JPH06125681A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JPH06125681A
JPH06125681A JP30324792A JP30324792A JPH06125681A JP H06125681 A JPH06125681 A JP H06125681A JP 30324792 A JP30324792 A JP 30324792A JP 30324792 A JP30324792 A JP 30324792A JP H06125681 A JPH06125681 A JP H06125681A
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JP
Japan
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fish
fishing rod
rod
fishing
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP30324792A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Suzue
浩康 鈴江
Tomoyoshi Tsurufuji
友義 鶴藤
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に影響を与えることなく魚信を感知し
易い釣竿の提供を目的とする。 【構成】 釣りの対象魚に応じた魚信を感知し易い魚信
感知部位Bを特定するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣竿に関し、特に魚信感
知性の良好な魚信感知部位を特定した釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】釣りに際して釣人は、釣り対象の魚の魚
信を感知することによって合わせを行い、釣り上げる。
従って、この魚信を如何に早く正確に検知できるかによ
って釣りの成果が左右される。
【0003】こうした魚信の感知性能を向上させるため
に、実公平3ー40147号公報、実開昭62ー210
936号公報、実公平3ー13194号公報等に開示の
技術がある。第1の公報には握部を釣竿本体と一体に同
一肉厚で形成することによって魚信の伝達性を向上さ
せ、第2の公報には釣竿のハンドル内に伝達組立体を設
けて魚信の伝達性を改善し、第3の公報にはセンサで検
知した魚信を増幅振動させて釣人に伝達することがそれ
ぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記第1
と第2の各公報に開示の技術は従来のものよりも魚信感
知性が向上するが、魚信は微小な振動であるため、その
感知性能の向上にはまだ改善の余地が残されている。ま
た第3の公報に開示の技術では魚信は増幅されるため感
知は容易になるが、加速センサ、増幅器、振動発生部材
等を装着する必要があり、重くて操作のし難い釣竿にな
る。また、増幅した振動が必ずしも魚信の増幅とは限ら
ないため、誤操作の原因になり易い。
【0005】依って本発明は、操作性に影響を与えるこ
となく魚信を感知し易い釣竿の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、釣りの対象魚に応じた魚信を感知し易い魚信感知部
位を特定したことを特徴とする釣竿を提供する。
【0007】
【作用】本発明者の鋭意研究の結果、魚の種類が同じで
あれば、魚信時の釣竿に発生する振動には特定の卓越し
た周波数があることが分っている。従って、魚信発生時
には釣竿は対象魚に応じた特有の振動を生ずることにな
り、この特有の振動を感知することが魚信の感知という
ことになる。また、発明者の実験により魚信の感知性は
釣竿の場所によらず一定というものではなく、特に感知
性の高い場所というものがあることが分った。従って、
その魚信感知性の高い魚信感知部位を特定しておくこと
により、釣人は釣りの成果を向上させ得るのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて更に詳細に説明する。図1は魚の種類に応じた魚信
時の卓越周波数を測定する装置図であり、釣人10が釣
竿12を把持して釣りを行っている際に、釣竿12に加
速度センサ14を取り付けておき、魚信による釣竿の振
動を計測する。
【0009】この加速度センサ14は増幅器16に接続
されており、この増幅器16はデータレコーダ18に接
続されている。このデータレコーダ18による記録状態
をモニタ22によってモニタしながら計測する。更にデ
ータレコーダ18の加速度データは必要時に周波数アナ
ライザ20によって周波数分析がなされる。
【0010】図2は上記装置によって測定される釣竿1
2の振動を示す一例である。横軸tは時間であり、縦軸
gは加速度の大きさである。時刻t0からt1までは魚
信を待っている状態であり、時刻t1に魚信が計測され
始め、時刻t2に魚信が終了した状態を示している。こ
うした振動データの中の魚信部分t1−t2を上記周波
数アナライザ20によって分析し、その卓越周波数を求
めるのである。この卓越周波数は、魚の大きさや環境条
件によって若干変化するが、魚の種類によって代表的な
数値を定めることができる。通常の魚は10Hzから4
0Hzの範囲内の代表値を有する。
【0011】以下では上記の事実を基に、実験室内にお
いて一定の魚毎に魚信の感知し易い位置を特定する試験
を行う。一例として長さが9メートルの鮎釣り用の釣竿
12を用いて試験を行う。まず図3に示すように、釣竿
12の把持部を手で把持する代わりに固定装置24によ
って釣竿12の後部をL0(=0.3m)の長さに亘っ
て固定保持する。その後、釣竿12に衝撃力を付与した
り、連続的に周波数を変化させて強制加振することによ
りこの釣竿12の共振周波数を調べる。その共振周波数
は100Hz以下の範囲においては、7.50,12.
00,18.25,25.75,34.50,42.7
5,53.25,65.75,79.75,94.25
Hzである。計測装置の構成は図1の場合と同様である
ため省略している。
【0012】鮎の友釣り時の計測では卓越周波数が20
Hzという計測結果を得ており、上記鮎釣り用の釣竿1
2の共振周波数のなかでこの卓越周波数に最も近い共振
周波数は18.25Hzである。そこで以下では、この
共振周波数18.25Hzを周波数とする正弦波状の強
制振動を竿先から入力し、この魚信代用の振動を釣人が
最も良く感知できる位置が存在し、またその位置を特定
できることを具体的に示す。
【0013】試験位置として図3に示す位置A,B,
C,Dの4箇所を選び、各場所に各試験毎に加速度セン
サを取り付けて釣竿12の振動状態を計測する。L1=
0.120,L2=0.350,L3=0.555,L
4=0.860mである。
【0014】計測に際しては固定装置24の固定の他に
加速度センサの直後部を試験者(釣人)の片手で把持し
た状態で強制加振して計測した。この場合試験者は各位
置毎に魚信の感知性を体感でき、この体感結果と加速度
センサによる検出振動結果とを比較確認することができ
る。体感結果ではB位置の直後部を把持していた場合が
最も感知性が良く、最も感知性の悪かったのはA位置で
ある。
【0015】手で把持する場合と把持しない場合とでは
釣竿12の振動状況は異なってくることは想像に難くな
いが、一例として位置Dの計測において加速度センサの
直後部を把持しない場合と把持した場合とについて計測
した結果を周波数分析図である図4と図5に示してい
る。両図を比較すると、手で把持した場合のほうが強制
加振周波数18.25Hzの成分が小さくなり、また高
次成分が消失している。更に、周波数の極低い成分が発
生しているのは手の振れの影響と考えられる。以上のよ
うに、手で把持した場合は把持しない場合と比較して振
動状況が異なるため、実際に釣りを行う状態である手に
よって釣竿12を把持した状態で試験を行う必要があ
る。以下の図6、図7もこの状態で試験を行った結果で
ある。
【0016】図6は位置Cに加速度センサを取り付けた
場合の計測結果であり、図7は位置Bに加速度センサを
取り付けた場合の計測結果である。また、位置Aに加速
度センサを取り付けた場合は、100Hz以内の範囲で
は振動周波数成分は見られなかったため図示していな
い。図6でも100Hz以内では手振れの影響と考えら
れる低周波成分以外は消失している。
【0017】図7の強制加振周波数である18.25H
zの成分の大きさは−61dBであり、図5のそれは−
64dBである。少しではあるが図7、即ち位置Bの場
合の方が大きいと共に、その他の成分として手振れの影
響以外では、位置Bである図7の場合には36.50H
zと54.75Hzの成分が生じており、位置Cの場合
である図5では僅かに92Hzの成分が生じているに過
ぎない。
【0018】以上の結果、加速度センサによる計測によ
り、位置Bの場合である図7の場合が最も振動が強い状
態と判断できる。このことは体感として得られた結果と
一致する。従って釣竿が定まれば、上記の位置A,B,
C,Dのようにその釣竿の試験位置を選び、試験者の手
で夫々の位置を把持した際の感覚で最も振動を感知し易
い場所を選定することができる。また以上のように、加
速度センサを取り付けて振動状況を測定した結果からも
判定できるのである。その選定位置の精度を向上させる
には、試験位置をきめ細かく多く設定すればよい。
【0019】上記試験では釣竿の把持領域内に於いて試
験位置A,B,C,Dを選んでいるが、釣竿12の把持
部領域に限らないで釣竿の更に先部領域において試験し
ても一般には魚信感知部位は存在する。然しながら、釣
りを行う際の把持状態における手によって魚信を感知す
ることが自然であり、便利であるため通常は把持領域に
おいて魚信感知部位を特定する。
【0020】以上では前後に位置した手で釣竿を把持す
る場合を想定して説明したが、場合によっては釣竿を片
手で把持して、他方の手で釣竿を把持することなく、そ
の他方の手の指で釣竿の表面を触診する方法で魚信を感
知することもできる。この場合には、上述の試験におい
て行ったような手で把持することは止め、指で触診する
方法によって魚信感知部位を探すか、或いは位置Dに対
する加速度センサによる計測結果である図4に相当する
計測結果群から決定してもよく、基本的な特定手法は把
持した場合と同じである。
【0021】もし魚信感知部位の特定に際して、手の届
く範囲に適切な魚信感知部位がなければ、釣竿の剛性バ
ランスや重量バランスを変化させて魚信感知部位の位置
を調節し、手の届く釣竿後部位置に魚信感知部位を移動
させる。例えば、握部を急なテーパ形状にしたり、肉厚
を変えたり、また穂先の一定長さ領域の曲げ剛性をその
直後部よりも大きくしたり、握り位置を変化させること
等によって剛性を調節できる。この握り位置の調整はキ
ャスティングハンドルやグリップ等によって調整するこ
とができる。また、バランスウェイトを取り付けて重量
バランスを調節してもよい。リールシートの重量や形状
によって重量バランスや剛性バランスを調整してもよ
い。
【0022】このようにして特定した魚信感知部位は、
鮎釣り専用の釣竿の様に特定の魚専用の釣竿の場合は一
箇所にマークを付し、対象とする魚が特定されていない
釣竿の場合は魚の種類毎にマークの色を変える等して複
数のマークを付した釣竿を提供する。更には、マークそ
のものは釣竿に付さず、釣竿の使用説明書等においてそ
の位置を指定しておくことも本発明の範囲内である。
【0023】こうして一定の釣竿に対して各魚に対応し
た魚信感知部位が定まれば、それと同一仕様の釣竿に対
してはその魚信感知部位がそのままの位置として適用さ
れるが、仕様が替われば上記の図3で示した試験を新た
に行って、その仕様の釣竿の魚信感知部位を特定する必
要がある。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、魚の種類毎に魚信感知部位を特定した釣竿が提
供可能となるので、魚信の感知性が向上する。またこの
釣竿はその操作性を何等損なうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る釣竿の魚信感知部位を特定
するための第1ステップの試験を示す図である。
【図2】図2は図1の装置によって計測された釣竿の振
動図である。
【図3】図3は本発明に係る釣竿の魚信感知部位を特定
するための第2ステップの試験を説明するための略示図
である。
【図4】図4は図3の位置Dにおける手で把持しない場
合の計測結果図である。
【図5】図5は図3の位置Dにおける手で把持した場合
の計測結果図である。
【図6】図6は図3の位置Cにおける手で把持した場合
の計測結果図である。
【図7】図7は図3の位置Bにおける手で把持した場合
の計測結果図である。
【符号の説明】
12 釣竿 14 加速度センサ 18 データレコーダ 20 周波数アナライザ 24 固定装置 A,B,C,D 試験実施位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣りの対象魚に応じた魚信を感知し易い
    魚信感知部位を特定したことを特徴とする釣竿。
  2. 【請求項2】 前記魚信感知部位を釣竿操作時の把持位
    置に設定して成る請求項1記載の釣竿。
JP30324792A 1992-10-16 1992-10-16 釣 竿 Pending JPH06125681A (ja)

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JP30324792A JPH06125681A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 釣 竿

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004064512A1 (ja) * 2003-01-24 2004-08-05 Shimano Inc. 釣竿の製造方法
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JP2023038244A (ja) * 2020-02-26 2023-03-16 グローブライド株式会社 釣竿の性能を客観的に評価するための評価方法

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