JPH06123A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH06123A
JPH06123A JP4159194A JP15919492A JPH06123A JP H06123 A JPH06123 A JP H06123A JP 4159194 A JP4159194 A JP 4159194A JP 15919492 A JP15919492 A JP 15919492A JP H06123 A JPH06123 A JP H06123A
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JP
Japan
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rice
freshness
degree
data
calendar
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Pending
Application number
JP4159194A
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English (en)
Inventor
Yumiko Hara
由美子 原
Shinji Kondo
信二 近藤
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Hideji Abe
秀二 安倍
Haruo Terai
春夫 寺井
Hiroshi Ono
博司 大野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 米の新米度に応じた炊飯プロセスを決定する
機能を備えた炊飯器を提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本体1の底部には加熱手段3と、加熱手段3
を制御する制御手段7を備え、また側部には、時間を計
測する計時手段6と、使用者が米の新米度を入力する新
米度入力手段8と、新米度を入力として炊飯プロセスを
決定する炊飯プロセス決定手段9を備えている。また内
鍋2の中央底部には、温度検出素子4を設けている。炊
飯プロセス決定手段9は新米度を入力として炊飯プロセ
スパラメータを決定する。炊飯において制御手段7は、
温度検出手段4による検出温度と、計時手段6による時
間を入力として、炊飯プロセス決定手段9で決定された
炊飯プロセスに従って加熱手段3を制御するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は米の新米度合いを検知
し、新米度に応じた炊飯を行う炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器は、米の新米度に関したコ
ース選択として、新米炊飯コースと通常炊飯コースの2
つの炊飯コースしか持たず、また、新米度合いの検知手
段を持たないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器は、連続
的に変化する米の新米度に対して、新米炊飯コースと通
常炊飯コースの2つの炊飯コースしか持たないため、新
米度に応じた炊飯を行うことができないという課題を有
している。また、米の新米度合いを検知できず、使用者
が自分で判断し前記2つのコースから炊飯プロセスを選
択しなければならないという課題を有している。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするものであって、米の新米度に応じた炊飯プロセ
スを決定する機能を備えた炊飯器を提供することを第一
の目的とするものである。
【0005】また、カレンダーの出力から新米度を判定
する機能を備えた炊飯器を提供することを第二の目的と
するものである。
【0006】次に、カレンダーの出力から判定した新米
度を、新米を購入したときに使用者がリセットする機能
を備えた炊飯器を提供することを第三の目的とするもの
である。
【0007】更に、カレンダーの出力から判定した新米
度を、前回までの炊飯時の温度変化データ及び重量と、
今回の炊飯時の温度変化データ及び重量とから新米炊飯
時にリセットする機能を備えた炊飯器を提供することを
第四の目的とするものである。
【0008】また、新米度に応じた最適な水量を判定
し、表示する機能を備えた炊飯器を提供することを第五
の目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の第一の目的を達成
するための本発明の第一の手段は、加熱手段と、被調理
物の温度を検出する温度検出素子と、時間を計測する計
時手段と、米の新米度に応じて炊飯プロセスを決定する
炊飯プロセス決定手段と、前記温度検出素子による検出
温度と計時手段による時間を入力として、炊飯プロセス
決定手段で決定された炊飯プロセスに従って加熱手段の
通電比率を制御する制御手段とを備えた炊飯器とするも
のである。
【0010】また、前記の第二の目的を達成するための
本発明の第二の手段は、前記本発明の第一の手段の構成
に加え、カレンダーと、カレンダーの出力より新米度を
判定する新米度判定手段とを備えた炊飯器とするもので
ある。
【0011】次に、前記の第三の目的を達成するための
本発明の第三の手段は、前記本発明の第一の手段の構成
に加え、カレンダーと、新米度をリセットする新米スイ
ッチと、カレンダーの出力と新米スイッチからの入力よ
り新米度を判定する新米度判定手段とを備えた炊飯器と
するものである。
【0012】更に、前記の第四の目的を達成するための
本発明の第四の手段は、前記本発明の第一の手段の構成
に加え、カレンダーと、被調理物の重量を測定する重量
測定手段と、被調理物の重量と炊飯時の温度の時間変化
データを記憶する炊飯データ記憶手段と、重量測定手段
の測定結果と炊飯データ記憶手段に記憶されているデー
タから炊飯時の温度の時間変化を推定する炊飯データ推
定手段と、この炊飯データ推定手段の推定データと温度
検出素子による炊飯データとカレンダーの出力を入力と
して米の新米度を判定する新米度判定手段とを備えた炊
飯器とするものである。
【0013】また、前記の第五の目的を達成するための
本発明の第五の手段は、米の新米度に応じた水量を判定
する適正水位判定手段と、この適正水位判定手段の判定
結果を表示する表示手段とを備えた炊飯器とするもので
ある。
【0014】
【作用】本発明の第一の手段は、米の新米度に応じ、炊
飯プロセス決定手段で決定された炊飯プロセスに従って
炊飯するものである。
【0015】また、本発明の第二の手段は、前記本発明
の第一の手段による作用に加え、カレンダーの出力から
新米度を判定し炊飯するものである。
【0016】次に、本発明の第三の手段は、前記本発明
の第一の手段による作用に加え、カレンダーの出力から
判定した新米度を、新米を購入したときに使用者がリセ
ットすることができるものである。
【0017】更に、本発明の第四の手段は、前記本発明
の第一の手段による作用に加え、カレンダーの出力から
判定した新米度を、前回までの炊飯時の温度変化データ
及び重量と今回の炊飯時の温度変化データ及び重量とか
ら新米炊飯時にリセットすることができるものである。
【0018】また、本発明の第五の手段は、新米度に応
じた最適な水量を判定し、表示することができるもので
ある。
【0019】
【実施例】本発明の第一の手段の実施例を図1、図2を
基に説明する。先ず図1に基づいて本実施例の全体構成
について説明する。1は本体で、上部には蓋5を、また
内部には内鍋2を有している。本体1の底部にはヒータ
とトライアック或はヒータと電流制御回路等の加熱手段
3と、加熱手段3を制御する制御手段7を備えている。
また本体1の側部には、時間を計測する計時手段6と、
使用者が米の新米度を入力する新米度入力手段8と、新
米度を入力として炊飯プロセスを決定する炊飯プロセス
決定手段9を備えている。また内鍋2の中央底部には、
被調理物の温度を検出するサーミスタ等の温度検出素子
4を設けている。温度検出素子4の温度信号及び計時手
段6による時間を入力として、前記制御手段7は加熱手
段3を制御する。なお、計時手段6・制御手段7・炊飯
プロセス決定手段9は、本実施例ではマイクロコンピュ
ータで構成している。
【0020】以下、本実施例の動作を説明する。使用者
は、適量の米とこの米量に相当する水を内鍋2に入れ、
内鍋2を本体1にセットする。次に、使用者は図示され
ていない電源を入れ、新米度入力手段8から米の新米度
を入力する。米の新米度は0から1までの数値で表す。
新米度1が新米、0が古米であり、新米が古くなるにつ
れて新米度は減っていく。炊飯プロセス決定手段9は新
米度を入力として炊飯プロセスパラメータを決定する。
炊飯プロセスは前炊き・炊き上げ・追い炊き(蒸らし)
に大別できる。前炊き工程は、米でんぷんの糊化温度以
下に温度を保ち、米に吸水させる。炊き上げ工程は、沸
騰まで温度を上げた後沸騰を維持する。追い炊き(蒸ら
し)工程は、炊きあがった米の余分な水分を飛ばす。炊
飯プロセスパラメータとはこの各炊飯プロセスの温度・
時間・加熱パワー等のパラメータである。
【0021】炊飯において制御手段7は、温度検出手段
4による検出温度と、計時手段6による時間を入力とし
て、炊飯プロセス決定手段9で決定された炊飯プロセス
に従って加熱手段3を制御する。つまり、新米度に応じ
た炊飯が行える。
【0022】次に、本実施例の炊飯プロセス決定手段9
の動作に付いて図2に基づいて説明する。本実施例の炊
飯プロセス決定手段9は新米度を入力とし、前炊き時間
を出力するファジィ推論で構成される。推論ルールは
「新米度が大きければ、前炊き時間を短くする」「新米
度が小さければ、前炊き時間を長くする」という2個の
ルールからなる。新米度が「小さい」とか、前炊き時間
が「短く」といった定性的な概念は図2に示すメンバー
シップ関数により定量的に表現される。
【0023】このように本実施例によると、米の新米度
合いに応じた炊飯プロセスを決定し炊飯する機能を備え
た炊飯器を提供することができる。
【0024】なお、本実施例では炊飯プロセス決定手段
9が決定する炊飯プロセスパラメータとして前炊き時間
を用いる例を示したが、他の炊飯プロセスパラメータ、
例えば、前炊き温度、沸騰維持に用いる加熱パワー、追
い炊き工程の加熱パワー等を決定する事も考えられる。
また、炊飯プロセス決定手段としてファジィ推論を用い
る例を示したが、ニューラルネットワークや、新米度の
関数で表す方法も考えられる。
【0025】本発明の第二の手段の実施例を図3を基に
説明する。先ず図3に基づいて本実施例の全体構成につ
いて説明する。10はカレンダーであり、その時の月日
を出力するものである。11はカレンダー10が出力し
た月日を入力として新米度を判定する第一の新米度判定
手段である。ここで、カレンダー10・第一の新米度判
定手段11は、本実施例ではマイクロコンピュータで構
成している。なお、図1の実施例と同じ機能を持つもの
は同じ番号を用いて説明を省略する。
【0026】以下、本実施例の第一の新米度判定手段1
1の動作を説明する。その他の機能の動作については、
本発明の第一の手段の実施例と同様である。カレンダー
10は電源が入っていないときでも図示されていない電
池により動作を行っているが、使用者が電源を入れる
と、カレンダー10は月日のデータT1を第一の新米度
判定手段11に出力する。第一の新米度判定手段11は
新米の発売される月日のデータT0をあらかじめマイク
ロコンピュータ内のメモリーに持っている。ここでT1
及びT2は、1月1日を1とし、12月31日を365
とする、1から365までの整数データである。入力さ
れた月日のデータT1を新米の発売される月日のデータ
T0と比較して、新米発売日から経過した日数T2を算
出する。すなわち、T1からT0を引き、引いた値が正
の時はこの値をT2とし、負になった場合はこの値に3
65を加えた値をT2とする。新米度はT2の関数で表
される。ふたつのデータが一致する日にはT2が0であ
り、このとき、新米度1を出力する。新米の発売される
月日の直前にはT2は365であり、このとき、新米度
は0である。その間の日は、新米度は1から0の間の
0.1刻みの値とする。本実施例では新米度は次のよう
なT2の関数で表される。
【0027】新米度=1−T2/364 例えば、新米発売日のデータT0が280とする。T1
が316のとき、T2は36であり、新米度は(1−3
6/364)すなわち0.9である。
【0028】このように本実施例によると、月日に応じ
て新米度を判定する機能を備えた炊飯器を提供すること
ができる。なお、本実施例では第一の新米度判定手段1
1は新米の発売される月日のデータをあらかじめマイク
ロコンピュータ内のメモリーに持っているとしたが、外
部から入力する方法や、一旦外部から入力し不揮発性メ
モリーに記憶する方法も考えられる。また、新米度を表
す関数として1次関数を用いたが、高次関数や、ファジ
ィ推論等で表すことも考えられる。
【0029】本発明の第三の手段の実施例を図4を基に
説明する。先ず図4に基づいて本実施例の全体構成につ
いて説明する。13は新米スイッチ、12は新米スイッ
チ13より入力された信号と、カレンダー10が出力し
た月日を入力として新米度を判定する第二の新米度判定
手段である。ここで、第二の新米度判定手段12は、本
実施例ではマイクロコンピュータで構成している。な
お、図1の実施例と同じ機能を持つものは同じ番号を用
いて説明を省略する。
【0030】以下、本実施例の第二の新米度判定手段1
2の動作を説明する。その他の機能の動作に付いては、
本発明の第一の手段の実施例と同様である。カレンダー
10及び第二の新米度判定手段12は電源が入っていな
いときでも図示されていない電池により動作を行ってい
る。第二の新米度判定手段12は新米スイッチ13より
信号が入力された際に新米度を1にリッセットし、その
後、1日毎に新米度を減らしていくものであり、次のよ
うに動作する。カレンダー10より、月日のデータT1
が第二の新米度判定手段12に入力されている。第二の
新米度判定手段12はカレンダー10が出力した月日T
1が変化する毎に、つまり毎日一度、現在の新米度から
(1/365)ずつ引いた値を新たな新米度とする。第
二の新米度判定手段12は新米度を四捨五入した0.1
刻みのデータを出力し、新米度が0以下になったときは
0を出力する。使用者は使用前に図示されていない電源
を入れ、その年に最初に新米を炊飯する前に一度、新米
スイッチ13より信号入力を行う。第二の新米度判定手
段12は新米スイッチ13より信号が入力されると新米
度を1にリッセットする。すなわち、カレンダーの出力
から判定した新米度を、新米を購入したときに使用者が
リセットするわけである。また、新米スイッチ13より
信号が入力された際、カレンダー10の出力T1を参照
し9月から11月の間で有ればリセットを行い、それ以
外の場合は誤入力と見なしてリセットを行わない。
【0031】このように本実施例によると、各家庭や各
年によって異なる初めての新米炊飯日を基準として新米
度を判定する機能を備えた炊飯器を提供することができ
る。
【0032】本発明の第四の手段の実施例を図5を基に
説明する。先ず図5に基づいて本実施例の全体構成につ
いて説明する。10はカレンダー、17は被調理物の重
量を測定する歪率計等の重量測定手段、14は被調理物
の重量と炊飯時の温度の時間変化データを記憶する炊飯
データ記憶手段、15は重量測定手段17の測定結果と
炊飯データ記憶手段14に記憶されているデータから炊
飯時の温度の時間変化を推定する炊飯データ推定手段、
16は炊飯データ推定手段15の推定データと温度検出
素子4による炊飯データを入力として新米度を判定する
第三の新米度判定手段である。ここで、炊飯データ記憶
手段14、炊飯データ推定手段15、第三の新米度判定
手段16は、本実施例ではマイクロコンピュータで構成
している。なお、図1の実施例と同じ機能を持つものは
同じ番号を用いて説明を省略する。 以下、本実施例の
動作を説明する。カレンダー10及び第三の新米度判定
手段16は電源が入っていないときでも図示されていな
い電池により動作を行っている。カレンダー10より、
月日のデータT1が第三の新米度判定手段16に入力さ
れている。第三の新米度判定手段16はカレンダー10
が出力した月日T1が変化する毎に、つまり毎日一度、
現在の新米度から(1/365)ずつ引いた値を新たな
新米度とする。第三の新米度判定手段16は新米度を四
捨五入した0.1刻みのデータを出力し、新米度が0以
下になったときは0を出力する。使用者は、適量の米と
この米量に相当する水を内鍋2に入れ、内鍋2を本体1
にセットする。次に、使用者が図示されていない電源を
入れると、重量測定手段17は被調理物である米と水の
合計の重量を測定し、炊飯データ記憶手段14と炊飯デ
ータ推定手段15に出力する。その後、炊飯を行う。
【0033】炊飯中の本実施例の動作について、はじめ
に、炊飯データ記憶手段14の動作を説明する。炊飯デ
ータ記憶手段14は炊飯中の温度検出素子4の温度の時
間変化データを記憶する。すなわち、被調理物の重量と
炊飯時の温度の時間変化データが炊飯データとして記憶
された。炊飯データ記憶手段14は電源が入っていない
ときでも図示されていない電池によりデータの保存を行
うため、記憶した炊飯データは消滅すること無く蓄積さ
れる。炊飯データ記憶手段14は最も新しいデータから
順に、所定数、例えば、10組の炊飯データを記憶して
いる。
【0034】次に、炊飯データ推定手段15の動作を説
明する。炊飯データ推定手段15は重量測定手段17の
測定結果と炊飯データ記憶手段14に記憶されているデ
ータから炊飯時の温度の時間変化を推定する。本実施例
では、推定する炊飯時の温度の時間変化として、炊き上
げ工程の初めに被炊飯物を沸騰させる過程の温度上昇率
を用いた。まず、炊飯データ記憶手段14に記憶されて
いる炊飯データから炊き上げ工程の初めに被炊飯物を沸
騰させる過程の温度上昇率を求める。これで、過去10
回の炊飯における被炊飯物の重量と温度上昇率のデータ
ができる。このデータを線形回帰することで、被炊飯物
の重量と温度上昇率の関係を表す1次関数が得られる。
この1次関数に今回の炊飯前の重量測定手段17での測
定結果を入力することで、今回の炊飯の温度上昇率を推
定することができる。
【0035】次に、第三の新米度判定手段16の動作を
説明する。第三の新米度判定手段16は炊飯データ推定
手段15によって推定された温度上昇率と、温度検出素
子4によって測定された温度上昇率を比較する。古米か
ら新米に米が変わったとき、炊飯データ推定手段15に
よって推定された温度上昇率と、温度検出素子4によっ
て測定された温度上昇率は米の水分率の違いのため一致
しない。そこで、第三の新米度判定手段16は炊飯デー
タ推定手段15によって推定された温度上昇率と、温度
検出素子4によって測定された温度上昇率が一致しない
場合、古米から新米に変わったと判断して、新米度を1
にリセットする。すなわち、カレンダーの出力から判定
した新米度を、前回までの炊飯時の温度変化データ及び
重量と今回の炊飯時の温度変化データ及び重量とから新
米炊飯時にリセットするわけである。ただし、炊飯回数
が10回より少ない場合、炊飯データ推定手段15は機
能せず、新米度のリセットは行わない。
【0036】なお、本実施例では炊飯データ記憶手段は
最も新しいデータから順に、所定数の炊飯データを記憶
する方法を用いたが、過去一定期間、例えば、1ヶ月の
炊飯データを記憶する方法も考えられる。また、炊飯デ
ータ推定手段は被炊飯物の重量と温度上昇率のデータを
線形回帰した1次関数を用いたが、高次関数やニューラ
ルネットワークによる方法も考えられる。
【0037】このように本実施例によると、使用者の入
力を必要とせずに各家庭や各年によって異なる初めての
新米炊飯日を基準として新米度を判定する機能を備えた
炊飯器を提供することができる。
【0038】本発明の第五の手段の実施例を図6、図7
を基に説明する。先ず図6に基づいて本実施例の全体構
成について説明する。18は新米度に応じた水量を判定
する適正水位決定手段、19は適正水位決定手段18の
決定結果を表示するLCD等の表示手段である。内鍋2
の側面には図7に示す6通りの水位線が刻印されてい
る。ここでは、適正水位判定手段18は、本実施例では
マイクロコンピュータで構成している。なお、第一の手
段の実施例及び第三の手段の実施例と同じ機能を持つも
のは同じ番号を用いて説明を省略する。
【0039】以下、本実施例の動作を説明する。使用者
が図示されていない電源を入れると、第二の新米度判定
手段12が新米度を判定する。適正水位判定手段18は
新米度を入力として適当な水量を判定する。本実施例で
は内鍋2の側面には図7に示す5通りの水位線が刻印さ
れており、適正水位判定手段18は、この5通りの水位
線のどれが適当かを判定する。判定結果は表示手段19
で水位線番号として1から5の数字で表示される。使用
者は表示された水位線番号を見て、内鍋2に米を入れ、
指定された水位線番号4の水位線を用いて加水する。内
鍋2を本体1にセットし、炊飯を行う。
【0040】次に、適正水位判定手段18の動作を説明
する。判定は新米度の数値から水位線番号への変換とし
て行う。例えば、新米度が0以上0.2未満のとき水位
線番号1、新米度が0.2以上0.4未満のとき水位線
番号2、新米度が0.4以上0.6未満のとき水位線番
号3、新米度が0.6以上0.8未満のとき水位線番号
4、新米度が0.8以上のとき水位線番号5、のような
変換である。例えば、新米度が0.7のとき水位線番号
は4である。
【0041】このように本実施例によると、新米度に応
じた水量を判定し、表示する機能を備えた炊飯器を提供
することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第一の手段
は、加熱手段と、被調理物の温度を検出する温度検出素
子と、時間を計測する計時手段と、米の新米度に応じて
炊飯プロセスを決定する炊飯プロセス決定手段と、前記
温度検出素子による検出温度と計時手段による時間を入
力として、炊飯プロセス決定手段で決定された炊飯プロ
セスに従って加熱手段の通電比率を制御する制御手段と
を備えたもので、米の新米度に応じた炊飯プロセスを決
定することができる炊飯器を実現できたものである。
【0043】また、本発明の第二の手段は、本発明の第
一の手段の構成に加え、カレンダーと、カレンダーの出
力より新米度を判定する新米度判定手段とを備えた炊飯
器として、カレンダーの出力から新米度を判定するする
ことができるものである。
【0044】次に、本発明の第三の手段は、カレンダー
と、新米度をリセットする新米スイッチと、カレンダー
の出力と新米スイッチからの入力より新米度を判定する
新米度判定手段とを備えた炊飯器として、カレンダーの
出力から判定した新米度を、新米を購入したときに使用
者がリセットすることができるものである。
【0045】更に、本発明の第四の手段は、カレンダー
と、被調理物の重量を測定する重量測定手段と、被調理
物の重量と炊飯時の温度の時間変化データを記憶する炊
飯データ記憶手段と、重量測定手段の測定結果と炊飯デ
ータ記憶手段に記憶されているデータから炊飯時の温度
の時間変化を推定する炊飯データ推定手段と、この炊飯
データ推定手段の推定データと温度検出素子による炊飯
データとカレンダーの出力を入力として米の新米度を判
定する新米度判定手段とを備えた炊飯器として、カレン
ダーの出力から判定した新米度を、前回までの炊飯時の
温度変化データ及び重量と、今回の炊飯時の温度変化デ
ータ及び重量とから新米炊飯時にリセットすることがで
きるものである。
【0046】また、本発明の第五の手段は、米の新米度
に応じた水量を判定する適正水位判定手段と、この適正
水位判定手段の判定結果を表示する表示手段を備えた炊
飯器として、新米度に応じた最適な水量を判定し、表示
するすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例の炊飯器の模式的
断面図
【図2】本発明の炊飯プロセス決定手段の実施例である
ファジィ推論のメンバーシップ関数を示す図
【図3】本発明の第二の手段の実施例の炊飯器の模式的
断面図
【図4】本発明の第三の手段の実施例の炊飯器の模式的
断面図
【図5】本発明の第四の手段の実施例の炊飯器の模式的
断面図
【図6】本発明の第五の手段の実施例の炊飯器の模式的
断面図
【図7】本発明の第五の手段の実施例の炊飯器の内鍋側
面の水位線を示す図
【符号の説明】
3 加熱手段 4 温度検出素子 6 計時手段 7 制御手段 9 炊飯プロセス決定手段 10 カレンダー 11 第一の新米度判定手段 12 第二の新米度判定手段 13 新米スイッチ 14 炊飯データ記憶手段 15 炊飯データ推定手段 16 第三の新米度判定手段 17 重量測定手段 18 適正水位表示手段 19 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 秀二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺井 春夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大野 博司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と、被調理物の温度を検出する
    温度検出素子と、時間を計測する計時手段と、米の新米
    度に応じて炊飯プロセスを決定する炊飯プロセス決定手
    段と、前記温度検出素子による検出温度と計時手段によ
    る時間を入力として、炊飯プロセス決定手段で決定され
    た炊飯プロセスに従って加熱手段の通電比率を制御する
    制御手段とを備えた炊飯器。
  2. 【請求項2】 カレンダーと、カレンダーの出力より新
    米度を判定する新米度判定手段とを備えた請求項1記載
    の炊飯器。
  3. 【請求項3】 カレンダーと、新米度をリセットする新
    米スイッチと、カレンダーの出力と新米スイッチからの
    入力より新米度を判定する新米度判定手段とを備えた請
    求項1記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 カレンダーと、被調理物の重量を測定す
    る重量測定手段と、被調理物の重量と炊飯時の温度の時
    間変化データを記憶する炊飯データ記憶手段と、重量測
    定手段の測定結果と炊飯データ記憶手段に記憶されてい
    るデータから炊飯時の温度の時間変化を推定する炊飯デ
    ータ推定手段と、この炊飯データ推定手段の推定データ
    と温度検出素子による炊飯データとカレンダーの出力を
    入力として米の新米度を判定する新米度判定手段とを備
    えた請求項1記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 米の新米度に応じた水量を判定する適正
    水位判定手段と、この適正水位判定手段の判定結果を表
    示する表示手段とを備えた請求項2、3または4記載の
    炊飯器。
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