JPH06119024A - 数値制御装置のオーバトラベル検出方式 - Google Patents

数値制御装置のオーバトラベル検出方式

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JPH06119024A
JPH06119024A JP26718892A JP26718892A JPH06119024A JP H06119024 A JPH06119024 A JP H06119024A JP 26718892 A JP26718892 A JP 26718892A JP 26718892 A JP26718892 A JP 26718892A JP H06119024 A JPH06119024 A JP H06119024A
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JP
Japan
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overtravel
deviation amount
position deviation
machine tool
over travel
Prior art date
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Application number
JP26718892A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Matsuura
仁 松浦
Junichi Kato
淳一 加藤
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リミットスイッチを用いないで数値制御工作
機械のオーバトラベルを検出することができるようにす
る。 【構成】 数値制御装置20の演算手段3は、サーボモ
ータ6に対する送り速度指令から理論位置偏差量を演算
する。オーバトラベル判別手段5は、その理論位置偏差
量と、位置偏差量レジスタ8からフィードバックされて
きた実位置偏差量とを比較した結果に基づいてテーブル
9がオーバトラベルであるか否かを判別する。例えば、
実位置偏差量が理論位置偏差量に比べて予期した以上に
大きいとき、それはテーブル9が送り速度指令に相当す
る分だけ移動していない場合である。オーバトラベル判
別手段5は、その状態をオーバトラベルであるとして、
サーボモータ6に対する送り速度指令を停止する。この
ため、リミットスイッチを用いないでテーブル9のオー
バトラベルを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械のオーバトラベ
ルを検出する数値制御装置のオーバトラベル検出方式に
関し、特に実位置偏差量と理論位置偏差量とを比較して
オーバトラベルを検出する数値制御装置のオーバトラベ
ル検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械は、数値制御装置側か
らの移動指令に応じて動作するが、その動作可能範囲を
越えて動作しようとする場合もある。その場合、機械の
ベッドとテーブル、あるいはコラムとテーブルの間に設
けられたリミットスイッチがそのオーバトラベルを検出
して数値制御装置側に通知し、数値制御装置側は、その
検出信号によって、工作機械のオーバトラベルを判別し
工作機械を減速停止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなオ
ーバトラベル検出方式では、リミットスイッチを工作機
械に設ける必要があるため、その分設計の工数を要し、
生産コストも高くつく。また、工作機械毎にリミットス
イッチの調整を行う必要もある。さらに、工作機械側に
リミットスイッチを設けるスペースを確保できない場合
もある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、リミットスイッチを用いないで工作機械のオ
ーバトラベルを検出することができる数値制御装置のオ
ーバトラベル検出方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、工作機械のオーバトラベルを検出する数
値制御装置のオーバトラベル検出方式において、前記工
作機械に対する移動指令から理論位置偏差量を演算する
演算手段と、前記工作機械の実位置偏差量と前記理論位
置偏差量とを比較した結果に基づいて前記工作機械がオ
ーバトラベルであるか否かを判別し、オーバトラベルで
あると判別したときに前記工作機械に対する移動指令を
停止するオーバトラベル判別手段と、を有することを特
徴とする数値制御装置のオーバトラベル検出方式が、提
供される。
【0006】
【作用】演算手段は、工作機械に対する移動指令から理
論位置偏差量を演算する。オーバトラベル判別手段は、
その工作機械の実位置偏差量と理論位置偏差量とを比較
した結果に基づいて工作機械がオーバトラベルであるか
否かを判別する。例えば、実位置偏差量が理論位置偏差
量に比べて予期した以上に大きいとき、それは工作機械
が移動指令に相当する分だけ移動してない場合である。
オーバトラベル判別手段は、その状態をオーバトラベル
であるとして、工作機械に対する移動指令を停止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の数値制御装置のオーバトラベル
検出方式の全体構成を示す図である。図において、数値
制御装置20の位置指令手段1は、その位置指令をパル
ス分配手段4に送る。また、送り速度指令手段2は、そ
の送り指令をパルス分配手段4に送る。ここで、位置指
令は、例えば工作機械における工具の移動位置の指令値
であり、送り速度指令は、例えば工作機械における工具
の送り速度の指令値である。
【0008】パルス分配手段4は、この位置指令及び送
り指令を受けて補間演算を行い、分配パルスを出力す
る。この分配パルスは、正の値として位置偏差量加算器
7に入力され、それによって現在の位置偏差量レジスタ
8の値が決定される。
【0009】サーボモータ6には、この現在の位置偏差
量レジスタ8の値が入力され、サーボモータ6はその値
に応じて動作する。この動作は、現在の位置偏差量レジ
スタ8の値が零となるまで継続する。
【0010】すなわち、サーボモータ6が動作すると、
その回転量が位置検出器6aによって検出され、検出さ
れた回転量は位置偏差量加算器7に負の値としてフィー
ドバックされ、位置偏差量レジスタ8の値が更新され
る。これらの動作が、位置偏差量レジスタ8が零となる
まで繰り返されるのである。
【0011】ここで、位置偏差量レジスタ8に保持され
る位置偏差量を実位置偏差量と称する。この実位置偏差
量は、詳細は後述するように、オーバトラベル判別のた
めにオーバトラベル判別手段5に供される。
【0012】サーボモータ6はボールネジ10を回転さ
せて可動部11の位置決めを行う。可動部11はテーブ
ル9を所定の軸方向に移動させる。テーブル9が動作可
能領域の限界位置まで来ると、工作機械側のベッド13
と一体に設けられたダンパ12に接触する。さらに、そ
の軸方向に移動すると、サーボモータ6は、ダンパ12
及びベッド13から逆方向の負荷を受ける。その結果、
位置検出器6aから位置偏差量加算器7にフィードバッ
クされるサーボモータ6の回転量が小さくなり、相対的
に位置偏差量レジスタ8の実位置偏差量が増大する。こ
の実位置偏差量は、上述したように、オーバトラベル判
別手段5に送られる。
【0013】一方、数値制御装置20に設けられた演算
手段3は、送り速度指令手段2の送り速度指令を受け
て、理論的に求められる位置偏差量を演算する。この理
論的に求められる位置偏差量は、次式(1)によって決
定され、ここでは理論位置偏差量またはサーボ位置偏差
量と称する。
【0014】理論位置偏差量E=F/G・1/U ここで、F:送り速度(μm/sec) G:位置制御ループのゲイン(1/sec) U:検出単位(1パルスでの移動量)(μm)、通常1
μm この理論位置偏差量は、オーバトラベル判別手段5に送
られる。オーバトラベル判別手段5は、上記の実位置偏
差量と理論位置偏差量とを比較した結果に基づいてテー
ブル9がオーバトラベルであるか否かを判別する。すな
わち、実位置偏差量と理論位置偏差量との差分を演算
し、その差分が設定値よりも大きいときに、オーバトラ
ベルであると判別する。これは、上述したように、テー
ブル9のオーバトラベル時に実位置偏差量が増大し、そ
の結果、上記差分も増大するためである。オーバトラベ
ルであると判別したときは、オーバトラベル判別手段5
は、送り速度停止信号をパルス分配手段4に出力する。
その信号を受けてサーボモータ6は停止する。
【0015】また、オーバトラベル判別手段5におい
て、オーバトラベルであると判別されると、その判別結
果は表示装置35にアラームとして表示される。オペレ
ータは、その表示を見てオーバトラベルに対する適切な
処置を行うことができる。
【0016】このように、実位置偏差量が理論位置偏差
量に比べて予期した以上に大きいとき、それはテーブル
9が送り速度指令に相当する分だけ移動していない場合
であるため、オーバトラベル判別手段5は、その状態を
オーバトラベルであるとして、サーボモータ6に対する
送り速度指令を停止する。このため、リミットスイッチ
を用いないでテーブル9のオーバトラベルを検出するこ
とができる。したがって、従来リミットスイッチを設け
るために必要であった設計工数や、リミットスイッチの
調整等が不要となる。また、その分生産コストも低減す
ることができる。さらに、工作機械側にリミットスイッ
チを設けるスペースを確保できない場合でも、オーバト
ラベルを検出することができる。
【0017】次に、数値制御装置のハードウェア構成に
ついて説明する。図2は数値制御装置のハードウェア構
成を示す図である。図において、数値制御装置20は基
本スロット30と、拡張スロット40から構成されてい
る。
【0018】基本スロット30のプロセッサ31は、数
値制御装置20の基本機能を制御する。ROM32は、
システムプログラム等が格納されている。RAM33は
実位置偏差量、理論位置偏差量、およびオーバトラベル
判別のための設定値等の諸データが格納されている。C
PU31は、システムプログラムを実行し、このRAM
33に格納された数値等をもとにオーバトラベルの検出
を行う。
【0019】表示装置35には、CRTあるいは液晶表
示装置等が使用され、上記のオーバトラベルアラームが
表示される。RAM34にはこの表示装置35に表示す
るためのビデオデータが格納されている。また、操作キ
ー36によって指令を受けてて、システムプログラムの
実行等が行われる。
【0020】拡張スロット40の各スロット位置にPM
C(プログラマブル・マシン・コントローラ)41、軸
制御回路42〜44、および通信制御回路等の他のプリ
ント板45等が挿入されている。
【0021】PMC41は、ラダー形式で作成されたシ
ーケンスプログラムで機械側を制御する。このPMC4
1には入出力回路(I/O)51が接続され、更には入
出力回路51に強電盤あるいは操作盤を含む機械制御回
路61が接続されている。
【0022】軸制御回路42、43、44は、それぞれ
サーボアンプ52、53、54に接続され、サーボモー
タ62、64、66を駆動する。上述した位置偏差量加
算器7及び位置偏差量レジスタ8は、この軸制御回路4
2等に設けられる。位置検出器63、65、67は、そ
れぞれサーボアンプ52、53、54に接続され、サー
ボモータ62、64、66が駆動したときの回転量を検
出する。その検出信号は、サーボアンプ52、53、5
4を経由して軸制御回路42、43、44にフィードバ
ックされる。なお、本図ではスピンドルアンプ、スピン
ドルモータ等は省略してある。
【0023】上記の説明では、テーブルがダンパに接触
してサーボモータが負荷を受けるように構成したが、小
型の工作機械で、テーブルがベッドに直接当っても機械
が損傷しないときは、ダンパを設けることなく、オーバ
トラベルを検出することができる。その場合は、オーバ
トラベル検出の実行サイクルを短く設定する必要があ
る。
【0024】また、テーブルが動作可能領域を越えて動
作する場合について説明したが、工作機械の他の部位、
例えば工具が動作可能領域を越えて動作する場合でも、
同様に本発明を適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、工作機
械の実位置偏差量と理論位置偏差量とを比較した結果に
基づいて工作機械がオーバトラベルであるか否かを判別
するように構成した。例えば、実位置偏差量が理論位置
偏差量に比べて予期した以上に大きいとき、それは工作
機械が移動指令に相当する分だけ移動していない場合で
あるため、オーバトラベル判別手段は、その状態をオー
バトラベルであるとして、工作機械に対する移動指令を
停止する。
【0026】このため、リミットスイッチを用いないで
工作機械のオーバトラベルを検出することができる。し
たがって、リミットスイッチ及びリミットスイッチの調
整等が不要となる。また、その分生産コストも低減する
ことができる。さらに、工作機械側にリミットスイッチ
を設けるスペースを確保できない場合でも、オーバトラ
ベルを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御装置のオーバトラベル検出方
式の全体構成を示す図である。
【図2】数値制御装置のハードウェア構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 位置指令手段 2 送り速度指令手段 3 演算手段 4 パルス分配手段 5 オーバトラベル判別手段 6,62,64,66 サーボモータ 6a,63,65,67 位置検出器 7 位置偏差量加算器 8 位置偏差量レジスタ 9 テーブル 12 ダンパ 13 ベッド 20 数値制御装置 31 プロセッサ 32 ROM 33 RAM 35 表示装置 42,43,44 軸制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械のオーバトラベルを検出する数
    値制御装置のオーバトラベル検出方式において、 前記工作機械に対する移動指令から理論位置偏差量を演
    算する演算手段と、 前記工作機械の実位置偏差量と前記理論位置偏差量とを
    比較した結果に基づいて前記工作機械がオーバトラベル
    であるか否かを判別し、オーバトラベルであると判別し
    たときに前記工作機械に対する移動指令を停止するオー
    バトラベル判別手段と、 を有することを特徴とする数値制御装置のオーバトラベ
    ル検出方式。
  2. 【請求項2】 前記オーバトラベル判別手段は、前記工
    作機械の実位置偏差量と前記理論位置偏差量との差分を
    演算し、前記差分が設定値より大きいときに前記工作機
    械はオーバトラベルであると判別することを特徴とする
    請求項1記載の数値制御装置のオーバトラベル検出方
    式。
  3. 【請求項3】 前記オーバトラベル判別手段から出力さ
    れたオーバトラベル信号を受けて前記オーバトラベルを
    表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の数値制御装置のオーバトラベル検出方式。
JP26718892A 1992-10-06 1992-10-06 数値制御装置のオーバトラベル検出方式 Pending JPH06119024A (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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