JPH0612464U - 鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極 - Google Patents
鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極Info
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- JPH0612464U JPH0612464U JP8705391U JP8705391U JPH0612464U JP H0612464 U JPH0612464 U JP H0612464U JP 8705391 U JP8705391 U JP 8705391U JP 8705391 U JP8705391 U JP 8705391U JP H0612464 U JPH0612464 U JP H0612464U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電解析出物が付着生育することのない鉄イオ
ン発生および電気防食用電極における補助電極を提供す
る。 【構成】 棒状体を立体的に組合せ架構した立体骨組体
で構成した補助電極34とすることにより、電解析出物
が付着生育の余裕が与えられずれ水流で押し流されて剥
落していくものとした。
ン発生および電気防食用電極における補助電極を提供す
る。 【構成】 棒状体を立体的に組合せ架構した立体骨組体
で構成した補助電極34とすることにより、電解析出物
が付着生育の余裕が与えられずれ水流で押し流されて剥
落していくものとした。
Description
【0001】
この考案は鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極に関する。
【0002】
銅合金製部材を備えた熱交換器や復水器等の防食用として、本出願人は実公昭 53−35543号にて電解法にて鉄イオンを供給する機能と同時に、直流電流 を供給する電気防食機能を兼ねさせた所謂鉄イオン発生および電気防食用電極を 提案すると共に、これを使用してなる外部電源防食システムを特公昭57−15 667号にて提案している。 すなわち、上記外部電源防食装置は、鉄電極からなる陽極と、防食対象物とな る陰極とは別の補助陰極と、防食対象物の電位検出照合電極と、さらに、これら の電極および防食対象物とに接続して防食対象物の電位を一定とするとともに防 食電流と補助陰極電流の和を一定値に制御する定電位定電流装置とから構成する ことによって、非常に簡単な操作で電気防食の効果と鉄イオンによる防食効果が 併せて得られるようにしたことに特徴を有するもので、これを図によって説明す ると次記の如くである。 図4は、熱交換器にこの装置を取り付けた概略部、図5はその定電位定電流制 御装置の説明図で、銅合金から成る熱交換器1は、銅合金管板2に銅合金冷却管 3および軟鋼にゴムライニングを施した水室から成っている。 この水室内に、防食対象物(熱交換器)1および後述の鉄電極5とは電気的に 絶縁されている補助陰極4を有する鉄電極5が、絶縁板6を介して水室カバーに 支持されて取り付けられている。 図中鉄電極5の他側端に示される絶縁板35は主として補助電極4に近い部分 の鉄電極5の外周面からの電流が多くなるので、この部分に電流遮蔽機能を付与 して鉄電極5の不均一溶解を防ぎ、鉄電極5の全外周面から均一に電流が流れる ようにして、鉄電極5が均一に溶解するためのもので、鉄電極5の片減り回避に 有効である。 また熱交換器1は、この装置の電源を兼ねる定電位定電流制御装置7の電気防 食用電源の負側に結線されており、定電位電解を行なうための電位検出照合電極 8が管板2の極く近傍に取り付けられており、そのリード線はこの装置の定電位 定電流制御装置7の電位検出端子に接続されている。 この電源を兼ねる定電位定電流制御装置7は、図5に示すように構成されてい る。すなわち、交流電源9は補助陰極用変圧器10および定電位用変圧器36に 接続されており、補助陰極回路は変圧器10から可飽和リアクトルたる電流制御 回路11を介し、整流装置13、さらに電流検出器14,15を介して鉄電極5 に接続されている。 電流検出器14は補助陰極4に流れる電流(定電流)のみを検出し、電流検出 器15は補助陰極4に流れる電流と定電位電解電流(防食電流)とを合わせたも のを検出するものである。また、定電位回路は変圧器36から定電位電解用整流 装置16を介し、整流された正側は定電位電解電流検出器17を介して、前記の 電流検出器14と15の間に接続され、電流検出器15の電流を定電流用制御装 置12で制御する。また防食対象物(熱交換器)1の電位を照合電極8で検出し 、定電位電解制御装置18によって出力電流を制御するようになっている。この ような装置で、照合電極8で検出した防食電位を所定の値に自動的に制御維持し て最適な電気防食を行なうとともに、図面に示す電流i1 と電流i2 の和を所定 の値に、一定に制御維持して溶出する鉄イオン濃度を一定とする。 尚、上述の鉄電極5にあっては、その構成を鉄電極の両端面のそれぞれに、こ れら端面を覆う大きさ、あるいはそれ以上の大きさとした電流遮蔽機能を有する 部材を密接して設けるとともに、前記鉄電極を、軸線方向において複数片に分割 して重ね合せた積層状鉄電極とすることにより、耐久性に富むとともに片減りせ ず、しかも大型化が可能になることを実公昭59−32590号にて提案してい る。 さて、叙上の補助電極4は図示される如く鉄電極5に相対向させることに主眼 をおいて設けられ、従来表面積の大なる平円板のものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかるに、叙上の形状よりなる補助電極にあっては、陰極析出物(電解析出被 膜)の付着基盤が安定な大面積の平面板であるために、生長は時に鍾乳石状に発 達し、鉄電極との短絡の可能性を持つに至ることがあった。 又、補助電極に於ける電流密度は電圧の上昇を防ぐために低密度におさえられ ているので、析出物の析出速度が遅く、これにより析出物の安定した付着力が付 与され、叙上の現象が一層加速されている。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、電解析出物が付着生育することなく、好都合に剥落 していくことのできる補助電極を提供しようとするものである。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案における補助電極は、棒状材を立体的に組 合せ架構した立体骨組体で構成したものである。
【0005】
補助電極は立体架構体のために、補助電極内を冷却水が流通自在となり、水流 によって、析出物の剥離が促されると共に表面積減少化によって電流密度を高め 、析出物の付着不安定化が図られる。
【0006】
実施例について図を参照して説明する。 図1は既述の実公昭59−32590号に提案の積層状鉄電極について本案の 補助電極を適用した場合であって、図中20はフランジ20aを有する支持金具 で、これは水室壁21の孔22に嵌め込まれ複数の絶縁ボルト23によって固定 してある。 24は当該支持金具20に一方端を同心的に螺着したチタン,ステンレス鋼, タンタル,ニッケルおよびニオプなどの鉄よりも貴な金属製の芯棒で、当該芯棒 24を取付けた支持金具20は外側全面に厚さ3mm程度の硬質ゴムライニング2 5を施してあり、その際、芯棒24の頸部24aにも硬質ゴムライニングで覆う ようにしてある。 硬質ゴムライニング25は前記のフランジ20aに穿孔したボルト通孔の内面 をも覆うものとし、確実な絶縁をはかっている。 また、硬質ゴムライニング25は孔22の内周面からフランジ20aの当接面 および水室壁21の内面全体に亘って施してある。 さらに、フランジ20aと水室壁21との間にも介在させてある。 外端面に露出形ボックス26を取付けた支持金具20は、例えばステンレス綱 製とし、外部電源からの電流を芯棒24に通じ、芯棒24に取付けた鉄電極27 への給電ターミナルとなる。 鉄電極27は軸線方向において複数に分割した分割片27aを積層状に重ね合 せたものからなり、貫通ボルト28により取付けられている。 芯棒24と鉄電極27との電気的接触は、接触部全面に亘って導電性樹脂塗料 を塗装することで良好にされる。 鉄電極27の水室壁21に臨む端面には鉄電極27の外径よりも外径を大きく して電流遮蔽機能をもつようにした部材としての絶縁板29を密接させてある。 しかして、鉄電極27の水室壁21に対する絶縁取付けが達成される。 一方、鉄電極27の反対側の端面には、同様に鉄電極自体の外径よりも外径を 大きくして電流遮蔽機能をもたせた部材としての電流遮蔽板30を密接させてあ る。 31,32,33は上述部材を圧接止めするワッシャ,ナット,ロックナット で、いずれも芯棒24と同様に鉄より貴な金属製としてある。 34は鉄電極27に相対向する形態に芯棒24の先端に取付けられる本案の補 助電極である。 これは、既述の如く鉄電極27に対して電気的に絶縁されて設置されるもので 、図示例にあっては、補助電極34と一体の支柱37を該芯棒24に穿孔の芯孔 に絶縁材を介配のもと貫通し、さらに、同様の処置にて支持金具20をも貫通し て、その端子38を該露出形ボックス26内に持ち出させている。 当該補助電極34の各実施例の正,側方図の一例が図2a〜cに示される。い ずれも立体的に棒状材を組合せて架構してなる立体骨組体より成る。 しかして、冷却水が補助電極34内を自由に流通することとなるが、これによ り非平面で極めて不安定な付着基盤の補助電極34の骨部に析出させられる電解 析出被膜は容易に押し流されてしまう。よって、冷却水の動圧を利用して析出被 膜を離脱させようとする立場からみると冷却水の動圧の機械力を緩和することが 可能である。 一方、本案補助電極34にあっては析出物の付着不安定化と共に表面積の激減 により電流密度が高まり、電解物の析出速度が高まるが、かかる高速析出は析出 物の付着力の観点からみると極めて脆弱化を招くことになる。不安定付着のもと で大型化する析出物は流動冷却水により容易に剥離されてしまう。ここに、電解 生成物付着量と陰極電流密度との関係を調べたところ図3を入手することが出来 た。 図より明らかな如く、1A/d m2 以下の電流密度では時間経過と共に析出物 が生長してゆくが1A/d m2 以上ではその成長は抑制され、2.5A/d m2 以上では0.2mm以上に生長しないことを示している。よって、1A/d m2 以 上の電流密度となるよう補助電極の表面積設計をとり行なえば、析出物の残留が 生じないこととなる。
【0007】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 電解析出被膜の付着力が成長速度に追い付かぬまま冷却水の機械的洗浄作用を まともに享受し、析出物は生育することなく剥落していき、陰極表面に残ること がない。
【図1】本案品を適用した鉄イオン発生および電気防食
用電極の縦断側面図である。
用電極の縦断側面図である。
【図2】a〜cはそれぞれ本案品の各実施態様を示す
正,側方図である。
正,側方図である。
【図3】本案補助電極に於ける電解生成物付着量と陰極
電流密度との相関図である。
電流密度との相関図である。
【図4】鉄イオン発生および電気防食用電極を用いた外
部電源防食システムの熱交換器への取付説明図である。
部電源防食システムの熱交換器への取付説明図である。
【図5】同じく定電位定電流制御説明図である。
1 熱交換器 2 銅合金管板 3 銅合金冷却管 4 補助陰極 5 鉄電極 6 絶縁板 6′ 絶縁板 7 定電位定電流制御装置 8 電位検出照合電極 9 交流電源 10 補助陰極用変圧器 11 電流制御回路 12 定電流用制御装置 13 整流装置 14 電流検出器 15 電流検出器 16 定電位電解用整流装置 17 定電位電解電流検出器 18 定電位電解制御装置 20 支持金具 20a フランジ 21 水室壁 22 孔 23 絶縁ボルト 24 芯棒 24a 頸部 25 硬質ゴムライニング 26 露出形ボックス 27 鉄電極 27a 分割片 28 貫通ボルト 29 絶縁板 30 電流遮蔽板 31 ワッシャ 32 ナット 33 ロックナット 34 補助電極 35 絶縁板 36 変圧器 37 支柱 38 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F28F 19/00 9141−3L
Claims (2)
- 【請求項1】 棒状体を立体的に組合せ架構した立体骨
組体で構成したことを特徴とする鉄イオン発生および電
気防食用電極における補助電極 - 【請求項2】 電流密度が1A/d m2 以上になるよう
表面積設計した請求項1記載の鉄イオン発生および電気
防食用電極における補助電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8705391U JPH0612464U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8705391U JPH0612464U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612464U true JPH0612464U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=13904201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8705391U Pending JPH0612464U (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 鉄イオン発生および電気防食用電極における補助電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612464U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244639A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 圧力測定装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP8705391U patent/JPH0612464U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244639A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 圧力測定装置 |
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