JPH0611665B2 - 緻密質Al▲下2▼O▲下3▼―Cr▲下2▼O▲下3▼焼結体の製造方法 - Google Patents
緻密質Al▲下2▼O▲下3▼―Cr▲下2▼O▲下3▼焼結体の製造方法Info
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- JPH0611665B2 JPH0611665B2 JP2003387A JP338790A JPH0611665B2 JP H0611665 B2 JPH0611665 B2 JP H0611665B2 JP 2003387 A JP2003387 A JP 2003387A JP 338790 A JP338790 A JP 338790A JP H0611665 B2 JPH0611665 B2 JP H0611665B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、緻密質高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体の製造方
法に関する。
法に関する。
従来の技術 従来、Al2O3系焼結体は、耐食性に優れているので、鉄
鋼業の耐火物等多方面への応用が試みられてきた。しか
し、近年のファインセラミックスの発展に伴いより厳し
い環境下では、Al2O3系焼結体より更に高耐食性を有す
るZrO2が使用されるようになってきた。
鋼業の耐火物等多方面への応用が試みられてきた。しか
し、近年のファインセラミックスの発展に伴いより厳し
い環境下では、Al2O3系焼結体より更に高耐食性を有す
るZrO2が使用されるようになってきた。
発明が解決しようとする課題 Al2O3系焼結体にCr2O3を添加した場合、単なるAl2O3に
比べて、耐熱性、耐食性、硬度が向上することが期待さ
れる。しかし、Cr2O3成分の高温で蒸発し易さのため
に、緻密に焼結することが困難である。Cr2O3単味の場
合、炭素粉末中という還元条件下で焼結させると、相対
密度の97%近くまで緻密化することは、窯業協会誌、VO
L88、P184〜P190に報告されているが、Al2O3とCr2O3の
混合粉末法で焼結した場合には、あまり緻密化しないこ
とが、窯業協会誌、VOL90、P68〜P73に報告されてい
る。
比べて、耐熱性、耐食性、硬度が向上することが期待さ
れる。しかし、Cr2O3成分の高温で蒸発し易さのため
に、緻密に焼結することが困難である。Cr2O3単味の場
合、炭素粉末中という還元条件下で焼結させると、相対
密度の97%近くまで緻密化することは、窯業協会誌、VO
L88、P184〜P190に報告されているが、Al2O3とCr2O3の
混合粉末法で焼結した場合には、あまり緻密化しないこ
とが、窯業協会誌、VOL90、P68〜P73に報告されてい
る。
また、Al2O3−Cr2O3固溶体粉末をアンモニウム水溶液か
ら熱分解法で作ったのち、炭素粉末中で焼成すると緻密
化するという報告が、昭和62年度窯業協会年会予稿集P4
43〜P444に記載されているが、大気中では、緻密質焼結
体を得ることはできていない。
ら熱分解法で作ったのち、炭素粉末中で焼成すると緻密
化するという報告が、昭和62年度窯業協会年会予稿集P4
43〜P444に記載されているが、大気中では、緻密質焼結
体を得ることはできていない。
本発明は、苛酷な環境下でも充分な耐用が得られる高耐
食性Al2O3−Cr2O3緻密質焼結体の大気中での製造方法を
提供しようとするものである。
食性Al2O3−Cr2O3緻密質焼結体の大気中での製造方法を
提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、元来高耐食性を有するが難焼結性材料である
Cr2O3とAl2O3の緻密質固溶体を大気中雰囲気で生成さ
せ、高耐食性化を図るものである。
Cr2O3とAl2O3の緻密質固溶体を大気中雰囲気で生成さ
せ、高耐食性化を図るものである。
以下、本発明の製造方法について説明する。
本発明は高耐食性Al2O3−Cr2O3の製造方法は、酸化アル
ミニウム70〜50重量%、酸化クロミウム30〜50重量%か
らなる原料を用い、焼結助剤として、酸化チタニウム或
は滑石(3MgO・4SiO2・H2O)を外掛1.5重量%以下添加し
大気雰囲気中で焼成することを特徴とするものである。
ミニウム70〜50重量%、酸化クロミウム30〜50重量%か
らなる原料を用い、焼結助剤として、酸化チタニウム或
は滑石(3MgO・4SiO2・H2O)を外掛1.5重量%以下添加し
大気雰囲気中で焼成することを特徴とするものである。
ここで、出発原料である酸化アルミニウム、酸化クロミ
ニウム、酸化チタニウム、滑石の純度は、市販品の程度
のものでよい。粒度は5μm以下のものが望ましい。こ
れらの原料を所定の量比で混合し、1500〜1600℃で焼成
すれば高耐食性を有し、緻密質なAl2O3−Cr2O3焼結体が
えられる。
ニウム、酸化チタニウム、滑石の純度は、市販品の程度
のものでよい。粒度は5μm以下のものが望ましい。こ
れらの原料を所定の量比で混合し、1500〜1600℃で焼成
すれば高耐食性を有し、緻密質なAl2O3−Cr2O3焼結体が
えられる。
以下に、数値限定の理由についてのべる。
まず、Al2O3とCr2O3粉体を表1に示す組成比で混合し、
大気中1700℃、4時間の焼成実験を行った。表1におな
じく得られた相対密度も示す。
大気中1700℃、4時間の焼成実験を行った。表1におな
じく得られた相対密度も示す。
NO.4〜7のCr2O3を30%以上含有した系では、相対密度
が70%以下の多孔質な焼結体しか、えることができなか
った。
が70%以下の多孔質な焼結体しか、えることができなか
った。
そこで、これらCr2O3を30%以上の組成の緻密質焼結体
を得る目的で焼結助剤の検討を実施した。焼結助剤とし
ては、Al2O3の液相焼結助剤として使用されている酸化
チタニウムと滑石を検討した。これらの焼結助剤を外掛
0.5wt%、1.0wt%、1.5wt%、2.0wt%添加し1500℃、4時間
大気雰囲気中で焼成を行った。結果を表2〜3に示す。
を得る目的で焼結助剤の検討を実施した。焼結助剤とし
ては、Al2O3の液相焼結助剤として使用されている酸化
チタニウムと滑石を検討した。これらの焼結助剤を外掛
0.5wt%、1.0wt%、1.5wt%、2.0wt%添加し1500℃、4時間
大気雰囲気中で焼成を行った。結果を表2〜3に示す。
以上の結果より、Cr2O3含有量が30〜50wt%以下の組成
で、酸化チタニウム或は滑石を1.5wt%以下添加した系
では、焼結の目安とされている95%以上の相対密度が得
られ焼結が殆ど完了していることがわかる。
で、酸化チタニウム或は滑石を1.5wt%以下添加した系
では、焼結の目安とされている95%以上の相対密度が得
られ焼結が殆ど完了していることがわかる。
一方、Cr2O3含有量が60wt%になると、本検討焼結助剤
では緻密化を図ることができなかった。また、焼結助剤
の量を2.0wt%まで添加すると、比較的低温から大量の
液相が生成し、初期焼結は進み易いが、Al2O3とCr2O3の
固溶体反応を阻害する傾向が認められ緻密化に至らなか
ったものと推定される。
では緻密化を図ることができなかった。また、焼結助剤
の量を2.0wt%まで添加すると、比較的低温から大量の
液相が生成し、初期焼結は進み易いが、Al2O3とCr2O3の
固溶体反応を阻害する傾向が認められ緻密化に至らなか
ったものと推定される。
次に、40mmφ×30mmφ×100mmサイズ底のあるルツボ形
状の各種焼結体を用い、耐食性の試験を実施した。実験
条件としては、焼結体のスポール防止を考えて1500℃ま
で充分予熱を行った後、1600℃の溶綱中に36時間浸漬し
溶損量を調査した。溶鋼成分を表4に、実験結果を表5
に示す。
状の各種焼結体を用い、耐食性の試験を実施した。実験
条件としては、焼結体のスポール防止を考えて1500℃ま
で充分予熱を行った後、1600℃の溶綱中に36時間浸漬し
溶損量を調査した。溶鋼成分を表4に、実験結果を表5
に示す。
本製造方法で得られたCr2O3量が30〜50%、残部がAl2O3
からなる相対密度が97%以上の焼結体は溶鋼にたいし、
ZrO2系に比較しても高耐食性であることが判明した。
からなる相対密度が97%以上の焼結体は溶鋼にたいし、
ZrO2系に比較しても高耐食性であることが判明した。
酸化アルミニウム70〜50重量%、酸化クロミウム30〜50
重量%からなる原料を用い、焼結助剤として、酸化チタ
ニウム或は滑石(3MgO・4SiO2・H2O)を外掛1.5重量%
以下添加し、大気雰囲気中で1500〜1600℃で焼成すれ
ば、緻密な高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体がえられる。
重量%からなる原料を用い、焼結助剤として、酸化チタ
ニウム或は滑石(3MgO・4SiO2・H2O)を外掛1.5重量%
以下添加し、大気雰囲気中で1500〜1600℃で焼成すれ
ば、緻密な高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体がえられる。
実施例 実施例1 平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム及び酸化クロミウ
ムを重量比5:5の割合で秤量し、その後酸化チタニウ
ムを秤量重量にたいし外掛1.0%の重量を添加しボール
ミルで約24時間粉砕混合し、供試粉体を試作した。つい
で、65×65×10mmにcold isostatic pressを1.2ton/cm2
の圧力で行った後、この圧粉体を大気中1500℃で4時間
焼成し、相対密度99%の焼結体を得た。
ムを重量比5:5の割合で秤量し、その後酸化チタニウ
ムを秤量重量にたいし外掛1.0%の重量を添加しボール
ミルで約24時間粉砕混合し、供試粉体を試作した。つい
で、65×65×10mmにcold isostatic pressを1.2ton/cm2
の圧力で行った後、この圧粉体を大気中1500℃で4時間
焼成し、相対密度99%の焼結体を得た。
比較例1 平均粒径0.5μmの酸化アルミニウム及び酸化クロミウ
ムを重量比5:5の割合で秤量し、ボールミルで約24時
間粉砕混合し、供試粉体を試作した。ついで、65×65×
10mmにcold isostatic pressを1.2ton/cm2の圧力で行っ
た後、この圧粉体を大気中1600℃で4時間焼成したが、
相対密度は82%であった。
ムを重量比5:5の割合で秤量し、ボールミルで約24時
間粉砕混合し、供試粉体を試作した。ついで、65×65×
10mmにcold isostatic pressを1.2ton/cm2の圧力で行っ
た後、この圧粉体を大気中1600℃で4時間焼成したが、
相対密度は82%であった。
発明の効果 以上の結果から明らかなごとく、本発明の方法を用いれ
ば、緻密質高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体が大気中で容易
にえられる。
ば、緻密質高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体が大気中で容易
にえられる。
Claims (1)
- 【請求項1】酸化アルミニウム70〜50重量%、酸化クロ
ミウム30〜50重量%からなる原料を用い、焼結助剤とし
て、酸化チタニウム或は滑石(3MgO・4SiO2・H2O)を外掛
1.5重量%以下添加し、大気雰囲気中で焼成することを
特徴とする緻密質高耐食性Al2O3−Cr2O3焼結体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003387A JPH0611665B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 緻密質Al▲下2▼O▲下3▼―Cr▲下2▼O▲下3▼焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003387A JPH0611665B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 緻密質Al▲下2▼O▲下3▼―Cr▲下2▼O▲下3▼焼結体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03208863A JPH03208863A (ja) | 1991-09-12 |
| JPH0611665B2 true JPH0611665B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=11555952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003387A Expired - Lifetime JPH0611665B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 緻密質Al▲下2▼O▲下3▼―Cr▲下2▼O▲下3▼焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611665B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3930143B2 (ja) | 1998-04-28 | 2007-06-13 | 三菱重工業株式会社 | クロミア−アルミナ系焼結体の製造方法 |
| FR2918659B1 (fr) * | 2007-07-11 | 2011-11-11 | Saint Gobain Ct Recherches | Produit fritte a base d'alumine et d'oxyde de chrome. |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP2003387A patent/JPH0611665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03208863A (ja) | 1991-09-12 |
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