JPH06117259A - インタークーラのウォータポンプ制御装置 - Google Patents

インタークーラのウォータポンプ制御装置

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JPH06117259A
JPH06117259A JP26621492A JP26621492A JPH06117259A JP H06117259 A JPH06117259 A JP H06117259A JP 26621492 A JP26621492 A JP 26621492A JP 26621492 A JP26621492 A JP 26621492A JP H06117259 A JPH06117259 A JP H06117259A
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water pump
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twc
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Yukio Miyashita
幸生 宮下
Atsushi Ide
温 井出
Takashi Isobe
高志 磯部
Takashi Daicho
尚 大長
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インタークーラの冷却水回路に介設する電動
式ウォータポンプを水温TWcが作動開始の判別基準温
度TWon以上になったとき作動させ、TWcが作動停
止の判別基準温度TWoffを下回ったとき停止する。
エンジンの運転状態を検出し、TWon、TWoffを
通常運転時は比較的低い温度TWonL、TWoffL
に設定し、アイドリング時は比較的高い温度TWon
H、TWoffHに設定する。 【構成】 アイドリング時に水温が過度に上昇すること
を防止できると共に、アイドリング時にウォータポンプ
が過剰に作動することも防止でき、燃費性を悪化せずに
ドライバビリティを向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車載エンジン
用インタークーラの冷却水回路に介設される電動式ウォ
ータポンプの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の制御装置として、エンジ
ンのアイドリング時にウォータポンプを作動させると充
放電収支や燃費性が悪化するため、アイドリング時には
ウォータポンプを停止するようにしたものが知られてい
る(特開昭60−240823号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アイドリン
グ状態であってもホットリスタート時や、また渋滞でア
イドリング運転を長時間継続する場合にはインタークー
ラの冷却水温がかなり高くなり、アイドリング後の加速
に際しウォータポンプを作動してもインタークーラの冷
却水温が低下するまでに時間がかかり、吸気温がなかな
か低下せずドライバビリティが悪化する。
【0004】この場合、インタークーラの冷却水温を検
出し、アイドリング時か否かに関係なく冷却水温が所定
温度以上になったときウォータポンプを作動させるよう
にすることも考えられるが、アイドリング時(低速走行
時を含む)は、走行風の関係でインタークーラ用ラジエ
ータの冷却性能が低下するため、ウォータポンプを作動
させても冷却水温はなかなか低下せず、ウォータポンプ
の作動時間が長引いて、充放電収支の悪化や燃費性の悪
化を生ずる。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、ウォータポン
プを無駄に作動させることなくドライバビリティを向上
し得るようにした装置を提供することをその目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、インタークーラの冷却水回路に介設される電
動式ウォータポンプの制御装置であって、冷却水温を検
出する手段と、該冷却水温を基準温度と比較してウォー
タポンプを作動するか否かの判定を行う手段とを備える
と共に、エンジンの運転状態に応じて前記基準温度を変
更する手段を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】アイドリング時でも冷却水温が基準温度を上回
ったときはウォータポンプを作動し、アイドリング中に
冷却水温が過度に上昇しないようにし、アイドリング後
の通常運転に際してのドライバビリティの悪化を防止す
る。
【0008】ここで、本発明ではエンジンの運転状態に
応じて基準温度を変更する手段を備えるため、例えば通
常運転時は基準温度を比較的小さく設定し、吸気温を低
く抑えてドライバビリティを向上し、一方、アイドリン
グ時は基準温度を比較的高く設定して、ウォータポンプ
の過剰な作動を防止することができる。
【0009】
【実施例】図1を参照して、1はエンジンを示し、該エ
ンジン1の吸気通路2に、上流側から順に、エアクリー
ナ3と、スーパーチャージャ4と、インタークーラ5
と、スロットル弁6と、燃料噴射弁7とを設け、燃料タ
ンク8から燃料ポンプ9を介して燃料噴射弁7に燃料を
供給し、電子制御回路10により燃料噴射弁7を制御し
て、エンジンの運転状態に応じて燃料噴射量を増減制御
するようにした。
【0010】また、吸気通路2には、インタークーラ5
を通過した空気の一部をスーパーチャージャ4に戻すバ
イパス通路11が接続されており、該バイパス通路11
に電子制御回路10で制御されるモータ12aにより駆
動される過給コントロール弁12を介設して、過給圧を
制御するようにした。
【0011】インタークーラ5は水冷式であって、エン
ジンの冷却水回路(図示せず)から独立した冷却水回路
13を備えており、該回路13に電子制御回路10で制
御される電動式のウォータポンプ14とラジエータ15
とを介設し、ウォータポンプ14の作動でインタークー
ラ5とラジエータ15との間に冷却水を循環させるよう
にした。
【0012】電子制御回路10には、スロットル弁6の
開度θthを検出するセンサ16と、スロットル弁6の
下流の吸気管内圧P1を検出するセンサ17と、吸気温
TAを検出するセンサ18と、エンジン回転数Neを検
出するセンサ19と、エンジンの冷却水温TWeを検出
するセンサ20と、排気中の酸素濃度O2を検出するセ
ンサ21と、スロットル弁6の上流側の過給圧P2を検
出するセンサ22と、インタークーラ5の冷却水温TW
cを検出するセンサ23とからの信号が入力されてお
り、θth、P1、TA、Ne、TWe、O2に基いて判
別されるエンジンの運転状態に応じて燃料噴射弁7を制
御すると共に、P2に応じて過給コントロール弁12を
制御し、更にエンジンの運転状態及びTWcに応じてウ
ォータポンプ14を以下の如く制御するようにした。
【0013】これを図2に参照して詳述するに、先ずS
1のステップで後記するサービス端子がショートか否か
を判別し、ショートでなければS2のステップに進んで
TWeが暖機完了の判定基準となる所定温度TWes
(例えば74℃)以上か否かを判別し、TWe≧TWe
sであればS3のステップに進み、TWcがラジエータ
15での放熱が全く不要となるかなり低温の基準温度T
Wcs(例えば10℃)以上か否かを判別し、TWc≧
TWcsであればS4のステップに進んでエンジンが高
負荷運転時であるか否かを判別する。尚、TWcsはヒ
ステリシス付きとし、また、高負荷運転か否かの判別は
例えばθthが全開か否かで行う。
【0014】高負荷運転時はS5のステップに進んで減
算タイマの残り時間tを所定の設定時間tsにセットし
た後、S6のステップに進んでウォータポンプ14を作
動し、次いでS7のステップに進んでウォータポンプ1
4の作動状態を示すフラグFを「1」に書き換える。
【0015】ここで、高負荷運転による加速途中でウォ
ータポンプ14が作動すると、ウォータポンプ14の起
動電流による負荷増によりNeが一時的に落ち込むため
ドライバビリティが悪化するが、本実施例によれば、高
負荷運転時はTWcが低温のうちからウォータポンプ1
4が作動するため、加速途中でウォータポンプ14が作
動してドライバビリティが悪化するといった不具合を生
じない。また、TWeがTWesより低いときはS4の
ステップでの高負荷判定は行われず、高負荷運転状態に
なってもTWcが後記する如く比較的高温になるまでは
ウォータポンプ14が作動せず、エンジン低温時の暖機
性能が損なわれることはない。
【0016】TWe<TWesの時やTWc<TWcs
の時や高負荷運転でない時はS8のステップに進み、こ
こでフラグFが「1」か否かを判別する。ウォータポン
プ14が作動しておらずF=0になっている時は、S9
のステップに進んでアイドリング運転か否かを判別し、
アイドリング運転でないときはS10のステップに進
み、ウォータポンプ14の作動開始の判別基準温度TW
onを比較的低い温度TWonL(例えば45℃)に設
定し、アイドリング運転であるときはS11のステップ
に進んでTWonをTWonLより高いTWonH(例
えば50℃)に設定する。そして、S12のステップで
TWcがTWon以上か否かを判別し、TWc<TWo
nのときはS13のステップに進んでウォータポンプ1
4を停止状態に維持すると共にS14のステップでフラ
グFを「0」とする処理を行い、一方、TWc≧TWo
nのときは上記したS5のステップに進んでtをtsに
セットし、更にS6のステップに進んでウォータポンプ
14を作動すると共にS7のステップでフラグFを
「1」とする処理を行う。
【0017】このようにしてウォータポンプ14が作動
すると、次回からはS8のステップでF=0と判別され
てS15のステップに進み、ここでt=0即ちウォータ
ポンプ14の作動開始から設定時間tsが経過したか否
かを判別し、t=0であれば、S16のステップに進ん
でアイドリング運転か否かを判別する。そして、アイド
リング運転でなければS17のステップに進み、ウォー
タポンプ14の作動停止の判別基準温度TWoffを比
較的低い温度TWoffL(例えば35℃)に設定し、
一方、アイドリング運転であるときはS18のステップ
に進んでTWoffをTWoffLより高いTWoff
H(例えば40℃)に設定する。次に、S19のステッ
プに進んでTWcがTWoff以上か否かを判別し、T
Wc≧TWoffのときはS6のステップに進んでウォ
ータポンプ14を継続して作動し、TWc<TWoff
になったときS13のステップに進んでウォータポンプ
14を停止する。
【0018】かくて、通常運転時は比較的低温でウォー
タポンプ14が作動し、吸気温が冷却水により効果的に
冷却されてドライバビリティが向上し、一方、アイドリ
ング運転時は比較的高温になるまでウォータポンプ14
が作動せず、充放電収支や燃費性の悪化が防止される。
また、アイドリング運転時にも比較的高温域ではあるが
ウォータポンプ14が作動するため、冷却水の過度の温
度が防止され、アイドリング運転から通常運転への移行
に際し冷却水の冷却に遅れを生じてドライバビリティが
悪化すると言った不具合を生じない。
【0019】尚、S9やS16のステップではθthや
Neを判定パラメータとしてθth及びNeが所定値以
下のときアイドリングと判定するが、車速を判定パラメ
ータとして追加し、或いは車速のみを判定パラメータと
して低車速時にアイドリングと判定するようにしても良
い。
【0020】ところで、ウォータポンプ14の作動開始
時、ラジエータ15で冷却されていた低温の冷却水の影
響により、TWcが図3に示す如く一時的にTWoff
を下回ることがあり、このようなTWcの一時的な低下
でウォータポンプ14の作動が停止されることを防止す
るため、上記した設定時間tsをTWcの一時低下を生
ずる時間に合わせて例えば4秒程度に設定し、ウォータ
ポンプ14の作動開始からtsが経過するまではTWc
に係りなくウォータポンプ14の作動を継続するように
した。
【0021】また、メンテナンス時にインタークーラ5
の水抜きを行う場合にはサービス端子をショートさせ
る。これによれば、S1のステップから直接S6のステ
ップに進んでウォータポンプ14が作動され、TWcと
は関係なく水抜きを行い得られるようになり便利であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、アイドリング中にインタークーラの冷却水温
が過度に上昇することを防止できると共に、エンジンの
運転状態に応じて基準温度を変更することにより、例え
ばアイドリング中は比較的高温域でウォータポンプを作
動させてウォータポンプの過剰な作動を防止することが
でき、充放電収支や燃費性の悪化を生ずることなくドラ
イバビリティを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例の系統図
【図2】 ウォータポンプの制御プログラムを示すフロ
ーチャート
【図3】 ウォータポンプの作動当初の水温変化を示す
グラフ
【符号の説明】
5 インタークーラ 10 電子制御回路 13 冷却水回路 14 ウォータポ
ンプ 23 水温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大長 尚 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタークーラの冷却水回路に介設され
    る電動式ウォータポンプの制御装置であって、冷却水温
    を検出する手段と、該冷却水温を基準温度と比較してウ
    ォータポンプを作動するか否かの判定を行う手段とを備
    えると共に、エンジンの運転状態に応じて前記基準温度
    を変更する手段を備えることを特徴とするインタークー
    ラのウォータポンプ制御装置。
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