JPH0611549A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPH0611549A
JPH0611549A JP5073280A JP7328093A JPH0611549A JP H0611549 A JPH0611549 A JP H0611549A JP 5073280 A JP5073280 A JP 5073280A JP 7328093 A JP7328093 A JP 7328093A JP H0611549 A JPH0611549 A JP H0611549A
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test
control signal
signal
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JP5073280A
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のテストサイクルでテストチャンネル毎
に独立して論理比較を行うことが可能なIC試験装置を
提供する。 【構成】 各テストチャンネルCH1 〜CHN に入力信
号レベルをストローブSTRB1とSTRB2で論理判
定するレベル/タイミング比較部201 〜20Nと、そ
の論理判定結果を期待値信号EXP1 〜EXPN と論理
比較し、比較制御信号CPE1,CPE2に従って論理
比較結果を出力するか禁止する論理比較部301 〜30
N が設けられている。更に、各テストチャンネルに対応
してモード切り換え回路81 〜8N と、モード切り換え
信号発生部131 〜13N が設けられる。各モード切り
換え回路は対応するチャンネルのモード切り換え信号C
ONT1,CONT2,CONT3と論理演算により比
較制御信号CPE1,CPE2を所望に変更し、対応す
るチャンネルのピン制御信号に従って対応する論理比較
部30に与えるか否か制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばメモリIC、ロ
ジックIC、或はロジック回路を内蔵したメモリICを
試験するためのIC試験装置に関し、特にICからの出
力応答を期待値と比較する論理比較に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来のIC試験装置の既略の構成
を示す。図中10は被試験ICを示す。パターン発生部
11はアルゴリズミックパターン発生器11Aと、ラン
ダムパターンメモリ11Bと、マルチプレクサ11C
と、制御部11Dと、マルチプレクサ11Eと、比較制
御信号発生部11Fとから構成されている。アルゴリズ
ミックパターン発生器11Aはタイミング発生部12か
らのクロック信号CKに同期して論理演算により比較的
に規則性のあるアルゴリズミックパターンデータAPを
発生する。このアルゴリズミックパターンデータAPは
主にメモリの試験のための印加パターン、アドレスパタ
ーン及び期待値パターンを生成するために使われる。ラ
ンダムパターンメモリ11Bは予め格納されているラン
ダムパターンRPをクロック信号CKに同期して読み出
す。ランダムパターンデータRPは主に論理回路の試験
のための印加パターン及び期待値パターンを生成するた
めに使われる。この発明は特に被試験ICからの応答出
力と期待値との比較に係わるので印加パターン及びアド
レスパターンの生成に付いては触れない。
【0003】マルチプレクサ11Cはアルゴリズミック
パターン発生器11Aからのアルゴリズミックパターン
データAP及びランダムパターンメモリ11Bからのラ
ンダムパターンデータRPが与えられ、制御部11Dか
らの制御信号MCNTに従ってそれらデータAP,RP
のどちらかを選択するか、これらのデータAP,RPの
所望の部分を組み合わせるか、これらデータAP,RP
間の論理積、論理和、または排他的論理和の何れかを演
算することにより各Kビットの2系統のパターンデータ
DA,DBを生成する。マルチプレクサ11EはN個の
テストチャンネルCH1 〜CHN に対応したNビットの
出力に所望の期待値信号EXP1 〜EXPN が得られる
ようにマルチプレクサ11Eの各出力ビット位置にこれ
ら2系統のパターンデータDA,DBの指定された一方
の所望のビット位置のデータを選択出力する。この選択
はピン制御インタフェース部14で生成されるデータ選
択信号DSELとビット選択信号BSELにより指定さ
れる。この様にしてマルチプレクサ11Eから出力され
た期待値信号EXP1 〜EXPN は対応するテストチャ
ンネルCH1 〜CHN の論理比較部301 〜30N に与
えられる。2系統のパターンデータDA,DBを生成す
ることにより、例えばこれらを使って各データDA,D
Bのビット数Kより多いビット数の期待値パターンを合
成することが可能となる。
【0004】なお、図示してないが、マルチプレクサ1
1E内には各テストチャンネルに対応してレジスタが設
けられ、そのレジスタに対しビット選択信号BSEL
(複数ビット)とデータ選択信号(1ビット)が設定さ
れ、各テストチャンネル毎にそれらの設定された選択信
号により指定されたデータDAまたはDBの指定された
ビット位置のデータが選択され期待値信号として出力さ
れる。
【0005】被試験IC10のN個の端子ピンにN個の
テストチャンネルCH1 〜CHN のレベル/タイミング
比較部201 〜20N がそれぞれ接続され、それらのレ
ベル/タイミング比較部201 〜20N の出力側に論理
比較部301 〜30N が接続される。各参照番号20、
30及び参照符号CH,EXPのサフィックスはチャン
ネル番号を表すものとする。各レベル/タイミング比較
部、例えば201 とそれに接続された論理比較部301
は1つのテストチャンネルを構成する。以下の説明で任
意の1つのチャンネルに付いて代表して説明する場合
は、チャンネル番号を表すサフィックスを省略する場合
がある。各レベル/タイミング比較部20は被試験IC
10の対応するピンからの出力をタイミング発生部12
からのストローブSTRB1,STRB2のタイミング
で論理判定する。
【0006】論理比較部301 ,302 …には不一致検
出用の排他的論理和回路XOR1,XOR2と、検出結
果の出力を制御するアンドゲートAND1,AND2と
が設けられる。排他的論理和回路XOR1とXOR2の
各一方の入力端子にはレベル/タイミング比較部20
1 ,202 ,…の各論理判定出力が与えられ、他方の入
力端子は共通接続されて期待値パターン信号EXP1
EXR2 …が供給され、論理判定結果と期待値が一致す
ればLレベルが出力され、不一致であればHレベルが出
力される。
【0007】排他的論理和回路XOR1とXOR2の各
論理比較結果はアンドゲートAND1とAND2に与え
られ、これら各アンドゲートAND1とAND2におい
て比較制御信号CPE1とCPE2によって論理比較結
果を出力するか否かが制御される。論理比較結果は被試
験ICの不良解析特性評価或いは良否判定に使用される
が、この発明と直接関係しないので説明を省略する。
【0008】図1において、レベル/タイミング比較部
201 ,202 …及び論理比較部301 ,302 …は模
式的に表現しているだけであり、これらのより実際的な
構成は米国特許第4,862,071 号に示されているものと同
様であり、例えば1つのテストチャンネルに付いて図2
に示すように構成されている。図2において被試験IC
10の各ピン出力Do はレベル/タイミング比較部20
のHレベル比較器21CH 及びLレベル比較器21CL
においてH基準レベルVH 及びL基準レベルV L とそれ
ぞれ比較される。出力Do が基準レベルVH より高い場
合は比較器21CH 、21CL の出力はそれぞれL及び
Hレベルとなり、Do が基準レベルVLより低い場合は
比較器21CH 、21CL の出力はそれぞれH及びLレ
ベルとなる。これらの比較器のレベル比較出力はHレベ
ル側がストローブ回路21SH1、21SH2において、L
レベル側がストローブ回路21SL1、21SL2において
それぞれ異なるタイミングのストローブSTRB1,S
TRB2によりそれぞれ打ち抜かれ、即ちそのタイミン
グでの論理判定結果をサンプリングし、そのサンプリン
グされた論理がAND回路31H1、31H2及び31L1
31L2において期待値EXP及びその反転論理と論理比
較される。
【0009】この例ではH論理側(21CH 、21
H1、21SH2、31H1、31H2)及びL論理側(21
L 、21SL1、21SL2、31L1、31L2)では何れ
もサンプリングされた論理が正しい論理となっている場
合にLレベルを出力するので、期待値EXPがHレベル
の場合、AND回路31H1、31H2及びAND回路31
L1、31L2はLレベルを出力する。期待値EXPがLレ
ベルの場合にもサンプリングされた論理が正しい論理と
なっていれば、AND回路31H1、31H2及びAND回
路31L1、31L2は何れもLレベルを出力する。AND
回路32H1、32H2、32L1、32L2は制御信号CPE
1、CPE2に従ってそれぞれ比較結果を出力するか否
かを制御する。
【0010】図2に示す様に各テストチャンネルはH論
理試験とL論理試験が別々に行われ、しかもH論理及び
L論理のそれぞれについて論理試験を2つの異なるスト
ローブタイミングで行えるようにされている。なお、図
1に模式的に示す各テストチャンネルのストローブ回路
ST1,ST2が図2におけるレベル比較器21CH
21CL、ストローブ回路21SH1,21SH2,21S
L1,21SL2に対応し、図1の排他的論理和回路XOR
1,XOR2が図2におけるAND回路31H1、3
H2、31L1、31L2に対応し、図1におけるアンドゲ
ートAND1,AND2が図2におけるアンドゲート3
H1、32H2、32L1、32L2に対応する。
【0011】更に必要に応じて、ストローブSTRB1
による比較結果とストローブSTRB2による比較結果
が別々にORゲート33S1、33S2から取り出すこ
とができるようにされている。またH論理側及びL論理
側の第2ストローブ回路21SH2、21SL2の出力はN
ANDゲート34に与えられ、IC10の出力Do がH
論理でもL論理でもなく、その中間のレベルで高インピ
ーダンス(Hi−Z)状態になった場合に、それを検出
してLレベルを出力する。NANDゲート34の出力と
ORゲート33S2の出力の何れかがセレクタ35によ
り選択される。Hi−Z状態の検出モードではセレクタ
35はNANDゲート34の出力を選択し、Hi−Z検
出モードでなければORゲート33S2の出力を選択す
るよう図示してないHi−Z検出モード信号発生部から
のモード切換信号Zにより制御される。しかしながら図
2に示す実際的な構成はこの発明の本質とは関係ないの
で、以降の説明では簡略化した表現である図1を参照し
て説明することにする。
【0012】上述のように従来は比較制御信号CPE1
とCPE2が各論理比較部301 ,302 …に設けたア
ンドゲートAND1,AND2に与えられ、論理比較を
出力するか否かを制御している。パターン発生部11か
ら出力される比較制御信号CPE1とCPE2は各論理
比較部301 ,302 …に対して共通に与えられるの
で、論理比較をイネーブルするか否かの制御は全てのテ
ストチャンネルCH1 〜CHN (従って全てのピン)に
対して同一の形態でしか制御することができない。つま
り全ての論理比較部301 ,302 …においてアンドゲ
ートAND1を開いて排他的論理和回路XOR1側の判
定結果だけを取出すか、又はアンドゲートAND2を開
けて排他的論理和回路XOR2側の判定結果だけを取出
すか又は双方を取出すかの制御しか行なうことができな
い。
【0013】ところで半導体集積回路の発展と共に、例
えば以下のような様々な試験条件が要求されるICが出
現してきている。 (A)多ビットダイナミックRAM、或いは特殊メモリ
(ASMIC:application specific memory IC)の
ように、各テストサイクル内でそれぞれの出力ピンの出
力状態(論理出力状態及びHi−Z状態)が異なり、各
ピンの出力に対し期待値信号と比較するためにはピン毎
に比較制御信号CPE1,CPE2をリアルタイムで切
り換えることが必要となる。
【0014】(B)多ビットダイナミックRAMに対す
る試験のように、特定ビットの特定サイクルだけを期待
値信号と比較することが必要となる。 (C)論理演算回路内蔵メモリにおいて、論理演算回路
の出力データに対して比較結果を出力するか否かをビッ
ト毎に制御することが必要となる。 (D)各出力ビットに対してそれぞれ期待値信号と比較
するときに、リアルタイムにチャンネル単位(即ちピン
単位)もしくは全チャンネル共通に比較するか否かの切
り換えを行うことが必要とされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなICは従
来のIC試験装置では試験することができない不都合が
ある。従来のIC試験装置においては、同種のICを複
数同時に試験する場合には、例えば図3に示すように被
試験IC101 ,102 …10N のそれぞれの予め決め
た1つ又は複数の出力ピンにそれぞれ図1の場合と同様
にテストチャンネルCH1 〜CHN が接続されるが、こ
の場合もゲートAND1とAND2は全チャンネル共通
で開閉制御されるので、例えば不良が発生したICだけ
をリアルタイムでマスクすることができない欠点があ
る。
【0016】つまり、同時測定するデバイス毎に特定ア
ドレスのみのAC特性を測定したり、他の任意のデバイ
スをリアルタイムでマスクすることが容易でない。不良
解析メモリを用いればリアルタイムのマスクはできる
が、量産工場で使われるIC試験装置は不良解析用メモ
リが全て装備されているわけではなく、また装備されて
いる試験装置は、同時測定時に全てのデバイスに対して
対応できる容量を備えているとは限らない。更に、メモ
リデバイスでは、デバイスに流れる動的電流とそのデバ
イスのアクセスタイム(応答速度)が一定の関係となる
傾向にあり、そのためアクセスタイムの異なるデバイス
に対する同時測定においては、それぞれ比較するタイミ
ングが異なる必要があるため、1回の試験で済ますこと
ができず、異なるタイミング設定での複数回の試験が必
要となる。
【0017】この発明の第1の目的は、テストチャンネ
ル毎に独立して論理比較結果を出力するか否かを制御す
ることができるIC試験装置を提供することである。こ
の発明の第2の目的は、テストチャンネル毎に比較モー
ドを制御可能なIC試験装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
よれば、それぞれが入力信号のレベルを所望のタイミン
グで論理判定するレベル/タイミング比較部と、その論
理判定結果をパターン発生手段により発生された期待値
信号と論理比較し、その論理比較結果を比較制御信号に
従って出力するか禁止する論理比較部とを含む複数のテ
ストチャンネルを有するIC試験装置において、それら
テストチャンネルに対応してそれぞれピン制御信号を生
成するピン制御信号発生手段と、各テストチャンネルに
対応して設けられ、対応するテストチャンネルの論理比
較部に上記比較制御信号を与えるか否かを対応する上記
ピン制御信号に従って制御する論理演算手段、とを設け
る。
【0019】この発明の第2の観点によれば、それぞれ
が入力信号のレベルを所望のタイミングで論理判定する
レベル/タイミング比較部と、その論理判定結果をパタ
ーン発生手段により発生された期待値信号と論理比較
し、その論理比較結果を比較制御信号に従って出力する
か禁止する論理比較部とを含む複数のテストチャンネル
を有するIC試験装置において、各テストチャンネルに
対応して設けられ、モード切換信号を発生するモード切
換信号発生手段と、各テストチャンネルに対応して設け
られ、対応するテストチャンネルの上記論理比較部に与
える比較制御信号を対応するモード切換信号発生手段か
らのモード切換信号に従って変更する論理演算手段とを
設ける。
【0020】
【実施例】図4にこの発明の一実施例を示す。図4にお
いて、図1と対応する部分には同じ符号を付して示す。
この発明ではパターン発生部11内に比較制御信号CP
E1とCPE2を発生させる比較制御信号発生部11F
を設ける他にピン制御信号発生部11Gを設けると共に
パターン発生部11と各論理比較部301 ,302…と
の間にモード切換回路81 ,82 …8N を設け、このモ
ード切換回路81 〜8N により論理比較部301 ,30
2 …の比較モードの切換を行なう。各モード切換回路8
1 ,82 …8N に対しモード切換信号発生部131 ,1
2 …13Nが設けられ、このモード切換信号発生部1
1 〜13N から出力されるモード切換信号CONT
1,CONT2,CONT3によってモードの切換制御
を行なう。
【0021】各モード切換回路81 〜8N はこの例では
3個のオアゲートOR1,OR2,OR3と、2個のア
ンドゲートAND3,AND4と、1個の排他的論理和
回路XOR3とによって構成した場合を示す。オアゲー
トOR1とOR2の各一方の入力端子は共通接続し、こ
の共通接続した入力端子にモード切換信号発生部(例え
ば131 )からモード切換信号CONT1を与える。オ
アゲートOR1の他方の入力端子には比較制御信号CP
E1を与え、またオアゲートOR2の他方の入力端子に
は比較制御信号CPE2を与える。従ってモード切換信
号CONT1を“1”にすることにより比較制御信号C
PE1,CPE2を一方の論理“1”に変更することが
できる。オアゲートOR3の一方の入力端子にはモード
切換信号発生部131 からモード切換信号CONT3を
与えられ、他方の入力端子にはピン制御信号PCPE
1 ,PCPE2 ,…PCPEN の対応する1つが与えら
れる。モード切換信号CONT3を“1”にすることに
よりピン制御信号PCPEを一方の論理“1”に固定す
ることができる。
【0022】オアゲートOR1,OR2の各出力端子は
アンドゲートAND3とAND4の各一方の入力端子に
接続する。オアゲートOR3の出力端子は排他的論理和
回路XOR3の一方の入力端子に接続すると共に、アン
ドゲートAND4の他方の入力端子にも接続する。排他
的論理和回路XOR3の他方の入力端子にはモード切換
信号CONT2を与え、この排他的論理和回路XOR3
の出力端子はアンドゲートAND3の他方の入力端子に
接続する。従ってピン制御信号PCPEによりアンドゲ
ートAND3,AND4から比較制御信号CPE1,C
PE2を出力するか否かを制御することができる。ま
た、モード切換信号CONT2を“1”にすることによ
りアンドゲートAND3に与えるピン制御信号PCPE
の論理を反転することができる。アンドゲートAND
3,AND4の各出力端子は各論理比較部301 ,30
2 …に設けたアンドゲートAND1,AND2の各一方
の入力端子に接続し、このアンドゲートAND1,AN
D2を開閉制御し、論理比較結果を出力するか否かを制
御する。
【0023】上述した各モード切換回路81 〜8N の構
成においてモード切換信号CONT2を“1”論理と
し、他を“0”論理に設定した場合には、各モード切換
回路8 1 〜8N は代表して81 を図5中に示すように単
純化された等価回路81 で表わすことができる。図5に
示す等価回路によれば比較制御信号CPE1とCPE2
はピン制御信号PCPE1 の論理によって何れか一方の
みを出力するようリアルタイムに切換制御することがで
きる。この設定状態を以下マルチプレックスモードと称
することにする。
【0024】図4の実施例においても実際には各テスト
チャンネルCH1 〜CHN のレベル/タイミング比較部
20及び論理比較部30は図2に示すのと同様に構成さ
れており、ストローブ回路21SH1,21SH2,21S
L1,21SL2の前段にH論理とL論理を判定するレベル
比較器21CH 、21CL が設けられている。論理判定
はストローブ回路においてストローブ信号STRB1,
STRB2のタイミングでアナログ比較結果を打ち抜い
た結果と期待値パターンEXPによりH論理比較又はL
論理比較のどちらかで行う。高インピーダンス状態Hi
−Zを検出するには、モード切換信号Zによりセレクタ
35を制御してNANDゲート34の出力を選択し、H
論理レベルとL論理レベルの中間レベルを2つのレベル
比較器21CH ,21CL により検出し、その検出結果
をストローブ回路21SH2,21SL2においてストロー
ブSTRB2で打ち抜き、NANDゲート34の出力と
して得る。
【0025】このマルチプレックスモードによれば例え
ば図6行BとCに示すように被試験IC10が各ピン毎
に異なるテストサイクルTS1 ,TS2 ,…(行A)で
高インピーダンス状態Hi−Zを出力するような場合
に、この高インピーダンス状態を各ピン毎に(即ち各チ
ャンネル毎に)ストローブSTRB2側で打ち抜いた結
果を比較判定することができる。このため図6行Bに示
すように、1番ピンの出力DO1と2番ピンの出力DO2
異なるテストサイクルで高インピーダンスを出力する場
合には、各ピン別にストローブSTRB1とSTRB2
で期待値EXPとそれぞれ論理比較された結果に対し
て、各ピン毎に独立にCPE1とCPE2の制御をしな
ければならない。ストローブSTRB1で期待値EXP
と論理比較された結果を有効にするには比較制御信号C
PE1を選択してゲートAND1を開に制御すればよ
い。またストローブSTRB2で期待値EXPと論理比
較された結果を有効にするには比較制御信号CPE2を
選択してゲートAND2を開に制御すればよい。
【0026】図5に示したマルチプレックス方式によれ
ば、図6行Dに示すように比較制御信号CPE1とCP
E2をそれぞれ“1”に設定すると共に、1番ピン(チ
ャンネルCH1 )に対するピン制御信号PCPE1 と2
番ピン(チャンネルCH2 )に対するピン制御信号PC
PE2 を図6行Eに示すように発生させることにより、
第1テストサイクルTS1 ではPCPE1 を“0”、P
CPE2 を“1”とする。第1ピンに対する論理比較部
301 では比較制御信号CPE1を選択してゲートAN
D1を開閉制御するから、1番ピンはストローブSTR
B1側で論理比較された結果を有効にする。このとき2
番ピン側のピン制御信号PCPE2 は“1”になってい
るから、2番ピンに対する論理比較部302 ではゲート
AND2が開に制御され、ストローブSTRB2側で論
理比較された結果を有効とすることができる。図6行F
は各テストサイクルTS1 …において1番ピン(チャン
ネルCH1 )側と2番ピン(チャンネルCH2 )側に対
し選択される比較制御信号CPE1とCPE2を示す。
【0027】図6行Fに示すように、マルチプレックス
モードによれば同一テストサイクルにおいて各ピン毎に
異なる比較制御信号CPE1とCPE2を自由に選択し
てゲートAND1,AND2に与えることができ、ゲー
トAND1とAND2を他のピンの制御状態に制限され
ることなく単独に開閉制御することができる。この結果
図6行Bに示すように、高インピーダンス出力状態が各
ピン毎に異なるテストサイクルに発生するようなIC、
或は論理比較したい出力が各ピン毎に異なるタイミング
で出力されるようなICでも試験することができる。
【0028】一方、モード切換信号CONT1〜CON
T3の全てを“0”に設定した場合には、図4中の各モ
ード切換回路81 〜8N はその代表81 を図7中に示す
ように単純化した等価回路81 で表わし得る。この設定
状態をアンドモードまたはマスクモードと称することに
する。このマスクモードによれば、被試験IC10の全
ての出力ピンの中の任意のピンの出力だけを論理比較
し、その他のピンの比較結果をマスクすることができ
る。
【0029】つまり、この例では図8に示すように被試
験IC10の各出力ピンの中の予め決めた特定ピン例え
ば2番ピンの出力信号DO2の中の第3テストサイクルT
3(図8の斜線部分)だけを論理比較できるように設
定した例を示す。このためには比較制御信号CPE1又
はCPE2(行C)とピン制御信号PCPE2 (行D)
を比較判定したいテストサイクルTS3 において“1”
に反転させればよい。図8に示した例ではテストサイク
ルTS3 において比較制御信号CPE1,CPE2及び
ピン制御信号PCPE2 を“1”に反転させ、2番ピン
の出力信号DO2だけを論理比較するように動作させ、ま
たテストサイクルTS5 において比較制御信号CPE
1,CPE2を“1”に反転させピン制御信号PCPE
1 を“1”に反転させ、1番ピンの出力信号DO1だけを
論理比較するように動作させた場合を示す。
【0030】このようにマスクモードによれば被試験I
C10の出力信号の中の所望のピンの出力信号だけを選
択して論理比較することができる。この結果、特定ピン
の特定テストサイクルを比較指定することができ、メモ
リの不良解析試験に有効である。モード切換信号CON
T1を“1”、CONT2とCONT3を“0”に設定
した場合には、各モード切換回路81 〜8N はその代表
1 を図9中に示すように、比較制御信号CPE1,C
PE2を禁止してピン制御信号PCPE1 をAND1、
AND2の両方に与える等価回路として表わし得る。こ
の等価回路の動作モードをピン単位制御モードと称する
ことにする。
【0031】ピン単位制御モードによればピン毎に独立
なピン制御信号PCPE1 〜PCPEN を用いて各ピン
毎に論理比較するか否かを制御することができる。各ピ
ンではアンドゲートAND1とAND2が同時に開閉制
御され、ストローブSTRB1とSTRB2で論理比較
された結果の何れの比較結果も出力される。図10を用
いて図9に示したピン単位制御モードの動作を説明す
る。図10の例ではテストサイクルTS2 とTS5 でピ
ン制御信号PCPE1 を“1”に反転させ、テストサイ
クルTS2 とTS5 で1番ピンを論理比較させると共に
テストサイクルTS3 とTS5 でピン制御信号PCPE
2 を“1”に反転させ、このテストサイクルTS3 とT
5 で2番ピンの出力信号DO2を論理比較させた場合を
示す。このように所望のテストサイクルにおいて任意の
ピン制御信号PCPE1〜PCPEN を“1”に反転さ
せることにより、各テストサイクル毎に所望のピンだけ
を指定して単独に論理比較を行なうことができる。この
ピン単位制御モードによれば各ピン毎に独立したパター
ン信号を出力する例えばロジック回路を内蔵したICの
ロジック部出力データを試験する場合に適している。
【0032】モード切換信号CONT1とCONT2を
“0”とし、CONT3を“1”に設定した場合には各
モード切換回路81 〜8N は図11中に示す等価回路と
して動作する。図11に示す等価回路によれば比較制御
信号CPE1とCPE2はそれぞれ全ピンのアンドゲー
トAND1とAND2に共通に与えられる。つまりこの
モード設定状態では図1に示した従来の技術と同じ動作
となる。従ってこのモードを従来モードと称することに
する。
【0033】図12は図4におけるモード切換回路81
〜8N の変形実施例をモード切換回路81 で代表して示
す。この例では各モード切換回路81 〜8N を3個のオ
アゲートOR1,OR2,OR3と1個の排他的論理和
回路XOR3に加えて2個の排他的論理和回路XOR
4,XOR5と、セレクタSEL1,SEL2とを新た
に付加する。このセレクタSEL1,SEL2の状態は
各モード切換信号発生部131 〜13N で発生するモー
ド切換信号CONT4により制御される。任意のチャン
ネルに対応するモード切換信号CONT4を“1”に設
定した場合は、そのチャンネルに対応する他のモード切
換信号CONT1〜CONT3を“0”に設定する。モ
ード切換信号CONT4を“1”に設定すると、そのチ
ャンネルに対応するモード切換回路のセレクタSEL1
とSEL2は入力端子Bに入力される信号を選択して出
力する。従って図12に示した実施例でモード切換信号
CONT4を“1”に設定すると、モード切換回路81
は図13中に示す等価回路8 1 として動作する。この動
作モードを排他的論理和モードと称することにする。
【0034】この排他的論理和モードによれば比較制御
信号CPE1,CPE2とピン毎に独立な比較制御信号
PCPE1 ,PCPE2 …との排他的論理和によって各
論理比較部301 ,302 …に設けたアンドゲートAN
D1とAND2が制御される。つまりピン制御信号PC
PE1 ,PCPE2 …が“0”のとき、比較制御信号C
PE1及びCPE2が有効となって、この比較制御信号
CPE1及びCPE2によって全ての論理比較部301
〜30N のアンドゲートAND1,AND2を開閉制御
する。また比較制御信号CPE1,CPE2が“0”の
ときはピン制御信号PCPE1 ,PCPE2 …が有効と
なって、このピン制御信号PCPE1 ,PCPE2 …に
よってそのピン制御信号が与えられている論理比較部3
1 〜30N のアンドゲートAND1,AND2が開閉
制御される。
【0035】図14に排他的論理和モードの動作を説明
するためのタイミングチャートを示す。モード切換回路
1 〜8N の排他的論理和回路XOR4の出力EXAは
図14行C,D,Eに示すように比較制御信号CPE1
とピン制御信号PCPE1 との排他的論理和で求められ
る。また排他的論理和回路XOR5の出力EXBは図1
4行C,D,Eに示すように、比較制御信号CPE2と
ピン制御信号PCPE 1 との排他的論理和で求められ
る。
【0036】図12の実施例においてモード切換信号C
ONT4を“0”に設定した場合には、セレクタSEL
1,SEL2は何れも端子A側を選択して出力するの
で、図4の実施例と同様の構成となる。従って、前述の
マルチプレクスモード、マスクモード、ピン単位制御モ
ード、及び従来モードが選択可能となる。これらの各種
モードと比較制御信号CONT1〜CONT4の設定論
理値との関係をまとめて図15の表に示す。
【0037】前述では1つの被試験ICの複数の出力ピ
ンにそれぞれテストチャンネルを接続して試験する場合
についてこの発明を適用した実施例を示したが、この発
明を同種の複数のICの同時試験に適用できることは明
かである。その場合の実施例を図16に示す。図16に
おいて、図4と対応する部分には同じ符号を付して示
す。この実施例においては、同種の複数の被試験ICの
互いに対応する1つまたは複数(この例では1つ)の出
力ピンがそれぞれテストチャンネルCH1 〜CH N に接
続されている点をのぞいて、IC試験装置の構成自体は
図4に示すものと同じである。即ち図4の場合と同様
に、各論理比較部301 〜30N に設けられたアンドゲ
ートAND1,AND2と比較制御信号発生部11Cと
の間に図4に示すのと同じモード切換回路81 〜8N
設けると共に、モード切換回路81 〜8N を制御するモ
ード切換信号CONT1,CONT2,CONT3を発
生するモード切換信号発生部131 〜13N とを設け、
更にパターン発生部11内に各テストチャンネルCH1
〜CHN に対応してピン制御信号PCPE1 ,PCPE
2 …PCPEN を発生するピン制御信号発生部11Gを
設ける。各テストチャンネルのレベル/タイミング比較
部20及び論理比較部30の実際的な構成は図2に示す
ものと同様である。ピン制御信号発生部11Gはテスト
チャンネルCH1 〜CHN の数と同じ数のピン制御信号
PCPE1 〜PCPEN を発生する。このピン制御信号
PCPE1〜PCPEN の任意のものが“0”のとき、
テストチャンネルCH1 〜CHN (被試験IC101
10N )の対応するものの論理比較動作はマスクされ
る。
【0038】各モード切換回路81 〜8N にはモード切
換信号発生部131 〜13N が接続され、このモード切
換信号発生部131 〜13N のそれぞれからモード切換
信号CONT1〜CONT3が出力され、このモード切
換信号CONT1〜CONT3の論理状態により図15
の表で示したのと同様にモード切換回路81 〜8N の状
態が制御される。ただし、この実施例ではモード切換信
号CONT4は使用してないので、排他的論理和モード
はないが、モード切換回路81 〜8N を図12と同様の
構成とすると共にモード切換信号CONT4を発生する
ことにより排他的論理和モードを選択できるようにして
もよい。
【0039】任意の1つまたは複数のテストチャンネル
に与えられるモード切換信号CONT1〜CONT3の
論理値を全て“0”に設定した場合は、それらのテスト
チャンネルに対応するモード切換回路81 〜8N は全て
マスクモードに切り換えられる。全てのテストチャンネ
ルCH1 〜CHN のモード切換信号CONT1〜CON
T3を全て“0”に設定した場合の等価回路を図17に
示す。ただし図を見易くするため、パターン発生部11
内のアルゴリズミックパターン発生器11A、ランダム
パターンメモリ11B、マルチプレクサ11C,11
E、制御部11Dなど、及びピン制御インタフェース部
14は示してない。図17に示すように各モード切換回
路81 〜8N は図7の場合と同様に等価的に2個のアン
ドゲートのみによって構成されたものとなる。2個のア
ンドゲートはピン制御信号PCPE 1 〜PCPEN がそ
れぞれ“1”のとき開に制御され、この状態では比較制
御信号CPE1とCPE2は各論理比較部301 〜30
N のゲートAND1,AND2に与えられる。
【0040】ピン制御信号PCPE1 〜PCPEN
“0”に設定すると、モード切換回路81 〜8N は閉に
制御され、このとき比較制御信号CPE1とCPE2は
論理比較部301 〜30N に与えられない。つまり、論
理比較部301 〜30N に設けられたゲートAND1と
AND2は閉じた状態に制御され、論理比較結果は出力
されることはなくマスクされる。従って、ピン制御信号
PCPE1 〜PCPENの中の所望の制御信号だけをリ
アルタイムに“0”に設定することにより、その“0”
に設定されている間、この“0”が与えられた論理比較
部301 〜30Nに対応する被試験ICの論理比較結果
はマスクされる。よって、被試験IC10 1 〜10N
中の任意の被試験ICの論理比較動作をマスクすること
ができる。またマスクするタイミングも任意に設定する
ことができる。マスクする順序等をリアルタイムで切り
換えるには、ピン制御信号発生部11Gとしては、例え
ばレジスタによって構成し、レジスタに予めマスクする
順序等を記憶させておくことができる。このレジスタか
らマスクデータを読み出してピン制御信号PCPE1
PCPEN を発生させることができる。
【0041】任意のテストチャンネルのモード切換信号
CONT1,CONT2,CONT3を“0”,
“1”,“0”にそれぞれ設定した場合には、そのテス
トチャンネルのモード切換回路8の等価回路は図5に示
すものと同じになり、マルチプレクスモードとなる。従
って、全テストチャンネルCH1 〜CHN をマルチプレ
クスモードに設定した場合、等価回路は図18に示すよ
うになる。この場合、ピン制御信号PCPE1 〜PCP
N が“0”のときゲートAND3が開き、比較制御信
号CPE1がこのゲートAND3を通過して論理比較部
301 〜30N に設けられたゲートAND1に与えられ
る。よって、ゲートAND1は比較制御信号CPE1が
“1”のときだけ開に制御され、ストローブSTRB1
側の論理比較結果を出力する。
【0042】一方、ピン制御信号PCPE1 〜PCPE
N が“1”のときはゲートAND4が開に制御される。
この場合は比較制御信号CPE2がゲートAND4を通
過して論理比較部301 〜30N に設けたアンドゲート
AND2に与えられる。よって、ゲートAND2は比較
制御信号CPE2が“1”のとき開に制御され、ストロ
ーブSTRB2側の論理比較結果を出力する。
【0043】このようにマルチプレックスモードによれ
ば、ピン制御信号PCPE1 〜PCPEN の各論理によ
って論理比較器301 〜30N において、ストローブS
TRB1とSTRB2の何れの論理比較結果をもリアル
タイムで切り換えて出力することができる。一般に被試
験ICの応答速度は、そのICの電源回路の電流を測定
することにより他のICとの相対的傾向を知ることがで
きる。被試験IC10 1 〜10N の中に例えば図19行
Bに示すように応答速度が遅いIC(DO2)が混入して
いる場合、その応答速度が遅いICの制御信号PCPE
2 を図19行Eに示すように“1”に制御することによ
り、モード切換回路82 ではゲートAND4が開に制御
される。従って、比較制御信号CPE2が選択されて論
理比較部302 のアンドゲートAND2に与えられ、論
理比較部302 ではテストサイクルTSの中でタイミン
グが遅いストローブSTRB2で打ち抜いた論理を期待
値EXP2 と比較することができる。つまり、応答速度
の異なるICをそれに応じて異なるタイミングのストロ
ーブで同時に試験することができる。
【0044】モード切換信号CONT1,CONT2,
CONT3をそれぞれ“0”,“0”,“1”に設定し
た場合には、図11の場合と同様に、比較制御信号CP
E1とCPE2だけが有効となる。このモードは図3で
説明した従来の技術と同じモードである。図20は図4
及び16の実施例においてピン制御信号発生部11Gの
構成例を説明するために、それを含むパターン発生部1
1をブロックで示すものである。アルゴリズミックパタ
ーン発生器11A、ランダムパターンメモリ11B、マ
ルチプレクサ11C、11E,制御部11D等の動作は
図1において説明したものと同じであるのでそれらの説
明は省略する。
【0045】図20の実施例においては、ピン制御信号
発生部11GはマルチプレクサMUX1とMUX2から
構成されている。マルチプレクサMUX1はマルチプレ
クサ11Cの一方の出力データDBとランダムパターン
メモリ11BからのランダムパターンデータRPとが与
えられ、制御部11Dからの選択制御信号SCに従って
その何れか一方を選択出力し、マルチプレクサMUX2
に与える。マルチプレクサMUX2はピン制御インター
フェイス部14からマルチプレクサ11Eに与えられる
のと同じビット選択信号BSELとデータ選択信号DS
ELが与えられ、各テストチャンネル毎に入力パターン
データの所望のビットを選択し、かつそのチャンネルに
対応して与えられたデータ選択信号DSELがデータD
A側の選択を表している場合(例えばDSELが“1”
の場合)に、前記信号BSELに従って選択したビット
位置のデータをピン制御信号として出力することを可能
(イネーブル)にする。データ選択信号DSELがデー
タDB側の選択を表している場合は、選択したビットデ
ータの出力を禁止する。この様にしてNチャンネルに対
応したN個のピン制御信号PCPE1 〜PCPEN が得
られる。
【0046】ピン制御信号発生部11Gの動作モードと
しては、例えばマルチプレクサMUX1によりランダム
パターンメモリ11Bから読みだしたランダムパターン
データRPを選択する場合と、マルチプレクサ11Cか
らのデータDBを選択する場合がある。マルチプレクサ
MUX2において各チャンネル毎に入力パターンデータ
中のビット選択信号BSELにより指定されたビットを
そのチャンネルに与えられたデータ選択信号DSELが
“1”か“0”かによってピン制御信号PCPEとして
出力するか、禁止する。
【0047】図20の実施例において重要なことはマル
チプレクサMUX1によりランダムパターンメモリ11
BからのランダムパターンデータRPとマルチプレクサ
11CからのパターンデータDBの何れかを選択可能に
していることである。これによって発生できるピン制御
信号パターンの多様性を大きくしている。次に重要なこ
とは、ビット選択信号BSELをマルチプレクサ11E
とMUX2の両方に共通に与えていることである。これ
によってマルチプレクサ11Eにおいて各チャンネルに
対し選択する入力データのビット位置とマルチプレクサ
MUX2において各チャンネルに対し選択する入力デー
タのビット位置とが一致し、各チャンネルCH1 〜CH
N の期待値EXP1 〜EXPN とピン制御信号PCPE
1 〜PCPEN との対応関係が付くため、アルゴリズミ
ックパターン発生器11Aのパターン発生シーケンスを
決めるプログラムとランダムパターンメモリ11Bから
の読みだしシーケンスを決めるプログラムの作成が容易
になる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
テストチャンネルCH1 〜CHN に対応してピン制御信
号PCPE1 〜PCPEN を発生すると共に、モード切
換回路81 ,82 …8N を設け、これら各モード切換回
路81 〜8N においてピン制御信号により共通の比較制
御信号の出力をそれぞれ制御することによって各論理比
較器301 ,302 …における論理比較動作を各テスト
チャンネル毎に制御できるように構成したから、出力条
件がピン単位別に異なるICでも試験を行なうことがで
きる。よって高機能化されたICを試験することができ
る利点が得られる。またモード切換信号により各モード
切換回路を制御してマルチプレクスモード、マスクモー
ド、ピン単位制御モード、従来モード、排他的論理和モ
ードなどで各テストチャンネルの論理比較を行うことが
できる。
【0049】例えばこのマスクモードによれば被試験メ
モリIC10中に不良が検出された場合、その不良を検
出したアドレスが再びアクセスされた場合にその比較結
果をマスクして試験を続けることにより、他に不良個所
があるか否かを見ることができる。新たに他の不良アド
レスが検出された場合は、このアドレスをマスクして試
験を行えば更に他のアドレスに不良があるか否かを見る
ことができる。この不良検出回数を計数すれば、不良解
析メモリを持たない量産試験用のIC試験装置でありな
がら、不良と判定されたICの不良個所の個数を試験プ
ログラムを変更することなく得ることができる。多数の
ICを同時に試験しているときに、あるチャンネルのI
Cに不良が検出された場合、そのチャンネルの比較結果
をマスクして他のICに付いての試験を続けることがで
きる。
【0050】マルチプレックスモードによれば、各被試
験IC101 〜10N ごとにストローブSTRB1とS
TRB2の何れかを自由に選択することができる。よっ
て多数個同時試験を行った場合に、応答の遅いICが存
在しても、その応答の遅いICの論理比較をタイミング
が遅い方のストローブSTRB2で打ち抜いた論理で比
較することができる。このように被試験IC101 〜1
N のそれぞれについてストローブSTRB1とSTR
B2の何れかを自由に選択できるから、多数同時試験を
行う場合、応答速度に速い遅いがあっても、これらのI
Cを正確に試験することができる。
【0051】また、モード切換回路81 〜8N によって
従来モードも設定することができるから、従来の試験モ
ードで試験を行うことができる。この様に、各種のモー
ドでICの試験を行うことができ、IC試験装置の汎用
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のIC試験装置を示す接続図。
【図2】図1におけるレベル/タイミング比較部と論理
比較部の実際的な構成を示す接続図。
【図3】複数のICを試験する場合の接続図。
【図4】この発明の一実施例を示す接続図。
【図5】この発明によるIC試験装置の一つのモード切
換状態(マルチプレックスモード)を示す簡略化した等
価回路図。
【図6】図5の動作を説明するための波形図。
【図7】この発明の他のモード設定状態(マスクモー
ド)を示す簡略化した等価回路図。
【図8】図7の動作を説明するための波形図。
【図9】この発明の他のモード設定状態(ピン単位制御
モード)を示す簡略化した等価回路図。
【図10】図9の動作を説明するための波形図。
【図11】この発明の他のモード設定状態(従来モー
ド)を示す簡略化した等価回路図。
【図12】この発明の変形実施例を説明するための接続
図。
【図13】図12に示した実施例の排他的論理和モード
設定状態を示す簡略化した等価回路図。
【図14】図13で説明したモードの動作を説明するた
めの波形図。
【図15】モード設定信号の論理とモード切換状態を説
明するための図。
【図16】この発明の他の実施例を示す接続図。
【図17】図16においてマスクモードに設定した場合
を説明するための接続図。
【図18】図16においてマルチプレックスモードに設
定した場合を説明するための接続図。
【図19】図18に示したマルチプレックスモードの動
作を説明するためのタイミングチャート。
【図20】図4及び図16の実施例における期待値発生
部11Gの構成を説明するためのパターン発生部11の
ブロック図。
【符号の説明】
101 〜10N 被試験IC 201 〜20N レベル/タイミング比較部 301 〜30N 論理比較部 11 パターン発生部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが入力信号のレベルを所望のタ
    イミングで論理判定するレベル/タイミング比較部と、
    その論理判定結果をパターン発生手段により発生された
    期待値信号と論理比較し、その論理比較結果を比較制御
    信号に従って出力するか禁止する論理比較部とを含む複
    数のテストチャンネルを有するIC試験装置において、 上記テストチャンネルに対応してそれぞれピン制御信号
    を生成するピン制御信号発生手段と、 各上記テストチャンネルに対応して設けられ、対応する
    上記テストチャンネルの上記論理比較部に上記比較制御
    信号を与えるか否かを対応する上記ピン制御信号に従っ
    て制御する論理演算手段、とを含むIC試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のIC試験装置におい
    て、モード切換信号を生成するモード切換信号発生手段
    が各上記論理演算手段に対応して設けられ、各上記論理
    演算手段は与えられた上記比較制御信号を対応する上記
    モード切換信号発生手段からのモード切換信号に従って
    一方の論理に変更するモード切換論理回路を含む。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のIC試験装置におい
    て、上記モード切換信号は第1モード切換信号を含み、
    各上記論理演算手段の上記モード切換論理回路は上記第
    1モード切換信号と上記比較制御信号との論理和を演算
    して変更された比較制御信号を生成する論理和回路を含
    み、各上記論理演算手段は上記変更された比較制御信号
    を上記ピン制御信号に従って出力するか禁止するゲート
    回路を含む。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のIC試験験装置におい
    て、上記モード切換信号は第2モード切換信号を含み、
    上記ゲート回路に与えられる上記ピン制御信号の論理を
    上記第2モード切換信号に従って反転する論理反転手段
    を含む。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のIC試験装置におい
    て、上記比較制御信号は第1及び第2比較制御信号を含
    み、各上記テストチャンネルの上記レベル/タイミング
    比較部と上記論理比較部は第1ストローブのタイミング
    で論理判定する第1レベル比較手段と、その判定結果を
    上記期待値信号と論理比較し、その論理比較結果を上記
    第1比較制御信号に従って出力するか禁止する第1論理
    比較手段と、第2ストローブのタイミングで論理判定す
    る第2レベル比較手段と、その判定結果を上記期待値信
    号と論理比較し、その論理比較結果を上記第2比較制御
    信号に従って出力するか禁止する第2論理比較手段とを
    含む。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のIC試験装置におい
    て、各上記論理演算手段は上記第1及び第2比較制御信
    号と上記第1モード切換信号との論理和を得る第1及び
    第2論理和回路と、2つの上記論理和出力をそれぞれ上
    記第1及び第2論理比較手段に与えるか否かを対応する
    テストチャンネルの上記ピン制御信号に従って制御する
    第1及び第2ゲートを含む。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のIC試験装置におい
    て、上記第1ゲートに与える上記ピン制御信号を第2モ
    ード切換信号に従って論理反転する論理反転手段が設け
    られている。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のIC試験装置におい
    て、上記論理反転手段と上記第2論理和回路に与える上
    記ピン制御信号を第3モード切換信号に従って一方の論
    理に変更する第3論理和回路が設けられている。
  9. 【請求項9】 請求項6、7または8に記載のIC試験
    装置において、各上記論理演算手段は上記第1及び第2
    論理和回路の出力と上記ピン制御信号との排他的論理和
    を得る第1及び第2排他的論理和回路と、上記第1ゲー
    トの出力と上記第1排他的論理和回路の出力の何れかを
    選択して上記第1論理比較手段に与える第1セレクタ手
    段と、上記第2ゲートの出力と上記第2排他的論理和回
    路の出力の何れかを選択して上記第2論理比較手段に与
    える第2セレクタ手段とを含み、上記第1及び第2セレ
    クタ手段は対応するテストチャンネルのモード切換信号
    発生部により発生したもう1つのモード切換信号に従っ
    て制御される。
  10. 【請求項10】 それぞれが入力信号のレベルを所望の
    タイミングで論理判定するレベル/タイミング比較部
    と、その論理判定結果をパターン発生手段により発生さ
    れた期待値信号と論理比較し、その論理比較結果を比較
    制御信号に従って出力するか禁止する論理比較部とを含
    む複数のテストチャンネルを有するIC試験装置におい
    て、 各上記テストチャンネルに対応して設けられ、モード切
    換信号を発生するモード切換信号発生手段と、 各上記テストチャンネルに対応して設けられ、対応する
    上記テストチャンネルの上記論理比較部に与える上記比
    較制御信号を対応する上記モード切換信号発生手段から
    の上記モード切換信号に従って変更する論理演算手段と
    を含む。
  11. 【請求項11】 請求項1または10に記載のIC試験
    装置において、上記パターン発生手段は論理演算により
    アルゴリズミックパターンデータを発生するアルゴリズ
    ミックパターン発生手段と、予めランダムパターンデー
    タが格納されたランダムパターンメモリ手段と、上記ア
    ルゴリズミックパターンデータと上記ランダムパターン
    データとから期待値データを生成する第1マルチプレク
    サ手段と、上記期待値データに基づいて各上記テストチ
    ャンネルに対応した上記期待値信号を生成する第2マル
    チプレクサ手段と、上記ランダムパターンメモリ手段か
    らの上記ランダムパターンデータと上記第1マルチプレ
    クサ手段からの上記期待値データとが与えられ、その何
    れか一方を選択制御信号に従って選択出力する第3マル
    チプレクサ手段と、上記第3マルチプレクサ手段の出力
    に基づいて各テストチャンネルに対応した上記ピン制御
    信号を生成する第4マルチプレクサ手段とを含む。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のIC試験装置にお
    いて、上記第2及び第4マルチプレクサ手段はそれぞれ
    共通のビット選択信号に従って指定された入力データの
    ビットをそれぞれ対応するテストチャンネルの上記期待
    値信号及び上記ピン制御信号として出力する。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のIC試験装置にお
    いて、上記期待値データは第1データと第2データを含
    み、上記第2マルチプレクサ手段はデータ選択信号に従
    ってその何れか一方のデータが選択され、上記第4マル
    チプレクサ手段は上記データ選択信号に従って各テスト
    チャンネルに対応する上記ピン制御信号をイネーブルす
    る。
  14. 【請求項14】 請求項1または10に記載のIC試験
    装置において、それぞれの上記テストチャンネルの入力
    は1つの被試験ICの複数の出力ピンにそれぞれ接続さ
    れている。
  15. 【請求項15】 請求項1または10に記載のIC試験
    装置において、それぞれの上記テストチャンネルの入力
    は複数の被試験ICの互いに対応する少なくとも1つの
    出力ピンにそれぞれ接続されている。
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