JPH06118317A - マトリクス光導波路スイッチ - Google Patents
マトリクス光導波路スイッチInfo
- Publication number
- JPH06118317A JPH06118317A JP26744092A JP26744092A JPH06118317A JP H06118317 A JPH06118317 A JP H06118317A JP 26744092 A JP26744092 A JP 26744092A JP 26744092 A JP26744092 A JP 26744092A JP H06118317 A JPH06118317 A JP H06118317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical waveguide
- optical
- core
- input
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溝幅や、溝位置精度に対する要求条件を厳し
くすることなく、低挿入損失で高性能なマトリクス光導
波路スイッチを提供する。 【構成】 入力光信号用光導波路の入力側と、出力光信
号用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅、屈折率
の何れか一方または両方を長さ方向に変化させた光導波
路部を形成した。
くすることなく、低挿入損失で高性能なマトリクス光導
波路スイッチを提供する。 【構成】 入力光信号用光導波路の入力側と、出力光信
号用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅、屈折率
の何れか一方または両方を長さ方向に変化させた光導波
路部を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システム等にお
ける半永久的な光路設定・切替に用いられるマトリクス
光導波路スイッチに関するものである。
ける半永久的な光路設定・切替に用いられるマトリクス
光導波路スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマトリクス光導波路スイ
ッチの例として、「光路切替装置」(特願昭62−20
4845号)や、「マトリクス光導波路スイッチ」(特
願平3−1502号)に開示されたものがある。図1は
前者で開示された従来例の構造であり、図2は後者で開
示された従来例の構造である。図1中、1,2はリッジ
型光導波路、3はリッジ型導波路1,2の交差部に設け
られた間隙である。図2中、4は埋め込み型光導波路、
5はクラッド、6は入力信号用コア、7は出力信号用コ
ア、8は溝、9は液溜である。一般に、この種のマトリ
スク光導波路スイッチは、その入力端,出力端にシング
ルモード光ファイバが接続されて使用される。従って、
低接続損失,低反射減衰を実現するため、光導波路のコ
ア幅やコア,クラッドの屈折率は、シングルモード光フ
ァイバの値とほぼ等しい値に形成されている。
ッチの例として、「光路切替装置」(特願昭62−20
4845号)や、「マトリクス光導波路スイッチ」(特
願平3−1502号)に開示されたものがある。図1は
前者で開示された従来例の構造であり、図2は後者で開
示された従来例の構造である。図1中、1,2はリッジ
型光導波路、3はリッジ型導波路1,2の交差部に設け
られた間隙である。図2中、4は埋め込み型光導波路、
5はクラッド、6は入力信号用コア、7は出力信号用コ
ア、8は溝、9は液溜である。一般に、この種のマトリ
スク光導波路スイッチは、その入力端,出力端にシング
ルモード光ファイバが接続されて使用される。従って、
低接続損失,低反射減衰を実現するため、光導波路のコ
ア幅やコア,クラッドの屈折率は、シングルモード光フ
ァイバの値とほぼ等しい値に形成されている。
【0003】これらマトリクス光導波路スイッチの動作
は、以下の通りである。すなわち、図1の例では間隙3
に、図2の例では溝8に、屈折率が導波路コアに近似す
る屈折率整合液を、注入あるいは排出することにより、
光路の切替が行われる。屈折率整合液が、間隙3(図
1)や溝8(図2)に満たされている場合には、その交
差部では、入力光は直進し、屈折率整合液が排出されて
いる場合には、その交差部で入力光は反射され、出力側
のリッジ型導波路2(図1)、あるいは出力信号用コア
7(図2)に導かれる。
は、以下の通りである。すなわち、図1の例では間隙3
に、図2の例では溝8に、屈折率が導波路コアに近似す
る屈折率整合液を、注入あるいは排出することにより、
光路の切替が行われる。屈折率整合液が、間隙3(図
1)や溝8(図2)に満たされている場合には、その交
差部では、入力光は直進し、屈折率整合液が排出されて
いる場合には、その交差部で入力光は反射され、出力側
のリッジ型導波路2(図1)、あるいは出力信号用コア
7(図2)に導かれる。
【0004】しかし、従来のこの種のマトリクス光導波
路スイッチには以下の問題点があった。図3は、図2の
例におけるコアの交差部を拡大した図である。図中、1
1は理想的な位置に形成された溝、12は実際に形成さ
れた溝である。この種のマトリクス光導波路スイッチの
挿入損失を小さくするためには、屈折率整合液が溝に満
たされている場合の直進挿入損失と、屈折率整合液が排
出されている場合の反射挿入損失を低下させる必要があ
る。直進挿入損失は、屈折率整合液の屈折率を温度変化
等のために完全にコアの屈折率と一致させることが事実
上不可能なために、生じる。この直進挿入損失を低下さ
せるためには、溝の幅dを狭くする必要があるが、必要
な溝深さが数10μmにもなるため、高度なリソグラフ
ィ技術を用いても、傾きのない溝の幅dを10μm以下
にすることは困難である。また、反射挿入損失を低下さ
せるためには、溝を理想的な位置に形成する必要があ
る。理想的な位置とは、言うまでもなく、入力側1のコ
アと溝11のなす角θと、出力側2のコアと溝11のな
す角φとが、等しく、入力側1のコアの中心軸と出力側
2のコアの中心軸の交点に溝11の壁面が形成される位
置である。なお、ここで述べている溝11の壁面は、物
理的な壁面ではなく、グース−ヘンヒェンシフトを考慮
した仮想面である。コアに対する角度の精密な位置合わ
せは、現状のリソグラフィ技術を用いれば充分に達成さ
れる。しかし、コア中心軸の交点に対する位置合わせs
は、高度なリソグラフィ技術を用いても、1μm以下の
位置決め精度を信頼性よく達成することは困難である。
路スイッチには以下の問題点があった。図3は、図2の
例におけるコアの交差部を拡大した図である。図中、1
1は理想的な位置に形成された溝、12は実際に形成さ
れた溝である。この種のマトリクス光導波路スイッチの
挿入損失を小さくするためには、屈折率整合液が溝に満
たされている場合の直進挿入損失と、屈折率整合液が排
出されている場合の反射挿入損失を低下させる必要があ
る。直進挿入損失は、屈折率整合液の屈折率を温度変化
等のために完全にコアの屈折率と一致させることが事実
上不可能なために、生じる。この直進挿入損失を低下さ
せるためには、溝の幅dを狭くする必要があるが、必要
な溝深さが数10μmにもなるため、高度なリソグラフ
ィ技術を用いても、傾きのない溝の幅dを10μm以下
にすることは困難である。また、反射挿入損失を低下さ
せるためには、溝を理想的な位置に形成する必要があ
る。理想的な位置とは、言うまでもなく、入力側1のコ
アと溝11のなす角θと、出力側2のコアと溝11のな
す角φとが、等しく、入力側1のコアの中心軸と出力側
2のコアの中心軸の交点に溝11の壁面が形成される位
置である。なお、ここで述べている溝11の壁面は、物
理的な壁面ではなく、グース−ヘンヒェンシフトを考慮
した仮想面である。コアに対する角度の精密な位置合わ
せは、現状のリソグラフィ技術を用いれば充分に達成さ
れる。しかし、コア中心軸の交点に対する位置合わせs
は、高度なリソグラフィ技術を用いても、1μm以下の
位置決め精度を信頼性よく達成することは困難である。
【0005】従って、従来のマトリクス光導波路スイッ
チの構造では、低挿入損失化は不可能であるという問題
があった。
チの構造では、低挿入損失化は不可能であるという問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点に鑑み、溝幅や、溝位置精度に対する要求条件を
厳しくすることなく、低挿入損失で高性能なマトリクス
光導波路スイッチを実現することを課題とするものであ
る。
問題点に鑑み、溝幅や、溝位置精度に対する要求条件を
厳しくすることなく、低挿入損失で高性能なマトリクス
光導波路スイッチを実現することを課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマトリクス光導
波路スイッチは、入力光信号用光導波路の入力側と、出
力光信号用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅、
屈折率の何れか一方または両方を長さ方向に変化させた
光導波路部が形成されていることを特徴とする。
波路スイッチは、入力光信号用光導波路の入力側と、出
力光信号用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅、
屈折率の何れか一方または両方を長さ方向に変化させた
光導波路部が形成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明のマトリクス光導波路スイッ
チによれば、溝幅や、溝位置精度に対する要求条件を厳
しくすることなく、挿入損失を低下させ、性能の向上を
図ることができる。
チによれば、溝幅や、溝位置精度に対する要求条件を厳
しくすることなく、挿入損失を低下させ、性能の向上を
図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】(実施例1)図4は、本発明の第1の実施
例を示す図である。なお、図中、図2で用いた符号と同
一の符号は同一構成要素を示す。図4において、21
は、入力光信号用光導波路の入力側に設けたコア幅を長
さ方向に変化させた光導波路部であり、22は、出力光
信号用光導波路の出力側に設けたコア幅を長さ方向に変
化させた光導波路部である。入力側の光導波路部の入力
端のコア幅21d1 は、接続するファイバのコア幅とほ
ぼ等しく、また、交差部側のコア幅21d2 は、ファイ
バコアの幅より大きく形成されている。また、出力側の
光導波路部22の交差部側のコア幅22d2 は、ファイ
バコアの幅より大きく、出力端のコア幅22d1 は、接
続するファイバのコア幅とほぼ等しく形成されている。
本実施例のマトリクス光導波路スイッチの入力端と出力
端にシングルモード光ファイバを接続して、レーザ光を
入力端から入射させた場合、入射されたレーザ光のビー
ム径は、光導波路部21のコア径が大きくなるにつれて
拡大して、交差部へ導かれる。交差部に導かれたレーザ
ビームは所望の交差部で光路交換された後、出力光信号
用光導波路の光導波路部22に入射する。そして、レー
ザ光のビーム径は、光導波路部22のコア径が小さくな
るにつれて、徐々に縮小され、光ファイバに出力され
る。
例を示す図である。なお、図中、図2で用いた符号と同
一の符号は同一構成要素を示す。図4において、21
は、入力光信号用光導波路の入力側に設けたコア幅を長
さ方向に変化させた光導波路部であり、22は、出力光
信号用光導波路の出力側に設けたコア幅を長さ方向に変
化させた光導波路部である。入力側の光導波路部の入力
端のコア幅21d1 は、接続するファイバのコア幅とほ
ぼ等しく、また、交差部側のコア幅21d2 は、ファイ
バコアの幅より大きく形成されている。また、出力側の
光導波路部22の交差部側のコア幅22d2 は、ファイ
バコアの幅より大きく、出力端のコア幅22d1 は、接
続するファイバのコア幅とほぼ等しく形成されている。
本実施例のマトリクス光導波路スイッチの入力端と出力
端にシングルモード光ファイバを接続して、レーザ光を
入力端から入射させた場合、入射されたレーザ光のビー
ム径は、光導波路部21のコア径が大きくなるにつれて
拡大して、交差部へ導かれる。交差部に導かれたレーザ
ビームは所望の交差部で光路交換された後、出力光信号
用光導波路の光導波路部22に入射する。そして、レー
ザ光のビーム径は、光導波路部22のコア径が小さくな
るにつれて、徐々に縮小され、光ファイバに出力され
る。
【0011】図5は、ビーム径と挿入損失(直進挿入損
失、反射挿入損失)に及ぼすコア径の影響を定性的に説
明するグラフである。ここで、直進挿入損失とは、若干
屈折率が異なる屈折率整合液が注入されるために生じる
損失であり、反射挿入損失とは溝位置が理想位置に対し
て平行移動するために生じる損失である。直進挿入損失
と反射挿入損失とは、定性的には同様の傾向を示すの
で、図5では一つの曲線で代表して示してある。
失、反射挿入損失)に及ぼすコア径の影響を定性的に説
明するグラフである。ここで、直進挿入損失とは、若干
屈折率が異なる屈折率整合液が注入されるために生じる
損失であり、反射挿入損失とは溝位置が理想位置に対し
て平行移動するために生じる損失である。直進挿入損失
と反射挿入損失とは、定性的には同様の傾向を示すの
で、図5では一つの曲線で代表して示してある。
【0012】ところで、シングルモード光ファイバのコ
ア径は、ファイバ中を唯一の伝播モードが存在するよう
に選ばれている。この条件は、次式で表される。
ア径は、ファイバ中を唯一の伝播モードが存在するよう
に選ばれている。この条件は、次式で表される。
【0013】
【数1】V=akn1 (2Δ)1/2 <2.405 V:規格化周波数, a:コア径, k:2π/λ, Δ:(n1 −n2 )/n1 , n1 :コアの屈折率, n2 :クラッドの屈折率 この条件によりコア径の上限(a=amax )が示され
る。
る。
【0014】一方、低伝送損失の観点から、ビーム径は
小さいほうが有利であるため、ファイバコア径は、この
上限値に近い値a=af ≒amax に設定されている。
小さいほうが有利であるため、ファイバコア径は、この
上限値に近い値a=af ≒amax に設定されている。
【0015】しかし、従来例と同様に、光導波路のコア
径をファイバコア径と同じに設定した場合、図5からも
明らかなように、a=af 近傍で直進挿入損失、反射挿
入損失はともに極大値を取り、マトリクス型光導波路ス
イッチのコア径としては適当ではない。
径をファイバコア径と同じに設定した場合、図5からも
明らかなように、a=af 近傍で直進挿入損失、反射挿
入損失はともに極大値を取り、マトリクス型光導波路ス
イッチのコア径としては適当ではない。
【0016】そこで本実施例では、入力光信号用光導波
路の入力側および出力光信号用光導波路の出力側にコア
幅を長さ方向に変化させた光導波路部21および22を
設け、交差部のコア幅を、a=as1>af に設定してい
る。このため、交差部におけるビーム径は、ファイバ内
でのビーム径より大きくなり、直進挿入損失、反射挿入
損失は、両者ともコア径がa=af の時よりも格段に低
下する。
路の入力側および出力光信号用光導波路の出力側にコア
幅を長さ方向に変化させた光導波路部21および22を
設け、交差部のコア幅を、a=as1>af に設定してい
る。このため、交差部におけるビーム径は、ファイバ内
でのビーム径より大きくなり、直進挿入損失、反射挿入
損失は、両者ともコア径がa=af の時よりも格段に低
下する。
【0017】コア径a=af は、前に示した唯一の伝播
モードが存在する条件を満足していない場合もありえる
が、交差部の光路長が高々数cm以下であるため、基本
モード以外の伝播モードが励起されることはなく、重大
な問題とはならない。
モードが存在する条件を満足していない場合もありえる
が、交差部の光路長が高々数cm以下であるため、基本
モード以外の伝播モードが励起されることはなく、重大
な問題とはならない。
【0018】また、ファイバとの接続部のコア幅はファ
イバと等しくしてあるため、接続損失も問題とはならな
い。
イバと等しくしてあるため、接続損失も問題とはならな
い。
【0019】さらに、光導波路部21,22の長さを数
mm〜数cmにすれば、ビーム径変更による損失もほと
んど無視できる。
mm〜数cmにすれば、ビーム径変更による損失もほと
んど無視できる。
【0020】以上の結果として、挿入損失の低いマトリ
クス光導波路スイッチが実現できる。
クス光導波路スイッチが実現できる。
【0021】(実施例2)図6は、本発明の第2の実施
例を示す図である。31は、入力光信号用光導波路の入
力端におけるコア幅が長さ方向に変化した光導波路部で
あり、32は、出力光信号用光導波路の出力端における
コア幅が長さ方向に変化した光導波路部である。入力側
の光導波路部31の入力端のコア幅31d1 は、接続す
るファイバのコア幅とほぼ等しくa=af に、また、交
差部側のコア幅31d2 は、ファイバコアの幅より小さ
く、図5に示すa=as2<af に形成されている。ま
た、出力側の光導波路部32の交差部側のコア幅32d
2 は、ファイバコアの幅より小さくa=as2<af に、
出力端のコア幅32d1 は、接続するファイバのコア幅
とほぼ等しくa=af に形成されている。交差部のコア
幅31d2 ,32d2 はa=as2<af に形成されてお
り、図5に示すように、導波路の閉じ込み効果が低下
し、ビーム径が大きくなる。そのため、本実施例によっ
ても、第1の実施例と同様に挿入損失の低いマトリクス
光導波路スイッチが実現できる。
例を示す図である。31は、入力光信号用光導波路の入
力端におけるコア幅が長さ方向に変化した光導波路部で
あり、32は、出力光信号用光導波路の出力端における
コア幅が長さ方向に変化した光導波路部である。入力側
の光導波路部31の入力端のコア幅31d1 は、接続す
るファイバのコア幅とほぼ等しくa=af に、また、交
差部側のコア幅31d2 は、ファイバコアの幅より小さ
く、図5に示すa=as2<af に形成されている。ま
た、出力側の光導波路部32の交差部側のコア幅32d
2 は、ファイバコアの幅より小さくa=as2<af に、
出力端のコア幅32d1 は、接続するファイバのコア幅
とほぼ等しくa=af に形成されている。交差部のコア
幅31d2 ,32d2 はa=as2<af に形成されてお
り、図5に示すように、導波路の閉じ込み効果が低下
し、ビーム径が大きくなる。そのため、本実施例によっ
ても、第1の実施例と同様に挿入損失の低いマトリクス
光導波路スイッチが実現できる。
【0022】(実施例3)本発明の第3の実施例は、入
力光信号用光導波路の入力側および出力信号用光導波路
の出力側におけるコア屈折率を長さ方向に変化させた光
導波路部を持つマトリクス光導波路スイッチである。
力光信号用光導波路の入力側および出力信号用光導波路
の出力側におけるコア屈折率を長さ方向に変化させた光
導波路部を持つマトリクス光導波路スイッチである。
【0023】入力側の光導波路部の入力端のコア屈折率
は、接続するファイバのコア屈折率nf とほぼ等しく、
また、交差部側のコア屈折率は、ファイバコアの屈折率
より小さく、n=ns <nf に形成されている。また、
出力側の光導波路部の交差部側のコア屈折率は、ファイ
バコアの屈折率より小さく、n=ns <nf に、出力端
のコア幅は、接続するファイバのコア屈折率nf とほぼ
等しく形成されている。なお、ファイバコアの屈折率n
f は、前に述べたファイバ中を唯一の伝播モードが存在
する条件から決定されている。
は、接続するファイバのコア屈折率nf とほぼ等しく、
また、交差部側のコア屈折率は、ファイバコアの屈折率
より小さく、n=ns <nf に形成されている。また、
出力側の光導波路部の交差部側のコア屈折率は、ファイ
バコアの屈折率より小さく、n=ns <nf に、出力端
のコア幅は、接続するファイバのコア屈折率nf とほぼ
等しく形成されている。なお、ファイバコアの屈折率n
f は、前に述べたファイバ中を唯一の伝播モードが存在
する条件から決定されている。
【0024】図7は、クラッドの屈折率が1.46の場
合における、ビーム径と挿入損失に及ぼすコア屈折率の
影響を定性的に示す図である。コア屈折率が高いほどビ
ーム径は小さく、挿入損失は大きくなる。従って、入力
光信号用光導波路に入射されたビームは、入力光信号用
光導波路のコア屈折率を長さ方向に変化させた光導波路
部においては、ビーム径を徐々に広げ、交差部に入射す
る。また、出力光信号用光導波路に入射したビームは、
コア屈折率を長さ方向に変化させた光導波路部において
は、ビーム径を徐々に狭めて最終的にファイバのビーム
径と等しくなる。スイッチ機能を持つ交差部のコア屈折
率は、ファイバのコア屈折率nf より小さいns に形成
されているため、挿入損失は図7に示すように格段に低
下する。
合における、ビーム径と挿入損失に及ぼすコア屈折率の
影響を定性的に示す図である。コア屈折率が高いほどビ
ーム径は小さく、挿入損失は大きくなる。従って、入力
光信号用光導波路に入射されたビームは、入力光信号用
光導波路のコア屈折率を長さ方向に変化させた光導波路
部においては、ビーム径を徐々に広げ、交差部に入射す
る。また、出力光信号用光導波路に入射したビームは、
コア屈折率を長さ方向に変化させた光導波路部において
は、ビーム径を徐々に狭めて最終的にファイバのビーム
径と等しくなる。スイッチ機能を持つ交差部のコア屈折
率は、ファイバのコア屈折率nf より小さいns に形成
されているため、挿入損失は図7に示すように格段に低
下する。
【0025】以上説明したように、本実施例によっても
低挿入損失なマトリクス光導波路スイッチが実現でき
る。
低挿入損失なマトリクス光導波路スイッチが実現でき
る。
【0026】ここに示した3つの実施例では、入力信号
用光導波路の入力端および出力信号用光導波路の出力端
の光導波路部において、コア幅と屈折率を単独に変化さ
せた例であるが、両者を同時に変化させた場合でも同様
の効果があることは言うまでもない。
用光導波路の入力端および出力信号用光導波路の出力端
の光導波路部において、コア幅と屈折率を単独に変化さ
せた例であるが、両者を同時に変化させた場合でも同様
の効果があることは言うまでもない。
【0027】さらに、本実施例の説明では、交差部にお
ける溝の幅や位置決め精度が与えられた場合に、本発明
によって得られる挿入損失低下に対する効果を述べた
が、必要とされる挿入損失が与えられる場合には、それ
を実現するために必要な溝の幅や位置決め精度に対する
要求条件が緩和されるという効果があることは自明であ
る。
ける溝の幅や位置決め精度が与えられた場合に、本発明
によって得られる挿入損失低下に対する効果を述べた
が、必要とされる挿入損失が与えられる場合には、それ
を実現するために必要な溝の幅や位置決め精度に対する
要求条件が緩和されるという効果があることは自明であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるマト
リクス光導波路スイッチによれば、入力光信号用光導波
路の入力端と、出力光信号用光導波路の出力端とに、光
導波路のコア幅および屈折率の何れか一方または両方を
長さ方向に変化させた光導波路部が形成されているた
め、低挿入損失の低下および性能の向上が実現できる。
また、必要とされる挿入損失が与えられる場合には、加
工精度に対する要求条件が緩和されるため、製造歩留り
の向上も実現できる。
リクス光導波路スイッチによれば、入力光信号用光導波
路の入力端と、出力光信号用光導波路の出力端とに、光
導波路のコア幅および屈折率の何れか一方または両方を
長さ方向に変化させた光導波路部が形成されているた
め、低挿入損失の低下および性能の向上が実現できる。
また、必要とされる挿入損失が与えられる場合には、加
工精度に対する要求条件が緩和されるため、製造歩留り
の向上も実現できる。
【図1】マトリクス光導波路スイッチの従来例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】マトリクス光導波路スイッチの他の従来例を示
す平面構成図である。
す平面構成図である。
【図3】従来のマトリクス光導波路スイッチのコアの交
差部の拡大図である。
差部の拡大図である。
【図4】本発明のマトリクス光導波路スイッチの第1の
実施例の平面構成図である。
実施例の平面構成図である。
【図5】本発明の第1および第2の実施例におけるビー
ム径と挿入損失に及ぼすコア径の影響を定性的に説明す
るグラフである。
ム径と挿入損失に及ぼすコア径の影響を定性的に説明す
るグラフである。
【図6】本発明のマトリクス光導波路スイッチの第2の
実施例の平面構成図である。
実施例の平面構成図である。
【図7】本発明の第3の実施例におけるビーム径と挿入
損失に及ぼすコア屈折率の影響を定性的に説明するグラ
フである。
損失に及ぼすコア屈折率の影響を定性的に説明するグラ
フである。
1,2 リッジ型光導波路 3 リッジ型導波路1,2の交差部に設けられた間隙 4 埋め込み型光導波路 5 クラッド 6 入力信号用コア 7 出力信号用コア 8 溝 9 液溜 11 理想的な位置に形成された溝 12 実際に形成された溝 21,31 入力信号用光導波路の入力端におけるコア
幅が長さ方向に変化した光導波路部 22,32 出力信号用光導波路の出力端におけるコア
幅が長さ方向に変化した光導波路部 21d1 ,31d1 入力側の光導波路部の入力端のコ
ア幅 21d2 ,31d2 入力側の光導波路部の交差部側の
コア幅 22d1 ,32d1 出力側の光導波路部の出力端のコ
ア幅 22d2 ,32d2 出力側の光導波路部の交差部側の
コア幅
幅が長さ方向に変化した光導波路部 22,32 出力信号用光導波路の出力端におけるコア
幅が長さ方向に変化した光導波路部 21d1 ,31d1 入力側の光導波路部の入力端のコ
ア幅 21d2 ,31d2 入力側の光導波路部の交差部側の
コア幅 22d1 ,32d1 出力側の光導波路部の出力端のコ
ア幅 22d2 ,32d2 出力側の光導波路部の交差部側の
コア幅
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに交差する複数の入力光信号用光導
波路および出力光信号用光導波路の各交差部で光導波路
をその成形面に対して垂直に切断する個別の溝を有する
マトリクス光導波路スイッチにおいて、 前記入力光信号用光導波路の入力側と、前記出力光信号
用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅を長さ方向
に変化させた光導波路部が形成されていることを特徴と
するマトリクス光導波路スイッチ。 - 【請求項2】 互いに交差する複数の入力光信号用光導
波路および出力光信号用光導波路の各交差部で光導波路
をその成形面に対して垂直に切断する個別の溝を有する
マトリクス光導波路スイッチにおいて、 前記入力光信号用光導波路の入力側と、前記出力光信号
用光導波路の出力側とに、光導波路の屈折率を長さ方向
に変化させた光導波路部が形成されていることを特徴と
するマトリクス光導波路スイッチ。 - 【請求項3】 互いに交差する複数の入力光信号用光導
波路および出力光信号用光導波路の各交差部で光導波路
をその成形面に対して垂直に切断する個別の溝を有する
マトリクス光導波路スイッチにおいて、 前記入力光信号用光導波路の入力側と、前記出力光信号
用光導波路の出力側とに、光導波路のコア幅および屈折
率の両方を長さ方向に変化させた光導波路部が形成され
ていることを特徴とするマトリクス光導波路スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26744092A JP3036613B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | マトリクス光導波路スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26744092A JP3036613B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | マトリクス光導波路スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118317A true JPH06118317A (ja) | 1994-04-28 |
| JP3036613B2 JP3036613B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=17444876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26744092A Expired - Fee Related JP3036613B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | マトリクス光導波路スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3036613B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0935149A3 (en) * | 1998-02-04 | 1999-09-22 | Hewlett-Packard Company | Switching element having an expanding waveguide core |
| JP2002006244A (ja) * | 2000-06-08 | 2002-01-09 | Agilent Technol Inc | 効率的な反射結合を行なうための導波路の配置と角度の決定 |
| WO2001038921A3 (en) * | 1999-11-23 | 2002-01-10 | Nanovation Tech Inc | An optical switch having a planar waveguide and a shutter actuator |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26744092A patent/JP3036613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0935149A3 (en) * | 1998-02-04 | 1999-09-22 | Hewlett-Packard Company | Switching element having an expanding waveguide core |
| WO2001038921A3 (en) * | 1999-11-23 | 2002-01-10 | Nanovation Tech Inc | An optical switch having a planar waveguide and a shutter actuator |
| US6493482B1 (en) | 1999-11-23 | 2002-12-10 | L3 Optics, Inc. | Optical switch having a planar waveguide and a shutter actuator |
| JP2002006244A (ja) * | 2000-06-08 | 2002-01-09 | Agilent Technol Inc | 効率的な反射結合を行なうための導波路の配置と角度の決定 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3036613B2 (ja) | 2000-04-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5515464A (en) | Optical fiber interconnections using self-aligned core-extensions | |
| US6449404B1 (en) | Optical switch | |
| US6028973A (en) | Arrangement of two integrated optical waveguides on the surface of a substrate | |
| EP0935149A3 (en) | Switching element having an expanding waveguide core | |
| WO2004092782A2 (en) | Mode transformation and loss reduction in silicon waveguide structures utilizing tapered transition regions | |
| US5757995A (en) | Optical coupler | |
| US6393174B1 (en) | Integrated fiber array optical switch using double-pass propagation and method of operation | |
| US6393175B1 (en) | Integrated fiber array optical switch and method of operation | |
| Lorenzo et al. | Improved self-imaging characteristics in 1× N multimode couplers | |
| US20020085791A1 (en) | Digital thermo-optic switch integrated with variable optical attenuators | |
| JP3036613B2 (ja) | マトリクス光導波路スイッチ | |
| US6873757B2 (en) | Multiple optical switches using refractive optics | |
| EP1239311A1 (en) | Integrated optical device comprising an adiabatic junction | |
| US6526193B1 (en) | Digital optical switch | |
| JP2961057B2 (ja) | 光分岐ディバイス | |
| US4988156A (en) | Bent waveguide for an optical integrated circuit | |
| KR100401203B1 (ko) | 다항 곡선 광도파로를 구비한 평면 도파로 소자 | |
| JP2000121852A (ja) | 導波路グレーティング型分散補償素子 | |
| JPH0133802B2 (ja) | ||
| JPH04346301A (ja) | 光合分岐器 | |
| JP3189193B2 (ja) | マトリクス光導波路スイッチモジュール | |
| US20050013530A1 (en) | Multi-mode interference waveguide based switch | |
| JPH08179168A (ja) | 光集積回路 | |
| JPS63191106A (ja) | 光分岐回路 | |
| JPH04319905A (ja) | 光合分岐器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |