JPH06126747A - 金型加熱装置及びそれを用いた樹脂成形方法 - Google Patents

金型加熱装置及びそれを用いた樹脂成形方法

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JPH06126747A
JPH06126747A JP30320192A JP30320192A JPH06126747A JP H06126747 A JPH06126747 A JP H06126747A JP 30320192 A JP30320192 A JP 30320192A JP 30320192 A JP30320192 A JP 30320192A JP H06126747 A JPH06126747 A JP H06126747A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
cavity surface
electromagnetic induction
induction heater
preheating
Prior art date
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Pending
Application number
JP30320192A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Sadano
恵 定野
Hiroshi Shin
博史 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Engineering Corp
Original Assignee
Asahi Engineering Co Ltd Osaka
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Publication date
Application filed by Asahi Engineering Co Ltd Osaka filed Critical Asahi Engineering Co Ltd Osaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予備加熱を伴う樹脂成形において、既存設備
から容易に得られる金型1を用い、しかも余分な加熱器
出し入れの手間をかけずに、予備加熱を比較的低い周波
数の交流印加で行う。 【構成】 キャビティ面2に接近する位置まで任意の位
置に穿たれた収容凹部3内に誘導加熱器4を設け、キャ
ビティ面2の必要箇所を局部的に予備加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、得られる成形品の表面
状態を向上させるために金型を予備加熱する金型加熱装
置及びそれを用いた樹脂成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予備加熱を伴う射出成形において
は、キャビティ表面を磁性材料で構成すると共に、その
背面側に非磁性材料の誘導加熱遮蔽層を設けた金型を用
い、金型間に電磁誘導加熱器を挟んでキャビティ表面を
加熱し、一旦金型を開いて電磁誘導加熱器を取り出した
後、再び金型を閉じて溶融樹脂を射出することが知られ
ている(特公平1−22128号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金型及びそれを用いた射出成形方法の場合、電磁誘導加
熱器を金型に出し入れする装置が必要であると共に、金
型に誘導加熱遮蔽層を設けなければならず、既存設備を
改良して行うには多大の手間と費用を要する問題があ
る。また、成形に際して、金型の開閉と連動して電磁誘
導加熱器の挿入・取り出し操作をしなければならず、成
形作業手順にも無駄が多くなるばかりか、一般的にはキ
ャビティ表面全体を効率的に予備加熱する上で比較的高
い周波数の交流印加が必要となり、周辺電気設備に悪影
響を及ぼす問題もある。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、既存設備から容易に得られる金型を用い、
しかも余分な金型開閉の手間を要さずに、予備加熱を伴
う樹脂成形が比較的低い周波数の交流印加で行えるよう
にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために請求項1の発
明では、図1に示されるように、キャビティ面2の背面
に接近する位置まで任意の位置に穿たれた収容凹部3
に、キャビティ面2に向けて電磁誘導加熱器4が埋め込
まれている金型加熱装置としているものである。
【0006】また、請求項2の発明では、請求項1の金
型加熱装置の電磁誘導加熱器4に1KHz以下の交流を
印加することで、キャビティ面2を局部的に予備加熱し
た金型1内に溶融樹脂を圧入することとしているもので
ある。
【0007】
【作用】本発明において、キャビティ面2の背面に近接
する位置まで任意の位置に穿たれた収容凹部3に電磁誘
導加熱器4を埋め込んでいるのは、電磁誘導加熱器4と
キャビティ面2間の狭い(薄い)領域を電磁誘導加熱領
域として特定すると共に、金型1の開閉状態に拘らずキ
ャビティ面2を加熱できるようにするものである。
【0008】また、温度低下や温度低下のばらつきによ
る成形品表面状態の悪化(型再現性の悪化、光沢の失せ
た痘痕状部の発生等)は、成形品に局部的に発生するも
のであり、当該局部を予備加熱できれば防止することが
できる。上記電磁誘導加熱器4の配置は、確実に当該局
部の加熱をもたらすものである。そして、このような局
部加熱方式としたことによって、1KHz以下という比
較的低い周波数の交流印加による急速加熱が可能となっ
ているものである。
【0009】
【実施例】図1に示されるように、金型1には、キャビ
ティ面2の背面に接近する位置まで収容凹部3が穿たれ
ている。本実施例における収容凹部3は、金型1の背面
側から穿たれているが、キャビティ面2の形状等によっ
ては金型1の側面側から穿つこともできる。
【0010】上記収容凹部3内には、キャビティ面2に
向けて電磁誘導加熱器4が埋め込まれている。電磁誘導
加熱器4は、1つの収容凹部3に1つずつ設けても、1
つの収容凹部3に複数個設けてもよい。
【0011】電磁誘導加熱器4は、図2に示されるよう
に、磁性体の芯材5に巻線6を巻回したコイル7に接し
て発熱板8を設けたものである。
【0012】図2及び図3に示されるように、本実施例
では、E字形の磁性体板を重畳的に重ねて芯材5とし、
その中央の腕部に巻線6を巻回してコイル7としてあ
る。このE字形の磁性体板の厚さは0.2〜0.5mm
程度、巻線6の径は0.5〜2mm程度が好ましい。ま
た、E字形の磁性体板の枚数は、必要な加熱領域の広さ
等に応じて定めればよく、一般的には50〜100枚程
度である。
【0013】コイル7による磁束密度を高めて急速加熱
ができるよう、芯材5としては方向性珪素鋼板が好まし
く、絶縁材料としてはマイカが好ましい。また、発熱板
8は、金型1が例えばアルミニウム等の電気抵抗の小さ
な材料で構成されている場合には用いなくともよいが、
金型1が例えば鋼材で構成されている場合には、やはり
急速加熱を可能にする上で用いることが好ましく、材質
としては銅又はニッケルが好ましい。
【0014】電磁誘導加熱器4の設置位置、即ち収容凹
部3の形成位置は任意に選択できるが、キャビティ面2
の形状等に応じて選択することが好ましい。また、キャ
ビティ面2全体を予備加熱できるように配置する必要は
なく、局部的に予備加熱する必要のある箇所を選択すれ
ば足る。具体的には、凹凸変化部分近傍、厚肉部と薄肉
部が存在する時の薄肉部近傍等で、特にコーナー部や凹
部(成形品の凸部)を形成するキャビティ面2の近傍に
設けることが好ましい。このような箇所を電磁誘導加熱
器4で予備加熱すると、当該箇所における急激な温度低
下や、他の箇所との間の温度低下むらが防止されると共
に、溶融樹脂の流動性が高く維持されて、コーナー部の
回り込みや凹部への流入がしやすくなる。従って、得ら
れる成形品の表面が滑らかで光沢に富んだものとなると
同時に、偏肉の発生が防止されて正しい肉厚が保証され
る。
【0015】また、電磁誘導加熱器4で予備加熱される
キャビティ面2を迅速に冷却できるよう、電磁誘導加熱
器4とキャビティ面2との間には冷却媒体路9が位置し
ていることが好ましい。
【0016】尚、図1において10は射出ノズル、11
及び12は金型1を保持するベース及び金型受板、13
は金型1に設けられたランナーである。
【0017】次に、上記金型1を用いた本発明の樹脂成
形方法を説明する。
【0018】まず、本発明においては電磁誘導加熱器4
に交流を印加し、この電磁誘導加熱器4を設けた箇所近
傍のキャビティ面2を予備加熱する。
【0019】電磁誘導加熱器4に印加する交流は、周辺
電気設備への悪影響を防止するために1KHz以下であ
ることが必要であるが、急速加熱の観点からは350H
z以上であることが好ましく、特に350〜450Hz
であることが好ましい。
【0020】上記予備加熱は、金型1が開放された状態
で行っても閉鎖された状態で行ってもよいが、金型1か
ら成形品を取り出した後、次の成形のために金型1を閉
鎖して溶融樹脂を射出するまでの作業を進めながら行う
と、成形サイクルを短縮できるので好ましい。
【0021】予備加熱は、成形品取り出しのための冷却
及び金型1の開放によって下がった温度分だけメイクア
ップすれば足り、予備加熱による昇温はせいぜい30〜
50℃程度である。しかも、本発明では、キャビティ面
2全面を予備加熱するのではなく、必要な箇所を選択し
て局部加熱するので、上記のような交流印加によって短
時間で必要な温度にまで加熱することが可能である。
【0022】特に予備加熱を行うキャビティ面2付近に
温度検出器(図示されていない)を設け、この測定結果
に基づいて電磁誘導加熱器4への交流印加を制御すれ
ば、予備加熱を自動制御によって行うことができる。
【0023】上記のようにして予備加熱を行いかつ金型
1を閉鎖した後、金型1内に溶融樹脂を圧入し、通常の
手順で成形作業を進めればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
【0025】(1)既存の金型1に収容凹部3を穿ち、
そこに電磁誘導加熱器4を設けるだけで得られるので、
既存設備の改良が容易で、実施に際しての設備的負担が
少ない。
【0026】(2)通常の成形サイクル中で予備加熱を
行うことが可能で、成形手順の繁雑化及び成形サイクル
の短縮が可能となる。
【0027】(3)予備加熱が1KHz以下の交流印加
で行えるので、電源設備の負担が小さいと同時に、周辺
電気設備への悪影響を防止できる。
【0028】(4)特に複雑な形状の成形品の成形にお
いて、金型の温度低下や温度低下むらによって得られる
成形品の表面状態が悪化してしまうことを確実に防止で
き、高品質の成形品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】電磁誘導加熱器の斜視図である。
【図3】電磁誘導加熱器におけるコイルの芯材の側面図
である。
【符号の説明】
1 金型 2 キャビティ面 3 収容凹部 4 電磁誘導加熱器 5 芯材 6 巻線 7 コイル 8 発熱板 9 冷却媒体路 10 射出ノズル 11 ベース 12 金型受板 13 ランナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ面の背面に接近する位置まで
    任意の位置に穿たれた収容凹部に、キャビティ面に向け
    て電磁誘導加熱器が埋め込まれていることを特徴とする
    金型加熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の金型加熱装置の電磁誘導加熱
    器に1KHz以下の交流を印加することでキャビティ面
    を局部的に予備加熱した金型内に溶融樹脂を圧入するこ
    とを特徴とする樹脂成形方法。
JP30320192A 1992-10-16 1992-10-16 金型加熱装置及びそれを用いた樹脂成形方法 Pending JPH06126747A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20000718