JPH06115618A - ローラコンベヤ用荷押出し装置 - Google Patents

ローラコンベヤ用荷押出し装置

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JPH06115618A
JPH06115618A JP29090692A JP29090692A JPH06115618A JP H06115618 A JPH06115618 A JP H06115618A JP 29090692 A JP29090692 A JP 29090692A JP 29090692 A JP29090692 A JP 29090692A JP H06115618 A JPH06115618 A JP H06115618A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷を直接押す部分の退避量を小さくできると
ともに、調整作業の必要がなく、かつローラコンベヤに
コンパクトに組付けることができるようにする。 【構成】 荷9が押出しアーム25の水平杆25b上を通過
した後、昇降装置29により、押出しアーム25を上昇さ
せ、次いで走行装置Fにより、走行体16を後限から前限
まで移動させると、押出しアーム25は、垂直杆25aの下
端が第2案内レール15に沿って移動することにより、上
昇したままで前進し、ローラコンベヤ13上の荷9を、ロ
ーラコンベヤ13の前端を越えるまで押出すことができ、
上述と逆に作動させることにより、押出しアーム25は後
退して、下降し、ローラコンベヤ13上の荷9の搬送に妨
げとならない位置に退避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラコンベヤ上の荷
を、ローラコンベヤの端部を越える位置まで押し出すこ
とができるようにしたローラコンベヤ用荷押出し装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】左右1対の台枠間に枢支した互いに平行
な多数のローラと、台枠と平行に配設され、かつモータ
により回転させられるようにした駆動軸とにゴムベルト
をクロス掛けして、各ローラを駆動するようにした公知
のローラコンベヤにおいては、搬送されてきた荷を、ロ
ーラコンベヤの前端より、例えばロータリラックの荷棚
等に移載する場合、ロータリラック側に何らかの引込み
手段がないと、荷の重心がローラコンベヤの前端を越え
た時点で、ローラコンベヤの駆動力が荷に伝達されなく
なり、荷をそれ以上荷棚側に移動できなくなる。
【0003】従来は、このような場合に、ローラコンベ
ヤの前端に達した荷を、ロータリラックの荷棚側に強制
的に押出す荷押出し装置を、ローラコンベヤとは別体と
して、ローラコンベヤの前端部の上方又は側方に設けて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の荷
押出し装置は、ローラコンベヤとは別体として設けてい
たので、作動のタイミングの調整や、荷の移動ストロー
クの調整等が面倒であり、また荷を直接押す部分が、搬
送されてきた荷の通過を妨げないようにするため、同部
をローラコンベヤの上方又は側方に大きく退避させなけ
ればならない等の問題点がある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、荷を直接押す部分の退避量を小さくで
きるとともに、調整作業の必要がなく、かつローラコン
ベヤにコンパクトに組付けることができるようにしたロ
ーラコンベヤ用荷押出し装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、台枠上に支持された互いに平行な少なく
とも1対のローラコンベヤに設けられ、両ローラコンベ
ヤ上の荷を、ローラコンベヤの前端より押出す荷押出し
装置であって、ローラコンベヤの下方において、台枠に
固着されたローラコンベヤと平行な第1案内レールに摺
動自在に装着された走行体と、走行体を予め定めた前限
と後限とに往復移動させる走行装置と、両ローラコンベ
ヤ間に配設されるとともに、前部に左右方向を向く水平
杆を、かつ後部に垂直杆を有し、水平杆がローラコンベ
ヤの上面より上方及び下方に位置するように垂直杆が前
記走行体に上下方向に摺動自在として装着された押出し
アームと、台枠に設けられ、かつ走行体が後限に位置し
ているとき、押出しアームの垂直杆の下端を昇降しうる
昇降装置と、昇降装置により押し上げられた押出しアー
ムの垂直杆の下端とほぼ等高をなして、昇降装置より前
方に延出するように台枠に固着され、走行体が後限より
前方に移動したときの押出しアームの垂直杆の下端を下
降しないように案内する第2案内レールとを備えること
を特徴としている。
【0007】
【作用】荷が押出しアームの水平杆上を通過した後、昇
降装置により、押出しアームを上昇させ、次いで走行装
置により、走行体を後限から前限まで移動させると、押
出しアームは、垂直杆の下端が第2案内レールに沿って
移動することにより、上昇したままで前進し、ローラコ
ンベヤ上の荷を、ローラコンベヤの前端を越えるまで押
出すことができ、上述と逆に作動させることにより、押
出しアームは後退して、下降し、ローラコンベヤ上の荷
の搬送に妨げとならない位置に退避する。
【0008】
【実施例】図7と図8は、本発明を適用した多段式回転
棚(ロータリラック)を略示するもので、多段式回転棚
(A)の基枠(1)に上下多段に組付けた長円形の内外両環
状レール(2)には、上面と外側面が開口する偏平な方形
の多数のトレー(3)が、走行自在に支持され、各段のト
レー(3)はリンク(4)をもって連結されている。
【0009】荷棚をなすトレー(3)の列は、リンク(4)
の枢軸を兼ねる各トレー(3)に垂設した連結ピン(5)
を、内方環状レール(2)の両湾曲部内に設けた駆動スプ
ロケット(6)と従動スプロケット(7)に係合して、両方
向に回走する。(8)は駆動スプロケット(6)を回転させ
るモータ、(9)はトレー(3)に載置した荷である。なお
荷(9)は、コンテナ(図示略)に収容された状態で取扱わ
れる。
【0010】多段式回転棚(A)の図7左側には、ローラ
コンベヤ装置(10)を昇降させるようにした搬入用と搬出
用の2台の昇降コンベヤ装置(B)(B')が設置され、図
7上方の搬入用の昇降コンベヤ装置(B)には、本発明の
荷押出し装置(C)が装着されている。図7における搬入
用と搬出用の2台の昇降コンベヤ装置(B)(B')のさら
に左側には、ローラコンベヤ装置(10)を最低位とした
時、それと等高かつ同方向を向くようにした搬入用のロ
ーラコンベヤ(D)と搬出用のローラコンベヤ(E)とが設
置されている。
【0011】図1〜図6は、搬入用の昇降コンベヤ装置
(B)に装着したローラコンベヤ装置(10)と荷押出し装置
(C)とを詳細に示すもので、水平な台枠(11)の上面には
台板(12)が敷設され、その上方には、最低位としたと
き、搬入用のローラコンベヤ(D)と等高をなして同方向
を向く左右(図1、2の上方を前方とする。以下同様)2
列の上述したような公知の駆動式のローラコンベヤ(13)
が設置されている。
【0012】ローラコンベヤ(13)の下方における台板(1
2)の上面左部と中央部には、それぞれローラコンベヤ(1
3)と平行をなす第1案内レール(14)と第2案内レール(1
5)とが敷設され、第1案内レール(14)には、下面に摺動
溝を切設した走行体(16)が嵌合し、走行体(16)には下向
U字形に屈曲するカバー(17)が固着されている。
【0013】台枠(11)の左後部には、走行用モータ(18)
が立設され、その駆動スプロケット(19)と台板(12)の左
前部と左後部に枢設した従動スプロケット(20)には、無
端チェーン(21)が掛け回されている。
【0014】無端チェーン(21)には、カバー(17)の左側
面に突設した突片(17a)が止着され、走行体(16)はモー
タ(18)により、第1案内レール(14)の前後両端左側方の
台板(12)上に固設した両ストッパ(22)の間を往復走行
し、常時は後限まで後退している。
【0015】しかして、走行用モータ(18)、駆動スプロ
ケット(19)、従動スプロケット(20)、無端チェーン(21)
等により、走行装置(F)が形成されている。
【0016】カバー(17)の左側面には、台板(12)の後部
中央直上において上下方向を向く後面開口するコ字状の
支持板(23)が固着され、その内面には、後面に上下方向
を向く摺動溝を切設した案内溝体(24)が固着されてい
る。
【0017】正面形がT字形、側面形が下向L字形をな
す押出しアーム(25)の垂直杆(25a)は、両ローラコンベ
ヤ(13)の間を上下方向に遊通して、下端には横向ローラ
(26)が枢設され、全面に固設した上下方向を向く昇降杆
(27)が、案内溝体(24)に摺動自在に嵌合している。
【0018】押出しアーム(25)は、常時は下限まで下降
して、その垂直杆(25a)の下端は、案内レール(15)の後
方の台板(12)に切設した窓孔(28)を遊通し、前上端の水
平をなす押出杆(25b)の下端は、両ローラコンベヤ(13)
のローラ枠(13a)の上面要所に切設した切込溝(13b)に嵌
入して、押出杆(25b)の上端は、両ローラコンベヤ(13)
の上端面より若干下方に位置している。
【0019】台板(12)の下面右後部には、昇降装置(29)
のモータ(30)が吊設され、その頭部には、図5に示すよ
うに、押出しアーム(25)の押上具である押上アーム(31)
の基端が取り付けられ、押上アーム(31)は常時は水平を
なして、その遊端に押出しアーム(25)のローラ(26)が乗
り、モータ(30)により遊端が上記走行板(15)と等高とな
るまで約45゜上向揺動して、押出しアーム(25)を押上げ
る。
【0020】台板(12)における押出しアーム(25)の垂直
杆(25a)の後方には、押出しアーム(25)の上限と下限を
検知する上下1対の第1近接センサ(32)が設置され、同
じく走行体(15)の前後両端右側方には、支持板(23)即ち
押出しアーム(25)の走行前限と後限を検知する、前後1
対の第2近接センサ(33)が設置されている。
【0021】ローラコンベヤ(13)のローラ枠(13a)の上
面前部と、中央部における押出しアーム(25)の押出杆(2
5b)の若干前方には、それぞれローラコンベヤ(13)によ
り搬送されてきた荷(9)の前後位置を検知する、常開の
第1マイクロスイッチ(34)と常閉の第2マイクロスイッ
チ(35)が設置され、両マイクロスイッチ(34)(35)は直列
に接続されている。
【0022】かくして、走行体(16)、走行装置(F)、押
出しアーム(25)、昇降装置(29)、第1案内レール(14)、
第2案内レール(15)等により、本発明の荷押出し装置
(C)が形成されている。
【0023】上述構成の搬入用の昇降コンベヤ装置(B)
上に搬送用のローラコンベヤ(D)より荷(9)が送り込ま
れ、かつその状態で昇降コンベヤ装置(B)が多段式回転
棚(A)の所望の段のトレー(3)と等高となる位置まで上
昇させられた後、ローラコンベヤ(13)が作動させられ、
荷(9)が前進させられて、荷(9)の後端が第2マイクロ
スイッチ(35)上を通過すると、第1、第2両マイクロス
イッチ(34)(35)はともに閉じた状態となって、その信号
により昇降装置(29)が押出しアーム(25)を上限まで上昇
させる。
【0024】すると上方の第1近接センサ(32)が作動し
て、走行用モータ(18)により押出しアーム(25)は、その
垂直杆(25a)の下端のローラ(26)が第2案内レール(15)
上を転動しつつ、走行体(16)とともに第1案内レール(1
4)に添って前進し、荷(9)を多段式回転棚(A)の所望の
トレー(3)に押し入れる。
【0025】押出しアーム(25)が前限に達すると、前方
の第2近接センサ(33)が作動して、押出しアーム(25)は
後退を開始し、ついで後方の第2近接センサ(33)と下方
の第1近接センサ(32)が順次作動して、押出しアーム(2
5)は上述と逆のコースを通って、待期位置に復帰して停
止する。
【0026】なお押出しアーム(25)の昇降装置(29)は、
押上アーム(31)に代えて偏心カムとしてもよく、あるい
はモータ(30)と押上アーム(31)に代えて小形のエヤーシ
リンダ等としてもよい。
【0027】また、本発明の荷押出し装置(C)を、搬入
用のローラコンベヤ(D)や搬出用のローラコンベヤ(E)
等の送り方向の先端部に設けてもよい。
【0028】さらに、多段式回転棚(A)が、たとえば2
〜3段の場合、昇降コンベヤ装置(B)を省略して、先端
部に本発明の荷押出し装置(C)を設けた搬入用のローラ
コンベヤ(D)を、直接多段式回転棚(A)の各段に連結し
てもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 荷を直接押す押出しアームを、ローラコンベヤの
上面より若干上方に突出する位置から、同じく若干下方
に沈んだ位置まで下降させるだけで、荷の搬送の妨げと
ならないように退避させることができ、荷押出し装置を
ローラコンベヤの上方又は側方に設けた場合より退避量
を著しく小とすることができる。
【0030】(b) 荷押出し装置を、ローラコンベヤ装
置にコンパクトに組付けることができるとともに、荷押
出し装置の不作動時には、ローラコンベヤの上方又は側
方に突出するものがないので、それらの空間を有効に利
用することができる。
【0031】(c) 荷押出し装置を、直接ローラコンベ
ヤ装置に組込んで使用することができるので、別体とし
た場合のような位置調整やタイミングの調整等が必要な
く、制御も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラコンベヤを省略して示す本発明の一実施
例の平面図である。
【図2】同じく一部省略平面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】図3の要部拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の装置を装着した多段式回転棚の平面図
である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
(A)多段式回転棚 (B)(B')昇降
コンベヤ装置 (C)荷押出し装置 (D)搬入用ローラコンベヤ (E)搬出用ロ
ーラコンベヤ (F)走行装置 (1)基枠 (2)環状レール (3)トレー (4)リンク (5)連結ピン (6)駆動スプロ
ケット (7)従動スプロケット (8)モータ (9)荷 (10)ローラコン
ベヤ装置 (11)台枠 (12)台板 (13)ローラコンベヤ (13a)ローラ枠 (13b)切込溝 (14)第1案内レ
ール (15)第2案内レール (16)走行体 (17)カバー (17a)突片 (18)走行用モータ (19)駆動スプロ
ケット (20)従動スプロケット (21)無端チェー
ン (22)ストッパ (23)支持板 (24)案内溝体 (25)押出しアー
ム (25a)垂直杆 (25b)水平杆 (26)ローラ (27)昇降杆 (28)窓孔 (29)昇降装置 (30)モータ (31)押上アーム (32)第1近接センサ (33)第2近接セ
ンサ (34)第1マイクロスイッチ (35)第2マイク
ロスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠上に支持された互いに平行な少なく
    とも1対のローラコンベヤに設けられ、両ローラコンベ
    ヤ上の荷を、ローラコンベヤの前端より押出す荷押出し
    装置であって、 ローラコンベヤの下方において、台枠に固着されたロー
    ラコンベヤと平行な第1案内レールに摺動自在に装着さ
    れた走行体と、 走行体を予め定めた前限と後限とに往復移動させる走行
    装置と、 両ローラコンベヤ間に配設されるとともに、前部に左右
    方向を向く水平杆を、かつ後部に垂直杆を有し、水平杆
    がローラコンベヤの上面より上方及び下方に位置するよ
    うに垂直杆が前記走行体に上下方向に摺動自在として装
    着された押出しアームと、 台枠に設けられ、かつ走行体が後限に位置していると
    き、押出しアームの垂直杆の下端を昇降しうる昇降装置
    と、 昇降装置により押し上げられた押出しアームの垂直杆の
    下端とほぼ等高をなして、昇降装置より前方に延出する
    ように台枠に固着され、走行体が後限より前方に移動し
    たときの押出しアームの垂直杆の下端を下降しないよう
    に案内する第2案内レールとを備えることを特徴とする
    ローラコンベヤ用荷押出し装置
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