JPH06118088A - 光学式速度検出装置 - Google Patents
光学式速度検出装置Info
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- JPH06118088A JPH06118088A JP26752492A JP26752492A JPH06118088A JP H06118088 A JPH06118088 A JP H06118088A JP 26752492 A JP26752492 A JP 26752492A JP 26752492 A JP26752492 A JP 26752492A JP H06118088 A JPH06118088 A JP H06118088A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 18
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Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定物に対して非接触な状態で速度が検出
可能な光学式速度検出装置において、小形、軽量で安価
な装置を実現する。 【構成】 被測定物である移動する物体1からの反射光
をシリンドリカルレンズ21によって受光部22に集光
する。シリンドリカルレンズ21は入射した光をスリッ
ト状にアレイ状受光部22に集光することが可能であ
り、空間フィルタを有する従来の光学式速度検出装置と
同様に速度を求めることができ、さらに、明るい光学系
を得ることができる。従って、物体1との距離の変動の
影響が少ないように深度を深くしながら、明るい光学系
を得ることができる。従って、空間フィルタを省略で
き、さらに、強力な投光機も不要であるので、小形、軽
量で安価な速度検出装置が実現できる。
可能な光学式速度検出装置において、小形、軽量で安価
な装置を実現する。 【構成】 被測定物である移動する物体1からの反射光
をシリンドリカルレンズ21によって受光部22に集光
する。シリンドリカルレンズ21は入射した光をスリッ
ト状にアレイ状受光部22に集光することが可能であ
り、空間フィルタを有する従来の光学式速度検出装置と
同様に速度を求めることができ、さらに、明るい光学系
を得ることができる。従って、物体1との距離の変動の
影響が少ないように深度を深くしながら、明るい光学系
を得ることができる。従って、空間フィルタを省略で
き、さらに、強力な投光機も不要であるので、小形、軽
量で安価な速度検出装置が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動する物体の速度等
を非接触な状態で検出可能な光学式速度検出装置の構成
に関するものである。
を非接触な状態で検出可能な光学式速度検出装置の構成
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動する物体、例えば車両の対地
速度を、車上等から完全に非接触な状態で計測可能な速
度計測装置として、複数のスリット等から構成される空
間フィルタを用いた光学式速度計測装置が知られてい
る。図21にその計測原理を示してある。すなわち、一
定のピッチPで配列されたスリット等の空間フィルタ3
を通して速度Vで動く物体1を見ると、周波数V/Pの
光強度の信号が得られる。
速度を、車上等から完全に非接触な状態で計測可能な速
度計測装置として、複数のスリット等から構成される空
間フィルタを用いた光学式速度計測装置が知られてい
る。図21にその計測原理を示してある。すなわち、一
定のピッチPで配列されたスリット等の空間フィルタ3
を通して速度Vで動く物体1を見ると、周波数V/Pの
光強度の信号が得られる。
【0003】このため、物体1からの反射光を結像レン
ズ2を介して集光し、空間フィルタ3で、ある方向に分
解したのち、コンデンサレンズ4で受光器5に集める
と、受光器5からの信号は、結像レンズの倍率をαとす
るとαV/Pの周波数を中心とした強度の信号が得られ
る。従って、この光強度の信号を周波数分析器6で分析
し、中心周波数fを求めると、ピッチPおよび倍率αが
公知であることから速度Vが得られる。
ズ2を介して集光し、空間フィルタ3で、ある方向に分
解したのち、コンデンサレンズ4で受光器5に集める
と、受光器5からの信号は、結像レンズの倍率をαとす
るとαV/Pの周波数を中心とした強度の信号が得られ
る。従って、この光強度の信号を周波数分析器6で分析
し、中心周波数fを求めると、ピッチPおよび倍率αが
公知であることから速度Vが得られる。
【0004】図22は、実際に、上記の計測方法に基づ
き構成された測定器の概略構成を示してある。この速度
計測装置10は、1つのスリット11から通過した光を
2系列のホトセンサ12で検出するものである。この装
置10においては、投光機14から投射され、物体1に
反射した光が対物レンズ13で集められ、スリット11
を通ってホトセンサ12によって検出される。この2系
列のホトセンサ12は、空間格子としてのフィルタ特
性、および結像視野から大きなムラを相殺する機能を持
つ特殊なものが使用される。ホトセンサ12からの信号
は、波形整形回路15を構成するアンプ16で増幅さ
れ、さらに、アクティブフィルタ17によってノイズと
なる高周波成分が除去される。そして、演算回路17に
よって中心周波数から速度Vが計算され、得られた速度
は表示装置19に表示される。
き構成された測定器の概略構成を示してある。この速度
計測装置10は、1つのスリット11から通過した光を
2系列のホトセンサ12で検出するものである。この装
置10においては、投光機14から投射され、物体1に
反射した光が対物レンズ13で集められ、スリット11
を通ってホトセンサ12によって検出される。この2系
列のホトセンサ12は、空間格子としてのフィルタ特
性、および結像視野から大きなムラを相殺する機能を持
つ特殊なものが使用される。ホトセンサ12からの信号
は、波形整形回路15を構成するアンプ16で増幅さ
れ、さらに、アクティブフィルタ17によってノイズと
なる高周波成分が除去される。そして、演算回路17に
よって中心周波数から速度Vが計算され、得られた速度
は表示装置19に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような非接触型の
速度検出装置は、自動車の速度を検出するのみならず、
様々な移動物体、例えば、スキー、スケート等のスポー
ツ、オートバイ、自動車等のレース観戦、ゴルフクラブ
のヘッドのスピードを測定するために適しており、構成
も簡単であることから安価な装置が構成できるものと期
待されている。
速度検出装置は、自動車の速度を検出するのみならず、
様々な移動物体、例えば、スキー、スケート等のスポー
ツ、オートバイ、自動車等のレース観戦、ゴルフクラブ
のヘッドのスピードを測定するために適しており、構成
も簡単であることから安価な装置が構成できるものと期
待されている。
【0006】図22に示したような装置において、被測
定物である物体1と、装置10との距離にある程度関係
なく一定の速度を検出するためには、光学系の焦点深度
を深くする必要がある。この焦点深度は、スリットの幅
をS、対物レンズの焦点距離をf、光学系の倍率をαと
した場合に、f/(S×α)に比例することが知られて
いる。しかし、焦点距離fを長くすると装置が長くな
り、倍率αを小さくすることはレンズ径に限界があるこ
とから難しい。よって、スリットの幅Sを小さくするこ
とが残されるが、スリットの幅Sを小さくすると、スリ
ットを通過する光量が大幅に低下するため、強力な投光
機が必要となる。このように光学系のFナンバーを大き
くすると、焦点深度は深くなるが、明るさが低下してし
まうため、投光機を含めた装置全体としては大きくなっ
てしまう。
定物である物体1と、装置10との距離にある程度関係
なく一定の速度を検出するためには、光学系の焦点深度
を深くする必要がある。この焦点深度は、スリットの幅
をS、対物レンズの焦点距離をf、光学系の倍率をαと
した場合に、f/(S×α)に比例することが知られて
いる。しかし、焦点距離fを長くすると装置が長くな
り、倍率αを小さくすることはレンズ径に限界があるこ
とから難しい。よって、スリットの幅Sを小さくするこ
とが残されるが、スリットの幅Sを小さくすると、スリ
ットを通過する光量が大幅に低下するため、強力な投光
機が必要となる。このように光学系のFナンバーを大き
くすると、焦点深度は深くなるが、明るさが低下してし
まうため、投光機を含めた装置全体としては大きくなっ
てしまう。
【0007】一方、検出される速度の精度を良くするた
めには、空間フィルタとして働くスリットの数を確保す
る必要があるが、単にスリットの数を増加させると装置
全体が大型化してしまう。一方、スリットのピッチを小
さくすると、受光部であるホトセンサの有効面積が小さ
くなり、光量が低下する。このため、この場合でも強力
な投光機が必要であるので装置が大型化してしまう。こ
のように、光学式の速度検出装置に実用的な性能を持た
せようとすると装置が大型化し易く、また、高価なもの
となってしまう。
めには、空間フィルタとして働くスリットの数を確保す
る必要があるが、単にスリットの数を増加させると装置
全体が大型化してしまう。一方、スリットのピッチを小
さくすると、受光部であるホトセンサの有効面積が小さ
くなり、光量が低下する。このため、この場合でも強力
な投光機が必要であるので装置が大型化してしまう。こ
のように、光学式の速度検出装置に実用的な性能を持た
せようとすると装置が大型化し易く、また、高価なもの
となってしまう。
【0008】そこで、本発明においては、上記の問題点
に鑑みて、安価で小形な光学式速度計測装置を実現する
ことを目的としている。
に鑑みて、安価で小形な光学式速度計測装置を実現する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の課題を解決するために、シリンドリカルレンズ、レン
チキュラーレンズ、リニヤフレネルレンズを用いて被写
体からの光をスリット状に集光するようにしている。す
なわち、本発明に係る光学式速度検出装置は、被測定物
からの光を少なくとも1次元方向のスリット状に集光で
き、2以上の受光部分が配列されたアレイ状受光部のそ
れぞれの受光部分に結像可能なスリット状結像系と、ア
レイ状受光部からの出力信号の中心周波数から速度を検
出する速度検出系とを有することを特徴としている。こ
のスリット状結像系は、シリンドリカルレンズ、レンチ
キュラーレンズ、リニヤフレネルレンズおよびエシュレ
ット格子を含む群から選択された1つを用いて構成する
ことができる。
の課題を解決するために、シリンドリカルレンズ、レン
チキュラーレンズ、リニヤフレネルレンズを用いて被写
体からの光をスリット状に集光するようにしている。す
なわち、本発明に係る光学式速度検出装置は、被測定物
からの光を少なくとも1次元方向のスリット状に集光で
き、2以上の受光部分が配列されたアレイ状受光部のそ
れぞれの受光部分に結像可能なスリット状結像系と、ア
レイ状受光部からの出力信号の中心周波数から速度を検
出する速度検出系とを有することを特徴としている。こ
のスリット状結像系は、シリンドリカルレンズ、レンチ
キュラーレンズ、リニヤフレネルレンズおよびエシュレ
ット格子を含む群から選択された1つを用いて構成する
ことができる。
【0010】また、受光部分によって、2以上の受光群
をアレイ状受光部に構成し、この受光群を1次元方向に
沿って相互に配置することが望ましい。また、被測定物
に所定の周期のパルス光を照射する照射手段と、アレイ
状受光部からの信号を所定の周期で同期処理する同期検
波手段とを有することも有効である。さらに、受光部分
のそれぞれから出力される信号の同期成分の和を一定に
制御する感度調整手段を形成することによって、ノイズ
による影響が削減できる。また、スリット状結像系の各
レンズの焦点距離近傍に、各レンズに対応した2以上の
スリット部分が構成されたスリット手段を挿入すること
によって、深度のさらに深い装置を構成することが可能
である。
をアレイ状受光部に構成し、この受光群を1次元方向に
沿って相互に配置することが望ましい。また、被測定物
に所定の周期のパルス光を照射する照射手段と、アレイ
状受光部からの信号を所定の周期で同期処理する同期検
波手段とを有することも有効である。さらに、受光部分
のそれぞれから出力される信号の同期成分の和を一定に
制御する感度調整手段を形成することによって、ノイズ
による影響が削減できる。また、スリット状結像系の各
レンズの焦点距離近傍に、各レンズに対応した2以上の
スリット部分が構成されたスリット手段を挿入すること
によって、深度のさらに深い装置を構成することが可能
である。
【0011】
【作用】上述したようなシリンドリカルレンズ、複数の
シリンドリカルレンズからなるレンチキュラーレンズ、
単体のリニヤフレネルレンズ、複数のリニヤフレネルレ
ンズなどは、被写体からの光を光量を減ずることなくス
リット状に受光部に集光することができる。従って、ス
リット等を用いることなく、レンズ全体に照射された被
写体からの反射光等を用いて、1次元方向のスリッド状
に集光して受光部に結像できると同時に、明るい光学系
を作ることができる。このため、深度を深くしても十分
に明るい光学系とすることが可能である。特に、シリン
ドリカルレンズはレンチキュラーレンズとして、また、
リニヤフレネルレンズも複数のレンズを並列して並べる
ことができるので、複数のレンズ等から複数の光軸が構
成でき、深度の深い光学系を得るために1つ1つのレン
ズのFナンバーを大きくとっても全体として明るい結像
系を得ることができる。従って、強力な投光機等は不要
である。このように、上記のようなスリット状結像系を
採用することにより、スリットを省いた簡単な構造の装
置で、さらに、投光機も不要な小形で安価な光学式速度
検出装置を実現することができる。
シリンドリカルレンズからなるレンチキュラーレンズ、
単体のリニヤフレネルレンズ、複数のリニヤフレネルレ
ンズなどは、被写体からの光を光量を減ずることなくス
リット状に受光部に集光することができる。従って、ス
リット等を用いることなく、レンズ全体に照射された被
写体からの反射光等を用いて、1次元方向のスリッド状
に集光して受光部に結像できると同時に、明るい光学系
を作ることができる。このため、深度を深くしても十分
に明るい光学系とすることが可能である。特に、シリン
ドリカルレンズはレンチキュラーレンズとして、また、
リニヤフレネルレンズも複数のレンズを並列して並べる
ことができるので、複数のレンズ等から複数の光軸が構
成でき、深度の深い光学系を得るために1つ1つのレン
ズのFナンバーを大きくとっても全体として明るい結像
系を得ることができる。従って、強力な投光機等は不要
である。このように、上記のようなスリット状結像系を
採用することにより、スリットを省いた簡単な構造の装
置で、さらに、投光機も不要な小形で安価な光学式速度
検出装置を実現することができる。
【0012】また、このようなスリット状結像系を用い
た場合は受光部として、シリンドリカルレンズ等によっ
て形成されたスリット状の結像を、空間フィルタとして
検出可能な複数の受光素子によってアレイ状の受光部を
構成すれば良く、通常のフォトダイオード、フォトトラ
ンジスタ等をアレイ状に配置してアレイ状受光部を構成
することもできる。従って、受光部も安価で性能の良
い、一般に市販されているような受光素子によって構成
することができる。
た場合は受光部として、シリンドリカルレンズ等によっ
て形成されたスリット状の結像を、空間フィルタとして
検出可能な複数の受光素子によってアレイ状の受光部を
構成すれば良く、通常のフォトダイオード、フォトトラ
ンジスタ等をアレイ状に配置してアレイ状受光部を構成
することもできる。従って、受光部も安価で性能の良
い、一般に市販されているような受光素子によって構成
することができる。
【0013】さらに、アレイ状受光部を2以上の受光群
に分割すると、それぞれの受光群から得られた信号の位
相差から、スリット状結像系で分割された方向に対応す
る移動方向の判別が可能である。従って、速度の値のみ
ならず、方向も含めたベクトル量の検出ができる。この
ため、移動距離、加速度等の演算処理を行なうことが可
能となる。
に分割すると、それぞれの受光群から得られた信号の位
相差から、スリット状結像系で分割された方向に対応す
る移動方向の判別が可能である。従って、速度の値のみ
ならず、方向も含めたベクトル量の検出ができる。この
ため、移動距離、加速度等の演算処理を行なうことが可
能となる。
【0014】また、受光部からの信号におけるノイズを
削減する方法としては、被測定物に所定の周期のパルス
光を照射する照射手段と、アレイ状受光部からの信号を
所定の周期で同期処理する同期検波手段とを設置するこ
とが考えられる。上述したよに、本速度検出装置におい
ては、投光量は少なくて済むので、パルス発振が容易な
半導体レーザー等を用いて照射手段を簡単に構成するこ
とができ、また、照射する光は、可視光に限らず、赤外
線であっても良い。
削減する方法としては、被測定物に所定の周期のパルス
光を照射する照射手段と、アレイ状受光部からの信号を
所定の周期で同期処理する同期検波手段とを設置するこ
とが考えられる。上述したよに、本速度検出装置におい
ては、投光量は少なくて済むので、パルス発振が容易な
半導体レーザー等を用いて照射手段を簡単に構成するこ
とができ、また、照射する光は、可視光に限らず、赤外
線であっても良い。
【0015】さらに、蛍光灯等の強度が周期的に変化す
る反射光からのノイズを除去するためには、受光部分の
それぞれから出力される信号の同期成分の和を一定に制
御する感度調整手段を用いて受光部分の感度をフィード
バック制御すれば良い。
る反射光からのノイズを除去するためには、受光部分の
それぞれから出力される信号の同期成分の和を一定に制
御する感度調整手段を用いて受光部分の感度をフィード
バック制御すれば良い。
【0016】また、スリット状結像系の各レンズの焦点
距離近傍に、各レンズに対応した2以上のスリット部分
が構成されたスリット手段を挿入することによって、深
度のさらに深い装置を構成でき、被測定物との距離の影
響が非常に少なく、精度の高い光学式速度検出装置を実
現することが可能である。
距離近傍に、各レンズに対応した2以上のスリット部分
が構成されたスリット手段を挿入することによって、深
度のさらに深い装置を構成でき、被測定物との距離の影
響が非常に少なく、精度の高い光学式速度検出装置を実
現することが可能である。
【0017】
【実施例】以下に図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0018】〔実施例1〕図1に、実施例1に係る光学
式速度検出装置20の概要を示してある。この装置は、
被測定物である物体1の方向に望んだシリンドリカルレ
ンズ21と、このシリンドリカルレンズ21が結像した
光を検出するアレイ状の受光部22およびこれらを覆う
検出部フード23から構成されている。さらに、受光部
22からの光信号の処理を行なう波形成形回路15、検
出された速度を演算出力する演算部18およびその速度
を表示する表示部19を備えている。図2および図3
は、シリンドリカルレンズ21によって受光部22にス
リット状に集光される様子を示しており、図3に示すよ
うに、物体1からの反射光を集光する場合は、物体1の
移動方向と反対側にスリット状に集光された受光部22
の結像は移動する。
式速度検出装置20の概要を示してある。この装置は、
被測定物である物体1の方向に望んだシリンドリカルレ
ンズ21と、このシリンドリカルレンズ21が結像した
光を検出するアレイ状の受光部22およびこれらを覆う
検出部フード23から構成されている。さらに、受光部
22からの光信号の処理を行なう波形成形回路15、検
出された速度を演算出力する演算部18およびその速度
を表示する表示部19を備えている。図2および図3
は、シリンドリカルレンズ21によって受光部22にス
リット状に集光される様子を示しており、図3に示すよ
うに、物体1からの反射光を集光する場合は、物体1の
移動方向と反対側にスリット状に集光された受光部22
の結像は移動する。
【0019】図4に、本例の受光部22の概要を示して
ある。本例の受光部22は、フォトトランジスタ30が
縦横にそれぞれ8個並んだアレイ状である。そして、シ
リンドリカルレンズによってスリット状に集光される方
向、すなわち、X方向と直交する方向に並んだ列が電気
的に接続され、1つの受光部分31を形成している。
ある。本例の受光部22は、フォトトランジスタ30が
縦横にそれぞれ8個並んだアレイ状である。そして、シ
リンドリカルレンズによってスリット状に集光される方
向、すなわち、X方向と直交する方向に並んだ列が電気
的に接続され、1つの受光部分31を形成している。
【0020】従って、本例においては、受光部22は、
X方向に8つの受光部分31.1〜31.8が形成され
ていることとなる。
X方向に8つの受光部分31.1〜31.8が形成され
ていることとなる。
【0021】図5に、これらの受光部分31.1〜3
1.8がシリンドリカルレンズ21により集光された光
に反応して信号が出力される様子を示してある。シリン
ドリカルレンズ21によって集光される光は、速度Vで
移動する物体1の表面に存在するムラ模様を反映したも
のである。すなわち、そのムラ模様に対応した強度の光
が、シリンドリカルレンズ21によって受光部22に結
像され、光の強弱が移動する物体1の速度Vに対応して
各受光部分31.1〜31.8を移動する。すなわち、
図3に示すように、物体1がA、B、Cの順に移動する
と、スリット状の結像は、受光部22の上をA’、
B’、C’の順に移動する。そして、各受光部分31.
1〜31.8はその受光部分に照射された光の強度に対
応した信号を出力するため、例えば、強い光が反射され
た場合は、それに対応した高レベルの光信号が受光部分
31.1から31.8に向かって順々に出力される。そ
の高レベルの信号の間隔である期間Tは、各受光部分3
1の距離をピッチPとした場合に、以下の式で表され
る。
1.8がシリンドリカルレンズ21により集光された光
に反応して信号が出力される様子を示してある。シリン
ドリカルレンズ21によって集光される光は、速度Vで
移動する物体1の表面に存在するムラ模様を反映したも
のである。すなわち、そのムラ模様に対応した強度の光
が、シリンドリカルレンズ21によって受光部22に結
像され、光の強弱が移動する物体1の速度Vに対応して
各受光部分31.1〜31.8を移動する。すなわち、
図3に示すように、物体1がA、B、Cの順に移動する
と、スリット状の結像は、受光部22の上をA’、
B’、C’の順に移動する。そして、各受光部分31.
1〜31.8はその受光部分に照射された光の強度に対
応した信号を出力するため、例えば、強い光が反射され
た場合は、それに対応した高レベルの光信号が受光部分
31.1から31.8に向かって順々に出力される。そ
の高レベルの信号の間隔である期間Tは、各受光部分3
1の距離をピッチPとした場合に、以下の式で表され
る。
【0022】 T=1/f=P/(V×α) ・・・・・(1) ここでfは周波数、αはシリンドリカルレンズ21によ
る光学系の倍率を示す。
る光学系の倍率を示す。
【0023】従って、受光部分31から出力される信号
の中心周波数fを求めることによって物体1の速度Vを
得ることができる。
の中心周波数fを求めることによって物体1の速度Vを
得ることができる。
【0024】図6は、本例の波形成形回路15の概略構
成を示してある。本例においては、中心周波数fを求め
るために、隣会う受光部分31からの信号をA1および
A2として、その受光部分31から発生した光電流を電
圧信号として取り出して差を取ることにより正弦波に近
い狭帯域のランダム信号を得るようにしている。すなわ
ち、奇数番目の受光部分31.1、31.3、31.
5、31.7からの光電流が検出抵抗32に供給され、
この抵抗32に発生した電圧が波形成形回路15のオペ
アンプ41の非反転出力に供給される。一方、偶数番目
の受光部分31.2、31.4、31.6、31.8か
らの光電流は検出抵抗33に供給され、この抵抗33に
発生した電圧がオペアンプ41の反転出力に供給され
る。従って、各受光部分31.1〜31.8からの光電
流に対応した正弦波的な信号がオペアンプ41から出力
される。このオペアンプ41からの信号はパスコンデン
サ42を介して交流成分だけがバッファ43で増幅され
る。さらにローパスフィルタ44を介してノイズである
高周波成分が除去された後、演算部18に供給され、中
心周波数fが求められ速度Vが得られる。
成を示してある。本例においては、中心周波数fを求め
るために、隣会う受光部分31からの信号をA1および
A2として、その受光部分31から発生した光電流を電
圧信号として取り出して差を取ることにより正弦波に近
い狭帯域のランダム信号を得るようにしている。すなわ
ち、奇数番目の受光部分31.1、31.3、31.
5、31.7からの光電流が検出抵抗32に供給され、
この抵抗32に発生した電圧が波形成形回路15のオペ
アンプ41の非反転出力に供給される。一方、偶数番目
の受光部分31.2、31.4、31.6、31.8か
らの光電流は検出抵抗33に供給され、この抵抗33に
発生した電圧がオペアンプ41の反転出力に供給され
る。従って、各受光部分31.1〜31.8からの光電
流に対応した正弦波的な信号がオペアンプ41から出力
される。このオペアンプ41からの信号はパスコンデン
サ42を介して交流成分だけがバッファ43で増幅され
る。さらにローパスフィルタ44を介してノイズである
高周波成分が除去された後、演算部18に供給され、中
心周波数fが求められ速度Vが得られる。
【0025】なお、図7に示すように、受光素子として
フォトダイオード34を用いて受光部22を構成するこ
とも勿論可能であり、フォトダイオード34からの光電
流を上記と同様に検出抵抗32、33を用いて処理し、
波形成形回路15に導入すれば中心周波数fを求めて速
度Vを得ることができる。また、受光部22の構成も、
図8に示すように、X方向に直交する方向である列方向
に配置されたフォトトランジスタ等の受光素子を1つお
きに接続し、受光素子の組合せである受光部分の数量を
増やすことも可能である。
フォトダイオード34を用いて受光部22を構成するこ
とも勿論可能であり、フォトダイオード34からの光電
流を上記と同様に検出抵抗32、33を用いて処理し、
波形成形回路15に導入すれば中心周波数fを求めて速
度Vを得ることができる。また、受光部22の構成も、
図8に示すように、X方向に直交する方向である列方向
に配置されたフォトトランジスタ等の受光素子を1つお
きに接続し、受光素子の組合せである受光部分の数量を
増やすことも可能である。
【0026】図9に複数のシリンドリカルレンズから構
成されるレンチキュラーレンズ29を示してある。この
図1に示すシリンドリカルレンズ21に代わり、このレ
ンチキュラー29を用いて光学系を構成することも可能
である。レンチキュラーレンズ29は、図9に示すよう
にシリンドリカルレンズ25.1〜25.nが、X方向
に並列に並んだものである。従って、レンチキュラーレ
ンズ29に入射した光26は、それぞれのシリンドリカ
ルレンズ25.1〜25.nによってX方向にn個に分
割され、対応する受光部22の受光素子にスリット状に
集光できる。このようにシリンドリカルレンズは、球面
状のレンズと異なり、複数個のレンズを平面状に配置す
ることが可能である。従って、このレンチキュラーレン
ズ29は、複数の光軸を構成するように、集光する機能
を備え、1つ1つのレンズによる光学系が暗い場合であ
っても、全体として明るい光学系を得ることができる。
成されるレンチキュラーレンズ29を示してある。この
図1に示すシリンドリカルレンズ21に代わり、このレ
ンチキュラー29を用いて光学系を構成することも可能
である。レンチキュラーレンズ29は、図9に示すよう
にシリンドリカルレンズ25.1〜25.nが、X方向
に並列に並んだものである。従って、レンチキュラーレ
ンズ29に入射した光26は、それぞれのシリンドリカ
ルレンズ25.1〜25.nによってX方向にn個に分
割され、対応する受光部22の受光素子にスリット状に
集光できる。このようにシリンドリカルレンズは、球面
状のレンズと異なり、複数個のレンズを平面状に配置す
ることが可能である。従って、このレンチキュラーレン
ズ29は、複数の光軸を構成するように、集光する機能
を備え、1つ1つのレンズによる光学系が暗い場合であ
っても、全体として明るい光学系を得ることができる。
【0027】また、レンチキュラーレンズ29に代わり
図10に示すようなリニヤフレネルレンズ27を用いる
こともできる。図10に示すリニヤフレネルレンズ27
は、複数のリニヤフレネルレンズがレンチキュラーレン
ズと同様にX方向に並列に配列されたものであり、集光
と同時に、空間フィルタとしての機能を果たすことが可
能なものである。また、リニヤフレネルレンズは、入射
光をスリット状に結像することができるので、深度が深
いわりに明るいレンズであり、本例のような光学式速度
検出装置のスリット状結像系を構成するのに適したレン
ズである。もちろん、単体のリニヤフレネルレンズによ
っても、スリット状の結像を得ることができる。このた
め、単独のリニヤフレネルレンズのみで図1に示すシリ
ンドリカルレンズ21と同様の光学系を構成することも
可能である。これらのレンチキュラーレンズ、リニヤフ
レネルレンズと同様に、図11に示すエシュレット格子
状のプリズム28を用いてもX方向に分割した結像を得
ることができ、スリット等の空間フィルタを省いて簡単
な構成の光学式速度検出装置を構成することができる。
図10に示すようなリニヤフレネルレンズ27を用いる
こともできる。図10に示すリニヤフレネルレンズ27
は、複数のリニヤフレネルレンズがレンチキュラーレン
ズと同様にX方向に並列に配列されたものであり、集光
と同時に、空間フィルタとしての機能を果たすことが可
能なものである。また、リニヤフレネルレンズは、入射
光をスリット状に結像することができるので、深度が深
いわりに明るいレンズであり、本例のような光学式速度
検出装置のスリット状結像系を構成するのに適したレン
ズである。もちろん、単体のリニヤフレネルレンズによ
っても、スリット状の結像を得ることができる。このた
め、単独のリニヤフレネルレンズのみで図1に示すシリ
ンドリカルレンズ21と同様の光学系を構成することも
可能である。これらのレンチキュラーレンズ、リニヤフ
レネルレンズと同様に、図11に示すエシュレット格子
状のプリズム28を用いてもX方向に分割した結像を得
ることができ、スリット等の空間フィルタを省いて簡単
な構成の光学式速度検出装置を構成することができる。
【0028】このように、本例の光学式速度検出装置
は、シリンドリカルレンズ、レンチキュラーレンズ等の
スリット状光学系を用いた装置であり、集光と従来スリ
ットを用いていたスリット状の集光をスリット状光学系
単体で果たし、構造が簡単で小形で廉価な装置である。
さらに、深度が深く、かつ明るい光学系を得ることがで
きるので、投光機等は不要であり、この面でも小形化お
よび低価格化が可能である。
は、シリンドリカルレンズ、レンチキュラーレンズ等の
スリット状光学系を用いた装置であり、集光と従来スリ
ットを用いていたスリット状の集光をスリット状光学系
単体で果たし、構造が簡単で小形で廉価な装置である。
さらに、深度が深く、かつ明るい光学系を得ることがで
きるので、投光機等は不要であり、この面でも小形化お
よび低価格化が可能である。
【0029】〔実施例2〕図12に、本発明の実施例2
に係る光学式速度検出装置の受光部22の構成を示して
ある。なお、本例の装置の他の部分、例えばスリット状
光学系等は、実施例1と同様につき説明を省略する。本
例の受光部22は、実施例1と同様にフォトトランジス
タ等の受光素子30がアレイ状に配列されたアレイ状受
光部であるが、本例においては、2つの受光系A、Bが
構成されている。すなわち、本例の受光部はX方向に1
6個、これと直交する列方向に8個の受光素子が配置さ
れ、さらに、受光部22の面積を小さくし、感度を向上
させるために、隣接する列を構成する受光素子は千鳥状
に配置されている。そして、列を構成する受光素子30
は互いに接続され受光部分31.1〜31.16が構成
され、4つの受光部分31によって1つのピッチPが構
成される。従って、受光部分31.1、31.5、3
1.9、31.13でグループA1が構成され、このグ
ループA1からの光電流は、実施例1と同様に検出抵抗
(不図示)を介して、波形成形回路15aのオペアンプ
41aの非反転入力に導かれる。同様に、受光部分3
1.3、31.7、31.11、31.15でグループ
A2が構成され、このグループA2からの光電流は、実
施例1と同様に検出抵抗(不図示)を介して、波形成形
回路15aのオペアンプ41aの反転入力に導かれる。
また、受光部分31.2、31.6、31.10、3
1.14でグループB1が構成され、このグループB1
からの光電流は、実施例1と同様に検出抵抗(不図示)
を介して、波形成形回路15bのオペアンプ41bの非
反転入力に導かれる。さらに、受光部分31.4、3
1.8、31.12、31.16でグループB2が構成
され、このグループB2からの光電流は、実施例1と同
様に検出抵抗(不図示)を介して、波形成形回路15b
のオペアンプ41bの反転入力に導かれる。
に係る光学式速度検出装置の受光部22の構成を示して
ある。なお、本例の装置の他の部分、例えばスリット状
光学系等は、実施例1と同様につき説明を省略する。本
例の受光部22は、実施例1と同様にフォトトランジス
タ等の受光素子30がアレイ状に配列されたアレイ状受
光部であるが、本例においては、2つの受光系A、Bが
構成されている。すなわち、本例の受光部はX方向に1
6個、これと直交する列方向に8個の受光素子が配置さ
れ、さらに、受光部22の面積を小さくし、感度を向上
させるために、隣接する列を構成する受光素子は千鳥状
に配置されている。そして、列を構成する受光素子30
は互いに接続され受光部分31.1〜31.16が構成
され、4つの受光部分31によって1つのピッチPが構
成される。従って、受光部分31.1、31.5、3
1.9、31.13でグループA1が構成され、このグ
ループA1からの光電流は、実施例1と同様に検出抵抗
(不図示)を介して、波形成形回路15aのオペアンプ
41aの非反転入力に導かれる。同様に、受光部分3
1.3、31.7、31.11、31.15でグループ
A2が構成され、このグループA2からの光電流は、実
施例1と同様に検出抵抗(不図示)を介して、波形成形
回路15aのオペアンプ41aの反転入力に導かれる。
また、受光部分31.2、31.6、31.10、3
1.14でグループB1が構成され、このグループB1
からの光電流は、実施例1と同様に検出抵抗(不図示)
を介して、波形成形回路15bのオペアンプ41bの非
反転入力に導かれる。さらに、受光部分31.4、3
1.8、31.12、31.16でグループB2が構成
され、このグループB2からの光電流は、実施例1と同
様に検出抵抗(不図示)を介して、波形成形回路15b
のオペアンプ41bの反転入力に導かれる。
【0030】これらの波形成形回路15a、bにおける
他の処理、例えばパスコンデンサ等は実施例1と同様に
つき説明を省略する。そして、波形成形回路15a、b
で処理された光信号A、Bは演算部18に入力され、演
算部18において、速度の値および方向が判別される。
すなわち、図13に示すように光信号A、Bは、両方と
も速度Vで移動する動く物体1からの反射光を反映した
周波数fの信号であるが、1/4ピッチずれた受光部分
で発生された光信号であるため、位相がπ/4ずれた信
号となる。従って、信号Aが信号Bに対して遅れていれ
ば、物体1は方向Xに向かって移動していることが判
り、逆に、信号Bが信号Aに対して遅れていれば物体1
は方向Xと反対の方向に移動していることが分かる。こ
のように、本例の光学式速度検出装置においては、物体
1の速度を非接触状態で検出できるのみならず、その移
動方向も検出することが可能である。このように移動方
向が判別できるため、速度のみならず移動距離、あるい
は加速方向等様々なデータを導き出すことができる。ま
た、2つあるいはそれ以上の方向に、このような光学式
速度検出装置を設置し、得られた光信号を上記と同様に
処理することによって、1次元方向のみならず、2次
元、3次元の速度、移動距離、加速度等のデータを得る
ことができる。
他の処理、例えばパスコンデンサ等は実施例1と同様に
つき説明を省略する。そして、波形成形回路15a、b
で処理された光信号A、Bは演算部18に入力され、演
算部18において、速度の値および方向が判別される。
すなわち、図13に示すように光信号A、Bは、両方と
も速度Vで移動する動く物体1からの反射光を反映した
周波数fの信号であるが、1/4ピッチずれた受光部分
で発生された光信号であるため、位相がπ/4ずれた信
号となる。従って、信号Aが信号Bに対して遅れていれ
ば、物体1は方向Xに向かって移動していることが判
り、逆に、信号Bが信号Aに対して遅れていれば物体1
は方向Xと反対の方向に移動していることが分かる。こ
のように、本例の光学式速度検出装置においては、物体
1の速度を非接触状態で検出できるのみならず、その移
動方向も検出することが可能である。このように移動方
向が判別できるため、速度のみならず移動距離、あるい
は加速方向等様々なデータを導き出すことができる。ま
た、2つあるいはそれ以上の方向に、このような光学式
速度検出装置を設置し、得られた光信号を上記と同様に
処理することによって、1次元方向のみならず、2次
元、3次元の速度、移動距離、加速度等のデータを得る
ことができる。
【0031】〔実施例3〕図14に、実施例3に係る光
学式速度検出装置の概要を示してある。本例の装置も、
被測定物である物体1の方向に望んだレンチキュラーレ
ンズ29と、このレンチキュラーレンズ29が結像した
光を検出するアレイ状の受光部22およびこれらを覆う
検出部フード23から構成された結像系と、受光部22
からの光信号の処理を行なう波形成形回路15、検出さ
れた速度を演算出力する演算部18およびその速度を表
示する表示部19から構成された検出系とを備えてい
る。これらの上記実施例と共通する部分においては、同
じ符号を付して説明を省略する。
学式速度検出装置の概要を示してある。本例の装置も、
被測定物である物体1の方向に望んだレンチキュラーレ
ンズ29と、このレンチキュラーレンズ29が結像した
光を検出するアレイ状の受光部22およびこれらを覆う
検出部フード23から構成された結像系と、受光部22
からの光信号の処理を行なう波形成形回路15、検出さ
れた速度を演算出力する演算部18およびその速度を表
示する表示部19から構成された検出系とを備えてい
る。これらの上記実施例と共通する部分においては、同
じ符号を付して説明を省略する。
【0032】本例の装置において着目すべき点は、上記
の結像系および検出系に加え、パルス光を照射可能な照
射装置50を備えていることである。この照射装置50
は、所定の周期のパルスを発振するパルス制御部51
と、発振されたパルスに従ったパルス光を照射する照射
部52から構成されている。そして、結像系の受光部2
2から得られた光信号は、波形成形回路15に追加され
た同期検波回路45によって検波されノイズが除去され
た状態で演算部18に供給される。
の結像系および検出系に加え、パルス光を照射可能な照
射装置50を備えていることである。この照射装置50
は、所定の周期のパルスを発振するパルス制御部51
と、発振されたパルスに従ったパルス光を照射する照射
部52から構成されている。そして、結像系の受光部2
2から得られた光信号は、波形成形回路15に追加され
た同期検波回路45によって検波されノイズが除去され
た状態で演算部18に供給される。
【0033】図15は、照射装置50の構成を波形成形
回路15と対比できるように示してある。本例において
は、パルス制御部51は、水晶発振器等の所定のパルス
を発生する発振器53と、この発振器53からのパルス
を分周等することにより、予め設定された周期のタイミ
ング信号を発生させるタイミング発生回路54から構成
されており、タイミング発生回路54によって発生され
たタイミング信号は、発光素子を駆動する発光素子駆動
回路55、および波形成形回路15において同期検波を
行なう同期検波回路45の双方に供給される。発光素子
駆動回路55は、このタイミング信号に従って照射部5
2を形成する半導体レーザーあるいはLED等の発光素
子を発光させる。そして、照射部52から照射された光
は、速度Vで移動する物体1に反射し、レンチキュラー
レンズ29等で構成される結像系によって光信号に変換
される。
回路15と対比できるように示してある。本例において
は、パルス制御部51は、水晶発振器等の所定のパルス
を発生する発振器53と、この発振器53からのパルス
を分周等することにより、予め設定された周期のタイミ
ング信号を発生させるタイミング発生回路54から構成
されており、タイミング発生回路54によって発生され
たタイミング信号は、発光素子を駆動する発光素子駆動
回路55、および波形成形回路15において同期検波を
行なう同期検波回路45の双方に供給される。発光素子
駆動回路55は、このタイミング信号に従って照射部5
2を形成する半導体レーザーあるいはLED等の発光素
子を発光させる。そして、照射部52から照射された光
は、速度Vで移動する物体1に反射し、レンチキュラー
レンズ29等で構成される結像系によって光信号に変換
される。
【0034】図16は、本装置により検波されノイズが
除去される様子を示している。連続光の基では、物体1
の移動により受光部22において検出された光信号は、
波形W1に示すようにノイズ成分と混じった形で増幅さ
れる。これに対し、本例の装置においては、タイミング
発生回路54から波形W2として示すような高い周波数
(数kHz程度)のパルス信号が発生され、これに同期
して同じパルス状の光が照射部52から照射される。こ
のパルス状の照射光は、物体1で反射され、受光部22
において検出される。従って、連続光であれば波形W1
に示すような光信号が得られるが、本例の受光部22か
らはパルス状の照射光に変調された波形W3のような光
信号が得られる。
除去される様子を示している。連続光の基では、物体1
の移動により受光部22において検出された光信号は、
波形W1に示すようにノイズ成分と混じった形で増幅さ
れる。これに対し、本例の装置においては、タイミング
発生回路54から波形W2として示すような高い周波数
(数kHz程度)のパルス信号が発生され、これに同期
して同じパルス状の光が照射部52から照射される。こ
のパルス状の照射光は、物体1で反射され、受光部22
において検出される。従って、連続光であれば波形W1
に示すような光信号が得られるが、本例の受光部22か
らはパルス状の照射光に変調された波形W3のような光
信号が得られる。
【0035】このようなパルス状の照射光によって変調
された光信号を同期検波回路45によってタイミング信
号に同期して整流(検波)を行なうと、波形W4に示す
ような脈流の信号波形が得られる。そして、この波形W
4をローパスフィルタ44を通すことによってタイミン
グ信号を含めた高周波成分は除去され、速度Vに対応し
た低周波の周波数fを示す波形W5のようなS/N比の
高い出力を得ることができる。
された光信号を同期検波回路45によってタイミング信
号に同期して整流(検波)を行なうと、波形W4に示す
ような脈流の信号波形が得られる。そして、この波形W
4をローパスフィルタ44を通すことによってタイミン
グ信号を含めた高周波成分は除去され、速度Vに対応し
た低周波の周波数fを示す波形W5のようなS/N比の
高い出力を得ることができる。
【0036】このように本例の光学式速度検出装置にお
いては、高周波であるタイミング信号を発生させ、それ
と同期して照射した照射光によって得られた受光信号を
同期検波している。従って、検波後に得られた信号は非
常にS/N比が高いものであり、安定した、また精度の
高い速度Vを演算出力することが可能となる。また、本
例の装置においては、物体から反射される光を結像する
スリット状結像系が非常に明るいため、同期検波を行な
うために照射される光も弱いもので良い。従って、LE
Dあるいは半導体レーザー等の構成の簡単で、安価であ
り、さらに消費エネルギーの小さな照射装置を採用する
ことができ、速度検出装置全体としても、小形で安価な
ものでありながら、精度の高い装置を実現することがで
きる。
いては、高周波であるタイミング信号を発生させ、それ
と同期して照射した照射光によって得られた受光信号を
同期検波している。従って、検波後に得られた信号は非
常にS/N比が高いものであり、安定した、また精度の
高い速度Vを演算出力することが可能となる。また、本
例の装置においては、物体から反射される光を結像する
スリット状結像系が非常に明るいため、同期検波を行な
うために照射される光も弱いもので良い。従って、LE
Dあるいは半導体レーザー等の構成の簡単で、安価であ
り、さらに消費エネルギーの小さな照射装置を採用する
ことができ、速度検出装置全体としても、小形で安価な
ものでありながら、精度の高い装置を実現することがで
きる。
【0037】なお、本例においては、LED等の照射部
を断続的に発光させているが、連続的に発光する照射部
を回転するスリット等によって断続化して、その結果変
調された光信号を用いて同期検波することも勿論可能で
ある。また、照射する光も可視光に限らず、赤外光であ
ってももちろん良い。
を断続的に発光させているが、連続的に発光する照射部
を回転するスリット等によって断続化して、その結果変
調された光信号を用いて同期検波することも勿論可能で
ある。また、照射する光も可視光に限らず、赤外光であ
ってももちろん良い。
【0038】〔実施例4〕図17に、実施例4に係る光
学式速度検出装置の概略を示してある。なお、受光部2
2に結像するシリンドリカルレンズ等については実施例
1と同様につき、図示および説明を省略する。本例の装
置は、外部からの照射光によるノイズを除去し、安定し
た速度の計測を可能とする装置である。すなわち、道路
灯、あるいは室内の蛍光灯などは、一定の周期、例えば
60あるいは50Hzで点灯している。従って、物体1
から反射されたこれらの光も同じ交流の強度成分を備え
ており、受光部22の各受光部分31.1および31.
2からの電圧信号v1、v2も、図18に示すように、
同じ周波数の強度成分が存在し、これらがノイズとな
る。このようなノイズ成分v1、v2は位相は同じであ
るが、各受光部分31.1および31.2に同じ電圧v
を供給した場合であっても、各受光部分31.1および
31.2の感度にばらつきがあるため、ノイズ成分v
1、v2の振幅に差が生ずる。その結果、受光部分3
1.1、31.2からの光電流に対応した電圧信号が入
力されるオペアンプ41から、振幅の差に起因するノイ
ズ成分が出力され、このノイズの周波数が物体の速度を
示す周波数と近い場合には、速度を示す信号と誤認識さ
れる場合があり得る。
学式速度検出装置の概略を示してある。なお、受光部2
2に結像するシリンドリカルレンズ等については実施例
1と同様につき、図示および説明を省略する。本例の装
置は、外部からの照射光によるノイズを除去し、安定し
た速度の計測を可能とする装置である。すなわち、道路
灯、あるいは室内の蛍光灯などは、一定の周期、例えば
60あるいは50Hzで点灯している。従って、物体1
から反射されたこれらの光も同じ交流の強度成分を備え
ており、受光部22の各受光部分31.1および31.
2からの電圧信号v1、v2も、図18に示すように、
同じ周波数の強度成分が存在し、これらがノイズとな
る。このようなノイズ成分v1、v2は位相は同じであ
るが、各受光部分31.1および31.2に同じ電圧v
を供給した場合であっても、各受光部分31.1および
31.2の感度にばらつきがあるため、ノイズ成分v
1、v2の振幅に差が生ずる。その結果、受光部分3
1.1、31.2からの光電流に対応した電圧信号が入
力されるオペアンプ41から、振幅の差に起因するノイ
ズ成分が出力され、このノイズの周波数が物体の速度を
示す周波数と近い場合には、速度を示す信号と誤認識さ
れる場合があり得る。
【0039】そこで、本例の装置においては、このよう
な外部の光によるノイズ成分は、位相が等しいことに着
目して、各受光部分の感度を位相が等しいノイズ成分を
キャンセルするように制御するようにしている。これに
より、図19に示すように、受光部分31.1および3
1.2から出力されるノイズ成分v1、v2の周期的な
振幅の差は無くなり、オペアンプ41からの出力に影響
を与えることが防止できる。具体的には、オペアンプ6
1から構成される感度調整回路、すなわち、AGC回路
60を加え、オペアンプ61に一定電圧V0からノイズ
成分v1およびv2の値を差し引いた電圧を入力する。
これにより、受光部分31.1および31.2に印加さ
れるオペアンプ61の出力電圧vは、ノイズ成分v1と
v2の和が一定電圧V0となるように変動するので、受
光部分31.1および31.2の感度をノイズ成分v1
およびv2の変動がなくなる方向にフィードバック制御
できる。
な外部の光によるノイズ成分は、位相が等しいことに着
目して、各受光部分の感度を位相が等しいノイズ成分を
キャンセルするように制御するようにしている。これに
より、図19に示すように、受光部分31.1および3
1.2から出力されるノイズ成分v1、v2の周期的な
振幅の差は無くなり、オペアンプ41からの出力に影響
を与えることが防止できる。具体的には、オペアンプ6
1から構成される感度調整回路、すなわち、AGC回路
60を加え、オペアンプ61に一定電圧V0からノイズ
成分v1およびv2の値を差し引いた電圧を入力する。
これにより、受光部分31.1および31.2に印加さ
れるオペアンプ61の出力電圧vは、ノイズ成分v1と
v2の和が一定電圧V0となるように変動するので、受
光部分31.1および31.2の感度をノイズ成分v1
およびv2の変動がなくなる方向にフィードバック制御
できる。
【0040】このように、本例の光学式速度検出装置に
おいては、外光からのノイズ成分を除去することがで
き、安定した信頼性の高い速度値を得ることができる。
勿論、移動する物体からの光信号は、受光部分が異なれ
ば位相が反転するので、この感度調整回路の影響は受け
ず、キャンセルされることなく増幅され、精度の良い値
で検出することができる。
おいては、外光からのノイズ成分を除去することがで
き、安定した信頼性の高い速度値を得ることができる。
勿論、移動する物体からの光信号は、受光部分が異なれ
ば位相が反転するので、この感度調整回路の影響は受け
ず、キャンセルされることなく増幅され、精度の良い値
で検出することができる。
【0041】〔実施例5〕図20に本例の光学式速度検
出装置を構成するリニヤフレネルレンズ27と受光部2
2、さらにリニヤフレネルレンズ27の各レンズの焦点
距離近傍に挿入されたスリット群70を示してある。な
お、受光部22により検出された光信号の処理は、上記
実施例と同様であるので、図示、および説明を省略す
る。
出装置を構成するリニヤフレネルレンズ27と受光部2
2、さらにリニヤフレネルレンズ27の各レンズの焦点
距離近傍に挿入されたスリット群70を示してある。な
お、受光部22により検出された光信号の処理は、上記
実施例と同様であるので、図示、および説明を省略す
る。
【0042】本例の装置は、リニヤフレネルレンズ27
の各レンズに対し、一本のスリット71を有するスリッ
ト群70をその焦点距離近傍に挿入している。これによ
り、スリット71がカメラの絞りと同等の役目を果た
し、レンズの焦点距離近傍に設置することにより平行光
線のみを通過させる。これにより、リニヤフレネルレン
ズ27を用いたスリット状結像系の深度がさらに深くな
り、被測定物である物体までの距離がかなり変化しても
検出速度に与える影響を最小限に止めることができる。
従って、物体までの距離が大幅に変動するような場合の
速度の検出に優れた装置を実現することができる。
の各レンズに対し、一本のスリット71を有するスリッ
ト群70をその焦点距離近傍に挿入している。これによ
り、スリット71がカメラの絞りと同等の役目を果た
し、レンズの焦点距離近傍に設置することにより平行光
線のみを通過させる。これにより、リニヤフレネルレン
ズ27を用いたスリット状結像系の深度がさらに深くな
り、被測定物である物体までの距離がかなり変化しても
検出速度に与える影響を最小限に止めることができる。
従って、物体までの距離が大幅に変動するような場合の
速度の検出に優れた装置を実現することができる。
【0043】一般に、スリット71を設置して深度を深
くすると明るさが不足することとなり、精度の高い測定
は不可能である。しかし、本例の装置においては、従来
の並列に並べることが困難な球面レンズ等を用いた装置
と異なり、複数のリニヤフレネルレンズ27で構成され
たスリット状結像系を用いており、複数の光軸に対して
複数のスリット71を設置できる。このため、装置全体
として明るさを得ることを可能である。従って、深度を
深くしても明るく、測定精度を保持することができ、さ
らに、装置は小形で安価なもので構成することができ
る。もちろん、リニヤフレネルレンズに限らず、レンチ
キュラーレンズを用いた場合であっても、個々のシリン
ドリカルレンズの焦点距離に対応した位置にスリット7
1を設置可能なスリット群70を挿入することで上記と
同じ効果をえることができる。
くすると明るさが不足することとなり、精度の高い測定
は不可能である。しかし、本例の装置においては、従来
の並列に並べることが困難な球面レンズ等を用いた装置
と異なり、複数のリニヤフレネルレンズ27で構成され
たスリット状結像系を用いており、複数の光軸に対して
複数のスリット71を設置できる。このため、装置全体
として明るさを得ることを可能である。従って、深度を
深くしても明るく、測定精度を保持することができ、さ
らに、装置は小形で安価なもので構成することができ
る。もちろん、リニヤフレネルレンズに限らず、レンチ
キュラーレンズを用いた場合であっても、個々のシリン
ドリカルレンズの焦点距離に対応した位置にスリット7
1を設置可能なスリット群70を挿入することで上記と
同じ効果をえることができる。
【0044】上記の各実施例において説明した光学式速
度検出装置の応用例としては種々のものが考えられる。
例えば、速度測定器としての応用例としては、ゴルフク
ラブのヘッドスピード等の測定器、移動物体の通過スピ
ード測定器(スキー、スケート等のスポーツ/バイク、
自動車レースの観戦その他レジャー用として)、自動車
その他移動物の対地速度測定装置、速度測定カメラ(カ
メラに内蔵することによって、被写体の速度をフィルム
上に記録するもの)、粘液や粉体等の流速、流量測定器
がある。また、距離測定器としての応用例としては、自
動車その他移動物の座標測定器(車両等の両脇に設置す
ることにより、移動量を検出可能である。さらに、個々
の測定器から検出した移動量の差から、旋回角度の演算
等が可能であり、この結果、移動座標が測定でき
る。)、布や紙の巻取量(移動長さ)測定器、リニアエ
ンコーダとしての応用(現在使用されいているリニアエ
ンコーダは、検出部にスリット板等の有限な長さの部品
を用いていることから、測定距離が制限される。上記実
施例の装置を用いれば、連続物であれば長さに制限なく
距離測定が可能であるため、従来コスト的または技術的
に困難とされていた長軸物、例えば長軸のシリンダーの
移動量検出などが可能となる。)がある。
度検出装置の応用例としては種々のものが考えられる。
例えば、速度測定器としての応用例としては、ゴルフク
ラブのヘッドスピード等の測定器、移動物体の通過スピ
ード測定器(スキー、スケート等のスポーツ/バイク、
自動車レースの観戦その他レジャー用として)、自動車
その他移動物の対地速度測定装置、速度測定カメラ(カ
メラに内蔵することによって、被写体の速度をフィルム
上に記録するもの)、粘液や粉体等の流速、流量測定器
がある。また、距離測定器としての応用例としては、自
動車その他移動物の座標測定器(車両等の両脇に設置す
ることにより、移動量を検出可能である。さらに、個々
の測定器から検出した移動量の差から、旋回角度の演算
等が可能であり、この結果、移動座標が測定でき
る。)、布や紙の巻取量(移動長さ)測定器、リニアエ
ンコーダとしての応用(現在使用されいているリニアエ
ンコーダは、検出部にスリット板等の有限な長さの部品
を用いていることから、測定距離が制限される。上記実
施例の装置を用いれば、連続物であれば長さに制限なく
距離測定が可能であるため、従来コスト的または技術的
に困難とされていた長軸物、例えば長軸のシリンダーの
移動量検出などが可能となる。)がある。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、レン
ズに入射した光をスリット状に集光可能なシリンドリカ
ルレンズ、このシリンドリカスレンズが並列に並べられ
たレンチキュラーレンズ、あるいはリニヤフレネルレン
ズ等を用いて、焦点深度が深い光学系であっても、明る
いスリット状結像系を得るようにしている。従って、あ
る速度で移動する被測定物からの光は、このようなスリ
ット状結像系によってアレイ状受光部にスリット状に結
像され、空間フィルタを用いた従来の光学式速度検出装
置と同様にその被測定物の速度を算出することができ
る。さらに、シリンドリカルレンズ、リニヤフレネルレ
ンズは平行して複数のレンズを並べることが可能であ
り、これによっても、多数の光軸を容易に得ることがで
きることから、深度が深く、同時に明るいスリット状結
像系とすることができ、投光機等を省略することが可能
である。従って、本発明に係る光学式速度検出装置は、
構造が簡単で、小形軽量であり、廉価に製造することが
できるものである。もちろん、精度においては、アレイ
状受光部に得られたスリット状の結像によって、空間フ
ィルタと同等の機能を得ることができるため、小形であ
りながら高い値を確保することが可能である。
ズに入射した光をスリット状に集光可能なシリンドリカ
ルレンズ、このシリンドリカスレンズが並列に並べられ
たレンチキュラーレンズ、あるいはリニヤフレネルレン
ズ等を用いて、焦点深度が深い光学系であっても、明る
いスリット状結像系を得るようにしている。従って、あ
る速度で移動する被測定物からの光は、このようなスリ
ット状結像系によってアレイ状受光部にスリット状に結
像され、空間フィルタを用いた従来の光学式速度検出装
置と同様にその被測定物の速度を算出することができ
る。さらに、シリンドリカルレンズ、リニヤフレネルレ
ンズは平行して複数のレンズを並べることが可能であ
り、これによっても、多数の光軸を容易に得ることがで
きることから、深度が深く、同時に明るいスリット状結
像系とすることができ、投光機等を省略することが可能
である。従って、本発明に係る光学式速度検出装置は、
構造が簡単で、小形軽量であり、廉価に製造することが
できるものである。もちろん、精度においては、アレイ
状受光部に得られたスリット状の結像によって、空間フ
ィルタと同等の機能を得ることができるため、小形であ
りながら高い値を確保することが可能である。
【0046】このような光学式速度検出装置に、さら
に、本発明においては、2以上の受光群を構成し、被測
定物の移動方向の判別を可能としている。従って、距
離、あるいは加速度等、種々のデータを算出することも
可能としている。また、ノイズへの対策として、同期検
波手段を実現し、S/N比の高い出力を可能としてい
る。
に、本発明においては、2以上の受光群を構成し、被測
定物の移動方向の判別を可能としている。従って、距
離、あるいは加速度等、種々のデータを算出することも
可能としている。また、ノイズへの対策として、同期検
波手段を実現し、S/N比の高い出力を可能としてい
る。
【0047】さらに、外乱ノイズ光に対しても感度調整
回路を設置することによって対処し、誤検出を防止し、
精度が高く安定した機能を果たすことが可能な速度検出
装置を実現している。また、スリット部分が構成された
スリット手段を挿入することによって、さらに深度が深
く、被測定物との距離に影響されずに高精度の測定が可
能な速度検出装置も実現している。
回路を設置することによって対処し、誤検出を防止し、
精度が高く安定した機能を果たすことが可能な速度検出
装置を実現している。また、スリット部分が構成された
スリット手段を挿入することによって、さらに深度が深
く、被測定物との距離に影響されずに高精度の測定が可
能な速度検出装置も実現している。
【図1】本発明の実施例1に係る光学式速度検出装置の
概要を示す説明図である。
概要を示す説明図である。
【図2】図1に示す光学式速度検出装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】図1に示す光学式速度検出装置の作用を示す説
明図である。
明図である。
【図4】図1に示す速度検出装置の受光部を示す説明図
である。
である。
【図5】図4に示す受光部に検出される光信号を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図6】図4に示す受光部からの光信号を処理する検出
系の構成を示すブロック図である。
系の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示す受光部がフォトダイオードに代わっ
た場合の構成を示す説明図である。
た場合の構成を示す説明図である。
【図8】図4に示す受光部の他の配列を示す説明図であ
る。
る。
【図9】図1に示す速度検出装置においてシリンドリカ
ルレンズに代わって採用されるレンチキュラーレンズを
示す斜視図である。
ルレンズに代わって採用されるレンチキュラーレンズを
示す斜視図である。
【図10】図9に示すレンチキュラーレンズに代わり用
いることができるリニヤフレネルレンズを示す斜視図で
ある。
いることができるリニヤフレネルレンズを示す斜視図で
ある。
【図11】図9に示すレンチキュラーレンズに代わり用
いることができるエシュレット格子状のプリズムを示す
斜視図である。
いることができるエシュレット格子状のプリズムを示す
斜視図である。
【図12】本発明の実施例2に係る光学式速度検出装置
の受光部および波形成形回路の構成を示す説明図であ
る。
の受光部および波形成形回路の構成を示す説明図であ
る。
【図13】図12に示す波形成形回路から得られた波形
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図14】本発明の実施例3に係る光学式速度検出装置
の概要を示す説明図である。
の概要を示す説明図である。
【図15】図14に示す速度検出装置の検出系、および
照射装置の概要を示すブロック図である。
照射装置の概要を示すブロック図である。
【図16】図14に示す速度検出装置の各部分で得られ
る波形を示す説明図である。
る波形を示す説明図である。
【図17】本発明の実施例4に係る光学式速度検出装置
の概要を示すブロック図である。
の概要を示すブロック図である。
【図18】図17に示す速度検出装置で発生するノイズ
状態を説明するグラフ図である。
状態を説明するグラフ図である。
【図19】図17に示す速度検出装置でノイズ状態が解
消された状態を示すグラフ図である。
消された状態を示すグラフ図である。
【図20】本発明の実施例5に係る光学式速度検出装置
のスリット状結像系を示す説明図である。
のスリット状結像系を示す説明図である。
【図21】空間フィルタを用いた光学式速度検出装置の
原理を示す説明図である。
原理を示す説明図である。
【図22】従来の光学式速度検出装置の構成を示す説明
図である。
図である。
1 ・・移動物体 2 ・・結像レンズ 3 ・・空間フィルタ 4 ・・コンデンサレンズ 5 ・・受光器 6 ・・周波数分析器 15・・波形成形回路 18・・演算部 19・・表示部 20・・光学式速度検出装置 21・・シリンドリカルレンズ 22・・受光部 23・・検出部フード 27・・リニヤフレネルレンズ 28・・エシュレット格子状のプリズム 29・・レンチキュラーレンズ 30・・受光素子 31・・受光部分 32、33・・検出抵抗 34・・フォトダイオード 41、61・・オペアンプ 42・・パスコンデンサ 43・・バッファ 44・・ローバスフィルタ 45・・周期検波回路 50・・照射装置 51・・パルス制御部 52・・照射部 53・・発振器 54・・タイミング発生回路 55・・発光素子駆動回路 60・・感度調整回路(AGC回路) 70・・スリット群 71・・スリット
Claims (6)
- 【請求項1】 被測定物からの光を少なくとも1次元方
向のスリット状に集光でき、2以上の受光部分が配列さ
れたアレイ状受光部のそれぞれの前記受光部分に結像可
能なスリット状結像系と、前記アレイ状受光部からの出
力信号の中心周波数から速度を検出する速度検出系とを
有することを特徴とする光学式速度検出装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スリット状結像
系は、シリンドリカルレンズ、レンチキュラーレンズ、
リニヤフレネルレンズおよびエシュレット格子を含む群
から選択された1つを備えていることを特徴とする光学
式速度検出装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、受光部分に
よる2以上の受光群が前記アレイ状受光部に構成され、
この受光群が、前記1次元方向に沿って相互に配置され
ていることを特徴とする光学式速度検出装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記被測定物に所定の周期のパルス光を照射する照射手
段と、前記アレイ状受光部からの信号を前記所定の周期
で同期処理する同期検波手段とを有することを特徴とす
る光学式速度検出装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記受光部分のそれぞれから出力される信号の同期成分
の和を一定に制御する感度調整手段を有すること特徴と
する光学式速度検出装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記スリット状結像系の各レンズの焦点距離近傍に、各
レンズに対応した2以上のスリット部分が構成されたス
リット手段を有することを特徴とする光学式速度検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26752492A JP3197074B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 光学式速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26752492A JP3197074B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 光学式速度検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118088A true JPH06118088A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3197074B2 JP3197074B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=17446029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26752492A Expired - Fee Related JP3197074B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 光学式速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3197074B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003215143A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-30 | Sharp Corp | 光学式移動検出装置およびそれを備えた搬送処理システム |
| US6610975B2 (en) | 2000-12-07 | 2003-08-26 | Harmonic Drive Systems, Inc. | Optical encoder |
| JP2004506919A (ja) * | 2000-08-25 | 2004-03-04 | アムニス コーポレイション | 細胞などの小さな移動物体の速度測定 |
| JP2010145217A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Canon Inc | 飛翔物体の速度測定装置および速度測定方法 |
| JP2017500556A (ja) * | 2013-11-29 | 2017-01-05 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26752492A patent/JP3197074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004506919A (ja) * | 2000-08-25 | 2004-03-04 | アムニス コーポレイション | 細胞などの小さな移動物体の速度測定 |
| US6610975B2 (en) | 2000-12-07 | 2003-08-26 | Harmonic Drive Systems, Inc. | Optical encoder |
| JP2003215143A (ja) * | 2002-01-17 | 2003-07-30 | Sharp Corp | 光学式移動検出装置およびそれを備えた搬送処理システム |
| JP2010145217A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Canon Inc | 飛翔物体の速度測定装置および速度測定方法 |
| JP2017500556A (ja) * | 2013-11-29 | 2017-01-05 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3197074B2 (ja) | 2001-08-13 |
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