JPH06120040A - 高圧発生用トランス装置 - Google Patents
高圧発生用トランス装置Info
- Publication number
- JPH06120040A JPH06120040A JP4269864A JP26986492A JPH06120040A JP H06120040 A JPH06120040 A JP H06120040A JP 4269864 A JP4269864 A JP 4269864A JP 26986492 A JP26986492 A JP 26986492A JP H06120040 A JPH06120040 A JP H06120040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- secondary coil
- high voltage
- coil
- insulating film
- transformer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧発生用トランス装置に於いて、2次コイ
ルの樹脂硬化時における硬化収縮応力による断線を防止
する。 【構成】 14は2次コイル用ボビン、15は最外層の
2次コイル用銅線である。積層状態に巻線された2次コ
イルの最外層コイルを覆う為の絶縁フィルム16とし
て、機械的に凸部17を形成した絶縁フィルム16を用
いる。この凸部17により、エポキシ系樹脂の硬化時に
生じる収縮応力が2次コイル銅線に伝達するのを緩和す
る。 【効果】 エポキシ系樹脂の硬化収縮応力の伝達を緩和
でき、銅線の断線を防ぎ、コイル間の絶縁破壊、レヤー
ショートを防ぐことが出来る。
ルの樹脂硬化時における硬化収縮応力による断線を防止
する。 【構成】 14は2次コイル用ボビン、15は最外層の
2次コイル用銅線である。積層状態に巻線された2次コ
イルの最外層コイルを覆う為の絶縁フィルム16とし
て、機械的に凸部17を形成した絶縁フィルム16を用
いる。この凸部17により、エポキシ系樹脂の硬化時に
生じる収縮応力が2次コイル銅線に伝達するのを緩和す
る。 【効果】 エポキシ系樹脂の硬化収縮応力の伝達を緩和
でき、銅線の断線を防ぎ、コイル間の絶縁破壊、レヤー
ショートを防ぐことが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
に用いられる高圧発生用トランス装置に関するものであ
る。
に用いられる高圧発生用トランス装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高圧発生用トランス装置の
構成について図3および図4を参照しながら説明する。
構成について図3および図4を参照しながら説明する。
【0003】図3は従来の高圧発生用トランス装置の内
部構成を示す断面図である。ここで1は磁気回路を構成
するフェライトコアであり、2は1次コイルである。3
は積層巻状態となった2次コイルである。4は2次コイ
ル3の各層のコイルを絶縁する為の絶縁フィルム、5は
1次コイルを巻線する1次コイル用ボビン、6は2次コ
イル用ボビンである。7は2次コイル3に生じる電圧を
整流する高圧ダイオード、8はコイル全体を絶縁するエ
ポキシ系樹脂、9は高圧発生用トランス装置の外殻とな
る本体ケースである。
部構成を示す断面図である。ここで1は磁気回路を構成
するフェライトコアであり、2は1次コイルである。3
は積層巻状態となった2次コイルである。4は2次コイ
ル3の各層のコイルを絶縁する為の絶縁フィルム、5は
1次コイルを巻線する1次コイル用ボビン、6は2次コ
イル用ボビンである。7は2次コイル3に生じる電圧を
整流する高圧ダイオード、8はコイル全体を絶縁するエ
ポキシ系樹脂、9は高圧発生用トランス装置の外殻とな
る本体ケースである。
【0004】従来の高圧発生用トランス装置の2次コイ
ル3は、コイルを絶縁する為の絶縁フィルム4として
は、巻線の都合上、フィルム表面が平滑なものを使用し
ていた。最外層の2次コイル3を巻線した後にその上に
巻き付ける絶縁フィルム4についても、他と同様に表面
が平滑なものをそのまま巻き付けていた。
ル3は、コイルを絶縁する為の絶縁フィルム4として
は、巻線の都合上、フィルム表面が平滑なものを使用し
ていた。最外層の2次コイル3を巻線した後にその上に
巻き付ける絶縁フィルム4についても、他と同様に表面
が平滑なものをそのまま巻き付けていた。
【0005】図4は高圧発生用トランス装置の内部結線
図を示す。図に於いて、3a〜3fは積層状態となった
2次コイルの各層のコイルを示す。また7a〜7fは、
各層のコイル3a〜3fで生じる電圧を整流する高圧ダ
イオードを示す。
図を示す。図に於いて、3a〜3fは積層状態となった
2次コイルの各層のコイルを示す。また7a〜7fは、
各層のコイル3a〜3fで生じる電圧を整流する高圧ダ
イオードを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高圧
発生用トランス装置では、トランス全体を絶縁する為に
注型されるエポキシ系樹脂の硬化時に発生する熱収縮現
象の応力により、積層状態に巻線された高圧発生用の2
次コイル3の特に最外層(フェライトコア側より)の銅
線が途中より断線し、その断線部分より放電が生じ、そ
の放電の結果、絶縁の為の絶縁フィルム4が溶融し、絶
縁耐力が劣化し前段層のコイルとの間で絶縁破壊が生
じ、レヤーショートを起こすという可能性があった。
発生用トランス装置では、トランス全体を絶縁する為に
注型されるエポキシ系樹脂の硬化時に発生する熱収縮現
象の応力により、積層状態に巻線された高圧発生用の2
次コイル3の特に最外層(フェライトコア側より)の銅
線が途中より断線し、その断線部分より放電が生じ、そ
の放電の結果、絶縁の為の絶縁フィルム4が溶融し、絶
縁耐力が劣化し前段層のコイルとの間で絶縁破壊が生
じ、レヤーショートを起こすという可能性があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、トラ
ンス本体に注型されるエポキシ系樹脂の熱硬化時の収縮
応力による2次コイル用高圧銅線の断線を防止でき、信
頼性を確保することを目的としている。
ンス本体に注型されるエポキシ系樹脂の熱硬化時の収縮
応力による2次コイル用高圧銅線の断線を防止でき、信
頼性を確保することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の高圧発生用トランス装置は、積層状態に巻
線された2次コイルの中の最外層のコイルを覆う絶縁フ
ィルムに凸部を形成する。
めに本発明の高圧発生用トランス装置は、積層状態に巻
線された2次コイルの中の最外層のコイルを覆う絶縁フ
ィルムに凸部を形成する。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、注型されるエポキシ
系樹脂の硬化時の熱収縮応力が最外層コイルへ伝達する
のを緩和することができ、2次コイルの断線を防止する
ことが可能となる。
系樹脂の硬化時の熱収縮応力が最外層コイルへ伝達する
のを緩和することができ、2次コイルの断線を防止する
ことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0011】図1は、2次コイル用ボビンに積層状態に
巻線された2次コイルを示す外観斜視図である。14は
2次コイル用ボビン、15は最外層の2次コイル用銅
線、16は最外層の絶縁フィルムである。17は最外層
の絶縁フィルム16に形成された凸部を示す。図1の矢
印Aが示すように、最外層の2次コイルを巻線した後
に、凸部17を形成した絶縁フィルム16を巻き付け
る。
巻線された2次コイルを示す外観斜視図である。14は
2次コイル用ボビン、15は最外層の2次コイル用銅
線、16は最外層の絶縁フィルムである。17は最外層
の絶縁フィルム16に形成された凸部を示す。図1の矢
印Aが示すように、最外層の2次コイルを巻線した後
に、凸部17を形成した絶縁フィルム16を巻き付け
る。
【0012】従来の高圧発生用トランス装置の2次コイ
ルを絶縁する為の絶縁フィルムとしては、巻線の都合
上、フィルム表面が平滑なものを使用していたが、本実
施例では、絶縁フィルム16は巻き付ける前工程にて機
械的に凸部17を形成しておき、その状態で最外層のコ
イルの上に巻き付ける。
ルを絶縁する為の絶縁フィルムとしては、巻線の都合
上、フィルム表面が平滑なものを使用していたが、本実
施例では、絶縁フィルム16は巻き付ける前工程にて機
械的に凸部17を形成しておき、その状態で最外層のコ
イルの上に巻き付ける。
【0013】エポキシ系樹脂の硬化時、熱収縮応力が図
2中の矢印Bが示すように生じるが、最外層の絶縁フィ
ルム16に凸部17を設けることにより、絶縁フィルム
16に弾性を持たせることができ、収縮応力が緩衝され
る。よって、2次コイル用銅線15にダメージを与え
ず、銅線の断線を防止できる。
2中の矢印Bが示すように生じるが、最外層の絶縁フィ
ルム16に凸部17を設けることにより、絶縁フィルム
16に弾性を持たせることができ、収縮応力が緩衝され
る。よって、2次コイル用銅線15にダメージを与え
ず、銅線の断線を防止できる。
【0014】なお、2次コイル用の銅線自体も応力緩衝
の媒体となっているので、最外層以外の層のフィルムに
凸部を設ける必要はない。また、最外層の絶縁フィルム
の上には2次コイルを巻線しないので、巻線上何ら支障
はない。
の媒体となっているので、最外層以外の層のフィルムに
凸部を設ける必要はない。また、最外層の絶縁フィルム
の上には2次コイルを巻線しないので、巻線上何ら支障
はない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、高圧発生用2次
コイルの最外層の絶縁フィルム表面に凸部を設けている
ので、エポキシ系樹脂の硬化時の熱収縮応力が高圧発生
用2次コイルの最外層の銅線に伝達されるのを緩和し、
応力による銅線の断線を防止することができ、銅線の断
線による放電を防止し、最終的にはコイル間の絶縁破壊
を防止し、レヤーショートを防止することができる。
コイルの最外層の絶縁フィルム表面に凸部を設けている
ので、エポキシ系樹脂の硬化時の熱収縮応力が高圧発生
用2次コイルの最外層の銅線に伝達されるのを緩和し、
応力による銅線の断線を防止することができ、銅線の断
線による放電を防止し、最終的にはコイル間の絶縁破壊
を防止し、レヤーショートを防止することができる。
【図1】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の2次コイルを示す外観斜視図
装置の2次コイルを示す外観斜視図
【図2】本発明の一実施例における高圧発生用トランス
装置の要部断面図
装置の要部断面図
【図3】従来の高圧発生用トランス装置の内部構成を示
す断面図
す断面図
【図4】従来の高圧発生用トランス装置の内部結線図
14 2次コイル用ボビン 15 2次コイル用銅線 16 絶縁フィルム 17 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】パルス性の電圧を発生する1次コイルと、
積層状に巻線された高圧発生用の2次コイルと、本体ケ
ースを備えた高圧発生用トランス装置であって、前記2
次コイルの各層のコイル間に絶縁フィルムを挟み、前記
2次コイルの最外層のコイルを凸部が形成された絶縁フ
ィルムで覆い、前記1次コイルおよび2次コイルを前記
本体ケースに収容し、前記本体ケースに合成樹脂を充填
したことを特徴とする高圧発生用トランス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269864A JPH06120040A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 高圧発生用トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269864A JPH06120040A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 高圧発生用トランス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06120040A true JPH06120040A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17478275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4269864A Pending JPH06120040A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 高圧発生用トランス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06120040A (ja) |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4269864A patent/JPH06120040A/ja active Pending
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