JPH06117209A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
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- JPH06117209A JPH06117209A JP26259592A JP26259592A JPH06117209A JP H06117209 A JPH06117209 A JP H06117209A JP 26259592 A JP26259592 A JP 26259592A JP 26259592 A JP26259592 A JP 26259592A JP H06117209 A JPH06117209 A JP H06117209A
- Authority
- JP
- Japan
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- valve
- spring
- internal combustion
- combustion engine
- spring seat
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L3/00—Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
- F01L3/10—Connecting springs to valve members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/46—Component parts, details, or accessories, not provided for in preceding subgroups
- F01L1/462—Valve return spring arrangements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転時のフリクションロスが小さく、か
つ余分なエネルギーを不要にして、エンジンの回転速度
に対応したバルブスプリングのバネ定数を小さな力で安
定して得ることが可能な内燃機関の動弁装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 バルブスプリング15をバルブステム5aに
沿って往復移動可能に設けられた中間スプリングシート
17を介して、バネ定数の大きい方の第1スプリング1
5aをバルブヘッド5bと反対側のバルブステム5aの
端末側に、バネ定数の小さい方の第2スプリング15b
をバルブヘッド5b側となるように直列に配置して構成
し、中間スプリングシート17の側方に、内燃機関の回
転数が所定の回転数になった際に中間スプリングシート
17のバルブヘッド5b側への移動を規制する規制手段
20を設けたことを特徴とする。
つ余分なエネルギーを不要にして、エンジンの回転速度
に対応したバルブスプリングのバネ定数を小さな力で安
定して得ることが可能な内燃機関の動弁装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 バルブスプリング15をバルブステム5aに
沿って往復移動可能に設けられた中間スプリングシート
17を介して、バネ定数の大きい方の第1スプリング1
5aをバルブヘッド5bと反対側のバルブステム5aの
端末側に、バネ定数の小さい方の第2スプリング15b
をバルブヘッド5b側となるように直列に配置して構成
し、中間スプリングシート17の側方に、内燃機関の回
転数が所定の回転数になった際に中間スプリングシート
17のバルブヘッド5b側への移動を規制する規制手段
20を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の動弁装置に係
わり、更に詳しくは、エンジンの回転速度に応じたバル
ブスプリングのバネ定数を得ることが可能な内燃機関の
動弁装置に関するものである。
わり、更に詳しくは、エンジンの回転速度に応じたバル
ブスプリングのバネ定数を得ることが可能な内燃機関の
動弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の動弁装置としては、例
えば実開昭57ー61103号公報に記載されているも
のが一般に知られている。この動弁装置は、吸排気用の
バルブが閉鎖される方向にバルブステムを常時付勢する
バルブスプリングの弾性力をエンジンの回転速度に応じ
て可変にしたものであり、エンジンの回転数の変化に伴
う潤滑油圧によって下弁ばね受けを上下動させる構成を
成している。
えば実開昭57ー61103号公報に記載されているも
のが一般に知られている。この動弁装置は、吸排気用の
バルブが閉鎖される方向にバルブステムを常時付勢する
バルブスプリングの弾性力をエンジンの回転速度に応じ
て可変にしたものであり、エンジンの回転数の変化に伴
う潤滑油圧によって下弁ばね受けを上下動させる構成を
成している。
【0003】また特開昭60ー209613号公報に
は、バルブスプリングを受ける下側のスプリングシート
をカムによってバルブ幅方向に移動可能に構成して、バ
ルブスプリングの弾性力を可変にした動弁装置が開示さ
れている。
は、バルブスプリングを受ける下側のスプリングシート
をカムによってバルブ幅方向に移動可能に構成して、バ
ルブスプリングの弾性力を可変にした動弁装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら上述し
た内燃機関の動弁装置にあっては、いずれもバルブスプ
リングの下端を持ち上げることによりバルブスプリング
の弾性力を可変にしているため、バルブスプリングの荷
重を下から支える際に非常に大きな力が必要であると言
う問題があった。
た内燃機関の動弁装置にあっては、いずれもバルブスプ
リングの下端を持ち上げることによりバルブスプリング
の弾性力を可変にしているため、バルブスプリングの荷
重を下から支える際に非常に大きな力が必要であると言
う問題があった。
【0005】また、バネ定数が一定のバルブスプリング
の下端を持ち上げることによってバルブを閉鎖するのに
必要なセット荷重が大きくなるため、高速回転時のフリ
クションロスが大きくなると共に、セット荷重が大きく
なった分だけ、バルブステムを下方向に作動してバルブ
を開にするのに余分なエネルギーが必要になると言う問
題かあった。
の下端を持ち上げることによってバルブを閉鎖するのに
必要なセット荷重が大きくなるため、高速回転時のフリ
クションロスが大きくなると共に、セット荷重が大きく
なった分だけ、バルブステムを下方向に作動してバルブ
を開にするのに余分なエネルギーが必要になると言う問
題かあった。
【0006】また更に、前者の実開昭57ー61103
号公報記載の内燃機関の動弁装置は、回転数が低速から
高速に移る間に部分的に油圧力とバルブスプリング力と
がつり合った非常に不安定な状態になると言う問題があ
った。本発明はかかる従来の課題に着目して案出された
もので、高速回転時のフリクションロスが小さく、かつ
余分なエネルギーを不要にして、エンジンの回転速度に
対応したバルブスプリングのバネ定数を小さな力で安定
して得ることが可能な内燃機関の動弁装置を提供するこ
とを目的とするものである。
号公報記載の内燃機関の動弁装置は、回転数が低速から
高速に移る間に部分的に油圧力とバルブスプリング力と
がつり合った非常に不安定な状態になると言う問題があ
った。本発明はかかる従来の課題に着目して案出された
もので、高速回転時のフリクションロスが小さく、かつ
余分なエネルギーを不要にして、エンジンの回転速度に
対応したバルブスプリングのバネ定数を小さな力で安定
して得ることが可能な内燃機関の動弁装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、燃焼室側にバルブヘッドを有する吸排気用の
バルブをカムによって開閉すると共に、該バルブがバル
ブスプリングにより閉鎖される方向に常時付勢されてな
る内燃機関の動弁装置において、前記バルブスプリング
を前記バルブのステムに沿って往復移動可能に設けられ
た中間スプリングシートを介して、バネ定数の大きい方
の第1スプリングをバルブヘッドと反対側のバルブステ
ムの端末側に、バネ定数の小さい方の第2スプリングを
バルブヘッド側となるように直列に配置して構成し、前
記中間スプリングシートの側方に、内燃機関の回転数が
所定の回転数になった際に中間スプリングシートのバル
ブヘッド側への移動を規制する規制手段を設けたことを
要旨とするものである。
するため、燃焼室側にバルブヘッドを有する吸排気用の
バルブをカムによって開閉すると共に、該バルブがバル
ブスプリングにより閉鎖される方向に常時付勢されてな
る内燃機関の動弁装置において、前記バルブスプリング
を前記バルブのステムに沿って往復移動可能に設けられ
た中間スプリングシートを介して、バネ定数の大きい方
の第1スプリングをバルブヘッドと反対側のバルブステ
ムの端末側に、バネ定数の小さい方の第2スプリングを
バルブヘッド側となるように直列に配置して構成し、前
記中間スプリングシートの側方に、内燃機関の回転数が
所定の回転数になった際に中間スプリングシートのバル
ブヘッド側への移動を規制する規制手段を設けたことを
要旨とするものである。
【0008】
【作 用】本発明は上記のように構成され、エンジンの
回転数が所定の回転数より低い場合は、中間スプリング
シートの往復移動が規制手段により規制されず、バルブ
スプリングはバネ定数の異なる2個のスプリングの構成
となる。エンジンの回転数が所定の回転数に達すると、
中間スプリングシートはバルブヘッド側への移動を規制
手段により規制され、バネ定数の小さい方の第2スプリ
ングは作用せず、バルブスプリングはバネ定数の大きい
方の第1スプリングのみが作用する構成となる。従っ
て、エンジンの回転速度に応じたバルブスプリングのバ
ネ定数を容易に得ることが出来、また高速回転時におい
ても初期セット荷重が低速回転時と同じであるため、高
速回転時にバルブステムを下方向に作動してバルブを開
にするのに要するエネルギー消費が低くなると共に、フ
リクションロスが減少する。
回転数が所定の回転数より低い場合は、中間スプリング
シートの往復移動が規制手段により規制されず、バルブ
スプリングはバネ定数の異なる2個のスプリングの構成
となる。エンジンの回転数が所定の回転数に達すると、
中間スプリングシートはバルブヘッド側への移動を規制
手段により規制され、バネ定数の小さい方の第2スプリ
ングは作用せず、バルブスプリングはバネ定数の大きい
方の第1スプリングのみが作用する構成となる。従っ
て、エンジンの回転速度に応じたバルブスプリングのバ
ネ定数を容易に得ることが出来、また高速回転時におい
ても初期セット荷重が低速回転時と同じであるため、高
速回転時にバルブステムを下方向に作動してバルブを開
にするのに要するエネルギー消費が低くなると共に、フ
リクションロスが減少する。
【0009】また、規制手段により中間スプリングシー
トのバルブヘッド側への移動を規制してバルブスプリン
グのバネ定数を変更するため、セット荷重が大きくなら
ず、小さな作動力で中間スプリングシートの規制を行う
ことが可能となる。また更に、バルブスプリングのバネ
定数を2段階に変更するため、回転数が低速から高速に
移る間に部分的に油圧力とバルブスプリング力とがつり
合った不安定な状態を生じることがない。
トのバルブヘッド側への移動を規制してバルブスプリン
グのバネ定数を変更するため、セット荷重が大きくなら
ず、小さな作動力で中間スプリングシートの規制を行う
ことが可能となる。また更に、バルブスプリングのバネ
定数を2段階に変更するため、回転数が低速から高速に
移る間に部分的に油圧力とバルブスプリング力とがつり
合った不安定な状態を生じることがない。
【0010】
【実 施 例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施
例を説明する。図1は本発明に係る内燃機関の動弁装置
の要部断面説明図を示し、エンジンのシリンダヘッド1
にはカム2により吸気(或いは排気)用のポート3を開
閉するためのバルブ5が設けられている。バルブ5は、
シリンダヘッド1に設けられた段状の貫通孔7に挿通さ
れ、かつこの段状の貫通孔7の小径部7aにバルブガイ
ド9を介してその軸方向に沿って摺動自在に配設された
バルブステム5aと、このバルブステム5aの一端側
(燃焼室側)に設けられてポート3の出口3a(或いは
入口)を開閉するバルブヘッド5bとから構成されてい
る。
例を説明する。図1は本発明に係る内燃機関の動弁装置
の要部断面説明図を示し、エンジンのシリンダヘッド1
にはカム2により吸気(或いは排気)用のポート3を開
閉するためのバルブ5が設けられている。バルブ5は、
シリンダヘッド1に設けられた段状の貫通孔7に挿通さ
れ、かつこの段状の貫通孔7の小径部7aにバルブガイ
ド9を介してその軸方向に沿って摺動自在に配設された
バルブステム5aと、このバルブステム5aの一端側
(燃焼室側)に設けられてポート3の出口3a(或いは
入口)を開閉するバルブヘッド5bとから構成されてい
る。
【0011】バルブステム5aの他端側にはコッタ11
を介してアッパスプリングシート13が固定され、この
アッパスプリングシート13と前記段状の貫通孔7の大
径部7bの底部7cに設けられたロアースプリングシー
ト14との間には、前記バルブ5を常時他端側(燃焼室
と反対側)に付勢してバルブヘッド5bを閉鎖状態にす
るためのバルブスプリング15が取付けられている。
を介してアッパスプリングシート13が固定され、この
アッパスプリングシート13と前記段状の貫通孔7の大
径部7bの底部7cに設けられたロアースプリングシー
ト14との間には、前記バルブ5を常時他端側(燃焼室
と反対側)に付勢してバルブヘッド5bを閉鎖状態にす
るためのバルブスプリング15が取付けられている。
【0012】このバルブスプリング15は、バネ定数の
大きい方の第1スプリング15aとバネ定数の小さい方
の第2スプリング15bとを備えている。第1スプリン
グ15aと第2スプリング15bとは、バルブステム5
aに沿って形成された貫通孔7の大径部7bに沿って摺
動自在な中間スプリングシート17を介して直列に配置
され、かつバネ定数の大きい方の第1スプリング15a
がバルブヘッド5bと反対側のバルブステム5aの端末
側に、バネ定数の小さい方の第2スプリング15bがバ
ルブヘッド5b側になるように設けられている。
大きい方の第1スプリング15aとバネ定数の小さい方
の第2スプリング15bとを備えている。第1スプリン
グ15aと第2スプリング15bとは、バルブステム5
aに沿って形成された貫通孔7の大径部7bに沿って摺
動自在な中間スプリングシート17を介して直列に配置
され、かつバネ定数の大きい方の第1スプリング15a
がバルブヘッド5bと反対側のバルブステム5aの端末
側に、バネ定数の小さい方の第2スプリング15bがバ
ルブヘッド5b側になるように設けられている。
【0013】そして中間スプリングシート17の側方に
は、内燃機関の回転数が所定の回転数になった際に中間
スプリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を
規制する規制手段20が設けられている。この規制手段
20は、貫通孔7の大径部7bの側部に位置するシリン
ダヘッド1に形成された室部21を備え、この室部21
には貫通孔7に近接離反する方向に移動可能なピストン
22が内装されている。このピストン22は室部21の
貫通孔7側に設けられたスプリング23により、常時貫
通孔7と離反する方向に付勢されている。
は、内燃機関の回転数が所定の回転数になった際に中間
スプリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を
規制する規制手段20が設けられている。この規制手段
20は、貫通孔7の大径部7bの側部に位置するシリン
ダヘッド1に形成された室部21を備え、この室部21
には貫通孔7に近接離反する方向に移動可能なピストン
22が内装されている。このピストン22は室部21の
貫通孔7側に設けられたスプリング23により、常時貫
通孔7と離反する方向に付勢されている。
【0014】また室部21の貫通孔7側には、室部21
から貫通孔7の大径部7bに達する孔部24が形成さ
れ、ピストン22の貫通孔7側に固定されて中間スプリ
ングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規制可
能なストッパ25が前記孔部23から大径部7b内に出
没可能に配設されている。室部21の貫通孔7側と反対
の側は、油圧ポンプPを有する油圧回路26に連通して
いる。
から貫通孔7の大径部7bに達する孔部24が形成さ
れ、ピストン22の貫通孔7側に固定されて中間スプリ
ングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規制可
能なストッパ25が前記孔部23から大径部7b内に出
没可能に配設されている。室部21の貫通孔7側と反対
の側は、油圧ポンプPを有する油圧回路26に連通して
いる。
【0015】従って、エンジンが低回転で油圧回路26
の油圧が低い場合は、ピストン22はスプリング23に
より図1の右方向に押圧されてストッパ25は貫通孔7
の大径部7bから引っ込んだ状態で、中間スプリングシ
ート17はカム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部7
bに沿って自由に移動することが出来る。エンジンが高
回転となり油圧回路26の油圧が高くなった場合は、ピ
ストン22はその油圧力により図1の左方向に押圧され
て、ストッパ25が貫通孔7の大径部7bに出て中間ス
プリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規
制することが出来る。なお、19はバルブステム5aの
他端に固設され、カム2が当接するバルブリフターであ
る。
の油圧が低い場合は、ピストン22はスプリング23に
より図1の右方向に押圧されてストッパ25は貫通孔7
の大径部7bから引っ込んだ状態で、中間スプリングシ
ート17はカム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部7
bに沿って自由に移動することが出来る。エンジンが高
回転となり油圧回路26の油圧が高くなった場合は、ピ
ストン22はその油圧力により図1の左方向に押圧され
て、ストッパ25が貫通孔7の大径部7bに出て中間ス
プリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規
制することが出来る。なお、19はバルブステム5aの
他端に固設され、カム2が当接するバルブリフターであ
る。
【0016】次に、上述した本発明の実施例の作用につ
いて説明する。エンジンが低回転数で回転して油圧回路
26の油圧が低い時は、ピストン22はスプリング23
により図1の右方向に押圧されている。ストッパ25は
貫通孔7の大径部7bから引っ込んだ状態となり、中間
スプリングシート17はカム2の作動に合わせて貫通孔
7の大径部7bに沿って自由に移動する。従ってこの
時、バルブスプリング15の第1スプリング15aのバ
ネ定数をKa、第2スプリング15bのバネ定数をKb
とすると、バルブスプリング15のバネ定数はKa・K
b/(Ka+Kb)となる。
いて説明する。エンジンが低回転数で回転して油圧回路
26の油圧が低い時は、ピストン22はスプリング23
により図1の右方向に押圧されている。ストッパ25は
貫通孔7の大径部7bから引っ込んだ状態となり、中間
スプリングシート17はカム2の作動に合わせて貫通孔
7の大径部7bに沿って自由に移動する。従ってこの
時、バルブスプリング15の第1スプリング15aのバ
ネ定数をKa、第2スプリング15bのバネ定数をKb
とすると、バルブスプリング15のバネ定数はKa・K
b/(Ka+Kb)となる。
【0017】エンジンが所定の回転数よりも高回転とな
り、油圧回路26の油圧が高くなってスプリング23の
力よりも油圧が高くなると、ピストン22はその油圧力
により図1の左方向に押圧されて移動する。カム2がリ
フトしていない状態(図1の状態)の時に、ストッパ2
5の先端部が貫通孔7の大径部7bに出て、中間スプリ
ングシート17がストッパ25の位置よりもバルブヘッ
ド5b側へ移動するのを規制する。従って、バルブ5の
カム2方向への付勢は第1スプリング15aのみにより
成され、バルブスプリング15のバネ定数は第1スプリ
ング15aのバネ定数Kaとなる。
り、油圧回路26の油圧が高くなってスプリング23の
力よりも油圧が高くなると、ピストン22はその油圧力
により図1の左方向に押圧されて移動する。カム2がリ
フトしていない状態(図1の状態)の時に、ストッパ2
5の先端部が貫通孔7の大径部7bに出て、中間スプリ
ングシート17がストッパ25の位置よりもバルブヘッ
ド5b側へ移動するのを規制する。従って、バルブ5の
カム2方向への付勢は第1スプリング15aのみにより
成され、バルブスプリング15のバネ定数は第1スプリ
ング15aのバネ定数Kaとなる。
【0018】再びエンジンの回転数が所定の値よりも低
くなると、油圧回路26の油圧も低下して、ピストン2
2はスプリング23により図1の右方向に押圧されて移
動する。ストッパ25は貫通孔7の大径部7bから再び
引っ込んだ状態となり、中間スプリングシート17はカ
ム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部7bに沿って自
由に移動し、バルブスプリング15のバネ定数がKa・
Kb/(Ka+Kb)となる。
くなると、油圧回路26の油圧も低下して、ピストン2
2はスプリング23により図1の右方向に押圧されて移
動する。ストッパ25は貫通孔7の大径部7bから再び
引っ込んだ状態となり、中間スプリングシート17はカ
ム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部7bに沿って自
由に移動し、バルブスプリング15のバネ定数がKa・
Kb/(Ka+Kb)となる。
【0019】従って、本発明はカム2のリフト量をxと
すると、低速回転時のカム2にかかる荷重F1=Ka・
Kb・x/(Ka+Kb)+Fs、高速回転時のカム2
にかかる荷重F2=Ka・x+Fsとなり、図2の
(a)に示すような直線のグラフとなる。但しFsはカ
ム2の初期セット荷重(バルブ5を閉鎖するのに必要な
荷重)であり、グラフ中のFmax は高速回転時でもバル
ブジャンプ、サージング等を避けることの出来るバルブ
荷重、xmax はカム2の最大リフト量である。これに対
して従来の場合は、バネ定数が一定でセット荷重のみを
変更するため、低速回転時のカムにかかる荷重F1´及
び高速回転時のカムにかかる荷重F2´は、図2の
(b)に示すような直線のグラフとなる。但しFs´は
高速回転時のカムの初期セット荷重である。低速回転時
のバネ定数、即ちセット荷重Fsが本発明と従来と同一
の場合は、図3の(c)に示すように、高速回転時にお
いて斜線部分だけ本発明の仕事量が減少する。従って、
高速回転時のフリクションロスも小さくなる。
すると、低速回転時のカム2にかかる荷重F1=Ka・
Kb・x/(Ka+Kb)+Fs、高速回転時のカム2
にかかる荷重F2=Ka・x+Fsとなり、図2の
(a)に示すような直線のグラフとなる。但しFsはカ
ム2の初期セット荷重(バルブ5を閉鎖するのに必要な
荷重)であり、グラフ中のFmax は高速回転時でもバル
ブジャンプ、サージング等を避けることの出来るバルブ
荷重、xmax はカム2の最大リフト量である。これに対
して従来の場合は、バネ定数が一定でセット荷重のみを
変更するため、低速回転時のカムにかかる荷重F1´及
び高速回転時のカムにかかる荷重F2´は、図2の
(b)に示すような直線のグラフとなる。但しFs´は
高速回転時のカムの初期セット荷重である。低速回転時
のバネ定数、即ちセット荷重Fsが本発明と従来と同一
の場合は、図3の(c)に示すように、高速回転時にお
いて斜線部分だけ本発明の仕事量が減少する。従って、
高速回転時のフリクションロスも小さくなる。
【0020】またバルブスプリング15のバネ定数を変
更するのに、ピストン22を介してストッパ25を中間
スプリングシート17の下側に押し出せばよいため、バ
ルブスプリング15の荷重を下から支える大きな力を必
要せず、小さな作動力でバルブスプリング15のバネ定
数の変更を行うことが出来る。また更に、バルブスプリ
ング15のバネ定数を2段階に変更するため、回転数が
低速から高速に移る間に部分的に油圧力とバルブスプリ
ング力とがつり合った不安定な状態を生じることがな
く、安定してバルブスプリング15のバネ定数を変更す
ることが出来る。
更するのに、ピストン22を介してストッパ25を中間
スプリングシート17の下側に押し出せばよいため、バ
ルブスプリング15の荷重を下から支える大きな力を必
要せず、小さな作動力でバルブスプリング15のバネ定
数の変更を行うことが出来る。また更に、バルブスプリ
ング15のバネ定数を2段階に変更するため、回転数が
低速から高速に移る間に部分的に油圧力とバルブスプリ
ング力とがつり合った不安定な状態を生じることがな
く、安定してバルブスプリング15のバネ定数を変更す
ることが出来る。
【0021】図3は本発明の他の実施例を示し、中間ス
プリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規
制する規制手段20を、中間スプリングシート17の側
方の相互に対向する2箇所に設置したものである。この
ように規制手段20を2箇所に設けることにより、より
安定して中間スプリングシート17を規制することが出
来る。
プリングシート17のバルブヘッド5b側への移動を規
制する規制手段20を、中間スプリングシート17の側
方の相互に対向する2箇所に設置したものである。この
ように規制手段20を2箇所に設けることにより、より
安定して中間スプリングシート17を規制することが出
来る。
【0022】図4は本発明の規制手段20に用いられる
油圧回路26の他の例を示し、ピストン22の作動をク
ランク角センサやカムアングルセンサ等のセンサからの
回転信号により電磁弁を制御して行うものである。31
は油を室部21に供給する側の第1電磁弁、32は油を
室部21から排出する側の第2電磁弁、33,34はそ
れぞれ逆止弁、35は油の通路である。また36は図示
せぬクランク角センサやカムアングルセンサ等のセンサ
からの回転信号により電磁弁の開閉を制御するための制
御装置である。
油圧回路26の他の例を示し、ピストン22の作動をク
ランク角センサやカムアングルセンサ等のセンサからの
回転信号により電磁弁を制御して行うものである。31
は油を室部21に供給する側の第1電磁弁、32は油を
室部21から排出する側の第2電磁弁、33,34はそ
れぞれ逆止弁、35は油の通路である。また36は図示
せぬクランク角センサやカムアングルセンサ等のセンサ
からの回転信号により電磁弁の開閉を制御するための制
御装置である。
【0023】エンジンの回転数が低速の場合は、制御装
置36からの信号により第1電磁弁31が閉鎖され、第
2電磁弁32が開の状態となっている。従って、ピスト
ン22はスプリング23により図4の右方向に押圧さ
れ、ストッパ25は貫通孔7の大径部7bから引っ込ん
だ状態となり、中間スプリングシート17はカム2の作
動に合わせて貫通孔7の大径部7bに沿って自由に移動
する。
置36からの信号により第1電磁弁31が閉鎖され、第
2電磁弁32が開の状態となっている。従って、ピスト
ン22はスプリング23により図4の右方向に押圧さ
れ、ストッパ25は貫通孔7の大径部7bから引っ込ん
だ状態となり、中間スプリングシート17はカム2の作
動に合わせて貫通孔7の大径部7bに沿って自由に移動
する。
【0024】エンジンの回転数が所定の回転数よりも高
速になると、制御装置36からの信号により第2電磁弁
32が閉鎖され、第1電磁弁31が開の状態になる。従
って、ピストン22は油圧ポンプPから送られる油の油
圧力により図4の左方向に押圧されて移動し、ストッパ
25の先端部が貫通孔7の大径部7bに出て、中間スプ
リングシート17のバルブヘッド5b側へ移動が規制さ
れる。
速になると、制御装置36からの信号により第2電磁弁
32が閉鎖され、第1電磁弁31が開の状態になる。従
って、ピストン22は油圧ポンプPから送られる油の油
圧力により図4の左方向に押圧されて移動し、ストッパ
25の先端部が貫通孔7の大径部7bに出て、中間スプ
リングシート17のバルブヘッド5b側へ移動が規制さ
れる。
【0025】再びエンジンの回転数が所定の設定値より
も低くなると、制御装置36からの信号により第1電磁
弁31が閉鎖され、第2電磁弁32が開の状態となり、
圧油が室部21から排出されて、ピストン22がスプリ
ング23により図4の右方向に押圧され、ストッパ25
が貫通孔7の大径部7bから引っ込み、中間スプリング
シート17はカム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部
7bに沿って自由に移動する。
も低くなると、制御装置36からの信号により第1電磁
弁31が閉鎖され、第2電磁弁32が開の状態となり、
圧油が室部21から排出されて、ピストン22がスプリ
ング23により図4の右方向に押圧され、ストッパ25
が貫通孔7の大径部7bから引っ込み、中間スプリング
シート17はカム2の作動に合わせて貫通孔7の大径部
7bに沿って自由に移動する。
【0026】図5に上述した第1電磁弁31及び第2電
磁弁32の開閉状態を表すタイムチャートを示す。Nは
エンジンの回転数(rpm)、Tは時間(秒)である。
なお、ピストン22が作動してストッパ25が中間スプ
リングシート17を規制する時期の設定は、スプリング
23により行われる。スプリング23の弾性力を調整す
ることにより、ピストン22の作動時期を調整すること
が可能である。
磁弁32の開閉状態を表すタイムチャートを示す。Nは
エンジンの回転数(rpm)、Tは時間(秒)である。
なお、ピストン22が作動してストッパ25が中間スプ
リングシート17を規制する時期の設定は、スプリング
23により行われる。スプリング23の弾性力を調整す
ることにより、ピストン22の作動時期を調整すること
が可能である。
【0027】また本発明は上述した実施例に限定される
ことなく、例えば規制手段20のピストン22を圧縮空
気により作動させることも可能であり、更に電気的装置
により作動させてもよく、他の態様であっても本発明を
実施しうるものである。
ことなく、例えば規制手段20のピストン22を圧縮空
気により作動させることも可能であり、更に電気的装置
により作動させてもよく、他の態様であっても本発明を
実施しうるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、エンジ
ンの回転数が所定の回転数より低い場合は、中間スプリ
ングシートの往復移動が規制手段により規制されず、バ
ルブスプリングはバネ定数の異なる2個のスプリングの
構成となり、エンジンの回転数が所定の回転数に達して
高回転時になると、中間スプリングシートはバルブヘッ
ド側への移動を規制手段により規制され、バネ定数の小
さい方の第2スプリングは作用せず、バルブスプリング
はバネ定数の大きい方の第1スプリングのみが作用する
構成となり、エンジンの回転速度に応じたバルブスプリ
ングのバネ定数を容易に得ることが出来る。また高速回
転時においても初期セット荷重が低速回転時と同じであ
るので、高速回転時にバルブステムを下方向に作動して
バルブを開にするのに要するエネルギー消費を低くする
ことが出来ると共に、フリクションロスの減少を図るこ
とが出来る。
ンの回転数が所定の回転数より低い場合は、中間スプリ
ングシートの往復移動が規制手段により規制されず、バ
ルブスプリングはバネ定数の異なる2個のスプリングの
構成となり、エンジンの回転数が所定の回転数に達して
高回転時になると、中間スプリングシートはバルブヘッ
ド側への移動を規制手段により規制され、バネ定数の小
さい方の第2スプリングは作用せず、バルブスプリング
はバネ定数の大きい方の第1スプリングのみが作用する
構成となり、エンジンの回転速度に応じたバルブスプリ
ングのバネ定数を容易に得ることが出来る。また高速回
転時においても初期セット荷重が低速回転時と同じであ
るので、高速回転時にバルブステムを下方向に作動して
バルブを開にするのに要するエネルギー消費を低くする
ことが出来ると共に、フリクションロスの減少を図るこ
とが出来る。
【0029】また、規制手段により中間スプリングシー
トのバルブヘッド側への移動を規制してバルブスプリン
グのバネ定数を変更するため、セット荷重が大きくなら
ず、小さな作動力で中間スプリングシートの規制を行う
ことが出来る。また更に、バルブスプリングのバネ定数
を2段階に変更するため、回転数が低速から高速に移る
間に部分的に油圧力とバルブスプリング力とがつり合っ
た不安定な状態を生じることがなく、安定してバルブス
プリングのバネ定数を変更することが出来る。
トのバルブヘッド側への移動を規制してバルブスプリン
グのバネ定数を変更するため、セット荷重が大きくなら
ず、小さな作動力で中間スプリングシートの規制を行う
ことが出来る。また更に、バルブスプリングのバネ定数
を2段階に変更するため、回転数が低速から高速に移る
間に部分的に油圧力とバルブスプリング力とがつり合っ
た不安定な状態を生じることがなく、安定してバルブス
プリングのバネ定数を変更することが出来る。
【図1】本発明の内燃機関の動弁装置における要部断面
説明図である。
説明図である。
【図2】(a)は本発明の低回転時と高回転時とにおけ
るカムの荷重を示すグラフである。(b)は従来例の低
回転時と高回転時とにおけるカムの荷重を示すグラフで
ある。(c)は高回転時における本発明と従来例との比
較を示すグラフである。
るカムの荷重を示すグラフである。(b)は従来例の低
回転時と高回転時とにおけるカムの荷重を示すグラフで
ある。(c)は高回転時における本発明と従来例との比
較を示すグラフである。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部断面説明図であ
る。
る。
【図4】図1の実施例における規制手段の他の例を示す
要部断面説明図である。
要部断面説明図である。
【図5】図4の実施例の規制手段のタイムチャートであ
る。
る。
1 シリンダヘッド 2 カム 5 バルブ 5a バルブステ
ム 5b バルブヘッド 15 バルブスプ
リング 15a 第1スプリング 15b 第2スプ
リング 17 中間スプリングシート 20 規制手段
ム 5b バルブヘッド 15 バルブスプ
リング 15a 第1スプリング 15b 第2スプ
リング 17 中間スプリングシート 20 規制手段
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼室側にバルブヘッドを有する吸排気
用のバルブをカムによって開閉すると共に、該バルブが
バルブスプリングにより閉鎖される方向に常時付勢され
てなる内燃機関の動弁装置において、前記バルブスプリ
ングを前記バルブのステムに沿って往復移動可能に設け
られた中間スプリングシートを介して、バネ定数の大き
い方の第1スプリングをバルブヘッドと反対側のバルブ
ステムの端末側に、バネ定数の小さい方の第2スプリン
グをバルブヘッド側となるように直列に配置して構成
し、前記中間スプリングシートの側方に、内燃機関の回
転数が所定の回転数になった際に中間スプリングシート
のバルブヘッド側への移動を規制する規制手段を設けた
ことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26259592A JPH06117209A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関の動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26259592A JPH06117209A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117209A true JPH06117209A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17377986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26259592A Pending JPH06117209A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117209A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1520962A1 (de) * | 2003-10-02 | 2005-04-06 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Variabel steuerbares Ventilsystem und Verfahren zur variablen Steuerung eines Ventils einer Brennkraftmaschine |
| WO2009052840A1 (de) * | 2007-10-18 | 2009-04-30 | Fev Motorentechnik Gmbh | Ventilfederabschaltung |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26259592A patent/JPH06117209A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1520962A1 (de) * | 2003-10-02 | 2005-04-06 | Ford Global Technologies, LLC, A subsidary of Ford Motor Company | Variabel steuerbares Ventilsystem und Verfahren zur variablen Steuerung eines Ventils einer Brennkraftmaschine |
| WO2009052840A1 (de) * | 2007-10-18 | 2009-04-30 | Fev Motorentechnik Gmbh | Ventilfederabschaltung |
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