JPH06121495A - 電気機器用コイルの取り出し方法 - Google Patents
電気機器用コイルの取り出し方法Info
- Publication number
- JPH06121495A JPH06121495A JP4292285A JP29228592A JPH06121495A JP H06121495 A JPH06121495 A JP H06121495A JP 4292285 A JP4292285 A JP 4292285A JP 29228592 A JP29228592 A JP 29228592A JP H06121495 A JPH06121495 A JP H06121495A
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- JP
- Japan
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- coil
- iron core
- gas
- heating
- frame
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- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄心に収まっているコイルに損傷を与えずし
かも作業性良く取り出すことを目的とする。 【構成】 コイル付き鉄心を密封容器22に入れ、容器
内をN2ガスで置換しておいた状態で容器を加熱し、加
熱完了後、容器よりコイル付き鉄心を取り出して、鉄心
よりコイルを取り出すようにしたものである。
かも作業性良く取り出すことを目的とする。 【構成】 コイル付き鉄心を密封容器22に入れ、容器
内をN2ガスで置換しておいた状態で容器を加熱し、加
熱完了後、容器よりコイル付き鉄心を取り出して、鉄心
よりコイルを取り出すようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気機器用コイルを
鉄心から取り出す方法に関するものである。
鉄心から取り出す方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のコイル取り出し方法を示す
断面図であり、図において、1はコイル、2は鉄心、3
はフレームである。4は巻き揚げ用のワイヤー、5はフ
レーム3に取り付けられた滑車、6はクレーンのフック
である。図4は鉄心のスロット部の断面図で、7はスロ
ット底、8はスロット側面、9はスロット上面に挿入し
た楔、10はコイルの導体、11はコイルの絶縁であ
る。
断面図であり、図において、1はコイル、2は鉄心、3
はフレームである。4は巻き揚げ用のワイヤー、5はフ
レーム3に取り付けられた滑車、6はクレーンのフック
である。図4は鉄心のスロット部の断面図で、7はスロ
ット底、8はスロット側面、9はスロット上面に挿入し
た楔、10はコイルの導体、11はコイルの絶縁であ
る。
【0003】次に動作について説明する。鉄心よりコイ
ルを取り出す際には、まずスロット楔9を取り外しての
ち、コイル1にワイヤー4を取付け、フレーム3に取付
けた滑車5にワイヤー4を通し、ワイヤー4の先端をク
レーンのフック6に取付ける。そして、クレーンのフッ
ク6を巻き上げることにより、鉄心よりコイルを矢印方
向へ取り出すようにしている。ところで以上のようにし
て、鉄心よりコイルを取り出すとき、コイルの絶縁11
とスロット底7及びスロット側面8との接着力が強い場
合は、コイル1の導体10だけが外れてコイル1の絶縁
11がスロット底7及びスロット側面8に残るようにな
るため、この絶縁をスロットより取り外す作業が必要と
なっている。
ルを取り出す際には、まずスロット楔9を取り外しての
ち、コイル1にワイヤー4を取付け、フレーム3に取付
けた滑車5にワイヤー4を通し、ワイヤー4の先端をク
レーンのフック6に取付ける。そして、クレーンのフッ
ク6を巻き上げることにより、鉄心よりコイルを矢印方
向へ取り出すようにしている。ところで以上のようにし
て、鉄心よりコイルを取り出すとき、コイルの絶縁11
とスロット底7及びスロット側面8との接着力が強い場
合は、コイル1の導体10だけが外れてコイル1の絶縁
11がスロット底7及びスロット側面8に残るようにな
るため、この絶縁をスロットより取り外す作業が必要と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイル取り出し
方法は以上のようになされているので、上述したように
クレーンの巻き上げによって導体10のみが揚がり、ス
ロット底及び側面にコイル絶縁が残ってしまい、絶縁の
除去が必要となる。そしてこの除去作業で、鉄心溝底及
び側面を損傷させたり、鉄心を構成している電磁鋼板を
短絡させるおそれがあり、また、ワイヤと鉄心溝の角度
が垂直でなければ鉄心溝側面の変形をきたすなどの問題
点があった。
方法は以上のようになされているので、上述したように
クレーンの巻き上げによって導体10のみが揚がり、ス
ロット底及び側面にコイル絶縁が残ってしまい、絶縁の
除去が必要となる。そしてこの除去作業で、鉄心溝底及
び側面を損傷させたり、鉄心を構成している電磁鋼板を
短絡させるおそれがあり、また、ワイヤと鉄心溝の角度
が垂直でなければ鉄心溝側面の変形をきたすなどの問題
点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、鉄心溝楔を取らずに、コイルが
容易に手で揚がり、かつコイルの導体と絶縁が一緒に揚
がると共に、鉄心溝の変形や損傷をきたさないコイル取
り出し方法を得ることを目的とする。
ためになされたもので、鉄心溝楔を取らずに、コイルが
容易に手で揚がり、かつコイルの導体と絶縁が一緒に揚
がると共に、鉄心溝の変形や損傷をきたさないコイル取
り出し方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコイル取
り出し方法は、コイル付きフレームを、酸化物が生成さ
れず引火爆発しない雰囲気ガスを封入した加熱容器内に
入れ、これを加熱することでコイル周りの絶縁物を加熱
してのちコイルを引き抜くようにしたものである。
り出し方法は、コイル付きフレームを、酸化物が生成さ
れず引火爆発しない雰囲気ガスを封入した加熱容器内に
入れ、これを加熱することでコイル周りの絶縁物を加熱
してのちコイルを引き抜くようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明におけるコイル取り出し方法は、加熱
容器内でコイル付鉄心を加熱することで、鉄心とコイル
の接着力を低下させることによりコイル取り出しが容易
となり、鉄心溝の清掃が不要となる。また、加熱容器に
酸化させず引火爆発しない雰囲気ガスを封入すること
で、鉄心の磁気特性の劣化を防ぎ、コイル絶縁より出る
ガスの引火爆発を防いでいる。
容器内でコイル付鉄心を加熱することで、鉄心とコイル
の接着力を低下させることによりコイル取り出しが容易
となり、鉄心溝の清掃が不要となる。また、加熱容器に
酸化させず引火爆発しない雰囲気ガスを封入すること
で、鉄心の磁気特性の劣化を防ぎ、コイル絶縁より出る
ガスの引火爆発を防いでいる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、21は焼鈍炉の台車、
22はこの台車上に載置される加熱容器、22aはその
底、22bは蓋であり、該容器の底22a上にフレーム
3が載置される。なお23は加熱容器内外の換気を防ぐ
サンドシールである。24は窒素又はアルゴンなどの不
活性ガスの送気配管、25は排気配管、26は鉄心温度
を計る測温素子、27はその配管、28は温度計であ
る。29,30はO2センサーとその配管、31,32
は可燃性ガスセンサーとその配管で、これらの配管は全
て加熱容器から配管されている。33は焼鈍炉、34は
ガスバーナーで、容器22を加熱するようにしている。
ついて説明する。図1において、21は焼鈍炉の台車、
22はこの台車上に載置される加熱容器、22aはその
底、22bは蓋であり、該容器の底22a上にフレーム
3が載置される。なお23は加熱容器内外の換気を防ぐ
サンドシールである。24は窒素又はアルゴンなどの不
活性ガスの送気配管、25は排気配管、26は鉄心温度
を計る測温素子、27はその配管、28は温度計であ
る。29,30はO2センサーとその配管、31,32
は可燃性ガスセンサーとその配管で、これらの配管は全
て加熱容器から配管されている。33は焼鈍炉、34は
ガスバーナーで、容器22を加熱するようにしている。
【0009】次にその動作について説明する。台車21
の上に、加熱容器22の底部22aを置き、コイル1と
鉄心2が付いたフレーム3をその上に置く。鉄心2に測
温素子26を取り付けて、フレーム3の上から加熱容器
の蓋22bを覆い、サンドシール23で容器内外の換気
を防ぐ。以上の準備が終わると、焼鈍炉33に入れてN
2ガス送気配管24、排気配管25、測温素子配管2
7、O2センサー配管30、可燃性ガスセンサー配管3
2を容器に取付ける。そしてN2ガス送気配管24より
N2ガスを内圧差0.2Kg/m2以下の範囲で容器に送気供
給し、O2センサー29でO2濃度が1%以下になった
時点で、ガスバーナー34に着火し、加熱容器22を加
熱する。この加熱は、温度計28で検知すると共に、可
燃性ガスセンサー31で可燃性ガスの濃度を検知して、
ガス濃度が20ppm以上になった場合は、N2ガスを送
気するとともに、排気配管25で焼鈍炉33外に排気す
る。こうして加熱完了後、フレーム3を取り出して、鉄
心2よりコイル1を取り出すものである。
の上に、加熱容器22の底部22aを置き、コイル1と
鉄心2が付いたフレーム3をその上に置く。鉄心2に測
温素子26を取り付けて、フレーム3の上から加熱容器
の蓋22bを覆い、サンドシール23で容器内外の換気
を防ぐ。以上の準備が終わると、焼鈍炉33に入れてN
2ガス送気配管24、排気配管25、測温素子配管2
7、O2センサー配管30、可燃性ガスセンサー配管3
2を容器に取付ける。そしてN2ガス送気配管24より
N2ガスを内圧差0.2Kg/m2以下の範囲で容器に送気供
給し、O2センサー29でO2濃度が1%以下になった
時点で、ガスバーナー34に着火し、加熱容器22を加
熱する。この加熱は、温度計28で検知すると共に、可
燃性ガスセンサー31で可燃性ガスの濃度を検知して、
ガス濃度が20ppm以上になった場合は、N2ガスを送
気するとともに、排気配管25で焼鈍炉33外に排気す
る。こうして加熱完了後、フレーム3を取り出して、鉄
心2よりコイル1を取り出すものである。
【0010】実施例2.なお上記実施例では、加熱容器
を焼鈍炉内に入れて加熱したが、加熱容器自身の蓋及び
底に、電気ヒーターを取付けたり、内装式ガスバーナー
を取付けてもよい。
を焼鈍炉内に入れて加熱したが、加熱容器自身の蓋及び
底に、電気ヒーターを取付けたり、内装式ガスバーナー
を取付けてもよい。
【0011】実施例3.上記実施例では、排気配管25
より加熱容器内の可燃性ガスを大気に放出するようにし
たが、図2に示すように脱臭するためこの排気配管の先
に再燃焼装置35を取付ければ、環境改善に役立つ。
より加熱容器内の可燃性ガスを大気に放出するようにし
たが、図2に示すように脱臭するためこの排気配管の先
に再燃焼装置35を取付ければ、環境改善に役立つ。
【0012】実施例4.また上記実施例3において、排
気配管の先に取付けた再燃焼装置35にN2ガス配管2
4を通してN2ガスを予備加熱するようにすれば、省エ
ネルギーとなる。
気配管の先に取付けた再燃焼装置35にN2ガス配管2
4を通してN2ガスを予備加熱するようにすれば、省エ
ネルギーとなる。
【0013】実施例5.尚上記実施例では、フレーム3
付の場合を示したが、フレームが付いてない場合でもよ
く、回転子のように軸付の場合でもよい。
付の場合を示したが、フレームが付いてない場合でもよ
く、回転子のように軸付の場合でもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、コイル
の引き抜きに際し、コイル絶縁を加熱劣化させ、コイル
と鉄心の接着力を低下させるようにしたので、コイル取
り出しが容易となり、またコイルの導体と絶縁が一緒に
揚がるため、鉄心溝の清掃が不要となって作業時間が従
来の1/4程度となり、作業性が向上する。さらに、鉄心
の損傷のおそれも解消し、品質が向上するとともに、不
活性ガスを封入した加熱により、鉄心の磁気特性の劣化
を防ぐことができる。
の引き抜きに際し、コイル絶縁を加熱劣化させ、コイル
と鉄心の接着力を低下させるようにしたので、コイル取
り出しが容易となり、またコイルの導体と絶縁が一緒に
揚がるため、鉄心溝の清掃が不要となって作業時間が従
来の1/4程度となり、作業性が向上する。さらに、鉄心
の損傷のおそれも解消し、品質が向上するとともに、不
活性ガスを封入した加熱により、鉄心の磁気特性の劣化
を防ぐことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来のコイル取り出し方法を示す断面図であ
る。
る。
【図4】鉄心のスロット部の断面図である。
1 コイル 2 鉄心 3 フレーム 7 スロット底 8 スロット側面 9 スロット楔 10 コイルの導体 11 コイルの絶縁 21 台車 22 加熱容器 24 N2ガス送気配管 25 排気配管 26 測温素子 28 温度計 29 O2センサー 31 可燃性ガスセンサー 33 焼鈍炉 34 ガスバーナー 35 再燃焼装置
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄心のスロット内に絶縁物を介して挿入
されているコイルの取り出し方法において、上記コイル
付き鉄心を加熱容器内に入れ、この容器内に窒素又はア
ルゴン等の不活性ガスを封入し、上記不活性ガスを加熱
することにより、鉄心のスロット内に収まっているコイ
ルの絶縁物を加熱してコイルを引き抜くことを特徴とす
る電気機器用コイルの取り出し方法。 - 【請求項2】 コイルの絶縁物を加熱した際に発生する
可燃性ガスを容器外に排出するときに該可燃性ガスを燃
焼させることを特徴とする請求項1記載の電気機器用コ
イルの取り出し方法。 - 【請求項3】 容器内に供給する不活性ガスを、可燃性
ガスの燃焼熱によりあらかじめ加熱することを特徴とす
る請求項2記載の電気機器用コイルの取り出し方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292285A JPH06121495A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気機器用コイルの取り出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4292285A JPH06121495A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気機器用コイルの取り出し方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06121495A true JPH06121495A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17779777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4292285A Pending JPH06121495A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気機器用コイルの取り出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06121495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0474557A1 (fr) * | 1990-09-07 | 1992-03-11 | Commissariat A L'energie Atomique | Laser utilisé pour des usinages de pièces mécaniques |
| WO2002065622A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Taga Manufacturing Co.,Ltd. | Procede et dispositif auxiliaire destines au retrait d'une bobine |
| EP2683064A1 (en) * | 2012-07-03 | 2014-01-08 | Alstom Technology Ltd. | Method for removing bars or coils from slots of an electric machine |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4292285A patent/JPH06121495A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0474557A1 (fr) * | 1990-09-07 | 1992-03-11 | Commissariat A L'energie Atomique | Laser utilisé pour des usinages de pièces mécaniques |
| WO2002065622A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Taga Manufacturing Co.,Ltd. | Procede et dispositif auxiliaire destines au retrait d'une bobine |
| EP2683064A1 (en) * | 2012-07-03 | 2014-01-08 | Alstom Technology Ltd. | Method for removing bars or coils from slots of an electric machine |
| WO2014006029A1 (en) * | 2012-07-03 | 2014-01-09 | Alstom Technology Ltd | Method for removing bars or coils from slots of an electric machine |
| EP3076527A1 (en) * | 2012-07-03 | 2016-10-05 | General Electric Technology GmbH | Method for removing bars or coils from slots of an electric machine |
| US9871428B2 (en) | 2012-07-03 | 2018-01-16 | General Electric Technology Gmbh | Method for removing bars or coils from slots of an electric machine |
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