JPH06120419A - 積層型半導体集積回路 - Google Patents
積層型半導体集積回路Info
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- JPH06120419A JPH06120419A JP4263544A JP26354492A JPH06120419A JP H06120419 A JPH06120419 A JP H06120419A JP 4263544 A JP4263544 A JP 4263544A JP 26354492 A JP26354492 A JP 26354492A JP H06120419 A JPH06120419 A JP H06120419A
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- Japan
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- lsi
- laminated
- semiconductor substrate
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- semiconductor integrated
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LSIチップを貼り合わせて積層化した場合
の上下のLSI間を電気的に接続する電極と上部LSI
の基板との間で生ずる絶縁不良を改善する。 【構成】 上部LSIチップ208を構成するスルーホ
ール電極600を有した半導体基板202の裏面に絶縁
薄膜100を形成し、接着剤501によって上部LSI
チップを接着し、スルーホール電極600と下部LSI
上の配線500とを導通させる。
の上下のLSI間を電気的に接続する電極と上部LSI
の基板との間で生ずる絶縁不良を改善する。 【構成】 上部LSIチップ208を構成するスルーホ
ール電極600を有した半導体基板202の裏面に絶縁
薄膜100を形成し、接着剤501によって上部LSI
チップを接着し、スルーホール電極600と下部LSI
上の配線500とを導通させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層型半導体集積回路に
関する。さらに詳しくは複数個の半導体集積回路(以下
LSI)を樹脂などの接着剤を用いて立体LSI化した
積層型LSIの構造に関する。
関する。さらに詳しくは複数個の半導体集積回路(以下
LSI)を樹脂などの接着剤を用いて立体LSI化した
積層型LSIの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来半導体装置内の電子回路の集積度を
向上させる手段として、チップ面積の拡大や回路パター
ンの微細化が一般的である。しかし、これらによる集積
度向上の限界が知られるに及んで、近年単一チップ上に
多重に薄膜の回路パターンを積層する形態の、いわゆる
積層型LSIが提案され現在各方面で研究が進められて
いる。
向上させる手段として、チップ面積の拡大や回路パター
ンの微細化が一般的である。しかし、これらによる集積
度向上の限界が知られるに及んで、近年単一チップ上に
多重に薄膜の回路パターンを積層する形態の、いわゆる
積層型LSIが提案され現在各方面で研究が進められて
いる。
【0003】このような半導体装置として、例えば特開
昭第58−39030号、特開昭第64−18248
号、特開平第3−44066号及び特開平第1−201
948号に挙げられるような積層型LSIが知られてい
る。積層型LSIでは、LSIプロセスが終了した半導
体基板上にポリイミドなどの接着剤を介して被積層LS
Iが接着される。従来の積層型LSIでは前記被積層L
SIの半導体基板裏面が直接ポリイミドなどの接着剤に
接している。
昭第58−39030号、特開昭第64−18248
号、特開平第3−44066号及び特開平第1−201
948号に挙げられるような積層型LSIが知られてい
る。積層型LSIでは、LSIプロセスが終了した半導
体基板上にポリイミドなどの接着剤を介して被積層LS
Iが接着される。従来の積層型LSIでは前記被積層L
SIの半導体基板裏面が直接ポリイミドなどの接着剤に
接している。
【0004】図2に半導体集積回路の積層化工程の概略
を示す。一般に集積回路は、ウエハと呼ばれる半導体基
板に、熱酸化、イオン注入、フォトリソグラフィなどの
処理を行って、半導体基板表面にトランジスタ回路を作
製する。図2(1−1)および図2(2−1)はそのよ
うな工程をへて、トランジスタ回路が作製された半導体
基板201および半導体基板202の平面略図を示す。
このような集積回路は、非常に微細な加工が施されるの
で、ウエハ全面にわたって良品を作製することは難し
い。従って、集積回路はある限定された規模のトランジ
スタ回路で構成された集積回路チップと呼ばれる構成単
位を多数、半導体基板上に同時に作製する。図2(1−
1)および図2(2−1)に示された実線203および
実線204は、集積回路チップの境界線を示しており、
一般にスクライブラインと称呼されている。
を示す。一般に集積回路は、ウエハと呼ばれる半導体基
板に、熱酸化、イオン注入、フォトリソグラフィなどの
処理を行って、半導体基板表面にトランジスタ回路を作
製する。図2(1−1)および図2(2−1)はそのよ
うな工程をへて、トランジスタ回路が作製された半導体
基板201および半導体基板202の平面略図を示す。
このような集積回路は、非常に微細な加工が施されるの
で、ウエハ全面にわたって良品を作製することは難し
い。従って、集積回路はある限定された規模のトランジ
スタ回路で構成された集積回路チップと呼ばれる構成単
位を多数、半導体基板上に同時に作製する。図2(1−
1)および図2(2−1)に示された実線203および
実線204は、集積回路チップの境界線を示しており、
一般にスクライブラインと称呼されている。
【0005】トランジスタ回路の作製工程については詳
細の記述を省略する。トランジスタ回路を作製済みの半
導体基板201および半導体基板202は、この後、積
層化工程へと進められる。積層化工程については試料の
断面模式図を用いて説明する。積層化工程は大きく分け
て3つの工程からなる。第1の工程は、被積層LSIチ
ップの作製工程で図2(2−2)から図2(2−5)に
工程の概略が示されている。まず、LSIの完成した半
導体基板202の表面側にLSIチップを保持するため
の支持基板205が樹脂等の接着剤を用いて接着され
る。その後、半導体基板202の裏面を研磨して、半導
体基板202を十分に薄くする。これは積層化後の上下
のLSI間で信号の授受を行うために必要である。さら
に、この半導体基板202と支持基板205を、先に示
したスクライブライン204に沿って切断し、被積層L
SIチップの作製は完了する。
細の記述を省略する。トランジスタ回路を作製済みの半
導体基板201および半導体基板202は、この後、積
層化工程へと進められる。積層化工程については試料の
断面模式図を用いて説明する。積層化工程は大きく分け
て3つの工程からなる。第1の工程は、被積層LSIチ
ップの作製工程で図2(2−2)から図2(2−5)に
工程の概略が示されている。まず、LSIの完成した半
導体基板202の表面側にLSIチップを保持するため
の支持基板205が樹脂等の接着剤を用いて接着され
る。その後、半導体基板202の裏面を研磨して、半導
体基板202を十分に薄くする。これは積層化後の上下
のLSI間で信号の授受を行うために必要である。さら
に、この半導体基板202と支持基板205を、先に示
したスクライブライン204に沿って切断し、被積層L
SIチップの作製は完了する。
【0006】近年、工業的に使用されている半導体基板
の多くは500μmないしは600μm程度の厚さを有
するが、その表面を利用して作製されるトランジスタ
は、概ね数μm程度の厚さしか使用していない。従って
図2には半導体基板の全体図を示しているために、その
詳細な内部構造が示されていない。図2(2−3)の詳
細な内部構造を示すために図5に図2(2−3)の一部
を拡大した断面模式図を示す。図5では例として基本構
造を有するMOSトランジスタを1個と上下のLSI間
を結ぶスルーホール1個の2つの構成要素を示した。L
SIはこのようなトランジスタが多数個、半導体基板上
に集積化されたものである。また、表面近傍の構造を示
すために半導体基板202の大半を省略して表記してい
る。
の多くは500μmないしは600μm程度の厚さを有
するが、その表面を利用して作製されるトランジスタ
は、概ね数μm程度の厚さしか使用していない。従って
図2には半導体基板の全体図を示しているために、その
詳細な内部構造が示されていない。図2(2−3)の詳
細な内部構造を示すために図5に図2(2−3)の一部
を拡大した断面模式図を示す。図5では例として基本構
造を有するMOSトランジスタを1個と上下のLSI間
を結ぶスルーホール1個の2つの構成要素を示した。L
SIはこのようなトランジスタが多数個、半導体基板上
に集積化されたものである。また、表面近傍の構造を示
すために半導体基板202の大半を省略して表記してい
る。
【0007】図2(2−2)で1層のLSIが完成した
後、上下のLSI間で信号の授受を行うための電極を作
製するには、半導体基板202を貫通する穴であるスル
ーホール300を形成しなければならない。このスルー
ホール300は、化学的エッングまたは反応性イオンエ
ッチング等の方法によって形成される。さらにCVD法
等によって絶縁膜304を形成した後、接着剤306を
ウエハ表面に塗布し、支持基板205を接着する。A−
A’の破線は、図2(2−4)で半導体基板202が研
磨される終点位置を示している。A−A’まで半導体基
板202を研磨することによってスルーホール300は
半導体基板202を貫通する穴になる。図8に図2(2
−4)の拡大図を示す。
後、上下のLSI間で信号の授受を行うための電極を作
製するには、半導体基板202を貫通する穴であるスル
ーホール300を形成しなければならない。このスルー
ホール300は、化学的エッングまたは反応性イオンエ
ッチング等の方法によって形成される。さらにCVD法
等によって絶縁膜304を形成した後、接着剤306を
ウエハ表面に塗布し、支持基板205を接着する。A−
A’の破線は、図2(2−4)で半導体基板202が研
磨される終点位置を示している。A−A’まで半導体基
板202を研磨することによってスルーホール300は
半導体基板202を貫通する穴になる。図8に図2(2
−4)の拡大図を示す。
【0008】第2の工程は、被積層LSIチップの接着
工程で図2(3−1)と図2(3−2)に示される。ま
ず、半導体基板201の表面に作製されたLSIチップ
に、第1の工程で作製された支持基板付き被積層LSI
チップ206を位置合わせして、接着剤等によって接着
する。次に被積層LSIチップの支持基板207を除去
し、被積層LSIチップ208だけが半導体基板201
の上に残される。この第2の工程は、必要な回数だけ繰
り返すことによって、LSIの積層数を選択できる。
工程で図2(3−1)と図2(3−2)に示される。ま
ず、半導体基板201の表面に作製されたLSIチップ
に、第1の工程で作製された支持基板付き被積層LSI
チップ206を位置合わせして、接着剤等によって接着
する。次に被積層LSIチップの支持基板207を除去
し、被積層LSIチップ208だけが半導体基板201
の上に残される。この第2の工程は、必要な回数だけ繰
り返すことによって、LSIの積層数を選択できる。
【0009】第2の工程においても、その詳細な構造を
示すためにウエハ表面近傍の断面拡大模式図を用いる。
図9は図2(3−2)の拡大図である。表面にLSIが
作製された半導体基板201の表面に接着剤501によ
って上部LSIチップ208が接着されている。この
後、上部LSIと下部LSIを電気的に接続するため
に、スルーホール300を通じてスルーホール下部の接
着剤が、化学的エッチングや反応性イオンエッチングな
どの手法を用いて除去され、下部LSIの配線500の
表面が露出される。さらに、蒸着やメッキなどの手法を
用いてスルーホール電極600を形成した後の断面拡大
図が図10に示されている。
示すためにウエハ表面近傍の断面拡大模式図を用いる。
図9は図2(3−2)の拡大図である。表面にLSIが
作製された半導体基板201の表面に接着剤501によ
って上部LSIチップ208が接着されている。この
後、上部LSIと下部LSIを電気的に接続するため
に、スルーホール300を通じてスルーホール下部の接
着剤が、化学的エッチングや反応性イオンエッチングな
どの手法を用いて除去され、下部LSIの配線500の
表面が露出される。さらに、蒸着やメッキなどの手法を
用いてスルーホール電極600を形成した後の断面拡大
図が図10に示されている。
【0010】第3の工程は、積層化完了後のLSIチッ
プ切断工程で、図2(4−1)に示される。第2の工程
で、所望のLSIを積層化させたなら、図2(1−1)
に示されるスクライブライン203に沿って、積層化L
SIチップ209に切断される。この後、積層化LSI
チップ209は、一般に後半工程と称呼される、組み立
て工程を経て製品となる。
プ切断工程で、図2(4−1)に示される。第2の工程
で、所望のLSIを積層化させたなら、図2(1−1)
に示されるスクライブライン203に沿って、積層化L
SIチップ209に切断される。この後、積層化LSI
チップ209は、一般に後半工程と称呼される、組み立
て工程を経て製品となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような積層型L
SIではスルーホール電極600が被積層LSIの半導
体基板を貫通するスルーホール300を通じて形成され
ている。スルーホール300は絶縁膜304によって、
その側壁が絶縁されているが、半導体基板202の裏面
は露出した状態で下部LSIの表面に接着される。ここ
で使用される接着剤501は一般に絶縁性を有するがス
ルーホール電極600を下部LSIの配線500と接続
するためには、接着剤501の一部を除去しなければな
らない。このときに、スルーホール電極600と半導体
基板202との絶縁性が損なわれたならば、LSIとし
て正しく動作しない。スルーホール電極600と半導体
基板202は、絶縁膜304で側壁部が絶縁されている
が、半導体基板202を研磨するときに、半導体基板2
02の裏面付近に生じる欠損を完全に無くすことは困難
である。また、接着剤501の一部を除去するときに、
絶縁膜304の厚さ以上に横方向へ穴が広がったならば
スルーホール電極600と半導体基板202の絶縁性は
損なわれる。このように、従来の積層型LSIでは半導
体基板202の裏面付近においてスルーホール電極60
0と半導体基板202の間の絶縁性を保障するのが困難
であり、最悪の場合には短絡状態になるという問題があ
った。
SIではスルーホール電極600が被積層LSIの半導
体基板を貫通するスルーホール300を通じて形成され
ている。スルーホール300は絶縁膜304によって、
その側壁が絶縁されているが、半導体基板202の裏面
は露出した状態で下部LSIの表面に接着される。ここ
で使用される接着剤501は一般に絶縁性を有するがス
ルーホール電極600を下部LSIの配線500と接続
するためには、接着剤501の一部を除去しなければな
らない。このときに、スルーホール電極600と半導体
基板202との絶縁性が損なわれたならば、LSIとし
て正しく動作しない。スルーホール電極600と半導体
基板202は、絶縁膜304で側壁部が絶縁されている
が、半導体基板202を研磨するときに、半導体基板2
02の裏面付近に生じる欠損を完全に無くすことは困難
である。また、接着剤501の一部を除去するときに、
絶縁膜304の厚さ以上に横方向へ穴が広がったならば
スルーホール電極600と半導体基板202の絶縁性は
損なわれる。このように、従来の積層型LSIでは半導
体基板202の裏面付近においてスルーホール電極60
0と半導体基板202の間の絶縁性を保障するのが困難
であり、最悪の場合には短絡状態になるという問題があ
った。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】かくして本発明
によれば、複数個の半導体集積回路を接着手段を用いて
立体回路化した積層型半導体集積回路であって、半導体
基板裏面が絶縁性薄膜で被覆されている被積層半導体集
積回路と積層半導体集積回路が接着剤層を介して積層さ
れてなる積層型半導体集積回路が提供される。
によれば、複数個の半導体集積回路を接着手段を用いて
立体回路化した積層型半導体集積回路であって、半導体
基板裏面が絶縁性薄膜で被覆されている被積層半導体集
積回路と積層半導体集積回路が接着剤層を介して積層さ
れてなる積層型半導体集積回路が提供される。
【0013】本発明で使用できる半導体集積回路は特に
限定されず、例えばMOS−LSI、バイポーラLSI
や化合物半導体あるいはLEDなどの個別半導体であっ
てもよい。この内半導体どうしを電気的に接続する手段
が、スルーホールである半導体集積回路に適用すること
が望ましい。さらに絶縁性膜に使用できる材料として
は、例えば公知の方法であるCVD法やスパッタ法など
を用いて積層したSiO2 膜、SiN膜またはSiO2
膜とSiN膜との複合膜、あるいは回転塗布された有機
絶縁膜等を使用することができる。このうち被積層LS
Iを構成する基板がシリコンからなるときは、SiO2
膜を用いることによって絶縁耐圧が高く、高耐圧素子を
得ることができる。また、素子構造が複雑で歪みが生じ
るような場合はSiO2 膜とSiN膜との複合膜を用い
るのが好ましい。この絶縁膜の膜厚は0.5〜5μm、
好ましくは1μm前後である。
限定されず、例えばMOS−LSI、バイポーラLSI
や化合物半導体あるいはLEDなどの個別半導体であっ
てもよい。この内半導体どうしを電気的に接続する手段
が、スルーホールである半導体集積回路に適用すること
が望ましい。さらに絶縁性膜に使用できる材料として
は、例えば公知の方法であるCVD法やスパッタ法など
を用いて積層したSiO2 膜、SiN膜またはSiO2
膜とSiN膜との複合膜、あるいは回転塗布された有機
絶縁膜等を使用することができる。このうち被積層LS
Iを構成する基板がシリコンからなるときは、SiO2
膜を用いることによって絶縁耐圧が高く、高耐圧素子を
得ることができる。また、素子構造が複雑で歪みが生じ
るような場合はSiO2 膜とSiN膜との複合膜を用い
るのが好ましい。この絶縁膜の膜厚は0.5〜5μm、
好ましくは1μm前後である。
【0014】本発明の積層型LSIにおける絶縁膜の形
成は、積層する半導体基板の裏面研磨工程の後、もしく
はチップ切断工程の後に形成することができる。上記の
ようにして得られた被積層型半導体基板と積層型半導体
基板が、接着剤層を介することによって接着される。こ
の接着剤層に使用できる接着剤としては公知のものが使
用できるが、例えばエポキシ系樹脂接着剤、ポリイミド
系樹脂接着剤等が挙げられる。
成は、積層する半導体基板の裏面研磨工程の後、もしく
はチップ切断工程の後に形成することができる。上記の
ようにして得られた被積層型半導体基板と積層型半導体
基板が、接着剤層を介することによって接着される。こ
の接着剤層に使用できる接着剤としては公知のものが使
用できるが、例えばエポキシ系樹脂接着剤、ポリイミド
系樹脂接着剤等が挙げられる。
【0015】このような絶縁膜を介した構成の積層型半
導体集積回路にすることによって、接着剤の加工精度等
に影響されず、絶縁性を保つことが可能になる。
導体集積回路にすることによって、接着剤の加工精度等
に影響されず、絶縁性を保つことが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、具体的に図1〜図7に基づいて説明を
行う。まずスルーホールを有した被積層MOS−LSI
を作成する。厚さ500μmのp型シリコン基板202
上に熱酸化法で薄い酸化膜を、CVD法で窒化膜を形成
した。次にホトマスクを用いて所望の領域を残して、薄
い酸化膜および窒化膜を除去した。窒化膜をマスクとし
て熱酸化によって厚い絶縁膜302を形成し、その後薄
い酸化膜および窒化膜を除去した。ここまでは、従来か
らあるMOSLSIと同様の製造工程である。
行う。まずスルーホールを有した被積層MOS−LSI
を作成する。厚さ500μmのp型シリコン基板202
上に熱酸化法で薄い酸化膜を、CVD法で窒化膜を形成
した。次にホトマスクを用いて所望の領域を残して、薄
い酸化膜および窒化膜を除去した。窒化膜をマスクとし
て熱酸化によって厚い絶縁膜302を形成し、その後薄
い酸化膜および窒化膜を除去した。ここまでは、従来か
らあるMOSLSIと同様の製造工程である。
【0017】次に、熱酸化によって薄いゲート絶縁膜を
形成したのち、ポリシリコンからなる薄いゲート電極3
05を積層およびエッチングして成形し、ソース、ドレ
イン領域はリンのイオン打ち込みにより形成した。次に
層間絶縁膜として酸化膜303をCVD法によって形成
し、ソース、ドレイン領域上の酸化膜を除去しアルミニ
ウムからなる薄膜301を真空蒸着法によって形成し
た。さらにホトリソグラフィ技術によって配線パターン
部分だけを残し、不要なアルミニウムをエッチングによ
って除去した。
形成したのち、ポリシリコンからなる薄いゲート電極3
05を積層およびエッチングして成形し、ソース、ドレ
イン領域はリンのイオン打ち込みにより形成した。次に
層間絶縁膜として酸化膜303をCVD法によって形成
し、ソース、ドレイン領域上の酸化膜を除去しアルミニ
ウムからなる薄膜301を真空蒸着法によって形成し
た。さらにホトリソグラフィ技術によって配線パターン
部分だけを残し、不要なアルミニウムをエッチングによ
って除去した。
【0018】次に被積層MOS−LSIにスルーホール
300を形成した。形成方法は反応性イオンエッチング
であり、スルーホールの深さは40〜80μmとした。
この半導体上にCVD法によって酸化膜からなる絶縁膜
304を形成し、図3に示すような被積層MOS−LS
Iを形成した。積層MOS−LSIの製造方法は、上記
被積層MOS−LSIの製造方法において、配線パター
ンを形成する工程まで同一である。ただし形成される配
線パターン500は、図4に示すように被積層MOS−
LSIのスルーホール電極600と接続できるように形
成した。
300を形成した。形成方法は反応性イオンエッチング
であり、スルーホールの深さは40〜80μmとした。
この半導体上にCVD法によって酸化膜からなる絶縁膜
304を形成し、図3に示すような被積層MOS−LS
Iを形成した。積層MOS−LSIの製造方法は、上記
被積層MOS−LSIの製造方法において、配線パター
ンを形成する工程まで同一である。ただし形成される配
線パターン500は、図4に示すように被積層MOS−
LSIのスルーホール電極600と接続できるように形
成した。
【0019】図2に半導体集積回路の積層化工程の概略
を示す。この図において図3の被積層MOS−LSIは
図2(2−1)の1層LSI完成基板(積層用)の平面
略図に相当する。図4の積層MOS−LSIは図2(1
−1)の1層LSI完成基板の平面略図に相当する。ト
ランジスタ回路を作製済みの半導体基板201および半
導体基板202は、この後、積層化工程へと進められ
る。積層化工程については試料の断面模式図を用いて説
明する。積層化工程は大きく分けて3つの工程からな
る。
を示す。この図において図3の被積層MOS−LSIは
図2(2−1)の1層LSI完成基板(積層用)の平面
略図に相当する。図4の積層MOS−LSIは図2(1
−1)の1層LSI完成基板の平面略図に相当する。ト
ランジスタ回路を作製済みの半導体基板201および半
導体基板202は、この後、積層化工程へと進められ
る。積層化工程については試料の断面模式図を用いて説
明する。積層化工程は大きく分けて3つの工程からな
る。
【0020】第1の工程は、被積層MOS−LSIチッ
プの作製工程で図2(2−2)から図2(2−5)に工
程の概略が示されている。まず、LSIの完成した半導
体基板202の表面側に、図2(2−3)に示すように
LSIチップを保持するための支持基板205を、紫外
線硬化型水溶性接着剤を用いて接着した。この支持基板
が接着された被積層MOS−LSIチップの拡大断面図
を図5に示す。
プの作製工程で図2(2−2)から図2(2−5)に工
程の概略が示されている。まず、LSIの完成した半導
体基板202の表面側に、図2(2−3)に示すように
LSIチップを保持するための支持基板205を、紫外
線硬化型水溶性接着剤を用いて接着した。この支持基板
が接着された被積層MOS−LSIチップの拡大断面図
を図5に示す。
【0021】その後、図5のA−A面に沿って、図2
(2−4)に示すように半導体基板202の裏面を研磨
して、スルーホールの下部が開口するまで半導体基板2
02を十分に薄くした。この処理は積層化後の上下のL
SI間で信号の授受を行うために必要である。さらにこ
の被積層MOS−LSIチップの下部に酸化珪素からな
る絶縁膜100を、CVD法によって膜厚1μmで形成
した。この工程の拡大断面図を図6に示した。
(2−4)に示すように半導体基板202の裏面を研磨
して、スルーホールの下部が開口するまで半導体基板2
02を十分に薄くした。この処理は積層化後の上下のL
SI間で信号の授受を行うために必要である。さらにこ
の被積層MOS−LSIチップの下部に酸化珪素からな
る絶縁膜100を、CVD法によって膜厚1μmで形成
した。この工程の拡大断面図を図6に示した。
【0022】さらに、この半導体基板202と支持基板
205を、図2(2−1)に示したスクラブライン20
4に沿って切断することによって、被積層LSIチップ
の作製を完了させた。第2の工程は、被積層MOS−L
SIチップの接着工程で図2(3−1)と図2(3−
2)に示される。まず、図6に示すようにLSIが作製
された半導体基板201の表面に接着剤501によっ
て、絶縁層100が形成された上部LSIチップ208
を接着した。使用した接着剤は樹脂系接着剤のエポキシ
樹脂系接着剤である。この後、上部LSIと下部LSI
を電気的に接続するために、スルーホール300を通じ
てスルーホール下部の接着剤層501および絶縁層10
0を、反応性イオンエッチング法を用いて除去した。こ
の工程の拡大断面図を図7に示した。この処理で下部L
SIの配線500の表面を露出させた。さらに、無電解
メッキ法によってスルーホール電極600を形成した。
この断面拡大図を図1に示した。
205を、図2(2−1)に示したスクラブライン20
4に沿って切断することによって、被積層LSIチップ
の作製を完了させた。第2の工程は、被積層MOS−L
SIチップの接着工程で図2(3−1)と図2(3−
2)に示される。まず、図6に示すようにLSIが作製
された半導体基板201の表面に接着剤501によっ
て、絶縁層100が形成された上部LSIチップ208
を接着した。使用した接着剤は樹脂系接着剤のエポキシ
樹脂系接着剤である。この後、上部LSIと下部LSI
を電気的に接続するために、スルーホール300を通じ
てスルーホール下部の接着剤層501および絶縁層10
0を、反応性イオンエッチング法を用いて除去した。こ
の工程の拡大断面図を図7に示した。この処理で下部L
SIの配線500の表面を露出させた。さらに、無電解
メッキ法によってスルーホール電極600を形成した。
この断面拡大図を図1に示した。
【0023】この第2の工程は、必要な回数だけ繰り返
すことによって、LSIの積層数を選択できる。第3の
工程は、積層化完了後のLSIチップ切断工程で、図2
(4−1)に示される。第2の工程で、所望のLSIを
積層化させたなら、図2(1−1)に示されたスクライ
ブライン203に沿って、積層化LSIチップ209に
切断した。この後、積層化LSIチップ209は、一般
に後半工程と称呼される、組み立て工程を経て製品とな
る。
すことによって、LSIの積層数を選択できる。第3の
工程は、積層化完了後のLSIチップ切断工程で、図2
(4−1)に示される。第2の工程で、所望のLSIを
積層化させたなら、図2(1−1)に示されたスクライ
ブライン203に沿って、積層化LSIチップ209に
切断した。この後、積層化LSIチップ209は、一般
に後半工程と称呼される、組み立て工程を経て製品とな
る。
【0024】
【発明の効果】LSIチップを貼り合わせて積層化した
場合の上下のLSI間を電気的に接続する電極と上部L
SIの基板との間で生じる絶縁不良が改善された。
場合の上下のLSI間を電気的に接続する電極と上部L
SIの基板との間で生じる絶縁不良が改善された。
【図1】本発明の絶縁層を介した積層型集積回路の概略
断面図である。
断面図である。
【図2】集積回路積層化工程の概略図である。
【図3】被積層LSIの概略断面図である。
【図4】被積層LSIの概略断面図である。
【図5】支持基板接着後の概略断面図である。
【図6】半導体基板裏面研磨および絶縁層積層後の概略
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明の支持基板除去後の概略断面図である。
【図8】従来の半導体基板裏面研磨後の概略断面図であ
る。
る。
【図9】従来の支持基板除去後の概略断面図である。
【図10】従来のチップ切断後の概略断面図である。
100 絶縁膜 201 半導体基板 202 半導体基板 203 スクライブライン 204 スクライブライン 205 支持基板 206 被積層LSIチップ 207 被積層LSIチップの支持基板 208 上部LSIチップ 209 積層化LSIチップ 300 スルーホール 301 LSI配線 302 絶縁層 303 絶縁膜 304 絶縁膜 305 ゲート電極 306 接着剤 500 LSI配線 501 接着剤 600 スルーホール電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯元 学 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 複数個の半導体集積回路を接着手段を用
いて立体回路化した積層型半導体集積回路であって、半
導体基板裏面が絶縁性薄膜で被覆されている被積層半導
体集積回路と積層半導体集積回路が接着剤層を介して積
層されてなる積層型半導体集積回路。 - 【請求項2】 絶縁性薄膜が二酸化珪素であることを特
徴とする請求項1記載の積層型半導体集積回路。 - 【請求項3】 絶縁性薄膜が窒化珪素であることを特徴
とする請求項1記載の積層型半導体集積回路。 - 【請求項4】 絶縁性薄膜が二酸化珪素と窒化珪素の複
合膜であることを特徴とする請求項1記載の積層型半導
体集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4263544A JPH06120419A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 積層型半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4263544A JPH06120419A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 積層型半導体集積回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06120419A true JPH06120419A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17391017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4263544A Pending JPH06120419A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 積層型半導体集積回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06120419A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002508590A (ja) * | 1998-03-26 | 2002-03-19 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ. | 垂直集積した回路構造を作製するための配線方法および垂直集積した回路構造 |
| US7675153B2 (en) | 2005-02-02 | 2010-03-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having semiconductor chips stacked and mounted thereon and manufacturing method thereof |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP4263544A patent/JPH06120419A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002508590A (ja) * | 1998-03-26 | 2002-03-19 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ. | 垂直集積した回路構造を作製するための配線方法および垂直集積した回路構造 |
| US7675153B2 (en) | 2005-02-02 | 2010-03-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having semiconductor chips stacked and mounted thereon and manufacturing method thereof |
| US7892890B2 (en) | 2005-02-02 | 2011-02-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device having semiconductor chips stacked and mounted thereon and manufacturing method thereof |
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