JPH0747251Y2 - 3線式軌道回路 - Google Patents

3線式軌道回路

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JPH0747251Y2
JPH0747251Y2 JP5724492U JP5724492U JPH0747251Y2 JP H0747251 Y2 JPH0747251 Y2 JP H0747251Y2 JP 5724492 U JP5724492 U JP 5724492U JP 5724492 U JP5724492 U JP 5724492U JP H0747251 Y2 JPH0747251 Y2 JP H0747251Y2
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JP
Japan
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gauge
track
orbital
coil
relay
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JP5724492U
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English (en)
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JPH0612253U (ja
Inventor
賢三 日朝
清久 玉川
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、非電化区間又は非電
化区間と電化区間において1本のレールを共用して走行
する狭軌と標準軌の列車をそれぞれ検知する3線式軌道
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】狭軌と標準軌を列車がそれぞれ走行する
非電化区間又は非電化区間と電化区間においては、図3
に示すように、レール1を共通レールとし、狭軌の列車
はレール1とレール2を走行し、標準軌の列車はレール
1とレール3を走行する。この狭軌を走行するの列車と
標準軌を走行する列車を検知するために、レール1を共
用した2組の軌道回路が使用されている。
【0003】このようにレール1を共用して2組の軌道
回路においては、信号電流が混信することを防止するた
め、例えば標準軌の直流電化区間では軌道トランス4か
ら送電側のインピーダンスボンド5を介して送りだす5
0Hzの信号電流を着電側のインピーダンスボンド6を
介して軌道リレー21で検知する商用周波軌道回路を使
用している。また、ディーゼル車が走行する狭軌の非電
化区間では分周器22で商用周波数を例えば1/2にし
た25Hzの信号電流を送り出し、この信号電流を整合
変成器23を介して倍周器24で受けて2倍の50Hz
にし、軌道リレー25に送る分倍周軌道回路を使用して
いる。なお、図において、R,R,Rは軌道抵抗
子である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように特殊な周波数を使用する分倍周軌道回路は分周器
や倍周器などの高価な周波数変換装置を必要とするとと
もに、分周器や倍周器などの調整や保守が容易でなかっ
た。
【0005】また、安全性と確実性を確保するために、
商用周波軌道回路と分倍周軌道回路の各構成装置の予備
機も必要であり軌道回路全体が高価になってしまう。
【0006】この考案はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、狭軌と標準軌を走行する列車を簡単
な構成で確実に検知することができる3線式軌道回路を
得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案に係る3線式軌
道回路は、送電側に設けられた1個の交流電源と、受電
側に設けられた2個の軌道リレーとを有する3線式軌道
回路であって、3線式軌道回路は非電化区間又は非電化
区間と電化区間において狭軌と標準軌の1本のレールを
共用して走行する列車を検知するものであり、交流電源
は狭軌と標準軌のレールに信号電流を送り出すものであ
り、狭軌と標準軌にそれぞれ接続され、2個の軌道リレ
ーは狭軌と標準軌の信号電流を受けて列車を検知するも
のであり、それぞれ局部コイルと軌道コイルの2個のコ
イルを有し、局部コイルと軌道コイルに印加される電圧
とその間の位相差によって接点を駆動する位相比較リレ
ーからなり、各軌道リレーの局部コイルは局部側電源に
接続され、一方の軌道リレーの軌道コイルは狭軌に接続
され、他方の軌道リレーの軌道コイルは標準軌に接続さ
れ、標準軌に接続された軌道リレーの軌道コイルに印加
される電圧が狭軌に接続された軌道リレーの軌道コイル
に印加される電圧と位相が180度異なり、標準軌に接
続された軌道リレーの局部コイルに印加される電圧が狭
軌に接続された軌道リレーの局部コイルに印加される電
圧と位相が180度異なるように接続されたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】この考案においては、交流電源から共用する1
本のレールを有する狭軌と標準軌にそれぞれ同一周波数
の信号電流を送り出す。狭軌と標準軌にそれぞれ接続さ
れ、狭軌と標準軌の信号電流を受けて列車を検知する軌
道リレーは局部側電源に接続される局部コイルと軌道側
に接続される軌道コイルを有する位相比較リレーで構成
し、標準軌に接続された軌道リレーの軌道コイルに印加
される電圧が狭軌に接続された軌道リレーの軌道コイル
に印加される電圧と位相が180度異なり、標準軌に接
続された軌道リレーの局部コイルに印加される電圧が狭
軌に接続された軌道リレーの局部コイルに印加される電
圧と位相が180度異なるように接続し、標準軌に接続
された軌道リレーが動作する位相差と狭軌に接続された
軌道リレーが動作する位相差を換えて狭軌と標準軌の列
車の有無を検知する。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、非電化区間である狭軌と直流電化
区間である標準軌はレール1を共通レールとし、狭軌の
軌道回路はレール1とレール2を利用し、標準軌の軌道
回路はレール1とレール3を利用して3線式軌道回路を
構成している。この3線式軌道回路の送電側には1個の
軌道トランス4が設けられ、受電側には2個の軌道リレ
ー7,8が設けられている。
【0010】軌道トランス4は50Hzの信号波を送り
出すものであり、標準軌のレール1,3に矢印9で示す
方向の信号電流を流すように、軌道抵抗子Rとインピ
ーダンスボンド5を介して接続されている。また、軌道
トランス4は狭軌のレール1,2に流す信号電流が、矢
印10で示すように、標準軌と共有するレール1で標準
軌に流れる信号電流と同じ方向に流れるように狭軌のレ
ール1,2に軌道抵抗子Rを介して接続されている。
【0011】軌道リレー7,8はそれぞれ局部コイルと
軌道コイルの2個のコイルを有し、局部コイルと軌道コ
イルに印加される電圧とその間の位相差によって接点を
駆動する位相比較リレーからなり、各軌道リレー7,8
の局部コイルは局部側電源に接続され、軌道リレー8の
軌道コイルは抵抗R を介して狭軌のレール1,2に接
続され、軌道リレー7の軌道コイルはインピーダンスボ
ンド6を介して標準軌に接続されている。そして図4の
位相関係をあらわす波形図に示すように、標準軌に接続
された軌道リレー7の軌道コイルに印加される電圧が狭
軌に接続された軌道リレー8の軌道コイルに印加される
電圧と位相が180度異なり、標準軌に接続された軌道
リレー7の局部コイルに印加される電圧が狭軌に接続さ
れた軌道リレー8の局部コイルに印加される電圧と位相
が180度異なるように接続されている。
【0012】上記のように構成された3線式軌道回路に
おいては、送電側に設けられた軌道トランス4から共用
する1本のレール1に流れる標準軌の信号電流と狭軌の
信号電流が同方向に流れるように、標準軌のレール1,
3と狭軌のレール1,2にそれぞれ50Hzの信号電流
を送り出す。この信号電流をレール1,3とレール1,
2に対して異なる位相で接続された軌道リレー7,8で
検出する。一方、軌道リレー7,8には入力する信号電
流の位相に応じて位相を変えた50Hzの参照電圧が局
部側電源から送られているから、軌道リレー7はレール
1,3からインピーダンスボンド6を介して信号電流が
送られたときに扛上し、軌道リレー8はレール1,2か
ら信号電流が送られたときに扛上している。そして標準
軌を走行する列車が軌道回路ATに入りレール1,3を
短絡すると、軌道リレー7が落下して列車を検知する。
また、狭軌を走行する列車が軌道回路ATに入りレール
1,3を短絡すると、軌道リレー7が落下して列車を検
知する。
【0013】このようにして標準軌の軌道回路と狭軌の
軌道回路に商用周波数の信号電流を同一方向に送り出し
て、動作する位相差が異なるように接続された軌道リレ
ー7,8で検出すらから、軌道リレー7,8の動作によ
標準軌と狭軌を走行する列車を明確に区別して検知す
ることができる。
【0014】この標準軌と狭軌で列車を検知するとき
に、標準軌の軌道同路に対する狭軌の信号電流の漏れ電
流は、レールインピーダンスよりインピーダンスボンド
5,6のインピーダンスが高いために微少になる。ま
た、狭軌の軌道回路に対する標準軌の信号電流の漏れ電
流は、狭軌の軌道回路の軌道抵抗子R,Rを標準軌
の軌道抵抗子Rの抵抗より大きくしておくと微小にな
り、相互に漏れ電流の影響をほとんど受けずに列車を検
知することができる。
【0015】また、なんらかしらの原因で万一、軌道リ
レー7に狭軌の軌道回路からの漏れ電流が大量に回り込
んだり、軌道リレー8に標準軌の軌道回路からの漏れ電
流が大量に回り込んでも、軌道リレー7と軌道リレー8
にそれぞれ加えられる信号電流と洩れ電流の位相が18
0度異なりるから互いに打ち消しあい、軌道リレー7,
8はそれぞれ落下して安全性を確保することができる。
【0016】さらに、標準軌の軌道回路を構成するレー
ル1,3や狭軌の軌道回路を構成するレール1,2が破
断したり、軌道トランス4や軌道リレー7,8をレール
等に接続するケーブルが断線したとき、あるいは軌条絶
縁が短絡故障したときも軌道リレー7,8は落下し、安
全性を確保することができる。
【0017】なお、互いに隣接する軌道回路は軌道リレ
ー7,8の極性を、従来と同様に互いに異なるように接
続しておくことにより安全を確保できる。
【0018】上記実施例は共用する1本のレール1に流
れる標準軌の信号電流と狭軌の信号電流が同方向に流れ
るように送り出す場合について説明したが、図2に示す
ように、共用する1本のレール1に流れる標準軌の信号
電流と狭軌の信号電流が異なる方向に流れるように送り
出しても、上記実施例と同様な作用を奏することができ
る。
【0019】また、上記実施例は非電化区間である狭軌
と直流電化区間である標準軌でレール1を共通レールと
した場合について説明したが、標準軌が交流電化区間で
あっても同様に適用することができる。
【0020】
【考案の効果】この考案は以上説明したように、交流電
源から共用する1本のレールを有する狭軌と標準軌にそ
れぞれ同一周波数の信号電流を送り出し、狭軌と標準軌
にそれぞれ接続され動作する位相差が異なる軌道リレー
で信号電流を検出するようにしたから、簡単な構成で狭
軌と標準軌を走行する列車の有無を確実に検知すること
ができる。
【0021】また、軌道回路の使用機器を単純化するこ
とができるから、軌道回路全体を低価格で形成すること
ができるとともに、保守,点検を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】他の実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である。
【図4】軌道リレーに印加される電圧の位相関係を示す
波形図である。
【符号の説明】
1,2,3 レール 4 軌道トランス 5,6 インピーダンスボンド 7,8 軌道リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電側に設けられた1個の交流電源と、
    受電側に設けられた2個の軌道リレーとを有する3線式
    軌道回路であって、3線式軌道回路は非電化区間又は非
    電化区間と電化区間において狭軌と標準軌の1本のレー
    ルを共用して走行する列車を検知するものであり、交流
    電源は狭軌と標準軌のレールに信号電流を送り出すもの
    であり、狭軌と標準軌にそれぞれ接続され、2個の軌道
    リレーは狭軌と標準軌の信号電流を受けて列車を検知す
    るものであり、それぞれ局部コイルと軌道コイルの2個
    のコイルを有し、局部コイルと軌道コイルに印加される
    電圧とその間の位相差によって接点を駆動する位相比較
    リレーからなり、各軌道リレーの局部コイルは局部側電
    源に接続され、一方の軌道リレーの軌道コイルは狭軌に
    接続され、他方の軌道リレーの軌道コイルは標準軌に接
    続され、標準軌に接続された軌道リレーの軌道コイルに
    印加される電圧が狭軌に接続された軌道リレーの軌道コ
    イルに印加される電圧と位相が180度が異なり、標準
    軌に接続された軌道リレーの局部コイルに印加される電
    圧が狭軌に接続された軌道リレーの局部コイルに印加さ
    れる電圧と位相が180度異なるように接続されたこと
    を特徴とする3線式軌道回路。
JP5724492U 1992-07-23 1992-07-23 3線式軌道回路 Expired - Lifetime JPH0747251Y2 (ja)

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JPH0612253U JPH0612253U (ja) 1994-02-15
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JP5214544B2 (ja) * 2009-06-19 2013-06-19 株式会社日立製作所 デジタル電文を使用した三線式軌道回路用の列車検知装置に付加する破断検知装置

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JPH0612253U (ja) 1994-02-15

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