JPH06126486A - 粉粒体充填管の製造方法 - Google Patents
粉粒体充填管の製造方法Info
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- JPH06126486A JPH06126486A JP4284192A JP28419292A JPH06126486A JP H06126486 A JPH06126486 A JP H06126486A JP 4284192 A JP4284192 A JP 4284192A JP 28419292 A JP28419292 A JP 28419292A JP H06126486 A JPH06126486 A JP H06126486A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 健全な接合溶接部を得ることにより、管外被
に割れのない品質良好な粉粒体充填管の製造方法を得る
ことを目的とする。 【構成】 鋼帯を管状体1に成形する途中で管状体1に
粉粒体5を供給し、管状体1の両エッジを接合し、粉粒
体5が充填された溶接管12を縮径する粉粒体充填管の
製造方法において、粉粒体供給に続いて吸湿助長剤19
の1種または2種以上を散布供給、もしくは吸湿助長剤
19の1種または2種以上を含有した粉粒体5を供給し
たのち霧もしくは蒸気でオ−プン管1内を加湿する。こ
れにより粉粒体供給時に発生する粉塵を管内に沈降させ
るとともに溶接によって生じる磁力で粉粒体5が舞い上
がることがない。従って、オ−プン管1のエッジ部に粉
粒体5が付着および吸着することに起因する管外被の割
れは実質的になくなる。
に割れのない品質良好な粉粒体充填管の製造方法を得る
ことを目的とする。 【構成】 鋼帯を管状体1に成形する途中で管状体1に
粉粒体5を供給し、管状体1の両エッジを接合し、粉粒
体5が充填された溶接管12を縮径する粉粒体充填管の
製造方法において、粉粒体供給に続いて吸湿助長剤19
の1種または2種以上を散布供給、もしくは吸湿助長剤
19の1種または2種以上を含有した粉粒体5を供給し
たのち霧もしくは蒸気でオ−プン管1内を加湿する。こ
れにより粉粒体供給時に発生する粉塵を管内に沈降させ
るとともに溶接によって生じる磁力で粉粒体5が舞い上
がることがない。従って、オ−プン管1のエッジ部に粉
粒体5が付着および吸着することに起因する管外被の割
れは実質的になくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は炭素鋼、ステンレス
鋼、銅合金、アルミニウム合金その他の金属管に粉粒体
を充填した溶接用フラックス入りワイヤ、酸化物超電導
材入りワイヤその他の粉粒体充填管の製造方法に関す
る。ここで、粉粒体とは溶接用フラックスや酸化物超電
導材などの粉体、粒体または粉体と粒体との混合物をい
う。
鋼、銅合金、アルミニウム合金その他の金属管に粉粒体
を充填した溶接用フラックス入りワイヤ、酸化物超電導
材入りワイヤその他の粉粒体充填管の製造方法に関す
る。ここで、粉粒体とは溶接用フラックスや酸化物超電
導材などの粉体、粒体または粉体と粒体との混合物をい
う。
【0002】
【従来の技術】粉粒体充填管の一つとして、溶接用フラ
ックス入りワイヤがある。このワイヤの製造では、冷延
鋼帯を所定の幅でスリッティングし、スリット後の鋼帯
を成形ロ−ルによりU字形からO字形に漸次成形する。
この成形途中で、U字形鋼帯の長手方向に沿った開口か
らフィ−ダにより鉄粉等の金属粉や脱酸剤およびア−ク
安定剤等の所望の成分を有するフラックスを鋼帯谷部に
供給する。ついで、O字形に成形すると同時に、開口の
相対するエッジ面を溶接により接合し、引き続いて縮径
する。さらに、必要に応じて焼鈍した後フラックスが充
填された管を所望の直径に伸線し、巻き取って製品とす
る。
ックス入りワイヤがある。このワイヤの製造では、冷延
鋼帯を所定の幅でスリッティングし、スリット後の鋼帯
を成形ロ−ルによりU字形からO字形に漸次成形する。
この成形途中で、U字形鋼帯の長手方向に沿った開口か
らフィ−ダにより鉄粉等の金属粉や脱酸剤およびア−ク
安定剤等の所望の成分を有するフラックスを鋼帯谷部に
供給する。ついで、O字形に成形すると同時に、開口の
相対するエッジ面を溶接により接合し、引き続いて縮径
する。さらに、必要に応じて焼鈍した後フラックスが充
填された管を所望の直径に伸線し、巻き取って製品とす
る。
【0003】上記粉粒体充填管の製造における溶接法と
して、TIG溶接、プラズマ溶接、電子ビ−ム溶接等が
あるが、一般には高周波誘導溶接法が広く用いられてい
る。この溶接法は、ほぼO字形に成形したところで、誘
導加熱コイル(ワ−クコイル)に流れる高周波電流によ
る誘導加熱により開口のエッジ面を溶融温度まで加熱
し、相対するエッジ面を一対のスクイズロ−ルにより圧
接する。
して、TIG溶接、プラズマ溶接、電子ビ−ム溶接等が
あるが、一般には高周波誘導溶接法が広く用いられてい
る。この溶接法は、ほぼO字形に成形したところで、誘
導加熱コイル(ワ−クコイル)に流れる高周波電流によ
る誘導加熱により開口のエッジ面を溶融温度まで加熱
し、相対するエッジ面を一対のスクイズロ−ルにより圧
接する。
【0004】そして、溶接直後にフラックスを内部に充
填した管を冷間圧延する工程では、連続する複数段の圧
延スタンドに組み込まれた2ロ−ルまたは3ロ−ルの孔
型ロ−ル列により順次管の外径圧下をはかり所望の径に
縮径する。
填した管を冷間圧延する工程では、連続する複数段の圧
延スタンドに組み込まれた2ロ−ルまたは3ロ−ルの孔
型ロ−ル列により順次管の外径圧下をはかり所望の径に
縮径する。
【0005】ところで、前記いずれの溶接方法において
もフラックスを充填した後溶接した管を圧延、伸線等に
より縮径する際に管外皮に割れが発生することがある。
そして、この割れの原因として次のように考えられる。
もフラックスを充填した後溶接した管を圧延、伸線等に
より縮径する際に管外皮に割れが発生することがある。
そして、この割れの原因として次のように考えられる。
【0006】フラックス供給時に発生する粉塵が舞い上
がり、開口エッジ面に付着する。また、溶接時溶接電流
によって発生した磁場により管状体の開口エッジ部が磁
極となり、フラックスの内磁性粉成分が磁力によって開
口エッジ部に吸着される。この時、非磁性成分も磁性成
分に伴われて開口エッジ部に付着する。
がり、開口エッジ面に付着する。また、溶接時溶接電流
によって発生した磁場により管状体の開口エッジ部が磁
極となり、フラックスの内磁性粉成分が磁力によって開
口エッジ部に吸着される。この時、非磁性成分も磁性成
分に伴われて開口エッジ部に付着する。
【0007】このように、開口エッジ部に付着したフラ
ックスは、溶接部に溶け込み介在物となる。そして、こ
の介在物によって縮径時に割れが発生する。縮径時の割
れはそのまま製品、すなわち溶接用フラックス入りワイ
ヤに持ち込まれ溶接作業性を劣化させる。
ックスは、溶接部に溶け込み介在物となる。そして、こ
の介在物によって縮径時に割れが発生する。縮径時の割
れはそのまま製品、すなわち溶接用フラックス入りワイ
ヤに持ち込まれ溶接作業性を劣化させる。
【0008】このような問題を解決する技術の一つに特
開昭63−5897号公報で開示された「複合管の製造
方法」があり、粉体の供給時に48メッシュより細かい
微粉末が開口エッジ部に付着するのを防止する。さらに
他に、特開昭60−234792号公報の「フィラ−ワ
イヤの製造方法」があり、上層に非磁性材料を下層に磁
性材料またはフェライト系材料を層状に散布し、上層の
非磁性材料層により強磁性材料またはフェライト系材料
が開口エッジ部に吸引されるのを抑制する。
開昭63−5897号公報で開示された「複合管の製造
方法」があり、粉体の供給時に48メッシュより細かい
微粉末が開口エッジ部に付着するのを防止する。さらに
他に、特開昭60−234792号公報の「フィラ−ワ
イヤの製造方法」があり、上層に非磁性材料を下層に磁
性材料またはフェライト系材料を層状に散布し、上層の
非磁性材料層により強磁性材料またはフェライト系材料
が開口エッジ部に吸引されるのを抑制する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によって接合溶接部の改善を図っても、管縮径時に依然
として前述のような割れが発生し、製品歩留りの低下を
招いていた。割れは一度発生すると、最初は微小な割れ
でも、管の縮径サイズが小さくなるに従って管長手方向
に延び、製品サイズではもはや無視できない程度の長さ
となる。
によって接合溶接部の改善を図っても、管縮径時に依然
として前述のような割れが発生し、製品歩留りの低下を
招いていた。割れは一度発生すると、最初は微小な割れ
でも、管の縮径サイズが小さくなるに従って管長手方向
に延び、製品サイズではもはや無視できない程度の長さ
となる。
【0010】そこで、この発明は、健全な接合溶接部を
得ることにより管外皮に割れのない粉粒体充填管を提供
することを目的とする。
得ることにより管外皮に割れのない粉粒体充填管を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の粉粒体充填管
の製造方法は、金属帯板をこれの長手方向に送りながら
成形ロ−ルにより連続的にオ−プン管に成形し、この成
形途中でオ−プン管の開口部から管に沿って空隙を残す
ようにして粉粒体を供給し、オ−プン管の対向する開口
エッジ面を突合せ溶接し、溶接により得られた管に縮径
と焼鈍を実施して粉粒体充填管を製造する方法におい
て、前記粉粒体の供給に続いて吸湿助長剤の1種または
2種以上を粉粒体表面に散布供給したのちオ−プン管内
を加湿してから管の溶接を施すことを要旨とする。
の製造方法は、金属帯板をこれの長手方向に送りながら
成形ロ−ルにより連続的にオ−プン管に成形し、この成
形途中でオ−プン管の開口部から管に沿って空隙を残す
ようにして粉粒体を供給し、オ−プン管の対向する開口
エッジ面を突合せ溶接し、溶接により得られた管に縮径
と焼鈍を実施して粉粒体充填管を製造する方法におい
て、前記粉粒体の供給に続いて吸湿助長剤の1種または
2種以上を粉粒体表面に散布供給したのちオ−プン管内
を加湿してから管の溶接を施すことを要旨とする。
【0012】第二の発明は、吸湿助長剤の1種または2
種以上を含有する粉粒体を供給したのちオ−プン管内を
加湿してから管の溶接を施すことを要旨とする。
種以上を含有する粉粒体を供給したのちオ−プン管内を
加湿してから管の溶接を施すことを要旨とする。
【0013】オ−プン管内の加湿は、水を超音波振動や
圧縮空気等で霧状に、またはボイラで蒸気を発生させる
等の方法で得られた霧または蒸気を直接管内に送り加湿
する。あるいは、開口した管を包むチャンバの中へ前記
方法で得られた霧または蒸気を送り加湿する等の方法が
用いられる。
圧縮空気等で霧状に、またはボイラで蒸気を発生させる
等の方法で得られた霧または蒸気を直接管内に送り加湿
する。あるいは、開口した管を包むチャンバの中へ前記
方法で得られた霧または蒸気を送り加湿する等の方法が
用いられる。
【0014】なお、吸湿助長剤とは硅酸カリ、硅酸ソ−
ダ、カリガラス、ソ−ダガラス、硼酸ナトリウム、ベイ
トナイト、澱粉、、デキストリン、アルギン酸ソ−ダ、
CMC等の単体またはその混合物を示す。また、粉粒体
の供給に続いて供給される吸湿助長剤の散布供給量また
は粉粒体への混合量は0.1〜5.0%であることが好
ましい。
ダ、カリガラス、ソ−ダガラス、硼酸ナトリウム、ベイ
トナイト、澱粉、、デキストリン、アルギン酸ソ−ダ、
CMC等の単体またはその混合物を示す。また、粉粒体
の供給に続いて供給される吸湿助長剤の散布供給量また
は粉粒体への混合量は0.1〜5.0%であることが好
ましい。
【0015】
【作用】粉粒体供給時に舞い上がった管内の粉塵は、霧
もしくは蒸気により加湿され重くなって管内に沈降す
る。次いで、粉粒体表面の吸湿助長剤が加湿され帯状皮
膜を形成して管内の粉粒体を覆い、溶接時の高周波溶接
電流によって発生した磁力の影響で磁性粉を含んだ粉粒
体が舞い上がらない。
もしくは蒸気により加湿され重くなって管内に沈降す
る。次いで、粉粒体表面の吸湿助長剤が加湿され帯状皮
膜を形成して管内の粉粒体を覆い、溶接時の高周波溶接
電流によって発生した磁力の影響で磁性粉を含んだ粉粒
体が舞い上がらない。
【0016】第二の発明は、吸湿助長剤の1種または2
種以上を含有する粉粒体を供給したのち霧もしくは蒸気
によりオ−プン管内を加湿することで、粉粒体供給時舞
い上がった管内の粉塵は重くなって管内に沈降し、また
粉粒体中の吸湿助長剤が加湿され凝集固化皮膜が形成さ
れ粉粒体と一体となり、溶接時の高周波電流によって発
生した磁力の影響で磁性粉を含んだ粉粒体が舞い上がら
ない。
種以上を含有する粉粒体を供給したのち霧もしくは蒸気
によりオ−プン管内を加湿することで、粉粒体供給時舞
い上がった管内の粉塵は重くなって管内に沈降し、また
粉粒体中の吸湿助長剤が加湿され凝集固化皮膜が形成さ
れ粉粒体と一体となり、溶接時の高周波電流によって発
生した磁力の影響で磁性粉を含んだ粉粒体が舞い上がら
ない。
【0017】従って、粉粒体が開口エッジ面に付着また
磁着することに起因する管の割れは実質的になくなる。
磁着することに起因する管の割れは実質的になくなる。
【0018】なお、吸湿助長剤の1種または2種以上を
粉粒体供給に続いて供給または粉粒体に含有させただけ
では、粉粒体供給時に舞い上がった粉塵を沈降させるこ
とができないばかりか溶接時オ−プン管内の磁性粉が舞
い上がる。
粉粒体供給に続いて供給または粉粒体に含有させただけ
では、粉粒体供給時に舞い上がった粉塵を沈降させるこ
とができないばかりか溶接時オ−プン管内の磁性粉が舞
い上がる。
【0019】
【実施例】以下、溶接用フラックス入りワイヤの製造を
実施例として説明する。図1は、ワイヤ製造装置の主要
部の構成図である。オ−プン管1の送り方向に沿って成
形ロ−ル群2、サイドロ−ル3およびフラックス供給装
置41が配置されている。成形ロ−ル2の上流側には予
成形ロ−ル(図示しない)が設けられている。サイドロ
−ル3とサイドロ−ル3との間より成形途中のオ−プン
管1にフラックス5が供給される。フラックス5を供給
されたオ−プン管1はフインパスロ−ル6、シ−ムガイ
ドロ−ル7を通過し、溶接ゾ−ンに入る。
実施例として説明する。図1は、ワイヤ製造装置の主要
部の構成図である。オ−プン管1の送り方向に沿って成
形ロ−ル群2、サイドロ−ル3およびフラックス供給装
置41が配置されている。成形ロ−ル2の上流側には予
成形ロ−ル(図示しない)が設けられている。サイドロ
−ル3とサイドロ−ル3との間より成形途中のオ−プン
管1にフラックス5が供給される。フラックス5を供給
されたオ−プン管1はフインパスロ−ル6、シ−ムガイ
ドロ−ル7を通過し、溶接ゾ−ンに入る。
【0020】高周波誘導溶接装置8はワ−クコイル9お
よびスクイズロ−ル10を備えている。ワ−クコイル9
には電源11から高周波電流が供給される。溶接された
管12は切削バイト13により外面側の余盛ビ−ド14
が切削され圧延ロ−ル群15で圧延され、さらに焼鈍を
施しながら圧延装置および伸線装置(いずれも図示しな
い)により外径1.0〜2.0mmの製品サイズまで縮
径される。
よびスクイズロ−ル10を備えている。ワ−クコイル9
には電源11から高周波電流が供給される。溶接された
管12は切削バイト13により外面側の余盛ビ−ド14
が切削され圧延ロ−ル群15で圧延され、さらに焼鈍を
施しながら圧延装置および伸線装置(いずれも図示しな
い)により外径1.0〜2.0mmの製品サイズまで縮
径される。
【0021】この発明では、このようなワイヤ製造装置
において、さらにサイドロ−ル3とフインパスロ−ル6
との間にフラックス供給装置41に続いて吸湿助長剤1
9の供給装置42、オ−プン管内を霧もしくは蒸気をチ
ャンバ17へ送りオ−プン管内を加湿する手段備えてい
る。チャンバ17には、霧または蒸気発生装置16から
霧または蒸気が供給される。
において、さらにサイドロ−ル3とフインパスロ−ル6
との間にフラックス供給装置41に続いて吸湿助長剤1
9の供給装置42、オ−プン管内を霧もしくは蒸気をチ
ャンバ17へ送りオ−プン管内を加湿する手段備えてい
る。チャンバ17には、霧または蒸気発生装置16から
霧または蒸気が供給される。
【0022】なお、フラックスに吸湿助長剤を含有させ
る場合は供給装置42は不要である。
る場合は供給装置42は不要である。
【0023】図2は、フラックス供給に続いて吸湿助長
剤を散布供給、あるいは吸湿助長剤を含有したフラック
スを供給したのちオ−プン管内を加湿する装置例を示す
正面図である。図中、符号18は霧もしくは上記が凝結
した余分の水または水溶液を排出するための水または水
溶液抜きである。
剤を散布供給、あるいは吸湿助長剤を含有したフラック
スを供給したのちオ−プン管内を加湿する装置例を示す
正面図である。図中、符号18は霧もしくは上記が凝結
した余分の水または水溶液を排出するための水または水
溶液抜きである。
【0024】ここで、以上のように構成された図1の装
置により溶接用フラックス入りワイヤを製造した結果に
ついて説明する。鋼帯を、これの長手方向に送りながら
成形ロ−ルによりU断面からO断面のオ−プン管に成形
し、この成形途中でオ−プン管の開口部からフラックス
の供給に続いて吸湿助長剤の1種または2種以上の混合
物を散布供給したのち加湿する。または吸湿助長剤の1
種または2種以上を含有するフラックスを供給したのち
加湿する。
置により溶接用フラックス入りワイヤを製造した結果に
ついて説明する。鋼帯を、これの長手方向に送りながら
成形ロ−ルによりU断面からO断面のオ−プン管に成形
し、この成形途中でオ−プン管の開口部からフラックス
の供給に続いて吸湿助長剤の1種または2種以上の混合
物を散布供給したのち加湿する。または吸湿助長剤の1
種または2種以上を含有するフラックスを供給したのち
加湿する。
【0025】使用した鋼帯は炭素鋼の鋼帯(JIS S
PHC)で板厚2.2mm 、幅65.5mmでこれを外径22.4mmの
管に成形して開口の相対するエッジ面を高周波誘導溶接
(周波数 520kHz 、溶接速度30m/分) により接合した。
PHC)で板厚2.2mm 、幅65.5mmでこれを外径22.4mmの
管に成形して開口の相対するエッジ面を高周波誘導溶接
(周波数 520kHz 、溶接速度30m/分) により接合した。
【0026】フラックスは表1に示す磁性粉を含むルチ
−ル系の非造粒フラックスで32メッシュ以下のものを
使用し、目標充填率 12.0 ±0.5%でオ−プン管内に供給
した。なお表1中フラックス記号F1は吸湿助長剤を含
有しない、またフラックスF2,F3は吸湿助長剤を含
有している例である。
−ル系の非造粒フラックスで32メッシュ以下のものを
使用し、目標充填率 12.0 ±0.5%でオ−プン管内に供給
した。なお表1中フラックス記号F1は吸湿助長剤を含
有しない、またフラックスF2,F3は吸湿助長剤を含
有している例である。
【0027】
【表1】 加湿は超音波振動により霧を発生させ、該霧をチャンバ
内に水量換算で75〜350ml/hr 送り実施した。
内に水量換算で75〜350ml/hr 送り実施した。
【0028】溶接した外径22.4mmの管を圧延ロ−ル群に
より途中1回の焼鈍を施して外径3.2mm まで縮径し、さ
らに焼鈍、めっきを施してコイルに巻き取った。ついで
仕上げ伸線し、管外径1.2mm の製品ワイヤの割れ発生状
況を調べた。
より途中1回の焼鈍を施して外径3.2mm まで縮径し、さ
らに焼鈍、めっきを施してコイルに巻き取った。ついで
仕上げ伸線し、管外径1.2mm の製品ワイヤの割れ発生状
況を調べた。
【0029】前記加湿によるワイヤ中の水分は、2回の
焼鈍工程の加熱によって管外に放出される。
焼鈍工程の加熱によって管外に放出される。
【0030】以上の結果を表2に示す。
【表2】 割れの評価は、伸線後の外径1.2mm の製品ワイヤ100
km( ワイヤ20kg巻きスプ−ル×37コイル) の全長にわ
たってワイヤ外皮の渦流探傷試験(ECT)を実施して
割れの有無と位置を確認し、割れ信号が出たとき該当部
分を拡大鏡で観察してワイヤ長手方向の割れの存在を確
認することにより実施した。割れの存在が全く確認でき
ないとき、これを良好とした。割れの発生を1箇所でも
確認した場合には、これを不良とした。
km( ワイヤ20kg巻きスプ−ル×37コイル) の全長にわ
たってワイヤ外皮の渦流探傷試験(ECT)を実施して
割れの有無と位置を確認し、割れ信号が出たとき該当部
分を拡大鏡で観察してワイヤ長手方向の割れの存在を確
認することにより実施した。割れの存在が全く確認でき
ないとき、これを良好とした。割れの発生を1箇所でも
確認した場合には、これを不良とした。
【0031】表2において、試験例1〜4は本発明の実
施例である。試験例1,2はフラックス供給に続いて吸
湿助長剤を散布供給、試験例3,4はフラックスにを含
有したものを供給したのち加湿した例である。これらの
試験例は割れの発生は無く、また加湿することで懸念さ
れる拡散性水素量も、いずれも加湿しない場合と同程度
の値であり、製品ワイヤを用いて溶接を行ったところ、
良好な作業性が実現できた。
施例である。試験例1,2はフラックス供給に続いて吸
湿助長剤を散布供給、試験例3,4はフラックスにを含
有したものを供給したのち加湿した例である。これらの
試験例は割れの発生は無く、また加湿することで懸念さ
れる拡散性水素量も、いずれも加湿しない場合と同程度
の値であり、製品ワイヤを用いて溶接を行ったところ、
良好な作業性が実現できた。
【0032】これに対して、試験例5〜7は比較例であ
って、試験例5はフラックスF1に吸湿助長剤を含有せ
ず、かつ加湿もしていないのでフラックス供給時に舞い
上がった粉粒体および溶接時高周波溶接電流によって生
じた磁力で舞い上がった粉粒体がオ−プン管エッジ部に
付着または吸着した結果割れが発生し、製品歩留りを下
げた。
って、試験例5はフラックスF1に吸湿助長剤を含有せ
ず、かつ加湿もしていないのでフラックス供給時に舞い
上がった粉粒体および溶接時高周波溶接電流によって生
じた磁力で舞い上がった粉粒体がオ−プン管エッジ部に
付着または吸着した結果割れが発生し、製品歩留りを下
げた。
【0033】試験例6は加湿はしているがフラックスF
1に吸湿助長剤を含有せず、かつフラックスF1の供給
に続いて吸湿助長剤を供給していないので溶接時の磁力
によって粉粒体が舞い上がりオ−プン管エッジ部に吸着
し割れが生じた。
1に吸湿助長剤を含有せず、かつフラックスF1の供給
に続いて吸湿助長剤を供給していないので溶接時の磁力
によって粉粒体が舞い上がりオ−プン管エッジ部に吸着
し割れが生じた。
【0034】試験例7はフラックスF3に吸湿助長剤を
含有しているが、加湿をしていないためフラックス供給
時舞い上がった粉粒体および溶接時の磁力で舞い上がっ
た粉粒体がオ−プン管エッジ部に付着または吸着した結
果割れが発生し、製品歩留りを下げた。
含有しているが、加湿をしていないためフラックス供給
時舞い上がった粉粒体および溶接時の磁力で舞い上がっ
た粉粒体がオ−プン管エッジ部に付着または吸着した結
果割れが発生し、製品歩留りを下げた。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、上記のように粉粒体
供給に続いて吸湿助長剤を散布供給、もしくは吸湿助長
剤を含有する粉粒体を供給したのち、霧または蒸気で加
湿することによって、粉粒体供給時に舞い上がった粉粒
体は沈降し、溶接時に生ずる磁力によっても粉粒体は舞
い上がらなくなる。
供給に続いて吸湿助長剤を散布供給、もしくは吸湿助長
剤を含有する粉粒体を供給したのち、霧または蒸気で加
湿することによって、粉粒体供給時に舞い上がった粉粒
体は沈降し、溶接時に生ずる磁力によっても粉粒体は舞
い上がらなくなる。
【0036】従って、オ−プン管のエッジ面に粉粒体が
付着および吸着することに起因する管外被の割れは実質
的になくなる。この結果、製品歩留りの向上を図ること
ができ、しかも品質良好な粉粒体充填管を得ることがで
きる。
付着および吸着することに起因する管外被の割れは実質
的になくなる。この結果、製品歩留りの向上を図ること
ができ、しかも品質良好な粉粒体充填管を得ることがで
きる。
【図1】この発明の実施例を示すもので、溶接用フラッ
クス入りワイヤの製造装置の主要部の構成図である。
クス入りワイヤの製造装置の主要部の構成図である。
【図2】オ−プン管内のフラックスを加湿する装置例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【符号の説明】 1 オ−プン管 2 成形ロ−ル群 3 サイドロ−ル 41 フラックス供給装置 42 吸湿助長剤供給装置 5 フラックス 6 フィンパスロール 7 シームガイドロール 8 高周波誘導溶接装置 9 ワークコイル 10 スクイズロール 11 電源 12 溶接された管 13 切削バイト 14 余盛ビード 15 圧延ロール 16 霧または蒸気発生装置 17 チャンバ 18 水抜き 19 吸湿助長剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 端田 康彦 山口県光市浅江4丁目2番1号 日鐵溶接 工業株式会社光工場内 (72)発明者 金森 豊 山口県光市浅江4丁目2番1号 日鐵溶接 工業株式会社光工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 金属帯板をこれの長手方向に送りながら
成形ロ−ルにより連続的にオ−プン管に成形し、この成
形途中でオ−プン管の開口部から管に沿って空隙を残す
ようにして粉粒体を供給し、オ−プン管の対向する開口
エッジ面を突合せ溶接し、溶接により得られた管に縮径
と焼鈍を実施して粉粒体充填管を製造する方法におい
て、前記粉粒体の供給に続いて吸湿助長剤の1種または
2種以上を粉粒体表面に散布供給し、オ−プン管内を加
湿したのち管の溶接を施すことを特徴とする粉粒体充填
管の製造方法。 - 【請求項2】 金属帯板をこれの長手方向に送りながら
成形ロ−ルにより連続的にオ−プン管に成形し、この成
形途中でオ−プン管の開口部から管に沿って空隙を残す
ようにして粉粒体を供給し、オ−プン管の対向する開口
エッジ面を突合せ溶接し、溶接により得られた管に縮径
と焼鈍を実施して粉粒体充填管を製造する方法におい
て、吸湿助長剤の1種または2種以上を含有する粉粒体
を供給し、オ−プン管内を加湿したのち管の溶接を施す
ことを特徴とする粉粒体充填管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284192A JPH06126486A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体充填管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284192A JPH06126486A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体充填管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126486A true JPH06126486A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17675366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4284192A Pending JPH06126486A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 粉粒体充填管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06126486A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11197885A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 粉粒体充填管の製造方法 |
| KR101477419B1 (ko) * | 2013-08-30 | 2014-12-31 | 현대제철 주식회사 | 흡습기능을 갖는 모합금 피딩 파이프 및 모합금 피딩 파이프 제작 방법 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4284192A patent/JPH06126486A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11197885A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 粉粒体充填管の製造方法 |
| KR101477419B1 (ko) * | 2013-08-30 | 2014-12-31 | 현대제철 주식회사 | 흡습기능을 갖는 모합금 피딩 파이프 및 모합금 피딩 파이프 제작 방법 |
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