JPH0948212A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0948212A JPH0948212A JP7201055A JP20105595A JPH0948212A JP H0948212 A JPH0948212 A JP H0948212A JP 7201055 A JP7201055 A JP 7201055A JP 20105595 A JP20105595 A JP 20105595A JP H0948212 A JPH0948212 A JP H0948212A
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- tire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来よりもベルト端部に発生する歪を更に緩
和し、従来以上の大入力に対抗する。 【解決手段】 互いのスチールコード24がタイヤ赤道
面CLを挟んで反対方向に傾斜するように第2ベルト層
20と第3ベルト層24とを交差積層する。第3ベルト
層24のスチールコード24は、タイヤ赤道面CLに対
する傾斜角度をタイヤ赤道面CL側よりもタイヤ幅方向
両端部で大きくし、タイヤ幅方向両端部においてコード
間隔を広げる。また、第2ベルト層20と第3ベルト層
24との層間には、タイヤ幅方向両端部間に50%伸長
モジュラスが15〜25kg/cm2のベルト層間ゴムを配設
する。これにより、第3ベルト層24の端部付近に生じ
る歪を緩和して亀裂の発生を防止することができ、従来
以上の大入力に対抗することが可能となる。
和し、従来以上の大入力に対抗する。 【解決手段】 互いのスチールコード24がタイヤ赤道
面CLを挟んで反対方向に傾斜するように第2ベルト層
20と第3ベルト層24とを交差積層する。第3ベルト
層24のスチールコード24は、タイヤ赤道面CLに対
する傾斜角度をタイヤ赤道面CL側よりもタイヤ幅方向
両端部で大きくし、タイヤ幅方向両端部においてコード
間隔を広げる。また、第2ベルト層20と第3ベルト層
24との層間には、タイヤ幅方向両端部間に50%伸長
モジュラスが15〜25kg/cm2のベルト層間ゴムを配設
する。これにより、第3ベルト層24の端部付近に生じ
る歪を緩和して亀裂の発生を防止することができ、従来
以上の大入力に対抗することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気入りラジアルタ
イヤに係り、特にベルト端部の耐久性の向上を図った重
荷重用の空気入りラジアルタイヤに関する。
イヤに係り、特にベルト端部の耐久性の向上を図った重
荷重用の空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】トラック等の大型車両には、重荷重用の
空気入りラジアルタイヤが使用されている。通常、この
空気入りラジアルタイヤには、スチールコードからなる
ベルト層が複数層設けられ、この複数層の中にはタイヤ
赤道面を挟んで互いのスチールコードが反対方向に傾斜
するように交差積層された少なくとも1組の交差積層さ
れたベルト層が設けられている。
空気入りラジアルタイヤが使用されている。通常、この
空気入りラジアルタイヤには、スチールコードからなる
ベルト層が複数層設けられ、この複数層の中にはタイヤ
赤道面を挟んで互いのスチールコードが反対方向に傾斜
するように交差積層された少なくとも1組の交差積層さ
れたベルト層が設けられている。
【0003】通常、ベルト故障(セパレーション)は、
交差するベルト層の何れか片方のベルトコードの端部と
ゴムとが剥離して亀裂を生じ、それが隣のベルトコード
端部の亀裂とつながって、タイヤ周方向へ延びることに
よって生じるものが一般的である。
交差するベルト層の何れか片方のベルトコードの端部と
ゴムとが剥離して亀裂を生じ、それが隣のベルトコード
端部の亀裂とつながって、タイヤ周方向へ延びることに
よって生じるものが一般的である。
【0004】ところで、この亀裂は、ベルト層の中でも
発生し易いベルト層とそうでないベルト層があり、交差
積層されたベルト層のうち、特にタイヤ径方向外側のベ
ルト層に亀裂を生じ易い。
発生し易いベルト層とそうでないベルト層があり、交差
積層されたベルト層のうち、特にタイヤ径方向外側のベ
ルト層に亀裂を生じ易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ベルトコード端部の剥
離を抑えるには、負荷転動時のベルト層の端部付近に生
ずる歪を緩和すれば良い。この歪を緩和する方法として
は、一般的に、交差積層されたベルト層間の両端部分に
ベルト層間ゴムを配置し、交差積層されたベルト層の端
部間のゲージをセンター部に比較して厚くする手法が採
用されている。
離を抑えるには、負荷転動時のベルト層の端部付近に生
ずる歪を緩和すれば良い。この歪を緩和する方法として
は、一般的に、交差積層されたベルト層間の両端部分に
ベルト層間ゴムを配置し、交差積層されたベルト層の端
部間のゲージをセンター部に比較して厚くする手法が採
用されている。
【0006】しかし、これにも限界があり、ベルト層の
端部に発生する歪を更に緩和しなければ重荷重での大入
力に対抗することはできない。
端部に発生する歪を更に緩和しなければ重荷重での大入
力に対抗することはできない。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、従来よりもベ
ルト端部に発生する歪を更に緩和し、従来以上の大入力
に対抗することのできる空気入りラジアルタイヤを提供
することが目的である。
ルト端部に発生する歪を更に緩和し、従来以上の大入力
に対抗することのできる空気入りラジアルタイヤを提供
することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のビード
コア間にわたりトロイド状をなして跨がるカーカスと、
前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置され、複数本の
コードをゴム引きしたベルト層の複数層からなるベルト
と、を備え、前記ベルト層の少なくとも2層は、互いの
コードがタイヤ赤道面を挟んで反対方向に傾斜するよう
に交差積層された空気入りラジアルタイヤであって、前
記交差積層された2層のベルト層の内のタイヤ径方向外
側のベルト層のコードは、タイヤ赤道面に対する傾斜角
がタイヤ赤道面側よりもタイヤ幅方向両端部で大きくさ
れ、前記交差積層された2層のベルト層間には、タイヤ
幅方向両端部間に50%伸長モジュラスが15〜25kg
/cm2のベルト層間ゴムが配設されていることを特徴とし
ている。
コア間にわたりトロイド状をなして跨がるカーカスと、
前記カーカスのタイヤ径方向外側に配置され、複数本の
コードをゴム引きしたベルト層の複数層からなるベルト
と、を備え、前記ベルト層の少なくとも2層は、互いの
コードがタイヤ赤道面を挟んで反対方向に傾斜するよう
に交差積層された空気入りラジアルタイヤであって、前
記交差積層された2層のベルト層の内のタイヤ径方向外
側のベルト層のコードは、タイヤ赤道面に対する傾斜角
がタイヤ赤道面側よりもタイヤ幅方向両端部で大きくさ
れ、前記交差積層された2層のベルト層間には、タイヤ
幅方向両端部間に50%伸長モジュラスが15〜25kg
/cm2のベルト層間ゴムが配設されていることを特徴とし
ている。
【0009】次に、本発明の空気入りラジアルタイヤの
作用を説明する。一般に、空気入りラジアルタイヤが負
荷を受けて転動すると、特に、互いのコードがタイヤ赤
道面を挟んで反対方向に傾斜するように交差積層された
ベルト層のうちのタイヤ径方向外側のベルト層の端部に
大きな歪みが生じ易い。
作用を説明する。一般に、空気入りラジアルタイヤが負
荷を受けて転動すると、特に、互いのコードがタイヤ赤
道面を挟んで反対方向に傾斜するように交差積層された
ベルト層のうちのタイヤ径方向外側のベルト層の端部に
大きな歪みが生じ易い。
【0010】しかし、本発明の空気入りラジアルタイヤ
では、互いのコードがタイヤ赤道面を挟んで反対方向に
傾斜するように交差積層されたベルト層のうちのタイヤ
径方向外側のベルト層のコードは、タイヤ赤道面に対す
る傾斜角がタイヤ赤道面側よりもタイヤ幅方向両端部で
大きくされ、タイヤ幅方向両端部においてコード間隔が
広くなっているので、負荷転動時にベルト層の端部に生
じるコード方向の歪が小さくなる。
では、互いのコードがタイヤ赤道面を挟んで反対方向に
傾斜するように交差積層されたベルト層のうちのタイヤ
径方向外側のベルト層のコードは、タイヤ赤道面に対す
る傾斜角がタイヤ赤道面側よりもタイヤ幅方向両端部で
大きくされ、タイヤ幅方向両端部においてコード間隔が
広くなっているので、負荷転動時にベルト層の端部に生
じるコード方向の歪が小さくなる。
【0011】また、交差積層された2層のベルト層間の
タイヤ幅方向両端部間に配設されたベルト層間ゴムの5
0%伸長モジュラスが15〜25kg/cm2と低く設定した
ので、負荷転動時のベルト層の端部に生じるベルト層間
せん断歪を小さくすることができる。
タイヤ幅方向両端部間に配設されたベルト層間ゴムの5
0%伸長モジュラスが15〜25kg/cm2と低く設定した
ので、負荷転動時のベルト層の端部に生じるベルト層間
せん断歪を小さくすることができる。
【0012】このため、互いのコードがタイヤ赤道面を
挟んで反対方向に傾斜するように交差積層されたベルト
層のうちのタイヤ径方向外側のベルト層の端部と、周囲
のゴムとが剥離して亀裂が生じ難く、仮にコードの端部
付近に亀裂が生じたとしても、ベルト層の端部ではコー
ドのタイヤ周方向の間隔が広いので、亀裂のタイヤ周方
向への繋がりを遅延させることができる。
挟んで反対方向に傾斜するように交差積層されたベルト
層のうちのタイヤ径方向外側のベルト層の端部と、周囲
のゴムとが剥離して亀裂が生じ難く、仮にコードの端部
付近に亀裂が生じたとしても、ベルト層の端部ではコー
ドのタイヤ周方向の間隔が広いので、亀裂のタイヤ周方
向への繋がりを遅延させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係る空気入
りラジアルタイヤを図1にしたがって説明する。
りラジアルタイヤを図1にしたがって説明する。
【0014】図1に示すように、本実施形態の空気入り
ラジアルタイヤ10のカーカス12は、タイヤのラジア
ル方向へ延びるコードからなるカーカスプライの1枚以
上で形成されている。なお、カーカス12の両端部は、
図示しないビードコアの周りに係止されている。
ラジアルタイヤ10のカーカス12は、タイヤのラジア
ル方向へ延びるコードからなるカーカスプライの1枚以
上で形成されている。なお、カーカス12の両端部は、
図示しないビードコアの周りに係止されている。
【0015】カーカス12のクラウン部のタイヤ径方向
外側には、ベルト14が配置されており、ベルト14の
タイヤ径方向外側にはトレッド16が配設されている。
外側には、ベルト14が配置されており、ベルト14の
タイヤ径方向外側にはトレッド16が配設されている。
【0016】本実施形態のベルト14は、複数枚のベル
ト層から構成され、カーカス12側から第1ベルト層1
8、第2ベルト層20及び第3ベルト層22の3枚のベ
ルト層から構成されている。
ト層から構成され、カーカス12側から第1ベルト層1
8、第2ベルト層20及び第3ベルト層22の3枚のベ
ルト層から構成されている。
【0017】これら第1ベルト層18、第2ベルト層2
0及び第3ベルト層22は、複数本のスチールコード2
4を所定の間隔をあけて並べてゴムコーティングしたも
のである。
0及び第3ベルト層22は、複数本のスチールコード2
4を所定の間隔をあけて並べてゴムコーティングしたも
のである。
【0018】本実施形態では、タイヤ径方向外側から見
て第1ベルト層18のスチールコード24及び第2ベル
ト層20のスチールコード24が右上がりに傾斜してお
り、第3ベルト層22のスチールコード24が左上がり
に傾斜している。即ち、本実施形態では、第3ベルト層
22のスチールコード24が第2ベルト層20のスチー
ルコード24に対してタイヤ赤道面CLを挟んで反対方
向に傾斜して交差している。
て第1ベルト層18のスチールコード24及び第2ベル
ト層20のスチールコード24が右上がりに傾斜してお
り、第3ベルト層22のスチールコード24が左上がり
に傾斜している。即ち、本実施形態では、第3ベルト層
22のスチールコード24が第2ベルト層20のスチー
ルコード24に対してタイヤ赤道面CLを挟んで反対方
向に傾斜して交差している。
【0019】また、第1ベルト層18よりも第2ベルト
層20は幅が広く、第3ベルト層22は第2ベルト層2
0よりも幅が狭くなっている。
層20は幅が広く、第3ベルト層22は第2ベルト層2
0よりも幅が狭くなっている。
【0020】第2ベルト層20のタイヤ径方向外側に
は、両端側の所定範囲にベルト層間ゴム26が配設され
ている。このベルト層間ゴム26はタイヤ赤道面CL側
がテーパー状に形成されており、このテーパー状に形成
された部分の上に第3ベルト層22の両端部分が配置さ
れている。
は、両端側の所定範囲にベルト層間ゴム26が配設され
ている。このベルト層間ゴム26はタイヤ赤道面CL側
がテーパー状に形成されており、このテーパー状に形成
された部分の上に第3ベルト層22の両端部分が配置さ
れている。
【0021】ここで、ベルト層間ゴム26の50%伸長
モジュラスは、15〜25kg/cm2の範囲内に設定され
る。
モジュラスは、15〜25kg/cm2の範囲内に設定され
る。
【0022】なお、ベルト層間ゴム26の50%伸長モ
ジュラスが15kg/cm2未満では、ベルト層間せん断歪の
抑制効果が減少するため好ましくない。
ジュラスが15kg/cm2未満では、ベルト層間せん断歪の
抑制効果が減少するため好ましくない。
【0023】一方、ベルト層間ゴム26の50%伸長モ
ジュラスが25kg/cm2を超えると、ゴムの破壊特性が低
下する方向となるため好ましくない。
ジュラスが25kg/cm2を超えると、ゴムの破壊特性が低
下する方向となるため好ましくない。
【0024】本実施形態では、第3ベルト層22のスチ
ールコード24のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度
が、タイヤ赤道面CL付近の中央領域よりもタイヤ幅方
向外側の所定の領域で大きく設定されており、ベルト層
間ゴム26のテーパー部分に沿って配置される領域で
は、スチールコード24がタイヤ赤道面CLに対して傾
斜角度θ3で傾斜しており、その内側の第2ベルト層2
0と平行に配置された中央領域では、スチールコード2
4がタイヤ赤道面CLに対して傾斜角度θ4(<θ3)
で傾斜している。
ールコード24のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度
が、タイヤ赤道面CL付近の中央領域よりもタイヤ幅方
向外側の所定の領域で大きく設定されており、ベルト層
間ゴム26のテーパー部分に沿って配置される領域で
は、スチールコード24がタイヤ赤道面CLに対して傾
斜角度θ3で傾斜しており、その内側の第2ベルト層2
0と平行に配置された中央領域では、スチールコード2
4がタイヤ赤道面CLに対して傾斜角度θ4(<θ3)
で傾斜している。
【0025】このため、第3ベルト層22のスチールコ
ード24の間隔は、図1に示すように中央領域よりもタ
イヤ幅方向外側の領域で広くなる。
ード24の間隔は、図1に示すように中央領域よりもタ
イヤ幅方向外側の領域で広くなる。
【0026】ここで、第2ベルト層20のスチールコー
ド24のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θ2及び第
3ベルト層22の中央領域におけるスチールコード24
のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θ4が15°未満
となると、周方向ベルト張力が増大し、大入力時のベル
ト端歪が増加する。
ド24のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θ2及び第
3ベルト層22の中央領域におけるスチールコード24
のタイヤ赤道面CLに対する傾斜角度θ4が15°未満
となると、周方向ベルト張力が増大し、大入力時のベル
ト端歪が増加する。
【0027】傾斜角度θ2及び傾斜角度θ4が25°を
超えると、周方向ベルト張力が低下しすぎて、一般的な
使用条件でもベルト端部の歪が増加する。
超えると、周方向ベルト張力が低下しすぎて、一般的な
使用条件でもベルト端部の歪が増加する。
【0028】このため、傾斜角度θ2及び傾斜角度θ4
は、各々15°〜25°の範囲内が好ましく、17°〜
23°の範囲内が更に好ましい。
は、各々15°〜25°の範囲内が好ましく、17°〜
23°の範囲内が更に好ましい。
【0029】一方、第3ベルト層22のタイヤ幅方向外
側の領域におけるスチールコード24のタイヤ赤道面C
Lに対する傾斜角度θ3が30°未満となると、タイヤ
幅方向外側の領域においてスチールコード24の間隔が
十分に広くならず、傾斜角度θ4が60°を超えると、
負荷転動時ベルト端部に発生した亀裂が、周方向に隣接
するベルト端部の亀裂とつながり易くなり、ベルト耐久
性を低下させる。
側の領域におけるスチールコード24のタイヤ赤道面C
Lに対する傾斜角度θ3が30°未満となると、タイヤ
幅方向外側の領域においてスチールコード24の間隔が
十分に広くならず、傾斜角度θ4が60°を超えると、
負荷転動時ベルト端部に発生した亀裂が、周方向に隣接
するベルト端部の亀裂とつながり易くなり、ベルト耐久
性を低下させる。
【0030】このため、傾斜角度θ3は、30°〜60
°の範囲内が好ましく、40°〜50°の範囲内が更に
好ましい。
°の範囲内が好ましく、40°〜50°の範囲内が更に
好ましい。
【0031】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の空気入りラジアルタイヤ10では、第3ベルト
層22のスチールコード24の間隔を、タイヤ幅方向外
側の領域で広くしたので、走行時に生じる第3ベルト層
22の端部のコード方向の歪を小さくすることができ
る。
施形態の空気入りラジアルタイヤ10では、第3ベルト
層22のスチールコード24の間隔を、タイヤ幅方向外
側の領域で広くしたので、走行時に生じる第3ベルト層
22の端部のコード方向の歪を小さくすることができ
る。
【0032】また、第2ベルト層20の両端部と第3ベ
ルト層22の両端部との間のベルト層間ゴム26の弾性
率(50%伸長モジュラス)を低く設定したので、走行
時に生じる第3ベルト層22の端部の歪を小さくするこ
とができる。
ルト層22の両端部との間のベルト層間ゴム26の弾性
率(50%伸長モジュラス)を低く設定したので、走行
時に生じる第3ベルト層22の端部の歪を小さくするこ
とができる。
【0033】このため、第3ベルト層22のスチールコ
ード24の端部と周囲のゴムとが剥離し難く、また、こ
の剥離を核としてスチールコード24の端部付近のゴム
に亀裂が生じたとしても、ベルト層の端部においてはス
チールコード24のタイヤ周方向の間隔が広いので、亀
裂のタイヤ周方向への繋がりを遅延させることができ
る。
ード24の端部と周囲のゴムとが剥離し難く、また、こ
の剥離を核としてスチールコード24の端部付近のゴム
に亀裂が生じたとしても、ベルト層の端部においてはス
チールコード24のタイヤ周方向の間隔が広いので、亀
裂のタイヤ周方向への繋がりを遅延させることができ
る。
【0034】なお、上記実施形態では、ベルト14が3
層構造であったが、ベルト14は2層構造であっても良
く、4層以上のベルト層から構成されていても良い。
層構造であったが、ベルト14は2層構造であっても良
く、4層以上のベルト層から構成されていても良い。
【0035】図3に示すように、第1ベルト層18、第
2ベルト層20、第3ベルト層22及び第4ベルト層2
8のベルト層からなる空気入りラジアルタイヤ10で
は、第4ベルト層28を第3ベルト層22のスチールコ
ード24が傾斜角度θ4とされている領域内に入れる。
2ベルト層20、第3ベルト層22及び第4ベルト層2
8のベルト層からなる空気入りラジアルタイヤ10で
は、第4ベルト層28を第3ベルト層22のスチールコ
ード24が傾斜角度θ4とされている領域内に入れる。
【0036】また、第4ベルト層28のスチールコード
24(図3では図示せず)の傾斜角度は、第3ベルト層
22のスチールコード24(図3では図示せず)の傾斜
角度θ4に合わせる。但し、タイヤのプライステアー低
減が必要な場合には、第4ベルト層28のスチールコー
ド24の傾斜角度は、第2ベルト層20のスチールコー
ド24の傾斜角度θ2と同一角度・方向にすると良い。
24(図3では図示せず)の傾斜角度は、第3ベルト層
22のスチールコード24(図3では図示せず)の傾斜
角度θ4に合わせる。但し、タイヤのプライステアー低
減が必要な場合には、第4ベルト層28のスチールコー
ド24の傾斜角度は、第2ベルト層20のスチールコー
ド24の傾斜角度θ2と同一角度・方向にすると良い。
【0037】なお、ベルト層の端部においてスチールコ
ード24の間隔を広げる際には、図1に示すようにスチ
ールコード24の傾斜角度を両端付近で急に変更しても
良いが、スチールコード24を湾曲させながら除々に傾
斜角度を変えて行っても良い。 [試験例]本発明の効果を調べるために、本発明の適用
された実施例タイヤと、従来構造のタイヤとを用意し、
これら供試タイヤを室内のロングドラム試験機で10万
km走行させ、走行後にタイヤを分解して第3ベルト層
の端部に発生した亀裂の長さを比較した。
ード24の間隔を広げる際には、図1に示すようにスチ
ールコード24の傾斜角度を両端付近で急に変更しても
良いが、スチールコード24を湾曲させながら除々に傾
斜角度を変えて行っても良い。 [試験例]本発明の効果を調べるために、本発明の適用
された実施例タイヤと、従来構造のタイヤとを用意し、
これら供試タイヤを室内のロングドラム試験機で10万
km走行させ、走行後にタイヤを分解して第3ベルト層
の端部に発生した亀裂の長さを比較した。
【0038】ここで、試験に供された実施例タイヤは、
図1に示す空気入りラジアルタイヤと同様の構造であ
り、ベルト層及びベルト層間ゴムの諸元は以下の表1に
示す通りである。また、試験に供された従来構造のタイ
ヤは、実施例タイヤと同じくベルトが3層構造であり、
ベルト層間ゴムを備えているが、コードの傾斜角及びベ
ルト層間ゴムの50%伸長モジュラスが異なっている
(図2参照)。なお、従来構造のタイヤのベルト層及び
ベルト層間ゴムの諸元は以下の表1に示す通りである。
図1に示す空気入りラジアルタイヤと同様の構造であ
り、ベルト層及びベルト層間ゴムの諸元は以下の表1に
示す通りである。また、試験に供された従来構造のタイ
ヤは、実施例タイヤと同じくベルトが3層構造であり、
ベルト層間ゴムを備えているが、コードの傾斜角及びベ
ルト層間ゴムの50%伸長モジュラスが異なっている
(図2参照)。なお、従来構造のタイヤのベルト層及び
ベルト層間ゴムの諸元は以下の表1に示す通りである。
【0039】試験結果は、以下の表1に記載した通りで
ある。なお、試験結果は、従来構造のタイヤ亀裂長さを
100とする指数表示とし、数字の小さいものほど発生
した亀裂の長さが短いことを示している。
ある。なお、試験結果は、従来構造のタイヤ亀裂長さを
100とする指数表示とし、数字の小さいものほど発生
した亀裂の長さが短いことを示している。
【0040】また、試験条件は以下に示す通りである。 タイヤサイズ:E13.5/85R16 リムサイズ:9.00V×16 内圧:11.7kg/cm2 最大荷重:5800kg
【0041】
【表1】
【0042】上記試験結果から、本発明の適用された空
気入りラジアルタイヤは、従来の空気入りラジアルタイ
ヤに比較してベルト層の端部に生じた亀裂の長さが半分
であり、これにより従来よりもベルト端部の歪が緩和さ
れていることが分かる。したがって、本発明の適用され
た実施例の空気入りラジアルタイヤが、従来以上の大入
力に対抗できることは明らかである。
気入りラジアルタイヤは、従来の空気入りラジアルタイ
ヤに比較してベルト層の端部に生じた亀裂の長さが半分
であり、これにより従来よりもベルト端部の歪が緩和さ
れていることが分かる。したがって、本発明の適用され
た実施例の空気入りラジアルタイヤが、従来以上の大入
力に対抗できることは明らかである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空気入り
ラジアルタイヤは上記構成としたので、従来よりもベル
ト端部に生じる歪を緩和することができ、従来以上の大
入力に対抗することができるという優れた効果を有す
る。
ラジアルタイヤは上記構成としたので、従来よりもベル
ト端部に生じる歪を緩和することができ、従来以上の大
入力に対抗することができるという優れた効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る空気入りラジアルタ
イヤの断面図及びベルトの平面図である。
イヤの断面図及びベルトの平面図である。
【図2】従来構造の空気入りラジアルタイヤのベルトの
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る空気入りラジアル
タイヤの断面図である。
タイヤの断面図である。
10 空気入りラジアルタイヤ 12 カーカス 14 ベルト 18 第1ベルト層 20 第2ベルト層 22 第3ベルト層 24 スチールコード 26 ベルト層間ゴム
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のビードコア間にわたりトロイド状
をなして跨がるカーカスと、前記カーカスのタイヤ径方
向外側に配置され、複数本のコードをゴム引きしたベル
ト層の複数層からなるベルトと、を備え、前記ベルト層
の少なくとも2層は、互いのコードがタイヤ赤道面を挟
んで反対方向に傾斜するように交差積層された空気入り
ラジアルタイヤであって、 前記交差積層された2層のベルト層の内のタイヤ径方向
外側のベルト層のコードは、タイヤ赤道面に対する傾斜
角がタイヤ赤道面側よりもタイヤ幅方向両端部で大きく
され、 前記交差積層された2層のベルト層間には、タイヤ幅方
向両端部間に50%伸長モジュラスが15〜25kg/cm2
のベルト層間ゴムが配設されていることを特徴とする空
気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201055A JPH0948212A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201055A JPH0948212A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948212A true JPH0948212A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16434654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201055A Pending JPH0948212A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948212A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2872740A1 (fr) * | 2004-07-06 | 2006-01-13 | Michelin Soc Tech | Pneumatique pour engin lourd |
| US20120138205A1 (en) * | 2010-12-02 | 2012-06-07 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
| CN110641229A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-01-03 | 宁夏神州轮胎有限公司 | 一种全钢载重子午线轮胎胎冠部带束层 |
| CN108357303B (zh) * | 2018-04-04 | 2024-02-09 | 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 | 具有延缓带束层端部损坏的充气自卸车载重子午线轮胎 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP7201055A patent/JPH0948212A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2872740A1 (fr) * | 2004-07-06 | 2006-01-13 | Michelin Soc Tech | Pneumatique pour engin lourd |
| US20120138205A1 (en) * | 2010-12-02 | 2012-06-07 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
| CN108357303B (zh) * | 2018-04-04 | 2024-02-09 | 安徽佳通乘用子午线轮胎有限公司 | 具有延缓带束层端部损坏的充气自卸车载重子午线轮胎 |
| CN110641229A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-01-03 | 宁夏神州轮胎有限公司 | 一种全钢载重子午线轮胎胎冠部带束层 |
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