JPH06115308A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH06115308A JPH06115308A JP4290741A JP29074192A JPH06115308A JP H06115308 A JPH06115308 A JP H06115308A JP 4290741 A JP4290741 A JP 4290741A JP 29074192 A JP29074192 A JP 29074192A JP H06115308 A JPH06115308 A JP H06115308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- tire
- carcass layer
- steel cord
- carcass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 重荷重用空気入りラジアルタイヤのカ−カス
層のスチ−ルコ−ドの圧縮破断の改良。 【構成】 一対のビ−ドコアをトロイド状に跨がりラジ
アル方向に配置されたスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス
層と、少なくとも二層以上の互いに交差したスチ−ルコ
−ドからなるベルト層と、トレッドとを有するタイヤに
おいて、前記カ−カス層内に、タイヤ赤道面を中心に、
前記トレッド幅の40%以上で且つ前記ベルト層の最大
幅以下の幅で、且つ前記カ−カス層のスチ−ルコ−ドと
平行とされたスチ−ルコ−ドからなる埋設層が配置さ
れ、前記埋設層内スチ−ルコ−ドがカ−カス層のスチ−
ルコ−ド間に完全に埋設されるか、若しくは一部が重な
り合って埋設される一層若しくは二層のカ−カス内埋設
層を有する。 【効果】 カ−カス層のスチ−ルコ−ドの破断という欠
点を改良し、タイヤの耐久性能を飛躍的に向上させた。
層のスチ−ルコ−ドの圧縮破断の改良。 【構成】 一対のビ−ドコアをトロイド状に跨がりラジ
アル方向に配置されたスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス
層と、少なくとも二層以上の互いに交差したスチ−ルコ
−ドからなるベルト層と、トレッドとを有するタイヤに
おいて、前記カ−カス層内に、タイヤ赤道面を中心に、
前記トレッド幅の40%以上で且つ前記ベルト層の最大
幅以下の幅で、且つ前記カ−カス層のスチ−ルコ−ドと
平行とされたスチ−ルコ−ドからなる埋設層が配置さ
れ、前記埋設層内スチ−ルコ−ドがカ−カス層のスチ−
ルコ−ド間に完全に埋設されるか、若しくは一部が重な
り合って埋設される一層若しくは二層のカ−カス内埋設
層を有する。 【効果】 カ−カス層のスチ−ルコ−ドの破断という欠
点を改良し、タイヤの耐久性能を飛躍的に向上させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】重荷重用空気入りラジアルタイヤ
のカ−カス層の耐久性向上に関し、特にカ−カス層のス
チ−ルコ−ドの圧縮破断の改良に係るものである。
のカ−カス層の耐久性向上に関し、特にカ−カス層のス
チ−ルコ−ドの圧縮破断の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】重荷重用空気入りラジアルタイヤのカ−
カス層は、タイヤ転動中の大入力による横変形を受け、
局部的屈曲疲労を繰り返し受けることとなる。この横変
形の繰り返しによって、タイヤのトレッド部に延在する
カ−カス層としてのスチ−ルコ−ドは圧縮破断を生じる
ことがあるが、これを防止するため、かかるスチ−ルコ
−ド自体の破断強力を上げたり、スチ−ルコ−ドの単位
幅当りの打ち込み数を増加させたりする対策が採られて
いた。
カス層は、タイヤ転動中の大入力による横変形を受け、
局部的屈曲疲労を繰り返し受けることとなる。この横変
形の繰り返しによって、タイヤのトレッド部に延在する
カ−カス層としてのスチ−ルコ−ドは圧縮破断を生じる
ことがあるが、これを防止するため、かかるスチ−ルコ
−ド自体の破断強力を上げたり、スチ−ルコ−ドの単位
幅当りの打ち込み数を増加させたりする対策が採られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、カ−カス層を構成するスチ−ルコ−ドの強力を上げ
るためにコ−ド径を太くしたり、打ち込み数を増加した
りすると、左右のビ−ド部を巻き上げる際に隣り合うコ
−ドとの間隔がなくなり、このことから、トレッド部の
カ−カス層を強力を必要なだけ得るには自ずから限界が
あった。又、コ−ド間隔が十分でない場合には、フレッ
テイングによるビ−ド部のコ−ド破断からくるセパレ−
ションの発生を招来していることも事実である。
て、カ−カス層を構成するスチ−ルコ−ドの強力を上げ
るためにコ−ド径を太くしたり、打ち込み数を増加した
りすると、左右のビ−ド部を巻き上げる際に隣り合うコ
−ドとの間隔がなくなり、このことから、トレッド部の
カ−カス層を強力を必要なだけ得るには自ずから限界が
あった。又、コ−ド間隔が十分でない場合には、フレッ
テイングによるビ−ド部のコ−ド破断からくるセパレ−
ションの発生を招来していることも事実である。
【0004】一方では、この対策によっては、タイヤサ
イド部乃至はビ−ド部の剛性が必要以上に大きくなり、
タイヤの性能バランスを崩してしまい、ひいては無駄な
部材を使用することになり、製造コストの上昇にも繋が
っていた。このように、カ−カス層に使用されたスチ−
ルコ−ドの圧縮破断に対して、十分な対策は今までに提
案されていない。
イド部乃至はビ−ド部の剛性が必要以上に大きくなり、
タイヤの性能バランスを崩してしまい、ひいては無駄な
部材を使用することになり、製造コストの上昇にも繋が
っていた。このように、カ−カス層に使用されたスチ−
ルコ−ドの圧縮破断に対して、十分な対策は今までに提
案されていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決せんとして研究を進めた結果、次の構成を採用するこ
とにより解決をみたものである。即ち、本発明は、一対
のビ−ドコアをトロイド状に跨がりラジアル方向に配置
されたスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス層と、前記カ−
カス層のタイヤ径方向外周側に少なくとも二層以上の互
いに交差したスチ−ルコ−ドからなるベルト層と、トレ
ッドとを有する重荷重用空気入りラジアルタイヤにおい
て、前記カ−カス層内に、タイヤ赤道面を中心に、前記
トレッド幅の40%以上で且つ前記ベルト層の最大幅以
下の幅で、且つ前記カ−カス層のスチ−ルコ−ドと平行
とされたスチ−ルコ−ドからなる埋設層が配置され、前
記埋設層内スチ−ルコ−ドがカ−カス層のスチ−ルコ−
ド間に完全に埋設されるか、若しくは一部が重なり合っ
て埋設される一層若しくは二層のカ−カス内埋設層を有
することを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ
にかかるものであって、特に言えば、前記カ−カス層内
の埋設層のスチ−ルコ−ド径は、カ−カス層のスチ−ル
コ−ド径と同等若しくはこれより小さいことを特徴とす
る重荷重用空気入りラジアルタイヤである。
決せんとして研究を進めた結果、次の構成を採用するこ
とにより解決をみたものである。即ち、本発明は、一対
のビ−ドコアをトロイド状に跨がりラジアル方向に配置
されたスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス層と、前記カ−
カス層のタイヤ径方向外周側に少なくとも二層以上の互
いに交差したスチ−ルコ−ドからなるベルト層と、トレ
ッドとを有する重荷重用空気入りラジアルタイヤにおい
て、前記カ−カス層内に、タイヤ赤道面を中心に、前記
トレッド幅の40%以上で且つ前記ベルト層の最大幅以
下の幅で、且つ前記カ−カス層のスチ−ルコ−ドと平行
とされたスチ−ルコ−ドからなる埋設層が配置され、前
記埋設層内スチ−ルコ−ドがカ−カス層のスチ−ルコ−
ド間に完全に埋設されるか、若しくは一部が重なり合っ
て埋設される一層若しくは二層のカ−カス内埋設層を有
することを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ
にかかるものであって、特に言えば、前記カ−カス層内
の埋設層のスチ−ルコ−ド径は、カ−カス層のスチ−ル
コ−ド径と同等若しくはこれより小さいことを特徴とす
る重荷重用空気入りラジアルタイヤである。
【0006】
【作用】本発明は、スチ−ルコ−ドより構成されるカ−
カス層の圧縮破断が発生する個所を観察し、この部位を
特定することによる知見に立っており、カ−カス層の強
度が最も必要とされる部位のみを補強し、他の部位には
影響を与えないバランスのとれたタイヤとするものであ
る。
カス層の圧縮破断が発生する個所を観察し、この部位を
特定することによる知見に立っており、カ−カス層の強
度が最も必要とされる部位のみを補強し、他の部位には
影響を与えないバランスのとれたタイヤとするものであ
る。
【0007】そして、具体的には、タイヤのトレッド領
域に延在するスチ−ルコ−ドからなるカ−カス層の特定
位置に、スチ−ルコ−ドからなる埋設層を前記カ−カス
層のスチ−ルコ−ドと平行に配置することによりカ−カ
ス層の強度が最も必要な部位を補強するものである。
域に延在するスチ−ルコ−ドからなるカ−カス層の特定
位置に、スチ−ルコ−ドからなる埋設層を前記カ−カス
層のスチ−ルコ−ドと平行に配置することによりカ−カ
ス層の強度が最も必要な部位を補強するものである。
【0008】又、スチ−ルコ−ドからなる埋設層をカ−
カス層のスチ−ルコ−ド間に完全に若しくは一部重ね合
わせるように埋設することもでき、この場合にはカ−カ
ス層のゲ−ジの増加を押えることによる軽量化と耐熱性
を改良することとなる。
カス層のスチ−ルコ−ド間に完全に若しくは一部重ね合
わせるように埋設することもでき、この場合にはカ−カ
ス層のゲ−ジの増加を押えることによる軽量化と耐熱性
を改良することとなる。
【0009】さて、本発明にあっては、前記の通りトレ
ッド領域に延在するスチ−ルコ−ドからなるカ−カス層
の特定部位に、スチ−ルコ−ドからなる埋設層を介在さ
せるものであって、その埋設層の幅がトレッド幅の40
%以下では、カ−カス層の剛性が不十分でありカ−カス
層の耐久性を確保できず、圧縮破断の発生は期待する以
上に低減されない。一方、この埋設層がベルト層の最大
幅以上では埋設層のスチ−ルコ−ド端が動きやすくな
り、セパレ−ションにつながったり、余計な部材を使用
することとなってコスト上昇の要因ともなり埋設するメ
リットがない。
ッド領域に延在するスチ−ルコ−ドからなるカ−カス層
の特定部位に、スチ−ルコ−ドからなる埋設層を介在さ
せるものであって、その埋設層の幅がトレッド幅の40
%以下では、カ−カス層の剛性が不十分でありカ−カス
層の耐久性を確保できず、圧縮破断の発生は期待する以
上に低減されない。一方、この埋設層がベルト層の最大
幅以上では埋設層のスチ−ルコ−ド端が動きやすくな
り、セパレ−ションにつながったり、余計な部材を使用
することとなってコスト上昇の要因ともなり埋設するメ
リットがない。
【0010】そして、埋設層のスチ−ルコ−ドにあっ
て、そのコ−ド径がカ−カス層に用いられているスチ−
ルコ−ド径よりも太くなると、埋設層のコ−ド端で亀裂
を発生しやすくなってしまうのでこれ又本発明には採用
されない。逆に言えば、埋設層のスチ−ルコ−ド径がカ
−カス層のスチ−ルコ−ド径よりも細かい場合には、コ
−ド端における力の集中が少なく、亀裂の発生も生ぜず
有利であり、これを必要ならば二層にすることにより、
要求されるカ−カス層の剛性を得ることができることと
なったのである。
て、そのコ−ド径がカ−カス層に用いられているスチ−
ルコ−ド径よりも太くなると、埋設層のコ−ド端で亀裂
を発生しやすくなってしまうのでこれ又本発明には採用
されない。逆に言えば、埋設層のスチ−ルコ−ド径がカ
−カス層のスチ−ルコ−ド径よりも細かい場合には、コ
−ド端における力の集中が少なく、亀裂の発生も生ぜず
有利であり、これを必要ならば二層にすることにより、
要求されるカ−カス層の剛性を得ることができることと
なったのである。
【0011】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に
説明する。図1は重荷重用空気入りラジアルタイヤの断
面半図である。図中、1はタイヤであり、2はスチ−ル
コ−ドよりなるカ−カス層、3はビ−ドコア、4はベル
ト、5はトレッド、TWはトレッド幅、BWはベルト最
大幅を示す。即ち、一対のビ−ドコア3にトロイド状に
跨がってスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス層2が巻き掛
けされており、トレッド5にあっては、この例では三層
のスチ−ルコ−ドからなるベルト4が互いに交差して積
層されている。
説明する。図1は重荷重用空気入りラジアルタイヤの断
面半図である。図中、1はタイヤであり、2はスチ−ル
コ−ドよりなるカ−カス層、3はビ−ドコア、4はベル
ト、5はトレッド、TWはトレッド幅、BWはベルト最
大幅を示す。即ち、一対のビ−ドコア3にトロイド状に
跨がってスチ−ルコ−ドよりなるカ−カス層2が巻き掛
けされており、トレッド5にあっては、この例では三層
のスチ−ルコ−ドからなるベルト4が互いに交差して積
層されている。
【0012】さて、スチ−ルコ−ドよりなるカ−カス層
2にあって、矢印Aの方向よりみた場合、従来のこの種
タイヤのカ−カス層2は、図2に示すようにスチ−ルコ
−ド11が所定の間隔を持って配置されている。
2にあって、矢印Aの方向よりみた場合、従来のこの種
タイヤのカ−カス層2は、図2に示すようにスチ−ルコ
−ド11が所定の間隔を持って配置されている。
【0013】しかるに、本発明の第1実施例におけるカ
−カス層2は、図3に示すようにスチ−ルコ−ド11は
従来のタイヤと配置はそのままであるが、かかるスチ−
ルコ−ド11間にこのコ−ド11よりも細いスチ−ルコ
−ド12が埋設配置されたものである。図4は両コ−ド
の関係を示す平面図である。かかる実施例1におけるタ
イヤにあっては、カ−カス層と同一ピッチであり、成型
性も容易である。
−カス層2は、図3に示すようにスチ−ルコ−ド11は
従来のタイヤと配置はそのままであるが、かかるスチ−
ルコ−ド11間にこのコ−ド11よりも細いスチ−ルコ
−ド12が埋設配置されたものである。図4は両コ−ド
の関係を示す平面図である。かかる実施例1におけるタ
イヤにあっては、カ−カス層と同一ピッチであり、成型
性も容易である。
【0014】図5は本発明の第2実施例のカ−カス層2
を示すものであり、スチ−ルコ−ド11は従来のままで
あり、径の細いスチ−ルコ−ド12がその間に上下2段
をなして埋設されている例である。この第2実施例のも
のは、成型性の難易度は高いが、その効果は郡を抜いて
いる。
を示すものであり、スチ−ルコ−ド11は従来のままで
あり、径の細いスチ−ルコ−ド12がその間に上下2段
をなして埋設されている例である。この第2実施例のも
のは、成型性の難易度は高いが、その効果は郡を抜いて
いる。
【0015】図6は本発明の第3実施例を示すカ−カス
層2であって、これ又スチ−ルコ−ド11は従来のまま
であるが、スチ−ルコ−ド12はやや径の細いものを用
いてやや段差をもってスチ−ルコ−ド11間に埋設した
ものである。かかる第3実施例のものにあっては、成型
が容易で、かつ効果も大きい特徴がある。
層2であって、これ又スチ−ルコ−ド11は従来のまま
であるが、スチ−ルコ−ド12はやや径の細いものを用
いてやや段差をもってスチ−ルコ−ド11間に埋設した
ものである。かかる第3実施例のものにあっては、成型
が容易で、かつ効果も大きい特徴がある。
【0016】図7は本発明の第4実施例を示すカ−カス
層2であって、スチ−ルコ−ド11とこの間に埋設され
るスチ−ルコ−ド12とは径を同じものとしたものであ
る。これら各実施例にあって、スチ−ルコ−ド12の長
さは、タイヤ赤道面を中心にトレッド最大幅の65%の
長さを有するものであった。この第4実施例のものは、
性能向上効果と共に、コストダウン効果の両立が図れる
ものである。
層2であって、スチ−ルコ−ド11とこの間に埋設され
るスチ−ルコ−ド12とは径を同じものとしたものであ
る。これら各実施例にあって、スチ−ルコ−ド12の長
さは、タイヤ赤道面を中心にトレッド最大幅の65%の
長さを有するものであった。この第4実施例のものは、
性能向上効果と共に、コストダウン効果の両立が図れる
ものである。
【0017】本発明は、以上のようにカ−カス層を構成
するスチ−ルコ−ド間に、タイヤ赤道面を中心に40%
以上でトレッド部のベルト幅以内において、補助スチ−
ルコ−ドを埋設するものであって、タイヤのサイドウオ
−ル部、ビ−ド部等に全く影響を与えることなくトレッ
ド部のカ−カス層を補強したものである。
するスチ−ルコ−ド間に、タイヤ赤道面を中心に40%
以上でトレッド部のベルト幅以内において、補助スチ−
ルコ−ドを埋設するものであって、タイヤのサイドウオ
−ル部、ビ−ド部等に全く影響を与えることなくトレッ
ド部のカ−カス層を補強したものである。
【0018】尚、カ−カス層と埋設層との配列方法は特
に限定されず、色々な方法が考えられるが、例えばスチ
−ルコ−ドのコ−テッドゴムの厚さを加減して重ね合わ
せることによって、スチ−ルコ−ド11とスチ−ルコ−
ド12とが交互に配列されることとなる。
に限定されず、色々な方法が考えられるが、例えばスチ
−ルコ−ドのコ−テッドゴムの厚さを加減して重ね合わ
せることによって、スチ−ルコ−ド11とスチ−ルコ−
ド12とが交互に配列されることとなる。
【0019】ここで具体的なタイヤをもって更に説明を
加えると、製造した重荷重用空気入りラジアルタイヤ
は、ORR40.5/75R39である。そして従来タ
イヤT0 におけるカ−カス層のスチ−ルコ−ドは、コ−
ド径2.8mm、強力800kgf/本であり、打込本
数は3本/25mmであった。従って、タイヤのセンタ
−におけるカ−カス層の強力は2400kgf/25m
mとなる。
加えると、製造した重荷重用空気入りラジアルタイヤ
は、ORR40.5/75R39である。そして従来タ
イヤT0 におけるカ−カス層のスチ−ルコ−ドは、コ−
ド径2.8mm、強力800kgf/本であり、打込本
数は3本/25mmであった。従って、タイヤのセンタ
−におけるカ−カス層の強力は2400kgf/25m
mとなる。
【0020】又、トレッド部におけるベルトは5層であ
り、カ−カス層に近い層より順に第1層、第2層、…と
すると、各層のスチ−ルコ−ドの強力は夫々300kg
f/本、500kgf/本、500kgf/本、250
kgf/本、250kgf/本であり、25mm当りの
打込み数は夫々、7本、7本、7本、9本、9本であっ
た。そして、このベルトの第1層は右上りに23度傾斜
し、第2層はこれと交差して逆に左上りに23度傾斜し
ており、以下、同じ角度をもって交互に交差配列されて
いる。
り、カ−カス層に近い層より順に第1層、第2層、…と
すると、各層のスチ−ルコ−ドの強力は夫々300kg
f/本、500kgf/本、500kgf/本、250
kgf/本、250kgf/本であり、25mm当りの
打込み数は夫々、7本、7本、7本、9本、9本であっ
た。そして、このベルトの第1層は右上りに23度傾斜
し、第2層はこれと交差して逆に左上りに23度傾斜し
ており、以下、同じ角度をもって交互に交差配列されて
いる。
【0021】さて、本発明の実施例であるが、ベルトは
前記した従来タイヤと同じ構造であり、一方、カ−カス
層を構成するスチ−ルコ−ドも第4実施例をのぞき従来
タイヤと同じものを用いた。
前記した従来タイヤと同じ構造であり、一方、カ−カス
層を構成するスチ−ルコ−ドも第4実施例をのぞき従来
タイヤと同じものを用いた。
【0022】本発明の第1実施例(図3〜図4)にあっ
ては、カ−カス層を構成するスチ−ルコ−ド11間に埋
設されるスチ−ルコ−ド12は、コ−ド径1.4mm、
強度300kgf/本、打込本数3本/25mmであっ
た。従って、タイヤのセンタ−におけるカ−カス層の強
力は3300kgf/25mmとなり、従来のタイヤに
比較して1.38倍となる。
ては、カ−カス層を構成するスチ−ルコ−ド11間に埋
設されるスチ−ルコ−ド12は、コ−ド径1.4mm、
強度300kgf/本、打込本数3本/25mmであっ
た。従って、タイヤのセンタ−におけるカ−カス層の強
力は3300kgf/25mmとなり、従来のタイヤに
比較して1.38倍となる。
【0023】第2実施例(図5)にあっては、スチ−ル
コ−ド12はいずれも前例と同じものを用いた。タイヤ
のセンタ−におけるカ−カス層の強力は4200kgf
/25mmとなり、従来のタイヤに比較して1.75倍
となった。
コ−ド12はいずれも前例と同じものを用いた。タイヤ
のセンタ−におけるカ−カス層の強力は4200kgf
/25mmとなり、従来のタイヤに比較して1.75倍
となった。
【0024】第3実施例(図6)にあっては、スチ−ル
コ−ド12はコ−ド径2.0mm、強力480kgf/
本、打込本数3本/25mmであり、タイヤのセンタ−
におけるカ−カス層の強力は3840kgf/mmとな
り、従来のタイヤの1.60倍であった。
コ−ド12はコ−ド径2.0mm、強力480kgf/
本、打込本数3本/25mmであり、タイヤのセンタ−
におけるカ−カス層の強力は3840kgf/mmとな
り、従来のタイヤの1.60倍であった。
【0025】第4実施例(図7)にあっては、カ−カス
層を構成するスチ−ルコ−ド11とこの間に埋設される
スチ−ルコ−ド12は同じものを用い、コ−ド径2.0
mm、強力480kgf/本、打込本数2.5本/25
mmであった。従って、タイヤセンタ−におけるカ−カ
ス層の強力は2400kgf/25mmであり従来タイ
ヤのそれと同等である。
層を構成するスチ−ルコ−ド11とこの間に埋設される
スチ−ルコ−ド12は同じものを用い、コ−ド径2.0
mm、強力480kgf/本、打込本数2.5本/25
mmであった。従って、タイヤセンタ−におけるカ−カ
ス層の強力は2400kgf/25mmであり従来タイ
ヤのそれと同等である。
【0026】(ドラム試験)上記各タイヤをもってドラ
ム試験を行った。この試験条件は直径5mのドラムを用
い、速度10km/Hr、スリップアングル5度、タイ
ヤ内圧は3.7kgf/cm2 であった。そして第1ス
テップとして29トンの荷重をかけ、24時間走行後、
以降第2、第3…ステップとして12時間の走行間隔で
荷重を10%ずつアップさせて故障するまで走行を継続
した。
ム試験を行った。この試験条件は直径5mのドラムを用
い、速度10km/Hr、スリップアングル5度、タイ
ヤ内圧は3.7kgf/cm2 であった。そして第1ス
テップとして29トンの荷重をかけ、24時間走行後、
以降第2、第3…ステップとして12時間の走行間隔で
荷重を10%ずつアップさせて故障するまで走行を継続
した。
【0027】テスト結果は、従来(現行)のタイヤの耐
久指数(走行時間)を100とすると、実施例1のタイ
ヤは213、実施例2のタイヤは291、実施例3のタ
イヤは282、実施例4のタイヤは210となり、いず
れも現行のタイヤよりも大幅な耐久性能を示すことが証
明された。尚、故障時における形態は、従来のタイヤに
あってはタイヤ赤道面近傍のカ−カス層のスチ−ルコ−
ドの破断であったのに対し、実施例のいずれもが第2ベ
ルト層と第3ベルト層との間のセパレ−ションであっ
た。
久指数(走行時間)を100とすると、実施例1のタイ
ヤは213、実施例2のタイヤは291、実施例3のタ
イヤは282、実施例4のタイヤは210となり、いず
れも現行のタイヤよりも大幅な耐久性能を示すことが証
明された。尚、故障時における形態は、従来のタイヤに
あってはタイヤ赤道面近傍のカ−カス層のスチ−ルコ−
ドの破断であったのに対し、実施例のいずれもが第2ベ
ルト層と第3ベルト層との間のセパレ−ションであっ
た。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の通りカ−カス層のスチ−
ルコ−ドの破断という欠点を改良し、タイヤの耐久性能
を飛躍的に向上させたものであって、特に重荷重用に用
いられる空気入りラジアルタイヤにおいて顕著な効果を
奏することとなる。
ルコ−ドの破断という欠点を改良し、タイヤの耐久性能
を飛躍的に向上させたものであって、特に重荷重用に用
いられる空気入りラジアルタイヤにおいて顕著な効果を
奏することとなる。
【図1】図1は重荷重用空気入りラジアルタイヤの断面
半図である。
半図である。
【図2】図2は従来のタイヤのカ−カス層を示す図1に
おけるA方向からの断面図である。
おけるA方向からの断面図である。
【図3】図3は本発明のタイヤの第1実施例におけるカ
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
【図4】図4は図3に示すカ−カス層における両コ−ド
の関係を示す平面図である。
の関係を示す平面図である。
【図5】図5は本発明のタイヤの第2実施例におけるカ
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
【図6】図6は本発明のタイヤの第3実施例におけるカ
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
【図7】図7は本発明のタイヤの第4実施例におけるカ
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
−カス層を示す図1におけるA方向からの断面図であ
る。
1‥‥タイヤ、 2‥‥カ−カス層、 3‥‥ビ−ドコア、 4‥‥ベルト、 5‥‥トレッド、 11‥‥カ−カス層を構成するスチ−ルコ−ド、 12‥‥埋設層を構成するスチ−ルコ−ド。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のビ−ドコアをトロイド状に跨がり
ラジアル方向に配置されたスチ−ルコ−ドよりなるカ−
カス層と、前記カ−カス層のタイヤ径方向外周側に少な
くとも二層以上の互いに交差したスチ−ルコ−ドからな
るベルト層と、トレッドとを有する重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記カ−カス層内に、タイヤ赤
道面を中心に、前記トレッド幅の40%以上で且つ前記
ベルト層の最大幅以下の幅で、且つ前記カ−カス層のス
チ−ルコ−ドと平行とされたスチ−ルコ−ドからなる埋
設層が配置され、前記埋設層内スチ−ルコ−ドがカ−カ
ス層のスチ−ルコ−ド間に完全に埋設されるか、若しく
は一部が重なり合って埋設される一層若しくは二層のカ
−カス内埋設層を有することを特徴とする重荷重用空気
入りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】 前記カ−カス層内の埋設層のスチ−ルコ
−ド径は、カ−カス層のスチ−ルコ−ド径と同等若しく
はこれより小さいことを特徴とする請求項第1項記載の
重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290741A JPH06115308A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290741A JPH06115308A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115308A true JPH06115308A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17759929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4290741A Pending JPH06115308A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06115308A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4838962A (en) * | 1985-07-12 | 1989-06-13 | Hitachi, Ltd. | Magneto-optical recording medium |
| JP2002067614A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | カーカスプライ形成用の生プライ、及びそれを用いた空気入りタイヤ |
| US6513561B1 (en) * | 2000-01-27 | 2003-02-04 | Bridgestone/Firestone North American Tire, Llc | Pneumatic tire having multiple modulus body cord to reduce rolling resistance |
| WO2003106197A1 (fr) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique avec nappe sommet imbriquee dans une nappe carcasse |
| US6935395B2 (en) * | 2001-07-10 | 2005-08-30 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire with carcass ply including main cords and auxiliary cords |
| JP2006218988A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
| WO2011061082A1 (fr) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique comportant des cables d'armature de carcasse presentant des permeabilites differentes |
| EP3103656A1 (de) * | 2015-06-12 | 2016-12-14 | Continental Reifen Deutschland GmbH | Fahrzeugluftreifen |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4290741A patent/JPH06115308A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4838962A (en) * | 1985-07-12 | 1989-06-13 | Hitachi, Ltd. | Magneto-optical recording medium |
| US6513561B1 (en) * | 2000-01-27 | 2003-02-04 | Bridgestone/Firestone North American Tire, Llc | Pneumatic tire having multiple modulus body cord to reduce rolling resistance |
| JP2002067614A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | カーカスプライ形成用の生プライ、及びそれを用いた空気入りタイヤ |
| US6935395B2 (en) * | 2001-07-10 | 2005-08-30 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire with carcass ply including main cords and auxiliary cords |
| WO2003106197A1 (fr) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique avec nappe sommet imbriquee dans une nappe carcasse |
| JP2006218988A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
| WO2011061082A1 (fr) * | 2009-11-17 | 2011-05-26 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique comportant des cables d'armature de carcasse presentant des permeabilites differentes |
| FR2954219A1 (fr) * | 2009-11-17 | 2011-06-24 | Michelin Soc Tech | Pneumatique comportant des cables d'armature de carcasse presentant des permeabilites differentes |
| US20120285602A1 (en) * | 2009-11-17 | 2012-11-15 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tire Comprising Carcass Reinforcement Wires Having Different Previousnesses |
| US9033016B2 (en) | 2009-11-17 | 2015-05-19 | Compagnie Generale Des Etablissement Michelin | Tire comprising carcass reinforcement wires having different perviousnesses |
| EP3103656A1 (de) * | 2015-06-12 | 2016-12-14 | Continental Reifen Deutschland GmbH | Fahrzeugluftreifen |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3419830B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2011042910A (ja) | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを用いたタイヤ | |
| US6668890B1 (en) | Pneumatic radial tires | |
| JP4017641B2 (ja) | 重荷重用偏平空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2006183211A (ja) | ゴム物品補強用スチールコードおよびタイヤ | |
| JP4698525B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP3338486B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP5615665B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JPH0411505A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2000079806A (ja) | 重荷重用ラジアルタイヤ | |
| JPH05294108A (ja) | 建設車両用空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3151038B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JPS6357305A (ja) | 芳香族ポリアミド繊維コ−ドよりなるカ−カスプライを有する重荷重用空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3205396B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP4097812B2 (ja) | ゴム物品補強用スチールコードおよび空気入りタイヤ | |
| JPH10193917A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| CN101213092A (zh) | 用于重型车辆的轮胎 | |
| JP4307226B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH0948212A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2007253848A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2001213115A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3636563B2 (ja) | 重荷重用空気入りバイアスタイヤ | |
| JP2006137372A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| CN101213085A (zh) | 用于重型车辆的轮胎 | |
| JP4444672B2 (ja) | 空気入りタイヤ |