JPH061249B2 - パネル表面検査方法及び装置 - Google Patents

パネル表面検査方法及び装置

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JPH061249B2
JPH061249B2 JP60500576A JP50057685A JPH061249B2 JP H061249 B2 JPH061249 B2 JP H061249B2 JP 60500576 A JP60500576 A JP 60500576A JP 50057685 A JP50057685 A JP 50057685A JP H061249 B2 JPH061249 B2 JP H061249B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パネル表面の種々の凹凸状態を検査するため
の方法及び装置に関する。
発明の背景 スタンピング加工により形成したシート状金属パネル、
射出成形により形成したプラスチツク乃至非金属パネ
ル、及びこれらに類するものは、その製造に用いたダイ
やモールドの不規則性により、又はその取扱い中におけ
る損傷から、くぼみ、薄いスポツト、他の幾何学的ひず
みをしばしば呈している。これらは、へこみ、突起、し
わ、ゆがみ、はね返り、はつきりしたスポツト、薄いス
ポツト、皿形変形、はげキズ、その他種々の同様な欠陥
として明示されるものであり、検査工程で検出されねば
ならない。斯かる検査は、一般に、その部分を塗装した
りメツキしたりする前に、即ちその部分又はその組み立
てに更に多額の金を費やす前に実施される。しかしなが
ら、次の処理又は組み立て(例えば溶接)又は塗装工程
においてもキズが発生することがあり、従つて再検査が
要求されている。
該パネルは、しばしば、螢光灯による線状光源の下で可
視的に検査される。該方法は、検査員が光の反射像のひ
ずみ乃至ゆがみを観察することによつてパネルの品質を
決定するものである。しかしながら、螢光灯の光は比較
的コントラストが弱く、いずれにせよ斯かる検査は時間
がかかり、且つ、主観的なものである。従つて、迅速
に、自動的に、客観的に該欠陥を(審査及び100%検
査の目的で)調べる方法が望まれている。斯かる欠陥の
迅速な定量分析は、時間を合せた生産システムにおいて
上質の製品の均一な流れを得、又販売者及び顧客間の一
定した許容基準を得るためのプロセス制御のために重要
である。
その部分の輪郭を測定して斯かる欠陥を理論的に判別す
る多数の光学的方法、例えば三角測量法や光分割法(li
ght sectioning)がある。パネルにラインのグリル乃至
グリツド像を設ける別の技術がリツピンコツト及びスタ
ーク(Lippincott and Stark)により1982年8月
15日付アプライド オプテイクス(applied Optics)
の記事に掲載された。ボデイパネルの欠陥検査のための
同様なエレクトロ−オプテイカルセンサが、発明者とそ
の協力者により米国特許第4394683号に開示され
た。該特許は、参考のためここに記述される。この特許
は、パネルに描かれたグリツドラインの片寄りを利用し
ており、その1つの変形例が該特許の第13図に示され
ている。これは合理的にうまく作動するが、ノイズレベ
ルに対する信号(S/N比)がしばしば低く、特にパネ
ルが明るく照らされない場合に低い。
更に、パネルに対する比較的低い入射角が要求され、該
低入射角は多くの場合において操作を困難にしている。
これらに対処し得るものとして、本発明者は、本発明の
基本となる技術を案出している。これは、概括的には次
のように説明される。
a 表面における欠陥の検出方法にして、 スクリーンを 横切つて、光のスポット又は他の光の区
域を走査するステツプ、 前記の表面を介して映像位置検知器に反射された、前記
光のゾーンを前記スクリーン上に映像するステツプ、前
記ビームが前記のスクリーンを横切つて掃引されるとき
に前記のゾーンの映像位置の変動によつて、前記表面に
おける欠陥を判定するステツプを含む方法。
b 表面上の欠陥の検出方法にして、 少くとも1本の照らされた線を与え、前記表面から光検
出器上への投射によつて前記照らされた線の映像を映し
出して、 前記光検出器からのシグナルを解析して、前記の表面の
一部を横断する前記の照らされた線の前記の映像の位置
の片寄りを決定し、前記の表面に何らかの欠陥があれ
ば、前記の片寄りから、欠陥を判定する方法。
これら基本技術の方法を実施する装置を第1図に示す。
格子状又は線の部分(後者が図示されている)はパネル
の表面に水平に置かれ、線の部分の片寄りは、パネルの
欠陥に関連してセンサが動かされるにつれ、読み取られ
る。この方式は走査ミラー又はセンサを前後に移動させ
るための走査ロボツトを採用することができ、またパネ
ルがセンサの下を同じように移動してもよい。
この場合には、スリツト開口3をそなえたハウジング2
の中に直線状のランプ1が収容されたものが、検査され
るべきパネル(例えば板金製の自動車用フード又はド
ア)5の表面照明用の線状の、すなわち細長い光源とし
て用いられる。細長い光源は、レンズ8及び例えばマト
リクス・ダイオード・アレイ9の如き光検知ユニツトを
有し、処理装置12を接続されているソリツド・ステー
ト・テレビ・カメラ6によつて眺めることができる。適
当なアレイの1づにGE TN2500がある。
良好なパネルにおいては、該パネルがセンサに関して相
対的に走査されたとき、いずれの1本の線の映像上の諸
点の片寄りも、そして連続する線と線との間の諸点の片
寄りも、パネルの輪郭線その他パネルの既知の形状があ
る領域以外のいずれの部分域においても小さい。良好な
パネル走査を第1a図に示す。凹んだ個所、損傷部分、
小さなくぼみ、その他これに類する個所の場合は第1b
図に示すように線がひずむ。このひずみは傾斜の算出又
は片寄つた線の映像位置の変化によつて特質を明らかに
することができる。欠陥のパラメータは、パネルのひず
みの傾斜、及び(又は)その幅、長さ等の関数と考えら
れる。このような欠陥の徴候は、ひずんだ線の幅“W”
あるいは線の周波数の変化などから得ることができる。
この特殊な態様においては、センサ(線状の光源と検出
器からなる)の下でパネルを動かすことあるいは反対に
パネルの上でセンサを移動させることが、極めて便利で
ある。例えば、センサがロボツトに取付けられていれ
ば、パネルの上を順序立てて走査させることができる。
ロボツトプログラムにおいては、パネルの端などにおい
て輪郭線の存在するようなある種の部分を無視すること
ができる。
第1図に示すように、この態様について、いくつかの他
の特徴点がある。その第1は、線は水平であることを要
せず、即ち、図示の如く、パネルに平行であるがランプ
20(仮想線で示す)によつて、ある角度で投射するこ
とができる。仮想線で示したように45度で投射する
と、多くの場合においてすばらしい選択を行ない得る。
実際にいくつかの場合、例えば、最良の結果を得るため
にランプ20を新しい位置にもつてくる場合に、線を一
連の角度(例えば、0°〜60°)にわたつて回転させ
ることが望ましい。例えば、第1図に示したように、線
の映像を回転する方式のものは、線(又は格子、下記を
参照)がパネルに対して角度をなしている(即ち、面と
平行な0角度でない)ときに、ある種のきずは、著しく
見えやすくなる。回転する線を用いた良好なパネルを走
査したものを第1c図に示し、傷を検出した走査を第1
d図に示す。
線は面に垂直(90°)とすることもできる。この場合
には、感度は最低となるが、コントラストは最良とな
る。ある領域を取扱うために、線の格子が必要である。
傷の部分におけ視角が異なると傷の有様が最も良く現わ
れる。事実、パネルを横断して、あるいはパネルの長さ
方向にわたつて見通して、その欠陥のありのままの別な
印象が得られるので、パネルに異なつた角度から接近す
るようにロボツトをプログラムすることが好ましいこと
が多い。例えば、ロボツトは、最初にパネルの長さ方向
に検査してから次に45°又は欠陥を検出し易い何がし
かの角度で横方向に検査することができる。金型の欠陥
等によつて、特定のパネルのある位置に必ず発生するあ
る種の欠陥は、多くのスタンピング加工における欠陥に
ついて特徴的である。
このようにして、これらの領域を見るのみ、又は傷の如
何によつて異なつた角度で見るだけのプログラムを作製
することができる。
光源LとLとの間隔関係及びカメラとパネル間の関
係によつて、ある場合にはこの間隔をプログラムするこ
とが望ましいことがある。このような場合には、光源を
保持するロボツト・アーム31、及びカメラを保持する
ロボツト・アーム30の如き別々のロボツト・アームを
個々にプログラムして、入射角θ、及びθと共にパネ
ルからの距離L及びLを変化させることができる。
一般に、L及びLが大きい程大きい解像度が得られ
るが、欠陥のコントラストは低下する(特にLに対し
て然り)、従つて、極めて大きい距離は、良好に塗装さ
れたパネルや、よく照明された(油の塗られた)金属パ
ネルなどのように平滑で明るい面が利用できる場合にの
み効果的である。
尚、角度θが小さいことは平滑な表面の視野を作り出す
のに効果があるが、感度の低下をもたらす。極端な角度
(例えばθ<5°)においても、Lが短小であれば、
未加工金属パネルにおいてさえもコントラストは十分で
ある。ただし、走査は困難である。
単一の線が充分に有効であるが、全パネルを調査するた
めには、パネルに相対的なセンサの機械的な走査が必要
である。このことは、パネル、センサ・ユニツト、又は
これら両者を移動させることによつて実施し得る。
しかしながら、線の代りに、あるいは線に加えて、平行
線のグリル(例えば、グリル21)または、線が交叉し
たグリツドを使用することもできる。この場合には、同
時に2軸の走査が可能なテレビ・カメラを使用して、読
みを得ることができる。しかしながら光の角度及びこれ
に類するものは、複数のグリツドの位置からは、表面か
らの単一投射角におけるようには全く良好であるとは言
えない。事実、全光学系はグリツド又はグリルに対する
ものよりも単一の線についてのものの方が高度のものと
なし得る。
第1図のこの態様について基本的な問題があるとすれ
ば、油の引き方が不十分なパネルにおいてコントラスト
が比較的不足すること、及び使用に耐える良好なコント
ラストを得るために比較的低い角度の投射角即ちθを3
0°以下とする必要のあることである。このことは、パ
ネルにおけるいろいろな種類のスロープに対して一層困
難な走査の要求を生ぜしめることになる。尚、システム
の計画の便宜上及び光源と検知器ユニツトを同一パツケ
ージ内に収めるためにセンサ・パツケージを小さくする
ためには、慨してパネルに対する光の投射角は一層直角
に近い(例えばθ>50°)ことが望ましい。
上記単一の線を使用するためには、個々の線の描写をメ
モリ内に記憶させてそれを順次に他の線と比較させる必
要があることは明白である。表面の傷のコントラストに
基づく(本分におけるような幾何学的基礎のものに対し
て)システムが、高速度で部品を検査するのに必要な、
リアル・タイムでそれを実施するシステムとともに発明
者たちに よる最近の別の特許出願において開示された
(米国特許出願第525801号)。アメリカ合衆国特
許第4305661も単一走査線によるこの種の傷の検
出に関するものである。
このシステムにおいては、上記アメリカ合衆国特許No.
4394683で開示されている他のシステムにおける
と同様に、未加工金属板パネルには光沢のある油の表面
に塗布して(あるいは他の方法による表面状態調節で)
表面を適度に反射的とするような方法で表面の前処理が
必要である。
インラインではこれは塗布した油にやはり走査方向と平
行に波紋のある方法で行なわれるのが最良である。イン
ラインのためのこの種のシステムは13図のアメリカ合
衆国特許4394683に示されている。
プログラム可能な回転モータ24は、ライングリツド、
又はグリル光源を、カメラによつて検査するために動き
がリンクされ、そして欠陥をもつともよく示す眺めとす
るようなプログラムが可能な方法でランプ位置20へ回
転するのに利用され得る。例えば、線の角度30°で眺
められた1つの欠陥は、線のひずみが最大に示される。
最大効果を示すこの角度は、欠陥を描写させるのにも利
用できる。種々な種類の欠陥において、いずれか1つの
眺め方において最大の効果をもつ角度はそれぞれに異な
る。
このシステムに関連した検査理論が他にいくつかあり、
これらは次の態様に説明されている。例えば、大抵のパ
ネルにおいて、何処に欠陥があり得るかは分つている。
従つて、直ちにこれらの領域に行つて最大の努力をもつ
て眺め、あるいは、グリツドの種々の回転位置、L
び(又は)Lの種々な距離でパネルの長手方向の軸に
対して種々な角度で、種々な方向からパネルに接近して
眺めることもできる。これらの中のいずれか、またはす
べての、及び他の諸変量は、差し当つての仕事に適する
ように変えることができる。
単一の光源又は複数の光源と交換することのできるター
レツト上で種々の線及びグリツドを交換することを企画
することもできる。このようにすれば、グリツド又はグ
リルを種々な角度及び間隔で反覆して眺めることができ
るので、パネルの欠陥についての最良の描写を得ること
ができる。
他の態様においては、本質的には、第1図の線状光源を
単一の点上レーザ走査に置き換える。これには2種類の
態様がある。第1の態様においては、第2図に示すよう
に、レーザ102によつて点乃至ポイント100を発生
し、次に回転ミラー103が順次にすりガラス製スクリ
ーン110の幅全体にわたつて順次に掃引される。この
ようにして時間的な順序で第1図における「線」を生成
する。そのスクリーン上のおのおのの点は、パネル13
1の反射によつてスクリーンを眺めているテレビ・カメ
ラ130の上に映像が順次に映し出される。テレビ・カ
メラ130の代りに、 線形ダイオード・アレイ(又は
UDT Pin2D又はSC10の如きアナログ位置感知
器−アナログ・センサは一層の高速及び広範囲であるこ
とが多い)上に点100の映像を維持する同期ミラー走
査(図示せず)を用いることもできる。動作の良好な飛
点を発生させるためにCRT(陰極線管)も用いられて
いるが、検知器に高感度のものを用いないと光の強さが
微弱である。
パネルの幾何学的なひずみを主として利用すれば、この
種のシステムのカメラが、パネル表面を照らすために同
様な光源又は補助光源を使用する場合と同様に、パネル
の、ひつかき傷その他の鋭い欠陥を調べるのに使用する
ことができる。
第1図においててグリル21として示されているような
グリツド又はグリルが望ましい場合には、パネルに対す
る種々な固定的位置のセンサ・ユニツトにのみ配置しな
ければならないような位置のロボツトに走査ユニツトを
設けることもできる。このようにすれば、均等な方法で
掃引させなくてもよいので、ロボツトの計画が容易とな
る。
しかしながら、パネルを横断する線の掃引が例えば4イ
ンチの領域であるとしても、その上を別に掃引操作する
腕装置の端によつて行なうことができる。また、この部
分の表面上を前後に掃引するミラー型の装置を用いるこ
ともできる。これらの可能性は以下に記述する複数の態
様の中に類似の場合に関連させて説明されている。
UDT SC10のような2軸アナログ点(スポツト)
映像位置検出器は、相対的に毎秒30走査に限定されて
いる通常のテレビよりもはるかに周波数の高い応答(例
えば、2KHz)を得るために、レーザ走査テレビ・セ
ンサ130の代りに使用することができる。走査すべき
個所が存在する領域のみを走査させるGE CID(ソ
リツド・ステート)カメラの如き進歩した形式の任意軸
テレビ走査の400走査/秒の高速テレビ・カメラも用
いることができる。
線形ダイオード・アレイによる同期走査を用いる方式も
1000アレイ走査が可能であり、従つて毎秒1000
データ点が可能である。10インチのパネル片を横断す
る200データ点を利用すれば、1個所当り0.050
インチを示し、この1個所は最も関心のある幾何学的欠
陥を改造する能力を持つている。7000走査/秒は1
0インチパネル片を横断して5掃引/秒となる。実質的
には、0.1インチの点の映像領域は、10掃引/秒を
与えるので、十分であることが多い。このことにより最
低限1インチ/秒の前進方向の走査速度を可能とする
が、その影響において0.1インチよりも通常ははるか
に大きい傷から幾何学的形状を100%検出する必要の
ないときは、一層頻度の高い走査速度が可能である。こ
のように、代表的には5インチ/秒の走査速度が可能で
ある。
以上の基本的技術を実際化するに段階で、もつと進歩し
た方式が発見された。それが本発明方法及び装置である
が、これらは全体的に予期しないものであつた。光
「源」として逆反射物質の板が用いられた。レーザー
(又は他の)ビームは、走査ビームが逆反射によつて映
像センサへ送り返されるような方法で映像センサと同じ
側から走査される。
発明の概要 すなわち、本発明は、次の方法に係る。
1) 検査表面及び該検査表面を広範囲に照射する光源に
対して、多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反射
体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記検
査表面からの反射光を受けてこれを前記検査表面に向け
て反射し該検査表面で再反射させるように位置決めし、
前記広範囲の光照射により前記検査表面から再反射され
た光の像を形成し、形成された像の明暗を、前記検査表
面の凹凸状態を示すものとして検知することを特徴とす
る表面検査方法。
2) 検査表面及び該検査表面を拡散光源により広範囲に
照射する光源に対して、多数の微小な逆反射エレメント
を備えた逆反射体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆
反射体が前記検査表面からの反射光を受けてこれを前記
検査表面に向けて反射し該検査表面で再反射させるよう
に位置決めし、前記広範囲の光照射により前記検査表面
から再反射された光の像を形成することを特徴とする表
面検査方法。
3) 検査表面及び該検査表面を広範囲に照射する光源に
対して、多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反射
体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記検
査表面からの反射光を受けてこれを前記検査表面に向け
て反射し該検査表面で再反射させ、再反射光が検査表面
の幾何学的欠陥を示す明暗情報を含むように、位置決め
し、前記広範囲の光照射により前記検査表面から再反射
された光を目視することにより検査表面及びその幾何学
的欠陥を識別することを特徴とする表面検査方法。
4) 検査表面及び該検査表面を照射する光源に対して、
多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反射体を配置
し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記検査表面か
らの反射光を受けてこれを前記検査表面に向けて反射し
該検査表面で再反射させるように位置決めし、前記光源
により照射される領域は検査されるべき幾何学的欠陥を
示す領域より実質上大きくされており、前記検査表面か
ら再反射され検査表面の幾何学的欠陥を示す明暗情報を
含む再反射光を検知することを特徴とする表面検査方
法。
5) 検査表面及び該検査表面を照射する光源に対して、
多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反射体を配置
し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記検査表面か
らの反射光を受けてこれを前記検査表面に向けて反射し
該検査表面で再反射させるように位置決めし、前記光照
射により前記検査表面から再反射された光を検知する表
面検査方法であって、検知される光の光軸に対し離れた
位置から前記光照射を行なうことを特徴とする表面検査
方法。
本発明はまた、次の装置に係る。
6) 検査表面での反射を生じさせるように該検査表面を
広範囲に照射するための光源と、多数の微小な逆反射エ
レメントを有し広範囲に照射された前記検査表面からの
反射光を受け、これを前記照射された検査表面に向けて
反射し該検査表面で再反射させるように配置された逆反
射体と、前記検 7) 検査表面での反射を生じさせるように該検査表面を
広範囲に照射するための拡散光源と、多数の微小な逆反
射エレメントを有し前記検査表面からの反射光を受け、
これを前記照射された検査表面に向けて反射し該検査表
面で再反射させるように配置された逆反射体と、前記検
査表面からの再反射光の像を形成する像形成装置とを備
えたことを特徴とする表面検査装置。
8) 検査表面での反射を生じさせるように該検査表面を
広範囲に照射するための光源と、多数の微小な逆反射エ
レメントを有した逆反射体とを備え、該逆反射体は、広
範囲に照射された前記検査表面からの反射光を受け、こ
れを前記照射された検査表面に向けて反射し該検査表面
で再反射させ、再反射光を目視した際に検査表面の幾何
学的欠陥を明暗で判別し得るように、配置されているこ
とを特徴とする表面検査装置。
9) 検査表面での反射を生じさせるように且つ検査され
るべき幾何学的欠陥を示す領域より実質上広く照射する
ための光源と、多数の微小な逆反射エレメントを有し前
記検査表面からの反射光を受け、これを前記照射された
検査表面に向けて反射し該検査表面で再反射させるよう
に配置された逆反射体と、前記検査表面から再反射さ
れ、検査表面の幾何学的欠陥を示す明暗情報を含んだ再
反射光を検知するための検知装置とを備えたことを特徴
とする表面検査装置。
10) 検査表面での反射を生じさせるように該検査表面
を照射するための光源と、多数の微小な逆反射エレメン
トを有し前記検査表面からの反射光を受け、これを前記
照射された検査表面に向けて反射し該検査表面で再反射
させるように配置された逆反射体と、前記検査表面から
の再反射光を検知する検知装置とを備えた表面検査装置
であって、前記光源は、検知される光の光軸に対し離れ
た位置に設けられていることを特徴とする表面検査装
置。
前記「像」は、目、カメラ又は検知装置により認識され
る光を言う。
本発明は概括的には、下記のように説明される。
A 表面検査方法にして、光で該表面を照らすステツ
プ、前記表面から反射された光を、該光が前記表面から
再反射されるように、逆反射性物質によつて前記表面へ
逆戻りさせるステツプ、 前記表面における欠陥を前記検出された再反射によつて
判断するステツプを含む方法。
B 面上の欠陥を可視的なものにする装置にして、該面
を照明する少なくとも1つの光源及び前記面から再反射
された光を可視的に観察できるように該面から反射され
た光を再方向付けする逆反射性材料手段を備えている装
置。
本発明によれば、S/N比(信号体ノイズの比)が改善
され、グリツド乃至ラインイメージ偏差システムの場合
に生ずるライトパワー及び他の難点を除去し、センサを
厳密な焦点合わせ等の位置精度を伴わないで容易に部分
位置決めできる。従って、機械をインライン又は機械的
に制御し易く、該機械は厳密に制御されたポジシヨンで
表面が検査されることを要しない。
又、本発明に基づく検査は、主として、シートメタル及
びプラスチツクパネル(例えばフード、フエンダー、ド
ア等)に向けられているが、車体における如きパネルの
組み立てについても有用である。本発明は、製造及び取
り扱い時に生じる欠陥、並びにプラスチツクパネル製造
において生ずるプラスチツク成形加工固有の波打ち、陥
没の如きタイプの欠陥等、広範囲なパネルの検査に適用
できる。
本発明方法及び装置によれば、次の効果を得ることがで
きる。
I)通常の目視では見えない表面の凹凸が、光の明暗の
差として明らかに認識でき、表面の欠陥の検知の精度向
上及び容易化が図られる。
II)拡散光源、点光源、平行光源のいずれをも用いるこ
とができる。特に、点光源を用いた場合には、広い領域
に存する波状乃至うねり状の表面状態の検知の精度が向
上する。
III)検知された像を記録することができ、この場合
は、検査すべき表面同志を直接対比しながら表面状態の
優劣を判断することができる。
IV)検知される像の明暗量を定量化することができ、こ
れにより、表面状態の優劣判断が、厳格化、容易化され
得る。
実施例 以下、本発明の実施例につき、添付図面を参照しつつ説
明する。
先ず第3図に示された実施例について説明する。レーザ
ー201からの、実質的に平行にされた(collimated)
光「ビーム」200は、走査用ミラー202によつて、
問題の試験パネル205からの最初のビームはね返りに
よつて、逆反射板203へ向けられる。3′図にパネル
からスクリーンへ反射された2種類の代表的走査を示
す。へこみにおいて角度をなす反対方向の傾斜によつ
て、へこみの片側の傾斜においては他の側の傾斜と反対
に傾斜する。逆反射板の反射面を構成する逆反射物質は
完全ではないので、すべての光が同一経路で戻るとは限
らない。若干の光はある立体角の範囲で戻り、入力ビー
ムに比べて単位面積当りでは少ない光量で広がる。レン
ズ210はミラー(最初のビームがそこを通過するため
の穴がある)即ちビーム・スプリツタ(beam splitte
r)213によつて逆反射対物材料から戻つてくる光の
「コーン(cone)」(ある立体角をもって円錐(コー
ン)状に広がった光)を映し出す。映像位置検出器21
5は、パネル205における局部的乱れの表示である
「スポツト」形映像位置における変動を感知する。レー
ザは高速度での走査を可能にする素晴らしい光源とはな
るが、この発明はレーザ光源がなくても機能する点に注
意しなければならない。
映像位置検出器は、例えば、分割即ち2室検出器(例え
ばUDT社Pin2D)、UDT LC5のような単軸連
続検出器、UDT SC10のような2軸連続検出器、
マスク付非連続検出器、線形ダイオード・アレイ、二次
元ダイオード・アレイ、あるいはテレビ、・カメラであ
つてもよい。
パネルの大きな領域を考えるために、掃引方向に垂直に
走査する他の走査ミラーによつて、ビームはラスター走
査することができる。
パネルの表面によつてばらまかれパネルから直接に反射
して戻された光(即ち、逆反射物質への到達及び逆反射
物質での反射を経ない光)の形での「雑音」は、偏向レ
ーザ光線及び入射偏向光線と「交叉」する(即ち90
゜)偏光子230を用いて、パネルからの偏光された直
接反射を阻止して消去することができる。適当な(例え
ば1/8波長の)減速板233は逆反射板から戻つてく
る光を通過させ、パネルにこの偏光を通過させる(2回
通過させた後に90゜回転するので)。このような好ま
しくない反射は白色又は明るい色に塗装されたパネル及
び光沢性の非塗装パネルにおいては一層不都合である。
(シグナルは、例えば、逆反射レベルの3倍まで上げる
ことができる。)上記のような好ましくない反射は黒色
又は暗色に塗装されたパネルにおいては最も少ない。同
様な目的を達するために他の偏光抑制装置も可能であ
る。
直接反射を除去するための他の手段には、第2の検出器
(図示せず)を用いてビーム分割器213から軸をわず
かにずらせて、スポツト位置のセンサ出力からそのシグ
ナルを除去する方法がある。
光と対向するものとしてのパネルからの直接反射からの
移動時間差、即ち逆反射経路からの戻りも、この雑音シ
グナルを弁別するのに利用し得るが、存在する時間間隔
が極めて短い(数ナノ秒)ので、極めて困難である。
この発明のこの実施態様の他の利点は、逆反射板で反射
された光は入射ビームとほぼ同じ経路上を戻ることであ
る。この反射光は極めて高い強度を有している。この反
射光は、局部的に形成された欠陥位置における局部的な
変化(例えば、曲面上における平坦なスポツト、又は、
殆んど平坦な面における曲がつたくぼみ)に対応して変
倚し、電子装置によりその位置のずれが検出される。も
しも3a図に示すように2つのエレメントA及びBを有
する分割検出器276(sprit detector)(例えばUD
TのPin2D)がビームの位置を感知した場合には、A
からBを引いた差が情報を与える。差AマイナスBを和
AプラスBで除したものが標準出力となる。この標準出
力はシグナルについての困難を生ずることなく、部分の
反射率の幅広い変動を許容する。和A+Bはパネルの反
射率に正比例する戻り光線の強さである。
第3b図はこの発明の他の実施態様を示す。この実施態
様において、光のビーム300はパネル301の通常の
表面から反射されており、反射性のスクリーン302に
到達して、領域310(例えば1つのスポツト)を生成
して再反射される。開口の幅Dのレンズ320は、入射
ビームよりもかなり大きな表面の領域を提供するその視
野内の表面の全面積にわたるスクリーン上にスポツトの
像を映すことができる。
例えば、ビームが通常の表面部分Aを介してスクリーン
に向けられると、ビームは大きなくぼみBの傾斜領域か
らの部分を含んでいるスクリーン上に通常表面からスポ
ツトの映像を写し出す。
第3c図に示すように、検出器330には2つの映像
A′及びB′が形成される。もつとゆるやかな傾斜に対
しては、2つの映像は合体されて1つのぼやけた映像を
形成する。この映像はビームがくぼみの傾斜側を走査す
るに従つて1方向又は他の方向に発生する。移動の方向
は傾斜の方向に対向し、いずれの定まつた走査方向につ
いても上向きのくぼみは下向きのくぼみの反対である。
この様子は5a図から5e図までに示されている。これ
らの図において、アナログスポツト位置検出器からの最
大シグナルの振幅は部分表面の最大傾斜に対応すること
に注意しなければならない。例えば、1つのくぼみを横
断して走査すると、正及び負の傾斜が発生するのでシグ
ナルはプラスからマイナスになる。
くぼみの中央においては、映像は両方向(ある点におい
ては無重心移動をもたらす)に発生し得る。このよう
に、スクリーン上のスポツトは、くぼみプラスくぼみの
対向する両側の傾斜に隣接する面の攪乱されていない部
分によつて形成され得る。
特にビームの大きさが大きい場合は(例えば0.5c
m)、ビーム自体がくぼみを横断するときに分割されて
2つのビーム(3つのこともある)となつてスクリーン
上に現れる。これによつて、それ以上の映像を形成する
ことになり得る。
しかしながら、前記の作用はスクリーン302に対して
選定する逆反射物質の作用によつて修正することができ
る。このような物質はその性質が極めて指向的であつ
て、ビーム軸の周囲の光の小さな角度のコーン(代表的
に)のみをその表面上で反射する。
光は、逆反射体から戻つてきた光で照らされる表面領域
からの光、即ち、逆反射体に対する入射ビーム方向即ち
軸についての光の小さなコーンその他の角度領域からの
光のみが映像を写す。例えば、L=2メートルにおい
て、高品質のガラス・ビード逆反射物質が用いられてい
る場合には、レンズ・アパーチヤにおけるこのようなコ
ーンの直径は、代表的には30mmである。
光学的検出器又は肉眼によつて利用できる光のレベルを
得るためには逆反射板が必要であり、このことは、スク
リーン上にスポツトの映像を映すことによつてのみ小さ
な角度領域全体を作ることができることを意味する。大
きなくぼみについては、表面の傾斜は、Lが大きくか
つ(又は)Dが小さいレンズに対しては、再反射光が完
全にレンズを外れた方向を指向することがあり得る。こ
の理由から、ある選定されたLに対しては、Dはなる
べく大きいことが望ましい。
事実、逆反射物質からの光の再反射コーンの位置の移動
を検出するのに、レンズを全く使用せず、入射ビーム軸
の他の側に大きな検出器を使用して実施することができ
る。
レンズを使用する場合には、物体距離をL+Lに等
しくするのが望ましく、特に逆反射板を経て戻つてくる
望ましくない直接反射光線を分離すべき場合に然りであ
る。ただし、広範囲な物体距離にわたつて良好な結果を
得るような走査も可能である。
先に留意を促しておいたように、逆反射体からの光の戻
り角度は、出て行くビームの角度よりもいく分か大きく
することができる。これは逆反射体自体の特性によるも
ので、逆反射体は完全ではなく、逆反射スクリーンは無
数の微細なエレメント(通常はガラス・ビード)からな
つているからである。その上に、パネル(金型、模型
等)の表面自体は完全な鏡面ではなく、この場合、いず
れにしてもその表面からの光はいく分拡散する。従つて
検出器上の「スポツト」は逆反射体におけるよりも大き
な領域によつて構成される。この、より大きな領域とビ
ームを偏倚させている表面との間に位置の変動が生じた
場合には、スポツトにひずみを生じ、あるいはスポツト
が移動する。
レンズのアパーチヤは入射ビームよりも大きな角度領域
全体を反射してくる光を受入れることができ、これによ
つて、検出器に1つの軸からの表面を経て逆反射物質の
映像領域を眺めることを可能ならしめる。言い換えれ
ば、この場合はビームの経路の軸線に正確に沿う位置で
なく、それからわずかに変位された位置から逆反射板を
眺めているのである。これは、ビームの経路の各変位が
数度以下即ち逆反射板の戻りコーン内である限り、可能
である。
例えば、局部的傾斜ひずみのない部分の表面のある部分
を横切つて走査した場合、2室検出器上の映像は対称的
である。この例の概略を第3d図に示す。しかしなが
ら、もしも部分的に最初に下降方向(即ち、へこみ像)
の如きひずみがあり、ビームがそれに当ると、ビームは
逆反射板に向かう際に偏りを生じ、その元の位置から変
位される。この例の概略例を第3e図に示す。検出器ユ
ニツトは実質的には表面を背後から眺めている、即ち実
際には傾斜のない面から眺めているので、直接変位とし
てのピツク・アツプである。言い換えれば、我々は局部
的基準方式を案出した。その方式においては、欠陥個所
に近い「正常の」面は逸脱した面に対する基準(この場
合は幾何学的な)として使用される。これは見ることの
できるシグナルの表現である。
反対側については逆のことが生ずるのは明らかである。
傾斜のある領域を眺めると、ビームは正常な面の場合の
経路から外れて進行する。色々な傾斜を横切つて走査さ
れている欠陥部を、検出器が一層良好に観察可能とする
ように、検出器を種々な方法で欠陥部の上下の軸線位置
に移動させ得る。
要約すれば、位置的データにおける本質的な変化を生じ
させるのは、入射ビームによつて照射される点の範囲の
平均、及び照射点の前後又は上下の他の点との比較によ
って算出される図心の移動(centroid shift)に相当す
る検出器上のビーム・スポツトの映像のひずみまたは移
動である。これらの種々な変量は、あらゆる種類のパネ
ル、欠陥などに対して最良の結果が得られるように調整
することができる。
上記のすべてはパネルが塗装パネルあるいは光沢処理ず
み(軽質で自由に流動する油、代表的には灯油で油膜を
形成させる)のような湿潤な被膜を形成する他の油も同
様に好適であり得る。実際に、WD−40のような重質
油も好成績で使用されてきた。逆反射的実施態様は第1
図及び第2図に示した態様よりも著しく高い入射角にお
いて走査することができ、雑音は表面の粗さ、油膜など
によつて決まるので、信号対雑音比率も良好である。こ
れは以下に述べるように、ロボツト的位置決めシステム
を利用した使用法である。
傷そのものは、この正規化シグナル(normalized signa
l)〔及び(又は)直流及び(又は)高周波、例えば明
るく照らされたあるいは塗装の波紋、の両者を除去する
ため、それを処理したもの〕を調べ且つ一定の走査にお
いて傷の幅と振幅を判断し、更に、走査の方向において
測定したこの傷の程度も判断して、その性格を明らかに
することができる。へこみ及びふくれも正規に識別し得
る(第5図参照)。
反射における欠陥即ち、明るい面における暗いスポツ
ト、あるいは明るい面における暗い塗料は、映像位置に
おける移動としてではなく、表面における光の反射率の
変化として検出することが望ましいということに留意し
なければならない。従つて、これらの凹凸による欠陥状
態と区別されねばならない。
上記の実施態様の極めて好成績な実例中に用いられた代
表的な値は次の通りである。
・ミラーの掃引速度、前方及び後方に60掃引/秒実行
的には120掃引/秒、 ・2インチ平方の一般用スキヤニング(Scanning)社製
ミラー振動子、 ・パネル上のビーム幅0.2インチ(0.5cm)、 ・レーザ、2mw、HeNe偏光コヒーラントモデル(Co
herent model)CR90−21HP、 ・逆反射物質、ガラス・ビードを用いた3Mスコツチラ
イト(Scotchlight)、 ・結像レンズ75mm、F1.4、 ・検出器、UDT社、PIN 2D ・パネルへの入射角及びパネルからの反射角、60゜、 ・パネルまでの間隔L=L=3フイート(0.9
m)。
この大きなビーム・サイズで、ユニツトは光沢油(例え
ば、WD−40)を過度に塗つた状態においても作動し
たのは注目すべきである。更に注目すべきは、最大量の
光を集め、戻りの光を拡散させた大きなレンズ・アパー
チヤについて最良の結果を生じたことである。
第2図の態様は、実質的にパネルの表面を経て映像検出
ユニツト上のすりガラスその他のスクリーンに点の像を
結んだ。もしもパネルの表面がそれに対して傾斜をもつ
ていたならば、それは別な角度で光を放ち、検出器上で
映像を移動させる結果となる。
検出器と同じ側に光源を備えた逆反射板による第3図の
実施態様においては、光はパネルの1点に衝突し、同じ
経路を経て逆反射板から明らかに戻つてくる。従つて、
光のパワーのほとんど全部が戻つてくるので、発生した
光の大部分を失う2図の装置よりも大きな改善となる。
しかしながら、一見したところでは、戻りのビームは逆
反射板へ出て行くのと同じ経路に従うと思えるので、動
かないと思われるかも知れない。しかし実際には、戻り
ビームはきわめて際だつた方法で移動する。その理由
は、本質的に多数の小エミツタによつて再放射する逆反
射スクリーンの再放射角度が、パネルによる光の反射角
よりも広いからである。従つて、直接に照らされていな
い面の領域を使用して映像を結ばせることができるし、
照射点とパネルの傾斜した面を含んでいる照射点の周囲
領域との局部的な比較を得ることもできる。尚、パネル
の後縁領域又は前縁領域と照射点との比較、又は段違い
に高い、或いは低い領域も、出力ビーム軸に対するセン
サの眺め軸の位置を変更することによつて、同じように
簡単に比較できる。事実、夫々を異なつた領域と比較
し、あるいはそれら相互の比較にも、複数の検出器を使
用することができる。
逆反射物質の入射ビームに対する方向の決定はそれに対
して直角であることが望ましい。この角度又は逆反射物
質の位置のいずれも、特に重要ではないが、ロボツトに
よる輪郭の複雑なパネル等における実際的な使用には大
きな利点がある。(この点に関しては第1図又は第2図
の装置よりはるかに良い。)しかし、パネルの欠陥につ
いての感度は、逆反射物質(例えば3M社のスコツチラ
イト)がパネルから離れている間隔L、センサとの間
隔L、並びにパネルに対する入射角θによる。間隔が
大きくなり、又はθが大きくなる(即ち直角に近付く)
程、パネルの幾何学的ひずみに対する感度は高まる。
検査のパネル又は検査すべき全体の領域は、いろいろな
種類のパネル及びパネル自体の傾斜からの反射に好都合
なように逆反射物質によつて包囲することができる。こ
の代りに、逆反射物質を同一メンバに取付け、あるいは
共に移動させてセンサ部分に持つてくることもできる
(例えば第2ロボツトによつて)。
この発明の主な利点は、レーザ(又は他の光を発する手
段)を含んだセンサがあまり堅固に保持されなくてもよ
く、連続的に移動するロボツトによつて運ばれ得る点で
ある。事実、逆反射板自体は相対的にパネル面に対して
実質的に傾けることができ、しかもなお、光をその光学
的経路に戻し続ける。多くのパネルは実質的に曲率を持
つており、1回の走査毎に多数(複数)の角度に向けら
れる反射を生ずるので、このことがこの発明の実施を極
めて実際的ならしめている。
もう1つの長所は、センサを突出させて構成することが
でき、パネル面に対して直角に近い入射角で光を受け、
センサ・パツケージ自体を小型軽量ならしめて、要すれ
ば、ロボツトによつて容易に運ぶことができる点であ
る。これを容易にするためには、逆反射物質は検査部分
を取り囲み、表面から反射する種々な角度に適合するた
めのあらゆる角度に位置させねばならない。θ=70°
で作動する実用システムが既に構成されている。
もう1つの長所は、2室検出器(bicell detectors)
(例えば、UD2T pin2D)の如きアナログ位置検
出器を使用でき、これは極めて高速、低価額、且つ雑音
が低いので、検査を迅速に行ない得る点である。光のス
ポツトが結んだ映像の位置を感知する2個の検出要素に
よる差異測定は、スポツトが1つの検出要素をあまり多
く外れないことを前提として、必要な情報を提供する。
出力が検出器の出力の和で除せられると、センサは正規
化乃至標準化されて、色、油膜等を変えることのできる
パネルの一般反射性に対する感度は低くなる。このよう
な正規化はUDT SC−10、PIN5D、LC10
等の如き連続アナログ・センサによつても実施し得る。
もう1つの長所は、このシステムは、塗装ずみまたは塗
装されていないいずれのパネルにも作動することであ
る。後者の場合は、それ自体の表面の自然的な粗さの表
面を円滑にするために、スプレーをかけ、ぬぐい、ある
いは油膜で薄く被覆する。横の走査方向に平行に油膜を
塗布して、走査が油における波紋(これは性質上幾何学
的であり、「欠陥」として現われるか、背景雑音レベル
を著しく増大させる)と交叉しないようにするのが望ま
しい。プラスチツク・パネルにおいては、自然的な表面
の仕上りが、少なくとも低い入射角においては油の被膜
を要しない程に高度であることが多い。
かすめ角に近い照射角を用いると、粗い表面についても
作業が可能となる程に表面を一層平滑に見せかけること
ができる。しかし、この場合は、問題の欠陥の種類によ
り、欠陥に対する感度の低下を来たすことがあり得る。
この発明は、プラスチツク・パネルについては、油なし
で作動させ得るが、所要の角度は概して、45°以下で
ある。
第3図を変更したこの発明の他の実施態様を3f図に示
す。この場合には、円筒形レンズ280を使用した平行
ビーム又は収斂ビームが示されている。(焦点距離の長
い球面レンズも使用し得るし円筒形又は球面鏡も同様に
使用し得る。)これによると、パツケージは、表面上で
の良好な大きさのビーム(例えば10″)の掃引を維持
しながら、且つ必要な4分の1波長材料の大きさを制限
しながら、より小さくすることを可能にする。これは、
12インチ以上の大きさの4分の1波長材料を入手する
のが困難であるという事実に対処するために算出され
た。尚、これによつて、幅の狭い逆反射板を可能とし、
従つてユニツトの大きさを小さくできるので好ましい。
(レンズ280のようなレンズなしではフエンダ、ダイ
バージ(diverges)の如き自動車車体外板において代表
的な凸曲面からの反射ビームは、ビーム掃引幅が示すよ
りも大きい逆反射物質の広がりを必要とする。このため
にセンサ・パツケージの大きさは過大となる。) 図示のように、大きなレンズ280(又は曲面鏡)は走
査用ミラー202が適当にその焦点距離Lにあるよう
に位置させる。これは部分の表面上を1方向に掃引する
ビームを平行にし、あるいは図示のようにわずかに収斂
させる。レンズ280は円筒形レンズであるのが望まし
いが、焦点距離の大きい球面レンズでもよい(焦点距離
の大きい球面レンズはビームで覆われるその中心部にお
いては、実際上は円筒形レンズのように作用し、ビーム
をわずかに焦点に集める以外にはビームの形自体には大
きな影響を与えず、部分の表面に非常に精細に焦点を結
ばなければ差支えはない)。
ビームは次にパネルの表面に衝突し、4分の1波長物質
233へ行く。4分の1波長物質233は逆反射物質2
03の位置に配置し得るが、やはり12インチの細長い
空間、例えばW、の全体にわたることを可能とする。
もしも12インチの逆反射板に制限された12インチの
細長い空間を得るためにこれが使用されていなければ、
それ(4分の1波長物質233)をパネルの表面近くに
配置しなければならず、この場合には構成上に困難な問
題を発生することに注目しなければならない。
図に示す如く、ビームの掃引が逆反射板に収斂し、且
つ、レンズかパネルの近くに配置されると、パネル上の
実際の掃引Wは、12インチの逆反射物質及び4分の
1波長物質を守りながらも、例えば16インチであり得
る。
ビームの経路も、センサ・ユニツトを取扱い易くするた
めに折り曲げることができる。センサ・ユニツトはロボ
ツトの端において使用し、あるいは並行に積重ねて不当
なスペースを必要とせずに利用することができる。
並行に積重ねるときに、望ましければ、走査ユニツト及
び検出ユニツトを2重にするのみで逆反射物質と4分の
1波長材料を1枚の共通な板として使用し得ることに注
目しなければならない。
記載しておくべき多くの追加事項がある。まず最初に、
つやをもたせるための油の条件及び塗装仕上げの問題を
考慮しなければならない。例えば、第4a図から第4d
図までについて考えると、これらは第3図の装置によつ
てパネルを横断して1回の走査を行なつた場合のシグナ
ルを示しているが、第4a図は良好なつやのあるものを
示し、第4b図は標準的な塗装仕上げを示し、第4c図
は、油が塗布されていない場合及び塗り方が極めて粗雑
であるためつやが不良である場合の2つの場合を示して
いる。第4d図に示されている5番目の例はつや出し用
油が第4a図の場合のように走査方向と平行に塗布され
ず走査の方向と直角であるために、最大のひずみを発生
している。勿論、これはなるべく避けなければならな
い。プラスチツクは、もしも「きめ」があれば(例えば
SMCにおける如く)きめに平行に走査しなければなら
ない。
第1に、いくつかの興味ある事項を指摘しておく。走査
の方向に平行にこすられたつや出し油の塗布によつて良
く光沢をもたせたパネルは実際上は、ある種の塗装を施
したパネルよりも見栄えがよい。第2には、センサ・ユ
ニツトは幾何学的なひずみを観測しているので、塗装さ
れたパネルは塗装仕上げ又は極端な場合には「みかんは
だ」であると考えることができ、その故に波紋の大きさ
は塗料の品質を解析するのに利用できそうに感じられ
る。
第3には、明白な事であるが、つや出しのされたパネル
上に、波紋の最小な生地面が得られたときに、正しい量
のつや出し用油が塗布されていることが分る。当然のこ
とながら、プラスチツクその他の、つや出しを要しない
パネルであれば、このようなつや出しは勿論、不要であ
る。例えば、つや出しを施さないプラスチツク製パネル
が第4a図又は第4b図のようであれば、走査に対して
は十分である。ときにはプラスチツクが、「象皮状」と
呼ばれる状態のために、甚だしく背景雑音を示すことが
あるが、これは検出されるのが望ましい。
しかしながら、波紋の大きさが著しく大きくなると、不
十分な(即ち、劣悪で筋状の)つや出し塗装仕上げ状態
や「象皮」状態は、既知の技法を用いた掃引の際には、
検出シグナルを交流状(交番状態)に単純にシグナルを
送る。これは、掃引距離を横軸、センサ出力を縦軸にと
った場合の波形をいう。以下の周波数等、出力波形に関
する説明において同様である。ある場合には、ある周波
数及び(又は)レベルの帯域が、つや出し油(又は塗装
仕上げ)の効果を現わすものとして選び出されることが
ある。
不適当な状態についての第2の決定要素はシグナルの振
幅が単純に低いことであり、これは明らかに、全くつや
のない鋼板の場合の如く表面の反射性が貧弱な品質にお
ける象徴である。
つやのあるパネルを用い、つやの状態が原因で妥当でな
いデータを生む可能性のある標的(フラグ)領域に対し
て、これらの両条件が適用し得るときは、このような
「フラグ」は、次のような1つ又は2つ以上の事項を発
生させるために、コンピユータに入力することができ
る。
1 パネル全体を不合格とし、適当につやをつけてから
再度観測する。
2 システムは、解析を行なう前に、つやのある品物が
正しいかどうかを評価する助けとして利用し得る。
3 つやのある場合のみについて、特にインラインで1
00%検査の場合に、つやの良くない領域があつたと
き、コンピユータのメモリを阻止して、単純に無視し、
実際の表面について多分問題のないパネルを不合格とし
ないようにする。実際には、次のパネルについて、特別
にこの特定の区域に関して統計的データを蓄積できるよ
うに検査すべき特殊な注釈を作成することができる。当
然に、インラインの場合(例えば、アメリカ合衆国特許
4394683、第13図に示されている自動つや出し
システムが適用されているとき、その他)この特定区域
に不良状態が反覆的に発生する場合には、自動つや出し
器にノズルの詰まり、ブラシの損傷その他これに類する
不具合がないか確かめて、あればこれらの状態を是正す
ることができる。
第5a図から第5e図までは第3図の装置によつて、種
々の傷から発生させたシグナルを示す。
ここに見られるように、正規の表面からのくぼみ又はふ
くれの種類はシグナルの方向によつて見分け得る。幅が
5〜10cmもある低いスポツトの如き大きな欠陥のシグ
ナルは走査の方向に広がつている。どのような振幅、大
きさ、及び種類の欠陥が存在するかを知ることは、生産
過程の欠陥を是正する上において極めて大切なことであ
る。
第5a図もこの発明による処理段階を示す。第3図の装
置においては、2つのシグナル処理段階が利用されてい
る。第1の段階においては、表面に対応するシグナルの
直流周波分を除去するために、シグナルに交流が組合わ
されている。次に、しきい値Vは生地(バツクグラウ
ンド)「雑音」の周波数分の最大値VN max以上に
設定されている。これらのコンポーネントは欠陥を取巻
く塗装面又はつやのある面の表示であり、欠陥が甚だし
いときは、しきい値が規定の限度に設定されていると影
響のある領域に無効シグナルの読みを表示することがで
きる。反対に、塗料、仕上げ、又はつやの質を測定する
のにも利用することができる。例えば、平均雑音シグナ
ルの値VNAは、その領域の表面仕上げの平均値を与え
る。みかんはだの波紋等は、シグナルがあるしきい値V
を超えたときに検出できる。
第5a図の映像には、まさに正方向のピークからゼロレ
ベルとの交叉がこれに続き、次に負の部分が続いている
と考えられる。これはふくれた傷に対するシグナルであ
る。へこみの場合は5b図に示すように反対(一定の走
査方向に対して)となる。
手もとの状態を直ちに判定するために、シグナルの高さ
の振幅V(上記の生地面雑音しきい値Vを越えたシ
グナルのみについて)及び欠陥の幅の2つのデータが存
在する。後者は欠陥が現れた連続した多数の走査線を追
跡するか調べることによつて得られる。これは、ある部
分を走査したときのいずれかの1つの走査についてであ
るから、おのおのの特定の走査を記憶させ、それらがパ
ネル上のどこで現れたかについて欠陥の合計をコードに
よつて示し、欠陥の種類、程度、及び幅並びに(又は)
長さをコード化することによつて、欠陥を基本的に調査
することができる。この方法によつてコンピユータ内に
表が出来上り、これをプリント・アウトすることができ
る。
第3図の装置によつて、黒色に塗装されたほろについて
の代表例においては、Vは8(金型における小さなご
み)から25(甚だしいくぼみ)までのいろいろであ
り、Vは2であつて、すばらしい信号対雑音比を示し
ていた。
ある部分の傾斜の変化割合を得るために、シグナルの導
関数としての変動値が採用される。これは、シグナルと
して容易に得られ、しかも該シグナルは欠陥の程度に比
例する別個の出力をも提供する。
大きな低いスポツト、はねかえり(recoil)などに対し
ては他の方法で処理するアプローチが可能なことがあ
る。第5c図に示すのは、欠陥が広いが浅いので、鋭い
二次導関数を与えない欠陥からのシグナルである。
この場合における1つの処理技法には生成した特性曲線
を記憶されている浅いスポツトの特徴を相関させる方法
がある。スコープトレース(scope trace)(第5e
図)はフードの前縁における代表的な浅いスポツトの相
関ピーク(位相が遅れている)の表示を示す。相関の周
波数を同調させることによつて、いかなる浅いスポツト
(または他の欠陥)の最大相関シグナルをも得ることが
できる。このような同調には時間がかかるので、このよ
うな欠陥を識別してからこれらに戻り、あるいは、これ
らを記憶させて、実際に発生した後にこのようなシグナ
ルを相関させる(ハードウエアまたはソフトウエアにお
いて)のが望ましい。
波長の長い(電磁)波は、関係のあるたいていの材料、
例えば鋼、プラスチツク、またはアルミニウムの自然的
な表面粗さには敏感ではないので、波長の長い光源、例
えば赤外線を使用すると、表面につや出し油を使用する
必要をなくすることができる。例えば、10.6μm
(COレーザの波長)においては、鋼製のパネルは、
6328Å(HeNeレーザ)によるよりも20倍平滑
に見える。
例えば、20ワツト ラツクマン(Laackman)型の如
く導波管COレーザを使用することを考慮すると、第
3図の装置と共に適当なIR赤外線逆反射物質(例えば
3μmまでのガラス・ビード、10.6μmの機械仕上
げ金属、またはIR「すりガラス」の如き適当な散乱用
物質と第2図の装置の併用)、及び近接した1対のIR
検出器(216のように配置)を備えた「パイロ電気ビ
ジコン」上に映像を結ばせるための適当な赤外線光学素
子などを利用することができる。これらの波長において
は、表面は完全に反射し、特殊な油膜を必要としない。
実用上においてはこのことは大きなプラスである。赤外
線は第6図及び第7図に示した実施態様においても光源
として使用できる。ソリツド・ステートその他の光つた
赤外線光源も使用できる。
この発明の1つの長所は、オペレータが逆反射板から戻
つてくる走査されて反射された情報をビーム分割器によ
るかまたは入射角の軸をわずかにそらせて眺めるかによ
つて観察することができる点である。これによつて、オ
ペレータは、検出器が何を観察しているかを目で正確に
見て、電子装置が観測しているものを確認することが可
能となる。この場合に、ミラーの走査速度を下げるのが
好都合であることが多い。
ある種の傷については、センサーの走査方向を回転させ
て傷を再度通過させてその存在と詳細を確認するのが望
ましい。
第3図においては、パネル表面の走査には前進後退の必
要はないが、例えば円形、渦巻形、X形などに走査させ
ることができる点が注目される。円形走査は折返し点の
ない円滑な出力を生成する利点があるが、これは導関数
を出すのに有用である。例えば、円形掃引はあるパネル
の形状に近いものが得られ、感知回路を混乱させるシグ
ナルの不連続がない。しかしながら、面が回転するミラ
ーまたは振動ミラーによる走査は概して走査を行なわせ
る手段としては好ましく、パネルの主軸の1つと平行で
あるのが望ましい。
照明源としては電磁波としての可視光線、紫外線、赤外
線のいずれの波長も可能である。HeNeまたは半導体
ダイオード・レーザは好ましいが、普通の光源その他の
レーザも使用できる。
どのような大きさの傷の解像が必要であるかに大なり小
なり依存するが、付加的なレンズ240を経て、パネル
上に光の焦点を結ばせ、あるいは焦点をぼかすことによ
って、より有利な検出が可能となる。生のレーザ・ビー
ム(例えば0.050″幅)は塗装過程自体における
「みかんはだ」による高周波変動の検出、かき傷、小さ
なくぼみやふくれなどの弁別に対しては、その小ささは
十分である。焦点のぼけたビームはパネルにおいてゆつ
くりした変化のみを解析し、浅いスポツトに対してより
良好なS/N比を実現する。その反面、スクラッチの判
別性は低減する。これによつて手近な場合についてシス
テムを最適化させ得る。2重方式が望ましいことも多
い。このような2重方式は異なつた大きさのスポツトを
有する2つのビームを利用することができるが、あるい
は単一のビームを用いて1つのパネル全体を解析してか
ら、単一のビームのスポツトの大きさを変更して再度走
査することもできる。なお、逐次走査は、複数のビーム
をon及びoffに切り換えて異なつた大きさで走査す
ることができる。
2本のレーザ及び2個の検出器ユニツトを同時に使用す
る実施態様においては、2本のビームは波長が異なり、
それぞれの検出器ユニツトの前のフイルターは両波長に
対応して一方と他方を区分し得るようにされる。これに
代つて1つの検出器のみが2本のビームを交互に検出す
るようにすることもできる。(一方のビームを他方のビ
ームよりわずかに先行させて同一の走査器で駆動するこ
とができる。この場合、両者の間隔が十分であれば、波
長の弁別は必要ではない。実際に、両者は同一のレーザ
から引き出し得る。) おのおののビームを形成させるために異なつたレンズを
使用することができる。例えば、一方はみかんはだなど
による表面の波紋を平均するためにビームを少し膨らま
せ、他方はかき傷を調べるために焦点を絞る。
それ故に、2つの空間的な感度が、同時に走査している
間に得られる。しかも、2つのビームが同時に表面の同
一区域を調べているときには、大きな表面領域を調べて
いるビーム及び検出器を、より小さな検出区域に対する
基準レベルの検出用に利用することができる(同じ効果
を生じさせるように適当な時間的遅れがあつてもよ
い)。
発光ダイオード光源の線配列または光ファイバーによる
光源を照明掃引の代りに使用し得る。これらは特定位置
に固定されるであろうから解像度は配置間隔の関数とな
るであろう。しかしながら、傷の識別はやはり可能であ
る。この方式に対しては、光源は更にまた逆反射性であ
るために別の所に置かれているので、1台のテレビまた
は、他の2軸走査カメラが必要である。このような光源
にはその画面を横切つてスポツト掃引をする陰極線管も
設けられる。
この発明における他の重要な実施態様は、第6a図に示
した手動方式である。この実施態様には、一端をハロゲ
ン・バルブ(図には示さず)に接続し、他端はパネル5
05を照らすためオペレータの眼502に接近されたよ
うな、実質的な点光源500を使用する。オペレータは
逆反射板510から戻つてきた光及びパネルから出た光
を眺める。片方の眼にはパネル上に欠陥が暗いスポツト
として現れる。両眼で見ると一種のステレオ(立体)が
生ずる。最良の結果を得るには、オペレータの両眼のお
のおのの上または下に2つの照明用光源(例えば500
及び501)が配置される。これによつてオペレータが
それぞれの眼で最高レベルのシグナルが得られるように
なる(このような光源とそれぞれの眼との間には角度的
な差がないので)。2つの光源は干渉しないのでretro
effect(逆作用)は極めて指向的である。発生する効果
は実に驚異的である。金型係員や圧縮成形係員にとつて
は、最初にホログラムを見たときに、非常に類似した印
象を受ける。塗装されたパネルまたは良くつやの出され
たパネルから、例えばL=3メートル、L=2メー
トルであるとすると、パネル上の浅いスポツト及び他の
局部的なひずみならびに欠陥は、それらの深さがたとえ
0.01mmであつても、直ちに検出することができる。
この効果は、パネル自体の検査に用いる場合の他に、他
の種々の場合にも得られる。例えば、この方法は最終的
検査のラインにある塗装ずみの車を解析するのに直ちに
利用し得る。第2に、この装置は適当に作成された木型
または粘土の模型のひずみを、これらがCAD(コンピ
ユータの援助による設計)のデータとして走査される前
に検査するのに利用することができる。第3には、この
装置は雄または雌の型または模型を解析するのに利用す
ることができ、即座に、平滑で見栄えを良くするにはど
の部分の材料を除去すべきかを調べることができる。
実質的な点光源としては、例えば発光ダイオード、白熱
電球(例、米粒「電球」)あるいは遠隔光源を備えた光
フアイバーの端部がある。面の広い光源、例えば蛍光
管、はあまり適当ではない。これら蛍光管も、もしもチ
ユーブが面に平行であれば機能する。逆反射スクリーン
または塗装された逆反射面は、検査過程を最も便利にし
かつ信号対雑音比を最大ならしめるために、検査領域を
完全に取り囲む。
検査員は欠陥に対する感度が最高となる位置をさがし、
また、最良の信号対雑音応答が得られるように、眺める
角度を移動させることができる。単一または複数の光源
をめがね、ヘルメツト、または頭部定着物として装着す
ることができて、オペレータは最大の逆反射作用を可能
ならしめるように光源を眼に近づけながら容易に動くこ
とができる。測定用のレチクル(十字線)、例えば第6
b図の535、その他の補助物はオペレータの視野に重
なつて、欠陥の大きさを判定する助けとなる。
第6b図はこの発明に従つて設備した1対の接眼鏡を示
す。枠530には、眼529(はつきりさせるために片
眼だけを示す)で見ることができるように穴があけてあ
る。光源531は、この眼のために自由選択の第2のあ
るいはその他の追加の光源532を備えているので、リ
ム(縁)に配置してある。片眼(または両眼)を取り囲
む単数または複数のリングライト源乃至環状光源は、自
由選択的に用いることができて、最も均等な照明を得る
ことができる。
はだかの金属につや出し油が使用されている場合には、
電源531から出て来る光を偏光子540によつて偏光
させ、かつ、眼の前には偏光軸をこれに直交させる偏光
子(直交ポラロイド)541を使用するのが望ましいこ
とが多い。4分の1波長板550(第6a図に示す)に
よつて実質的には逆反射光のみが見得る。要素541
は、後に述べるように、つや出し油の中の小さな飛沫の
ひずみの影像を円滑にするために、焦点をぼかす装置ま
たはぶれ装置に代えることもできる。
第7図は雌パネル金型について作動している第6a図の
方式を示す。ここでは、眼はテレビ・カメラに置き換え
られている。この場合、単一の光源用電球601は実質
的に、金型の表面603を経て逆反射スクリーン602
を照射し、テレビ・カメラは金型からの反射によつて逆
反射スクリーンを眺める。この方式は、逆反射板は用い
られてはいるが、人間の眼の場合と同様に、第3図の方
式とは相異している。この場合においては、細いビーム
を使用しないので、表面検査をビーム位置の変化で行う
のではない。この場合は、ある領域内に幾何学的ひずみ
要因による傷によつて、点光源からの多数の「ビーム」
による光の集中または拡散が生じ、明るい映像または暗
い映像のどちらかを発生させる。
例えば、傷(例えば、除去すべき高いスポツト616)
がなければ、実質的には、点光源から出る光のすべては
逆反射板に当たり(光源からの広がりとパネルの曲率の
複合効果によるある角度で)、同じ経路を戻つて、テレ
ビ・カメラ上に、逆反射スクリーンの均等に近い光の場
の映像を結ぶ。しかしながら、高いスポツト616に示
したような欠陥があると、光は全く同じ方法では戻つて
こないで、欠陥が存在するある領域は周囲の領域よりも
暗くあるいは明るく現れる。光の場の変更される程度は
欠陥に比例し、欠陥の形と領域は、テレビ・カメラが2
軸で強度を走査することができるので、直ちに判定し得
る。代案として、第3図に示したレーザ走査の場合と全
く同様に、線走査カメラ(line scan camera)を検査
面に対し相対的に動かして、経時的検査情報を発生させ
ることができる。
自動検出においては、欠陥における再反射光の検出値
(瞬間的レベル)をその周囲からの再反射光の検出値と
比較することが望ましい。これを実施する方法及びその
構成はアメリカ合衆国特許第4305661号に述べら
れている。
テレビ・カメラ方式は、微妙な光の強度及びこれに類す
るものを調べるのを全く得意とする人間よりも、欠陥の
判定については、明らかに能力が劣る(少なくとも、弱
い信号の処理装置では)ことに再度注目しなければなら
ない。従つて、表面自体からの背景としての反射は問題
であり得る。
この場合には、パネルから直接戻つてくる反射を断つた
ために第3図及び第6b図におけるが如く、直交偏光子
及び減速板(retardation plate)を使用することがで
きる。第3図における如く、減速板は直径が例えば1フ
ートより大きいことは比較的まれなので、これはカメラ
の視野を制限することがある。第3f図における如き光
学系は視野を拡張するのに使用できる。第6b図に関連
して上に述べたような他の技法も用いることができる。
光学的手段による場合は、欠陥の両眼によるある種のス
テレオイメージを得るために第2のテレビカメラユニツ
ト630を使用することができる。この場合は、1つの
イメージにおける反射地点は、特に反射ゾーンにおいて
他のイメージの同地点と相互に関連せしめられる。この
手段は、欠陥状態の深さを自動的に計算するのに使用さ
れ得る。
市販されているイメージプロセツサーコンピユータ64
0は、テレビカメラに接続されており、欠陥のエリア、
形状及び強度を解析して欠陥パラメータを決定するため
に使用され得る。テレビカメラはまた視覚による検査に
も使用することができ、視覚検査における視線方向から
見た穴の映像がデジタル解析に供され欠陥に関する定量
的なアウトプツトが視覚により認識される(銃の標準器
における網目を伴つたものとして)。この形態において
は、オペレータはパネルを第6b図に示すような眼鏡を
通して観察し、テレビカメラはこれらの観察において必
要と思われるものを自動的にデジタル化する。
欠陥のエリア、形状、アウトラインパラメータ及びその
他のパラメータを表示または計量するための適切なイメ
ージプロセスコンピユータとしては、マシーン インテ
リジエンス カンパニーのモデル100、マシーン ビ
ジヨン インターナシヨナル カンパニーのジエネシス
2000またはGE オプテイメイシヨン II プロセ
ツサーを挙げることができる。最後の2つのものは高速
であり、リアルタイム作動をすることができる。動く部
分(例えばラインを移動するペイント缶)の高速測定を
行なうには、後の解析のためにイメージを固定して保存
すべく、例えばキセノンランプのフラツシユを使用した
ストロボ照射を用いることができる。
あるいはまたビデオテープユニツト660を必要に応じ
て使用することにより、視覚または自動による、後の解
析のために、ライン上を通過するパネルまたは自動車に
ついての記録をすることができる。これにより、人はよ
りリラツクスした状態で解析をすることができ(例えば
オフイスにおいて)、あるいは欠陥イメージの解析を行
なう高能力の大型リモートコンピユータを使用すること
ができ、更に第3の例として前日の測定結果を翌朝に統
計的なデータとして得ることもできる。
第1図に示した例において第3図の逆反射原理を使用し
た、本発明の更に他の例が第7図に示されている。
この例では、グリツドまたは平行な不透明ラインの格子
またはロツド620からなる1または2以上のエツジが
使用される。グリツドまたは格子は、逆反射板602の
前方に置かれるか、あるいは逆反射性材料から作られ逆
反射板として使用される。このグリツドは、(例えば、
少なくとも格子またはグリツドについて)パネルを通し
て逆反射的に照射される点を除き、第1図において説明
した格子またはグリツドと同様に、極めて良好に作用す
る。ドツトは、グリツドの交点を単純化して示す。欠陥
に基づきドツトイメージの中心の変位は、ラインにおけ
る場合よりも良好に得られることが統計学的に明らかで
ある。第7図におけるラインまたはグリツドの例は、第
2図のものに関連するが、面の後方から放射を行なう点
光源を使用する点において異なつている。この点光源
は、センサーの側から照射を行なう。要約すれば、第7
図の例は、第1図の例に関連するものであるが、検査効
果をより有効に発揮するものである。コントラストはよ
りよく得られる。この例では小さな点光源とグリツド付
逆反射スクリーンとが新たに要求されるのみであり、該
スクリーンは、解析が行なわれる場所を囲む一定区域の
壁の1つにより得ることができる。特別な照明装置その
他のものは要求されず、必要なパワーレベルは極めて小
さい。これはライトとカメラユニツトとが実質上同じ場
所に配置されていることに基づく。ライトは、カメラユ
ニツトにより捕らえられる部屋全体を照明する必要はな
い。パネルにおける偏差は、2回反射により増大せしめ
られる。エツジポイントは、第3図のスポツトイメージ
と同様にシフトする。エツジの偏倚はテレビカメラによ
つてより容易にモニターされる。人が3.048m(1
0フイート)離れている場合は、第6a図に示すよう
に、パネル全体をグリツドラインを伴つて見ることがで
き、該グリツドラインは表面に存在する欠陥部分におい
て幾何学的な変形を示す。
第8図は、第6a図および第7図の例における欠陥特定
のための装置を示している。第8図に示すように、光は
欠陥上に入射し、図では先の経路が、照射方向にほぼ一
致して示されている。光源700は、ビームスプリツタ
704を通して光軸703に沿つてパネル702を照射
する。人の眼710は、逆反射板711から欠陥713
を含むパネル702において再反射された光を見る。
図示のように、欠陥エリアから来る光は、欠陥エリアに
おける傾斜した面により反射角θとなるように偏倚して
いる。この結果、スクリーン上には、欠陥が無ければ得
られるであろうよりも暗いエリアDが生じ、これに伴つ
て反射光の重複によつて暗い領域の回りにより明るい領
域が生じる。
光源から欠陥エリアまでの距離L2は欠陥エリアサイズ
よりはるかに大きいので、欠陥エリアを照射する光のな
す角は極めて小さく、該照射光は殆んど平行であるとい
える。このようにして小さいダークゾーンまたはライト
ゾーンの存在が生じ、眼または他の検知器がこれを認識
する。ゾーンDは完全に暗くはない。これは、眼が照射
光軸と一致しており、再び眼に戻らなくされるのは、例
えばスクリーンによつて零でない角度γをもつて反射し
正常面に到達する光のように、欠陥面の同じスロープを
経て正確に戻ることのない光のみだからである。同様の
作用が、図の面に垂直な方向にも生じる。
次に、視線から角度をずらせて配置した光源720を用
いた場合について説明する。この場合は、眼から最も遠
い欠陥エリアの傾斜したエツジで反射された光は逆反射
スクリーンでの反射後、より少なく該エツジに到達し、
従つてより暗く見え表示が強調される。これは多くの場
合においてより望ましい。
次に本発明における自動的なセンシングが、どのように
してスタンピング、モールデイングまたはボデイプラン
ト等の検査面において使用されるかを説明する。
米国特許出願第4394683号の第13図には、ライ
ンに沿つて移動するパネルが示されている。これは、プ
レスから到来するパネルを監視する固定するセンサの典
型的な例である。他の設備においては、パネルが静止す
る場合または移動する場合において、センサユニツトを
位置決めするためにロボツトアームが使用される。この
種のタイプのパネルのチエツクは、本発明において2つ
の方法で行なわれる。アームが均一性に優れた動作を行
なうことが出来る場合、または事実上固定位置にあるロ
ボツトに対し掃引を行なうためにアームの先端部で工具
が動かされ得る場合(これは容易にプログラム化され得
る)に、アームは事実上センサユニツトを掃引させ得
る。同様に、逆反射性材料の性質に基づいて二軸掃引を
行なうことも出来る。この場合はユニツトは、レーザス
キヤンによる2ミラー掃引に基づいて表面を走査する。
例えば、モータ260は第3図に示す平面鏡261(破
線で示す)を駆動してy軸方向にも走査を行なう。
第9図から第12図は本発明をプラントに使用する場合
の例を示している。第9図には、第3図のラインに沿つ
て逆反射性物質を扱う送込み部及び受取部を有したスキ
ヤン型単一センサユニツト732、及びロボツト730
(この場合はガントリータイプ ウエステイングハウス
6000)が示されている。このセンサは必要により、
二軸ミラースキヤンまたはロボツト先端部における工具
を動かすモータによりy軸方向にも走査可能なものとす
ることができる。ロボツトは、数多くの異なつたタイプ
のパネル736を検査するために、プログラミングコン
ソール734を使用してプログラム化され得る。
センサからのシグナルデータは、必要に応じてこの目的
のために付加される付加的センサまたはセンサの離反距
離維持を助けるためにフイードバツクされる。
第10図は、第3図または第7図に示したセンサユニツ
トを複数固定した例を示しており、ここではコンベア7
51上の自動車のドア750はフレーム753上のセン
サユニツト群752の下方を移動する。この場合は、結
合されたスプレー760及びブラシ765を使用する自
動ハイライター(hightlighter)755が使用されてい
る。
第10図にはまた、欠陥のあるパネルをロボツトによる
修復ステイシヨン800へ自動的に除去するための装置
が示されている。欠陥読取り装置802からのシグナル
を受取るロボツト801は、デイスクグラインダ805
またはその他の工具を取り上げて欠陥部分810を研削
し且つ仕上げる。この後、パネルは検査ステイシヨンに
戻され、正常となつたか否かを決めるために再び検査さ
れる。
第11a図及び第11b図は、ライン状の固定位置にあ
る白色塗装されたボデイ908全体を走査するための、
ロボツトに装着されたユニツト902及び904を示し
ている。ロボツトハイライター906はブラシ及びスプ
レーを先端部に備えた工具910を有し、例えば走査方
向に平行にというように走査と共に常に「筋」を描く。
同様の態様が仕上げ塗装された自動車についても適用さ
れることができ、この場合はハイライトは必要とされな
い。パネルのギヤツプのミスマツチの検査もまた、同様
のロボツトに装着されたライト セクシヨン トライア
ンギユレイシヨン センサ(light section triangulat
on sensor)を使用して行なわれ得る。
第12図は、仕上げられた(塗装された)車に使用する
ための製造ライン上の配列の例を示しており自動車92
2を製造ライン上で見るために配置された固定センサ9
20を備えた設備を示している。大きな離反距離と検知
範囲を有した逆反射センサが、多くの場合において線の
動きを明確にし得る点で極めて有利である。
本発明は、車体、装置その他のパネル上の欠陥を調べる
ためのみならず、ダイ、ウツドモデル、粘土モデル、モ
ールド、その他の金属シートの組成加工及びボデイ形成
プロセスに使用される一定形状のパーツまたは物体につ
いても使用され得る。本発明はこれらの物品の形状にお
ける欠陥を特定し、これらが、例えば塗装された自動車
のような、最終製品にまでもちこされるのを防ぐために
使用される。
人が小さいフラツトスポツトを見付け、さらに他の時点
にダイにおける誤つた形状が部分的に形成されているの
を発見したときは、ダイを正常にするにはどこにおいて
材料を削りとり、削りとり量をいくらにするかを量的な
感覚から決め得るのは勿論である。このことはダイの工
程により前、すなわちウツドモデルを使用する工程にお
いても当てはまり、モデルがエラーを含んでいないこと
を確かめるためにチエツクされる。モデルのエラーは、
ダイを制作するマシーンに複写され、結果的に大きな損
失を招く。
本発明を使用する際には、検査する表面に充分な反射性
を持たせる必要がある。従つて、木、粘土または金属は
これらに充分な反射性を付与する油、ワツクス、反射性
ペーパーまたはその他の材料でコーテイングされる必要
がある。一般にはコーテイング材料は容易に取り除かれ
得るのが望ましい。
ダイの形状における部分的なエラーを見、該ダイにより
形成されるパネルが対応した欠陥などを見るのは興味を
引かれるところである。第6図及び第7図に示す装置に
おいては、みかん外皮状表面、ハイライトオイル、プラ
スチツクにおけるエレフアントハイド(elephant hid
e)、プラスチツク上の粒子その他いずれに基づくかに
拘らず、表面のリツプルの作用を抑制するために次に掲
げる幾つかの対策を取ることができる。
I) 焦点をずらせることにより意図的にイメージをぼ
やけさせる。このシステムにおける焦点深度は度合によ
り非常に深いため、これは必ずしも効果的であるとは限
らない。
II) 振動するガラスを用いその動きによりイメージを
意図的にほやけさせる。これによりスクリーン上のハイ
ライト全体は効果的に不鮮明化され、シグナルは平均化
される。しかしながらこれはまた、前記不鮮明化と共に
放射されるイメージをも動かしてしまう。
III) 拡散スクリーンを使用し、これを通してイメー
ジを見る。これによりハイライトを生じる小滴上に焦点
を明確に結ぶことが防がれる。
IV) コンピユータによるフイルターを用いシグナルの
処理にこれを適用する(第3図における装置のよう
に)。例えば、ACカツプリングによりすべての低周波
シグナルが取除かれる。高周波数シグナルは、例えば大
きな偏倚または1方向もしくは2方向への凹所スロープ
という典型的な態様を示す一定の特性を現わすものを除
きすべて除去される。
本発明の適用に当たつては、欠陥と思われるものの存在
をハードウエアにおいて特定して表面の迅速な走査を行
ない、より優れた評価を行なうために比較的遅いペース
でソフトウエアプログラムに基づきデジタル化されたシ
グナルを解析することができる。走査全体において過剰
な欠陥は見出されないと予想される場合には、これはパ
ネルの更に他のセクシヨンが続く間継続され得る。
あるいはパネルの単純な走査だけを行ない、欠陥と思わ
れる所に戻つておのおの時間をかけて取扱うことも出来
る。これは、いつたん発見された欠陥に戻つてじつくり
と解析を行なうため、メモリーを必要としないという利
点を有する。しかしながら、コンピユータメモリーは現
在廉価となつているため、欠陥と思われる個所の読取り
とその保持を進め、その解析は他のデータが取り入れら
れたときに行なうのが理に適つている。
このデータを視覚化するための方法について考えること
は重要である。特徴のあるラインの近くの欠陥エリア、
その他見ることを望まない欠陥エリアの次への到達の場
合、欠陥としてのピツクアツプをしないようにユニツト
の走査を停止する幾つかの手段を有するべきである。こ
れは見られることのないパネル上のゾーンの座標をコン
ピユータにストアし、人が走査を読取つた後にこれらを
メモリー内にブロツクアウトすることにより行なわれ得
る。
その他可能なことは、このような欠陥を見るためにスキ
ヤンのエツジを使用し、シグナルを伴う正確な三角波に
基づいて表面に対し正確に戻ることを可能にすることで
ある。あるいは、センサヘツドを回転させて、走査が特
徴あるラインその他に平行にし、走査をその方向にある
欠陥を横切つて正しく次のものに到達するようにするこ
とが できる。良好なハイライトまたは仕上げ塗装がさ
れていれば、走査の方向については余り思い患う必要が
なく、前述の如き回転は極めて便利である。それはハイ
ライトが乏しく縞を伴つており、該縞に平行に実際上走
査する必要がある場合に採用される。
ハイライトオイルが拡がるのを助けるためには、ハイラ
イトオイルの適用と検査との間に時間的なずれを設ける
必要があり、少なくとも10秒以上の間隔をおくのが望
ましい。
ロウアングルにおいて必要とされる遅延プレート(reta
rdation plate)及び偏光子又は偏光プリズム(polariz
er)は必要とされない。これは最も望ましい遂行のため
のハイアングルが使用されるからである。換言すれば、
ロウアングルにおいてはパネル表面からの直接の反射光
は、該パネル表面が塗装されたものであるか他の種類の
ものであるかを問わずより少なくなる。
スロープの変化率を見るための第5図に示した方法は、
深さが0.005mm(0.0002インチ)であるよう
な浅いロウスポツトを発見するのに有効に使用されてき
た。しかしながらこのようなロウスポツトの典型的なも
のは、深さが0.005mm(0.0002インチ)から
0.063mm(0.0025インチ)の範囲にあり、大
きさが2.5cm(1インチ)から10cm(4インチ)の
幅を有するものである。
第13図は、本発明に基づきコンピユータによるプリン
トアウトをしたものである。
本発明適用の際は、必要により使用されるレンズ240
(第3図に破線で示す)のようなシリンダレンズを使用
して走査方向にビームの拡散が行なわれ、ロウスポツト
における実行を改善しハイライト状態における平均化効
果を強める。しかしながら同時に、このようなシリンダ
レンズの使用は、汚れによる小さいにきび状のもの又は
その類のようなより小さい欠陥を見落しがちとする。こ
の場合は、最初のパスにおいてシリンダレンズ(又は他
のビーム拡散手段)を使用しリターンパスにおいてそれ
を使用しないシステムを用いることにより走査方向にお
いて2種類の感度又は視覚的な積分を与えるのが望まし
い。このようなプログラマブルデバイスは、シリンダレ
ンズを単純に出入れするソレノイドとすることができ、
あるいはより早いスピードのものとして最初のパスにお
いてビームを拡げ、次のパスにおいてはこれを行なわな
い音響光学変調器を使用することができる。
このようなシグナルの平均化処理は、第3図に示すよう
にハードウエア回路又はコンピユータソフトウエア29
0により行なうこともできる。ハードウエアによるシグ
ナル平均化には、前及び/又は後への時間的スペースを
置いてシグナルセクシヨンの平均に対しシグナルを瞬間
的に比較し得るタツプ付きアナログリレイライン(tapp
edanalog delay lines)を使用した米国特許第4305
661号に開示されたものを使用することができる。
異なる欠陥のシグナルを実際的なシグナルに関連づける
ためにプログラマブル相関器 (correlator)を使用することができる。例えばロウス
ポツト、たたき傷(ding)及び凹みなどの全てはポジイ
テイブ及びネガテイブに傾斜するシグナルを有している
が、異なつた幅を呈する。従つてスロープが急な欠陥に
対して第2の派生的回路(second derivative circui
t)を作動させ、傾斜が緩かな欠陥については相関づけ
により得ることができる。この相関づけには、ハードウ
エア相関器を使用することができ、得るべきシグナルに
適切にマツチし得るようにするには異なる周波数に調整
可能な相関器を使用するのが望ましい。時間が許す場合
は、コンピユータソフトウエアによる相関づけを成すこ
ともできる。
相関づけはこのようなシグナルを見るための方法である
だけでなく、欠陥の既知のシグナルをマツチさせるため
に使用することもできる。
第6図及び第7図に示した視覚化の例及びテレビを使用
した例に関して、目の周囲又は目の近傍に配置されたラ
イトを通して直接観察を行なう場合は、例えば第6a図
に示すパネルフードを見ている垂直方向にというように
ライトを僅かに置換えた場合ほどには良好な観察が得ら
れないことがあることが見出された。
例えば、第6b図に示すように垂直方向の移動距離Hを
目の高さから上方又は下方に5.0cm(2インチ)とし
てライトを配置した場合は、観察者は逆反射アングルか
ら僅かにずれるために逆反射板から観察者に返つてくる
光の強さは、例えばL2=3.048m(10フイー
ト)離反に相当する程度にかなりの減衰を示す。しかし
ながらこのような状態において、欠陥を強調し、しばし
ば視覚的な鮮明化を伴うシヤドウ効果 (shadowing effect)が生じる(このような位置のずれ
をなくして直接観察する場合にはときにより欠陥が光の
重なりにより見失われ得る)。
目的に応じて、ライトを視線に添わせて、あるいは視線
から離れた位置に配置してというように切換えを伴つて
観察するのが望ましい。この場合は2セツトのライトを
使用することができる。1つは中央に、他の1つは視線
から離れた位置に置かれる。2セツトのライトは容易に
切換えられる。この切換えは自動的に又は手動により行
なわれ得る。これとは逆に、単一のライトに対し2つの
テレビカメラを使用し、これら2つのテレビカメラを相
互に離反させて、例えば切換え走査を伴つて使用するこ
とができる。
第14図は、第3図の例の欠陥識別を可能にする回路の
例を示しており、第13図のリードアウトを発生させる
のに使用される。
第14図に示すように、戻つてきたレーザ光は、一般に
スポツトを形成するUDTピンスポツト2D フオトデ
イテクタ(3図におけるフオトデイテクタ215)上に
イメージされる。デイテクタの出力電流は第1のAD6
44の半部分において電圧に置換えられる。この電圧は
次に第2のAD644のセツトにより増幅され結合(co
mbined)される。4291 H デバイダに供給される
2つのアウトプツトはデイテクタを打つ(strike)ライ
トの合計(sum)、及びデイテクタの2つの半部分間の
差(difference)である。
デバイタのアルトプツト(差/合計)は、デイテクタの
上のライトスポツトのパワー保証を伴うポジシヨン(po
wer compensated position)である。
スポツト位置シグナル及びビーム操縦ミラー(第3図の
ミラー202)位置シグナルは、次の処理ためにラツク
ボード(Rack board)に共に送られる。
ミラーの位置は、該ミラー位置のCOSを得るために微
分(differentiate)される。このシグナルは零クロス
デイテクタ(zero crossing detector)に適用されてミ
ラー方向シグナルを得る。オリジナルなSINシグナル
はアナログ・デジタルコンバータ(ADC)に送られ、
コンピユータはミラーの位置を読取ることができる。微
分器(differentiator)による小さなリレーを修正する
ために「ポジシヨンバランス」ポテンシヨメータが使用
され、幅コントロール(enable width control)がミラ
ー揺動の一部をデジタル化することができる。
イメージスポツト位置シグナルは零クロスデイテクタ及
び微分器(differentiator)に送られる。零クロスシグ
ナルは、方向いかんに拘らず各零クロス(zero-crossin
g)上にパルスを発生させるために使用される一対の単
安定回路 (monostables)に送られる。
微分されたスポツト位置にシグナルは絶体値増幅器に送
られる。この段階からのアウトプツトはADCに入力さ
れコンピユータは検査表面の欠陥の「激しさ」(severi
ty)を明白に読取る。この「激しさ」シグナルは、DA
Cから発したコンピユータである入口(threshold)へ
比較のために送られる。コンパレータのアウトプツト
は、零クロスパルス(zero crossing pulse)を測定す
るために使用される。スポツト位置シグナルが零を横切
り、且つ微分されたポジシヨンが充分に大きいときにの
み、「欠陥発見」のフリツプフロツプがセツトされる。
コンピユータは次に、回路から送られた「ミラーポジシ
ヨン」及び「激しさ」シグナルを読取り、これらの値、
「方向性(polarity)」及び走査線ナンバーを次のプロ
セスのためにデータアレイにストアする。
「方向性」シグナルは「微分されたスポツトポジシヨ
ン」を零ボルトと比較して発せられるシグナル及び「ミ
ラー方向」の排除的なオア状態(excesive OR-ing)に
より発生せしめられる。
ADCの内部的な作動のくせを考慮して、コンバージヨ
ン従つて余分な単安定及びゲートを生ぜしめるためにク
ロツクインプツトに素早く連続した2つのパルスを適用
する必要がある。
コンピユータは、xy座標、激しさ、タイプ(凹凸)、
欠陥の長さ及び欠陥の長さと激しさとにより表わされる
割合を与える欠陥に関するリストを提供する。「激し
さ」はxy座標上にプロツトされる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に関連するライン乃至グリツド像偏差
による検査装置の例の斜視図であり、第1a、1b、1
c及び1d図は、第1図の検査装置による各種ライン像
を示す説明図である。
第2図は、本発明に関連する掃引ポイントスキヤン(sw
ept point scan)による検査装置の例の斜視図である。
第3図は本発明に係る装置の1例を示す斜視図である。
第3′図は第3図に示す装置により受信される2つの特
徴的信号を示す説明図である。
第3a図は第3図の装置におけるビーム検知のための分
割されたデイテクタ乃至検出器を概略的に示す正面図で
ある。
第3b図は本発明装置の他の例を示す斜視図である。
第3c図は第3b図の装置におけるビーム検知用の分割
されたデイテクタを概略的に示す正面図である。
第3d図及び第3e図は、第3図の装置のデイテクタ上
に受信されるスポツト位置及びそれによつて生じる出力
の説明図である。
第3f図は第3図に示す装置に適用される平行ビーム装
置の例の側面図である。
第4a図から第4d図は種々の面状態に対応する出力の
例の説明図である。
第5a図から第5e図は異なるタイプの欠陥シグナルの
説明図である。
第6a図は点光源を用いた本発明装置の例の斜視図であ
る。
第6b図は第6a図に示す装置の変形例の側面図であ
る。。
第7図はテレビカメラ及びグリツド付き逆反射スクリー
ンを伴つた本発明装置の例の斜視図である。
第8図は、第6図及び第7図に示す実施例における反射
状態を示す説明図である。
第9図〜第12図は本発明装置を適用した種々の例の説
明図である。
第13図は本発明装置におけるコンピユータによる欠陥
読出しの説明図である。
第14a図及び第14b図は本発明装置の例の回路図で
ある。
フロントページの続き (71)出願人 999999999 プライア,テイモシー アール カナダ国 エヌ8テイ− 3ビ−7 オン タリオ ウインザ ホ−ソ−ン ドライブ 6360 デイフラクト リミテツド (72)発明者 クラーク,ドナルド エー カナダ国 エヌ85245 オンタリオ ウイ ンザ バージニア アベニユ 973 (72)発明者 レイノルズ,ロジヤー エル カナダ国 エヌ8ワイ4エム3 オンタリ オ ウインザ オリーブロード 1425 (72)発明者 プライア,テイモシー アール カナダ国 エヌ8テイー 3ビー7 オン タリオ ウインザ ホーソーン ドライブ 6360 デイフラクト リミテツド (56)参考文献 米国特許第3734626(US,A)

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査表面及び該検査表面を広範囲に照射す
    る光源に対して、多数の微小な逆反射エレメントを備え
    た逆反射体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射体
    が前記検査表面からの反射光を受けてこれを前記検査表
    面に向けて反射し該検査表面で再反射させるように位置
    決めし、前記広範囲の光照射により前記検査表面から再
    反射された光の像を形成し、形成された像の明暗を、前
    記検査表面の凹凸状態を示すものとして検知することを
    特徴とする表面検査方法。
  2. 【請求項2】検査表面の照射が拡散光源により行われる
    特許請求の範囲第1項に記載の表面検査方法。
  3. 【請求項3】前記拡散光源が点光源を備えている特許請
    求の範囲第2項に記載の表面検査方法。
  4. 【請求項4】前記像形成と検知とが目視により行われる
    特許請求の範囲第1項に記載の表面検査方法。
  5. 【請求項5】前記像を記録する工程をさらに含む特許請
    求の範囲第1項に記載の表面検査方法。
  6. 【請求項6】前記検知が、記録された像の明暗を検知す
    ることにより行われる特許請求の範囲第5項に記載の表
    面検査方法。
  7. 【請求項7】前記光源からの照射と前記再反射光の検知
    とが、照射光の光軸と検知される光の光軸とを相互に異
    ならせて行われる特許請求の範囲第2項に記載の表面検
    査方法。
  8. 【請求項8】検査表面での反射を生じさせるように該検
    査表面を広範囲に照射するための光源と、多数の微小な
    逆反射エレメントを有し広範囲に照射された前記検査表
    面からの反射光を受け、これを前記照射された検査表面
    に向けて反射し該検査表面で再反射させるように配置さ
    れた逆反射体と、前記検査表面からの再反射光の像を形
    成する像形成装置と、前記像の明暗を照射された検査表
    面の凹凸状態として検知する検知装置とを備えたことを
    特徴とする表面検査装置。
  9. 【請求項9】前記光源が拡散光源を備えている特許請求
    の範囲第8項に記載の表面検査装置。
  10. 【請求項10】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第9項に記載の表面検査装置。
  11. 【請求項11】前記像を記録するための記録装置をさら
    に備えた特許請求の範囲第8項に記載の表面検査装置。
  12. 【請求項12】前記検知装置が、前記記録装置により記
    録された光の明暗を検知するようにされている特許請求
    の範囲第11項に記載の表面検査装置。
  13. 【請求項13】前記光源と前記検知装置とが、該光源の
    照射光の光軸と、該検知装置が検知する再反射光の光軸
    とを異ならせるように配置されている特許請求の範囲第
    8項に記載の表面検査装置。
  14. 【請求項14】検査表面及び該検査表面を拡散光源によ
    り広範囲に照射する光源に対して、多数の微小な逆反射
    エレメントを備えた逆反射体を配置し、該逆反射体の位
    置は、該逆反射体が前記検査表面からの反射光を受けて
    これを前記検査表面に向けて反射し該検査表面で再反射
    させるように位置決めし、前記広範囲の光照射により前
    記検査表面から再反射された光の像を形成することを特
    徴とする表面検査方法。
  15. 【請求項15】前記像形成が目視により行われる特許請
    求の範囲第14項に記載の表面検査方法。
  16. 【請求項16】前記目視が、前記検査表面への照射光の
    光軸と実質上同じ位置から行われる特許請求の範囲第1
    5項に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記目視が、前記検査表面への照射光の
    光軸から離れた位置から行われる特許請求の範囲第15
    項に記載の表面検査方法。
  18. 【請求項18】前記像を記録する工程をさらに含む特許
    請求の範囲第14項に記載の表面検査方法。
  19. 【請求項19】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第14項に記載の表面検査方法。
  20. 【請求項20】検査表面での反射を生じさせるように該
    検査表面を広範囲に照射するための拡散光源と、多数の
    微小な逆反射エレメントを有し前記検査表面からの反射
    光を受け、これを前記照射された検査表面に向けて反射
    し該検査表面で再反射させるように配置された逆反射体
    と、前記検査表面からの再反射光の像を形成する像形成
    装置とを備えたことを特徴とする表面検査装置。
  21. 【請求項21】前記像形成装置が、検査表面への照射光
    の光軸と実質上同じ位置に配置された特許請求の範囲第
    20項に記載の表面検査装置。
  22. 【請求項22】前記像形成装置が、検査表面への照射光
    の光軸から離れた位置に配置された特許請求の範囲第2
    0項に記載の表面検査装置。
  23. 【請求項23】前記像を記録するための記録装置をさら
    に備えた特許請求の範囲第20項に記載の表面検査装
    置。
  24. 【請求項24】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第20項に記載の表面検査装置。
  25. 【請求項25】検査表面及び該検査表面を広範囲に照射
    する光源に対して、多数の微小な逆反射エレメントを備
    えた逆反射体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射
    体が前記検査表面からの反射光を受けてこれを前記検査
    表面に向けて反射し該検査表面で再反射させ、再反射光
    が検査表面の幾何学的欠陥を示す明暗情報を含むよう
    に、位置決めし、前記広範囲の光照射により前記検査表
    面から再反射された光を目視することにより検査表面及
    びその幾何学的欠陥を識別することを特徴とする表面検
    査方法。
  26. 【請求項26】前記目視による識別が、前記検査表面へ
    の照射光の光軸と実質上同じ位置から行われる特許請求
    の範囲第25項に記載の方法。
  27. 【請求項27】前記目視による識別が、前記検査表面へ
    の照射光の光軸から離れた位置から行われる特許請求の
    範囲第25項に記載の表面検査方法。
  28. 【請求項28】検査表面の照射が拡散光源により行われ
    る特許請求の範囲第25項に記載の表面検査方法。
  29. 【請求項29】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第28項に記載の表面検査方法。
  30. 【請求項30】検査表面での反射を生じさせるように該
    検査表面を広範囲に照射するための光源と、多数の微小
    な逆反射エレメントを有した逆反射体とを備え、該逆反
    射体は、広範囲に照射された前記検査表面からの反射光
    を受け、これを前記照射された検査表面に向けて反射し
    該検査表面で再反射させ、再反射光を目視した際に検査
    表面の幾何学的欠陥を明暗で判別し得るように、配置さ
    れていることを特徴とする表面検査装置。
  31. 【請求項31】明暗情報を含む再反射光の像を記録する
    ための記録装置をさらに備えた特許請求の範囲第30項
    に記載の表面検査装置。
  32. 【請求項32】前記記録装置が、検査表面への照射光の
    光軸と実質上同じ位置に配置された特許請求の範囲第3
    1項に記載の表面検査装置。
  33. 【請求項33】前記記録装置が、検査表面への照射光の
    光軸から離れた位置に配置された特許請求の範囲第31
    項に記載の表面検査装置。
  34. 【請求項34】前記光源が拡散光源を備えている特許請
    求の範囲第30項に記載の表面検査装置。
  35. 【請求項35】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第34項に記載の表面検査装置。
  36. 【請求項36】検査表面及び該検査表面を照射する光源
    に対して、多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反
    射体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記
    検査表面からの反射光を受けてこれを前記検査表面に向
    けて反射し該検査表面で再反射させるように位置決め
    し、前記光源により照射される領域は検査されるべき幾
    何学的欠陥を示す領域より実質上大きくされており、前
    記検査表面から再反射された検査表面の幾何学的欠陥を
    示す明暗情報を含む再反射光を検知することを特徴とす
    る表面検査方法。
  37. 【請求項37】検査表面が自動車のボディパネルであり
    光照射による検査が該ボディパネルのほぼ全体に亘って
    行われる特許請求の範囲第36項に記載の表面検査方
    法。
  38. 【請求項38】検査表面の照射が拡散光源により行われ
    る特許請求の範囲第36項に記載の表面検査方法。
  39. 【請求項39】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第38項に記載の表面検査方法。
  40. 【請求項40】前記検知が、再反射光を目視することに
    より行われる特許請求の範囲第36項に記載の表面検査
    方法。
  41. 【請求項41】前記検知が、検査表面の照射光の光軸か
    ら離れた位置から行われる特許請求の範囲第36項に記
    載の表面検査方法。
  42. 【請求項42】前記検知が再反射光の記録を伴って行わ
    れる特許請求の範囲第36項に記載の表面検査装置。
  43. 【請求項43】検査表面での反射を生じさせるように且
    つ検査されるべき幾何学的欠陥を示す領域より実質上広
    く照射するための光源と、多数の微小な逆反射エレメン
    トを有し前記検査表面からの反射光を受け、これを前記
    照射された検査表面に向けて反射し該検査表面で再反射
    させるように配置された逆反射体と、前記検査表面から
    再反射され、検査表面の幾何学的欠陥を示す明暗情報を
    含んだ再反射光を検知するための検知装置とを備えたこ
    とを特徴とする表面検査装置。
  44. 【請求項44】前記光源が拡散光源を備えている特許請
    求の範囲第43項に記載の表面検査装置。
  45. 【請求項45】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第44項に記載の表面検査装置。
  46. 【請求項46】前記検知装置が検査表面の照射光の光軸
    から離れた位置に配置されている特許請求の範囲第43
    項に記載の表面検査装置。
  47. 【請求項47】前記検知装置が、再反射光を記録するた
    めの記録装置を備えている特許請求の範囲第43項に記
    載の表面検査装置。
  48. 【請求項48】検査表面及び該検査表面を照射する光源
    に対して、多数の微小な逆反射エレメントを備えた逆反
    射体を配置し、該逆反射体の位置は、該逆反射体が前記
    検査表面からの反射光を受けてこれを前記検査表面に向
    けて反射し該検査表面で再反射させるように位置決め
    し、前記光照射により前記検査表面から再反射された光
    を検知する表面検査方法であって、検知される光の光軸
    に対し離れた位置から前記光照射を行なうことを特徴と
    する表面検査方法。
  49. 【請求項49】前記検知が前記再反射光を目視すること
    により行われる特許請求の範囲第48項に記載の表面検
    査方法。
  50. 【請求項50】検査表面の照射が拡散光源により行われ
    る特許請求の範囲第48項に記載の表面検査方法。
  51. 【請求項51】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第50項に記載の表面検査方法。
  52. 【請求項52】前記検知が前記再反射光の像の形成及び
    該像に於ける明暗両部分の検知を伴う特許請求の範囲第
    48項に記載の表面検査方法。
  53. 【請求項53】前記像を記録する工程をさらに含む特許
    請求の範囲第52項に記載の表面検査方法。
  54. 【請求項54】検査表面での反射を生じさせるように該
    検査表面を照射するための光源と、多数の微小な逆反射
    エレメントを有し前記検査表面からの反射光を受け、こ
    れを前記照射された検査表面に向けて反射し該検査表面
    で再反射させるように配置された逆反射体と、前記検査
    表面からの再反射光を検知する検知装置とを備えた表面
    検査装置であって、前記光源は、検知される光の光軸に
    対し離れた位置に設けられていることを特徴とする表面
    検査装置。
  55. 【請求項55】前記光源が拡散光源を備えている特許請
    求の範囲第54項に記載の表面検査装置。
  56. 【請求項56】前記拡散光源が点光源を備えている特許
    請求の範囲第55項に記載の表面検査装置。
  57. 【請求項57】前記検知装置が、前記再反射光の像の形
    成及び該像に於ける明暗両部分の検知を行うための手段
    を備えている特許請求の範囲第54項に記載の表面検査
    装置。
  58. 【請求項58】検知された光を記録するための記録装置
    をさらに備えた特許請求の範囲第57項に記載の表面検
    査装置。
JP60500576A 1984-02-14 1985-01-25 パネル表面検査方法及び装置 Expired - Lifetime JPH061249B2 (ja)

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