出センサーには導圧配管の先端部分の圧
力、即ち、鋳物砂内の所定位置の圧力が導かれるように
なる。したがって導圧配管の先端を圧力監視に必要な位
置に位置決めしておけば、鋳造中は、前記圧力検出セン
サーによって、常時、この位置の圧力を監視することが
できる。また鋳造が完了した後に、配管接続機構を作動
させて圧力検出センサーの圧力検出口を導圧配管の他端
から離すことにより、圧力検出口と導圧配管との接続が
簡単に解除される。このように鋳造位置にある鋳枠に対
して、自動的に圧力検出センサーをセットできるため
に、各々の鋳枠に前記圧力検出センサーを常備しておく
必要がなくなり鋳枠費用が減少する。さらに鋳枠が鋳造
位置にない場合には、鋳枠に圧力検出センサーが取り付
けられていないために、鋳枠の移動等に伴う圧力検出セ
ンサーの損傷がなくなる。この結果、損傷のない圧力検
出センサーで鋳枠内の圧力を測定できるために測定精度
も向上する。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例に係る減圧充填鋳造装置の説明を行う。図1は、本実
施例に係る減圧充填鋳造装置の要部縦断面図であり、図
2は、図1のII詳細図、図3は、図1のIII 詳細図であ
る。また、図4は鋳枠内の圧力分布を表すグラフであ
る。図1に示すように、本実施例に係る減圧充填鋳造装
置は、耐熱性粒状物(以下、鋳物砂2という)を収納す
るための鋳枠4を備えている。この鋳枠4は上部が開放
した箱形の容器であり、底が二重になっている。そして
前記二重底の上側の板(中板4n)が通気性の多孔質焼
結板により製作されている。また、前記中板4nより下
側は減圧チャンバー4cになっており、この減圧チャン
バー4cが吸引弁6を介して減圧装置(図示されていな
い)に接続されている。さらに、前記減圧チャンバー4
cは加圧弁(図示されていない)を介して空気源(図示
されていない)にも接続されている。
【0007】前記鋳枠4の外側面上端には、所定の間隔
で複数の小型チャンバー14が設けられている。そし
て、図2に示すように、この小型チャンバー14と鋳枠
4との間には横貫通孔14yが形成されており、この横
貫通孔14yによって小型チャンバー14と鋳枠4の内
部とが連通している。また、小型チャンバー14の上板
14uには縦貫通孔14tが形成されており、この縦貫
通孔14tによって小型チャンバー14は外部に開放さ
れている。さらに、両貫通孔14y,14tにはフィル
タとして機能する通気性の多孔質焼結ベント24y,2
4tが装着されている。これによって小型チャンバー1
4内には、鋳枠4内の鋳物砂2や外部のゴミ等が入らな
いようになっている。上記した構造により、前記鋳枠4
内に所定量の鋳物砂2が収納され、さらにこの鋳枠4の
上から消失性フィルム10が被せられた状態で、鋳枠4
底部の減圧チャンバー4cが減圧されると、通気性の中
板4nを介して鋳枠4内が間接的に減圧され、前記鋳物
砂2は下方に吸引されて固められる。また、前記消失性
フィルム10はその中央部分が鋳物砂2の表面に吸着さ
れ、さらにその縁部分が小型チャンバー14の上板14
uの縦貫通孔14tに吸着されることにより、鋳枠4に
確実に被せられて鋳枠4内のシール性が確保される。
【0008】図4は、消失性フィルム10を被せた状態
における鋳枠4内の圧力分布(●)と消失性フィルム1
0を被せない状態における鋳枠4内の圧力分布(○)と
を表したグラフである。横軸は圧力測定部位、縦軸は減
圧度を表している。例えば、減圧チャンバー4c内を大
気圧から540mmHg だけ減圧した場合を考える。消失性フ
ィルム10を被せた場合は、鋳枠4内の上面、中央およ
び底部において、ほとんど圧力変動がなく−540mmHg(大
気圧を 0mmHgとする) に保持されている。一方、消失性
フィルム10を被せない場合は、鋳枠4の底部において
ほぼ−540mmHg に保持されているだけで、上面に近づく
につれて減圧度は小さくなっている。なお、実際の操業
においては、鋳枠4内の圧力は−200mmHg(大気圧を 0mm
Hgとする) に設定される。
【0009】前記鋳枠4内には、この鋳枠4内の圧力を
鋳枠4の外に導くための圧力検知用パイプ20が取り付
けられている。前記圧力検知用パイプ20は、図3に示
すように、略L字形に成形されたパイプであり、鋳枠4
の内壁面にサポート22を介して縦方向に取り付けられ
ている。さらに、圧力検知用パイプ20の上部は前記横
貫通孔14yに通されて小型チャンバー14内に収納さ
れており、この小型チャンバー14の縦貫通孔14tに
前記圧力検知用パイプ20の上部開口20jが接続され
ている。また、圧力検知用パイプ20の先端に設けられ
た圧力検出口20sは鋳枠4内の所定レベルに位置決め
されている。さらに前記圧力検知用パイプ20の圧力検
出口20sおよび上部開口20jにはフィルタとして機
能する焼結ベント24が装着されている。これによっ
て、圧力検知用パイプ20内には、鋳枠4内の鋳物砂2
や外部のゴミ等が入らないようになっている。なお、圧
力検知用パイプ20の長さを変えることにより、圧力の
検出位置を自由に選定することができる。即ち、この圧
力検知用パイプ20および小型チャンバー14の縦貫通
孔14tが導圧配管として機能する。前記圧力検知用パ
イプ20の上部開口20jが当接している小型チャンバ
ー14の上板14uには、その上面に平面形状がリング
形の溝14mが形成されている。そしてこの溝14m
に、後記する減圧検知用アタッチメント36の先端に装
着されたOリング36sが収納される。
【0010】前記鋳枠4の鋳造位置近傍には、図1に示
すように、真空ゲージ30を支持するための架台32が
設置されている。この架台32には、前記真空ゲージ3
0の他、この真空ゲージ30と前記圧力検知用パイプ2
0とを連通させるための減圧検知用アタッチメント36
およびこの減圧検知用アタッチメント36を昇降するた
めのエアーシリンダ38が支持されている。さらに、前
記真空ゲージ30と減圧検知用アタッチメント36とは
可撓性の圧力検出用配管34によって接続されている。
ここで前記減圧検知用アタッチメント36は筒状の容器
であり、この容器の内部に形成された吸引チャンバー3
6kに、図3に示すように、前記圧力検出用配管34が
接続される。また、前記減圧検知用アタッチメント36
の先端面36fには中央に凹部36hが形成されてお
り、この凹部36hと吸引チャンバー36kとが吸引通
路36tによって連通している。さらに前記凹部36h
の中心には先細状のピン36pが固定されている。この
ピン36pは、その外径が前記小型チャンバー14の縦
貫通孔14tの径よりも小さく設定されており、さらに
その先端部が減圧検知用アタッチメント36の先端面3
6fよりも所定寸法だけ突出している。また、このピン
36pの内部には軸心方向に貫通孔36cが形成されて
おり、この貫通孔36c内にエアーノズル36aが収納
されている。そして、所定のタイミングでピン36pの
先端から空気を吹き出せるようになっている。さらに、
前記減圧検知用アタッチメント36の先端面36fには
凹部36hの周囲にシール用のOリング36sが装着さ
れている。
【0011】前記減圧検知用アタッチメント36は、前
記先端面36fを下方に向けた状態で前記エアーシリン
ダ38のピストンロッド(図示されていない)に同軸に
連結されている。また、前記エアーシリンダ38は、前
記架台32の所定位置に垂直下向きに取り付けられてい
る。この構造により、エアーシリンダ38がピストンロ
ッドを延出する方向に駆動されると、減圧検知用アタッ
チメント36は下降し、また、エアーシリンダ38がピ
ストンロッドを収納する方向に駆動されると、減圧検知
用アタッチメント36は上昇する。
【0012】ここで前記鋳枠4は、前記圧力検知用パイ
プ20が接続された小型チャンバー14の縦貫通孔14
tの中心線が前記減圧検知用アタッチメント36および
エアーシリンダ38の軸心と一致するように、鋳造位置
に位置決めされる。したがって、前記鋳枠4が鋳造位置
に位置決めされた状態で、エアーシリンダ38がピスト
ンロッドを延出する方向に駆動されると、減圧検知アタ
ッチメント36は下降して、前記減圧検知アタッチメン
ト36のピン36pの先端は小型チャンバー14の縦貫
通孔14tに挿入される。これによって、小型チャンバ
ー14の縦貫通孔14tの上に被せられた消失性フィル
ム10に穴が開けられて、この縦貫通孔14tと減圧検
知アタッチメント36の凹部36hとが連通する。さら
に、前記減圧検知アタッチメント36の先端面36fが
消失性フィルム10を介して小型チャンバー14の上板
14uに当接して、前記先端面36fに装着されたOリ
ング36sおよび消失性フィルム10が前記上板14u
に形成された溝14mに係合する。これによって、縦貫
通孔14tと減圧検知アタッチメント36の凹部36h
とが外部からシールされる。この結果、圧力検知用パイ
プ20と真空ゲージ30の圧力検出用配管34とが、縦
貫通孔14tおよび減圧検知アタッチメント36を介し
て接続されて、前記真空ゲージ30には鋳枠4内の所定
位置の圧力が導かれる。また、エアーシリンダ38がピ
ストンロッドを収納する方向に駆動されると、減圧検知
アタッチメント36は上昇して、前記減圧検知アタッチ
メント36のピン36pは縦貫通孔14tから抜かれ、
さらに減圧検知アタッチメント36の先端面36fが小
型チャンバー14の上板14uから離れることにより、
圧力検知用パイプ20と真空ゲージ30との接続が解除
される。即ち、真空ゲージ30、圧力検出用配管34お
よび減圧検知アタッチメント36が圧力検出センサーと
して機能し、減圧検知アタッチメント36の凹部36h
が圧力検出センサーの圧力検出口として機能する。ま
た、エアーシリンダ38がが圧力検出口と導圧配管とを
接続させる配管接続機構として機能する。
【0013】次に、本実施例に係る減圧充填鋳造装置の
作用を説明する。先ず、所定量の鋳物砂2が収納された
鋳枠4が鋳造位置に位置決めされて、この鋳枠4に減圧
装置からの配管および空気源からの配管が接続される。
前記鋳枠4が規定どおりにセットされると、鋳枠4に設
けられた加圧弁が開かれて前記空気源から減圧チャンバ
ー4cに圧縮空気が供給される。これによって、減圧チ
ャンバー4c内から中板4nを通って鋳枠4内に空気が
流入する。前記鋳枠4内に空気が流入することによっ
て、鋳物砂2が流動状態になると、この鋳物砂2内に消
失模型1が埋没される。そして前記消失模型1が鋳枠4
内の所定位置に位置決めされると、前記加圧弁が閉じら
れて、図1に示すように、鋳枠4の上に消失性フィルム
10が被せられる。次に、前記架台32に取り付けられ
たエアーシリンダ38がピストンロッドを延出する方向
に駆動されて、減圧検知アタッチメント36が下降す
る。さらに減圧検知アタッチメント36のピン36pに
収納されたエアーノズル36aから空気が吹き出され
て、減圧検知アタッチメント36の先端面36fが当接
する部位の鋳物砂2およびゴミ等が吹き飛ばされる。そ
して、図3に示すように、減圧検知アタッチメント36
の先端面36fが消失性フィルム10を介して小型チャ
ンバー14の上板14uに当接した段階で、ピン36p
の先端が縦貫通孔14tに挿入されて消失性フィルム1
0に穴が開けられ、鋳枠4に装着された圧力検知用パイ
プ20と真空ゲージ30の圧力検出用配管34とがこの
減圧検知アタッチメント36および縦貫通孔14tを介
して接続される。なお、圧力検知用パイプ20と圧力検
出用配管34とが接続された状態でエアーノズル36a
からの空気の放出が止められる。
【0014】次に、鋳枠4に設けられた吸引弁6が開か
れて減圧チャンバー4c内の減圧が行われる。これによ
って鋳枠4の内部が中板4nを介して間接的に減圧さ
れ、前記鋳物砂2は下方に吸引されて固められる。ま
た、前記消失性フィルム10はその中央部分が鋳物砂2
の表面に吸着され、さらにその縁部分が小型チャンバー
14の上板14uの縦貫通孔14tに吸着されることに
より、鋳枠4に確実に被せられて鋳枠4内のシール性が
確保される。そして、鋳枠4内の所定位置の圧力が真空
ゲージ30によって、常時、測定される。この状態で前
記消失模型1の湯口部より溶湯が注入されて鋳造が行わ
れる。ここで鋳造中は鋳枠4内の減圧が継続して行われ
るために、湯回りが向上し、また消失模型1の燃焼によ
り発生するガスも効率的に排出される。このように本実
施例に係る減圧充填鋳造装置によると、例えば、多孔質
焼結板製の中板4nの目詰まりによる圧力変化や、鋳枠
4の損傷による圧力変化を極めて容易に管理できる。ま
た、鋳造位置にある鋳枠4に対して、自動的に真空ゲー
ジ30をセットできるために、各々の鋳枠4に真空ゲー
ジ30を常備しておく必要がなくなり鋳枠費用が減少す
る。さらに鋳枠4が鋳造位置にない場合には、鋳枠4に
真空ゲージ30が取り付けられていないために、鋳枠4
の移動等に伴う真空ゲージ30の損傷がなくなる。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、圧力検出センサーを鋳
枠に常備しておく必要がなくなるために、鋳枠費用が減
少する。さらに圧力検出センサーの損傷も少なくなる。
これによって鋳枠内の圧力監視のための設備コストが低
減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る減圧充填鋳造装置の要
部縦断面図である。
【図2】図1のII詳細図である。
【図3】図1のIII 詳細図である。
【図4】鋳枠内の圧力分布を表すグラフである。
【符号の説明】
1 消失模型 2 鋳物砂 4 鋳枠 14t 縦貫通孔(導圧配管) 20 圧力検知用パイプ(導圧配管) 30 真空ゲージ(圧力検出センサー) 34 圧力検出用配管(圧力検出センサーの一部) 36 減圧検知アタッチメント(圧力検出センサーの一
部) 36h 凹部(圧力検出口) 38 エアーシリンダ(配管接続機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 啓一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開放している鋳枠内に鋳物砂を溜
    めて、その鋳物砂に消失模型を埋没させ、前記鋳枠内を
    下方から減圧して前記鋳物砂を固定した後、前記消失模
    型の湯口部より溶湯を注入して、その消失模型とほぼ同
    形状の製品を鋳造する減圧充填鋳造装置において、 一端がフィルタを介して前記鋳物砂内の所定位置に位置
    決めされており、他端が前記鋳枠の外側に位置決めされ
    ている導圧配管と、 前記鋳枠とは別の位置に設置された圧力検出センサー
    と、 前記鋳枠が鋳造位置に位置決めされた状態で、前記圧力
    検出センサーの圧力検出口を前記導圧配管の他端に当接
    させることにより、前記導圧配管と圧力検出口とを接続
    させる配管接続機構と、を有することを特徴とする減圧
    充填鋳造装置。
JP29378792A 1992-10-06 1992-10-06 減圧充填鋳造装置 Pending JPH06114530A (ja)

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