JPH0612149U - 電気自動車のバッテリ搭載構造 - Google Patents

電気自動車のバッテリ搭載構造

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JPH0612149U
JPH0612149U JP5257592U JP5257592U JPH0612149U JP H0612149 U JPH0612149 U JP H0612149U JP 5257592 U JP5257592 U JP 5257592U JP 5257592 U JP5257592 U JP 5257592U JP H0612149 U JPH0612149 U JP H0612149U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は電気自動車に搭載されるバッテリ
の着脱を容易に行うことができるようにしたバッテリ搭
載構造を提供することにある。 【構成】 車体11の両側にバッテリ22を搭載する電
気自動車のバッテリ搭載構造において、上記車体の長手
方向に対して所定間隔で、かつ端部を車体の幅方向側方
へ突出させて設けられた少なくとも一対のクロスメンバ
14と、下端部に係合部が形成され上端部を上記一対の
クロスメンバに連結して設けられたブラケット17によ
り上記一対のクロスメンバ間に少なくとも前面および下
面が開放して形成された保持部21と、上面に上記バッ
テリが載置されて上記保持部に挿入され端部下面を上記
係合部に係合させて保持されるパレット23とを具備し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気自動車、とくにトッラクをバッテリで走行させる場合のバッ テリの搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、排気ガスや騒音などの点で優れた電気自動車が無公害車として注目され ている。電気自動車においては、その動力源としてバッテリが用いられている。 バッテリは高重量であり、しかも比較的大きいので、車体のどの部分にどのよう に積載するのかが問題となる。とくに、トッラクの場合には、積載されるバッテ リの数も多くなるため、その積載構造が重要となってくる。
【0003】 図7は従来のバッテリの搭載構造を示す。同図において、1はトラックの車体 を示す。この車体1の側面には、上面および車体1の幅方向に沿う一端面が開放 した箱形状のバッテリケ−ス2がその他端面を接合させて設けられ、このバッテ リケ−ス2内に複数、この図面では2つのバッテリ3を収容載置するようにして いる。
【0004】 なお、図中4はバッテリ3の縁部に係合された押え部材で、この押え部材4は 両端が上記バッテリケ−ス2にワイヤなどの索条体5によって連結されている。 それによって、上記バッテリ3がバッテリケ−ス2内から脱落するのを防止して いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このようなバッテリの搭載構造によると、バッテリケ−ス2は車体 1に一端面を接合させただけの、片持ち構造である。そのため、バッテリ3の重 量によってケ−ス2が図に矢印で示す方向に撓み、バッテリ3の保持状態が不安 定になるということがある。とくに、バッテリケ−ス2に収容されるバッテリ3 の数が多くなればなる程、上記バッテリケ−ス2の撓みが大きくなり、バッテリ 3を安定した状態で収容保持できなくなり、落下する虞もある。
【0006】 また、バッテリケ−ス2が上面と端面とが開放した箱形状であると、このバッ テリケ−ス2へのバッテリ3の出し入れは作業者が直接、手作業で行わなければ ならない。つまり、フォ−クリフトのフォ−クを用いて上記バッテリ3を出し入 れすることができない。上記バッテリ3は1個当りの重量が数十Kg、たとえば 40〜50Kg程度あるので、その積載を手作業で行うことは容易でなく、作業 者に与える負担が大きくなる。
【0007】 この考案は上記事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、バッ テリを確実に収容保持することができるとともに、その積載をフォ−クリフトを 用いて行うこともできるようにした電気自動車のバッテリ搭載構造を提供するこ とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、車体の両側にバッテリを搭載する電気 自動車のバッテリ搭載構造において、上記車体の長手方向に対して所定間隔で、 かつ端部を車体の幅方向側方へ突出させて設けられた少なくとも一対のクロスメ ンバと、下端部に係合部が形成され上端部を上記一対のクロスメンバに連結して 設けられたブラケットにより上記一対のクロスメンバ間に少なくとも前面および 下面が開放して形成された保持部と、上面に上記バッテリが載置されて上記保持 部に挿入され端部下面を上記係合部に係合させて保持されるパレットとを具備し たことを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、ブラケットが全長にわたってクロスメンバに連結されるか ら、その下端の係合部にバッテリが載置されたパレットの幅方向両端部を係合さ せて保持しても、その重量によって保持状態が不安定になることがなく、また一 対のクロスメンバ間にフォ−クリフトのフォ−クを出し入れして上記パレットを 積み卸しすることもできる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1乃至図5を参照して説明する。図5は電気自 動車となる、トラックの車体11の平面図である。この車体11は平行に離間対 向した一対のサイドメンバ12が複数の第1のクロスメンバ13によって連結さ れて構成されている。
【0011】 上記車体11の後端部には、その長手方向に所定間隔で2本で対をなす第2の クロスメンバ14が架設されている。この第2のクロスメンバ14は、一対のサ イドメンバ12の間隔よりも十分に長く形成され、それによって両端部を上記車 体11の幅方向両端から所定寸法突出させている。なお、図中15はキャブであ り、16は後輪である。
【0012】 対をなす2本の第2のクロスメンバ14には図1と図2に示すようにブラケッ ト17が取付けられている。このブラケット17は帯状の板材をほぼコ字状に折 曲するとともに、その両側辺17aの上端に接合辺18を形成し、その接合辺1 8を全長にわたって上記第2のクロスメンバ14の下面に接合させ、ねじ止めや スポット溶接などの手段で固定されている。
【0013】 上記ブラケット17の両側辺17aと中間辺17bとの三辺にわたる下端部に は係合部19が形成されている。この係合部19は図2に示すようにブラケット 17の下部をテ−パ状に折曲したテ−パ部19aおよびそのテ−パ部19aの下 端を水平に折曲した水平部19bからなる。
【0014】 上記一対の第2のクロスメンバ14間には、上記コ字状のブラケット17によ って周囲三側が囲まれ、上下面および車体11の幅方向外方に位置する前面が開 放した保持部21が形成されている。この保持部21には、上面に複数、この実 施例では5つのバッテリ22が並設状態で載置された矩形状のパレット23がそ の前端側の端部を除く三方の端部を上記係合部19の水平部19bに係合させて 保持される。
【0015】 上記保持部21は下面が開放しているから、図1に示すように上記パレット2 3をフォ−クリフトのフォ−ク24に載せて搬送して保持部21に収容したのち 、上記フォ−ク24を保持部21の下方へ下降させることができる。したがって 、上記パレット23を上記保持部21にフォ−ク24によって収容することがで きる。
【0016】 上記保持部21に収容されるパレット23は、上記ブラケット17の下端部に 形成された係合部19に周辺部を係合させて保持される。上記係合部19は、水 平部19bがテ−パ部19aの下端に形成されてなる。そのため、フォ−ク24 を下降させると、パレット23は、その周囲端部が上記テ−パ部19aにガイド され、図2に鎖線で示すように位置決めされて水平部19bに係合する。
【0017】 上記パレット23の幅方向両端部の上面には図3に示すようにナット25が溶 接され、またブラケット17の両側辺17aの係合部19の水平部19bには上 記ナット25と対応する位置に透孔26が形成されている。この透孔26から上 記ナット25にはボルト27が螺合され、それによって上記パレット23がブラ ケット17に固定される。
【0018】 上記一対の第2のクロスメンバ14の端部上面には、図4に示されるようにガ イド溝28を形成するガイド板29が設けられている。上記ガイド溝28には、 上板31aと前面板31bとからなるカバ−31の上記上板31aの幅方向両端 部がスライド自在に挿入される。それによって、上記保持部21に保持されたパ レット23上のバッテリ22の端子22aが設けられた上面および前面は上記カ バ−31によって覆われる。カバ−31は上記ガイド溝28に確実に保持されて いるから、上記バッテリ22に接触してショ−トすることがない。なお、カバ− 31は所定位置まで挿入されたのち、上記ガイド板29に図示しないねじなどに よって固定される。
【0019】 このようなバッテリ22の搭載構造によれば、パレット23を保持した保持部 21はブラケット17によって下面および前面が開放して形成されている。その ため、パレット23に載置されたバッテリ22を交換や充電する際には、パレッ ト23をブラケット17に固定したボルト27を外し、フォ−クリフトのフォ− ク24をパレット23の下面側に前進させる。
【0020】 ついで、フォ−ク24を上昇させてパレット23を係合部19の水平辺19a から浮かせて後退させることで、上記パレット23を保持部21から取出すこと ができる。つまり、保持部21は前面と下面とが開放しているから、フォ−ク2 4によってバッテリ22が載置されたパレット23を上記保持部21から取出す ことができ、逆の手順で保持部21に収容することもできる。
【0021】 上記パレット23には複数のバッテリ22が載置されている。そのため、保持 部21からパレット23を脱着することで、複数のバッテリ22を一度に取出し たり、搭載することができるから、作業性の向上が計れる。
【0022】 また、上記保持部21は、サイドメンバ12から端部を突出させた第2のクロ スメンバ14にブラケット17の両側辺17aの全長を固着することで形成され ている。そのため、ブラケット17にバッテリ22の荷重が加わっても、上記ブ ラケット17が上記第2のクロスメンバ14とともに撓むことがほとんどないか ら、保持部21に保持されたパレット23からバッテリ22が脱落するような虞 がない。
【0023】 図6は車体11の長手方向中央部分に形成された保持部21aを示す。つまり 、車体11の長手方向中央部分には、3本の第2のクロスメンバ14によって2 つの保持部21が形成されている。また、クロスメンバ14に取付けられるブラ ケット37は、サイドメンバ12から突出した第2のクロスメンバ14の端部の 長さとほぼ同じ長さの板状をなしており、上記一実施例のようにコ字状をなして いない。
【0024】 なお、上記ブラケット37の下部にテ−パ部38aと水平部38bからなる係 合部38が形成されている点は同じであり、また長さ方向後端には連結片39が ほぼ直角に曲成され、この連結片39が上記サイドメンバ12にねじ41によっ て連結固定されている。
【0025】 このような構成であっても、上記一実施例と同様、バッテリ22が載置された パレット23の上記保持部21に対する着脱をフォ−ク24によって行うことが できるばかりか、第2のクロスメンバ14の剛性によってバッテリ22が載置さ れたパレット23を確実に保持することができる。なお、この場合、上記パレッ ト23は幅方向両端部がブラケット37の下端部の係合部38に係合して保持さ れる。
【0026】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案は、車体に、端部を上記車体の幅方向側方へ突出さ せた少なくとも一対のクロスメンバを設け、このクロスメンバに、下端部に係合 部が形成されたブラケットの上端部を連結することで、上記一対のクロスメンバ 間に、少なくとも前面および下面が開放した保持部を形成し、この保持部に上面 にバッテリが載置されたパレットの端部を係合させて保持するようにした。
【0027】 したがって、下面が開放した保持部に対して上記パレットを、フォ−クリフト のフォ−クによって出し入れすることができるから、高重量なバッテリの交換作 業を能率よく迅速に行うことができる。また、ブラケットをクロスメンバに連結 して保持部を形成することで、このブラケットを十分な強度で取付けることがで きるから、高重量なバッテリを上記保持部から脱落するようなことなくに確実に 保持することができる。さらに、パレットには複数のバッテリを載置することが できるから、バッテリ交換の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す車体の長手方向後方
の側部に形成された保持部の斜視図。
【図2】同じくクロスメンバに取付けられたブラケット
の断面図。
【図3】同じくブラケットの係合部とパレットとの連結
構造の断面図。
【図4】同じくクロスメンバに形成されたカバ−が挿入
されるガイド溝の斜視図。
【図5】同じく電気自動車であるトラックの車体を示す
平面図。
【図6】同じく車体の長手方向中央部の側部に形成され
た保持部の斜視図。
【図7】従来のバッテリの保持構造の斜視図。
【符号の説明】
11…車体、14…クロスメンバ、17…ブラケット、
19…係合部、21…保持部、22…バッテリ、23…
パレット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の両側にバッテリを搭載する電気自
    動車のバッテリ搭載構造において、上記車体の長手方向
    に対して所定間隔で、かつ端部を車体の幅方向側方へ突
    出させて設けられた少なくとも一対のクロスメンバと、
    下端部に係合部が形成され上端部を上記一対のクロスメ
    ンバに連結して設けられたブラケットにより上記一対の
    クロスメンバ間に少なくとも前面および下面が開放して
    形成された保持部と、上面に上記バッテリが載置されて
    上記保持部に挿入され端部下面を上記係合部に係合させ
    て保持されるパレットとを具備したことを特徴とする電
    気自動車のバッテリ搭載装置。
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