JPH0612253U - 3線式軌道回路 - Google Patents
3線式軌道回路Info
- Publication number
- JPH0612253U JPH0612253U JP5724492U JP5724492U JPH0612253U JP H0612253 U JPH0612253 U JP H0612253U JP 5724492 U JP5724492 U JP 5724492U JP 5724492 U JP5724492 U JP 5724492U JP H0612253 U JPH0612253 U JP H0612253U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】狭軌と標準軌を走行する列車を簡単な構成で確
実に検知する。 【構成】軌道トランス4から共用する1本のレ−ル1を
有する狭軌と標準軌にそれぞれ同一周波数の信号電流を
送り出す。狭軌と標準軌にそれぞれ流れている信号電流
を互いに逆極性になるように接続された位相比較リレ−
からなる軌道リレ−7,8で検出し、狭軌と標準軌の列
車の有無を検知する。
実に検知する。 【構成】軌道トランス4から共用する1本のレ−ル1を
有する狭軌と標準軌にそれぞれ同一周波数の信号電流を
送り出す。狭軌と標準軌にそれぞれ流れている信号電流
を互いに逆極性になるように接続された位相比較リレ−
からなる軌道リレ−7,8で検出し、狭軌と標準軌の列
車の有無を検知する。
Description
【0001】
この考案は、非電化区間又は非電化区間と電化区間において1本のレ−ルを共 用して走行する狭軌と標準軌の列車をそれぞれ検知する3線式軌道回路に関する ものである。
【0002】
狭軌と標準軌を列車がそれぞれ走行する非電化区間又は非電化区間と電化区間 においては、図3に示すように、レ−ル1を共通レ−ルとし、狭軌の列車はレ− ル1とレ−ル2を走行し、標準軌の列車はレ−ル1とレ−ル3を走行する。この 狭軌を走行するの列車と標準軌を走行する列車を検知するために、レ−ル1を共 用した2組の軌道回路が使用されている。
【0003】 このようにレ−ル1を共用して2組の軌道回路においては、信号電流が混信す ることを防止するため、例えば標準軌の直流電化区間では軌道トランス4から送 電側のインピ−ダンスボンド5を介して送りだす50Hzの信号電流を着電側のイ ンピ−ダンスボンド6を介して軌道リレ−21で検知する商用周波軌道回路を使 用している。また、ディ−ゼル車が走行する狭軌の非電化区間では分周器22で 商用周波数を例えば1/2にした25Hzの信号電流を送り出し、この信号電流を 整合変成器23を介して倍周器24で受けて2倍の50Hzにし、軌道リレ−25 に送る分倍周軌道回路を使用している。なお、図において、R1,R2,R3は軌 道抵抗子である。
【0004】
しかしながら、上記のように特殊な周波数を使用する分倍周軌道回路は分周器 や倍周器などの高価な周波数変換装置を必要とするとともに、分周器や倍周器な どの調整や保守が容易でなかった。
【0005】 また、安全性と確実性を確保するために、商用周波軌道回路と分倍周軌道回路 の各構成装置の予備機も必要であり軌道回路全体が高価になってしまう。
【0006】 この考案はかかる短所を解決するためになされたものであり、狭軌と標準軌を 走行する列車を簡単な構成で確実に検知することができる3線式軌道回路を得る ことを目的とするものである。
【0007】
この発明に係る3線式軌道回路は、送電側に設けられた1個の交流電源と、受 電側に設けられた2個の軌道リレ−とを有する3線式軌道回路であって、3線式 軌道回路は非電化区間又は非電化区間と電化区間において狭軌と標準軌の1本の レ−ルを共用して走行する列車を検知するものであり、交流電源は狭軌と標準軌 のレ−ルに信号電流を送り出すものであり、狭軌と標準軌にそれぞれ接続され、 2個の軌道リレ−は狭軌と標準軌の信号電流を受けて列車を検知するものであり 、それぞれ位相比較リレ−からなり、一方の軌道リレ−は狭軌に接続され、他方 の軌道リレ−は狭軌に接続された軌道リレ−と逆極性で標準軌に接続され、各軌 道リレ−は局部側電源に逆極性で接続されたことを特徴とする。
【0008】
この考案においては、交流電源から共用する1本のレ−ルを有する狭軌と標準 軌にそれぞれ同一周波数の信号電流を送り出す。狭軌と標準軌にそれぞれ流れて いる信号電流を互いに逆極性になるように接続された位相比較リレ−からなる軌 道リレ−で検出し、狭軌と標準軌の列車の有無を検知する。
【0009】
図1はこの発明の一実施例を示す構成図である。図に示すように、非電化区間 である狭軌と直流電化区間である標準軌はレ−ル1を共通レ−ルとし、狭軌の軌 道回路はレ−ル1とレ−ル2を利用し、標準軌の軌道回路はレ−ル1とレ−ル3 を利用して3線式軌道回路を構成している。この3線式軌道回路の送電側には1 個の軌道トランス4が設けられ、受電側には2個の軌道リレ−7,8が設けられ ている。
【0010】 軌道トランス4は50Hzの信号波を送り出すものであり、標準軌のレ−ル1, 3に矢印9で示す方向の信号電流を流すように、軌道抵抗子R1とインピ−ダン スボンド5を介して接続されている。また、軌道トランス4は狭軌のレ−ル1, 2に流す信号電流が、矢印10で示すように、標準軌と共有するレ−ル1で標準 軌に流れる信号電流と同じ方向に流れるように狭軌のレ−ル1,2に軌道抵抗子 R2を介して接続されている。
【0011】 軌道リレ−7,8はそれぞれ位相比較リレ−からなり、軌道リレ−7はインピ −ダンスボンド6を介して標準軌に接続され、軌道リレ−8は軌道抵抗子R3を 介して狭軌のレ−ル1,2に接続されている。この軌道リレ−7と軌道リレ−8 は信号電流が逆極性に流れるように接続され、かつ局部側電源が逆極性なるよう に接続されている。
【0012】 上記のように構成された3線式軌道回路においては、送電側に設けられた軌道 トランス4から共用する1本のレ−ル1に流れる標準軌の信号電流と狭軌の信号 電流が同方向に流れるように、標準軌のレ−ル1,3と狭軌のレ−ル1,2にそ れぞれ50Hzの信号電流を送り出す。この信号電流をレ−ル1,3とレ−ル1, 2に対して逆極性に接続された軌道リレ−7,8で検出する。一方、軌道リレ− 7,8には入力する信号電流の極性に応じて極性を変えた50Hzの参照電圧が局 部側電源から送られているから、軌道リレ−7はレ−ル1,3からインピ−ダン スボンド6を介して信号電流が送られたときに扛上し、軌道リレ−8はレ−ル1 ,2から信号電流が送られたときに扛上している。そして標準軌を走行する列車 が軌道回路ATに入りレ−ル1,3を短絡すると、軌道リレ−7が落下して列車 を検知する。また、狭軌を走行する列車が軌道回路ATに入りレ−ル1,3を短 絡すると、軌道リレ−7が落下して列車を検知する。
【0013】 このようにして標準軌の軌道回路と狭軌の軌道回路に商用周波数の信号電流を 同一方向に送り出して、極性を変えた軌道リレ−7,8で検出すらから、標準軌 と狭軌を走行する列車を明確に区別して検知することができる。
【0014】 この標準軌と狭軌で列車を検知するときに、標準軌の軌道回路に対する狭軌の 信号電流の漏れ電流は、レ−ルインピ−ダンスよりインピ−ダンスボンド5,6 のインピ−ダンスが高いために微少になる。また、狭軌の軌道回路に対する標準 軌の信号電流の漏れ電流は、狭軌の軌道回路の軌道抵抗子R2,R3を標準軌の軌 道抵抗子R1の抵抗より大きくしておくと微小になり、相互に漏れ電流の影響を ほとんど受けずに列車を検知することができる。
【0015】 また、なんらかしらの原因で万一、軌道リレ−7に狭軌の軌道回路からの漏れ 電流が大量に回り込んだり、軌道リレ−8に標準軌の軌道回路からの漏れ電流が 大量に回り込んでも、互いに信号電流と漏れ電流が打ち消しあい、軌道リレ−7 ,8はそれぞれ落下して安全性を確保することができる。
【0016】 さらに、標準軌の軌道回路を構成するレ−ル1,3や狭軌の軌道回路を構成す るレ−ル1,2が破断したり、軌道トランス4や軌道リレ−7,8をレ−ル等に 接続するケ−ブルが断線したとき、あるいは軌条絶縁が短絡故障したときも軌道 リレ−7,8は落下し、安全性を確保することができる。
【0017】 なお、互いに隣接する軌道回路は軌道リレ−7,8の極性を、従来と同様に互 いに異なるように接続しておくことにより安全を確保できる。
【0018】 上記実施例は共用する1本のレ−ル1に流れる標準軌の信号電流と狭軌の信号 電流が同方向に流れるように送り出す場合について説明したが、図2に示すよう に、共用する1本のレ−ル1に流れる標準軌の信号電流と狭軌の信号電流が異な る方向に流れるように送り出しても、上記実施例と同様な作用を奏することがで きる。
【0019】 また、上記実施例は非電化区間である狭軌と直流電化区間である標準軌でレ− ル1を共通レ−ルとした場合について説明したが、標準軌が交流電化区間であっ ても同様に適用することができる。
【0020】
この考案は以上説明したように、交流電源から共用する1本のレ−ルを有する 狭軌と標準軌にそれぞれ同一周波数の信号電流を送り出し、狭軌と標準軌にそれ ぞれ流れている信号電流を互いに逆極性になるように接続された軌道リレ−で検 出するようにしたから、簡単な構成で狭軌と標準軌を走行する列車の有無を確実 に検知することができる。
【0021】 また、軌道回路の使用機器を単純化することができるから、軌道回路全体を低 価格で形成することができるとともに、保守,点検を容易にすることができる。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】他の実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
1,2,3 レ−ル 4 軌道トランス 5,6 インピ−ダンスボンド 7,8 軌道リレ−
Claims (1)
- 【請求項1】 送電側に設けられた1個の交流電源と、
受電側に設けられた2個の軌道リレ−とを有する3線式
軌道回路であって、3線式軌道回路は非電化区間又は非
電化区間と電化区間において狭軌と標準軌の1本のレ−
ルを共用して走行する列車を検知するものであり、交流
電源は狭軌と標準軌のレ−ルに信号電流を送り出すもの
であり、狭軌と標準軌にそれぞれ接続され、2個の軌道
リレ−は狭軌と標準軌の信号電流を受けて列車を検知す
るものであり、それぞれ位相比較リレ−からなり、一方
の軌道リレ−は狭軌に接続され、他方の軌道リレ−は狭
軌に接続された軌道リレ−と逆極性で標準軌に接続さ
れ、各軌道リレ−は局部側電源に逆極性で接続されたこ
とを特徴とする3線式軌道回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724492U JPH0747251Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 3線式軌道回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724492U JPH0747251Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 3線式軌道回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612253U true JPH0612253U (ja) | 1994-02-15 |
| JPH0747251Y2 JPH0747251Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=13050124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5724492U Expired - Lifetime JPH0747251Y2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 3線式軌道回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747251Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000976A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Hitachi Ltd | デジタル電文を使用した三線式軌道回路用の列車検知装置に付加する破断検知装置 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP5724492U patent/JPH0747251Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011000976A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Hitachi Ltd | デジタル電文を使用した三線式軌道回路用の列車検知装置に付加する破断検知装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0747251Y2 (ja) | 1995-11-01 |
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