JPH06118838A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JPH06118838A
JPH06118838A JP4292179A JP29217992A JPH06118838A JP H06118838 A JPH06118838 A JP H06118838A JP 4292179 A JP4292179 A JP 4292179A JP 29217992 A JP29217992 A JP 29217992A JP H06118838 A JPH06118838 A JP H06118838A
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heating body
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heated
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宏暢 中井
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電により発熱する加熱体と、該加熱体に接
触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィルムの
加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフィルム
と一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱体の熱
エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与するフィ
ルム加熱方式の加熱装置について、被加熱材の加熱ムラ
の防止、画像定着装置にあっては被加熱材としての記録
材の先端部の定着不良を防ぐこと。 【構成】 上記のようなフィルム加熱方式の加熱装置に
おいて、所定時間内に前記加熱体21に印加される交流
電源の半波の数を制御する制御手段31と、被加熱材が
該加熱装置に達することを検知する検知手段35と、該
検知手段の検知情報に応じて前記加熱体21に印加する
印加電力を制御する手段33を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電により発熱する加
熱体と、該加熱体に接触して搬送される耐熱性フィルム
を有し、該フィルムの加熱体側とは反対側の面に被加熱
材を密着させてフィルムと一緒に加熱体の位置を搬送通
過させることで加熱体の熱エネルギーをフィルムを介し
て被加熱材に付与するフィルム加熱方式の加熱装置に関
する。
【0002】また該加熱装置を、加熱定着性の顕画材像
を形成担持させた被加熱材としての記録材の該担持顕画
材像を記録材に加熱定着する定着装置として備えた画像
形成装置、例えば複写機・プリンタ・ファックスなど加
熱定着性の顕画材(トナー)を用いて画像を形成する画
像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、例えば、特開昭63−313182号公報・特開
平2−157878号公報・特願平2−339900号
公報等に提案されており、電子写真複写機・プリンタ・
ファックス等の画像形成装置における画像加熱定着装
置、例えば、電子写真・静電記録・磁気記録等の画像形
成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成る顕画
材を用いて記録材(エレクトロファックスシート・静電
記録シート・転写材シート・印刷紙等)の面に直接方式
もしくは間接(転写)方式で形成した、目的の画像情報
に対応した未定着顕画材像を該画像を担持している記録
材に固着画像として加熱定着処理する画像加熱定着装置
として活用できる。
【0004】また、例えば、画像を担持した記録材を加
熱して、つや等の表面性を改質する装置や仮定着処理す
る装置等として使用できる。
【0005】従来、画像の加熱定着等のための記録材の
加熱装置は、所定の温度に維持された加熱ローラーと、
弾性層を有して前記加熱ローラーに圧接する加圧ローラ
ーとによって記録材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ
ー定着方式が多用されている。また、フラッシュ加熱方
式、オーブン加熱方式、熱板加熱方式等、種々の方式・
構成のものが知られており、また実用されている。
【0006】また、米国特許第3,578,797号明
細書に開示のように、ベルト加熱方式も知られている。
これは、 .トナー像を加熱体ウェブに接触させてその融点へ加
熱して溶融し、 .溶融後、そのトナーを冷却して比較的高い粘性と
し、 .トナーの加熱体ウェブへ付着する傾向を弱めた状態
で加熱体ウェブから剥す、という過程を経ることで、オ
フセットを生じさせずに定着する方法である。
【0007】最近では、前記のようなフィルム加熱方式
の加熱装置(定着装置)として、固定支持された加熱体
(サーマルヒーター、以下ヒーターと記す)と、該ヒー
ターに対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィルムを介し
て記録材をヒーターに密着させる加圧部材を有し、ヒー
ターの熱をフィルムを介して記録材へ付与することで記
録材面に形成担持されている未定着画像を記録材面に加
熱定着させる方式・構成の装置が考案されている。
【0008】例えば、特開昭63−313182号公報
に開示の方法・装置等がこれに属し、薄肉の耐熱性フィ
ルム(シート)と、該フィルムの移動駆動手段と、該フ
ィルムを中にしてその一方面側に固定支持して配置され
たヒーターと、他方面側に該ヒーターに対向して配置さ
れ該ヒーターに対して該フィルムを介して画像定着する
べき記録材の顕画材像担持面を密着させる加圧部材を有
し、該フィルムは少なくとも画像定着実行時は該フィル
ムと加圧部材との間に搬送導入される画像定着すべき記
録材と順方向に同一速度で走行移動させて該走行移動フ
ィルムを挟んでヒーターと加圧部材との圧接で形成され
る定着点としての定着ニップ部を通過させることにより
該記録材の顕画材像担持面を該フィルムを介して該ヒー
ターで加熱して顕画材像(未定着トナー像)に熱エネル
ギーを付与して軟化・溶融せしめ、次いで定着点通過後
のフィルムと記録材を分離点で離間させることを基本と
する加熱手段・装置である。
【0009】このようなフィルム加熱方式においては、
ヒーターとして低熱容量加熱体を用いることができる。
そのため、従来の接触式加熱方式である熱ローラー方
式、ベルト加熱方式に比べ省電力化及びウェイトタイム
の短縮化(クイックスタート)が可能となる。その他、
従来の加熱方式の種々の欠点を解決できる利点を有し、
効果的なものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記フィル
ム加熱方式の加熱装置ないしは定着装置では、低熱容量
ヒーターを用いているため、過大な電力が印加されると
過昇温し、ヒーターを破損したり、オーバー・シュート
が大きくなる。又、電力が少なすぎると、所定の加熱
(定着)温度まで上がらなかったり、温度低下が早くて
温度リップルが大きくなったりする。
【0011】そのため、ヒーターに対して細かな電力制
御をする必要があり、その電力制御方法として、AC位
相制御方法や、DC−PWM制御方法が提案されてい
る。
【0012】しかしAC位相制御方法では周期的に大き
なノイズが発生し、又DC−PWM制御方法では制御回
路が複雑となるという問題が有る。
【0013】そこで、AC電源の零点から次の零点まで
を基本単位として制御する波数制御方法が提案されてい
る。
【0014】(a)しかし、従来のフィルム加熱方式の
加熱装置(定着装置)では被加熱材(記録材、紙)は耐
熱性フィルムを介して低熱容量のヒーターにより加熱さ
れるため、ヒーターが発熱していない時、被加熱材が通
過するとヒーターの温度は急激に低下し、その結果、ヒ
ーターが発熱していない時は加熱しない、即ち加熱ムラ
(定着ムラ)が起こるという問題が有った。
【0015】画像定着装置についていえば、被加熱材と
しての記録材先端部は、記録材を通しての熱伝達が望め
ないため(記録材は定着装置によって搬送されているた
め熱伝達の方向は時間軸の方向が大部分を占める)、記
録材の先端部分において画像定着性が著しく損なわれる
こととなる。
【0016】これは記録材先端部の定着性がヒーターへ
の印加電力を設定すれば記録材先端において定着性は問
題ないが、この時他の領域で顕画材が過溶融をおこしオ
フセットなどを起こす。
【0017】本発明は上述のような加熱ムラ、画像定着
装置にあっては上述のような記録材先端部の定着不良を
防ぐことを第1の目的とする。
【0018】(b)また、ヒーターに対する電力制御方
法として前記波数制御方法を採択した場合も、該波数制
御方法では、制御単位内での半波の組み合わせが同じで
あってもヒーターへ印加される交流電源の状態によって
印加する電力量が異なってしまい、その結果、希望する
電力が得られず、定着装置ないしは画像形成装置にあっ
ては形成される画像の安定性に悪影響を与える可能性が
あった。
【0019】それを補うために所定の制御時間内での半
波出力の数を交流電源の状態によって変更し、ヒーター
への印加電力を変更する手段も提案されているが、電力
の切り換えが所定の制御時間内での半波単位でしか行え
ないため、電力の変動分を充分に吸収する事ができず、
その結果、電力の切り換え精度が悪くなってしまうとい
った問題があった。
【0020】そこで本発明は、印加電力の切り換え精度
を増して所望の電力が得られやすくし、安定した加熱処
理、画像定着装置にあっては定着ムラのない安定した良
好な加熱定着処理が実行されるようにすることを第2の
目的とする。
【0021】(c)また波数制御法では、制御単位内で
の半波の組み合わせによっては、例えば、図18に示す
ように制御ブロック数が4で、交流電源の電源電圧10
0V、周波数一定、ヒーターの発熱体抵抗値が10Ωで
1000W出力のヒーターを使い、750Wの制御する
時、制御ブロック単位のなかで3波だけ通電するように
制御する場合、交流の電力消費が正または負に片寄って
しまう。その結果、この例のように比較的大電力を消費
する機器への通電の場合には、ACライン上に直流分が
現れる結果となり、電源ライン上のトランスが直流磁化
されたり、同じライン上に接続されている他の機器に対
して好ましくない影響を与えることとなる。
【0022】そこで本発明は、上記の交流の正または負
に片寄った電力消費をなくし、外部機器や本体内部の部
品に悪影響を及ぼすことなく、機器を安定して使用する
ことを可能にすることを第3の目的とする。
【0023】(d)また、波数制御法では、制御単位内
での半波の組み合わせによって電力を制御しているた
め、加熱体へ印加する電力値によっては通電がなされて
いない区間が大きくなる、例えば、図26に示すように
制御ブロック数が10で、交流電源の電源電圧100
V、周波数50Hz一定、ヒーターの発熱抵抗値が10
Ωのヒーターを使った場合、通電が完全にOFFとなる
場合を除いて、10分の1の出力の時、連続して90m
sの間、通電されない区間が発生する。
【0024】一方、この低熱容量のヒーターを用いた画
像形成装置の記録材搬送速度が100mm/秒の時、9
0msの間に記録材は9mm搬送される。つまり最大9
mmの間記録材はヒーターからの通電加熱を受けない。
【0025】また、図27に示すように記録材先端部
は、記録材を通しての熱伝達が望めないため(記録材は
定着装置によって搬送されているため熱伝達の方向は時
間軸tの方向が大部分を占める)、記録材の先端部分に
おいて画像定着性が著しく損なわれることとなる。
【0026】そこで本発明は、加熱体に通電されない区
間による被加熱材の加熱ムラの発生を防止し、画像定着
装置にあっては、記録材の先端部においても定着不良が
起こることを無くし、記録材全域にわたって安定した加
熱定着処理が実行されるようにすることを第4の目的と
する。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置もしくは該加熱装置を画像定着装置と
した画像形成装置を要旨とする。
【0028】(1)通電により発熱する加熱体と、該加
熱体に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フ
ィルムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させて
フィルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加
熱体の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与
するフィルム加熱方式の加熱装置において、所定時間内
に前記加熱体に印加される交流電源の半波の数を制御す
る制御手段と、被加熱材が該加熱装置に達することを検
知する検知手段と、該検知手段の検知情報に応じて前記
加熱体に印加する印加電力を制御する手段を有すること
を特徴とする加熱装置。
【0029】(2)前記検知手段の検知情報に応じて、
被加熱材が加熱装置に達する前後の時間の印加電力1
と、その他の時間での印加電力2について、印加電力1
>印加電力2となるように制御する制御手段を有するこ
とを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0030】(3)前記検知手段の検知情報に応じて、
前記所定時間を制御する制御手段を有することを特徴と
する(1)に記載の加熱装置。
【0031】(4)前記検知手段の検知情報に応じて、
前記所定時間内に加熱体に印加される交流電源の半波の
数を制御することを特徴とする(1)に記載の加熱装
置。
【0032】(5)前記所定時間が加熱体に印加される
交流電源周期の2分の1の正数倍であること特徴とする
(1)乃至(4)の何れかに記載の加熱装置。
【0033】(6)上記(1)乃至(5)の何れかに記
載の加熱装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させ
た被加熱材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に
加熱定着する定着装置として備えていることを特徴とす
る画像形成装置。
【0034】(7)通電により発熱する加熱体と、該加
熱体に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フ
ィルムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させて
フィルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加
熱体の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与
するフィルム加熱方式の加熱装置において、所定時間内
に前記加熱体に印加される交流電源の半波の数を制御す
る制御手段と、前記加熱体の抵抗値情報を検知する検出
手段と、該検出手段の検出信号に応じて、前記所定時間
を可変する手段を有することを特徴とする加熱装置。
【0035】(8)前記抵抗値情報が前記加熱体の常温
時の抵抗値情報であることを特徴とする(7)に記載の
加熱装置。
【0036】(9)前記抵抗値情報が前記加熱体の温度
変化にともなって変化する抵抗値情報であることを特徴
とする(7)に記載の加熱装置。 (10)前記所定時間が前記加熱体に印加される交流電
源周期の2分の1の正数倍であることを特徴とする
(7)乃至(9)に記載の加熱装置。 (11)上記(7)乃至(10)の何れかに記載の加熱
装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被加熱
材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱定着
する定着装置として備えていることを特徴とする画像形
成装置。 (12)通電により加熱する加熱体と、該加熱体に接触
して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィルムの加
熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフィルムと
一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱体の熱エ
ネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与するフィル
ム加熱方式の加熱装置において、所定時間内に前記加熱
体に印加される交流電源の半波の数を制御する制御手段
と、前記所定時間内に出力した半波の数を計数する計数
手段と、該計数値によって前記所定時間内の制御パター
ンを変更する手段を有することを特徴とする加熱装置。 (13)前記所定時間が前記加熱体に印加される交流電
源周期の2分の1の正数倍であることを特徴とする(1
2)に記載の加熱装置。 (14)上記(12)又は(13)に記載の加熱装置
を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被加熱材と
しての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱定着する
定着装置として備えていることを特徴とする画像形成装
置。 (15)通電により発熱する加熱体と、該加熱体に接触
して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィルムの加
熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフィルムと
一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱体の熱エ
ネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与するフィル
ム加熱方式の加熱装置において、所定時間内に前記加熱
体に印加される交流電源の半波の数を制御する制御手段
と、前記加熱体に被加熱材が突入するタイミングで、前
記所定時間内の制御パターン中の通電部分と一致するよ
うに制御する手段を有することを特徴とする加熱装置。 (16)前記加熱体に被加熱材の先端が突入するタイミ
ングで、前記所定時間内の制御パターン中の通電部分と
一致するように制御する制御手段が、前記加熱体に被加
熱材の先端部が突入するタイミングを検知する検知手段
を有し、該検知手段の検知信号に応じて、前記所定時間
内の制御パターンを変更する制御手段であることを特徴
とする(15)に記載の加熱装置。 (17)前記加熱体に被加熱材の先端部が突入するタイ
ミングで、前記所定時間内の制御パターン中の通電部分
と一致するように制御する制御手段が、被加熱材が加熱
体に突入するタイミングを制御するパターンに応じて遅
らせる制御であることを特徴とする(15)に記載の加
熱装置。 (18)前記所定時間が前記加熱体に印加される交流電
源周期の2分の1の正数倍であることを特徴とする(1
5)乃至(17)の何れかに記載の加熱装置。 (19)上記(15)乃至(18)の何れかに記載の加
熱装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被加
熱材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱定
着する定着装置として備えていることを特徴とする画像
形成装置。
【0037】
【作用】 (a)前記(1)乃至(6)の加熱装置或は該加熱装置
を定着装置として備えた画像形成装置のように、所定時
間内に加熱体に印加される交流電源の半波の数を制御す
る制御手段を有し、加熱装置に被加熱材が達することを
検知する検知手段を設け、該検知手段の検知情報に応じ
て被加熱材が加熱装置に達する時に加熱体に印加する電
力を大きくすることで、被加熱材先端部の加熱不良を防
ぐことができ、画像形成装置の定着装置にあっては記録
材先端部の定着不良を防ぐことができ、前記第1の目的
が達せられる。
【0038】(b)前記(7)乃至(11)の加熱装置
或は該加熱装置を定着装置として備えた画像形成装置の
ように、加熱体への通電を、所定時間内に該加熱体に印
加される交流電源の半波の数を制御する制御手段を有
し、該加熱体の抵抗値情報を検知する検出手段を有し、
この検出手段の検出信号に応じて、前記所定時間を制御
する制御手段を有することにより、印加電力の切り換え
精度が増すため、所望する電力が得られやすくなり、安
定した加熱処理、画像形成装置の定着装置にあっては安
定した加熱定着処理を実行させることができ、この温度
制御手段をもつ低熱容量の加熱体を用いることで、加熱
処理・定着処理に必要な電力量の切り換え精度が増し、
無駄な電力を浪費せずに安定した加熱処理・定着処理が
行われるので、装置の省電力・省エネルギー化に貢献す
ることができ、前記第2の目的が達せられる。
【0039】(c)前記(12)乃至(14)の加熱装
置或は該加熱装置を定着装置として備えた画像形成装置
のように、加熱体への通電を、所定時間内にこの加熱体
に印加される交流電源の半波の数を制御する制御手段を
有し、前記所定時間内に出力した半波の数を計数する係
数手段を有し、この係数値によって前記所定時間内の制
御パターンを変更する手段を有することにより、加熱体
への通電制御によって消費される電力がプラス側やマイ
ナス側に片寄ることがなくなるので、外部機器や本体内
部の部品に悪影響を及ぼす事なく、安定して機器を使用
する事が可能となり、前記第3の目的が達せられる。
【0040】(d)前記(15)乃至(19)の加熱装
置或は該加熱装置を定着装置として備えた画像形成装置
のように、加熱体への通電を、所定時間内にこの加熱体
に印加される交流電源の半波の数を制御する制御手段を
有し、加熱体に記録材の先端部が突入するタイミングを
検知する検知手段を有し、この検知手段の検知信号に応
じて、前記所定時間内の制御パターンを変更する手段を
有することにより、加熱体に通電されない区間による被
加熱材の加熱ムラの発生が防止され、定着装置にあって
は、記録材の先端部においても定着不良がおこることを
無くし、記録材全域にわたって安定した加熱定着処理が
実行される前記第4の目的が達せられる。
【0041】
【実施例】 A.以下の第1乃至第2の実施例は前記特許請求の範囲
の請求項1乃至同6に記載した構成を特徴とする加熱装
置或は該加熱装置を定着装置をとして備える画像形成装
置の実施例である。
【0042】〈第1の実施例〉(図1〜図8) (1)画像形成装置例(図1) 図1はフィルム加熱方式の加熱装置を定着装置として備
えた画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画
像形成装置は原稿台往復動型・回転ドラム型・転写式の
電子写真複写装置である。
【0043】100は装置機筺、1はその装置機筺の上
面板100a上に配設したガラス板等の透明板部材より
なる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板100a
上を図面上右方a、左方a´におのおの所定の速度で往
復移動駆動される。
【0044】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台1の上面に所定の載置基準に従っ
て載置し、その上に原稿圧着板1aをかぶせて押え込む
ことによりセットされる。
【0045】100bは機筺上面板100a面に原稿載
置台1の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0046】原稿載置台1上に載置セットした原稿Gの
下向き画像面は原稿載置台1の右方aへの往動移動過程
で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開口部10
0bの位置を通過していき、その通過過程で蛍光灯ラン
プ3の光Lをスリット開口部100b、透明な原稿載置
台1を通して受けて照明走査される。その照明走査光の
原稿面反射光が短焦点小径結像素子アレイ2によって感
光ドラム4面に結像露光される。
【0047】感光ドラム4は例えば酸化亜鉛感光層・有
機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支軸4
aを中心に所定のプロセススピード(周速度)で矢示b
の時計方向に回転駆動され、その回転過程で帯電器5に
より正極性又は負極性の一様な帯電処理を受け、その一
様帯電面に前記の原稿画像の結像露光(スリット露光)
を受けることにより感光ドラム4面には結像露光した原
稿画像に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0048】この静電潜像は現像器6により加熱で軟化
溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化され、
該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器9の
配設部位へ移行していく。
【0049】Sは記録材としての転写材シートPを積載
収納したカセットであり、該カセット内のシートが給送
ローラ7の回転により1枚宛繰出し給送され、次いでレ
ジストローラー8により、ドラム4上のトナー画像形成
部の先端が転写放電器9の部位に到達したとき転写材シ
ートPの先端も転写放電器9と感光ドラム4との間位置
に丁度到達して両者一致するようにタイミングどりされ
て同期給送される。そしてその給送シートの面に対して
転写放電器9により感光ドラム4側のトナー画像が順次
に転写されていく。
【0050】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム4面から順次に分離され
て搬送装置10によって後述する定着装置11に導かれ
て担持している未定着トナー画像の加熱定着処理を受
け、画像形成物としてガイド43・排出ローラ44を通
って機外の排紙トレイ12上に排出される。
【0051】画像転写後の感光ドラム4の面はクリーニ
ング装置13により転写残りトナー等の付着汚染物の除
去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0052】(2)定着装置11(図2・図3) 図2は定着装置11の概略構成図である。図3は加熱体
(ヒーター)の通電発熱体層形成面側をみた途中部省略
平面図である。
【0053】25はエンドレスベルト状の耐熱性の定着
フィルムであり、左側の駆動ローラー26と、右側の従
動ローラー27と、この両ローラー26・27間の下方
に固定支持させて配設した低熱容量線状加熱体としての
ヒーター21と、駆動ローラー26の下方に配設したガ
イドローラー26aとの、互いに並行な該4部材26・
27・21・26a間に懸回張設してある。
【0054】従動ローラー27はエンドレスベルト状の
定着フィルム25のテンションローラーを兼ねており、
定着フィルム25は駆動ローラー26の時計方向回転駆
動に伴ない時計方向に所定の周速度、即ち画像形成部
(9)側から搬送されてくる未定着トナー画像Taを上
面に担持した記録材としての転写材シートPの搬送速度
と同じ周速度をもってシワや蛇行、速度遅れなく回動駆
動される。
【0055】28は加圧部材としての、シリコンゴム等
の離型性の良いゴム弾性層を有する加圧ローラーであ
り、前記のエンドレスベルト状定着フィルム25の下行
側フィルム部分を挟ませて前記ヒーター21の下面に対
して付勢手段により例えば総圧4〜7kgの当接圧をも
って対向圧接させてあり、転写材シートPの搬送方向に
順方向の反時計方向に回転する。
【0056】回動駆動されるエンドレスベルト状の定着
フィルム25は繰り返してトナー画像の加熱定着に供さ
れるから、耐熱性・離型性・耐久性に優れ、一般的には
総厚100μm以下、好ましくは40μm未満の薄肉の
単層或は複合層フィルムを使用する。
【0057】本実施例では、ポリイミド・ポリエーテル
イミド・PES・PFA(4フッ化エチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)などで、厚
み20μm程の耐熱樹脂フィルムの画像当接面側にPT
FE(4フッ化エチレン樹脂)・PAF等の離型性コー
ト層を約10μm厚に施こしたものである。
【0058】加熱体としてのヒーター21は、本例のも
のは、転写材シートPの搬送方向に直交する方向を長手
とする絶縁性・高耐熱性・低熱容量のヒーター基板22
と、該基板面に長手に沿って印刷して形成された通電発
熱体層23と、該基板22の通電発熱体層形成面側とは
反対側の面に接触させて設けたヒーター検温素子として
のサーミスタ24を基本構成とする全体に低熱容量のも
のであり、該ヒーター21をヒーターホルダー30に通
電発熱体層形成面側を露呈させて保持させてある。
【0059】ヒーターホルダ30はヒーター21を断熱
保持するもので、例えばPPS(ポリフェニレンサルフ
ァイド)、PAI(ポリアミドイミド)、PI(ポリイ
ミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、液
晶ポリマ等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂とセラミッ
クス金属・ガラス等との複合材料などである。
【0060】ヒーター基板22は一例として厚み1.0
mm・巾10mm・長さ270mmのアルミナ基板であ
る。またこれを含む複合材基板等である。
【0061】通電発熱体層23は図3のようにヒーター
基板22の下面の略中央部分に長手に沿って例えばAg
/Pd、RuO2 、Ta2 N等の電気抵抗材料を巾2.
0mmに塗工(スクリーン印刷等)して具備させたもの
で、その両端部に通電させて設けた給電電極23a・2
3b間に電圧が印加されて通電される。
【0062】通電は検温素子24によりコントロールさ
れ、所望の温度エネルギー放出量に応じた電力が与えら
れてヒーター21のエネルギー温度制御がなされる。
【0063】ヒーター21の通電発熱体層23を形成し
た面はフィルム25の摺動搬送による摩損を防止するた
めに薄い耐熱ガラス等の表面保護層で被覆してもよい。
【0064】(3)定着実行動作 画像形成スタート信号により画像形成装置が像形成動作
して画像形成部(9)側から定着装置11へ搬送された
転写材シートPは入口ガイド29に案内されて、温度制
御されたヒーター21と加圧ローラー28との圧接部N
(定着ニップ部)の定着フィルム25と加圧ローラー2
8との間に進入して、未定着トナー画像面がシートPの
搬送速度と同一速度で同方向に面移動状態のフィルム2
5の下面に密着して面ズレやしわ寄りを生じることなく
フィルム24と一緒の重なり状態でヒーター21と加圧
ローラー28との定着ニップ部Nを挟圧力を受けつつ通
過していく。
【0065】35は入口ガイド29に配設したシートセ
ンサーであり、シート先端が定着装置11に到達したこ
とを検知する。
【0066】シートPのトナー画像担持面はフィルム面
に押圧密着状態で定着ニップ部Nを通過していく過程で
ヒーター21の熱をフィルム25を介して受け、トナー
画像が高温溶融してシートP面に軟化接着化Tbする。
【0067】本例装置の場合は記録材たるシートPとフ
ィルム25との分離はシートPが定着ニップ部Nを通過
して出た時点で行なわせている。
【0068】フィルム25と分離されたシートPはガイ
ド43で案内されて排紙ローラー対(44)へ至る間に
ガラス転移点より高温のトナーTbの温度が自然降温
(自然冷却)してガラス転移点以下の温度になって固化
Tcするに至り、画像定着済みのシートPがトレイ上へ
出力される。
【0069】図4の(a)は、図2の定着装置において
ガイドローラー26aを省略した形態の定着装置例の斜
視図である。フィルム25はエンドレスベルト状に限ら
ず、図4の(b)ように、送り出し軸41にロール巻に
巻回した有端の定着フィルム25をヒーター21と加圧
ローラー28との間、ガイドローラー26aの下を経由
させて巻取り軸42に係止させて、送り出し軸41側か
ら巻取り軸42側へ転写材シートPの搬送速度と同一速
度をもって走行させる構成であってもよい。
【0070】(4)加熱体電力制御回路(図5・図6) 図5に本実施例の加熱体(ヒーター)電力制御回路のブ
ロック図を示す。
【0071】34はAC電源手段である。31は制御手
段であり、本実施例においてはマイクロコンピュータ及
び論理素子等により構成されている。制御手段31の入
力端子IN1には、ヒーター21の検温素子としてのサ
ーミスタ24の出力値が入力されており、ヒーター21
の温度を検知している。
【0072】32はAC電源34の零電圧タイミングを
検知するための零点検知手段であり、該零点検知手段3
2の出力が制御手段31の入力IN2に入力されてお
り、制御手段31はIN2の信号に従ってヒーター21
の通電制御の信号を出力する。
【0073】制御手段31の入力端子IN3には前記シ
ートセンサー35がつながれており、制御手段31はこ
のセンサー35の信号によりシート先端が定着装置11
に到達したことを検知する。
【0074】33は通電制御装置(通電制御手段)であ
り、トライアック等のスイッチ手段等で構成されてい
る。制御手段31の出力信号に従って、ヒーター21に
通電する。
【0075】制御手段31は画像形成装置の複写シーケ
ンスを制御するためのその他の入力と出力が接続されて
いる。また複写動作シーケンスプログラム等がプログラ
ムされたROM及びRAM等が内蔵されている。
【0076】VCC端子には+5Vの直流電源が接続さ
れ、GND端子はグランドに接続されている。
【0077】ヒーター21の通電制御はAC電源34の
零点から次の零点までの間を最小単位として、その零点
から次の零点までの間の波の所定数のブロックを制御ブ
ロック単位として通電される。
【0078】制御ブロック単位の間の通電される波の数
を制御してヒーター21に印加される電力を制御する。
例えば、制御ブロック単位が8波で、AC100V入力
で1000Wのヒーターを使い、500Wの制御する
時、制御ブロック単位のなかで4波だけ通電するように
制御する。制御ブロック単位が10波の時は5波だけ通
電するように制御する。
【0079】その例を図6に示す。図6で(a)は制御
ブロック単位が8波の場合であり、(b)は制御ブロッ
ク単位が10波の場合である。斜線を付した波が通電さ
れる波である。制御ブロック単位の波数で制御される最
小電力単位が決定され、前述のヒーター例では制御ブロ
ック単位8波の時125W単位で制御可能であり、制御
ブロック単位10波の場合は100W単位で制御可能で
ある。
【0080】本実施例では制御ブロック単位を通常は1
0波で制御しているものとする。
【0081】(5)通電制御フロー(図7・図8) 図7は制御手段31の通電制御フローの一部である。こ
のサブルーチンではAC電源の零点ごとに呼ばれるルー
チンである。
【0082】ステップS1でコピー中か否かチェックす
る。コピー中でない時、ステップS2へ移行して制御カ
ウンタ1及び2をクリアし、ヒーター(加熱体)21へ
の通電をOFFして出口へ抜ける。
【0083】コピー動作が開始されるとステップS3へ
移行する。ステップS3で制御カウンタ1が零か否かチ
ェックする。この制御カウンタ1は、制御ブロック単位
のバッファーカウンタである。ステップS3で零で無い
とき、ステップS8へ移行する。ステップS3で零の時
ステップS4へ移行する。
【0084】ステップS4では、紙(シート)先端フラ
グが“1”か否かチェックする。この紙先端フラグは別
のルーチンでセットされるフラグであり、紙先端が定着
装置11に入る所定の時間だけ“1”になる。ステップ
S4で“1”で無いときステップS6へ移行する。この
時制御カウンタ1に通常の制御ブロック単位である10
をセットしステップS7へ移行する。ステップS4で
“1”のときはステップS5へ移行する。
【0085】ステップS5では、制御カウンタ1に制御
ブロック単位の半分である5をセットし、ステップS7
へ移行する。
【0086】ステップS7では、制御カウンタ2にあら
かじめ所定の番地に記憶されている制御ブロック単以内
の通電する波の数をセットしてステップS8へ移行す
る。
【0087】ステップS8では、制御カウンタ1を1減
算し、ステップS9へ移行する。
【0088】ステップS9では、制御カウンタ2が零か
否かチェックする。零の時出口へと抜ける。ステップS
9で零で無いとき、ステップS10へ移行する。
【0089】ステップS10では、1波だけ通電を行い
ステップS11へ移行し、ステップS11で制御カウン
タ2を1減算して出口へ抜ける。
【0090】次に、図8に従って紙先端フラグのセッ
ト、リセットを述べる。図8は一定の時間ごとに、また
は必要に応じて呼ばれるサブルーチンである。
【0091】ステップS12でコピー中か否かチェック
する。コピー中で無いとき、ステップS14へ移行し、
紙先端フラグとエッジフラグをリセットして出口へ抜け
る。
【0092】ステップS12でコピー中であった時、ス
テップS13へ移行する。
【0093】ステップS13では、定着装置入口にある
シートセンサー35がONか否かチェックする。ONで
ないとき、ステップS15へ移行する。
【0094】ステップS15では、エッジフラグをリセ
ットして出口へ抜ける。
【0095】ステップS13でセンサー35がONの
時、ステップS16へ移行する。
【0096】ステップS16では、エッジフラグが
“1”か否かチェックする。このエッジフラグは紙先端
を判断するために使われるフラグである。ステップS1
6で“1”で無いとき、ステップS18へ移行する。
【0097】ステップS18では、エッジフラグをセッ
トして、タイマーをスタートして出口へ抜ける。
【0098】ステップS16で“1”の時ステップS1
7へ移行する。
【0099】ステップS17では、紙先端フラグが
“1”か否かチェックする。ステップS17で“1”で
無いときステップS21へ移行する。
【0100】ステップS21では、タイマーの値がt1
であるか否かチェックする。t1 で無いとき出口へ抜け
る。t1 の場合ステップS22へ移行する。ここでt1
はセンサー35の位置から紙が定着ニップまで移動する
のに必要な時間から制御ブロック単位の時間だけ短い時
間である。
【0101】ステップS22では、紙先端フラグをセッ
トして、タイマーをクリアーし再スタートし、出口へ抜
ける。
【0102】ステップS17で紙先端フラグが“1”の
時ステップS19へ移行する。
【0103】ステップS19では、タイマーの値がt2
であるか否かチェックする。t2 で無いとき出口へ抜け
る。t2 の場合ステップS20へ移行する。ここでt2
は制御ブロック単位の時間である。ステップS20では
紙先端フラグをリセットして、タイマーをクリアーして
ストップし、出口へ抜ける。
【0104】このように定着装置入口にあるシートセン
サー35で紙(シート)が定着装置に入るタイミングを
判断して、紙先端部対応時にヒーターに印加される電力
を他の領域より大きくする事で紙先端の定着不良をなく
せる。なお、シートセンサー35はレジストローラー8
から定着装置11の定着ニップまでの間のどこにあって
も同様にできる。
【0105】<第2の実施例>(図9) 本実施例は前記第1の実施例におけるヒーターに対する
通電制御を定着装置入口のシートセンサー35の信号で
なく、レジストローラー8のONタイミングで行う。そ
の他の構成は第1の実施例と同様である。
【0106】カセットSから給送されたシートPは感光
ドラム4上の画像と同期をとるためレジストローラー8
に突きあてられた状態で1度停止する。その後同期をと
るタイミングでレジストローラー8の回転駆動がスター
トされる。
【0107】図9は本実施例の紙先端フラグのセット、
リセットのサブルーチンであり、一定の時間ごとに、ま
たは必要に応じて呼ばれるサブルーチンである。
【0108】ステップS31でコピー中か否かチェック
する。コピー中で無いとき、ステップS33へ移行し、
紙先端フラグとエッジフラグをリセットして出口へ抜け
る。
【0109】ステップS31でコピー中であった時、ス
テップS32へ移行する。ステップS32ではレジスト
ローラー8の駆動がONか否かチェックする。ONでな
いとき、ステップS34へ移行する。
【0110】ステップS34では、エッジフラグをリセ
ットして出口へ抜ける。
【0111】ステップS32でレジストローラー8の駆
動がONの時、ステップS35へ移行する。
【0112】ステップS35では、エッジフラグが
“1”か否かチェックする。このエッジフラグはレジス
トローラ8のONエッジを判断するために使われるフラ
グである。ステップS35で“1”で無いとき、ステッ
プS37へ移行する。
【0113】ステップS37では、エッジフラグをセッ
トして、タイマーをスタートして出口へ抜ける。
【0114】ステップS35で“1”の時ステップS3
6へ移行する。ステップS36では紙先端フラグが
“1”か否かチェックする。ステップS36で“1”で
無いときステップS40へ移行する。
【0115】ステップS40では、タイマーの値がt3
であるか否かチェックする。t3 で無いとき出口へ抜け
る。t3 の場合ステップS41へ移行する。ここでt3
はレジストローラー8の位置から紙が定着ニップまで移
動するのに必要な時間から制御ブロック単位の時間だけ
短い時間である。
【0116】ステップS41では、紙先端フラグをセッ
トして、タイマーをクリアーし再スタートし、出口へ抜
ける。
【0117】ステップS36で紙先端フラグが“1”の
時ステップS38へ移行する。
【0118】ステップS38では、タイマーの値がt2
であるか否かチェックする。t2 で無いとき出口へ抜け
る。t2 の場合ステップS39へ移行する。ここでt2
は制御ブロック単位の時間である。
【0119】ステップS39では、紙先端フラグをリセ
ットして、タイマーをクリアーしてストップし、出口へ
抜ける。
【0120】<第3の実施例>(図10・図11) 本実施例では、制御ブロック単位の通電波の数を制御す
る。その他の構成は第1の実施例と同様である。
【0121】図10に本実施例の通電制御サブルーチン
を示す。このサブルーチンはAC電源の零点ごとに呼ば
れるルーチンである。
【0122】ステップS51でコピー中か否かチェック
する。コピー中でない時、ステップS52へ移行して制
御カウンタ1及び2をクリアし、ヒーター21への通電
をOFFして出口へ抜ける。コピー動作が開始されると
ステップS53へ移行する。
【0123】ステップS53で制御カウンタ1が零か否
かチェックする。この制御カウンタ1は、制御ブロック
単位のバッファーカウンタである。
【0124】ステップS53で零で無いとき、ステップ
S55へ移行する。ステップS53で零の時ステップS
54へ移行する。
【0125】ステップS54では、制御カウンタ1に通
常の制御ブロック単位である10をセットし、制御カウ
ンタ2にあらかじめ所定の番地に記憶されている制御ブ
ロック単位内の通電する波の数をセットしてステップS
55へ移行する。
【0126】ステップS55では制御カウンタ1を1減
算し、ステップS56へ移行する。ステップS56では
制御カウンタ2が零か否かチェックする。零の時出口へ
と抜ける。
【0127】ステップS56で零で無いとき、ステップ
S57へ移行する。
【0128】ステップS57では、1波だけ通電を行い
ステップS58へ移行し、ステップS58で制御カウン
タ2を1減算して出口へ抜ける。
【0129】次に、通電波数の決定するサブルーチンを
図11に示す。このサブルーチンは一定の時間ごとに、
または必要に応じて呼ばれるサブルーチンである。
【0130】ステップS59でヒーターの温度をサーミ
スタ24で読み込む。
【0131】ステップS60において、あらかじめ所定
の番地に記憶されているヒーター温度に応じた通電する
波の数を決定する。この値を図10のフローで用いられ
る前述の所定の番地を記憶する。
【0132】そして、ステップS61で紙先端フラグが
“1”か否かチェックする。ステップS61で“1”で
無いとき出口へ抜ける。ステップS61で“1”のとき
ステップS62へ移行する。
【0133】ステップS62では前述の所定の番地に記
憶した通電波数を2倍して記憶する。
【0134】ここで、紙先端フラグは前述第1の実施例
と同様に図8で示されるサブルーチンでセット、リセッ
トされる。以上の第1ないし第3の実施例のように、紙
が定着装置に入るタイミングを判断して、紙先端部対応
時にヒーターに印加される電力を他の領域より大きくす
る事で紙先端の定着不良をなくせる。
【0135】B.以下の第4及び第5の実施例は前記特
許請求の範囲の請求項7乃至同11に記載した構成を特
徴とする加熱装置或は該加熱装置を定着装置として備え
る画像形成装置の実施例である。
【0136】なお、図1の画像形成装置の構成、図2・
図3の定着装置の構成は、この第4及び第5の実施例に
おいても同じである。
【0137】〈第4の実施例〉(図12〜図15) 図12は本実施例の加熱体電力制御回路のブロック図で
ある。
【0138】36は加熱体(ヒーター)21の常温時の
抵抗値を設定しておく設定部で、画像形成装置組立の
際、ある定められた条件のもとで加熱体抵抗値を測定
し、その結果に基づいて、ディップスイッチ等の手段に
よって設定される。
【0139】この加熱体抵値設定部36は制御手段とし
てのマイクロコンピュータ31の入力端子1N4に接続
されている。
【0140】他の回路構成は前述図5の回路と同様であ
る。
【0141】加熱体21の通電制御は交流電源の零点か
ら次の零点までの間を最小単位として、その零点から次
の零点までの間の波の所定数のブロックを制御ブロック
単位として通電される。制御ブロック単位の間の通電さ
れる波の数を制御して加熱体21に印加される電力を制
御する。
【0142】例えば、制御ブロック単位が8波で、交流
電源の電源電圧100V・周波数一定、加熱体(発熱
体)の抵抗値が10Ωの入力で1000W出力の加熱体
を使い、500Wの制御をする時、制御ブロック単位の
なかで4波だけ通電するように制御する。
【0143】つまり、制御ブロック単位が10波の時は
5波だけ通電するように制御する。その例を図13に示
す。(a)は制御ブロック単位が8波の場合であり、
(b)は制御ブロック単位が10波の場合である。斜線
を付した波が通電される波である。
【0144】制御ブロック単位の波数で制御される最小
電力単位が決定され、前述の加熱体例では制御ブロック
単位8波の時125W単位で制御可能であり、制御ブロ
ック単位10波の場合は100W単位で制御可能であ
る。
【0145】図14・図15に本実施例の加熱体温度制
御プログラムのフローチャートを示す。このプログラム
も前述の制御手段としてのマイクロコンピュータ31内
の内蔵ROMにプログラムされているものであり、図1
5に示すプログラムのフローは一定時間間隔ごとに、ま
たは必要に応じてメインのシーケンスプログラム等より
呼び出されて実行されるようになっている。
【0146】図14において、装置のメイン電源スイッ
チをONした後のステップ1ではマイクロコンピュータ
31はRAMの初期化等の一連の装置初期化動作を行
う。
【0147】ステップ2で、マイクロコンーピュータ3
1は1N4につながれた加熱体抵抗値設定部36より加
熱体21の常温時の抵抗値を読み取る。
【0148】そして、ステップ3では、ステップ2で読
み取った抵抗値によって、波数の制御単位を決定する。
【0149】ここで制御単位を決定する際には、抵抗と
ある関係による計算で求めても良いし、ROM内にテー
ブルデータとして格納しておいても良い。なお、制御単
位に上限値または下限値あるいはその両方を規定して、
その範囲内で制御単位決定するようにしてもよい。
【0150】図15において、まず加熱体制御ルーチン
に入った後のステップ11では、サーミスタ24より1
N1に入力される信号により、現時点での加熱体21の
温度を検知する。
【0151】ステップ12において、ステップ11で検
知した加熱体21の温度が、装置が正常な動作をしてい
る時のある定められた範囲から逸脱しているか否かの判
定をおこない、正常であると判断したときにステップ1
3に移行し、正常でないと判断したときはステップ20
に移行する。
【0152】ここでステップ20はエラー処理のための
ルーチンで、全装置(本実施例では複写装置)の全ての
出力をOFF状態とし、なんらかの表示手段を持ってエ
ラー表示を行う永久ループとなっており、メインのプロ
グラムが実行できないようにしている。
【0153】ステップ13では、零点検知部32より1
N2に入力される信号により交流電源の零点を検知し
て、零点を検知しなかった場合には、このループの出口
ヘ抜ける。零点を検知した時にはステップ14へ移行し
て加熱体の通電制御を行う。
【0154】ステップ14では、交流の零点を検知する
たびに、前回、このルーチンのステップ16で決定した
波数の組み合わせの順番に従ってOUT1端子から通電
制御部33に信号を出力して加熱体21への通電または
通電の停止を行う。
【0155】ステップ15では、ステップ3で決定した
制御単位の最後の制御が終わったか否かを判定し、制御
単位の途中であればこのルーチンの出口へ抜け、制御単
位の最後の制御が終わっていればステップ16に移行し
て、ステップ3で決定された制御単位の中で希望の電力
量が得られるように波数の組み合わせを決定する。
【0156】この際、希望する印加電力量と、ある関数
による計算で波数を求めても良いし、ROM内にテーブ
ルデータとして格納しておいても良い。
【0157】以上の処理が終了した後、この加熱体制御
ルーチンを抜け出す。
【0158】表1に従来の電力制御と本実施例の電力制
御を用いた場合の結果の一例を示す。ここに示した例で
は交流電源電圧が実効値で100V一定、所望の印加電
力が400Wの場合である。
【0159】従来の電力制御では電力誤差が最大11%
に対して、本実施例の電力制御では電力誤差が最大4.
25%に抑えられ、また電力の変動も少なくなってい
る。
【0160】
【表1】 〈第5の実施例〉(図16) 図16に本実施例の加熱体温度制御プログラムのフロー
チャートを示す。なお、本実施例において加熱体電力制
御回路は前述第4実施例のもの(図12)と同様のもの
を用いている。
【0161】図16のプログラムも前述のマイクロコン
ピュータ31内の内蔵ROMにプログラムされているも
のであり、一定時間間隔ごとに、または必要に応じてメ
インのシーケンスプログラム等より呼び出されて実行さ
れるようになっている。
【0162】まず、加熱体制御ルーチンに入った後のス
テップ31において、加熱体抵抗値設定部36より1N
4に入力される信号により、加熱体21の常温状態での
抵抗値を検知する。
【0163】同様にステップ32において、サーミスタ
24より1N1に入力される信号により、現時点での加
熱体21の温度を検知する。
【0164】ステップ33において、ステップ32で検
知した加熱体21の温度が、装置が正常な動作をしてい
る時のある定められた範囲から逸脱しているか否かの判
定を行い、正常であると判断したときにステップ34に
移行し、正常でないと判断したときはステップ20に移
行する。
【0165】ここでステップ20はエラー処理のための
ルーチンで、全装置(本実施例では複写装置)の全ての
出力をOFF状態とし、なんらかの表示手段を持ってエ
ラー表示を行う永久ループとなっており、メインのプロ
グラムが実行できないようにしている。
【0166】ステップ34では、零点検知部32より1
N2に入力される信号により交流電源の零点を検知し
て、零点を検知しなかった場合にはこのループの出口へ
抜ける。零点を検知したときにはステップ35へ移行し
て加熱体の通電制御を行う。
【0167】ステップ35では、交流の零点を検知する
たびに、前回このルーチンのステップ39で決定した波
数の組み合わせの順番に従ってOUT1端子から通電制
御部33に信号を出力して加熱体21への通電または通
電の停止を行う。
【0168】ステップ36では、前回このルーチンのス
テップ38で決定した制御単位の最後の制御が終わった
か否かを判定し、制御単位の途中であればこのルーチン
の出口へ抜け、制御単位の最後の制御が終わっていれば
ステップ37へ移行する。
【0169】ステップ37では、ステップ31で検知し
た加熱体21の常温時の抵抗値をステップ32で検知し
た加熱体の温度で補正をかけてステップ38に移行す
る。
【0170】ステップ38では、ステップ37で温度補
正された加熱体抵抗値によって、新らしい波数の制御単
位を決定する。
【0171】ここで制御単位を決定する際には、抵抗と
ある関数による計算で求めても良いし、ROM内にテー
ブルデータとして格納しておいても良い。なお、制御単
位に上限値または下限値あるいはその両方を規定して、
その範囲内で制御単位決定するようにしてもよい。
【0172】次に、ステップ38で新しく決定した制御
単位の中で希望の電力量が得られるように波数の組み合
わせを決定する。
【0173】この際にも、ステップ7と同様に希望する
印加電力量とある関数による計算で波数を求めても良い
し、ROM内にテーブルデータとして格納しておいても
良い。以上の処理が終了した後、この加熱体制御ルーチ
ンを抜け出す。
【0174】上記第4及び第5の実施例のように、加熱
体への通電を、所定時間内に加熱体に印加される交流電
源の半波の数を制御する制御手段を有し、加熱体の抵抗
値情報を検知する検出手段を有し、この検出手段の検出
信号に応じて、前記所定時間を制御する制御手段を有す
ることにより、印加電力の切り換え精度が増すため、所
望する電力が得られやすくなり、画像形成が安定して行
える。
【0175】また、加熱定着に必要な電力量の切り換え
精度が増し、無駄な電力を浪費せずに安定した画像形成
が行われるので、複写装置の省電力・省エネルギー化に
貢献する。
【0176】C.以下の第6の実施例は前記特許請求の
範囲の請求項12乃至同14に記載した構成を特徴とす
る加熱装置あるいは該加熱装置を定着装置として備える
画像形成装置の実施例である。
【0177】なお図1の画像形成装置の構成、図2・図
3の定着装置の構成は、この第6の実施例においても同
じである。
【0178】〈第6の実施例〉(図17〜図22) 図17は本実施例の加熱体電力制御回路のブロック図あ
り、図5の回路と同様である。
【0179】本実施例において、加熱体21の通電制御
は交流電源34の零点から次の零点までの間を最小単位
として、その零点から次の零点めでの間の波の所定数の
ブロックを制御ブロック単位として通電される。制御ブ
ロック単位の間の通電される波の数を制御して加熱体2
1に印加される電力を制御する。
【0180】例えば、制御ブロック単位が4波で、交流
電源の電源電圧100V・周波数一定・加熱体抵抗値が
10Ωの入力で1000W出力の加熱体を使い、750
Wの制御する時、制御ブロック単位のなかで3波だけ通
電するように制御する。
【0181】その例を図18に示す。斜線を付した波が
通電される波である。制御ブロック単位の波数で制御さ
れる最小電力単位が決定され、本実施例の加熱体の例で
は制御ブロック単位4波の時250W単位で制御可能で
ある。
【0182】図19・図20に本実施例における加熱体
温度制御プログラムのフローチャートを示す。このプロ
グラムも制御手段としてのマイクロコンーピュータ31
内の内蔵ROMにプログラムされているものであり、図
19・図20に示すプログラムのフローは一定時間間隔
ごとに、または必要に応じてメインのシーケンスプログ
ラム等より呼び出されて実行されるようになっている。
【0183】図19は、加熱体の制御を行うルーチンを
示している。
【0184】ステップ1では、サーミスタ24より1N
1に入力される信号により、現時点での加熱体21の温
度を検知する。
【0185】ステップ2において、ステップ1で検知し
加熱体1の温度が、装置が正常な動作をしている時のあ
る定められた範囲から逸脱しているか否かの判定をおこ
ない、正常であると判断したときにステップ3に移行
し、正常でないと判断したときはステップ20に移行す
る。
【0186】ここでステップ20はエラー処理のための
ルーチンで、全装置(本実施例では複写装置)の全ての
出力をOFF状態とし、なんらかの表示手段を持ってエ
ラー表示を行う永久ループとなっており、メインのプロ
グラムが実行できないようにしている。
【0187】ステップ3では、零点検知部32より1N
2に入力される信号により交流電源の零点を検知して、
零点を検知しなかった場合には、この加熱体制御ルーチ
ンの出口へ抜ける。零点を検知したときにはステップ5
へ移行して、図20に示される加熱体への電力印加制御
ルーチンを呼び出して実行する。
【0188】図20のステップ10において、半波分の
通電を行うか行わないかを制御単位の波数の組み合わせ
の順番に従って決定し、半波分の通電を行わない時には
ステップ16へ分岐し、半波分の通電を行う時にはステ
ップ11に分岐する。
【0189】ステップ11では、交流半波の出力が行わ
れるごとに、カウンターCを1つカウントアップする。
【0190】ステップ12で、Cが2の時にはステップ
13に分岐して、Cを0にする。Cが1の時にはステッ
プ13をスキップする。つまりステップ14に移行する
前にカウンターCは0または1のどちらかの値をとる事
になる。
【0191】ステップ14で、OUT1端子から通電制
御部33に信号を出力して加熱体21への通電を行う。
【0192】ステップ16では、制御単位の最後の制御
が終わったか否かを判定し、制御単位の途中であればこ
のルーチンの出口へ抜け、制御単位の最後の制御が終わ
っていればステップ17に移行する。
【0193】ステップ17では、ステップ1で検知した
加熱体21の温度にもとづいて、制御単位の中で希望の
電力量が得られるように波数の組み合わせ(制御ブロッ
クの内容)を、ROM内に設定したパターンテーブルよ
り検索する。
【0194】図22に制御ブロック数が4の時のROM
内に格納されている通電出力のイメージをあらわしてい
る。
【0195】ステップ18で、カウンターCの値が0の
時にはこのルーチンの出口へ抜け、Cの値が0でないと
き(Cの値が1の時)、ステップ19を実行する。
【0196】ステップ19ではROM内に格納されてい
る出力パターンを左に半波分ずらす。つまり、図22に
示したような半波ずらした時の出力のイメージとなる。
【0197】以上の処理が終了した後、この加熱体制御
ルーチンを抜け出す。
【0198】以上述べてきた一巡の操作を図18に示し
た従来の波数制御に当てはめると、図21に示す通電パ
ターンになる。
【0199】図18の通電パターンでは、制御単位a〜
eまでの通電制御が終了した時点で交流の消費電力がマ
イナス側に半波2つ分多い。この電力の片寄りは、一般
に制御時間が長くなるにつれて多くなる。
【0200】しかしながら図21の例では、制御単位
a’〜e’までの通電制御が終了した時点で、交流の消
費電力はプラス側にもマイナス側にも片寄らず、電力の
片寄りは制御時間に関係なく、多くともマイナス側に半
波分でおさまる。
【0201】以上説明したように、加熱体への通電を、
所定時間内に前記加熱体に印加される交流電源の半波の
数を制御する制御手段を有し、所定時間内に主力した半
波の数を計数する計数手段を有し、前記計数値によって
前記所定時間内の制御パターンを変更する手段を有する
ことにより、加熱体への通電制御によって消費される電
力がプラス側やマイナス側に片寄ることがなくなるの
で、外部機器や本体内部の部品に悪影響を及ぼす事な
く、安定して機器を使用する事が可能となる。
【0202】D.以下の第7及び第8の実施例は前記特
許請求の範囲の請求項16乃至同19に記載した構成を
特徴とする加熱装置ないしは該加熱装置を定着装置とし
て備える画像形成装置の実施例である。
【0203】なお図1の画像形成装置の構成、図2・図
3の定着装置の構成は、この第7及び第8の実施例にお
いても同じである。
【0204】<第7の実施例>(図23〜図27) 図23に本実施例における加熱体通電制御回路のブロッ
ク図を示す。
【0205】37は記録材先端検知部であり、記録材先
端検知信号が制御手段としてのマイクロコンピュータ3
1に入力する。他の回路構成は前述図5の回路と同様で
ある。
【0206】本実施例において、加熱体21の通電制御
は交流電源の零点から次の零点までの間を最小単位とし
て、その零点から次の零点までの間の波の所定数のブロ
ックを制御ブロック単位として通電される。制御ブロッ
ク単位の間の通電される波の数を制御して加熱体21に
印加される電力を制御する。
【0207】例えば、制御ブロック単位が10波で、交
流電源の電源電圧100V・周波数一定・加熱体抵抗値
が10Ωの入力で1000W出力の加熱体を使い、10
0Wの制御する時、制御ブロック単位のなかで1波だけ
通電するように制御する。
【0208】その例を図26に示す。図26で斜線を付
した波が通電される波である。制御ブロック単位の波数
で制御される最小電力単位が決定され、本実施例の加熱
体の例では制御ブロック単位10波の時100W単位で
制御可能である。
【0209】図24に本実施例の加熱体温度制御プログ
ラムのフローチャートを示す。このプログラムも前述の
マイクロコンピュータ31内の内蔵ROMにプログラム
されているものであり、図24に示すプログラムのフロ
ーは一定時間間隔ごとに、または必要に応じてメインの
シーケンスプログラム等より呼び出されて実行されるよ
うになっている。
【0210】ステップ1では、サーミスタ24よりIN
1に入力される信号により、現時点での加熱体21の温
度を検知する。
【0211】ステップ2において、ステップ1で検知し
た加熱体21の温度が、装置が正常な動作をしている時
のある定められた範囲から逸脱しているか否かの判定を
おこない、正常であると判断したときにステップ3に移
行し、正常でないと判断したときはステップ70に移行
する。
【0212】ここでステップ70はエラー処理のための
ルーチンで、全装置(本実施例では複写装置)の全ての
出力をOFF状態とし、なんらかの表示手段を持ってエ
ラー表示を行う永久ループとなっており、メインのプロ
グラムが実行できないようにしている。
【0213】ステップ3では、記録材先端検知部37よ
りIN3に入力される信号を検知して、先端が検知され
ない時はステップ5へ、検知したときにはステップ4へ
分岐する。
【0214】ステップ4では、記録材先端検知部37か
ら実際に記録材が定着装置に達するまでの所定の時間が
セットされたタイマーの動作を開始させる。
【0215】ステップ5では、零点検知部32よりIN
2に入力される信号により交流電源の零点を検知して、
零点を検知しなかった場合には、ステップ9に移行す
る。
【0216】零点を検知したときにはステップ6へ移行
して、OUT1端子から通電制御部33に信号を出力し
て加熱体21への通電を波数制御にて行う。
【0217】ステップ7では、制御単位の最後の制御が
終わったか否かを判定し、制御単位の途中であればステ
ップ7をとばしてステップ9に移行し、制御単位の最後
の制御が終わっていればステップ8に移行する。
【0218】ステップ8では、ステップ1で検知した加
熱体21の温度にもとづいて、制御単位の中で希望の電
力量が得られるように波数の組み合わせ(制御ブロック
の内容)を決定する。この際、希望する印加電力量と、
ある関数による計算で波数を求めても良いし、ROM内
にテーブルデータとして格納しておいても良い。
【0219】ステップ9において、ステップ4で設定さ
れたタイマーのカウントが終了したか否かを判断し、タ
イマーのカウントが終了もしくはカウンターが動作して
いないときはステップ10を飛ばしてこの加熱体制御ル
ープを抜け出し、ステップ4で設定された所定の時間の
カウントが終了すればステップ10を実行する。
【0220】ステップ10においては、ステップ4で動
作開始したタイマーを止め、例えば図27に示されるよ
うな波数の出力パターンの時には図31に示されるよう
な出力のパターンになるように変更する。この操作は図
26に示される例のような波数の出力パターンに対して
行われる。
【0221】また、出力パターンの変更は、記録材先端
の時の制御ブロックのみに施しても良いし、図31のよ
うに後に続く任意の数の制御ブロックに対して行っても
良い。以上の操作を行った後にこの加熱体制御ループを
抜け出す。
【0222】<第8の実施例>(図28〜図31) 図28は本実施例における加熱体通電制御回路のブロッ
ク図を示す。
【0223】38はレジストローラ8の制御部であり、
制御手段としてのマイクロコンピュータ31により制御
される。他の回路構成は前述図5の回路と同様である。
【0224】図29及び図30に本実施例の加熱体温度
制御プログラムのフローチャートを示す。このプログラ
ムも前述のマイクロコンピュータ31内の内蔵ROMに
プログラムされているものであり、図29及び図30に
示すプログラムのフローは一定時間間隔ごとに、または
必要に応じてメインのシーケンスプログラム等より呼び
出されて実行されるようになっている。
【0225】図29は加熱体の制御を行うルーチンを示
している。
【0226】ステップ11では、サーミスタ24よりI
N1に入力される信号により、現時点での加熱体21の
温度を検知する。
【0227】ステップ12において、ステップ1で検知
した加熱体21の温度が、装置が正常な動作をしている
時のある定められた範囲から逸脱しているか否かの判定
を行い、正常であると判断した時にステップ13に移行
し、正常でないと判断した時はステップ70に移行す
る。
【0228】ここでステップ70はエラー処理のための
ルーチンで、全装置(本実施例では複写装置)の全ての
出力をOFF状態とし、なんらかの表示手段を持ってエ
ラー表示を行う永久ループとなっており、メインのプロ
グラムが実行できないようにしている。
【0229】ステップ13では、零点検知部12よりI
N2に入力される信号により交流電源の零点を検知し
て、零点を検知しなかった場合には、この加熱体制御ル
ープを抜け出し、零点を検知した時にはステップ14へ
移行して、OUT1端子から通電制御部13に信号を出
力して加熱体1への通電を波数制御にて行う。
【0230】ステップ15では、制御単位の最後の制御
が終わったか否かを判定し、制御単位の途中であればス
テップ16を飛ばしてこの加熱体制御ループを抜け出
し、制御単位の最後の制御が終わっていればステップ1
6に移行する。
【0231】ステップ16では、ステップ11で検知し
た加熱体21の温度に基づいて、制御単位の中で希望の
電力量が得られるように波数の組み合わせ(制御ブロッ
クの内容)を決定する。
【0232】この際、希望する印加電力量と、ある関数
による計算で波数を求めても良いし、ROM内にテーブ
ルデータとして格納しておいても良い。
【0233】以上の操作を行った後にこの加熱体制御ル
ープを抜け出す。
【0234】図30はコピーキーが押された時の記録材
の搬送ならびにその他の処理を示すフローである。
【0235】ステップ21で複写に必要な前処理を行っ
た後、ステップ22に移行し、カセットS内に収納され
ている記録材Pを、給送ローラ7を制御して記録材の搬
送を開始する。
【0236】ステップ23では、記録材がレジストロー
ラ8に達するタイミングで記録材のレジストをあわせる
(レジストあわせとは、記録材の斜行を直すこと)。
【0237】その後ステップ24において図31に示す
ta´はROMにあらかじめ記憶させておいても良い
し、制御波数ブロックやその他の要因から計算によって
求めてもよい。
【0238】ステップ25において、タイマーのカウン
トを開始し、ステップ26でタイマーのカウントが終了
するまでレジストローラ8を停止したまま待機する。
【0239】カウントが終了すると、ステップ27に移
行してレジストローラ8の動作を開始して記録材を搬送
する。
【0240】この時点で、記録材が定着装置に突入する
突入点Aが図31に示すようにA´にずらされている。
この操作により記録材先端部と波数の通電電力を位置を
あわせている。
【0241】次に、ステップ28で複写動作をした後、
ステップ29で複写の後処理を行い、このループを終了
する。
【0242】以上説明したように、加熱体への通電を、
所定時間内に加熱体に印加される交流電源の半波の数を
制御する制御手段を有し、加熱体に記録材の先端部が突
入するタイミングを検知する検知手段を有し、この検出
手段の検出信号に応じて、前記所定時間内の制御パター
ンを変更する手段を有することにより、記録材の先端部
においても定着不良が起こることなく、記録材全域にわ
たって安定した画像形成が行える。
【0243】
【発明の効果】以上のように本発明に依れば、フィルム
加熱方式の加熱装置或は該加熱装置を定着装置として備
える画像形成装置について、 .被加熱材の加熱処理ムラの発生を防止する、画像定
着装置にあっては記録材先端部の定着不良の発生を防ぐ
ことができる、 .印加電力の切り換え精度が増して所望の電力が得ら
れやすく、被加熱材の安定した加熱処理ができ、画像定
着装置にあっては定着ムラのない安定した良好な加熱定
着処理ができる、 .加熱体の印加交流の正または負に片寄った電力消費
がなくなり、外部機器や本体内部の部品に悪影響を及ぼ
すことなく、機器を安定して使用することが可能とな
る、 .加熱体に通電されない区間による被加熱材の加熱ム
ラの発生が防止され、画像定着装置にあっては記録材の
先端部の定着不良が起こることが防止され、記録材全域
にわたって安定した加熱定着処理が実行される、もので
前述第1乃至第4の目的がよく達せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成装置の一例の概略構成図
【図2】 定着装置の概略構成図
【図3】 加熱体(ヒーター)を通電発熱体層形成面側
からみた途中部省略の平面図
【図4】 (a)・(b)はそれぞれ定着装置の他の例
の概略構成図
【図5】 第1の実施例装置の加熱体電力制御回路のブ
ロック図
【図6】 (a)及び(b)はそれぞれ通電制御の説明
【図7】 通電制御のフローチャート
【図8】 通電制御のサブフローチャート
【図9】 第2の実施例装置の通電制御のサブフローチ
ャート
【図10】 第3の実施例装置の通電制御のフローチャ
ート
【図11】 第3の実施例装置の通電制御のサブフロー
チャート
【図12】 第4の実施例装置の加熱体電力制御回路の
ブロック図
【図13】 波数制御の制御ブロック説明図
【図14】 加熱体制御プログラムのフローチャート
【図15】 加熱体制御プログラムのフローチャート
【図16】 第5の実施例装置の加熱体制御プログラム
のフローチャート
【図17】 第6の実施例装置の加熱体電力制御回路の
ブロック図
【図18】 従来の波数制御の制御ブロック説明図
【図19】 加熱体制御プログラムのフローチャート
【図20】 加熱体制御プログラムのフローチャート
【図21】 第6の実施例装置における波数制御の制御
ブロック説明図
【図22】 第6の実施例装置における波数制御の通電
出力イメージ図
【図23】 第7の実施例装置の加熱体電力制御回路の
ブロック図
【図24】 加熱体制御のフローチャート
【図25】 記録材先端の加熱説明図
【図26】 波数制御の通電出力イメージ図
【図27】 従来の波数制御による記録材先端部の加熱
説明図
【図28】 第8の実施例装置の加熱体電力制御回路の
ブロック図
【図29】 加熱体制御のフローチャート
【図30】 加熱体制御のフローチャート
【図31】 記録材先端部の加熱説明図
【符号の説明】
11 定着装置(加熱装置)の総括符号 25 耐熱性フィルム(定着フィルム) 21 加熱体(ヒーター) 22 ヒーター基板 23 通電発熱体層(発熱部) 28 加圧ローラー P 記録材(転写材シート) 31 マイクロコンピュータ(制御部) 32 零点検知部 33 通電制御装置 34 交流電源 35 シートセンサー 36 加熱体抵抗値設定部 37 記録材先端検知部 38 レジストローラ制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 23/24 G 9132−3H

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱する加熱体と、該加熱体
    に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィル
    ムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフィ
    ルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱体
    の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与する
    フィルム加熱方式の加熱装置において、 所定時間内に前記加熱体に印加される交流電源の半波の
    数を制御する制御手段と、 被加熱材が該加熱装置に達することを検知する検知手段
    と、 該検知手段の検知情報に応じて前記加熱体に印加する印
    加電力を制御する手段を有することを特徴とする加熱装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段の検知情報に応じて、被加
    熱材が加熱装置に達する前後の時間の印加電力1と、そ
    の他の時間での印加電力2について、 印加電力1>印加電力2 となるように制御する制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段の検知情報に応じて、前記
    所定時間を制御する制御手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段の検知情報に応じて、前記
    所定時間内に加熱体に印加される交流電源の半波の数を
    制御することを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記所定時間が加熱体に印加される交流
    電源周期の2分の1の正数倍であること特徴とする請求
    項1乃至同4の何れかに記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至同5の何れかに記載の加熱
    装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被加熱
    材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱定着
    する定着装置として備えていることを特徴とする画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 通電により発熱する加熱体と、該加熱体
    に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィル
    ムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフィ
    ルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱体
    の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与する
    フィルム加熱方式の加熱装置において、 所定時間内に前記加熱体に印加される交流電源の半波の
    数を制御する制御手段と、 前記加熱体の抵抗値情報を検知する検出手段と、 該検出手段の検出信号に応じて、前記所定時間を可変す
    る手段を有することを特徴とする加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記抵抗値情報が前記加熱体の常温時の
    抵抗値情報であることを特徴とする請求項7に記載の加
    熱装置。
  9. 【請求項9】 前記抵抗値情報が前記加熱体の温度変化
    にともなって変化する抵抗値情報であることを特徴とす
    る請求項7に記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】 前記所定時間が前記加熱体に印加され
    る交流電源周期の2分の1の正数倍であることを特徴と
    する請求項7乃至同9に記載の加熱装置。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至同10の何れかに記載の
    加熱装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被
    加熱材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱
    定着する定着装置として備えていることを特徴とする画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 通電により加熱する加熱体と、該加熱
    体に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィ
    ルムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフ
    ィルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱
    体の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与す
    るフィルム加熱方式の加熱装置において、 所定時間内に前記加熱体に印加される交流電源の半波の
    数を制御する制御手段と、 前記所定時間内に出力した半波の数を計数する計数手段
    と、 該計数値によって前記所定時間内の制御パターンを変更
    する手段を有することを特徴とする加熱装置。
  13. 【請求項13】 前記所定時間が前記加熱体に印加され
    る交流電源周期の2分の1の正数倍であることを特徴と
    する請求項12に記載の加熱装置。
  14. 【請求項14】 請求項12又は同13に記載の加熱装
    置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた被加熱材
    としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加熱定着す
    る定着装置として備えていることを特徴とする画像形成
    装置。
  15. 【請求項15】 通電により発熱する加熱体と、該加熱
    体に接触して搬送される耐熱性フィルムを有し、該フィ
    ルムの加熱体側とは反対側面に被加熱材を密着させてフ
    ィルムと一緒に加熱体位置を搬送通過させることで加熱
    体の熱エネルギーをフィルムを介して被加熱材に付与す
    るフィルム加熱方式の加熱装置において、 所定時間内に前記加熱体に印加される交流電源の半波の
    数を制御する制御手段と、 前記加熱体に被加熱材が突入するタイミングで、前記所
    定時間内の制御パターン中の通電部分と一致するように
    制御する手段を有することを特徴とする加熱装置。
  16. 【請求項16】 前記加熱体に被加熱材の先端が突入す
    るタイミングで、前記所定時間内の制御パターン中の通
    電部分と一致するように制御する制御手段が、前記加熱
    体に被加熱材の先端部が突入するタイミングを検知する
    検知手段を有し、該検知手段の検知信号に応じて、前記
    所定時間内の制御パターンを変更する制御手段であるこ
    とを特徴とする請求項15に記載の加熱装置。
  17. 【請求項17】 前記加熱体に被加熱材の先端部が突入
    するタイミングで、前記所定時間内の制御パターン中の
    通電部分と一致するように制御する制御手段が、被加熱
    材が加熱体に突入するタイミングを制御するパターンに
    応じて遅らせる制御であることを特徴とする請求項15
    に記載の加熱装置。
  18. 【請求項18】 前記所定時間が前記加熱体に印加され
    る交流電源周期の2分の1の正数倍であることを特徴と
    する請求項15乃至同17の何れかに記載の加熱装置。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至同18の何れかに記載
    の加熱装置を、加熱定着性の顕画材像を形成担持させた
    被加熱材としての記録材の該担持顕画材像を記録材に加
    熱定着する定着装置として備えていることを特徴とする
    画像形成装置。
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