JPH06126227A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

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JPH06126227A
JPH06126227A JP27436992A JP27436992A JPH06126227A JP H06126227 A JPH06126227 A JP H06126227A JP 27436992 A JP27436992 A JP 27436992A JP 27436992 A JP27436992 A JP 27436992A JP H06126227 A JPH06126227 A JP H06126227A
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syringe
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liquid
tip
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Kazumasa Ikushima
和正 生島
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Musashi Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンジ内の液体材料の流動性を高めること
によって、フィラーの分離, 沈降を有効に抑制し、たと
え、フィラーの分離, 沈降が生じても、液体材料のニー
ドルへの通過を常に円滑なものとする。 【構成】 液体材料を収納するシリンジ1を設けるとと
もに、このシリンジ内に、駆動手段5によって回転され
る攪拌手段2を配設し、シリンジ1の先端に取付けた可
撓性ニードル6の、シリンジ内の端部分を攪拌手段2に
衝接可能ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒状、粉状その他の
フィラーを含む液体材料、たとえば、接着剤、導電性接
着剤、シーリング剤、塗料、インクなどを定量吐出する
のに用いて好適な液体吐出装置に関するものであり、と
くに、ニードル内での液体材料の流動を円滑に行わせる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来既知の液体吐出装置としては、液体
を収納したシリンジ内へ、電磁弁の開閉作動に基づいて
加圧エアをパルス状に供給することによって、そのシリ
ンジの先端に設けたニードルから液体材料を所定量づつ
吐出するものがある。また、液体材料の溶剤比率が高
く、ニードルの先端からの液体材料のたれ落ちのおそれ
が高い場合には、そのニードルからの液体材料の定量吐
出の終了とタイミングを合わせてシリンジ内の負圧を供
給して液だれを防止することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
技術にあっては、液体材料がフィラーを含有する場合、
それをシリンジ内へ収納するに当って十分な攪拌を行っ
てもなお、シリンジ先端部のニードルからの液体材料の
吐出量がわずかであって、シリンジ内の液体材料の流動
量がわずかであることに起因して、シリンジ内に入れた
液体材料のフィラーの、経時的な分離、沈降が余儀なく
されるとともに、フィラー入り液体材料のチキソトロピ
ーによるそれの流動性の徐々なる低下、ひいては、ニー
ドルからの液体材料の吐出量の低下が余儀なくされると
いう問題があった。
【0004】しかも、ニードルからの一回の吐出量が少
なく、かつ、吐出待機時間が長い場合は、液体材料のニ
ードルおよびその近傍部分での流動性がより一層低下
し、ついには、流動できなくなったフィラーの、極小径
のニードル内もしくはその入口での凝縮によって、溶剤
もしくはバインド剤だけが吐出されることになり、また
は、ニードルが完全に閉塞されて液体材料の吐出が全く
不可能となる事態が発生する。
【0005】またここで、ニードルの先端からの液だれ
を防止すべく、シリンジ内に負圧を作用させた場合に
は、その負圧吸引によって、液体材料中の溶剤の蒸発が
促進されて液体材料の粘度が変化し、この結果として、
ニードルからの液体材料の吐出量もまた変化するという
問題があった。
【0006】この発明は、従来技術の有するかかる問題
点を解決することを課題として検討した結果なされたも
のであり、この発明の主たる目的は、シリンジ内の液体
材料の流動性を高めることによって、フィラーの分離、
沈降を十分に防止し、仮に、フィラーの分離、沈降があ
っても、ニードル内もしくはその入口でのフィラーの凝
縮を有効に防止して、液体材料の、ニードルからの一回
当りの吐出量の多少にかかわらず、その液体材料の所定
量の吐出を常に円滑ならしめる液体吐出装置を提供する
ことにある。
【0007】この発明の他の目的は、上述したところに
加えて、液体材料中の溶剤の蒸発速度を速めることなし
に、液だれを防止することができる液体吐出装置を提供
することにある。そして、この発明のさらに他の目的
は、ニードルの先端開口部分での液体材料の乾燥固着を
防止するに当たって、ニードルの周面に付着した溶剤そ
の他の液滴をほぼ完全に取除くことができる液体吐出装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の液体吐出装置
は、液体材料を収納するシリンジを設けるとともに、こ
のシリンジ内に、駆動手段によって回転される、例え
ば、スクリュー型, プロペラ型, 翼型などとすることが
できる攪拌手段を配設し、また、そのシリンジの先端に
可撓性ニードルを取付けたところにおいて、その可撓性
ニードルの、シリンジ内の端部分を、たとえば、攪拌手
段に対してニードルを偏心配置すること、逆に、その攪
拌手段を偏心回転させることなどによって、攪拌手段に
衝接可能ならしめたものである。
【0009】ここでより好ましくは、シリンジの外側
で、可撓性ニードルの中間部分に、その可撓性ニードル
の閉塞をもたらす、たとえば、電磁式もしくは空圧式の
ピンチバルブを配設し、また好ましくは、可撓性ニード
ルの先端部分に、その可撓性ニードルの先端方向へ空気
を噴出するエアブロー手段を設ける。
【0010】
【作用】この液体吐出装置では、攪拌手段を、たとえ
ば、2〜5rpm を下限として連続回転させ、シリンジ内
の液体材料の粘度の低下につれてその回転速度を高める
ことにより、その液体材料に、常に十分な流動性を付与
することができ、この結果として、液体材料に含まれる
フィラーの分離、沈降を効果的に防止することができ
る。
【0011】なおここで、液体材料の攪拌不足に起因す
る、フィラーの分離、沈降がたとえ発生したとしても、
そのフィラーの、ニードル内もしくはその入口近傍部分
での凝縮は、攪拌手段がそのニードルに衝接することに
よるフィラーの分散によって十分に回避されるので、液
体材料はそのニードル内を円滑に流動することができ、
その液体材料を常に所期した通りに定量吐出することが
できる。
【0012】ところで、この装置において、可撓性ニー
ドルの中間部分にピンチバルブを設け、吐出の休止時に
は、そのピンチバルブによってニードルを閉塞させて、
不測の液だれを防止する場合には、負圧吸引によって液
だれを防止する従来技術に比して、液体材料中の溶剤の
蒸発、ひいては、液体材料の粘度変化を効果的に抑制す
ることができる。
【0013】またここで、可撓性ニードルの先端部分に
エアブロー手段を設けた場合には、吐出の休止時におけ
るニードルの先端開口内での液体材料の乾燥固着を防止
すべく、そのニードルの先端部分を溶剤中に浸漬したと
きに、吐出の再開に先だって溶剤中から抜き出したニー
ドルの周囲に付着する溶剤滴をそのエアブロー手段をも
って十分に吹き飛ばすことができ、この結果として、ニ
ードルから吐出された液体材料に、不要な溶剤が混じる
のを防止することができる。
【0014】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明の一実施例を示す縦断面図で
あり、図中1は、所要の液体材料を収納するシリンジ
を、2は、そのシリンジ内に回転可能に配設した、撹拌
手段の一例としての攪拌羽根をそれぞれ示す。ここで、
シリンジ1は、その上端開口を密閉する蓋部材3を介し
て、エアパルスを供給する、図示しないデイスペンサー
コントローラに接続され、また攪拌羽根2は、蓋部材3
に貫通する回転軸4を介してモータ5に連結される。
【0015】ここにおいて、シリンジ1の先端には、可
撓性チューブ、好ましくは弾性を有する可撓性チューブ
からなるニードル6を螺合部材7によって、好ましく
は、着脱自在に取付け、このニードル6の、シリンジ内
の端部分を、攪拌羽根2の回転に際してその下端部に衝
接可能に配置する。ニードル6のこの配置は、たとえ
ば、図示のように、ニードル端部分を攪拌羽根2の回転
中心から離れるように湾曲させることの他、シリンジ1
と同心に延在するニードル6に対して攪拌羽根2を偏心
回転させることなどによって実現することができる。
【0016】このように構成してなる液体吐出装置によ
れば、モータ5の作用下で、攪拌羽根2を所要の速度で
連続回転させることにより、シリンジ内の液体材料を常
に流動させて、その液体材料内のフィラーの、分離、沈
降を有効に防止することができる。なお、この場合の攪
拌羽根2の回転速度は、2〜5rpm を下限として、液体
材料の粘度の増加につれて速めることが好ましい。
【0017】また、この装置によれば、シリンジ内の液
体材料を、攪拌羽根2によって上述のように攪拌混合し
てもなお、フィラーの分離、沈降が進行して、そのフィ
ラーが、たとえば図2(a) に示すように、ニードル内お
よびその入口部分に堆積することがあっても、攪拌羽根
2を、その回転運動に基づいて、図2(b) に示すように
ニードル6に衝接させることにより、堆積フィラーf
を、それらが凝縮する前に、衝接衝撃をもって十分に分
散させることでき、そして、そのニードル6が弾性復元
力を有する場合には、図2(c) に示すようなニードル6
の復元運動に際してもまたその分散を行わせることがで
きる。従って、この装置によれば液体材料の、ニードル
6からの所定吐出量の多少にかかわらず、フィラーを含
む液体材料のニードル6の通過を常に円滑ならしめるこ
とかできる。
【0018】図3は、この発明の他の実施例を示す縦断
面図であり、図中、図1で述べた部分と同様の部分はそ
れらと同一の番号で示す。この例では、ニードル6の長
さを図1に示すものより長くするとともに、それの中間
部には、ニードル6を外部から閉塞するピンチバルブ8
を、そして、その先端部、図では下端部にはエアブロー
手段9をそれぞれ配設する。ここでは、空気式としたピ
ンチバルブ8は、シリンダー10と、このシリンダー内へ
の加圧エアの給排によって、図では水平方向に進退作動
されるピストン11と、ピストン11の一方側へ突設され
て、ニードル6を、それが完全に閉塞されるまで押圧す
る押し子12と、シリンダー10に設けられ、押し子12によ
って押圧されたニードル6の折れ曲がりを防止する支持
フレーム13とを具えてなり、ここで好ましくは、ニード
ル6の、押し子12によって押圧される部分を、押圧力の
分散をもたらす軟質チューブ14で被覆する。
【0019】また、エアブロー手段9は、ニードル6を
所定の間隔をおいて囲繞し、内部へエアパルスを供給さ
れるガイドブロック15に、そこから下方へ突出して、ニ
ードル6を狭小な間隔をおいて取り囲む、好ましくは剛
性のパイプ16を設け、このパイプ16をニードル6の先端
縁近傍位置まで延在させる一方、前記ガイドブロク15の
上方側へのエア洩れを阻止するシール部材17を設けるこ
とによって構成してなる。
【0020】かかる装置において、ニードル6からの液
体吐出の休止中の液だれを防止する場合には、ピンチバ
ルブ8のシリンダー10の、ピストン側室へ加圧エアを供
給することによって、押し子12をその進出限位置まで進
出させ、これによって、軟質チューブ14を介してニード
ル6の閉塞をもたらす。
【0021】このことによれば、負圧吸引によって液だ
れを防止する従来技術に比して、前述したように、溶剤
の蒸発を有効に抑制することができる他、シリンジ内の
液体残量、その液体の粘度などに応じて適用負圧度を調
整する煩わしさを完全に取り除くことができる。またこ
こでは、ニードル6を軟質チューブ14で被覆しているこ
とから、押し子12によるニードル6の閉塞に際して、ニ
ードル6に作用する応力を分散してそのニードル6の耐
久性を大きく向上させることができる。
【0022】しかもここでは、可撓性ニードル6の外側
に配設したピンチバルブ8をもってニードル6を閉塞す
ることから、そのニードル6に開閉弁その他の弁を直接
的に取付けた場合に比し、弁内での液体材料の漏洩、フ
ィラーの分離、堆積などのおそれを完全に取り除くこと
ができる。
【0023】そしてさらに、図示例の空気式ピンチバル
ブ8によれば、ニードル6の閉塞押圧力を所要に応じて
適宜に選択することができるので、電磁式ピンチバルブ
のように、常に一定の力をもってニードルを閉塞させる
場合に比べて、閉塞押圧力を十分適正なものとしてニー
ドル6の耐久性を高めることができる。この一方におい
て、電磁式のものを用いた場合には、ピンチバルブの応
答速度が速いという利点がある。
【0024】ところで、シリンジ内の液体材料が速乾性
の溶剤を含むものであって、吐出の休止中に、ニードル
6の先端部分に在留するその液体材料が、そのニードル
内で乾燥固着するおそれがあるときは、吐出の休止中
は、図4(a) に示すように、ニードル6の先端部分を、
溶剤20に浸漬することによって、液体材料の乾燥固着を
防止することが好ましい。
【0025】しかしながら、この場合には、液体材料の
吐出の再開のために、ニードル6を溶剤中から取出す
と、そのニードル6の先端部の周りには、図4(b) に示
すように、溶剤20の液滴20a が付着残留することになる
ので、そのまま液体材料の吐出を再開したときには、始
めに吐出される液体材料に、不要なその液滴20a が混じ
ることになる不都合がある。
【0026】そこで図示例の装置では、かかる場合に、
液体材料の吐出の再開に先だって、エアブロー手段9の
ガイドブロック内へエアパルスを供給し、このエアを、
ニードル6とパイプ16との間隙を経てニードル6の先端
側へ噴出させることにより、ニードル先端部の液滴20a
を、図5に示すように吹き飛ばし、これによって、吐出
液体への不要な液滴の混合を防止する。
【0027】以上この発明を図示例に基づいて説明した
が、図3に示す装置において、ピンチバルブ8またはエ
アブロー手段9のいずれか一方だけを設けることも可能
である。
【0028】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、攪拌手段の
作用によって、シリンジ内の液体材料の流動性を高める
ことにより、その液体材料に含まれる、粉状、粒状など
をなすフィラーの分離、沈降を有効に防止することがで
きる。
【0029】またこの一方において、フィラーの分離、
沈降が発生しても、そのフィラーの、ニードル内もしく
は入口部分での堆積、凝縮が、ニードルへの攪拌手段の
衝接によって十分に防止されるので、液体材料の、ニー
ドル内での流動を常に円滑ならしめることができる。
【0030】そしてここで、ニードルの中間部分にピン
チバルブを配設した場合には、液体材料中の溶剤を蒸発
させることなしに液だれを阻止することができ、また、
ニードルの先端部分にエアーブロー手段を設けた場合に
は、吐出される液体材料への、溶剤その他の液滴の混入
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】堆積フィラーの分散状態を示す図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】ニードル先端部分への液滴の付着原因および付
着状態を示す図である。
【図5】エアブロー手段の作用を示す図である。
【符号の説明】
1 シリンジ 2 攪拌羽根 3 蓋部材 4 回転軸 5 モータ 6 ニードル 7 螺合部材 8 ピンチバルブ 9 エアブロー手段 10 シリンダー 11 ピストン 12 押し子 13 支持フレーム 14 軟質チューブ 15 ガイドブロック 16 パイプ 17 シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体材料を収納するシリンジと、このシ
    リンジ内に配設されて、駆動手段によって回転される攪
    拌手段と、シリンジの先端に取付けた可撓性ニードルと
    を具え、この可撓性ニードルの、シリンジ内の端部分
    を、前記攪拌手段に衝接可能に配置してなる液体吐出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シリンジの外側で、可撓性ニードル
    の中間部分に、その可撓性ニードルの閉塞をもたらすピ
    ンチバルブを配設してなる請求項1記載の液体吐出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シリンジの外側で、可撓性ニードル
    の先端部分に、その可撓性ニードルの先端方向へ空気を
    噴出するエアブロー手段を設けてなる請求項1もしくは
    2記載の液体吐出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100616529B1 (ko) * 2005-12-05 2006-08-28 주식회사 화이널포스트 엘이디 칩 도포용 에폭시 용액을 균일하게 혼합하기 위한스크류를 구비한 실린지
JP2006272335A (ja) * 2006-07-10 2006-10-12 Fujitsu Ltd ディスペンサ装置
KR100815310B1 (ko) * 2003-10-22 2008-03-19 후지쯔 가부시끼가이샤 디스펜서 장치
JP2008126208A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Sharp Corp 塗布装置および塗布方法、モールド製品
JP2011224436A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Alps Electric Co Ltd 吐出装置及び吐出方法

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