JPH0611903Y2 - 車体フロア部構造 - Google Patents
車体フロア部構造Info
- Publication number
- JPH0611903Y2 JPH0611903Y2 JP1987046669U JP4666987U JPH0611903Y2 JP H0611903 Y2 JPH0611903 Y2 JP H0611903Y2 JP 1987046669 U JP1987046669 U JP 1987046669U JP 4666987 U JP4666987 U JP 4666987U JP H0611903 Y2 JPH0611903 Y2 JP H0611903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side sill
- panel
- honeycomb
- plate
- honeycomb core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の車体構造に関するもので、特に、ハ
ニカムサンドイッチ構造のフロア部を備えた車体構造に
関するものである。
ニカムサンドイッチ構造のフロア部を備えた車体構造に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動車の車室床面は、1枚の板からなるフロア
パネルによって形成されている。そのフロアパネルは、
左右両側部においてサイドシルにより支持されるように
なっている。その場合、車室床面ができるだけ平面とな
るようにするために、そのフロアパネルは、中央のセン
タトンネル部分を除いて平面状とすることが求められ
る。しかしながら、その平面部の面積を大きくすると、
その部分の剛性が低下し、車体振動に伴って面振動を起
こすようになってしまう。また、フロアパネルには、フ
ロア部全体の振動の抑制及び車室内に伝えられる騒音の
遮断という役割も求められているが、その剛性が小さい
と、そのような制振及び遮音効果も十分には得られなく
なってしまう。
パネルによって形成されている。そのフロアパネルは、
左右両側部においてサイドシルにより支持されるように
なっている。その場合、車室床面ができるだけ平面とな
るようにするために、そのフロアパネルは、中央のセン
タトンネル部分を除いて平面状とすることが求められ
る。しかしながら、その平面部の面積を大きくすると、
その部分の剛性が低下し、車体振動に伴って面振動を起
こすようになってしまう。また、フロアパネルには、フ
ロア部全体の振動の抑制及び車室内に伝えられる騒音の
遮断という役割も求められているが、その剛性が小さい
と、そのような制振及び遮音効果も十分には得られなく
なってしまう。
そこで、通常は、フロアパネルにクロスメンバ等の補強
材やインシュレータ等の遮音材を取り付けて、その剛性
を確保するとともに遮音性の向上を図るようにしてい
る。しかしながら、そのような補強材や遮音材を取り付
けると、どうしても車体重量が増大してしまう。また、
補強材等が取り付けられている部分と他の部位との間に
制振及び遮音効果の差が生じるという問題もある。
材やインシュレータ等の遮音材を取り付けて、その剛性
を確保するとともに遮音性の向上を図るようにしてい
る。しかしながら、そのような補強材や遮音材を取り付
けると、どうしても車体重量が増大してしまう。また、
補強材等が取り付けられている部分と他の部位との間に
制振及び遮音効果の差が生じるという問題もある。
このようなことから、例えば実開昭57-133479号公報等
に示されているように、フロアパネルを、上面板と下面
板との間にハニカムコアを挟んだハニカムサンドイッチ
構造のパネルによって形成することが考えられている。
そのようなハニカムパネルは、軽量でありながら極めて
剛性が高く、しかも遮音性にも優れている。したがっ
て、そのようなハニカム構造のフロアパネルを用いるこ
とにより、車室床面の平面部を大面積とすることが可能
となる。
に示されているように、フロアパネルを、上面板と下面
板との間にハニカムコアを挟んだハニカムサンドイッチ
構造のパネルによって形成することが考えられている。
そのようなハニカムパネルは、軽量でありながら極めて
剛性が高く、しかも遮音性にも優れている。したがっ
て、そのようなハニカム構造のフロアパネルを用いるこ
とにより、車室床面の平面部を大面積とすることが可能
となる。
ところで、ハニカムパネルは極めて剛性が高いので、プ
レス成形することはほとんど不可能である。したがっ
て、車室床面をハニカム構造とする場合には、その平面
部のみをハニカムパネルとして、それをサイドシルやセ
ンタトンネル等に結合するようにしなければならない。
その場合、ハニカムパネルは上面板と下面板との間にハ
ニカムコアを挟んだ空隙の大きいものであるので、これ
を単純にスポット溶接やボルト締め等によって他部材に
結合することはできない。
レス成形することはほとんど不可能である。したがっ
て、車室床面をハニカム構造とする場合には、その平面
部のみをハニカムパネルとして、それをサイドシルやセ
ンタトンネル等に結合するようにしなければならない。
その場合、ハニカムパネルは上面板と下面板との間にハ
ニカムコアを挟んだ空隙の大きいものであるので、これ
を単純にスポット溶接やボルト締め等によって他部材に
結合することはできない。
そこで、上記公報に示されたものでは、サイドシルに水
平突出部を設け、フロアパネルの上面板と下面板との間
にその突出部を嵌合させるようにしている。しかしなが
ら、ハニカム構造のフロアパネルは曲げることができな
いので、両側縁をともにそのような突出部に嵌合させる
ことはできない。したがって、サイドシル側でそのよう
な結合手段を用いた場合には、センタトンネル側では他
の結合手段を採らなければならない。このように、ハニ
カム構造のフロアパネルを単体とすると、それを他部材
に強固に結合することが極めて難しくなる。
平突出部を設け、フロアパネルの上面板と下面板との間
にその突出部を嵌合させるようにしている。しかしなが
ら、ハニカム構造のフロアパネルは曲げることができな
いので、両側縁をともにそのような突出部に嵌合させる
ことはできない。したがって、サイドシル側でそのよう
な結合手段を用いた場合には、センタトンネル側では他
の結合手段を採らなければならない。このように、ハニ
カム構造のフロアパネルを単体とすると、それを他部材
に強固に結合することが極めて難しくなる。
このような問題に対処するために、例えば実開昭57-130
772号公報に示されているように、ハニカム構造の車室
床面平面部を、サイドシルと一体に形成することが考え
られている。そのフロア部構造においては、車室床面を
形成する上面板がサイドシルインナパネルの上部と一体
とされ、下面板がサイドシルインナパネルの下部と一体
とされている。そして、その上面板と下面板との間にハ
ニカムコアが設けられている。
772号公報に示されているように、ハニカム構造の車室
床面平面部を、サイドシルと一体に形成することが考え
られている。そのフロア部構造においては、車室床面を
形成する上面板がサイドシルインナパネルの上部と一体
とされ、下面板がサイドシルインナパネルの下部と一体
とされている。そして、その上面板と下面板との間にハ
ニカムコアが設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなフロア部構造では、ハニカム
コアがサイドシルの内部に露出することになる。そのサ
イドシル内には水が入りやすい。一方、このようなフロ
アパネルに用いられるハニカムコアは、紙によって形成
されることが多い。そのために、そのようにハニカムコ
アがサイドシルの内部に露出していると、サイドシル内
に浸入した水によってハニカムコアが弱化してしまい、
ハニカムサンドイッチ構造としたことによる効果が得ら
れなくなってしまう。
コアがサイドシルの内部に露出することになる。そのサ
イドシル内には水が入りやすい。一方、このようなフロ
アパネルに用いられるハニカムコアは、紙によって形成
されることが多い。そのために、そのようにハニカムコ
アがサイドシルの内部に露出していると、サイドシル内
に浸入した水によってハニカムコアが弱化してしまい、
ハニカムサンドイッチ構造としたことによる効果が得ら
れなくなってしまう。
また、サイドシル内にはこもり音等が生じるが、上面板
と下面板との間の空間がサイドシルの内部に対して開放
されているフロアパネルでは、その騒音が上下面板にそ
れぞれ伝えられることになる。そのために、上面板がハ
ニカムコアから剥離して面振動が生じ、その上面板を通
して車室内に騒音が伝えられてしまう。
と下面板との間の空間がサイドシルの内部に対して開放
されているフロアパネルでは、その騒音が上下面板にそ
れぞれ伝えられることになる。そのために、上面板がハ
ニカムコアから剥離して面振動が生じ、その上面板を通
して車室内に騒音が伝えられてしまう。
更に、サイドシルには、車体強度を確保するために、一
般に比較的板厚の大きいパネルが用いられている。した
がって、サイドシルパネルと上面板とを一体とするもの
では、その上面板も板厚の大きいものとなる。しかしな
がら、ハニカム構造のフロアパネルの場合には、その上
面板自体の剛性はそれほど必要ではない。そなわち、上
面板は薄いものでよい。そのために、上面板をサイドシ
ルと一体としたものでは、その上面板が必要以上に厚い
ことになり、車体重量増を招いてしまう。
般に比較的板厚の大きいパネルが用いられている。した
がって、サイドシルパネルと上面板とを一体とするもの
では、その上面板も板厚の大きいものとなる。しかしな
がら、ハニカム構造のフロアパネルの場合には、その上
面板自体の剛性はそれほど必要ではない。そなわち、上
面板は薄いものでよい。そのために、上面板をサイドシ
ルと一体としたものでは、その上面板が必要以上に厚い
ことになり、車体重量増を招いてしまう。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ハニカムサンドイッチ構造の車室床面
平面部とサイドシルあるいはセンタトンネルとが一体的
に形成されるようにするとともに、その上面板と下面板
との間のハニカムコアが車室外部に露出することのない
ようにし、更に、その上面板を薄いものとして、車体重
量を軽減することができるようにすることである。
て、その目的は、ハニカムサンドイッチ構造の車室床面
平面部とサイドシルあるいはセンタトンネルとが一体的
に形成されるようにするとともに、その上面板と下面板
との間のハニカムコアが車室外部に露出することのない
ようにし、更に、その上面板を薄いものとして、車体重
量を軽減することができるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案では、ハニカムサン
ドイッチ構造の車室床面平面部を構成する下面板を、サ
イドシルの内側面上部を形成するサイドシルパネル及び
センタトンネルの上面を形成するトンネルパネルの少な
くとも一方と一体とものとして成形するようにしてい
る。その下面板の前記サイドシルとセンタトンネルとの
間に位置する部分には、ハニカムコアの厚さとほぼ等し
い深さで、そのハニカムコアを囲い込むだけの大きさの
凹部が形成されている。ハニカムコアはその凹部内に収
容される。そして、上面板は、その凹部の周囲に形成さ
れる上段平面部において下面板と接合されるようになっ
ている。
ドイッチ構造の車室床面平面部を構成する下面板を、サ
イドシルの内側面上部を形成するサイドシルパネル及び
センタトンネルの上面を形成するトンネルパネルの少な
くとも一方と一体とものとして成形するようにしてい
る。その下面板の前記サイドシルとセンタトンネルとの
間に位置する部分には、ハニカムコアの厚さとほぼ等し
い深さで、そのハニカムコアを囲い込むだけの大きさの
凹部が形成されている。ハニカムコアはその凹部内に収
容される。そして、上面板は、その凹部の周囲に形成さ
れる上段平面部において下面板と接合されるようになっ
ている。
(作用) このように構成することにより、ハニカムサンドイッチ
構造の車室床面平面部は、サイドシルあるいはセンタト
ンネルと一体のものとなる。したがって、ハニカムパネ
ル部とサイドシルあるいはセンタトンネルとの間にすき
まが生じることもなくなり、その遮音性が向上する。そ
して、ハニカムコアは、車室内面を形成するサイドシル
パネルあるいはトンネルパネルから連続する下面板によ
って車室外部から完全に遮断されるので、水に濡れるこ
ともなくなる。また、上面板は、サイドシル及びトンネ
ルパネルとは別体とされるので、薄いものとすることが
できるようになる。更に、下面板に凹部が設けられ、そ
の凹部内にハニカムコアが収容されるので、ハニカムコ
アの位置決めが容易となる。しかも、そのような凹部を
設けることにより、その凹部の周囲に上段平面部が形成
されるので、平板状の上面板がその上段平面部において
下面板に接合されるようになる。したがって、ハニカム
コアが密閉されるようにしながら、車室床面を完全に平
坦化することが可能となる。
構造の車室床面平面部は、サイドシルあるいはセンタト
ンネルと一体のものとなる。したがって、ハニカムパネ
ル部とサイドシルあるいはセンタトンネルとの間にすき
まが生じることもなくなり、その遮音性が向上する。そ
して、ハニカムコアは、車室内面を形成するサイドシル
パネルあるいはトンネルパネルから連続する下面板によ
って車室外部から完全に遮断されるので、水に濡れるこ
ともなくなる。また、上面板は、サイドシル及びトンネ
ルパネルとは別体とされるので、薄いものとすることが
できるようになる。更に、下面板に凹部が設けられ、そ
の凹部内にハニカムコアが収容されるので、ハニカムコ
アの位置決めが容易となる。しかも、そのような凹部を
設けることにより、その凹部の周囲に上段平面部が形成
されるので、平板状の上面板がその上段平面部において
下面板に接合されるようになる。したがって、ハニカム
コアが密閉されるようにしながら、車室床面を完全に平
坦化することが可能となる。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
図は、本考案による自動車の車体フロア部構造の一実施
例を示すもので、第1図はその分解斜視図であり、第2
図はその左右方向の垂直断面図である。
例を示すもので、第1図はその分解斜視図であり、第2
図はその左右方向の垂直断面図である。
第1図から明らかなように、この自動車のフレーム1
は、金属薄板をプレス成形することにより全体を一体に
形成したものとされている。すなわち、そのフレーム1
の車室床面に相当する位置には、その左右両側に前後方
向に延びる一対のサイドシルフレーム2,2が設けられ
るとともに、その中央部に、互いに近接して前後方向に
延びる一対のセンタフレーム3,3が設けられている。
そして、これらサイドシルフレーム2及びセンタフレー
ム3は、その前後両端において、それぞれ左右方向に延
びるフロントクロスメンバ4及びミドルクロスメンバ5
により互いに連結されている。また、フロントクロスメ
ンバ4の前部にはフロントフレーム6が一体に設けら
れ、ミドルクロスメンバ5の後部にはリヤフレーム7が
一体に設けられている。
は、金属薄板をプレス成形することにより全体を一体に
形成したものとされている。すなわち、そのフレーム1
の車室床面に相当する位置には、その左右両側に前後方
向に延びる一対のサイドシルフレーム2,2が設けられ
るとともに、その中央部に、互いに近接して前後方向に
延びる一対のセンタフレーム3,3が設けられている。
そして、これらサイドシルフレーム2及びセンタフレー
ム3は、その前後両端において、それぞれ左右方向に延
びるフロントクロスメンバ4及びミドルクロスメンバ5
により互いに連結されている。また、フロントクロスメ
ンバ4の前部にはフロントフレーム6が一体に設けら
れ、ミドルクロスメンバ5の後部にはリヤフレーム7が
一体に設けられている。
第1,2図から明らかなように、サイドシルフレーム2
及びセンタフレーム3は、いずれも上方に開いたチャン
ネル状のものとされている。そして、その上面に、1枚
の大形一体パネル8が接合されるようになっている。こ
のパネル8は、左右のサイドシルフレーム2,2間にわ
たって広がるもので、そのサイドシルフレーム2,2に
対向する両側部は、下方に開いたチャンネル状のサイド
シルアッパパネル9,9として形成されている。こうし
て、サイドシルフレーム2とサイドシルアッパパネル9
とを接合することにより、中空閉断面のサイドシル10
が形成されるようになっている。
及びセンタフレーム3は、いずれも上方に開いたチャン
ネル状のものとされている。そして、その上面に、1枚
の大形一体パネル8が接合されるようになっている。こ
のパネル8は、左右のサイドシルフレーム2,2間にわ
たって広がるもので、そのサイドシルフレーム2,2に
対向する両側部は、下方に開いたチャンネル状のサイド
シルアッパパネル9,9として形成されている。こうし
て、サイドシルフレーム2とサイドシルアッパパネル9
とを接合することにより、中空閉断面のサイドシル10
が形成されるようになっている。
また、パネル8の中央部は、下方に開いたチャンネル状
のトンネルパネル11として形成されている。このトン
ネルパネル11は、一対のセンタフレーム3,3上にま
たがるもので、これらを接合することにより、両側下部
に中空閉断面の補強部を備えたセンタトンネル12が形
成されるようになっている。
のトンネルパネル11として形成されている。このトン
ネルパネル11は、一対のセンタフレーム3,3上にま
たがるもので、これらを接合することにより、両側下部
に中空閉断面の補強部を備えたセンタトンネル12が形
成されるようになっている。
サイドシルアッパパネル9とトンネルパネル11との間
のパネル8部分は、周囲に平面部13aを残して凹陥し
た凹部13bを有する下面板13として形成されてい
る。その凹部13bは、ハニカムコア14の厚さにほぼ
等しい深さで、そのハニカムコア14の平面積にほぼ等
しい大きさのものとされている。また、その凹部13b
の底面は平面状とされている。そして、その凹部13b
の底面上にハニカムコア14が接着され、更にそのハニ
カムコア14の上面に上面板15が接着されている。そ
の上面板15はパネル8より板厚の小さいもので、その
全周縁部においてパネル8の凹部13bの周囲に形成さ
れる上段平面部13aに接合されるようになっている。
のパネル8部分は、周囲に平面部13aを残して凹陥し
た凹部13bを有する下面板13として形成されてい
る。その凹部13bは、ハニカムコア14の厚さにほぼ
等しい深さで、そのハニカムコア14の平面積にほぼ等
しい大きさのものとされている。また、その凹部13b
の底面は平面状とされている。そして、その凹部13b
の底面上にハニカムコア14が接着され、更にそのハニ
カムコア14の上面に上面板15が接着されている。そ
の上面板15はパネル8より板厚の小さいもので、その
全周縁部においてパネル8の凹部13bの周囲に形成さ
れる上段平面部13aに接合されるようになっている。
パネル8の前後端縁は、フロントクロスメンバ4及びミ
ドルクロスメンバ5にそれぞれ接合されるようになって
いる。
ドルクロスメンバ5にそれぞれ接合されるようになって
いる。
こうして、サイドシル10とセンタトンネル12との間
の車室床面平面部16が、上面板15と下面板13との
間にハニカムコア14を挟んだハニカムサンドイッチ構
造として構成されている。そして、その下面板13は、
サイドシルアッパパネル9及びトンネルパネル11と一
体のものとなっている。
の車室床面平面部16が、上面板15と下面板13との
間にハニカムコア14を挟んだハニカムサンドイッチ構
造として構成されている。そして、その下面板13は、
サイドシルアッパパネル9及びトンネルパネル11と一
体のものとなっている。
このように構成されたフロア部においては、ハニカム構
造の車室床面平面部16はサイドシル10及びセンタト
ンネル12と一体に形成される。したがって、その平面
部16は車体強度部材であるサイドシル10及びセンタ
トンネル12に強固に結合されることになり、ハニカム
構造によるフロア部の制振効果が確実に得られるように
なる。また、車室の内部と外部とは1枚のパネル8によ
ってすきまなく仕切られるので、車外からの騒音は完全
に遮断される。そして、ハニカムコア14はそのパネル
8の上面側、すなわち車室内側に設けられるので、車外
の水はもちろんのこと、サイドシル10やセンタトンネ
ル12の中空部内に入り込んだ水も、そのハニカムコア
14に触れることはない。したがって、ハニカムコア1
4が紙によって形成されている場合にも、それが弱化し
たり破損したりする恐れはなくなる。上面板15の接合
部にシーラント等を塗布しておけば、その防水性は一層
確実なものとなる。
造の車室床面平面部16はサイドシル10及びセンタト
ンネル12と一体に形成される。したがって、その平面
部16は車体強度部材であるサイドシル10及びセンタ
トンネル12に強固に結合されることになり、ハニカム
構造によるフロア部の制振効果が確実に得られるように
なる。また、車室の内部と外部とは1枚のパネル8によ
ってすきまなく仕切られるので、車外からの騒音は完全
に遮断される。そして、ハニカムコア14はそのパネル
8の上面側、すなわち車室内側に設けられるので、車外
の水はもちろんのこと、サイドシル10やセンタトンネ
ル12の中空部内に入り込んだ水も、そのハニカムコア
14に触れることはない。したがって、ハニカムコア1
4が紙によって形成されている場合にも、それが弱化し
たり破損したりする恐れはなくなる。上面板15の接合
部にシーラント等を塗布しておけば、その防水性は一層
確実なものとなる。
また、車室床面平面部16の上面板15は、サイドシル
10やセンタトンネル12とは別体とされるので、その
板厚は任意に設定することができる。したがって、その
板厚を薄くして、車体重量の軽減を図ることが可能とな
る。一方、錆の発生しやすい下面板13は、車体強度部
材であるサイドシル10及びセンタトンネル12と等し
い比較的大きな板厚とされる。したがって、下面板13
に錆が発生したとしても、容易に穴があくことはない。
そして、下面板13の板厚が厚い分だけ上面板15を薄
くすることができる。
10やセンタトンネル12とは別体とされるので、その
板厚は任意に設定することができる。したがって、その
板厚を薄くして、車体重量の軽減を図ることが可能とな
る。一方、錆の発生しやすい下面板13は、車体強度部
材であるサイドシル10及びセンタトンネル12と等し
い比較的大きな板厚とされる。したがって、下面板13
に錆が発生したとしても、容易に穴があくことはない。
そして、下面板13の板厚が厚い分だけ上面板15を薄
くすることができる。
更に、下面板13には凹部13bが設けられ、その凹部
13b内にその凹部13bとほぼ同一面積のハニカムコ
ア14が収容されるので、車体組み立て時にハニカムコ
ア14がずれるようなことがなくなる。したがって、そ
の組み立てが容易となるとともに、車室床面平面部16
のほぼ全体が確実にハニカムサンドイッチ構造とされる
ようになる。そして、その凹部13bの深さがハニカム
コア14の厚さにほぼ等しくされるので、ハニカムコア
14の上面と凹部13bの周囲の上段平面部13aとが
ほぼ同一面となる。したがって、上面板15にプレス加
工などを施さなくても、その上面板15を下面板13に
接合することができるようになり、ハニカムコア14を
完全に密閉することが可能となる。しかも、そのように
して上面板15が平板状のものとされることにより、サ
イドシル10とセンタトンネル12との間の車室床面が
完全に平面化される。
13b内にその凹部13bとほぼ同一面積のハニカムコ
ア14が収容されるので、車体組み立て時にハニカムコ
ア14がずれるようなことがなくなる。したがって、そ
の組み立てが容易となるとともに、車室床面平面部16
のほぼ全体が確実にハニカムサンドイッチ構造とされる
ようになる。そして、その凹部13bの深さがハニカム
コア14の厚さにほぼ等しくされるので、ハニカムコア
14の上面と凹部13bの周囲の上段平面部13aとが
ほぼ同一面となる。したがって、上面板15にプレス加
工などを施さなくても、その上面板15を下面板13に
接合することができるようになり、ハニカムコア14を
完全に密閉することが可能となる。しかも、そのように
して上面板15が平板状のものとされることにより、サ
イドシル10とセンタトンネル12との間の車室床面が
完全に平面化される。
なお、上記実施例においては、サイドシル10が、下面
側のサイドシルフレーム2と上面側のサイドシルアッパ
パネル9とによって形成されるものとしているが、上述
の実開昭57-130772号公報に示されているもののよう
に、サイドシルをアウタパネルとインナパネルとからな
るものとし、更にそのインナパネルを上部と下部とに分
割して、そのインナパネル上部と下面板13とが一体に
連なるものとすることもできる。要するに、車室内面を
形成するサイドシル10の内側面上部と下面板13とが
一体とされていればよい。
側のサイドシルフレーム2と上面側のサイドシルアッパ
パネル9とによって形成されるものとしているが、上述
の実開昭57-130772号公報に示されているもののよう
に、サイドシルをアウタパネルとインナパネルとからな
るものとし、更にそのインナパネルを上部と下部とに分
割して、そのインナパネル上部と下面板13とが一体に
連なるものとすることもできる。要するに、車室内面を
形成するサイドシル10の内側面上部と下面板13とが
一体とされていればよい。
また、センタトンネル12が、トンネルパネル11とセ
ンタフレーム3とによって形成されるものとしているが
トンネルパネル11のみによって十分な剛性が得られる
場合には、そのセンタフレーム3を省くこともできる。
このセンタトンネル12側においても、要は、車室内面
を形成するセンタトンネル12の上面と平面部16の下
面板13とが一体に形成されていればよい。
ンタフレーム3とによって形成されるものとしているが
トンネルパネル11のみによって十分な剛性が得られる
場合には、そのセンタフレーム3を省くこともできる。
このセンタトンネル12側においても、要は、車室内面
を形成するセンタトンネル12の上面と平面部16の下
面板13とが一体に形成されていればよい。
更に、上記実施例においては、車室床面平面部16の下
面板13がサイドシル10及びセンタトンネル12のい
ずれとも一体であるものとしているが、例えばセンタト
ンネル12を別体として、その上面をなすトンネルパネ
ル11に下面板13を接合するようにすることもでき
る。
面板13がサイドシル10及びセンタトンネル12のい
ずれとも一体であるものとしているが、例えばセンタト
ンネル12を別体として、その上面をなすトンネルパネ
ル11に下面板13を接合するようにすることもでき
る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、ハニ
カムサンドイッチ構造の車室床面平面部を構成する下面
板を、サイドシルの内側面上部及びセンタトンネルの上
面の少なくともいずれか一方と一体成形するようにして
いるので、ハニカムパネル部分とサイドシルあるいはセ
ンタトンネルとの間が完全に結合され、ハニカム構造を
用いたことによる制振及び遮音効果が確実に発揮される
ようになる。しかも、ハニカムコアが車室内側に位置す
ることになるので、水に濡れることがなくなり、紙によ
って形成されている場合にも、その強度が永く保持され
る。
カムサンドイッチ構造の車室床面平面部を構成する下面
板を、サイドシルの内側面上部及びセンタトンネルの上
面の少なくともいずれか一方と一体成形するようにして
いるので、ハニカムパネル部分とサイドシルあるいはセ
ンタトンネルとの間が完全に結合され、ハニカム構造を
用いたことによる制振及び遮音効果が確実に発揮される
ようになる。しかも、ハニカムコアが車室内側に位置す
ることになるので、水に濡れることがなくなり、紙によ
って形成されている場合にも、その強度が永く保持され
る。
また、そのハニカムパネル部分の上面板は、サイドシル
及びセンタトンネルとは別体とされるので、その板厚を
薄くすることができ、車体重量の軽減化を図ることが可
能となる。そして、下面板に凹部を設け、その凹部内に
ハニカムコアを収容するとともに、上面板をその凹部の
周囲の上段平面部に接合するようにしているので、その
車室床面平面部が容易かつ確実にハニカムサンドイッチ
構造に形成されるようになり、更に、その車室床面の上
面を完全に平坦なものとすることが可能となる。
及びセンタトンネルとは別体とされるので、その板厚を
薄くすることができ、車体重量の軽減化を図ることが可
能となる。そして、下面板に凹部を設け、その凹部内に
ハニカムコアを収容するとともに、上面板をその凹部の
周囲の上段平面部に接合するようにしているので、その
車室床面平面部が容易かつ確実にハニカムサンドイッチ
構造に形成されるようになり、更に、その車室床面の上
面を完全に平坦なものとすることが可能となる。
第1図は、本考案による車体フロア部構造の一実施例を
示す分解斜視図、 第2図は、そのフロア部の左右方向の垂直断面図であ
る。 1…フレーム 2…サイドシルフレーム 3…センタフレーム、8…一体パネル 9…サイドシルアッパパネル 10…サイドシル 11…トンネルパネル 12…センタトンネル、13…下面板 14…ハニカムコア、15…上面板 16…車室床面平面部
示す分解斜視図、 第2図は、そのフロア部の左右方向の垂直断面図であ
る。 1…フレーム 2…サイドシルフレーム 3…センタフレーム、8…一体パネル 9…サイドシルアッパパネル 10…サイドシル 11…トンネルパネル 12…センタトンネル、13…下面板 14…ハニカムコア、15…上面板 16…車室床面平面部
Claims (1)
- 【請求項1】サイドシルとセンタトンネルとの間の車室
床面平面部が、上面板と下面板との間にハニカムコアを
挟んだハニカムサンドイッチ構造とされる車体フロア部
構造であって、 前記下面板が、前記サイドシルの内側面上部を形成する
サイドシルパネル及び前記センタトンネルの上面を形成
するトンネルパネルの少なくともいずれか一方と一体に
形成されるとともに、 その下面板の前記サイドシルとセンタトンネルとの間に
位置する部分に、前記ハニカムコアの厚さとほぼ等しい
深さでそのハニカムコアを囲い込むだけの大きさの凹部
が形成されており、 その凹部内に前記ハニカムコアが収容され、 前記上面板が、その凹部の周囲に形成される上段平面部
において前記下面板に接合されていることを特徴とす
る、 車体フロア部構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046669U JPH0611903Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 車体フロア部構造 |
| CA000561894A CA1294647C (en) | 1987-03-20 | 1988-03-18 | Underbody structure of a motor vehicle |
| DE3809185A DE3809185C2 (de) | 1987-03-20 | 1988-03-18 | Kraftfahrzeugbodenkonstruktion |
| US07/169,902 US4898419A (en) | 1987-03-20 | 1988-03-18 | Underbody structure of a motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987046669U JPH0611903Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 車体フロア部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63155783U JPS63155783U (ja) | 1988-10-13 |
| JPH0611903Y2 true JPH0611903Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=30866545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987046669U Expired - Lifetime JPH0611903Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-31 | 車体フロア部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611903Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101500353B1 (ko) * | 2012-12-11 | 2015-03-09 | 현대자동차 주식회사 | 복합 차체 패널과 그 제조방법 및 이를 이용한 차체 구조 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4937856U (ja) * | 1972-07-05 | 1974-04-03 | ||
| JPS60124579A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-03 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のフロア構造 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987046669U patent/JPH0611903Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101500353B1 (ko) * | 2012-12-11 | 2015-03-09 | 현대자동차 주식회사 | 복합 차체 패널과 그 제조방법 및 이를 이용한 차체 구조 |
| US9227672B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-01-05 | Hyundai Motor Company | Composite vehicle body and manufacturing method thereof and vehicle body structure using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63155783U (ja) | 1988-10-13 |
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