JPH06120355A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06120355A
JPH06120355A JP4262554A JP26255492A JPH06120355A JP H06120355 A JPH06120355 A JP H06120355A JP 4262554 A JP4262554 A JP 4262554A JP 26255492 A JP26255492 A JP 26255492A JP H06120355 A JPH06120355 A JP H06120355A
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JP
Japan
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film
electrode wiring
layer
forming
wiring
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Application number
JP4262554A
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English (en)
Inventor
Tomio Katada
富夫 堅田
Kyoichi Suguro
恭一 須黒
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高融点金属を用いた電極配線の酸化を防止す
る。 【構成】Si基板1に形成された拡散層2に電極配線が
コンタクトする。多結晶Si膜5、TiN膜6、及びW
膜7からなる配線層はAl2 O3 膜9により被覆され
る。Al2 O3 膜9は陽極酸化により形成される。配線
層5〜7の形成に続いてSiO2 膜10が形成される
際、Al2 O3 膜9により該配線層が保護され、該配線
層の酸化が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、より具体的には電極配線構造の製造方法に関す
る。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体装置の電極や配線としては
多結晶シリコンが広く使用されている。しかしながら、
半導体装置の高集積化、高速化にともない電極配線の低
抵抗による信号伝達遅延が重大な問題となってきてい
る。特に大容量、高集積化の進んでいるMOSLSIの
分野では、従来ゲート電極に使用されている多結晶シリ
コンは、第1層配線と共用となるので、ここでの抵抗が
デバイスの高速動作の障害となっている。
【0004】そこで多結晶シリコンに代わる配線材料と
して、熱的な安定性と電気的な抵抗性とを有する高融点
金属のシリサイドが使用されつつある。また、最近では
W,Moなどの高融点金属そのものも電極配線として使
用しようという試みもある。高融点金属例えばWやMo
は、その電気抵抗率が多結晶シリコンよりも2桁も低
く、またシリサイドの抵抗率の1/4〜1/3であり低
抵抗の電極配線として有望視されている。
【0005】高融点金属を用いた電極配線を形成する方
法の一例として、下記の方法が挙げられる。まず、シリ
コン基板上にゲート酸化膜を介して、多結晶シリコン膜
をLPCVD法で堆積し、n型またはp型の不純物を導
入し、その上にTiN膜及びW膜をスパッタリングによ
り順次堆積する。次いで、通常のフォトリソグラフィ
と、フッ素系ガスを用いた反応性イオンエッチングによ
り、これらをパターニングすることにより、電極の形成
を完了する。
【0006】このようにして形成された電極配線は、そ
の後に続く、多結晶シリコンや、シリサイドで通常用い
られている後酸化工程や、層間絶縁膜堆積工程を経なけ
ればならない。後酸化工程は800℃〜900℃といっ
た高温で且つ酸化性雰囲気で行われ、絶縁膜堆積工程は
通常400℃〜500℃で行われる。しかしWやMoと
いった高融点金属や純金属は酸化に対して耐性がなく、
数ppm程度の残留酸素が存在する雰囲気における熱処
理で容易に酸化してしまう。このため、高融点金属を用
いた電極配線は、その後に続く後酸化や絶縁膜堆積工程
により、抵抗上昇や膜剥がれ、さらに甚だしい場合は配
線自体の消失といった問題を起こす。
【0007】そこで最近、高融点金属を堆積した後に、
高融点金属より酸化物生成エネルギが負で且つ大きい値
をとる金属あるいは半導体を被覆し、その後配線を形成
する方法が提案されている(特開昭58-171852 号公報参
照)。この方法は、高融点金属上に形成した金属あるい
は半導体膜を酸化の保護膜とすることをねらったもので
ある。
【0008】しかしこの方法では熱処理時に、高融点金
属とその上に形成した金属あるいは半導体との間で反応
が起こり、配線抵抗が上昇する。また配線形成後の高融
点金属は側壁部が露出しており、その後に続く酸化工程
や、絶縁膜堆積工程により、側壁部から酸化されてしま
う。そのため、上記の方法は有効な対策とはなっていな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、W,Mo
等の高融点金属を用いた電極配線にあっては、後酸化
や、絶縁膜堆積等による電極配線の酸化を防止する必要
があり、これに保護膜を形成する試みが行われている。
しかしこれまで提案されている方法では配線抵抗上昇や
側壁部からの酸化等の不具合が発生し、有効な解決策に
はなっていない。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、高融点金属を用いた電極
配線の表面及び側壁に安定な酸化防止層を形成し、高温
の酸化雰囲気でも高融点金属の酸化を防止し、配線抵抗
の増大及び膜剥がれを防止することができ、スループッ
ト及び歩留まりの向上をはかり得る半導体装置の製造方
法を提供することにある。
【0011】[発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体素子が
形成された半導体基板上に高融点金属層を含む電極配線
層を形成し、その後に熱処理、酸化処理、または絶縁膜
堆積等を行う工程を有する半導体装置の製造方法におい
て、電極配線層形成後に、該電極配線層の表面に被膜を
形成し、その後に熱処理、酸化処理または絶縁膜堆積等
を行う工程を行う。被膜としては酸化アルミニウム或い
は高融点金属のホウ化物を使用する。
【0013】
【作用】酸化アルミニウム中の酸素の拡散係数は、従来
用いられているシリコン酸化物中の拡散係数に比べ、4
桁小さい。そのため、これを被膜として使用すると、半
導体装置を酸化雰囲気で熱処理した場合でも、雰囲気か
らの酸化種が、酸化アルミニウム中を拡散しにくく、電
極配線である高融点金属層が酸化されることはない。
【0014】酸化アルミニウムは、化成スパッタなどの
PVD膜やCVD法による堆積膜では、必然的に存在す
る欠陥やピンホール、またさらに低密度性のため、有効
な保護膜とはなり得ない。本発明では、酸化アルミニウ
ムはウエハ全面にアルミニウムを形成した後、500℃
以下の低温で酸化して形成する。ここで500℃以上の
酸化ではアルミニウムが高融点金属中に拡散するため、
均一な酸化アルミニウムが形成できない。均一な酸化ア
ルミニウムを形成する他の方法としては、電極配線層表
面にアルミニウムを選択的に形成するか、或いは高融点
金属中にアルミニウムを含有させておき熱酸化する方法
がある。この様にしても、高密度の酸化アルミニウムを
電極配線層のまわりに形成することができる。
【0015】金属ホウ化物は純金属に比べ、平衡酸素分
圧が高く、酸化されにくい。また、たとえホウ化物が酸
化されたとしても、その際形成される酸化ほう素は融点
が低いため、高温で液状のガラスとなり、金属酸化物層
の隙間を埋め、これにより酸化物層が緻密化する。従っ
て、酸化物層内の酸化種の内方拡散が抑制され、酸化の
進行が極めて遅いものとなる。
【0016】この様に、被膜として酸化アルミニウム或
いは高融点金属のホウ化物を使用することにより、電極
配線の耐酸化性が飛躍的に向上する。それによって、そ
の後の熱工程での電極配線の酸化に対するプロセスマー
ジンが拡大し、炉の構成や雰囲気条件を厳密に制御する
必要がなくなるので、生産のスループット及び歩留まり
を向上させることが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。
【0018】図1乃至図3は本発明の第1実施例に係る
製造方法を説明するための工程断面図であり、これらは
電極配線と拡散層とのコンタクト部の様子を示してい
る。
【0019】まず、図1(a)に示すごとく、例えばp
形シリコン基板1表面の所望領域にn型不純物、例えば
砒素をイオン注入した後、900℃、30分間の熱処理
を施してn+ 型拡散層2を形成した。続いて、LPCV
D法により基板1全面にSiO2 膜3を堆積した後、通
常のフォトリソグラフィ法と反応性イオンエッチング技
術によりSiO2 膜3を選択的に除去して拡散層2に対
応する部分にコンタクトホール4を開孔した。
【0020】次いで、図1(b)に示す如く、縦型LP
CVD炉内でコンタクトホール4を含むSiO2 膜3全
面に厚さ50nmの多結晶シリコン膜5を堆積した後、
多結晶シリコン膜5に飛程距離(Rp)が表面から40
nm程度(基板1と膜5との界面付近)となるように砒
素イオンを加速電圧65keVの条件で注入した。この
砒素イオン注入により、多結晶シリコン膜5内に拡散層
2と同一導電型の不純物が導入されると共に、シリコン
基板1と多結晶シリコン膜5の界面に生成した自然酸化
膜がイオンミキシングにより破壊され、多結晶シリコン
膜5が拡散層2に対して良好にコンタクトされた。
【0021】次いで、図1(c)に示す如く、スパッタ
蒸着法によりTiターゲットを窒素とアルゴンとの混合
ガス(50%づつ)で、スパッタリングして多結晶シリ
コン膜5上に厚さ50nmのTiN膜6を堆積した。
【0022】続いて、図2(d)に示す如く、H2 、S
iH4 及びWF6 の混合ガスを用いたLPCVD法によ
り、TiN膜6上に厚さ150nmのW膜7を堆積し
た。ここでガスの圧力はH2 を0.173Torr、S
iH4 を0.013Torr、WF6 を0.065To
rrの各分圧に保持し、基板温度は420℃に保持し
た。その後、図2(e)に示す如く、通常のフォトリソ
グラフィとSF6 ガスを用いた反応性イオンエッチング
により、W膜7、TiN膜6、多結晶シリコン膜5を順
次選択的に除去して多結晶シリコン膜5、TiN膜6及
びW膜7からなる三層構造の配線を形成した。この後
に、図2(f)に示す如く全面にAl膜8を20nm形
成した。次いで、基板をほう酸アンモニウムのエチレン
グリコール溶液中に浸し、ウエハを陽極として20Vの
直流電圧を印可し10分間の陽極酸化を行った。このと
きのほう酸アンモニウムのエチレングリコール溶液は室
温で、人為的には加熱していない。
【0023】この陽極酸化で、図3(g)に示す如くW
膜7、TiN膜6、多結晶シリコン膜5からなる三層構
造の配線層の表面及びSiO2 膜3上に約25nmの酸
化アルミニウム膜(Al2 O3 )9が形成された。オー
ジェ電子分光(AES)分析によるとAl膜8はすべて
酸化され、酸化アルミニウム膜(Al2 O3 )9になっ
ており、またW中にはAlの拡散は全くないことが確認
された。
【0024】次いで、図3(h)及び(i)に示す如
く、700℃に設定された石英管炉に前記基板を導入
し、N2 ガスをキャリアガスとし、TEOSガスを導入
し、全圧0.8TorrでLPCVD法により、SiO
2 膜10を0.1μm堆積した。続いて、610℃に設
定された石英管炉に前記基板を導入して、TEOS20
0sccm、PH3 を300sccm、TMB(テトラ
メトキシボラン)を20sccm、O2 を300scc
m導入し、全圧を0.8TorrでBPSG膜11を
0.3μm堆積した。その後、N2 を30l/min、
POCl3 を4l/min、O2 を0.5l/min導
入し、850℃、15分の熱処理を行った。以上により
配線の形成を完了した。なお、図3(i)は図3(h)
のX−X線に沿う断面図である。
【0025】ここで従来の方法により形成された配線、
すなわち配線表面を陽極酸化で形成した酸化アルミニウ
ムで被覆しなかった場合は、W膜7が酸化され、膜剥が
れした。しかし本実施例の方法により形成された配線で
は、抵抗の上昇や、層間膜の剥がれ等の異常は一切見ら
れず良好なものであった。
【0026】図4は本発明の第2実施例に係る製造方法
を説明するための工程断面図である。
【0027】まず、図4(a)に示す如く、比抵抗6Ω
・cmのp型(100)Si基板21上に、プラズマC
VD法によって350℃で、SiH4 とN2 Oとの混合
ガスを用い、0.8μmのSiO2 膜22を形成し、続
いて10nmのTiN膜23を形成した。TiN膜23
は200℃の基板温度でTiのターゲットをN2 とAr
(50%ずつ)の混合ガス中で圧力を5mTorrと設
定し、スパッタ法により形成した。
【0028】次いで、LPCVD法により水素
(H2 )、モノシラン(SiH4 )及び6弗化タングス
テン(WF6 )の混合ガスを用い、H2 を0.173T
orr、SiH4 を0.013Torr、WF6 を0.
065Torrの各分圧に保持し、420℃の基板温度
で、図4(b)に示す如くTiN膜23上にW膜(高融
点金属膜)24を約150nm形成した。その後、図4
(c)に示す如く、通常のリソグラフィと反応性イオン
エッチング(RIE)を用いて、W膜24及びTiN膜
23を選択エッチングし、配線パターンを加工した。そ
の後、LPCVD法によりW/TiN配線25表面のみ
に選択的に2〜20nmのAl膜26を形成した。この
ときAlの堆積は基板温度を300℃で、Arをキャリ
アガスとし、TIBA(トリイソブチルアルミ)を反応
槽へ供給した。
【0029】次いで、図4(d)に示す如く、700℃
に設定された石英管炉に前記基板を導入し、N2 ガスを
キャリアガスとし、TEOSガスを導入し、全圧0.8
TorrでLPCVD法により、層間絶縁膜であるSi
O2 膜27を0.3μm堆積した。以上により配線の形
成を完了した。このときAl膜26は一部酸化され、酸
化アルミニウム(Al2 O3 )になっていることがオー
ジェ電子分光(AES)分析により判明した。
【0030】ここで従来の方法により形成された配線、
すなわち配線表面をAlで被覆しなかった場合は、層間
絶縁膜形成後に、W膜24が酸化され、抵抗の上昇や、
一部膜剥がれが起きていた。しかし本実施例の方法にに
より形成された配線では、抵抗の上昇や、層間膜の剥が
れ等の異常は一切見られず良好なものであった。
【0031】図5及び図6は本発明の第3実施例に係る
製造方法を説明するための工程断面図であり、CMOS
構造の例を示している。
【0032】まず、図5(a)に示す如く、比抵抗5Ω
・cm、面方位(100)のn型Si基板31に100
0℃乾燥酸素中にて10nmのSiO2 32を形成し
た。そして、B+ を1MeVで2×1013cm-2イオン
注入し、1000℃において60分の熱処理を行い、ボ
ロン濃度が1×1017cm-3程度のp型ウエル33を形
成した。
【0033】次いで、図5(b)に示す如く、フィール
ド酸化膜を形成する部分にチャネルストップイオン注入
を行った後、0.6μmのフィールド酸化膜34を形成
した。
【0034】続いて、トランジスタ形成領域のSi表面
層を露出した後、酸素及び水蒸気分圧を1ppm以下に
コントロールしたAr中にて1000℃30分の熱処理
し、さらに850℃、10%HClを含む乾燥酸素中
で、7〜10nmのゲート酸化膜35を形成した。その
後、SiH4 を用いたLPCVD法で50nmの多結晶
Si膜36を堆積した。堆積温度は620℃、SiH4
流量は50〜100sccm、圧力は0.1Torr
で、Siの堆積速度は10〜15nm/minであっ
た。多結晶Si膜36に対して、nチャネルMOSFE
T形成領域には、As+ イオンを12keVで1×10
15cm-2イオン注入し、pチャネルMOSFET形成領
域には、BF2 + イオンを10keVで1×1015cm
-2イオン注入した。選択的なイオン注入はレジストマス
クを用いて行った。
【0035】次いで、Ti(N(CH3 )2 )4 を用い
たLPCVDで、基板温度700〜800℃、0.01
〜0.5Torrの条件で5nmのTiN37を形成し
た。続いて、Alを含んだWターゲットを5mTorr
のAr雰囲気中でスパッタリングし、TiN膜37上に
150nmのW−Al合金膜38を形成した。このとき
形成される合金膜中のAl組成は1〜75%(原子濃
度)の範囲がよい。
【0036】次いで、図5(c)に示すように、エキシ
マレーザ・リソグラフィ技術を用いて所望の電極・配線
形状のレジストパターンを形成し、さらにCl2 /He
ガス系反応性イオンエッチング技術を用いW−Al(1
50nm)/TiN(5nm)/Asドープ及びBドー
プ多結晶Si(50nm)積層構造をエッチングした。
続いて、レジストを酸素プラズマアッシングで剥離した
後、エチレングリコール洗浄、アルコール洗浄、脱イオ
ン純水洗浄を順次行ない、窒素中にて乾燥させた。ソー
ス、ドレイン上のSiO2 膜35の残厚を3〜5nmと
してnチャネルMOSFET形成領域にはAs+ イオン
を20keVで1×1014cm-2イオン注入し、注入層
39を形成した。pチャネルMOSFET形成領域には
Ge+ を10keVで1×1015cm-2イオン注入し、
Si基板の表面を非晶質化した後に、BF2 + イオンを
20keVで1×1014cm-2イオン注入し、注入層4
0を形成した。
【0037】次いで、減圧可能な縦型炉に基板をセット
し、1×10-7Torrに減圧した後に窒素10l/m
inを流して1気圧とし、800℃まで5分以内に昇温
した後に水素を200sccm、水蒸気を20sccm
導入して、30分酸化した。この酸化工程によって、図
6(d)に示すように、W−Al合金膜38の表面には
5〜20nmの酸化アルミニウム(Al2 O3 )膜41
が形成された。さらに多結晶Si膜36の側壁には20
nmの酸化膜42が、ソース、ドレイン上には18nm
の酸化膜43が形成された。このとき、N2 希釈水素/
水蒸気酸化以外に、600〜800℃のN2 希釈の酸素
中にて1気圧以上の圧力で酸化してもよい。
【0038】この後に700℃に設定された石英管炉に
前記基板を導入し、N2 ガスをキャリアガスとし、TE
OSガスを導入し、全圧0.8TorrでLPCVD法
により、層間絶縁膜であるSiO2 膜44を全面に20
0nm堆積した。
【0039】次いで、図6(e)に示すように、CHF
3 とH2 ガスを用いた反応性イオンエッチングによって
SiO2 膜43、44を一部除去し、電極・配線の側壁
部に選択的にSiO2 膜を残置させた。このとき電極・
配線の上部の酸化アルミニウム(Al2 O3 )膜はエッ
チングされずに残っていた。そしてnチャネルMOSF
ET形成領域にはAs+ イオンを30keVで3.5×
1015cm-2イオン注入して注入層45を、pチャネル
MOSFET形成領域にはBF2 + イオンを20keV
で5×1015cm-2イオン注入して注入層46を形成し、
TEOSを用いたLPCVD法によって0.5μmのS
iO2 膜47を堆積した。その後、1000℃30秒の
Ar熱処理を行うことによってソース・ドレインを形成
した。この後ソース・ドレインにNiSi2 、CoSi
2 、TiSi2 などを形成してもよい。この工程の後、
BPSG膜、プラズマSiO2 膜を堆積しコンタクトホ
ールを開孔して配線を形成すればMOS−FETが完成
する。
【0040】このようにして、本実施例の方法を用いる
ことによってWの酸化に起因する膜剥がれや抵抗増加は
全く観察されなかった。
【0041】図7及び図8は本発明の第4実施例に係る
製造方法を説明するための工程断面図である。
【0042】まず、図7(a)に示す如く、比抵抗6Ω
・cmのp型(100)Si基板51上にプラズマCV
D法によって350℃でSiH4 とN2 Oとの混合ガス
を用いて、0.8μmのSiO2 膜52を形成し、続い
て10nmのTiN膜53を形成した。TiN膜53は
200℃の基板温度でTiのターゲットをN2 とAr
(50%ずつ)の混合ガス中で圧力を5mTorrと設
定し、スパッタ法により形成した。
【0043】次いで、LPCVD法により水素
(H2 )、モノシラン(SiH4 )及び6弗化タングス
テン(WF6 )の混合ガスを用い、H2 を0.173T
orr、SiH4 を0.013Torr、WF6 を0.
065Torrの各分圧に保持し、420℃の基板温度
で、図7(b)に示す如くTiN膜53上にW膜(高融
点金属膜)54を約150nm形成した。その後、図7
(c)に示す如く、通常のリソグラフィと反応性イオン
エッチング(RIE)を用いて、W膜54及びTiN膜
53を選択エッチングし、配線パターンを加工した。そ
の後、400℃の乾燥酸素中で15分間の酸化を行っ
た。この酸化によりW膜54上には約10nmのタング
ステン酸化物55が形成された。その後、基板全面に約
20nmのAl膜56を形成した。次いで、700℃の
乾燥酸素中で30分の熱処理をした。この熱処理でAl
膜56が表面から熱酸化されると同時に、W膜54上の
タングステン酸化物55がAl膜56により還元され、
したがって、W膜54に接しているAl膜56は酸化さ
れた。これにより、図8(d)に示す如くAl膜56が
表と裏側から酸化され、全て酸化アルミニウム膜57と
なった。ここで、Al膜56形成前にW膜54の表面を
酸化しておくことにより、Al膜56の選択酸化の条件
のマージンが広がる。
【0044】次いで、図8(e)に示す如く、700℃
に設定された石英管炉に前記基板を導入し、N2 ガスを
キャリアガスとし、TEOSガスを導入し、全圧0.8
TorrでLPCVD法により、層間接絶縁であるSi
O2 膜58を0.3μm堆積した。以上により配線の形
成を完了した。
【0045】ここで従来の方法により形成された配線、
すなわち配線表面をAlで被覆しなかった場合は、層間
絶縁膜形成後に、W膜54が酸化され、抵抗の上昇や、
一部膜剥がれが起きていた。しかし本実施例の方法によ
り形成された配線では、抵抗の上昇や、層間膜の剥がれ
等の異常は一切見られず良好なものであった。
【0046】図9は、本発明の第5実施例に係る製造方
法を説明するための工程で断面図である。
【0047】まず、図9(a)に示す如く、比抵抗6Ω
・cmのP型(100)Si基板61上にプラズマCV
D法によって350℃でSiH4 とN2 Oとの混合ガス
を用いて、0.8μmのSiO2 膜62を形成し、続い
て10nmのTiN膜63を形成した。TiN膜63は
200℃の基板温度でTiのターゲットをN2 とAr
(50%ずつ)の混合ガス中で圧力を5mTorrと設
定し、スパッタ法により形成した。
【0048】次いで、LPCVD法により水素
(H2 )、モノシラン(SiH4 )及び6弗化タングス
テン(WF6 )の混合ガスを用い、H2 を0.173T
orr、SiH4 を0.013Torr、WF6 を0.
065Torrの各分圧に保持し、420℃の基板温度
で、図9(b)に示す如くTiN膜63上にW膜(高融
点金属膜)64を約150nm形成した。その後、図9
(c)に示す如く、通常のリソグラフィと反応性イオン
エッチング(RIE)を用いて、W膜64及びTiN膜
63を選択エッチングし、配線パターンを加工した。
【0049】その後、基板を400℃〜800℃に加熱
した状態でBを含むガスを用いW膜64の表面にプラズ
マホウ化により保護層として、W2 B5 膜65(金属ホ
ウ化物層)を形成した。このホウ化物層の厚さは1〜5
0nmの範囲がよく、特に5〜30nmの範囲が望まし
い。このホウ化物層によりWの耐酸化性が向上する。ま
た600℃以上のホウ化の場合、TiN膜が露出する部
分ではTiNの表面がTiB2 化し、TiNの耐酸化性
が向上する。
【0050】一例としてここで、ホウ化物層の形成は次
のようにして行った。すなわち、W膜64を形成し、パ
ターニングした試料を、平行平板型高周波電極を設けた
真空装置内にセットし、ターボ分子ポンプを用いて1×
10-7Torrに減圧した後、ジボラン(B2 H6 )を
100sccm導入して真空装置内の圧力を0.33T
orrとした。この状態で、13.56MHzの高周波
電力を印加し、プラズマを10分間発生させた。このと
き基板はセラミックヒータにより、約500℃に加熱し
た。このジボラン(B2 H6 )プラズマ処理によりW膜
64の表面にW2 B5 に近い組成のタングステンホウ化
物が形成されていることがX線光電子分光法により確認
された。ここで、ほう素はホウ化物層中に10〜90a
tm%存在することが好ましい。
【0051】なお、上記プラズマホウ化は、プラズマが
安定に発生する条件、例えば0.01〜0.5Torr
の圧力下で1〜30分行うのがよい。
【0052】次いで、700℃に設定された石英管炉に
前記基板を導入し、N2 ガスをキャリアガスとし、TE
OSガスを導入し、全圧0.8TorrでLPCVD法
により、層間絶縁膜であるSiO2 66を0.3μm堆
積した。以上により配線の形成を完了した。
【0053】ここで従来の方法により形成された配線、
すなわち表面ホウ化処理を施さなかった配線では、層間
絶縁膜形成後に、W膜64が酸化され、抵抗の上昇や、
一部膜剥がれが起きていた。しかし本実施例の方法によ
り形成された配線では、抵抗の上昇や、層間膜の剥がれ
等の異常は一切見られず良好なものであった。
【0054】図10乃至図12は本発明の第6実施例に
係る製造方法を説明するための工程断面図であり、これ
らは配線電極と拡散層とのコンタクト部の様子を示して
いる。
【0055】まず、図10(a)に示すごとく、例えば
p形シリコン基板71表面の所望領域にn型不純物、例
えば砒素をイオン注入した後、900℃、30分間の熱
処理を施してn+ 型拡散層72を形成した。続いて、L
PCVD法により基板71全面にSiO2 膜73を堆積
した後、通常のフォトリソグラフィ法と反応性イオンエ
ッチング技術によりSiO2 膜73を選択的に除去して
拡散層72に対応する部分にコンタクトホール74を開
孔した。
【0056】次いで、図10(b)に示す如く、縦型L
PCVD炉内でコンタクトホール74を含むSiO2 膜
73全面に厚さ50nmの多結晶シリコン膜75を酸素
の取り込みを少なくした条件で堆積した後、多結晶シリ
コン膜75に飛程距離(Rp)が表面から40nm程度
(基板71と膜75との界面付近)となるように砒素イ
オンを加速電圧65keVの条件で注入した。この砒素
イオン注入により、多結晶シリコン膜75内に拡散層7
2と同一導電型の不純物が導入されると共に、シリコン
基板71と多結晶シリコン膜75の界面に生成した自然
酸化膜がイオンミキシングにより破壊され、多結晶シリ
コン膜75が拡散層72に対して良好にコンタクトされ
た。
【0057】次いで図10(c)に示す如く、スパッタ
蒸着法によりTiターゲットを窒素とアルゴンとの混合
ガス(50%づつ)で、スパッタリングして多結晶シリ
コン膜75上に厚さ50nmのTiN膜76を堆積し
た。
【0058】続いて、図11(d)に示す如く、H2 、
SiH4 及びWF6 の混合ガスを用いたLPCVD法に
より、TiN膜76上に厚さ150nmのW膜77を堆
積した。ここでガスの圧力はH2 を0.173Tor
r、SiH4 を0.013Torr、WF6 を0.06
5Torrの各分圧に保持し、基板温度は420℃に保
持した。その後、図11(e)に示す如く、通常のフォ
トリソグラフィとSF6ガスを用いた反応性イオンエッ
チングにより、W膜77、TiN膜76、多結晶シリコ
ン膜75を順次選択的に除去して多結晶シリコン膜7
5、TiN膜76及びW膜77からなる三層構造の配線
を形成した。この後に、基板に7度の角度をつけた回転
イオン注入法で、全面にB+ イオンを20keV、2×
1016cm-2で注入した。次いで、これを真空装置の中
にセットし、ターボ分子ポンプを用いて1×10-6To
rrに減圧した後、酸素分圧を10ppm以下に抑えて
ArまたはN2 を導入し、850℃、30分の熱処理を
行った。これにより、図11(f)に示す如くW膜77
の表面にW2 B5 の組成に近いタングステンホウ化物層
78が形成された。
【0059】次いで図12(g)及び(h)に示す如
く、基板温度を450℃に設定し、アルゴン(Ar)に
より希釈されたモノシラン(SiH4 )と酸素(O2 )
の混合ガスを用いて常圧化学気相成長(APCVD)法
により、配線上に層間絶縁膜であるSiO2 膜79を
0.5μm堆積した。以上により配線の形成を完了し
た。なお、図12(h)は図12(g)のX−X′線に
沿う断面図である。
【0060】このようにして形成された配線では、抵抗
の上昇や、層間膜の剥がれ等の異常は一切見られず良好
なものであった。
【0061】図13及び図14は本発明の第7実施例に
係る製造方法を説明するための工程断面図であり、CM
OS構造の例を示している。
【0062】まず、図13(a)に示す如く、比抵抗5
Ω・cm、面方位(100)のn型Si基板81に10
00℃乾燥酸素中にて10nmのSiO2 82を形成し
た。そして、B+ を1MeVで2×1013cm-2イオン
注入し、1000℃において60分の熱処理を行い、ボ
ロン濃度が1×1017cm-3程度のp型ウエル83を形
成した。
【0063】次いで、図13(b)に示す如く、フィー
ルド酸化膜を形成する部分にチャネルストップイオン注
入を行った後、0.6μmのフィールド酸化膜84を形
成した。
【0064】続いて、トランジスタ形成領域のSi表面
層を露出した後、酸素及び水蒸気分圧を1ppm以下に
コントロールしたAr中にて1000℃30分の熱処理
し、さらに850℃、10%HClを含む乾燥酸素中
で、7〜10nmのゲート酸化膜85を形成した。その
後、SiH4 を用いたLPCVD法で50nmの多結晶
Si膜86を堆積した。堆積温度は620℃、SiH4
流量は50〜100sccm、圧力は0.1Torr
で、Siの堆積速度は10〜15nm/minであっ
た。多結晶Si膜86に対して、nチャネルMOSFE
T形成領域には、As+ イオンを12keVで1×10
15cm-2イオン注入し、pチャネルMOSFET形成領
域には、BF2 + イオンを10keVで1×1015cm
-2イオン注入した。選択的なイオン注入はレジストマス
クを用いて行った。
【0065】次いで、この状態の試料を真空装置の中に
セットし、真空装置内を500l/secの排気容量の
ターボ分子ポンプを用いて1×10-8Torrに減圧し
た後、基板表面にハロゲンランプを照射し、Si基板温
度を450〜700℃の温度に昇温した。1分後に、N
H3 、WF6 、H2 及びArを各々100sccm、4
00sccm、500sccm、500sccm流し
て、スロットルバルブを用いて全圧0.2Torrにコ
ントロールした。100secの堆積時間で20nmの
W2 N膜87を形成し、続いてH2 、SiH4 及びWF
6 の混合ガスを用いて各々0.173Torr、0.0
13Torr、0.065Torr圧に保持し、450
℃の基板温度で、W2 N膜87上に100nmのW膜8
8を形成した。
【0066】次いで、図13(c)に示すように、エキ
シマレーザ・リソグラフィ技術を用いて所望の電極・配
線形状のレジストパターンを形成し、さらにCl2 /H
eガス系反応性イオンエッチング技術を用いW(100
nm)/W2 N(20nm)/Asドープ及びBドープ
多結晶Si(50nm)積層構造をエッチングした。続
いて、レジストを酸素プラズマアッシングで剥離した
後、エチレングリコール洗浄、アルコール洗浄、脱イオ
ン純水洗浄を順次行ない、窒素中にて乾燥させた。ソー
ス、ドレイン上のSiO2 膜85の残厚を3〜5nmと
してnチャネルMOSFET形成領域にはAs+ イオン
を20keVで1×1014cm-2イオン注入し、注入層
89を形成した。pチャネルMOSFET形成領域には
Ge+ を10keVで1×1015cm-2イオン注入し、
Si基板の表面を非晶質化した後に、BF2 + イオンを
20keVで1×1014cm-2イオン注入し、注入層9
0を形成し、窒素中にて850℃、30分の熱処理を行
った。
【0067】次いで、Si基板を真空槽に入れターボ分
子ポンプを用いて1×10-7Torrに減圧した後に、
ランプを用いて基板を500℃に昇温して1分後にジボ
ラン(B2 H6 )ガスを100〜500sccm導入
し、スロットルバルブを用い1×10-2Torrにした
状態で、2.45GHzのマイクロ波(パワー:500
W〜1kW)を印加した。10分間のジボランプラズマ
ホウ化によってW膜88の表面に約15〜20nmのW
2 B5 膜91を形成した。
【0068】次いで、減圧可能な縦型炉に基板をセット
し、1×10-7Torrに減圧した後に窒素10l/m
inを流して1気圧とし、800℃まで5分以内に昇温
した後に水素を200sccm、水蒸気を20sccm
導入して、30分酸化した。この酸化工程によって、図
14(d)に示すように多結晶Si膜86の側壁には2
0nmの酸化膜92が、ソース、ドレイン上には18n
mの酸化膜93が形成された。このとき、N2 希釈水素
/水蒸気酸化以外に、600〜800℃のN2希釈の酸
素中にて1気圧以上の圧力で酸素ラジカルを用いたプラ
ズマ酸化で後酸化してもよい。さらに、陽極酸化などの
方法を用いてもよい。この後に基板温度を450℃と
し、Arで希釈されたSiH4 とO2 混合ガスを用いた
AP(常圧)CVD法によって、全面にSiO2 膜94
を200nm堆積した。
【0069】次いで、図14(e)に示すように、CH
F3 とH2 ガスを用いた反応性イオンエッチングによっ
てSiO2 膜93,94を一部除去し、電極・配線の側
壁部に選択的にSiO2 膜を残置させた。続いてSi基
板を真空槽に入れ、ターボ分子ポンプを用いて1×10
-7Torrに減圧した。その後ランプを用いて基板を5
00℃に昇温して1分後にジボラン(B2 H6 )ガスを
100〜500sccm導入し、スロットルバルブを用
いて1×10-2Torrにした状態で2.45GHzの
マイクロ波(パワー:500W〜1kW)を加えた。1
0分のホウ化によって再度W膜88の表面のW2 B5 膜
91の厚みを20nmとした。そして、nチャネルMO
SFET形成領域にはAs+ イオンを30keVで3.
5×1015cm-2イオン注入して注入層95を、pチャ
ネルMOSFET形成領域には、BF2 + イオンを20
keVで5×1015cm-2イオン注入して注入層96を
形成し、APCVD法によって0.5μmのSiO2 膜
97を堆積した。その後、1000℃で30秒のAr熱
処理を行うことによってソース・ドレインを形成した。
この後ソース・ドレインにNiSi2 、CoSi2 、T
iSi2 などを形成してもよい。この工程の後、BPS
G膜、プラズマSiO2 膜を堆積しコンタクトホールを
開孔して配線を形成すればMOSFETが完成する。
【0070】このように、本実施例の方法を用いること
によってWの酸化に起因する膜剥がれや抵抗増加は全く
観察されなかった。
【0071】図15に、図13及び図14図示の第7実
施例に係る方法より形成された、W/W2 N/不純物導
入多結晶シリコンからなる三層ゲート電極のシート抵抗
を測定した結果を示す。W膜88の表面に形成したW2
B5 膜91の厚みに対し、シート抵抗をプロットする
と、表面にW2 B5 が存在する場合に大きくシート抵抗
が低下し、5〜40nmで0.7〜0.8Ω/□の値が
得られた。表面にW2 B5 が存在しない時、すなわち表
面ボライド化なしの場合は2桁以上の著しい抵抗上昇が
見られ、且つW配線の表面は局所的にW酸化物が大きく
成長していた。このことからもW表面のボライド化の耐
酸化性向上効果が大きいことが判る。なお本実施例では
W/W2 N/Si構造について説明したがW/TiN/
Si構造についても同様の効果が得られた。
【0072】TiNを用いた場合には、本実施例で用い
た熱工程より高い温度の熱工程を通しても、Wと多結晶
Siとの間の相互反応はみられなかった。TiNを用い
た場合、下地段差の激しいときにはLPCVD−TiN
膜が有効である。典型的な成膜条件は、Ti(N(CH
3 )2 )4 を用いたLPCVDで、基板温度700〜8
00℃、0.01〜0.5Torrの条件であり、5〜
20nm程度の堆積速度が得られる。
【0073】なお上記各実施例において、高融点金属膜
としてWを用いて説明したが、Mo等の膜であっても同
様の効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、高融点金属層を含む電
極配線層を設けた構造の半導体装置の製造方法におい
て、配線形成後に、配線層の露出表面を本発明に係る被
膜により被覆した構造とすることにより、後工程として
熱処理、酸化処理または絶縁膜堆積処理を行う際、金属
層が酸化されることを防ぐことができる。従って、抵抗
上昇や、膜剥がれといった不良をなくすすことができ、
スループットと共に、信頼性及び製造歩留りの大幅な向
上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造方
法を図1に続いて工程順に示す断面図。
【図3】本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造方
法を図2に続いて工程順に示す断面図。
【図4】本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図5】本発明の第3実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図6】本発明の第3実施例に係る半導体装置の製造方
法を図5に続いて工程順に示す断面図。
【図7】本発明の第4実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図8】本発明の第4実施例に係る半導体装置の製造方
法を図7に続いて工程順に示す断面図。
【図9】本発明の第5実施例に係る半導体装置の製造方
法を工程順に示す断面図。
【図10】本発明の第6実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に示す断面図。
【図11】本発明の第6実施例に係る半導体装置の製造
方法を図10に続いて工程順に示す断面図。
【図12】本発明の第6実施例に係る半導体装置の製造
方法を図11に続いて工程順に示す断面図。
【図13】本発明の第7実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に示す断面図。
【図14】本発明の第7実施例に係る半導体装置の製造
方法を図13に続いて工程順に示す断面図。
【図15】第7実施例における、W/W2 N/多結晶シ
リコン配線抵抗(シート抵抗で示す)とW表面のW2 B
5 膜厚との関係を示す特性図。
【符号の説明】
1、21、31、51、61、71、81…Si基板、
3、23、35、52、62、73、…SiO2 膜、
5、36、75、86…Si膜、6、23、37、5
3、63、76、…TiN膜、7、24、54、64、
77、88…W膜、8、26、56…Al膜、9、4
1、57…Al2 O3 膜、38…W−Al合金膜、6
5、78、91…W2 B5 膜、87…W2 N。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造方法において、熱処
    理、酸化処理、若しくは絶縁物堆積処理に先立って電極
    配線層を形成する方法であって、 半導体基板上に電極配線の材料となる高融点金属の層を
    形成する工程と、前記高融点金属層を選択的にエッチン
    グし、パターニングされた電極配線層を形成する工程
    と、前記電極配線層をアルミニウム膜で被覆する工程
    と、前記アルミニウム膜を、前記高融点金属とアルミニ
    ウムとが合金化する温度より低温で酸化し、酸化アルミ
    ニウム膜に変換する工程と、を具備する方法。
  2. 【請求項2】 半導体装置の製造方法において、熱処
    理、酸化処理、若しくは絶縁物堆積処理に先立って電極
    配線層を形成する方法であって、 半導体基板上に電極配線の材料となる高融点金属の層を
    形成する工程と、前記高融点金属層を選択的にエッチン
    グし、パターニングされた電極配線層を形成する工程
    と、前記電極配線層上にアルミニウム膜を選択成長さ
    せ、前記電極配線層を前記アルミニウム膜で被覆する工
    程と、を具備する方法。
  3. 【請求項3】 半導体装置の製造方法において、熱処
    理、酸化処理、若しくは絶縁物堆積処理に先立って電極
    配線層を形成する方法であって、 半導体基板上に電極配線の材料となる高融点金属とアル
    ミニウムとの合金からなる層を形成する工程と、前記合
    金層を選択的にエッチングし、電極配線パターンを形成
    する工程と、前記電極配線パターンを酸化し、表面が酸
    化アルミニウム膜で被覆された電極配線層を形成する工
    程と、を具備する方法。
  4. 【請求項4】 半導体装置の製造方法において、熱処
    理、酸化処理、若しくは絶縁物堆積処理に先立って電極
    配線層を形成する方法であって、 半導体基板上に電極配線の材料となる高融点金属の層を
    形成する工程と、前記高融点金属層を選択的にエッチン
    グし、パターニングされた電極配線層を形成する工程
    と、前記電極配線層の表面をホウ化し、前記電極配線層
    を前記高融点金属のホウ化物で被覆する工程と、を具備
    する方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817929A (ja) * 1994-06-30 1996-01-19 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JPH09186103A (ja) * 1995-12-26 1997-07-15 Lg Semicon Co Ltd 金属配線の構造及びその形成方法
US6414738B1 (en) 1997-03-31 2002-07-02 Seiko Epson Corporation Display
US6529251B2 (en) * 1999-02-23 2003-03-04 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device and method of manufacturing the same

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