JPH06126601A - クラッド鋼板の研摩方法 - Google Patents
クラッド鋼板の研摩方法Info
- Publication number
- JPH06126601A JPH06126601A JP28190692A JP28190692A JPH06126601A JP H06126601 A JPH06126601 A JP H06126601A JP 28190692 A JP28190692 A JP 28190692A JP 28190692 A JP28190692 A JP 28190692A JP H06126601 A JPH06126601 A JP H06126601A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clad
- steel plate
- steel
- clad steel
- polishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】クラッド材2表面研摩後のクラッド鋼板3を反
り歪のない平坦な状態で仕上げる。 【構成】軟鋼等の低合金鋼からなる母材1の片面に、線
膨脹係数が該母材1を構成する低合金鋼よりも大きいス
テンレス鋼等の金属からなるクラッド材2が接合されて
なるクラッド鋼板3を、そのクラッド材2側が突出する
ように予め曲げておき、次いで、クラッド鋼板3のクラ
ッド材2表面を研摩する。
り歪のない平坦な状態で仕上げる。 【構成】軟鋼等の低合金鋼からなる母材1の片面に、線
膨脹係数が該母材1を構成する低合金鋼よりも大きいス
テンレス鋼等の金属からなるクラッド材2が接合されて
なるクラッド鋼板3を、そのクラッド材2側が突出する
ように予め曲げておき、次いで、クラッド鋼板3のクラ
ッド材2表面を研摩する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクラッド鋼板の研摩方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッド鋼板としては、軟鋼からなる母
材の片面に、ステンレス鋼からなるクラッド材が接合さ
れてなるもの等が知られている。かかるクラッド鋼板
は、その片面にクラッド材のステンレス鋼面が現われて
いることからオープンクラッド鋼板と呼ばれている。前
記クラッド鋼板は、一般に、圧延加工により平坦な板状
に製造した後、ステンレス鋼面の傷を取除くため該ステ
ンレス鋼面を研摩して仕上げられる。
材の片面に、ステンレス鋼からなるクラッド材が接合さ
れてなるもの等が知られている。かかるクラッド鋼板
は、その片面にクラッド材のステンレス鋼面が現われて
いることからオープンクラッド鋼板と呼ばれている。前
記クラッド鋼板は、一般に、圧延加工により平坦な板状
に製造した後、ステンレス鋼面の傷を取除くため該ステ
ンレス鋼面を研摩して仕上げられる。
【0003】しかしながら、前記クラッド鋼板のステン
レス鋼面を研摩すると、研摩により発生する熱によって
膨脹した後、冷えるに連れて収縮する時のステンレス鋼
(クラッド材)と軟鋼(母材)との線膨脹係数の差によ
り、ステンレス鋼面側が軟鋼面側よりも収縮してしまう
(オーステナイト系ステンレス鋼の場合)。このため、
前記クラッド鋼板は、その軟鋼側が突出するように曲が
る反り歪を残した状態で仕上がってしまう。特に、幅が
4000mm程度を越える広幅で、かつ厚さが20mm
程度以下の薄肉のクラッド鋼板では、研摩後に残る反り
歪が許容限度を越えてしまうという欠点があった。
レス鋼面を研摩すると、研摩により発生する熱によって
膨脹した後、冷えるに連れて収縮する時のステンレス鋼
(クラッド材)と軟鋼(母材)との線膨脹係数の差によ
り、ステンレス鋼面側が軟鋼面側よりも収縮してしまう
(オーステナイト系ステンレス鋼の場合)。このため、
前記クラッド鋼板は、その軟鋼側が突出するように曲が
る反り歪を残した状態で仕上がってしまう。特に、幅が
4000mm程度を越える広幅で、かつ厚さが20mm
程度以下の薄肉のクラッド鋼板では、研摩後に残る反り
歪が許容限度を越えてしまうという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる事情
に鑑みてなされたもので、クラッド材表面研摩後のクラ
ッド鋼板を反り歪のない平坦な状態で仕上げることがで
きるクラッド鋼板の研摩方法を提供することを目的とす
る。
に鑑みてなされたもので、クラッド材表面研摩後のクラ
ッド鋼板を反り歪のない平坦な状態で仕上げることがで
きるクラッド鋼板の研摩方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、低合金鋼から
なる母材の片面に、線膨脹係数が該母材を構成する低合
金鋼よりも大きい金属からなるクラッド材が接合されて
なるクラッド鋼板を、そのクラッド材側が突出するよう
に予め曲げておき、次いで、前記クラッド鋼板のクラッ
ド材表面を研摩することを特徴とするクラッド鋼板の研
摩方法である。前記低合金鋼としては、例えば軟鋼など
を挙げることができる。前記線膨脹係数が前記母材を構
成する低合金鋼よりも大きい金属としては、例えばオー
ステナイト系ステンレス鋼などを挙げることができる。
なる母材の片面に、線膨脹係数が該母材を構成する低合
金鋼よりも大きい金属からなるクラッド材が接合されて
なるクラッド鋼板を、そのクラッド材側が突出するよう
に予め曲げておき、次いで、前記クラッド鋼板のクラッ
ド材表面を研摩することを特徴とするクラッド鋼板の研
摩方法である。前記低合金鋼としては、例えば軟鋼など
を挙げることができる。前記線膨脹係数が前記母材を構
成する低合金鋼よりも大きい金属としては、例えばオー
ステナイト系ステンレス鋼などを挙げることができる。
【0006】前記クラッド鋼板をそのクラッド材側が突
出するように曲げる際の曲げの度合いは、クラッド鋼板
の幅や厚さ、母材及びクラッド材の線膨脹係数、研摩条
件等の各種パラメータを考慮して研摩後のクラッド鋼板
の反り歪が実質的にゼロとなるように経験的に設定す
る。
出するように曲げる際の曲げの度合いは、クラッド鋼板
の幅や厚さ、母材及びクラッド材の線膨脹係数、研摩条
件等の各種パラメータを考慮して研摩後のクラッド鋼板
の反り歪が実質的にゼロとなるように経験的に設定す
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、上述したように研摩すること
によって、研摩後のクラッド鋼板の反り歪を実質的に無
くすることができる。
によって、研摩後のクラッド鋼板の反り歪を実質的に無
くすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】まず、図1(a)に示すように厚さ17m
m、幅5000mm、長さ10160mmの母材として
の軟鋼1の片面に、同寸法のクラッド材としてのオース
テナイト系ステンレス鋼2が接合されてなり、かつ圧延
加工が施された反り歪のない平坦な構造を有するクラッ
ド鋼3を製造した。
m、幅5000mm、長さ10160mmの母材として
の軟鋼1の片面に、同寸法のクラッド材としてのオース
テナイト系ステンレス鋼2が接合されてなり、かつ圧延
加工が施された反り歪のない平坦な構造を有するクラッ
ド鋼3を製造した。
【0010】次いで、図1(b)に示すようにクラッド
鋼3をクラッド材2側が突出するように曲げた。この曲
げの度合いは、クラッド鋼3の軟鋼1表面の幅方向aに
沿う両端部を結ぶ線からその中央部までの距離t1が5
mmとなるようにした。つづいて、図示しないグライン
ダの砥石をクラッド鋼板3のクラッド材2表面に圧着さ
せて長さ方向bに移動させることによりクラッド材2表
面を長さ方向bに沿う帯状に研摩する操作と、グライン
ダの砥石を幅方向aに移動させてクラッド材2表面の未
研摩部分に圧着させる操作とを、クラッド材2表面が全
て研摩されるまで交互に繰り返し行なった。
鋼3をクラッド材2側が突出するように曲げた。この曲
げの度合いは、クラッド鋼3の軟鋼1表面の幅方向aに
沿う両端部を結ぶ線からその中央部までの距離t1が5
mmとなるようにした。つづいて、図示しないグライン
ダの砥石をクラッド鋼板3のクラッド材2表面に圧着さ
せて長さ方向bに移動させることによりクラッド材2表
面を長さ方向bに沿う帯状に研摩する操作と、グライン
ダの砥石を幅方向aに移動させてクラッド材2表面の未
研摩部分に圧着させる操作とを、クラッド材2表面が全
て研摩されるまで交互に繰り返し行なった。
【0011】こうしてクラッド材2表面が研摩されたク
ラッド鋼板1は、研摩工程により生じる反り歪が研摩工
程前の曲げ加工により予め付与された逆方向の反り歪で
相殺されたため、図1(c)に示すように反り歪のない
平坦な状態で仕上がった。
ラッド鋼板1は、研摩工程により生じる反り歪が研摩工
程前の曲げ加工により予め付与された逆方向の反り歪で
相殺されたため、図1(c)に示すように反り歪のない
平坦な状態で仕上がった。
【0012】次に、比較のためにクラッド鋼板3の研摩
工程前の曲げ加工を行なわず、これ以外は上述した方法
と同様にしてクラッド材2表面を研摩した。こうしてク
ラッド材2表面が研摩されたクラッド鋼板1は、図1
(d)に示すように軟鋼1側が突出するように曲がる反
り歪を残した状態で仕上がった。この曲がりの度合い
は、クラッド鋼板3のクラッド材2表面の幅方向aに沿
う両端部を結ぶ線からその中央部までの距離t2が20
mmとなるものであった。
工程前の曲げ加工を行なわず、これ以外は上述した方法
と同様にしてクラッド材2表面を研摩した。こうしてク
ラッド材2表面が研摩されたクラッド鋼板1は、図1
(d)に示すように軟鋼1側が突出するように曲がる反
り歪を残した状態で仕上がった。この曲がりの度合い
は、クラッド鋼板3のクラッド材2表面の幅方向aに沿
う両端部を結ぶ線からその中央部までの距離t2が20
mmとなるものであった。
【0013】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によればクラ
ッド材表面研摩後のクラッド鋼板を反り歪のない平坦な
状態で仕上げることができるクラッド鋼板の研摩方法が
提供される。
ッド材表面研摩後のクラッド鋼板を反り歪のない平坦な
状態で仕上げることができるクラッド鋼板の研摩方法が
提供される。
【図1】実施例におけるクラッド鋼板の研摩工程を示す
説明図。
説明図。
1…母材(軟鋼)、2…クラッド材(オーステナイト系
ステンレス鋼)、3…クラッド鋼板。
ステンレス鋼)、3…クラッド鋼板。
Claims (1)
- 【請求項1】 低合金鋼からなる母材の片面に、線膨脹
係数が該母材を構成する低合金鋼よりも大きい金属から
なるクラッド材が接合されてなるクラッド鋼板を、その
クラッド材側が突出するように予め曲げておき、次い
で、前記クラッド鋼板のクラッド材表面を研摩すること
を特徴とするクラッド鋼板の研摩方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28190692A JPH06126601A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | クラッド鋼板の研摩方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28190692A JPH06126601A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | クラッド鋼板の研摩方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126601A true JPH06126601A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17645609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28190692A Pending JPH06126601A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | クラッド鋼板の研摩方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06126601A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116640517A (zh) * | 2023-05-18 | 2023-08-25 | 太原钢铁(集团)有限公司 | 复合钢板的抛光磨料及其制备方法 |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP28190692A patent/JPH06126601A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116640517A (zh) * | 2023-05-18 | 2023-08-25 | 太原钢铁(集团)有限公司 | 复合钢板的抛光磨料及其制备方法 |
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