JPH0612249Y2 - 特殊高力ボルト - Google Patents
特殊高力ボルトInfo
- Publication number
- JPH0612249Y2 JPH0612249Y2 JP1989100418U JP10041889U JPH0612249Y2 JP H0612249 Y2 JPH0612249 Y2 JP H0612249Y2 JP 1989100418 U JP1989100418 U JP 1989100418U JP 10041889 U JP10041889 U JP 10041889U JP H0612249 Y2 JPH0612249 Y2 JP H0612249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- strength bolt
- section material
- tightening
- special high
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、張力を導入して締めつけを行う際に用いる
高力ボルトに関し、特に閉鎖断面材あるいは中実断面材
に用いる時に高力ボルトの使用と張力の管理を容易にし
た特殊高力ボルトに関するものである。
高力ボルトに関し、特に閉鎖断面材あるいは中実断面材
に用いる時に高力ボルトの使用と張力の管理を容易にし
た特殊高力ボルトに関するものである。
一般の高力ボルトは一端にボルト頭部が形成されている
ため現場で閉鎖断面材や中実断面材に使用するには、比
較的径の大きな閉鎖断面材では接合物の近傍に開口部を
設けこの開口部を利用してボルトのナット締めを行な
い、通常のトルク管理により張力を管理している。そし
て、その後再び開口部を溶接等で閉鎖する方法がとられ
ている。最近では、閉鎖断面材のボルト孔の内側にあら
かじめナットを溶接等で固着しておいたり、閉鎖断面材
あるいは中実断面材の側壁にタップ孔を穿設してこれに
高力ボルトをボルト本体を回転して螺合している。しか
し、側壁にタップ孔を穿設した場合には、タップ孔の摩
擦がトルクに影響するため、ボルトとナットのボルトセ
ットによる通常のトルク管理で張力管理ができない。そ
のため、その張力管理は特開昭52−37658号に提案のあ
る荷重制御座金を用いその変形により目視で張力の管理
を行なうなどの方法を用いている。一方、高力ボルトを
締めつける際に、反力が締めつける作業者に伝わらない
ようにした二重ソケントによるレンチ(例えば回転装置
に遊星歯車で連結されて互いに反対方向に回転するアウ
ターソケットとインナーソケツトからなる二重ソケット
を有するものがシャーレンチという商品名で芝浦製作所
製から市販)が実用化され、その際に、例えば特公昭55
−32758号のように、張力管理を容易にしたボルト
も提案されている。第3図はそのようなボルトを使用し
て部材同志を接合している状態を示すものである。
ため現場で閉鎖断面材や中実断面材に使用するには、比
較的径の大きな閉鎖断面材では接合物の近傍に開口部を
設けこの開口部を利用してボルトのナット締めを行な
い、通常のトルク管理により張力を管理している。そし
て、その後再び開口部を溶接等で閉鎖する方法がとられ
ている。最近では、閉鎖断面材のボルト孔の内側にあら
かじめナットを溶接等で固着しておいたり、閉鎖断面材
あるいは中実断面材の側壁にタップ孔を穿設してこれに
高力ボルトをボルト本体を回転して螺合している。しか
し、側壁にタップ孔を穿設した場合には、タップ孔の摩
擦がトルクに影響するため、ボルトとナットのボルトセ
ットによる通常のトルク管理で張力管理ができない。そ
のため、その張力管理は特開昭52−37658号に提案のあ
る荷重制御座金を用いその変形により目視で張力の管理
を行なうなどの方法を用いている。一方、高力ボルトを
締めつける際に、反力が締めつける作業者に伝わらない
ようにした二重ソケントによるレンチ(例えば回転装置
に遊星歯車で連結されて互いに反対方向に回転するアウ
ターソケットとインナーソケツトからなる二重ソケット
を有するものがシャーレンチという商品名で芝浦製作所
製から市販)が実用化され、その際に、例えば特公昭55
−32758号のように、張力管理を容易にしたボルト
も提案されている。第3図はそのようなボルトを使用し
て部材同志を接合している状態を示すものである。
すなわち、このボルトは一方の端部にピンテールを有す
るナット取付用ネジ部を設けると共に他端にボルト頭を
設けてなる。そして接合すべき一対の部材に設けた挿通
孔にボルトを挿通し、さらに平座金を介してナットをネ
ジ部に螺合した後、前述のような二重ソケットを有する
レンチのアウターソケット9でナットを把持すると共に
インナーソケット10でピンテールを把持し、矢印のよ
うにそれらを反対方向に回転させナットを締めつける。
そして締めつけの張力はレンチ側に適宜設けられるトル
ク設定手段により管理される。
るナット取付用ネジ部を設けると共に他端にボルト頭を
設けてなる。そして接合すべき一対の部材に設けた挿通
孔にボルトを挿通し、さらに平座金を介してナットをネ
ジ部に螺合した後、前述のような二重ソケットを有する
レンチのアウターソケット9でナットを把持すると共に
インナーソケット10でピンテールを把持し、矢印のよ
うにそれらを反対方向に回転させナットを締めつける。
そして締めつけの張力はレンチ側に適宜設けられるトル
ク設定手段により管理される。
しかし閉鎖断面材や中実断面材とその他の部材との接合
に際しては、閉鎖断面材や中実断面材にタップ孔を設
け、該タップ孔にボルトを螺合してから締めつける必要
があるが、その場合にはボルトが回転するため、前述の
シャーレンチは使用できなかった。
に際しては、閉鎖断面材や中実断面材にタップ孔を設
け、該タップ孔にボルトを螺合してから締めつける必要
があるが、その場合にはボルトが回転するため、前述の
シャーレンチは使用できなかった。
この考案は、特に閉鎖断面材あるいは中実断面材に対す
る高力ボルトの使用に際し、前述の二重ソケットによる
シャーレンチ等が使用でき、さらには、導入張力の管理
を容易にし、締付け効率を高め、現場作業の合理化を図
ることを目的として開発したものである。
る高力ボルトの使用に際し、前述の二重ソケットによる
シャーレンチ等が使用でき、さらには、導入張力の管理
を容易にし、締付け効率を高め、現場作業の合理化を図
ることを目的として開発したものである。
この考案は、一端にピンテールを有するナット取付用の
ネジ部を設け、他端にネジ山のピッチを前記ネジ部のネ
ジ山のピッチよりも小としたネジ部からなる高力ボルト
である。さらには、実施態様として、ピンテールには破
断溝を設けた高力ボルトである。
ネジ部を設け、他端にネジ山のピッチを前記ネジ部のネ
ジ山のピッチよりも小としたネジ部からなる高力ボルト
である。さらには、実施態様として、ピンテールには破
断溝を設けた高力ボルトである。
閉鎖断面材あるいは中実断面材とその他の部材との接合
に際しては、ピンテールを有しないネジ部を閉鎖断面材
あるいは中実断面材の側壁に設けたタップ孔に螺合し、
他端より締付工具、前述の反力を負担するインナーソケ
ットを備えたレンチによりナットを回転してボルトの締
付けを行ない、ネジ山のピッチの相違による螺進速度の
相違によってボルトに張力が与えられる。
に際しては、ピンテールを有しないネジ部を閉鎖断面材
あるいは中実断面材の側壁に設けたタップ孔に螺合し、
他端より締付工具、前述の反力を負担するインナーソケ
ットを備えたレンチによりナットを回転してボルトの締
付けを行ない、ネジ山のピッチの相違による螺進速度の
相違によってボルトに張力が与えられる。
このネジ山のピッチが同じである場合、ナットのみを回
転して締めつけるのであればよいが、張力を与えるため
にインナーソケットのあるレンチにより、締めつけを行
うと、ボルトに反力がかかるため逆回転により、抜け出
すこととなり、全く締めつけはできない。
転して締めつけるのであればよいが、張力を与えるため
にインナーソケットのあるレンチにより、締めつけを行
うと、ボルトに反力がかかるため逆回転により、抜け出
すこととなり、全く締めつけはできない。
なお、締め付けの時、ピンテールは締付工具のインナー
ソケントに生ずる反力を負担するため、これをとればボ
ルトとナットによるトルク管理が可能となり、締付トル
クが適当な値となった時に破断溝でねじれ破断すること
にすれば破断をとらえて導入張力の管理が可能となる。
ソケントに生ずる反力を負担するため、これをとればボ
ルトとナットによるトルク管理が可能となり、締付トル
クが適当な値となった時に破断溝でねじれ破断すること
にすれば破断をとらえて導入張力の管理が可能となる。
本考案の高力ボルトは、ネジ切りした部材に被接合材を
締めつける際に用い、閉鎖断面材あるいは中実断面材の
使用に限るものではない。
締めつける際に用い、閉鎖断面材あるいは中実断面材の
使用に限るものではない。
以下、本発明の実施例によって説明する。第1図は本発
明の高力ボルトを示すもので接合部材挿通部8の一端に
断面が六角形のピンテールcを有し、それに続いて、破
断溝d、ネジ部bを有し、他端に、ネジ部aがネジ部b
よりネジ山のピッチが小さく、順ネジで構成されてい
る。そして、破断溝dで一定の張力が導入された時、破
断するごとく、あらかじめトルク管理が、ナット及び座
金の間でなされる。
明の高力ボルトを示すもので接合部材挿通部8の一端に
断面が六角形のピンテールcを有し、それに続いて、破
断溝d、ネジ部bを有し、他端に、ネジ部aがネジ部b
よりネジ山のピッチが小さく、順ネジで構成されてい
る。そして、破断溝dで一定の張力が導入された時、破
断するごとく、あらかじめトルク管理が、ナット及び座
金の間でなされる。
第2図は前述の考案による特殊高力ボルトの一使用例を
示す。中空断面を有する接合金物1の側壁にタップネジ
6が穿設されている。タップネジ6が透視できる位置に
梁部材の端部に取り付けた引張ボルト接合のための接合
プレート2のボルト挿通孔7を配置し、このボルト挿通
孔7を挿通して特殊高力ボルト3の一端aをタップネジ
6に断面六角形のピンテールcを回して螺合する。次に
接合プレート2とナット4の間に平座金5を挟み、ナッ
ト4を締付工具を用いて特殊高力ボルト3のピンテール
cが破断溝dでねじり破断するまで回転して締め付け接
合プレート2を取りつける。
示す。中空断面を有する接合金物1の側壁にタップネジ
6が穿設されている。タップネジ6が透視できる位置に
梁部材の端部に取り付けた引張ボルト接合のための接合
プレート2のボルト挿通孔7を配置し、このボルト挿通
孔7を挿通して特殊高力ボルト3の一端aをタップネジ
6に断面六角形のピンテールcを回して螺合する。次に
接合プレート2とナット4の間に平座金5を挟み、ナッ
ト4を締付工具を用いて特殊高力ボルト3のピンテール
cが破断溝dでねじり破断するまで回転して締め付け接
合プレート2を取りつける。
この考案による特殊高力ボルトを用いることで二重ソケ
ットより成るレンチが使用でき、導入張力の管理が容易
となり、締付け効率が高まり、現場作業が合理化され高
力ボルトの使用が容易となる。ピンテールを設け、特に
六角形に形成すれば、ボルトをあらかじめ閉鎖断面材あ
るいは中実断面材のタップ孔に螺合する際にも、一般の
工具を用いてピンテール部を回転することにより容易に
螺合できる。
ットより成るレンチが使用でき、導入張力の管理が容易
となり、締付け効率が高まり、現場作業が合理化され高
力ボルトの使用が容易となる。ピンテールを設け、特に
六角形に形成すれば、ボルトをあらかじめ閉鎖断面材あ
るいは中実断面材のタップ孔に螺合する際にも、一般の
工具を用いてピンテール部を回転することにより容易に
螺合できる。
さらに、ピンテールに所定の締付けトルクで破断する破
断溝を設けた場合には、上記張力をより確実に設定する
ことができる。
断溝を設けた場合には、上記張力をより確実に設定する
ことができる。
第1図はこの考案の実施例の概要を示した側面図、第2
図はこの考案による特殊高力ボルトの使用全体図であ
る。第3図は従来技術を示す説明図である。 1……接合金物、2……接合プレート、3……ボルト、
4……ナット、5……平座金、6……ボルト螺合孔、7
……ボルト挿通孔、8……接合部材挿通部、9……アウ
ターソケット、10……インナーソケット、a……ネジ
部、b……ネジ部、c……ピンテール、d……破断溝
図はこの考案による特殊高力ボルトの使用全体図であ
る。第3図は従来技術を示す説明図である。 1……接合金物、2……接合プレート、3……ボルト、
4……ナット、5……平座金、6……ボルト螺合孔、7
……ボルト挿通孔、8……接合部材挿通部、9……アウ
ターソケット、10……インナーソケット、a……ネジ
部、b……ネジ部、c……ピンテール、d……破断溝
Claims (2)
- 【請求項1】一端にピンテールを有するナット取付用の
ネジ部を設け、他端に、前記ネジ部のネジ山のピツチよ
りもネジ山のピツチが小となるようなネジ部を設けたこ
とを特徴とする特殊高力ボルト - 【請求項2】ピンテールには破断溝を設けた実用新案登
録請求の範囲第1項記載の特殊高力ボルト
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989100418U JPH0612249Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 特殊高力ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989100418U JPH0612249Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 特殊高力ボルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH037514U JPH037514U (ja) | 1991-01-24 |
| JPH0612249Y2 true JPH0612249Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31649427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989100418U Expired - Lifetime JPH0612249Y2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 特殊高力ボルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612249Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170367U (ja) * | 1974-11-29 | 1976-06-03 |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1989100418U patent/JPH0612249Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH037514U (ja) | 1991-01-24 |
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