JPH06120596A - リング型レーザ発振装置 - Google Patents
リング型レーザ発振装置Info
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- JPH06120596A JPH06120596A JP29090592A JP29090592A JPH06120596A JP H06120596 A JPH06120596 A JP H06120596A JP 29090592 A JP29090592 A JP 29090592A JP 29090592 A JP29090592 A JP 29090592A JP H06120596 A JPH06120596 A JP H06120596A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザ光を損失なしに直接伝送用光ファイバ
に出力し、さらに、リング型光共振器の光軸調整を容易
に行うことを目的とする。 【構成】 リング型光共振器の光ファイバ5中に、リン
グ型光共振器の光ファイバ5と伝送用光ファイバ34と
を連結する光分岐回路30を備えたことにより、リング
型光共振器内に発生したレーザ光32は光分岐回路30
を介して伝送用光ファイバ34に損失することなく直接
出力される。また、リング型光共振器の光ファイバ5と
伝送用光ファイバ34とを連結したので、リング型光共
振器の光ファイバ5の両端部とレーザ媒質1の両端部と
を調整するだけで、リング型光共振器の光軸調整を容易
に行うことができる。
に出力し、さらに、リング型光共振器の光軸調整を容易
に行うことを目的とする。 【構成】 リング型光共振器の光ファイバ5中に、リン
グ型光共振器の光ファイバ5と伝送用光ファイバ34と
を連結する光分岐回路30を備えたことにより、リング
型光共振器内に発生したレーザ光32は光分岐回路30
を介して伝送用光ファイバ34に損失することなく直接
出力される。また、リング型光共振器の光ファイバ5と
伝送用光ファイバ34とを連結したので、リング型光共
振器の光ファイバ5の両端部とレーザ媒質1の両端部と
を調整するだけで、リング型光共振器の光軸調整を容易
に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリング状に配設された
光ファイバの両端部間にレーザ媒質を配設してリング型
光共振器を構成し、このリング型光共振器で発生させた
レーザ光を伝送用光ファイバで所望の箇所まで伝送する
リング型レーザ発振装置に関するものである。
光ファイバの両端部間にレーザ媒質を配設してリング型
光共振器を構成し、このリング型光共振器で発生させた
レーザ光を伝送用光ファイバで所望の箇所まで伝送する
リング型レーザ発振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開昭55−5228
1号公報に示された従来のリング型レーザ発振装置を示
す構成図であり、図において、1は励起光を発生する半
導体レーザ(光源)、2はこの半導体レーザ1を冷却す
るヒートシンク、3は励起光、4は固体レーザ媒質(レ
ーザ媒質)、5はリング型光共振器を構成する光ファイ
バ、6はレーザ光を取り出す出力ミラー、7は結合レン
ズ、8は光ファイバ5及び出力ミラー6により構成され
たリング型光共振器内に発生したレーザ光、9はレーザ
光を伝送する伝送用光ファイバ、そして10は出力ミラ
ー6から取り出されたレーザ光である。
1号公報に示された従来のリング型レーザ発振装置を示
す構成図であり、図において、1は励起光を発生する半
導体レーザ(光源)、2はこの半導体レーザ1を冷却す
るヒートシンク、3は励起光、4は固体レーザ媒質(レ
ーザ媒質)、5はリング型光共振器を構成する光ファイ
バ、6はレーザ光を取り出す出力ミラー、7は結合レン
ズ、8は光ファイバ5及び出力ミラー6により構成され
たリング型光共振器内に発生したレーザ光、9はレーザ
光を伝送する伝送用光ファイバ、そして10は出力ミラ
ー6から取り出されたレーザ光である。
【0003】次に動作について説明する。半導体レーザ
1から出射される励起光3は固体レーザ媒質4に照射さ
れる。固体レーザ媒質4は励起されて自然放出光を発生
し、光ファイバ5及び出力ミラー6により構成されてい
るリング型光共振器によりレーザ光8を発生して、一定
以上の大きさに達するとレーザ光10として外部に放出
される。外部に放出されたレーザ光10は結合レンズ7
によって伝送用光ファイバ9の入射端面へ集光照射さ
れ、伝送用光ファイバ9内へ導光される。
1から出射される励起光3は固体レーザ媒質4に照射さ
れる。固体レーザ媒質4は励起されて自然放出光を発生
し、光ファイバ5及び出力ミラー6により構成されてい
るリング型光共振器によりレーザ光8を発生して、一定
以上の大きさに達するとレーザ光10として外部に放出
される。外部に放出されたレーザ光10は結合レンズ7
によって伝送用光ファイバ9の入射端面へ集光照射さ
れ、伝送用光ファイバ9内へ導光される。
【0004】また、図12は例えば特開平2−2536
75号公報に示された従来のリング型レーザ発振装置を
示す構成図である。図において、12は活性媒質を添加
した光ファイバであり、a点で光ファイバ14と、c点
で光合分波器16と、それぞれ融着接続されている。光
ファイバ14はb点で光合分波器16とも融着接続され
ている。18は伝送用光ファイバ、20は励起光源であ
る。
75号公報に示された従来のリング型レーザ発振装置を
示す構成図である。図において、12は活性媒質を添加
した光ファイバであり、a点で光ファイバ14と、c点
で光合分波器16と、それぞれ融着接続されている。光
ファイバ14はb点で光合分波器16とも融着接続され
ている。18は伝送用光ファイバ、20は励起光源であ
る。
【0005】励起光源20から投光された光は、光合分
波器16を介して光ファイバ12に導かれ、光ファイバ
12に含まれる活性媒質を励起し、励起された活性媒質
は自然放出光を発生する。発生した自然放出光は光ファ
イバ14及び12で構成されたリング型光共振器を伝搬
するうちに増幅され、一定以上の大きさに達するとレー
ザ発振し、光合分波器16より伝送用光ファイバ18に
取り出される。
波器16を介して光ファイバ12に導かれ、光ファイバ
12に含まれる活性媒質を励起し、励起された活性媒質
は自然放出光を発生する。発生した自然放出光は光ファ
イバ14及び12で構成されたリング型光共振器を伝搬
するうちに増幅され、一定以上の大きさに達するとレー
ザ発振し、光合分波器16より伝送用光ファイバ18に
取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリング型レーザ
発振装置は以上のように構成されているので、まず、図
11の構成においては、結合レンズ7及び出力ミラー6
が必要であり、リング型レーザ発振装置が複雑になる。
また、出力ミラー6が傾斜されて配設されているので、
出力ミラー6と光ファイバ5の両端の光軸調整が困難で
あった。また、伝送用光ファイバレーザ光を導光するた
めの結合レンズに対する伝送用光ファイバの位置調整が
必要で、かつ結合レンズ及び伝送用光ファイバの端面の
反射によるレーザ光の損失が避けられないなどの問題点
があった。
発振装置は以上のように構成されているので、まず、図
11の構成においては、結合レンズ7及び出力ミラー6
が必要であり、リング型レーザ発振装置が複雑になる。
また、出力ミラー6が傾斜されて配設されているので、
出力ミラー6と光ファイバ5の両端の光軸調整が困難で
あった。また、伝送用光ファイバレーザ光を導光するた
めの結合レンズに対する伝送用光ファイバの位置調整が
必要で、かつ結合レンズ及び伝送用光ファイバの端面の
反射によるレーザ光の損失が避けられないなどの問題点
があった。
【0007】また、図12の構成においては、活性媒質
を添加した光ファイバをレーザ媒質として用いるため、
高出力のレーザ光を得るためには活性媒質を添加した光
ファイバ長を長くする必要があり、リング型光共振器が
大型になるという問題点があった。
を添加した光ファイバをレーザ媒質として用いるため、
高出力のレーザ光を得るためには活性媒質を添加した光
ファイバ長を長くする必要があり、リング型光共振器が
大型になるという問題点があった。
【0008】請求項1及び請求項2の発明は上記のよう
な問題点を解消するためになされたもので、構成の簡素
化を図ると共に光軸調整の容易化を図ることができ、ま
たリング型光共振器内にレーザ光を効率よく伝送用光フ
ァイバに出力することができるリング型レーザ装置を得
ることを目的とする。
な問題点を解消するためになされたもので、構成の簡素
化を図ると共に光軸調整の容易化を図ることができ、ま
たリング型光共振器内にレーザ光を効率よく伝送用光フ
ァイバに出力することができるリング型レーザ装置を得
ることを目的とする。
【0009】また、請求項3乃至請求項13の発明は、
リング型光共振器を大型化することなく高出力のレーザ
光を得ることができるリング型レーザ装置を得ることを
目的とする。
リング型光共振器を大型化することなく高出力のレーザ
光を得ることができるリング型レーザ装置を得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るリ
ング型レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイ
バ中に設けられ、前記リング型光共振器の光ファイバと
伝送用光ファイバとを連結する光分岐回路を備えたもの
である。
ング型レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイ
バ中に設けられ、前記リング型光共振器の光ファイバと
伝送用光ファイバとを連結する光分岐回路を備えたもの
である。
【0011】また、請求項2の発明に係るリング型レー
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設け
られ、前記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光フ
ァイバとを連結し、かつ前記リング型光共振器の光ファ
イバから伝送用光ファイバへのレーザ光の出力時期を制
御する光スイッチを備えたものである。
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設け
られ、前記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光フ
ァイバとを連結し、かつ前記リング型光共振器の光ファ
イバから伝送用光ファイバへのレーザ光の出力時期を制
御する光スイッチを備えたものである。
【0012】さらに、請求項3の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
をレーザ媒質の一端に密着させると共に、前記リング型
光共振器の光ファイバの他端を前記レーザ媒質の他端に
密着させるものである。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
をレーザ媒質の一端に密着させると共に、前記リング型
光共振器の光ファイバの他端を前記レーザ媒質の他端に
密着させるものである。
【0013】そして、請求項4の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設けたものであ
る。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設けたものであ
る。
【0014】また、請求項5の発明に係るリング型レー
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端と
レーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設け、前記一方
の集光光学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の
光ファイバの一端と前記レーザ媒質の一端に密着させる
と共に、前記他方の集光光学系の両端をそれぞれ前記リ
ング型光共振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の
他端に密着させたものである。
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端と
レーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設け、前記一方
の集光光学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の
光ファイバの一端と前記レーザ媒質の一端に密着させる
と共に、前記他方の集光光学系の両端をそれぞれ前記リ
ング型光共振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の
他端に密着させたものである。
【0015】さらに、請求項6の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端
を凸面状または凸形球状に形成するものである。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端
を凸面状または凸形球状に形成するものである。
【0016】そして、請求項7の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、レーザ媒質のレーザ光軸上の両端を凸
面状または凸形球状に形成するものである。
ーザ発振装置は、レーザ媒質のレーザ光軸上の両端を凸
面状または凸形球状に形成するものである。
【0017】また、請求項8の発明に係るリング型レー
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端を
凸面状または凸形球状に形成し、かつ、レーザ媒質のレ
ーザ光軸上の両端を凸面状または凸形球状に形成するも
のである。
ザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端を
凸面状または凸形球状に形成し、かつ、レーザ媒質のレ
ーザ光軸上の両端を凸面状または凸形球状に形成するも
のである。
【0018】さらに、請求項9の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一部
または全部が非線型ファイバから成るものである。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一部
または全部が非線型ファイバから成るものである。
【0019】そして、請求項10の発明に係るリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸上
に波長変換素子を設けたものである。
レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸上
に波長変換素子を設けたものである。
【0020】また、請求項11の発明に係るリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の2
箇所以上に光分岐回路を設けると共に該光分岐回路を介
して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上
にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リン
グ型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時計
回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ光
が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向し
て反射ミラーを設けたものである。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の2
箇所以上に光分岐回路を設けると共に該光分岐回路を介
して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上
にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リン
グ型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時計
回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ光
が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向し
て反射ミラーを設けたものである。
【0021】さらに、請求項12の発明に係るリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の
2箇所以上に光スイッチを設けると共に該スイッチを介
して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上
にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リン
グ型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時計
回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ光
が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向し
て反射ミラーを設けたものである。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の
2箇所以上に光スイッチを設けると共に該スイッチを介
して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上
にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リン
グ型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時計
回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ光
が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向し
て反射ミラーを設けたものである。
【0022】そして、請求項13の発明に係るリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸上
に光アイソレータを設けるものである。
レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸上
に光アイソレータを設けるものである。
【0023】
【作用】請求項1の発明におけるリング型レーザ発振装
置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設けられ、前
記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光ファイバと
を連結する光分岐回路を備えたことにより、リング型光
共振器内に発生したレーザ光は光分岐回路を介して伝送
用光ファイバに直接出力される。
置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設けられ、前
記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光ファイバと
を連結する光分岐回路を備えたことにより、リング型光
共振器内に発生したレーザ光は光分岐回路を介して伝送
用光ファイバに直接出力される。
【0024】また、請求項2の発明におけるリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設
けられ、前記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光
ファイバとを連結し、かつ前記リング型光共振器の光フ
ァイバから伝送用光ファイバへのレーザ光の出力時期を
制御する光スイッチを備えたことにより、リング型光共
振器内に発生したレーザ光は光スイッチを介して伝送用
光ファイバに直接出力され、さらに光スイッチを操作す
ることによってレーザ光の出力が外部から制御される。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中に設
けられ、前記リング型光共振器の光ファイバと伝送用光
ファイバとを連結し、かつ前記リング型光共振器の光フ
ァイバから伝送用光ファイバへのレーザ光の出力時期を
制御する光スイッチを備えたことにより、リング型光共
振器内に発生したレーザ光は光スイッチを介して伝送用
光ファイバに直接出力され、さらに光スイッチを操作す
ることによってレーザ光の出力が外部から制御される。
【0025】さらに、請求項3の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
端をレーザ媒質の一端に密着させると共に、前記リング
型光共振器の光ファイバの他端を前記レーザ媒質の他端
に密着させたことにより、リング型光共振器内で発生し
たレーザ光が光ファイバ端面及びレーザ媒質端面で反射
する量を減少することができるので、レーザ光の反射に
よる損失が少なくなる。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
端をレーザ媒質の一端に密着させると共に、前記リング
型光共振器の光ファイバの他端を前記レーザ媒質の他端
に密着させたことにより、リング型光共振器内で発生し
たレーザ光が光ファイバ端面及びレーザ媒質端面で反射
する量を減少することができるので、レーザ光の反射に
よる損失が少なくなる。
【0026】そして、請求項4の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
端とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると
共に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記
レーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設けたことに
より、リング型光共振器内で発生したレーザ光の回折に
よる損失が少なくなる。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
端とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると
共に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記
レーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設けたことに
より、リング型光共振器内で発生したレーザ光の回折に
よる損失が少なくなる。
【0027】また、請求項5の発明におけるリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設け、前記一方
の集光光学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の
光ファイバの一端と前記レーザ媒質の一端に密着させる
と共に、前記他方の集光光学系の両端をそれぞれ前記リ
ング型光共振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の
他端に密着させたことにより、リング型光共振器内で発
生したレーザ光の回折による損失が少なくなり、さらに
光ファイバ端面及びレーザ媒質端面の反射による損失が
少なくなる。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一端
とレーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設けると共
に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レ
ーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設け、前記一方
の集光光学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の
光ファイバの一端と前記レーザ媒質の一端に密着させる
と共に、前記他方の集光光学系の両端をそれぞれ前記リ
ング型光共振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の
他端に密着させたことにより、リング型光共振器内で発
生したレーザ光の回折による損失が少なくなり、さらに
光ファイバ端面及びレーザ媒質端面の反射による損失が
少なくなる。
【0028】さらに、請求項6の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両
端を凸面状または凸形球状に形成したことにより、リン
グ型光共振器の光ファイバの端部が集光光学系の働きを
するので、リング型光共振器内で発生したレーザ光の回
折による損失が少なくなる。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両
端を凸面状または凸形球状に形成したことにより、リン
グ型光共振器の光ファイバの端部が集光光学系の働きを
するので、リング型光共振器内で発生したレーザ光の回
折による損失が少なくなる。
【0029】そして、請求項7の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、レーザ媒質のレーザ光軸上の両端を
凸面状または凸形球状に形成したことにより、レーザ媒
質の端部が集光光学系の働きをするので、リング型光共
振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少なくな
る。
レーザ発振装置は、レーザ媒質のレーザ光軸上の両端を
凸面状または凸形球状に形成したことにより、レーザ媒
質の端部が集光光学系の働きをするので、リング型光共
振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少なくな
る。
【0030】また、請求項8の発明におけるリング型レ
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端
を凸面状または凸形球状に形成し、かつ、レーザ媒質の
レーザ光軸上の両端を凸面状または凸形球状に形成した
ことにより、リング型光共振器の光ファイバの端部及び
レーザ媒質の端部が集光光学系の働きをするので、リン
グ型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が
少なくなる。
ーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの両端
を凸面状または凸形球状に形成し、かつ、レーザ媒質の
レーザ光軸上の両端を凸面状または凸形球状に形成した
ことにより、リング型光共振器の光ファイバの端部及び
レーザ媒質の端部が集光光学系の働きをするので、リン
グ型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が
少なくなる。
【0031】さらに、請求項9の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
部または全部を非線型ファイバで構成したことにより、
リング型光共振器内を伝搬するレーザ光の一部は波長変
換されて高調波光となり、その高調波光が伝送用光ファ
イバ内に直接出力される。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバの一
部または全部を非線型ファイバで構成したことにより、
リング型光共振器内を伝搬するレーザ光の一部は波長変
換されて高調波光となり、その高調波光が伝送用光ファ
イバ内に直接出力される。
【0032】そして、請求項10の発明におけるリング
型レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸
上に波長変換素子を設けたことにより、リング型光共振
器内を伝搬するレーザ光の一部は波長変換されて高調波
光となり、その高調波光が伝送用光ファイバ内に直接出
力される。
型レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸
上に波長変換素子を設けたことにより、リング型光共振
器内を伝搬するレーザ光の一部は波長変換されて高調波
光となり、その高調波光が伝送用光ファイバ内に直接出
力される。
【0033】また、請求項11の発明におけるリング型
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の
2箇所以上に光分岐回路を設けると共に該光分岐回路を
介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以
上にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リ
ング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時
計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ
光が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向
して反射ミラーを設けたことにより、リング型光共振器
内と時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するいず
れか一方のレーザ光を反射ミラーで反射させて、反射さ
せた一方のレーザ光をリング型光共振器内の他方のレー
ザ光に加えることができる。
レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中の
2箇所以上に光分岐回路を設けると共に該光分岐回路を
介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以
上にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リ
ング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向又は反時
計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレーザ
光が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対向
して反射ミラーを設けたことにより、リング型光共振器
内と時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するいず
れか一方のレーザ光を反射ミラーで反射させて、反射さ
せた一方のレーザ光をリング型光共振器内の他方のレー
ザ光に加えることができる。
【0034】さらに、請求項12の発明におけるリング
型レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中
の2箇所以上に光スイッチを設けると共に該スイッチを
介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以
上にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リ
ング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向または反
時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレー
ザ光が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対
向して反射ミラーを設けたことにより、リング型光共振
器内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するい
ずれか一方のレーザ光を反射ミラーで反射させて、反射
させた一方のレーザ光をリング型光共振器内の他方のレ
ーザ光に加えることができる。
型レーザ発振装置は、リング型光共振器の光ファイバ中
の2箇所以上に光スイッチを設けると共に該スイッチを
介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以
上にそれぞれ個別の伝送用光ファイバを連結し、前記リ
ング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方向または反
時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一方のレー
ザ光が取り出される前記伝送用光ファイバの射出端に対
向して反射ミラーを設けたことにより、リング型光共振
器内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するい
ずれか一方のレーザ光を反射ミラーで反射させて、反射
させた一方のレーザ光をリング型光共振器内の他方のレ
ーザ光に加えることができる。
【0035】そして、請求項13の発明におけるリング
型レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸
上に光アイソレータを設けたことにより、リング型光共
振器内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬する
レーザ光のいずれか一方のレーザ光の損失が他方のレー
ザ光の損失に比べて大きくなり、損失が小さい一方のレ
ーザ光のみが選択的に発振される。
型レーザ発振装置は、リング型光共振器内のレーザ光軸
上に光アイソレータを設けたことにより、リング型光共
振器内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬する
レーザ光のいずれか一方のレーザ光の損失が他方のレー
ザ光の損失に比べて大きくなり、損失が小さい一方のレ
ーザ光のみが選択的に発振される。
【0036】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0037】図1はこの発明の一実施例によるリング型
レーザ発振装置を示す構成図であり、図において、従来
のものと同一符号は同一または相当部分を示すので説明
を省略する。30は光分岐回路、32はリング型光共振
器内に発生したレーザ光、34はレーザ光を伝送するた
めの伝送用光ファイバ、36は伝送用光ファイバ34に
取り出されたレーザ光である。
レーザ発振装置を示す構成図であり、図において、従来
のものと同一符号は同一または相当部分を示すので説明
を省略する。30は光分岐回路、32はリング型光共振
器内に発生したレーザ光、34はレーザ光を伝送するた
めの伝送用光ファイバ、36は伝送用光ファイバ34に
取り出されたレーザ光である。
【0038】次に動作について説明する。まず、半導体
レーザ1から励起光3を出射して、出射された励起光3
で固体レーザ媒質4を照射する。これにより、固体レー
ザ媒質4は励起されて自然放出光を発生する。発生した
自然放出光は、リング型光共振器を構成する光ファイバ
5内を何回も伝搬する間に増幅されてレーザ光32とな
る。光ファイバ5内で発生したレーザ光32の一部は光
分岐回路30を介して伝送用光ファイバ34に導光され
る。このように、光ファイバ5内のレーザ光32を、他
の部材を介さずに、直接伝送用光ファイバ34に導光す
ることができるので、レーザ光32を損失なく伝送用光
ファイバ34に取り出すことができる。また、図11上
で必要であった出力ミラー6及び結合レンズ7を除去す
ることができるのでリング型レーザ発振装置の簡素化を
図ることができる。
レーザ1から励起光3を出射して、出射された励起光3
で固体レーザ媒質4を照射する。これにより、固体レー
ザ媒質4は励起されて自然放出光を発生する。発生した
自然放出光は、リング型光共振器を構成する光ファイバ
5内を何回も伝搬する間に増幅されてレーザ光32とな
る。光ファイバ5内で発生したレーザ光32の一部は光
分岐回路30を介して伝送用光ファイバ34に導光され
る。このように、光ファイバ5内のレーザ光32を、他
の部材を介さずに、直接伝送用光ファイバ34に導光す
ることができるので、レーザ光32を損失なく伝送用光
ファイバ34に取り出すことができる。また、図11上
で必要であった出力ミラー6及び結合レンズ7を除去す
ることができるのでリング型レーザ発振装置の簡素化を
図ることができる。
【0039】次に、実施例1のリング型レーザ発振装置
の光軸調整方法の一例について説明する。まず、伝送用
光ファイバ34の出力端面から例えばヘリウムネオンレ
ーザ光を入射する。入射されたヘリウムネオンレーザ光
は伝送用光ファイバ34を介してリング型光共振器内に
入射して、光ファイバ5の両端部で反射される。両端部
で反射されたヘリウムネオンレーザ光は伝送用光ファイ
バ34の出力端面に戻ってくる。そして、伝送用光ファ
イバ34の出力端面に戻ってきたヘリウムネオンレーザ
光の強度が最大になるように、光ファイバ5の両端の位
置及び角度を調整する。これにより、実施例1のリング
型レーザ発振装置の光軸調整を容易に行うことができ
る。
の光軸調整方法の一例について説明する。まず、伝送用
光ファイバ34の出力端面から例えばヘリウムネオンレ
ーザ光を入射する。入射されたヘリウムネオンレーザ光
は伝送用光ファイバ34を介してリング型光共振器内に
入射して、光ファイバ5の両端部で反射される。両端部
で反射されたヘリウムネオンレーザ光は伝送用光ファイ
バ34の出力端面に戻ってくる。そして、伝送用光ファ
イバ34の出力端面に戻ってきたヘリウムネオンレーザ
光の強度が最大になるように、光ファイバ5の両端の位
置及び角度を調整する。これにより、実施例1のリング
型レーザ発振装置の光軸調整を容易に行うことができ
る。
【0040】実施例2.図2はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図であり、同図
において図1に示す実施例1の構成部材と同一類似部材
については同一符号を付し説明を省略する。実施例2は
光分岐回路30に代えて光スイッチ38を設けた点で実
施例1と相違する。40は光スイッチ38を制御するた
めの光信号または電気信号42を入射する光ファイバあ
るいは電気信号線である。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図であり、同図
において図1に示す実施例1の構成部材と同一類似部材
については同一符号を付し説明を省略する。実施例2は
光分岐回路30に代えて光スイッチ38を設けた点で実
施例1と相違する。40は光スイッチ38を制御するた
めの光信号または電気信号42を入射する光ファイバあ
るいは電気信号線である。
【0041】次に動作について説明する。例えば制御信
号42が光スイッチ38に入射した時のみ伝送用光ファ
イバ34にレーザ光36を出力するので、リング型光共
振器を構成する光ファイバ5から伝送用光ファイバ34
へ直接レーザ光を取り出す時間を制御することができ
る。
号42が光スイッチ38に入射した時のみ伝送用光ファ
イバ34にレーザ光36を出力するので、リング型光共
振器を構成する光ファイバ5から伝送用光ファイバ34
へ直接レーザ光を取り出す時間を制御することができ
る。
【0042】実施例3.図3はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1と実施例3の相違点は光ファイバ5の両端面を固体
レーザ媒質4の両端に密着させた点である。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1と実施例3の相違点は光ファイバ5の両端面を固体
レーザ媒質4の両端に密着させた点である。
【0043】本構成によると固体レーザ媒質4の両端面
及び光ファイバ5の両端面における反射損失が少なくな
り、効率良い発振が行われる。従って、レーザ光32の
強度が実施例1の場合よりも増加し、結果的に伝送用光
ファイバ34へ取り出される出力レーザ光36の強度が
増加する。このように、実施例3のリング型レーザ装置
によればリング型光共振器を大型化せずに高出力のレー
ザ光を得ることができる。
及び光ファイバ5の両端面における反射損失が少なくな
り、効率良い発振が行われる。従って、レーザ光32の
強度が実施例1の場合よりも増加し、結果的に伝送用光
ファイバ34へ取り出される出力レーザ光36の強度が
増加する。このように、実施例3のリング型レーザ装置
によればリング型光共振器を大型化せずに高出力のレー
ザ光を得ることができる。
【0044】実施例4.図4はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。同図
に示すように、実施例4のリング型レーザ発振装置は、
固体レーザ媒質4の両端と光ファイバ5の両端のそれぞ
れの間に例えばセルフォックレンズからなる集光光学系
44が配設されている。そして、集光光学系44の端面
を固体レーザ媒質4の端面と光ファイバ5の端面にそれ
ぞれ密着している。このように構成すると回折による損
失が減少し、実施例3のものと比べてさらに効率良い発
振が行われる。従って、リング型光共振器を大型化せず
に、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
が実施例3のものと比べてさらに増加する。実施例4で
は集光光学系44の両端面をそれぞれ固体レーザ媒質4
と光ファイバ5の端面に密着した場合について説明した
が、これに限らず、集光光学系44の両端面を固体レー
ザ媒質4の端面と光ファイバ5の端面に密着させなくて
も同様の効果を奏することができる。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。同図
に示すように、実施例4のリング型レーザ発振装置は、
固体レーザ媒質4の両端と光ファイバ5の両端のそれぞ
れの間に例えばセルフォックレンズからなる集光光学系
44が配設されている。そして、集光光学系44の端面
を固体レーザ媒質4の端面と光ファイバ5の端面にそれ
ぞれ密着している。このように構成すると回折による損
失が減少し、実施例3のものと比べてさらに効率良い発
振が行われる。従って、リング型光共振器を大型化せず
に、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
が実施例3のものと比べてさらに増加する。実施例4で
は集光光学系44の両端面をそれぞれ固体レーザ媒質4
と光ファイバ5の端面に密着した場合について説明した
が、これに限らず、集光光学系44の両端面を固体レー
ザ媒質4の端面と光ファイバ5の端面に密着させなくて
も同様の効果を奏することができる。
【0045】実施例5.図5はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1の場合、光ファイバ5の両端面は平面に形成されて
いたが、図5に示す実施例においては、リング型光共振
器を構成する光ファイバ5の両端面46は凸面状又は凸
形球状に形成されている。このように構成すると光ファ
イバ5の両端面がレンズの作用をして回折による損失が
減少し、実施例1のものと比べて効率良い発振が行わ
れ、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
がさらに増加する。従って、リング型光共振器を大型化
せずに高出力のレーザ光を得ることができる。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1の場合、光ファイバ5の両端面は平面に形成されて
いたが、図5に示す実施例においては、リング型光共振
器を構成する光ファイバ5の両端面46は凸面状又は凸
形球状に形成されている。このように構成すると光ファ
イバ5の両端面がレンズの作用をして回折による損失が
減少し、実施例1のものと比べて効率良い発振が行わ
れ、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
がさらに増加する。従って、リング型光共振器を大型化
せずに高出力のレーザ光を得ることができる。
【0046】実施例6.図6はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1の場合、固体レーザ媒質4の両端面は平面に形成さ
れていたが、図6に示す実施例においては、固体レーザ
媒質4の光軸上に当たる両端面48は凸面状または凸形
球状に形成されている。このように構成すると固体レー
ザ媒質4の両端面がレンズの作用をして回折による損失
が減少し、実施例1のものと比べて効率良い発振が行わ
れ、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
がさらに増加する。従って、リング型光共振器を大型化
せずに、高出力のレーザ光を得ることができる。なお、
実施例5では光ファイバ5の端面のみを凸面状または凸
形球状に形成し、実施例6では固体レーザ媒質4の端面
のみを凸面状または凸形球状に形成したが、これに限ら
ず、光ファイバ5及び固体レーザ媒質4の各々の端面を
凸面状または凸形球状に形成してもよい。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例1の場合、固体レーザ媒質4の両端面は平面に形成さ
れていたが、図6に示す実施例においては、固体レーザ
媒質4の光軸上に当たる両端面48は凸面状または凸形
球状に形成されている。このように構成すると固体レー
ザ媒質4の両端面がレンズの作用をして回折による損失
が減少し、実施例1のものと比べて効率良い発振が行わ
れ、伝送用光ファイバ34への出力レーザ光36の強度
がさらに増加する。従って、リング型光共振器を大型化
せずに、高出力のレーザ光を得ることができる。なお、
実施例5では光ファイバ5の端面のみを凸面状または凸
形球状に形成し、実施例6では固体レーザ媒質4の端面
のみを凸面状または凸形球状に形成したが、これに限ら
ず、光ファイバ5及び固体レーザ媒質4の各々の端面を
凸面状または凸形球状に形成してもよい。
【0047】実施例7.図7はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例7はリング型光共振器を構成する光ファイバ50に、
一部又は全部が非線型光ファイバを使用した点で実施例
3と相違する。このように構成するとリング型光共振器
内部を進行するレーザ光32の一部は波長変換されて高
調波光52となる。これにより、リング型光共振器を大
型化せずに高出力のレーザ光を得ることができる。そし
て、リング型光共振器で発生した高調波光の一部54は
レーザ光を伝送するための伝送用光ファイバ34へ直接
導光される。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例7はリング型光共振器を構成する光ファイバ50に、
一部又は全部が非線型光ファイバを使用した点で実施例
3と相違する。このように構成するとリング型光共振器
内部を進行するレーザ光32の一部は波長変換されて高
調波光52となる。これにより、リング型光共振器を大
型化せずに高出力のレーザ光を得ることができる。そし
て、リング型光共振器で発生した高調波光の一部54は
レーザ光を伝送するための伝送用光ファイバ34へ直接
導光される。
【0048】実施例8.図8はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例8はリング型光共振器を構成する光ファイバ5の途中
に波長変換素子56を配設した点で実施例1と相違す
る。本構成によればリング型光共振器内部を進行するレ
ーザ光32の一部は波長変換されて高調波光52とな
り、実施例7と同様の効果を得ることができる。そし
て、リング型光共振器で発生した高調波光の一部54は
レーザ光を伝送するための伝送用光ファイバ34へ直接
導光される。なお、波長変換素子56は、図8の位置に
配設しなくてもよく、例えば固体レーザ媒質4の隣に配
設しても上記と同様の効果を奏する。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例8はリング型光共振器を構成する光ファイバ5の途中
に波長変換素子56を配設した点で実施例1と相違す
る。本構成によればリング型光共振器内部を進行するレ
ーザ光32の一部は波長変換されて高調波光52とな
り、実施例7と同様の効果を得ることができる。そし
て、リング型光共振器で発生した高調波光の一部54は
レーザ光を伝送するための伝送用光ファイバ34へ直接
導光される。なお、波長変換素子56は、図8の位置に
配設しなくてもよく、例えば固体レーザ媒質4の隣に配
設しても上記と同様の効果を奏する。
【0049】実施例9.図9はこの発明の他の実施例に
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例9はリング型光共振器を構成する光ファイバ5に一対
の光分岐回路30を配設している点で実施例1と相違す
る。実施例1のように、光分岐回路が光ファイバ5の1
箇所のみに配設されている場合には、リング型光共振器
内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するレー
ザ光のどちらか一方のレーザ光を伝送用光ファイバ34
へ導光する。しかしながら、本構成によれば、リング型
光共振器内を図9において時計回り方向に伝搬するレー
ザ光及び反時計回り方向に伝搬するレーザ光の両方を伝
送用光ファイバ34へ直接導光することができる。
よるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。実施
例9はリング型光共振器を構成する光ファイバ5に一対
の光分岐回路30を配設している点で実施例1と相違す
る。実施例1のように、光分岐回路が光ファイバ5の1
箇所のみに配設されている場合には、リング型光共振器
内を時計回り方向または反時計回り方向に伝搬するレー
ザ光のどちらか一方のレーザ光を伝送用光ファイバ34
へ導光する。しかしながら、本構成によれば、リング型
光共振器内を図9において時計回り方向に伝搬するレー
ザ光及び反時計回り方向に伝搬するレーザ光の両方を伝
送用光ファイバ34へ直接導光することができる。
【0050】さらに、実施例9において、一対の伝送用
光ファイバ34の一方の伝送用光ファイバ34の出力端
に全反射ミラー(図示せず)を設けてもよい。ここで、
リング型光共振器内を時計回り方向に伝搬するレーザ光
32が、一方の伝送用光ファイバ34に導光されると仮
定する。この場合、リング型光共振器内を時計回り方向
に伝搬するレーザ光32は一方の伝送用光ファイバ34
の光分岐回路30を介して一方の伝送用光ファイバ34
へ導光される。一方の伝送用光ファイバ34に導光され
たレーザ光36は、その出力端で全反射ミラーによって
反射され反対方向に伝搬される。従って、反射されたレ
ーザ光36は、光分岐回路30を介してリング型光共振
器内に侵入して、リング型光共振器内を反時計回り方向
に伝搬する。これにより、反時計回り方向に伝搬するレ
ーザ光32の強度が増大する。前記実施例9では光ファ
イバ5に一対の光分岐回路30を設けた場合について説
明したが、これに限らず、光ファイバ5に一対の光スイ
ッチ38を設けてもよい。なお、前記実施例9では一対
の光分岐回路30又は光スイッチ38を光ファイバ5に
設けた場合について説明したが、一対以上の光分岐回路
30又は光スイッチ38を光ファイバ5に設けてもよ
い。
光ファイバ34の一方の伝送用光ファイバ34の出力端
に全反射ミラー(図示せず)を設けてもよい。ここで、
リング型光共振器内を時計回り方向に伝搬するレーザ光
32が、一方の伝送用光ファイバ34に導光されると仮
定する。この場合、リング型光共振器内を時計回り方向
に伝搬するレーザ光32は一方の伝送用光ファイバ34
の光分岐回路30を介して一方の伝送用光ファイバ34
へ導光される。一方の伝送用光ファイバ34に導光され
たレーザ光36は、その出力端で全反射ミラーによって
反射され反対方向に伝搬される。従って、反射されたレ
ーザ光36は、光分岐回路30を介してリング型光共振
器内に侵入して、リング型光共振器内を反時計回り方向
に伝搬する。これにより、反時計回り方向に伝搬するレ
ーザ光32の強度が増大する。前記実施例9では光ファ
イバ5に一対の光分岐回路30を設けた場合について説
明したが、これに限らず、光ファイバ5に一対の光スイ
ッチ38を設けてもよい。なお、前記実施例9では一対
の光分岐回路30又は光スイッチ38を光ファイバ5に
設けた場合について説明したが、一対以上の光分岐回路
30又は光スイッチ38を光ファイバ5に設けてもよ
い。
【0051】実施例10.図10はこの発明の他の実施
例によるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。
同図に示すように、実施例10に係るリング型レーザ発
振装置は、光アイソレータ58をリング型光共振器を構
成する光ファイバ5と固体レーザ媒質4間に配設してい
る。光アイソレータ58は一例として直線偏光子59
a、ファラデー回転子60、2分の1波長板61、及び
直線偏光子59bを図10上で左から順番に並べたもの
を使用している。
例によるリング型レーザ発振装置を示す構成図である。
同図に示すように、実施例10に係るリング型レーザ発
振装置は、光アイソレータ58をリング型光共振器を構
成する光ファイバ5と固体レーザ媒質4間に配設してい
る。光アイソレータ58は一例として直線偏光子59
a、ファラデー回転子60、2分の1波長板61、及び
直線偏光子59bを図10上で左から順番に並べたもの
を使用している。
【0052】ここで、光アイソレータ58の働きについ
て説明する。図10に示すリング型光共振器の光軸に垂
直な面内において、例えば直線偏光子59a,59bの
方位角を0゜、ファラデー回転子60による偏光回転角
をθ、2分の1波長板61の方位角をθ/2と設定す
る。図10上でリング型光共振器内を時計回り方向に伝
搬するレーザ光32は、まず直線偏光子59aにより方
位角0゜の直線偏光となる。次にファラデー回転子60
を通過すると、偏光の方位が回転して、方位角θの直線
偏光となる。さらに、方位角θの直線偏光が方位角θ/
2の2分の1波長板61を通過すると、偏光の方位は−
θ回転して、方位角0゜の直線偏光となる。従って、レ
ーザ光32は直線偏光子59bを損失なく通過すること
ができる。一方、反時計回り方向に伝搬するレーザ光3
2は、まず直線偏光子59bにより方位角0゜の直線偏
光となる。次に2分の1波長板61を通過すると、方位
角θの直線偏光となり、方位角θの直線偏光がファラデ
ー回転子60を通過すると偏光の方位はさらに回転して
方位角2θの直線偏光となる。よって、レーザ光32が
直線偏光子59aを通過するときに損失を生じる。従っ
て、リング型レーザ発振装置を図10の構成にすると、
リング型光共振器を時計回り方向に伝搬するレーザ光3
2が反時計回り方向に伝搬するレーザ光32よりも損失
が少ないため、時計回り方向に進行するレーザ光32の
みが選択的に発振される。前記実施例10においては、
光アイソレータ58の一例として直線偏光子59a,5
9b、ファラデー回転子60、及び2分の1波長板61
を組み合わせたものを使用したが、その他のどのような
光アイソレータを使用しても、実施例10と同様の効果
を奏する。
て説明する。図10に示すリング型光共振器の光軸に垂
直な面内において、例えば直線偏光子59a,59bの
方位角を0゜、ファラデー回転子60による偏光回転角
をθ、2分の1波長板61の方位角をθ/2と設定す
る。図10上でリング型光共振器内を時計回り方向に伝
搬するレーザ光32は、まず直線偏光子59aにより方
位角0゜の直線偏光となる。次にファラデー回転子60
を通過すると、偏光の方位が回転して、方位角θの直線
偏光となる。さらに、方位角θの直線偏光が方位角θ/
2の2分の1波長板61を通過すると、偏光の方位は−
θ回転して、方位角0゜の直線偏光となる。従って、レ
ーザ光32は直線偏光子59bを損失なく通過すること
ができる。一方、反時計回り方向に伝搬するレーザ光3
2は、まず直線偏光子59bにより方位角0゜の直線偏
光となる。次に2分の1波長板61を通過すると、方位
角θの直線偏光となり、方位角θの直線偏光がファラデ
ー回転子60を通過すると偏光の方位はさらに回転して
方位角2θの直線偏光となる。よって、レーザ光32が
直線偏光子59aを通過するときに損失を生じる。従っ
て、リング型レーザ発振装置を図10の構成にすると、
リング型光共振器を時計回り方向に伝搬するレーザ光3
2が反時計回り方向に伝搬するレーザ光32よりも損失
が少ないため、時計回り方向に進行するレーザ光32の
みが選択的に発振される。前記実施例10においては、
光アイソレータ58の一例として直線偏光子59a,5
9b、ファラデー回転子60、及び2分の1波長板61
を組み合わせたものを使用したが、その他のどのような
光アイソレータを使用しても、実施例10と同様の効果
を奏する。
【0053】なお、前記実施例1乃至実施例10におい
て、特に説明しなかったが、光学素子のうち特に指示の
ない部分にも、レーザ光が通過する部分には通常の光学
素子のように無反射コーティングを施せば光共振器内の
損失が減少し、効率の良いレーザ発振を得ることができ
る。
て、特に説明しなかったが、光学素子のうち特に指示の
ない部分にも、レーザ光が通過する部分には通常の光学
素子のように無反射コーティングを施せば光共振器内の
損失が減少し、効率の良いレーザ発振を得ることができ
る。
【0054】また、前記実施例1乃至実施例10では半
導体レーザ励起の固体レーザ媒質4について説明した
が、フラッシュランプ励起の固体レーザ、あるいは他の
ガスレーザ等に適用してもよく、上記と同様の効果を奏
する。
導体レーザ励起の固体レーザ媒質4について説明した
が、フラッシュランプ励起の固体レーザ、あるいは他の
ガスレーザ等に適用してもよく、上記と同様の効果を奏
する。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、リング型光共振器内に発生したレーザ光は光分岐回
路を介して伝送用光ファイバに直接出力するように構成
したので、レーザ光を損失することなく直接伝送用光フ
ァイバに出力することができる効果がある。また、リン
グ型光共振器の光ファイバと伝送用光ファイバとを連結
したので、リング型光共振器の光ファイバの両端部とレ
ーザ媒質の両端部とを調整するだけで、リング型光共振
器の光軸調整を容易に行うことができる。さらに、リン
グ型レーザ発振装置の簡素化を図ることができる効果が
ある。
ば、リング型光共振器内に発生したレーザ光は光分岐回
路を介して伝送用光ファイバに直接出力するように構成
したので、レーザ光を損失することなく直接伝送用光フ
ァイバに出力することができる効果がある。また、リン
グ型光共振器の光ファイバと伝送用光ファイバとを連結
したので、リング型光共振器の光ファイバの両端部とレ
ーザ媒質の両端部とを調整するだけで、リング型光共振
器の光軸調整を容易に行うことができる。さらに、リン
グ型レーザ発振装置の簡素化を図ることができる効果が
ある。
【0056】また、請求項2に記載の発明によれば、リ
ング型光共振器内に発生したレーザ光は光スイッチを介
して伝送用光ファイバに直接出力するように構成したの
で、レーザ光を損失することなく直接伝送用光ファイバ
に出力することができる効果がある。また、リング型光
共振器の光ファイバと伝送用光ファイバとを光スイッチ
を介して連結したので、リング型光共振器の光ファイバ
の両端部とレーザ媒質の両端部とを調整するだけで、リ
ング型光共振器の光軸調整を容易に行うことができる。
さらに、リング型レーザ発振装置の簡素化を図ることが
できる。そして、光スイッチを外部から操作することに
よって、外部からレーザ光の出力を制御することができ
るので、必要に応じて容易にレーザ光を取り出すことが
できる。
ング型光共振器内に発生したレーザ光は光スイッチを介
して伝送用光ファイバに直接出力するように構成したの
で、レーザ光を損失することなく直接伝送用光ファイバ
に出力することができる効果がある。また、リング型光
共振器の光ファイバと伝送用光ファイバとを光スイッチ
を介して連結したので、リング型光共振器の光ファイバ
の両端部とレーザ媒質の両端部とを調整するだけで、リ
ング型光共振器の光軸調整を容易に行うことができる。
さらに、リング型レーザ発振装置の簡素化を図ることが
できる。そして、光スイッチを外部から操作することに
よって、外部からレーザ光の出力を制御することができ
るので、必要に応じて容易にレーザ光を取り出すことが
できる。
【0057】さらに、請求項3の発明によれば、リング
型光共振器内の光ファイバの一端をレーザ媒質の一端に
密着させると共に、前記リング型光共振器の光ファイバ
の他端を前記レーザ媒質の他端に密着させるように構成
したので、リング型光共振器内で発生したレーザ光が光
ファイバ端面及びレーザ媒質端面で反射する量を減少す
ることができる。これにより、レーザ光の反射による損
失が少なくなるので、高出力のレーザ光を効率よく発振
することができる効果がある。
型光共振器内の光ファイバの一端をレーザ媒質の一端に
密着させると共に、前記リング型光共振器の光ファイバ
の他端を前記レーザ媒質の他端に密着させるように構成
したので、リング型光共振器内で発生したレーザ光が光
ファイバ端面及びレーザ媒質端面で反射する量を減少す
ることができる。これにより、レーザ光の反射による損
失が少なくなるので、高出力のレーザ光を効率よく発振
することができる効果がある。
【0058】そして、請求項4の発明によれば、リング
型光共振器内の光ファイバの一端とレーザ媒質の一端間
に一方の集光光学系を設けると共に、前記リング型光共
振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の他端間に他
方の集光光学系を設けるように構成したので、リング型
光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少な
くなり、高出力のレーザ光を効率よく発振することがで
きる効果がある。
型光共振器内の光ファイバの一端とレーザ媒質の一端間
に一方の集光光学系を設けると共に、前記リング型光共
振器の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の他端間に他
方の集光光学系を設けるように構成したので、リング型
光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少な
くなり、高出力のレーザ光を効率よく発振することがで
きる効果がある。
【0059】また、請求項5の発明によれば、リング型
光共振器の光ファイバの一端とレーザ媒質の一端間に一
方の集光光学系を設けると共に、前記リング型光共振器
の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の他端間に他方の
集光光学系を設け、前記一方の集光光学系の両端をそれ
ぞれ前記リング型光共振器の光ファイバの一端と前記レ
ーザ媒質の一端に密着させると共に、前記他方の集光光
学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の光ファイ
バの他端と前記レーザ媒質の他端に密着させるように構
成したので、リング型光共振器内で発生したレーザ光の
回折による損失や、光ファイバ端面及びレーザ媒質端面
の反射による損失が少なくなり、高出力のレーザ光を効
率よく発振することができる効果がある。
光共振器の光ファイバの一端とレーザ媒質の一端間に一
方の集光光学系を設けると共に、前記リング型光共振器
の光ファイバの他端と前記レーザ媒質の他端間に他方の
集光光学系を設け、前記一方の集光光学系の両端をそれ
ぞれ前記リング型光共振器の光ファイバの一端と前記レ
ーザ媒質の一端に密着させると共に、前記他方の集光光
学系の両端をそれぞれ前記リング型光共振器の光ファイ
バの他端と前記レーザ媒質の他端に密着させるように構
成したので、リング型光共振器内で発生したレーザ光の
回折による損失や、光ファイバ端面及びレーザ媒質端面
の反射による損失が少なくなり、高出力のレーザ光を効
率よく発振することができる効果がある。
【0060】さらに、請求項6の発明によれば、リング
型光共振器の光ファイバの両端を凸面状または凸形球状
に形成するように構成したので、リング型光共振器の光
ファイバの端部が集光光学系の働きをするため、リング
型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少
なくなる。これにより高出力のレーザ光を効率よく発振
することができる効果がある。
型光共振器の光ファイバの両端を凸面状または凸形球状
に形成するように構成したので、リング型光共振器の光
ファイバの端部が集光光学系の働きをするため、リング
型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失が少
なくなる。これにより高出力のレーザ光を効率よく発振
することができる効果がある。
【0061】そして、請求項7の発明によれば、レーザ
媒質のレーザ光軸上の両端を凸面状又は凸形球状に形成
するように構成したので、レーザ媒質の端部が集光光学
系の働きをするため、リング型光共振器内で発生したレ
ーザ光の回折による損失が少なくなる。これにより高出
力のレーザ光を効率よく発振することができる効果があ
る。
媒質のレーザ光軸上の両端を凸面状又は凸形球状に形成
するように構成したので、レーザ媒質の端部が集光光学
系の働きをするため、リング型光共振器内で発生したレ
ーザ光の回折による損失が少なくなる。これにより高出
力のレーザ光を効率よく発振することができる効果があ
る。
【0062】また、請求項8の発明によれば、リング型
光共振器の光ファイバの両端とレーザ媒質のレーザ光軸
上の両端とを凸面状または凸形球状に形成するように構
成したので、リング型光共振器内の光ファイバの端部及
びレーザ媒質の端部が集光光学系の働きをするため、リ
ング型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失
が少なくなる。これにより高出力のレーザ光を効率よく
発振することができる効果がある。
光共振器の光ファイバの両端とレーザ媒質のレーザ光軸
上の両端とを凸面状または凸形球状に形成するように構
成したので、リング型光共振器内の光ファイバの端部及
びレーザ媒質の端部が集光光学系の働きをするため、リ
ング型光共振器内で発生したレーザ光の回折による損失
が少なくなる。これにより高出力のレーザ光を効率よく
発振することができる効果がある。
【0063】さらに、請求項9の発明によれば、リング
型光共振器の光ファイバの一部または全部を非線型ファ
イバで構成したので、リング型光共振器内を伝搬するレ
ーザ光の一部は波長変換されて高調波光となり、その高
調波光が伝送用光ファイバ内に直接出力される。これに
より高出力のレーザ光を効率よく発振することができる
効果がある。
型光共振器の光ファイバの一部または全部を非線型ファ
イバで構成したので、リング型光共振器内を伝搬するレ
ーザ光の一部は波長変換されて高調波光となり、その高
調波光が伝送用光ファイバ内に直接出力される。これに
より高出力のレーザ光を効率よく発振することができる
効果がある。
【0064】そして、請求項10の発明によれば、リン
グ型光共振器内のレーザ光軸上に波長変換素子を設ける
ように構成したので、リング型光共振器内を伝搬するレ
ーザ光の一部は波長変換されて高調波光となり、その高
調波光が伝送用光ファイバ内に直接出力される。これに
より高出力のレーザ光を効率よく発振することができる
効果がある。
グ型光共振器内のレーザ光軸上に波長変換素子を設ける
ように構成したので、リング型光共振器内を伝搬するレ
ーザ光の一部は波長変換されて高調波光となり、その高
調波光が伝送用光ファイバ内に直接出力される。これに
より高出力のレーザ光を効率よく発振することができる
効果がある。
【0065】また、請求項11及び請求項12の発明に
よれば、リング型光共振器内を時計回り方向または反時
計回り方向に伝搬するいずれか一方のレーザ光を反射ミ
ラーで反射させて、反射させた一方のレーザ光をリング
型光共振器内の他方のレーザ光に加えることができるよ
うに構成したので、高出力のレーザ光が得られる。さら
に、前記反射ミラーを除去すれば、光分岐回路を介して
前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上にそ
れぞれ個別の伝送用光ファイバを連結したので、リング
型光共振器内を時計回り方向及び反時計回り方向に伝搬
する両方のレーザ光を個別の伝送用光ファイバ内に直接
取り出すことができる効果がある。
よれば、リング型光共振器内を時計回り方向または反時
計回り方向に伝搬するいずれか一方のレーザ光を反射ミ
ラーで反射させて、反射させた一方のレーザ光をリング
型光共振器内の他方のレーザ光に加えることができるよ
うに構成したので、高出力のレーザ光が得られる。さら
に、前記反射ミラーを除去すれば、光分岐回路を介して
前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇所以上にそ
れぞれ個別の伝送用光ファイバを連結したので、リング
型光共振器内を時計回り方向及び反時計回り方向に伝搬
する両方のレーザ光を個別の伝送用光ファイバ内に直接
取り出すことができる効果がある。
【0066】そして、請求項13の発明によれば、リン
グ型光共振器内のレーザ光軸上に光アイソレータを設け
た構成にしたので、リング型光共振器内を時計回り方向
または反時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一
方のレーザ光の損失が他方のレーザ光の損失に比べて大
きくなり、損失が小さい一方のレーザ光のみが選択的に
発振される。従って、高出力のレーザ光を伝送用光ファ
イバに出力することができる効果がある。
グ型光共振器内のレーザ光軸上に光アイソレータを設け
た構成にしたので、リング型光共振器内を時計回り方向
または反時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一
方のレーザ光の損失が他方のレーザ光の損失に比べて大
きくなり、損失が小さい一方のレーザ光のみが選択的に
発振される。従って、高出力のレーザ光を伝送用光ファ
イバに出力することができる効果がある。
【図1】この発明の実施例1によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例2によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図3】この発明の実施例3によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図4】この発明の実施例4によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図5】この発明の実施例5によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図6】この発明の実施例6によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図7】この発明の実施例7によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図8】この発明の実施例8によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図9】この発明の実施例9によるリング型レーザ発振
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図10】この発明の実施例10によるリング型レーザ
発振装置を示す構成図である。
発振装置を示す構成図である。
【図11】従来のリング型レーザ発振装置を示す構成図
である。
である。
【図12】従来のもう一つのリング型レーザ発振装置を
示す構成図である。
示す構成図である。
1 半導体レーザ(光源) 3 励起光(光) 4 固体レーザ媒質(レーザ媒質) 5 光ファイバ(リング型光共振器) 30 光分岐回路 32,36 レーザ光 34 伝送用光ファイバ 38 光スイッチ 44 集光光学系 46 凸面状又は凸形球状の光ファイバ端面 48 凸面状又は凸形球状の固体レーザ媒質端面 50 非線型光ファイバ 56 波長変換素子 58 光アイソレータ
Claims (13)
- 【請求項1】 光源から投光された光で励起されて自然
放出光を発光するレーザ媒質と、一端が前記レーザ媒質
の一端に対向して設けられると共に他端が前記レーザ媒
質の他端に対向して設けられ、前記レーザ媒質に発生し
た自然放出光を伝搬してレーザ光を取り出すリング状の
光ファイバから成るリング型光共振器と、前記リング型
光共振器から取り出されたレーザ光を伝送する伝送用光
ファイバとを有するリング型レーザ発振装置において、
前記リング型光共振器の光ファイバ中に設けられ、前記
リング型光共振器の光ファイバと前記伝送用光ファイバ
とを連結する光分岐回路を備えたことを特徴とするリン
グ型レーザ発振装置。 - 【請求項2】 光源から投光された光で励起されて自然
放出光を発光するレーザ媒質と、一端が前記レーザ媒質
の一端に対向して設けられると共に他端が前記レーザ媒
質の他端に対向して設けられ、前記レーザ媒質に発生し
た自然放出光を伝搬してレーザ光を取り出すリング状の
光ファイバから成るリング型光共振器と、前記リング型
光共振器から取り出されたレーザ光を伝送する伝送用光
ファイバとを有するリング型レーザ発振装置において、
前記リング型光共振器の光ファイバ中に設けられ、前記
リング型光共振器の光ファイバと前記伝送用光ファイバ
とを連結し、かつ前記リング型光共振器の光ファイバか
ら伝送用光ファイバへのレーザ光の出力時期を制御する
光スイッチを備えたことを特徴とするリング型レーザ発
振装置。 - 【請求項3】 前記リング型光共振器の光ファイバの一
端を前記レーザ媒質の一端に密着させると共に、前記リ
ング型光共振器の光ファイバの他端を前記レーザ媒質の
他端に密着させることを特徴とする請求項1又は2のリ
ング型レーザ発振装置。 - 【請求項4】 前記リング型光共振器の光ファイバの一
端と前記レーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設け
ると共に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と
前記レーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設けたこ
とを特徴とする請求項1又は2のリング型レーザ発振装
置。 - 【請求項5】 前記リング型光共振器の光ファイバの一
端と前記レーザ媒質の一端間に一方の集光光学系を設け
ると共に、前記リング型光共振器の光ファイバの他端と
前記レーザ媒質の他端間に他方の集光光学系を設け、前
記一方の集光光学系の両端をそれぞれ前記リング型光共
振器の光ファイバの一端と前記レーザ媒質の一端に密着
させると共に、前記他方の集光光学系の両端をそれぞれ
前記リング型光共振器の光ファイバの他端と前記レーザ
媒質の他端に密着させたことを特徴とする請求項1又は
2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項6】 前記リング型光共振器の光ファイバの両
端を凸面状または凸形球状に形成することを特徴とする
請求項1又は2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項7】 前記レーザ媒質のレーザ光軸上の両端を
凸面状または凸形球状に形成することを特徴とする請求
項1又は2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項8】 前記リング型光共振器の光ファイバの両
端を凸面状または凸形球状に形成し、かつ、前記レーザ
媒質のレーザ光軸上の両端を凸面状または凸形球状に形
成することを特徴とする請求項1又は2のリング型レー
ザ発振装置。 - 【請求項9】 前記リング型光共振器の光ファイバの一
部または前部が非線型光ファイバから成ることを特徴と
する請求項1又は2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項10】 前記リング型光共振器内のレーザ光軸
上に波長変換素子を設けたことを特徴とする請求項1又
は2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項11】 前記リング型光共振器の光ファイバ中
の2箇所以上に前記光分岐回路を設けると共に該光分岐
回路を介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2
箇所以上にそれぞれ個別の前記伝送用光ファイバを連結
し、前記リング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方
向又は反時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一
方のレーザ光が取り出される前記伝送用光ファイバの射
出端に対向して反射ミラーを設けたことを特徴とする請
求項1のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項12】 前記リング型光共振器の光ファイバ中
の2箇所以上に前記光スイッチを設けると共に該スイッ
チを介して前記リング型光共振器の光ファイバ中の2箇
所以上にそれぞれ個別の前記伝送用光ファイバを連結
し、前記リング型光共振器の光ファイバ中を時計回り方
向又は反時計回り方向に伝搬するレーザ光のいずれか一
方のレーザ光が取り出される前記伝送用光ファイバの射
出端に対向して反射ミラーを設けたことを特徴とする請
求項2のリング型レーザ発振装置。 - 【請求項13】 前記リング型光共振器内のレーザ光軸
上に光アイソレータを設けることを特徴とする請求項1
又は2のリング型レーザ発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29090592A JPH06120596A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | リング型レーザ発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29090592A JPH06120596A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | リング型レーザ発振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06120596A true JPH06120596A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17762030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29090592A Pending JPH06120596A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | リング型レーザ発振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06120596A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502875A (ja) * | 1999-06-24 | 2003-01-21 | ロッキード マーティン コーポレイション | 超音波の高速レーザを検出するシステムと方法 |
| KR101508379B1 (ko) * | 2008-07-30 | 2015-04-03 | 삼성전자주식회사 | 광섬유 조명 장치 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP29090592A patent/JPH06120596A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003502875A (ja) * | 1999-06-24 | 2003-01-21 | ロッキード マーティン コーポレイション | 超音波の高速レーザを検出するシステムと方法 |
| KR101508379B1 (ko) * | 2008-07-30 | 2015-04-03 | 삼성전자주식회사 | 광섬유 조명 장치 |
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