JPH06120023A - 接合フェライトの製造方法 - Google Patents

接合フェライトの製造方法

Info

Publication number
JPH06120023A
JPH06120023A JP4290919A JP29091992A JPH06120023A JP H06120023 A JPH06120023 A JP H06120023A JP 4290919 A JP4290919 A JP 4290919A JP 29091992 A JP29091992 A JP 29091992A JP H06120023 A JPH06120023 A JP H06120023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrite
bonded
bonding
single crystal
polycrystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4290919A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tamura
孝 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4290919A priority Critical patent/JPH06120023A/ja
Publication of JPH06120023A publication Critical patent/JPH06120023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接合界面を平坦に制御するとともに、従来の接
合温度よりも低い温度で接合可能な接合フェライトの製
造方法を提供する。 【構成】Mn−Znフェライト単結晶とMn−Znフェ
ライト多結晶とを接合してなる接合フェライトの製造方
法において、接合面の長さあたりの平坦度が0.02μ
m/mm以下のMn−Znフェライト単結晶及びMn−
Znフェライト多結晶の基板を用いて接合することを特
徴とする製造方法である。 【効果】本発明により作製した接合フェライトを採用し
た磁気ヘッドは、摺動ノイズを低減でき、バラツキを小
さくできる。また、HIP材の気孔が戻らない温度で接
合が可能なため、Mn−Znフェライト多結晶として、
HIP材を高性能なまま適用することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高性能VTR等に使わ
れる複合型磁気ヘッド等に用いられる接合フェライトの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高性能なビデオヘッド等の磁気ヘ
ッドの磁気コアとして、Mn−Znフェライト単結晶に
替わり、フロントギャプ側にMn−Znフェライト単結
晶、バックギャプ側にMn−Znフェライト多結晶を配
して構成される接合フェライトが採用されている。前記
接合フェライトを磁気コアとして採用した磁気ヘッド
は、Mn−Znフェライト単結晶を磁気コアとした磁気
ヘッドと比較し、摺動ノイズが低く、S/N比が高い特
徴がある。このような接合フェライトは、Mn−Znフ
ェライト単結晶とMn−Znフェライト多結晶をそれぞ
れ作製し、続いて加圧しながら熱処理し接合する方法に
より製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
接合フェライトの製造方法では、剥がれがなく十分な接
合強度を得るため、Mn−Znフェライト単結晶とMn
−Znフェライト多結晶の固相熱拡散を十分におこさせ
るため、Mn−Znフェライト単結晶とMn−Znフェ
ライト多結晶を直接接触させ、数MPaで加圧しながら
1200℃以上の高温で処理することが必要である。こ
のため、接合界面でMn−Znフェライト多結晶の粒成
長が起こり、接合界面が数μm〜数十μm乱れている。
この結果、前記製造方法で作製した接合フェライトを磁
気コアとした磁気ヘッドの摺動ノイズは、Mn−Znフ
ェライト単結晶を磁気コアとした磁気ヘッドと比較し、
十分に低いものの、バラツキが大きくなる問題が生じて
いる。
【0004】また、Mn−Znフェライト多結晶として
加工性に優れた熱間等方圧プレス処理を施した高性能な
Mn−Znフェライト多結晶(以下、HIP材とす
る。)を用いて従来の接合フェライトの製造方法で接合
した場合、HIP材の気孔が戻るため、ヘッドチップの
加工時における寸法精度及びHIP材の特性が劣化して
しまう。そのため、従来の接合フェライトの製造方法で
は、HIP材を適用することはできない。そこで、本発
明は接合界面を平坦に制御するとともに、従来の接合温
度よりも低い温度で接合が可能な接合フェライトの製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、Mn−Znフ
ェライト単結晶とMn−Znフェライト多結晶とを接合
してなる接合フェライトの製造方法において、接合面の
長さあたりの平坦度が0.02μm/mm以下のMn−
Znフェライト単結晶及びMn−Znフェライト多結晶
の基板を用い接合することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】かかる本発明において、Mn−Znフェライト
単結晶及びMn−Znフェライト多結晶の接合面の長さ
あたりの平坦度が0.02μm/mm以下の基板を用い
ることにより、従来の接合フェライトの製造方法の接合
温度よりも低い温度で接合することが可能となるととも
に、接合界面を平坦に制御することも可能となる。この
ため、本発明の製造方法により作製した接合フェライト
を採用した磁気ヘッドは、従来の製造方法で作製した接
合フェライトを磁気コアとした磁気ヘッドと比較し、摺
動ノイズをより低減でき、かつバラツキを小さくするこ
とが可能となる。また、HIP材の気孔が戻らない温度
で接合が可能になるため、Mn−Znフェライト多結晶
としてHIP材を高性能なまま適用することが可能とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により説明す
るが、本発明がこの実施例に限定されるものではないこ
とは言うまでもない。 〔実施例1〕先ず、Mn−Znフェライト多結晶を作製
した。即ち、Fe2 3 52.5モル%、ZnO 1
9.0モル%、MnO 28.5モル%からなるフェラ
イト原料粉を湿式混合し、これらを乾燥させた後、所定
のサイズのブロックにプレス成形し、続いて1300℃
の温度のもとで5時間かけて焼結し、Mn−Znフェラ
イト多結晶を得た。
【0008】次に、Mn−Znフェライト単結晶を作製
した。即ち、上述のMn−Znフェライト多結晶の作製
方法と同様にMn−Znフェライト多結晶を作製し、得
られたMn−Znフェライト多結晶を公知のブリッジマ
ン法により白金ルツボ中で溶解させた後、先端部より単
結晶化させMn−Znフェライト単結晶を得た。
【0009】続いて、得られたMn−Znフェライト多
結晶とMn−Znフェライト単結晶よりおのおの30m
m×10mm×3mmの平板に加工し、30mm×10
mmの接合面を鏡面加工により、接合面の長さあたりの
平坦度が0.005μm/mm〜0.08μm/mmに
なるようにした。
【0010】そして、得られたMn−Znフェライト多
結晶及びMn−Znフェライト単結晶の基板を用いて、
Mn−Znフェライト多結晶の接合面とMn−Znフェ
ライト単結晶の接合面を接触させ、接触面の法線方向よ
り2MPaの圧力を加えながら、1体積%O2 −99体
積%N2 雰囲気のもと1000℃で2hr熱処理を行
い、接合面の長さあたりの平坦度と剥がれ率及び接合強
度の関係を検討した。ここで、剥がれ率とは、測定した
接合界面の長さに対する剥がれている部分の長さの割合
を示した。また、接合強度は四点曲げ試験により測定し
た。この結果を図1に示す。
【0011】ところで、四点曲げ試験は、図2に示すよ
うな治具を使う。図2において、試験片4は、Mn−Z
nフェライト単結晶1とMn−Znフェライト多結晶2
を接合したもので、3は接合界面である。0.50mm
×0.33mm×4mmの試験片4を、接合界面3が治
具の上支持ロール8及び下支持ロール9の中央部になる
ように設置し、クロスヘッド速度0.1mm/minで
行なった。ここで、試験個数は、各試料について20個
とした。また、試験片の表面には、鏡面加工を施した。
尚、5は鋼球、6はガイド、7は荷重台、そして10は
支持台を示す。図1に示すように、接合面の長さあたり
の平坦度が0.02μm/mm以下の基板を用いること
により、従来の接合温度よりも低い温度で接合しても、
剥がれが無く、十分な接合強度を有する接合フェライト
が得られることが判明した。
【0012】〔実施例2〕実施例1と同様な組成及び作
製法で、Mn−Znフェライト多結晶及びMn−Znフ
ェライト単結晶を作製した。続いて、得られたMn−Z
nフェライト多結晶とMn−Znフェライト単結晶より
おのおの30mm×10mm×3mmの平板に加工し、
30mm×10mmの接合面を鏡面加工により、接合面
の長さあたりの平坦度を0.01μm/mmとした。
【0013】その後、Mn−Znフェライト多結晶の接
合面とMn−Znフェライト単結晶の接合面を接触さ
せ、接触面の法線方向より2MPaの圧力を加えなが
ら、1体積%02 −99体積%N2 雰囲気のもと100
0℃で2hr熱処理を行い接合フェライトを得た。この
ようにして得られた接合フェライトの接合界面を顕微鏡
で観察した写真が図3である。図3より明らかなよう
に、従来の製造方法よりも200℃以上低い接合温度
で、剥がれが無く、しかも、接合界面が平坦であり乱れ
がない接合フェライトが得られた。
【0014】〔実施例3〕実施例1と同様な組成及び作
製法で、Mn−Znフェライト多結晶及びMn−Znフ
ェライト単結晶を作製した。その後、Mn−Znフェラ
イト多結晶をArにより100MPaで加圧しながら、
1200℃で2hrHIP処理を行いHIP材を作製し
た。続いて、得られたHIP材とMn−Znフェライト
単結晶よりおのおの30mm×10mm×3mmの平板
に加工し、30mm×10mmの接合面を鏡面加工によ
り、接合面の長さあたりの平坦度を0.01μm/mm
とした。
【0015】その後、Mn−Znフェライト単結晶の接
合面とHIP材の接合面を接触させ、接触面の法線方向
より2MPaの圧力を加えながら、1体積%O2 −99体積
%N2 雰囲気のもと1000℃で2hr熱処理を行い接
合フェライトを得た。このようにして得られた接合フェ
ライトの接合界面を顕微鏡で観察した写真が図4であ
る。図4より明らかなように、従来の製造方法よりも2
00℃以上低い接合温度で、剥がれが無く、しかも、接
合界面が平坦であり乱れがない接合フェライトが得られ
た。また、接合後、HIP材の気孔は戻っておらず平板
の寸法の変化は認められなかった。
【0016】以上述べてきたように、Mn−Znフェラ
イト単結晶とMn−Znフェライト多結晶とを接合して
なる接合フェライトの製造方法において、接合面の長さ
あたりの平坦度が0.02μm/mm以下のMn−Zn
フェライト単結晶及びMn−Znフェライト多結晶の基
板を用い接合することにより、接合温度を低くでき、し
かも、接合界面を平坦に制御することができた。
【0017】尚、上述実施例においては、Mn−Znフ
ェライト多結晶及びMn−Znフェライト単結晶の作製
時の原料粉の混合割合を、Fe2 3 を52.5モル
%、ZnOを19.0モル%、MnOを28.5モル%
とした場合について述べたが、この混合割合はFe2
3 が50.0〜65.0モル%、ZnOが5.0〜3
0.0モル%、MnOが5.0〜45.0モル%の範囲
で任意に設定することができ、この場合にも上述同様の
作用効果を得ることができる。
【0018】また、必要に応じて前記混合割合の組成
に、Fe2 3 、ZnO及びMnO以外の酸化物の中、
1種類以上を0.01重量%以上1重量%以下添加した
場合でも上述同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明に依れば、Mn−Znフェライト
単結晶とMn−Znフェライト多結晶の接合面の長さあ
たりの平坦度が0.02μm/mm以下の基板を用いる
ことにより、従来の接合フェライトの製造方法の接合温
度よりも低い温度で接合することが可能となるととも
に、接合界面を平坦に制御することも可能となる。この
ため、本発明の製造方法により作製した接合フェライト
を採用した磁気ヘッドは、従来の製造方法で作製した接
合フェライトを磁気コアとした磁気ヘッドと比較し、摺
動ノイズをより低減でき、かつバラツキを小さくするこ
とが可能となる。また、HIP材の気孔が戻らない温度
で接合が可能になるため、Mn−Znフェライト多結晶
として、HIP材を高性能なまま適用することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】接合面の長さあたりの平坦度と剥がれ率及び接
合強度の関係を示す図である。
【図2】四点曲げ試験の治具と試料の設置位置を示す模
式図である。
【図3】接合面の長さあたりの平坦度が0.01μm/
mmのMn−Znフェライト単結晶とMn−Znフェラ
イト多結晶の基板を用い接合して得られた接合フェライ
トの接合界面の顕微鏡写真図である。
【図4】接合面の長さあたりの平坦度が0.01μm/
mmのMn−Znフェライト単結晶とHIP材の基板を
用い接合して得られた接合フェライトの接合界面の顕微
鏡写真図である。
【符号の説明】
1 Mn−Znフェライト単結晶 2 Mn−Znフェライト多結晶 3 接合界面 4 試験片 5 鋼球 6 ガイド 7 荷重台 8 上支持ロール 9 下支持ロール 10 支持台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mn−Znフェライト単結晶とMn−Z
    nフェライト多結晶とを接合してなる接合フェライトの
    製造方法において、接合面の長さあたりの平坦度が0.
    02μm/mm以下のMn−Znフェライト単結晶及び
    Mn−Znフェライト多結晶の基板を用いて接合するこ
    とを特徴とする接合フェライトの製造方法。
JP4290919A 1992-10-06 1992-10-06 接合フェライトの製造方法 Pending JPH06120023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4290919A JPH06120023A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 接合フェライトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4290919A JPH06120023A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 接合フェライトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06120023A true JPH06120023A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17762212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4290919A Pending JPH06120023A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 接合フェライトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06120023A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003505316A (ja) チタン酸バリウム及びチタン酸バリウム固溶体の単結晶の成長方法
JPH06128047A (ja) 接合フェライトの製造方法
JPH07133165A (ja) 接合フェライトの製造方法
JP3284638B2 (ja) 接合フェライトの製造方法
JPS6314311A (ja) 磁気ヘツド
US6809042B2 (en) Oxide superconductor thick film and method for manufacturing the same
JPH06231933A (ja) 接合フェライトの製造方法
JPS5950618B2 (ja) フエライト素体接合体の製造方法
JPH05258939A (ja) 接合フェライト
JPH09198610A (ja) 磁気ヘッド用接合フェライトの製造方法
JPH07130526A (ja) 複合磁性材料の製造方法
JPH0855713A (ja) 複合磁性材料の製造方法
JPS63236757A (ja) 多結晶セラミツクス製品及びその製造方法
JP2770432B2 (ja) 接合フェライトの製造方法
JPH06244014A (ja) 複合磁性材料の製造方法
KR910009026B1 (ko) 자기헤드 및 그 제조방법
EP0490345A1 (en) Non-magnetic substrate of magnetic head, Magnetic head and method for producing substrate
JP2639513B2 (ja) 酸化物超電導磁気シールド体及びその製造方法
JPH09153203A (ja) 磁気ヘッド用接合フェライト
JPH0512620A (ja) 磁気ヘツド
JPS63157407A (ja) 高密度フエライトの製造方法
JP3194006B2 (ja) 配向粒成長によるイットリウム系超電導体の製造方法
JPH02107577A (ja) 接合フェライトの製造方法
JP2622078B2 (ja) 磁気ヘッド用非磁性セラミックスの製造法
JPH03171407A (ja) 接合フェライトの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020326