JPH0722263A - フライバックトランス - Google Patents
フライバックトランスInfo
- Publication number
- JPH0722263A JPH0722263A JP5149519A JP14951993A JPH0722263A JP H0722263 A JPH0722263 A JP H0722263A JP 5149519 A JP5149519 A JP 5149519A JP 14951993 A JP14951993 A JP 14951993A JP H0722263 A JPH0722263 A JP H0722263A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- insulating film
- layers
- flyback transformer
- voltage coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数層に分割された二次高圧コイルへの注型
用樹脂の含浸性を良好にし、信頼性の向上したテレビジ
ョン受信機等に用いられるフライバックトランスを提供
する。 【構成】 複数層に分割され巻かれる二次高圧コイルの
各層に用いる絶縁フィルム5として、二次高圧コイルに
接する巻き始め部分に絶縁フィルムの側端部より中央に
向った複数の切欠部6を設けることにより、トランスの
注型用樹脂が成型時にこの切欠部を通り含浸し易くし
た。 【効果】 二次高圧コイルの銅線間に注型用樹脂が効率
よく含浸され、銅線間の絶縁性が向上し、信頼性が向上
できる。
用樹脂の含浸性を良好にし、信頼性の向上したテレビジ
ョン受信機等に用いられるフライバックトランスを提供
する。 【構成】 複数層に分割され巻かれる二次高圧コイルの
各層に用いる絶縁フィルム5として、二次高圧コイルに
接する巻き始め部分に絶縁フィルムの側端部より中央に
向った複数の切欠部6を設けることにより、トランスの
注型用樹脂が成型時にこの切欠部を通り含浸し易くし
た。 【効果】 二次高圧コイルの銅線間に注型用樹脂が効率
よく含浸され、銅線間の絶縁性が向上し、信頼性が向上
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
に用いられるフライバックトランスに関する。
に用いられるフライバックトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フライバックトランスでは高圧出
力電圧の高電圧化に伴い信頼性の向上が要求されてい
る。以下、従来のフライバックトランスの構成について
図5乃至図10を参照しながら説明する。
力電圧の高電圧化に伴い信頼性の向上が要求されてい
る。以下、従来のフライバックトランスの構成について
図5乃至図10を参照しながら説明する。
【0003】図5は従来のフライバックトランスの内部
結線図である。ここで、1は一次コイル、2a〜2fは
二次高圧コイルで、複数層に分割され積層状に巻かれて
いる。3a〜3fは整流素子で、前記高圧コイル2a〜
2fによって発生するパルス状の電圧を整流する。ま
た、4はフェライトコアで、一次コイル1によって発生
する磁束の磁路を構成する。
結線図である。ここで、1は一次コイル、2a〜2fは
二次高圧コイルで、複数層に分割され積層状に巻かれて
いる。3a〜3fは整流素子で、前記高圧コイル2a〜
2fによって発生するパルス状の電圧を整流する。ま
た、4はフェライトコアで、一次コイル1によって発生
する磁束の磁路を構成する。
【0004】図6は二次高圧コイルに巻装される絶縁フ
ィルムの状態を示す拡大平面図で、11は絶縁フィル
ム、12は凸部で絶縁フィルム11の巻き始め部の両側
縁に沿って適宜間隔をあけて設けられている。13は銅
線で、二次高圧コイル2a〜2fを構成する。14は高
圧コイルボビンを示す。図7と図8は絶縁フィルム11
の平面図と側面図を示し、フライバックトランスの複数
層に分割され巻かれている高圧コイル2a〜2fの各層
間に絶縁のために用いられている。凸部12は前記高圧
コイルの銅線13部分へトランスの注型用樹脂の含浸性
をよくするため設けられている。
ィルムの状態を示す拡大平面図で、11は絶縁フィル
ム、12は凸部で絶縁フィルム11の巻き始め部の両側
縁に沿って適宜間隔をあけて設けられている。13は銅
線で、二次高圧コイル2a〜2fを構成する。14は高
圧コイルボビンを示す。図7と図8は絶縁フィルム11
の平面図と側面図を示し、フライバックトランスの複数
層に分割され巻かれている高圧コイル2a〜2fの各層
間に絶縁のために用いられている。凸部12は前記高圧
コイルの銅線13部分へトランスの注型用樹脂の含浸性
をよくするため設けられている。
【0005】図9は複数層に分割され、巻かれた高圧コ
イルと絶縁フィルムの状態を示す断面図で、図10は同
要部拡大断面図である。15は注型用樹脂の含浸状態を
示している。
イルと絶縁フィルムの状態を示す断面図で、図10は同
要部拡大断面図である。15は注型用樹脂の含浸状態を
示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、複数層に分割されて巻かれる二次高圧コ
イル2a〜2fにおいて、それぞれ次層に巻装される銅
線のテンションがかかり、さらに絶縁フィルム11自体
の巻き付けのテンションが加わる。従って、前段の絶縁
フィルム11は、凸部12が設けられている近傍では空
隙があるので、注型用樹脂15は注入され易いが、高圧
コイルの中心においては密着しているので、注型用樹脂
が入り込まないという欠点が生じ、二次高圧コイルの全
体には注型用樹脂が含浸し難くかった。
来の構成では、複数層に分割されて巻かれる二次高圧コ
イル2a〜2fにおいて、それぞれ次層に巻装される銅
線のテンションがかかり、さらに絶縁フィルム11自体
の巻き付けのテンションが加わる。従って、前段の絶縁
フィルム11は、凸部12が設けられている近傍では空
隙があるので、注型用樹脂15は注入され易いが、高圧
コイルの中心においては密着しているので、注型用樹脂
が入り込まないという欠点が生じ、二次高圧コイルの全
体には注型用樹脂が含浸し難くかった。
【0007】本発明の目的は前記従来の欠点を解消し、
高圧コイルへの注型用樹脂の含浸性を良好にし、二次高
圧コイルを構成している銅線間の絶縁耐性を向上するこ
とにより信頼性の向上したフライバックトランスを提供
しようとするものである。
高圧コイルへの注型用樹脂の含浸性を良好にし、二次高
圧コイルを構成している銅線間の絶縁耐性を向上するこ
とにより信頼性の向上したフライバックトランスを提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1発明は、複数層に分割され巻かれる二次
高圧コイルの各層間に用いる絶縁フィルムとして、前記
各層の二次高圧コイルに接する巻き始め部分に側端部よ
り中央に向った複数の切欠部を設けたフライバックトラ
ンスとした。
に本発明の第1発明は、複数層に分割され巻かれる二次
高圧コイルの各層間に用いる絶縁フィルムとして、前記
各層の二次高圧コイルに接する巻き始め部分に側端部よ
り中央に向った複数の切欠部を設けたフライバックトラ
ンスとした。
【0009】第2発明は、複数の切欠部が絶縁フィルム
の巻き始め側の両側端部から千鳥状に中央に向って設け
られ、これら切欠部を設けた部分を二次高圧コイルと接
触するよう巻装したフライバックトランスとした。
の巻き始め側の両側端部から千鳥状に中央に向って設け
られ、これら切欠部を設けた部分を二次高圧コイルと接
触するよう巻装したフライバックトランスとした。
【0010】
【作用】第1発明では、絶縁フィルムの側端部から複数
の切欠部を中央へ向って設けているので、複数層に分割
されて巻かれた高圧コイル間に切欠部に相当する部分の
間隙が形成されている。従って、この切欠部に沿って注
型用樹脂が注入され、複数層間の絶縁作用を向上させる
ことができる。
の切欠部を中央へ向って設けているので、複数層に分割
されて巻かれた高圧コイル間に切欠部に相当する部分の
間隙が形成されている。従って、この切欠部に沿って注
型用樹脂が注入され、複数層間の絶縁作用を向上させる
ことができる。
【0011】また、第2発明では、絶縁フィルムの両側
端部から中央へ向って千鳥状に切欠部を設けているの
で、絶縁フィルムの巻装時に切欠部が銅線との間に間隙
を作ると共に巻装される絶縁フィルムも切欠部が交差し
た状態で樹脂注入の可能な間隙部を形成しており、注型
時に各層間の銅線と絶縁フィルム間で確実な絶縁作用が
得られるようになった。
端部から中央へ向って千鳥状に切欠部を設けているの
で、絶縁フィルムの巻装時に切欠部が銅線との間に間隙
を作ると共に巻装される絶縁フィルムも切欠部が交差し
た状態で樹脂注入の可能な間隙部を形成しており、注型
時に各層間の銅線と絶縁フィルム間で確実な絶縁作用が
得られるようになった。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1乃至図
4を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例と
して示したフライバックトランスの絶縁フィルム5の巻
き始めを示す平面図である。図1において、5は絶縁フ
ィルムで、複数層に分割され巻かれる二次高圧コイル2
a〜2fの各層間を絶縁するように用いられている。6
は切欠部を示す。7は銅線で、二次高圧コイル2a〜2
fを構成する。8は高圧コイルボビンを示す。
4を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例と
して示したフライバックトランスの絶縁フィルム5の巻
き始めを示す平面図である。図1において、5は絶縁フ
ィルムで、複数層に分割され巻かれる二次高圧コイル2
a〜2fの各層間を絶縁するように用いられている。6
は切欠部を示す。7は銅線で、二次高圧コイル2a〜2
fを構成する。8は高圧コイルボビンを示す。
【0013】図2は絶縁フィルム5を取り出した平面
図、図3は同側面図である。切欠部6は図面上、絶縁フ
ィルム5の両側端部から中央に向って千鳥状に傾斜して
複数設けられている。この場合、切欠部6に沿って注型
用樹脂が注入され易く、高圧コイルの全体に樹脂がゆき
亘り、各層間の絶縁が確実となった。なお、切欠部6の
形状は二次高圧コイルの各層間の絶縁が可能となるよう
前記千鳥状にする他、一方側端部から中央へ向った切欠
部を設ける場合もある。
図、図3は同側面図である。切欠部6は図面上、絶縁フ
ィルム5の両側端部から中央に向って千鳥状に傾斜して
複数設けられている。この場合、切欠部6に沿って注型
用樹脂が注入され易く、高圧コイルの全体に樹脂がゆき
亘り、各層間の絶縁が確実となった。なお、切欠部6の
形状は二次高圧コイルの各層間の絶縁が可能となるよう
前記千鳥状にする他、一方側端部から中央へ向った切欠
部を設ける場合もある。
【0014】図4は、本発明の絶縁フィルム5を用いた
二次高圧コイルの拡大断面図で、トランスの注型用樹脂
10a、10bの浸入経路を示す。
二次高圧コイルの拡大断面図で、トランスの注型用樹脂
10a、10bの浸入経路を示す。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明は、複数層に分割さ
れ巻かれている二次高圧コイルの各層を絶縁するために
用いる絶縁フィルムの巻き始め部分に切欠部を設けるこ
とにより、絶縁フィルムと銅線の密着部を一部でもなく
すことができる。また、切欠部がトランスの注型用樹脂
の浸入経路となり、含浸性を良好にし、銅線間の絶縁耐
性を向上させ、トランス自体の信頼性が向上した優れた
フライバックトランスを提供できる。
れ巻かれている二次高圧コイルの各層を絶縁するために
用いる絶縁フィルムの巻き始め部分に切欠部を設けるこ
とにより、絶縁フィルムと銅線の密着部を一部でもなく
すことができる。また、切欠部がトランスの注型用樹脂
の浸入経路となり、含浸性を良好にし、銅線間の絶縁耐
性を向上させ、トランス自体の信頼性が向上した優れた
フライバックトランスを提供できる。
【図1】本発明の一実施例として示したフライバックト
ランスで、絶縁フィルムを巻く以前の状態を示す要部平
面図
ランスで、絶縁フィルムを巻く以前の状態を示す要部平
面図
【図2】絶縁フィルムの要部平面図
【図3】絶縁フィルムの要部側面図
【図4】フライバックトランスの要部拡大断面図
【図5】フライバックトランスの要部結線図
【図6】従来のフライバックトランスに使用されている
絶縁フィルムを示す平面図
絶縁フィルムを示す平面図
【図7】従来の絶縁フィルムの要部平面図
【図8】従来の絶縁フィルムの要部側面図
【図9】従来のフライバックトランスの二次高圧コイル
部の断面図
部の断面図
【図10】同要部拡大断面図
1 一次コイル 2a〜2f 二次高圧コイル 5 絶縁フィルム 6 切欠部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数層に分割され巻かれる二次高圧コイ
ルの各層間に用いる絶縁フィルムとして、前記各層の二
次高圧コイルに接する巻き始め部分に側端部より中央に
向った複数の切欠部を設けたことを特徴とするフライバ
ックトランス。 - 【請求項2】 複数の切欠部が絶縁フィルムの巻き始め
側の両側端部から千鳥状に中央に向って設けられ、これ
ら切欠部を設けた部分を二次高圧コイルと接触するよう
巻装したことを特徴とする請求項1記載のフライバック
トランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149519A JPH0722263A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | フライバックトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5149519A JPH0722263A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | フライバックトランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722263A true JPH0722263A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15476917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5149519A Pending JPH0722263A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | フライバックトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722263A (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5149519A patent/JPH0722263A/ja active Pending
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