JPH0612260U - ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置 - Google Patents
ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置Info
- Publication number
- JPH0612260U JPH0612260U JP5724792U JP5724792U JPH0612260U JP H0612260 U JPH0612260 U JP H0612260U JP 5724792 U JP5724792 U JP 5724792U JP 5724792 U JP5724792 U JP 5724792U JP H0612260 U JPH0612260 U JP H0612260U
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- Japan
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- retainer
- adjusting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車載状態でもリテーナセット荷重調整作業が
容易にできるラックアンドピニオン式ステアリング装置
のラック支持装置を提供する。 【構成】 ハウジング4に基端部3aが載置されてラッ
ク2を支持するリテーナ3の先端部を断面V字状に形成
して、ラック2を支持する勾配面9a、9aを設け、該
V字状部の底部から前記リテーナ3の基端部3aまで延
在するスリット溝8を形成して、弾性を有する一対の突
出片9、9を設ける一方、該突出片9、9間に、勾配面
9a、9a間の間隔を調整するねじ機構13を設けた。
容易にできるラックアンドピニオン式ステアリング装置
のラック支持装置を提供する。 【構成】 ハウジング4に基端部3aが載置されてラッ
ク2を支持するリテーナ3の先端部を断面V字状に形成
して、ラック2を支持する勾配面9a、9aを設け、該
V字状部の底部から前記リテーナ3の基端部3aまで延
在するスリット溝8を形成して、弾性を有する一対の突
出片9、9を設ける一方、該突出片9、9間に、勾配面
9a、9a間の間隔を調整するねじ機構13を設けた。
Description
【0001】
この考案は、ステアリング操作時におけるラックの往復動作を円滑にするラッ クアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置に関するものである。
【0002】
従来、ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置では、図3 に示すように、ハウジング20内に、互いに噛み合うピニオン21及びラック2 2と、該ラック22を噛合部の背面側からピニオン21に押し付けるリテーナ2 3とが収納されている。リテーナ23は、先端部に断面U状のラック保持部23 aを有して、ハウジング20における噛合部の背面側に形成されたリテーナ孔2 0a内に摺動可能に嵌入され、ラック22と、リテーナ孔20aの端部に螺着さ れたアジャストスクリュ24との間に配置されている。そして、リテーナ23と アジャストスクリュ24との間には、リテーナセット荷重を発生させるスプリン グ25が縮設されている。
【0003】
しかしながら、上記従来の装置では、リテーナ23、スプリング25、アジャ ストスクリュ24及びその固定用ロックナット26は同一直線上に組み込まれて おり、噛合部の背面側に長く延在している。これを車載状態で考えた場合、特に FF車の場合、リテーナセット荷重調整部(アジャストスクリュ24及びロック ナット26)は車室とエンジンルームとの間を仕切るダッシュボードロア27と 非常に近くなっており、両者間の間隔は狭い。このため、車載状態でのリテーナ セット荷重調整作業は難しく、リテーナセット荷重調整部とダッシュボードロア 27との間に工具が入らない場合にはステアリング装置を車両から一々外して調 整作業を行わなければならなかった。
【0004】 この考案は上記課題を解決するためになしたもので、車載状態でもリテーナセ ット荷重調整作業が容易にできるラックアンドピニオン式ステアリング装置のラ ック支持装置を提供することを目的としている。
【0005】
上記目的を達成するために、この考案に係るラックアンドピニオン式ステアリ ング装置のラック支持装置は、ハウジングに基端部が載置されてラックを支持す るリテーナの先端部を断面V字状に形成して、ラックを支持する勾配面を設け、 該V字状部の底部から前記リテーナの基端部まで延在するスリット溝を形成して 、弾性を有する一対の突出片を設ける一方、該突出片間に、前記勾配面間の間隔 を調整するねじ機構を設けたものである。
【0006】
上記構成によれば、各突出片の先端部は勾配面にて挟持するようにラックに当 接し、該突出片の基端部は基端にてハウジングに当接して支持されているから、 スリット溝を狭める方向にねじ機構を操作すると、各突出片は基端部を中心とし て弾性変形し、その際に突出片に生じるばね作用により、ラックにはこれを勾配 面間から押し出そうとする荷重が作用する。これがラックをピニオンに押し付け るリテーナセット荷重であり、この荷重によりラックとピニオンのがた(バック ラッシ)はなくなる。
【0007】 ラックが曲げ荷重を受けて突出片先端部の勾配面間に入ると、突出片の弾性変 形により勾配面間が押し広げられて、ラックの曲げ荷重が逃されると共に、リテ ーナセット荷重によりラックの曲りはある程度の範囲に規制される。
【0008】 前記リテーナセット荷重はねじ機構の操作で調整可能であり、ねじ機構の延在 方向を車体上下方向としておけば、リテーナセット荷重調整作業は作業スペース のある車体上下方向側から行える。
【0009】
【実施例】 以下、この考案の一実施例を図面により説明する。 図1はラック支持装置を概略的に示す図2のA−A線に沿う拡大断面図、図2 は図1のラック支持装置を使用したステアリング装置の全体を示す縦断面図であ る。これらの図において、1はピニオン、2はラック、3はリテーナ、4はハウ ジングである。
【0010】 ハウジング4には、噛合部の背面側に延在するリテーナ孔5が形成され、その 一端はラック2側に開口し、他端5aは閉塞されている。
【0011】 リテーナ3は前記リテーナ孔5内に収容されて、基端部3aがリテーナ孔5の 閉塞端5aに載置されている。このリテーナ3の先端部は断面V字状に形成され てラック2を支持する勾配面9a、9aとなっており、V字状部の底部からリテ ーナ3の基端部3aの近傍までリテーナ軸方向に延在するスリット溝8が形成さ れて、先端部に前記勾配面9a、9aを備えた弾性を有する一対の突出片9、9 が形成されている。
【0012】 一方の突出片9にはねじ孔11が、他方の突出片9には貫通孔12がそれぞれ 前記スリット溝8を横断するように同軸に形成され、ねじ孔11には、貫通孔1 2を通してアジャストスクリュ13の一端部が螺合され、該アジャストスクリュ 13の他端部には、前記他方の突出片9の外側面に当接する調整ナット14及び その固定用ロックナット15が螺合されて、リテーナ軸の直角方向から勾配面9 a、9a間の間隔を調整するねじ機構が構成されている。このねじ機構を調整す るために、ハウジング4には開口孔5bが形成され、キャップ6により閉塞され ている。
【0013】 以上の構成において、スリット溝8を狭める方向にねじ機構を操作する場合、 リテーナ孔5の開口孔5bからキャップ6を外した後、まず、ねじ孔11に対し てアジャストスクリュ13をねじ込み、次いでアジャストスクリュ13に対して 調整ナット14をねじ込んでスリット溝8を狭め、しかる後、ロックナット15 を締め付け直す。この作業後にリテーナ孔5の開口孔5bにキャップ13を装着 し直す。
【0014】 上記ねじ機構の操作により突出片9、9がスリット溝8を狭める方向に荷重を 受けてリテーナ3の基端部3aを中心として弾性変形し、これにより各突出片9 、9にばね作用が生じて、勾配面9a、9a間にラック2を押圧支持する力が発 生する。即ち、突出片9、9がリテーナ孔5の閉塞端5aに支持されているため 、前記勾配面9a、9aにより、ラック2には勾配面9a、9a間から押し出そ うとする荷重が作用する。この荷重がラック2をピニオン1に押し付けるリテー ナセット荷重であり、この荷重によりラック2とピニオン1のがた(バックラッ シ)はなくなる。
【0015】 上記ねじ機構のアジャストスクリュ13及び調整ナット14のねじ込み量を変 えることによってリテーナセット荷重は調整される。
【0016】 車載状態を考えてアジャストスクリュ13の延在方向を車体上下方向としてお けば、上記リテーナセット荷重調整作業は作業スペースのある車体上下方向側か ら行える。
【0017】 ラック2が曲げ荷重を受けると、ラック2は勾配面9a、9aにより保持され ながら各突出片9、9の弾性変形により勾配面9a、9a間を押し広げる。これ によって、ラック2の曲げ荷重が逃されると共に、リテーナセット荷重を受けて ラック2の曲りがある程度の範囲に規制される。
【0018】
以上の通りこの考案は、ハウジングに基端部が載置されてラックを支持するリ テーナの先端部を断面V字状に形成して、ラックを支持する勾配面を設け、該V 字状部の底部から前記リテーナの基端部まで延在するスリット溝を形成して、弾 性を有する一対の突出片を設ける一方、該突出片間に、前記勾配面間の間隔を調 整するねじ機構を設けたため、ねじ機構の操作で勾配面間の間隔が狭まるように 突出片をリテーナ基端部を中心として弾性変形させて、リテーナセット荷重を発 生させることができるから、ギヤのバックラッシをなくし、またラックの曲がり を規制する本来の作用を確保できる。
【0019】 また、前記ねじ機構の操作をリテーナ軸と直角方向から行えるから、車載状態 を考えてねじ機構の延在方向を車体上下方向としておけば、リテーナセット荷重 の調整作業を作業スペースのある車体上下方向側から行うことができて作業し易 く、ステアリング装置を車両から一々外さないで済むから、作業能率の向上が図 れる。
【0020】 更に、従来のスプリングが不要になり、アジャストスクリュ、ロックナット等 が小型のもので済むから、リテーナ部全体をコンパクトにすることができる。こ のため、装置の小型化が図れてスペース効率が向上し、車載状態を考えた場合、 車載性が向上する。
【図1】この考案の一実施例であるラック支持装置を概
略的に示す図2のA−A線に沿う拡大断面図である。
略的に示す図2のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図2】図1のラック支持装置を使用したステアリング
装置の全体を示す縦断面図である。
装置の全体を示す縦断面図である。
【図3】従来例のラック支持装置を示す図1に対応した
断面図である。
断面図である。
2 ラック 3 リテーナ 3a 基端部 4 ハウジング 8 スリット溝 9 突出片 9a 勾配面 13 アジャストスクリュ(ねじ機構)
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに基端部が載置されてラック
を支持するリテーナの先端部を断面V字状に形成して、
ラックを支持する勾配面を設け、該V字状部の底部から
前記リテーナの基端部まで延在するスリット溝を形成し
て、弾性を有する一対の突出片を設ける一方、該突出片
間に、前記勾配面間の間隔を調整するねじ機構を設けた
ことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング
装置のラック支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724792U JPH0612260U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5724792U JPH0612260U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612260U true JPH0612260U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=13050206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5724792U Pending JPH0612260U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | ラックアンドピニオン式ステアリング装置のラック支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612260U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333701U (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-04 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP5724792U patent/JPH0612260U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333701U (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-04 |
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