JPH06126964A - インクジェットヘッドおよび該インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェットヘッドおよび該インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置Info
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- JPH06126964A JPH06126964A JP4279047A JP27904792A JPH06126964A JP H06126964 A JPH06126964 A JP H06126964A JP 4279047 A JP4279047 A JP 4279047A JP 27904792 A JP27904792 A JP 27904792A JP H06126964 A JPH06126964 A JP H06126964A
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- B41J2002/14379—Edge shooter
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- Geometry (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定したメニスカス状態を保つことで、メニ
スカス振動の影響の少ない良好な印字を可能にする。 【構成】 複数個の吐出口101と共通液室106と
は、流路壁109、109’により仕切られたインク流
路108を介して連通している。各インク流路108に
は、それぞれ電気熱変換体102が設けられている。こ
のインクジェットヘッドは、隣接する8個の吐出口10
1を1つのブロックとする複数のブロックに分け、これ
ら各ブロックごとに駆動されるものである。各流路壁1
09、109’のうちブロックの境界の流路壁109’
は、他の流路壁109よりも長く形成された突出部を有
し、この突出部は共通液室106側に突出している。前
のブロックを駆動したときに発生するインクの振動は、
ブロックの境界の流路壁109’にじゃまされて次のブ
ロックへは伝播しにくくなる。
スカス振動の影響の少ない良好な印字を可能にする。 【構成】 複数個の吐出口101と共通液室106と
は、流路壁109、109’により仕切られたインク流
路108を介して連通している。各インク流路108に
は、それぞれ電気熱変換体102が設けられている。こ
のインクジェットヘッドは、隣接する8個の吐出口10
1を1つのブロックとする複数のブロックに分け、これ
ら各ブロックごとに駆動されるものである。各流路壁1
09、109’のうちブロックの境界の流路壁109’
は、他の流路壁109よりも長く形成された突出部を有
し、この突出部は共通液室106側に突出している。前
のブロックを駆動したときに発生するインクの振動は、
ブロックの境界の流路壁109’にじゃまされて次のブ
ロックへは伝播しにくくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットヘッド
および該インクジェットヘッドを備えたインクジェット
記録装置に関する。
および該インクジェットヘッドを備えたインクジェット
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のインクジェットヘッド
の吐出口に沿う面で切断した部分断面図である。図12
に示すように、インクジェットヘッドには、列状に設け
られた複数個の吐出口1101から記録液(インク)を
吐出させるために、印加電圧が供給されて熱エネルギー
を発生させる電気熱変換体1102が、流路壁1109
によって仕切られた各インク流路1108ごとに配設さ
れている。各電気熱変換体1102は、シリコン基板か
らなるヒータボード(不図示)上に設けられ、各電気熱
変換体1102に電力を供給するアルミニウム等の配線
(不図示)とともに成膜技術により一体的に形成されて
いる。また、各インク流路1108の、吐出口1101
とは反対側の端部は共通液室1106と連通しており、
この共通液室1106にはインクタンク(不図示)から
インクが供給される。このように構成されたインクジェ
ットヘッドでは、前記インクタンクから共通液室110
6に供給されたインクは、ここから各インク流路110
8に導かれ、吐出口1101でメニスカスを形成して保
持される。このとき電気熱変換体1102を選択的に駆
動させることより、膜沸騰が生じてインク流路1108
内に気泡が発生し、この気泡の成長によってインクが吐
出口1101から吐出される。
の吐出口に沿う面で切断した部分断面図である。図12
に示すように、インクジェットヘッドには、列状に設け
られた複数個の吐出口1101から記録液(インク)を
吐出させるために、印加電圧が供給されて熱エネルギー
を発生させる電気熱変換体1102が、流路壁1109
によって仕切られた各インク流路1108ごとに配設さ
れている。各電気熱変換体1102は、シリコン基板か
らなるヒータボード(不図示)上に設けられ、各電気熱
変換体1102に電力を供給するアルミニウム等の配線
(不図示)とともに成膜技術により一体的に形成されて
いる。また、各インク流路1108の、吐出口1101
とは反対側の端部は共通液室1106と連通しており、
この共通液室1106にはインクタンク(不図示)から
インクが供給される。このように構成されたインクジェ
ットヘッドでは、前記インクタンクから共通液室110
6に供給されたインクは、ここから各インク流路110
8に導かれ、吐出口1101でメニスカスを形成して保
持される。このとき電気熱変換体1102を選択的に駆
動させることより、膜沸騰が生じてインク流路1108
内に気泡が発生し、この気泡の成長によってインクが吐
出口1101から吐出される。
【0003】このような各電気熱変換体1102の選択
的駆動において、多数個の吐出口1101を有するイン
クジェットヘッドでは回路構成を簡単にするために、各
吐出口1101を複数個のブロックに分け、各ブロック
ごとに駆動させるブロック駆動が一般的に行なわれてい
る。例えば64個の吐出口1101を有するインクジェ
ットヘッドの場合には、駆動単位を、8個の吐出口11
01を1つのブロックとする8つのブロックに分け、こ
のブロックごとに順次駆動していく。この場合の前記ヒ
ータボードの回路構成の一例を図13に示す。これによ
り、Segの配線が8本ですむ。
的駆動において、多数個の吐出口1101を有するイン
クジェットヘッドでは回路構成を簡単にするために、各
吐出口1101を複数個のブロックに分け、各ブロック
ごとに駆動させるブロック駆動が一般的に行なわれてい
る。例えば64個の吐出口1101を有するインクジェ
ットヘッドの場合には、駆動単位を、8個の吐出口11
01を1つのブロックとする8つのブロックに分け、こ
のブロックごとに順次駆動していく。この場合の前記ヒ
ータボードの回路構成の一例を図13に示す。これによ
り、Segの配線が8本ですむ。
【0004】ところが、あるブロックを駆動すると、そ
れに隣接するブロックではメニスカスの振動が発生す
る。図14には、先のブロックの駆動後に、次に駆動す
るブロックの吐出口(ここでは隣接する吐出口)におけ
るメニスカス振動を示している。この振動は、インクが
吐出された吐出口に近い吐出口ほど大きく、このように
振動が発生している状態でインクを吐出すると、メニス
カスの状態が各吐出口ごとに異なる(電気熱変換体より
も吐出口側に存在するインクの量が異なる)ために、吐
出されるインクの量が異なる。その結果、被記録媒体に
おいてはドットの径がばらつき、印字品位が低下してし
まう。
れに隣接するブロックではメニスカスの振動が発生す
る。図14には、先のブロックの駆動後に、次に駆動す
るブロックの吐出口(ここでは隣接する吐出口)におけ
るメニスカス振動を示している。この振動は、インクが
吐出された吐出口に近い吐出口ほど大きく、このように
振動が発生している状態でインクを吐出すると、メニス
カスの状態が各吐出口ごとに異なる(電気熱変換体より
も吐出口側に存在するインクの量が異なる)ために、吐
出されるインクの量が異なる。その結果、被記録媒体に
おいてはドットの径がばらつき、印字品位が低下してし
まう。
【0005】そこで、このメニスカスの振動の影響を少
なくするために、ブロックごとの駆動タイミングをずら
すことが行なわれている。図15に、各ブロック間の駆
動タイミングを示す。図15に示すように、COM1〜
COM8を、順次ブロック間ディレイtb (μs)のデ
ィレイで駆動し、COMがオンの状態のときに選択的に
必要なSegがオンされ、所定の文字や画像を印字する
ことができる。理想的には、メニスカスの振動が完全に
収束してから次のブロックを駆動させれば安定したイン
クの吐出が可能であるが、それでは印字速度が極めて低
下してしまうので、通常、ブロック間ディレイtb は、
電気熱変換体1102に与えるパルス幅2〜10μsよ
りも数μm大きく設定され、各ブロックごとの印字ずれ
を抑えるためにおおよそ10〜30μsに設定される。
なくするために、ブロックごとの駆動タイミングをずら
すことが行なわれている。図15に、各ブロック間の駆
動タイミングを示す。図15に示すように、COM1〜
COM8を、順次ブロック間ディレイtb (μs)のデ
ィレイで駆動し、COMがオンの状態のときに選択的に
必要なSegがオンされ、所定の文字や画像を印字する
ことができる。理想的には、メニスカスの振動が完全に
収束してから次のブロックを駆動させれば安定したイン
クの吐出が可能であるが、それでは印字速度が極めて低
下してしまうので、通常、ブロック間ディレイtb は、
電気熱変換体1102に与えるパルス幅2〜10μsよ
りも数μm大きく設定され、各ブロックごとの印字ずれ
を抑えるためにおおよそ10〜30μsに設定される。
【0006】また、メニスカスの振動の影響を少なくす
るための別の手段としては、各インク流路1108の後
方に泡バッファ(不図示)を配置し、この泡バッファに
よってメニスカスの振動を吸収させるものもある。
るための別の手段としては、各インク流路1108の後
方に泡バッファ(不図示)を配置し、この泡バッファに
よってメニスカスの振動を吸収させるものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェットヘッドのうち、ブロックごとの
駆動タイミングをずらすことでメニスカスの振動の影響
を小さくするものでは、図17の(A)に示すように各
ブロックごとに印字位置がずれてしまい、例えば縦罫線
を印字した場合には縦罫線が傾いて印字されてしまうと
いう問題点があった。上述したように印字速度との関係
からブロック間ディレイを10〜30μsに設定した
が、これでもまだメニスカスの振動は大きく、効果はあ
まり見られない。
た従来のインクジェットヘッドのうち、ブロックごとの
駆動タイミングをずらすことでメニスカスの振動の影響
を小さくするものでは、図17の(A)に示すように各
ブロックごとに印字位置がずれてしまい、例えば縦罫線
を印字した場合には縦罫線が傾いて印字されてしまうと
いう問題点があった。上述したように印字速度との関係
からブロック間ディレイを10〜30μsに設定した
が、これでもまだメニスカスの振動は大きく、効果はあ
まり見られない。
【0008】これを具体的に示すと、ブロック間ディレ
イを10μsとした場合には、図16の(A)に示すよ
うに、前ブロックの駆動から10μs後の次ブロックの
メニスカス状態は、インクが吐出口1101から前進し
た状態となり、その前進量は前ブロックに近い吐出口1
101ほど大きくなる。そのため、この状態で印字を行
なうと、図17の(B)に示すように同一ブロック内で
のドット径は前ブロックに近いほど大きくなってしま
う。一方、ブロック間ディレイを30μsとした場合に
は、図16の(B)に示すように、前ブロックの駆動か
ら30μs後の次ブロックのメニスカス状態は、インク
が吐出口1101から後退した状態となり、後退量は前
ブロックに近い吐出口1101ほど大きくなる。そのた
め、この状態で印字を行なうと、図17の(C)に示す
ように同一ブロック内でのドット径は前ブロックに近い
ほど小さくなってしまう。
イを10μsとした場合には、図16の(A)に示すよ
うに、前ブロックの駆動から10μs後の次ブロックの
メニスカス状態は、インクが吐出口1101から前進し
た状態となり、その前進量は前ブロックに近い吐出口1
101ほど大きくなる。そのため、この状態で印字を行
なうと、図17の(B)に示すように同一ブロック内で
のドット径は前ブロックに近いほど大きくなってしま
う。一方、ブロック間ディレイを30μsとした場合に
は、図16の(B)に示すように、前ブロックの駆動か
ら30μs後の次ブロックのメニスカス状態は、インク
が吐出口1101から後退した状態となり、後退量は前
ブロックに近い吐出口1101ほど大きくなる。そのた
め、この状態で印字を行なうと、図17の(C)に示す
ように同一ブロック内でのドット径は前ブロックに近い
ほど小さくなってしまう。
【0009】また、泡バッファによってメニスカスの振
動を吸収させるものでは、泡の形状によりメニスカス振
動にばらつきが生じ、インクの吐出が安定しなくなった
り、泡が保存の状態あるいはヘッド回復操作等により移
動してしまい、このためにインク流路の後方に泡溜まり
を起こし、インクが吐出しなくなるという問題点があっ
た。さらには、泡が保存後のヘッド回復操作等で完全に
抜けてしまうことがあり、メニスカス振動の安定を長期
的に維持することができないという問題点もあった。
動を吸収させるものでは、泡の形状によりメニスカス振
動にばらつきが生じ、インクの吐出が安定しなくなった
り、泡が保存の状態あるいはヘッド回復操作等により移
動してしまい、このためにインク流路の後方に泡溜まり
を起こし、インクが吐出しなくなるという問題点があっ
た。さらには、泡が保存後のヘッド回復操作等で完全に
抜けてしまうことがあり、メニスカス振動の安定を長期
的に維持することができないという問題点もあった。
【0010】そこで本発明の目的は、安定したメニスカ
ス状態を保つことで、メニスカス振動の影響の少ない良
好な印字を可能にするインクジェットヘッドおよび該イ
ンクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置を
提供することにある。
ス状態を保つことで、メニスカス振動の影響の少ない良
好な印字を可能にするインクジェットヘッドおよび該イ
ンクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のインクジェットヘッドは、インクを吐出する複
数の吐出口と、前記各吐出口に供給するインクを一時的
に貯える共通液室と、前記各吐出口と前記共通液室とを
前記各吐出口ごとに連通するための、流路壁によって仕
切られる複数のインク流路と、前記各インク流路にそれ
ぞれ設けられた、前記各吐出口からインクを吐出するた
めのエネルギーを発生するエネルギー発生素子とを有
し、前記各エネルギー発生素子の駆動は、前記各吐出口
を隣接する複数の吐出口からなる複数のブロックに分
け、前記各ブロックごとに行なうインクジェットヘッド
において、前記各流路壁のうち少なくとも前記各ブロッ
クの境界の流路壁には、前記共通液室に突出して延びる
突出部が設けられていることを特徴とする。
本発明のインクジェットヘッドは、インクを吐出する複
数の吐出口と、前記各吐出口に供給するインクを一時的
に貯える共通液室と、前記各吐出口と前記共通液室とを
前記各吐出口ごとに連通するための、流路壁によって仕
切られる複数のインク流路と、前記各インク流路にそれ
ぞれ設けられた、前記各吐出口からインクを吐出するた
めのエネルギーを発生するエネルギー発生素子とを有
し、前記各エネルギー発生素子の駆動は、前記各吐出口
を隣接する複数の吐出口からなる複数のブロックに分
け、前記各ブロックごとに行なうインクジェットヘッド
において、前記各流路壁のうち少なくとも前記各ブロッ
クの境界の流路壁には、前記共通液室に突出して延びる
突出部が設けられていることを特徴とする。
【0012】また、前記突出部の長さは、前記エネルギ
ー発生素子の長さの2分の1以上であるものや、前記エ
ネルギー発生素子の長さ以上であるものであってもよ
い。
ー発生素子の長さの2分の1以上であるものや、前記エ
ネルギー発生素子の長さ以上であるものであってもよ
い。
【0013】さらに、前記吐出部は、前記各ブロックの
境界の流路壁と所定の間隔をおいて配置されているもの
であってもよい。
境界の流路壁と所定の間隔をおいて配置されているもの
であってもよい。
【0014】そして、前記各エネルギー発生素子は、そ
れぞれインク吐出用の熱エネルギーを発生するための電
気熱変換体であるものでもよく、前記各電気熱変換体
は、熱エネルギーを印加することによりインクに膜沸騰
を生じさせ、この膜沸騰を利用して前記各吐出口よりイ
ンクを吐出させるものであってもよい。
れぞれインク吐出用の熱エネルギーを発生するための電
気熱変換体であるものでもよく、前記各電気熱変換体
は、熱エネルギーを印加することによりインクに膜沸騰
を生じさせ、この膜沸騰を利用して前記各吐出口よりイ
ンクを吐出させるものであってもよい。
【0015】本発明のインクジェット記録装置は、上述
した各インクジェットヘッドのいずれか1つを備え、記
録信号に基づいてインクを前記インクジェットヘッドの
吐出口から吐出して記録を行なうものである。
した各インクジェットヘッドのいずれか1つを備え、記
録信号に基づいてインクを前記インクジェットヘッドの
吐出口から吐出して記録を行なうものである。
【0016】
【作用】上記のとおり構成された本発明のインクジェッ
トヘッドは、隣接する複数の吐出口を1つのブロックと
する複数のブロックに分け、これら各ブロックを順次駆
動することによりインクを吐出するものである。ここ
で、前ブロックを駆動すると、前ブロックのインク流路
中のインクは吐出口からのインクの吐出に伴って振動す
る。そしてこの振動は、共通液室を介して次ブロックの
インク流路に伝播する。ところが、各インク流路を仕切
る流路壁のうち少なくとも各ブロックの境界の流路壁に
は、共通液室に突出して延びる突出部が設けられている
ので、インクの振動はこの突出部にじゃまされて次ブロ
ックのインク流路中には伝播しにくくなる。その結果、
次ブロックの各吐出口におけるメニスカスの振動も発生
しにくくなり、次ブロックの駆動時のインク吐出量も安
定するので、ドット径がほぼ一定の良好な印字が得られ
る。
トヘッドは、隣接する複数の吐出口を1つのブロックと
する複数のブロックに分け、これら各ブロックを順次駆
動することによりインクを吐出するものである。ここ
で、前ブロックを駆動すると、前ブロックのインク流路
中のインクは吐出口からのインクの吐出に伴って振動す
る。そしてこの振動は、共通液室を介して次ブロックの
インク流路に伝播する。ところが、各インク流路を仕切
る流路壁のうち少なくとも各ブロックの境界の流路壁に
は、共通液室に突出して延びる突出部が設けられている
ので、インクの振動はこの突出部にじゃまされて次ブロ
ックのインク流路中には伝播しにくくなる。その結果、
次ブロックの各吐出口におけるメニスカスの振動も発生
しにくくなり、次ブロックの駆動時のインク吐出量も安
定するので、ドット径がほぼ一定の良好な印字が得られ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0018】図1は本発明のインクジェットヘッドの第
1実施例の概略斜視図、図2は図1に示したインクジェ
ットヘッドのA−A線断面図、図3は図1に示したイン
クジェットヘッドのB−B線断面図、図4は図1に示し
たインクジェットヘッドを組み込んだインクジェットカ
ートリッジの斜視図、図5は図4に示したインクジェッ
トカートリッジの構成を示す分解図、図6は図4に示し
たインクジェットカートリッジ11において、インクタ
ンク14のインクジェットユニット13を取り付ける部
分の説明図である。
1実施例の概略斜視図、図2は図1に示したインクジェ
ットヘッドのA−A線断面図、図3は図1に示したイン
クジェットヘッドのB−B線断面図、図4は図1に示し
たインクジェットヘッドを組み込んだインクジェットカ
ートリッジの斜視図、図5は図4に示したインクジェッ
トカートリッジの構成を示す分解図、図6は図4に示し
たインクジェットカートリッジ11において、インクタ
ンク14のインクジェットユニット13を取り付ける部
分の説明図である。
【0019】インクジェットカートリッジ11は、多数
の吐出口101が一体的に形成されたインクジェットヘ
ッド12と、インクジェットヘッド12を含み、これへ
の電気配線やインクの配管がまとめられたインクジェッ
トユニット13と、インクを収納するインク収納部であ
るインクタンク14とが一体的に設けられたものであ
る。このインクジェットカートリッジ11は、インクの
収納割合が従来のものより大きくなっており、インクタ
ンク14の前面よりもわずかにインクジェットユニット
13の先端部が突出している。そしてインクジェットカ
ートリッジ11は、インクジェット記録装置15の本体
に載置されているキャリッジ16に設けられた後述する
位置決め手段および電気的接点によって、固定支持され
るとともに、キャリッジ16に対して着脱可能なディス
ポーザブルタイプのものである(図8参照)。
の吐出口101が一体的に形成されたインクジェットヘ
ッド12と、インクジェットヘッド12を含み、これへ
の電気配線やインクの配管がまとめられたインクジェッ
トユニット13と、インクを収納するインク収納部であ
るインクタンク14とが一体的に設けられたものであ
る。このインクジェットカートリッジ11は、インクの
収納割合が従来のものより大きくなっており、インクタ
ンク14の前面よりもわずかにインクジェットユニット
13の先端部が突出している。そしてインクジェットカ
ートリッジ11は、インクジェット記録装置15の本体
に載置されているキャリッジ16に設けられた後述する
位置決め手段および電気的接点によって、固定支持され
るとともに、キャリッジ16に対して着脱可能なディス
ポーザブルタイプのものである(図8参照)。
【0020】まず、インクジェットヘッド12の構成に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0021】図1乃至図3に示すように、インクジェッ
トヘッド12には、列状に設けられた複数個の吐出口1
01から記録液(インク)を吐出させるために、エネル
ギー発生素子としての、印加電圧が供給されて熱エネル
ギーを発生させる電気熱変換体102が各インク流路1
08ごとに配設されている。そして駆動信号を印加する
ことによって、電気熱変換体102に熱エネルギーが発
生し、膜沸騰が生じてインク流路108内に気泡が形成
される。そしてこの気泡の成長によって、吐出口101
からインク滴が吐出されるようになっている。各電気熱
変換体102はシリコン基板からなるヒータボード10
3上に設けられ、各電気熱変換体102に電力を供給す
るアルミニウム等の配線(不図示)とともに成膜技術に
より一体的に形成されている。複数のインク流路108
をそれぞれ区分するための流路壁109、109’や各
インク流路108へ供給されるインクを一時的に収納す
る共通液室106などを設けた溝付の天板105と、イ
ンクタンク14からのインクを共通液室106に導入す
るためのインク受け口107と、各インク流路108に
対応した吐出口101を複数個有するオリフィスプレー
ト104とは一体成型されており、その材料としてはポ
リスルホンが好ましいが、ポリエーテルスルホン、ポリ
フェニレンオキシド、ポリプロピレンなどの他の成型用
樹脂材料を用いてもよい。
トヘッド12には、列状に設けられた複数個の吐出口1
01から記録液(インク)を吐出させるために、エネル
ギー発生素子としての、印加電圧が供給されて熱エネル
ギーを発生させる電気熱変換体102が各インク流路1
08ごとに配設されている。そして駆動信号を印加する
ことによって、電気熱変換体102に熱エネルギーが発
生し、膜沸騰が生じてインク流路108内に気泡が形成
される。そしてこの気泡の成長によって、吐出口101
からインク滴が吐出されるようになっている。各電気熱
変換体102はシリコン基板からなるヒータボード10
3上に設けられ、各電気熱変換体102に電力を供給す
るアルミニウム等の配線(不図示)とともに成膜技術に
より一体的に形成されている。複数のインク流路108
をそれぞれ区分するための流路壁109、109’や各
インク流路108へ供給されるインクを一時的に収納す
る共通液室106などを設けた溝付の天板105と、イ
ンクタンク14からのインクを共通液室106に導入す
るためのインク受け口107と、各インク流路108に
対応した吐出口101を複数個有するオリフィスプレー
ト104とは一体成型されており、その材料としてはポ
リスルホンが好ましいが、ポリエーテルスルホン、ポリ
フェニレンオキシド、ポリプロピレンなどの他の成型用
樹脂材料を用いてもよい。
【0022】また、このインクジェットヘッド12は、
隣接する8個の吐出口101を1つのブロックとする複
数のブロックに分け、これら各ブロックごとに駆動され
るものであり、各流路壁109、109’のうちブロッ
クの境界の流路壁109’は、他の流路壁109よりも
長く形成された突出部を有し、この突出部は共通液室1
06側に突出している。
隣接する8個の吐出口101を1つのブロックとする複
数のブロックに分け、これら各ブロックごとに駆動され
るものであり、各流路壁109、109’のうちブロッ
クの境界の流路壁109’は、他の流路壁109よりも
長く形成された突出部を有し、この突出部は共通液室1
06側に突出している。
【0023】次に、インクジェットユニット13の構成
について説明する。
について説明する。
【0024】図5に示すように、配線基板121の一端
はインクジェットヘッド12のヒータボード103の配
線部分と相互に接続され、さらに配線基板121の他端
部には、装置本体からの電気信号を受けるため、各電気
熱変換体102(図3)に対応した複数個のパッド12
2が設けられている。このことにより装置本体からの電
気信号が各電気熱変換体102に供給されるようにな
る。
はインクジェットヘッド12のヒータボード103の配
線部分と相互に接続され、さらに配線基板121の他端
部には、装置本体からの電気信号を受けるため、各電気
熱変換体102(図3)に対応した複数個のパッド12
2が設けられている。このことにより装置本体からの電
気信号が各電気熱変換体102に供給されるようにな
る。
【0025】配線基板121の裏面を支持する平板状の
金属製の支持体123は、インクジェットユニット13
の底板となる。押えばね126はM字形状であり、その
M字の中央で共通液室106(図3)を軽圧で押圧する
とともに、その前だれ部127でインク流路108の一
部、好ましくは吐出口101近傍の領域を線圧で集中押
圧する。ヒータボード103と天板105とは、押えば
ね126の足部が支持体123の穴139を通って支持
体123の裏面側に係合することによって、挟み込んだ
状態で係合され、押えばね126とその前だれ部127
の集中付勢力によって相互に圧着固定される。支持体1
23は、インクタンク14の2つの位置決め用の突起1
52および位置決めかつ熱融着保持用の突起161,1
62にそれぞれ係合する穴124,134,136を有す
るほか、キャリッジ16に対する位置決め用の突起13
7,138を裏面側に有している。また、支持体123
には、インクタンク14からのインク供給管167(後
述)を貫通可能にする穴125が設けられている。支持
体123に対する配線基板121の取付けは、接着剤な
どによる貼着で行なわれる。
金属製の支持体123は、インクジェットユニット13
の底板となる。押えばね126はM字形状であり、その
M字の中央で共通液室106(図3)を軽圧で押圧する
とともに、その前だれ部127でインク流路108の一
部、好ましくは吐出口101近傍の領域を線圧で集中押
圧する。ヒータボード103と天板105とは、押えば
ね126の足部が支持体123の穴139を通って支持
体123の裏面側に係合することによって、挟み込んだ
状態で係合され、押えばね126とその前だれ部127
の集中付勢力によって相互に圧着固定される。支持体1
23は、インクタンク14の2つの位置決め用の突起1
52および位置決めかつ熱融着保持用の突起161,1
62にそれぞれ係合する穴124,134,136を有す
るほか、キャリッジ16に対する位置決め用の突起13
7,138を裏面側に有している。また、支持体123
には、インクタンク14からのインク供給管167(後
述)を貫通可能にする穴125が設けられている。支持
体123に対する配線基板121の取付けは、接着剤な
どによる貼着で行なわれる。
【0026】支持体123の2つの凹部171は、それ
ぞれ突起137,138の近傍に設けられており、図4
に示すように、組立てられたインクジェットカートリッ
ジ11において、その周囲の3辺が平行溝173,17
4で形成されたヘッドの先端領域の延長点にあって、ゴ
ミやインクなどの不要物が突起137,138に至らな
いようにしている。平行溝173の形成されている蓋部
材151は、図7に示すように、インクジェットカート
リッジ11の外壁を形成するとともに、インクタンク1
4との間にインクジェットユニット13を収納する空間
を形成する。また平行溝174が形成されているインク
供給部材128は、前述のインク供給管167に連続す
るインク導管158をインク供給管167側が固定され
た片持ちばりとするよう形成され、さらにインク導管1
58の固定側とインク供給管167との間の毛細管現象
を確保するための封止ピン130が挿入されている。な
お、インクタンク14とインク供給管167との結合シ
ールを行なうパッキン129が設けられ、インク供給管
167のインクタンク14側の端部にはフィルター13
3が設けられている。
ぞれ突起137,138の近傍に設けられており、図4
に示すように、組立てられたインクジェットカートリッ
ジ11において、その周囲の3辺が平行溝173,17
4で形成されたヘッドの先端領域の延長点にあって、ゴ
ミやインクなどの不要物が突起137,138に至らな
いようにしている。平行溝173の形成されている蓋部
材151は、図7に示すように、インクジェットカート
リッジ11の外壁を形成するとともに、インクタンク1
4との間にインクジェットユニット13を収納する空間
を形成する。また平行溝174が形成されているインク
供給部材128は、前述のインク供給管167に連続す
るインク導管158をインク供給管167側が固定され
た片持ちばりとするよう形成され、さらにインク導管1
58の固定側とインク供給管167との間の毛細管現象
を確保するための封止ピン130が挿入されている。な
お、インクタンク14とインク供給管167との結合シ
ールを行なうパッキン129が設けられ、インク供給管
167のインクタンク14側の端部にはフィルター13
3が設けられている。
【0027】このインク供給部材128は、モールド成
型で作られるので、安価で位置精度が高く、製造上の精
度低下がなく、さらに片持ちばり構造のインク導管15
8によって、大量生産時においてもインク導管158の
インク受け口107に対する圧接状態が安定している。
この圧接状態下において封止用の接着剤をインク供給部
材128側から流し込むだけで、より完全な連通状態を
確実に得ることができる。インク供給部材128の支持
体123に対する固定は、インク供給部材128の裏面
側の2本のピン(不図示)を支持体123の穴135,
163にそれぞれ貫通突出させ、これを熱融着すること
により簡単に行なわれる。この熱融着された裏面部のわ
ずかな突出領域は、インクタンク14のインクジェット
ユニット13取付側の側面のくぼみ(不図示)内に収め
られるので、インクジェットユニット13の位置決め面
を正確に得ることができる。
型で作られるので、安価で位置精度が高く、製造上の精
度低下がなく、さらに片持ちばり構造のインク導管15
8によって、大量生産時においてもインク導管158の
インク受け口107に対する圧接状態が安定している。
この圧接状態下において封止用の接着剤をインク供給部
材128側から流し込むだけで、より完全な連通状態を
確実に得ることができる。インク供給部材128の支持
体123に対する固定は、インク供給部材128の裏面
側の2本のピン(不図示)を支持体123の穴135,
163にそれぞれ貫通突出させ、これを熱融着すること
により簡単に行なわれる。この熱融着された裏面部のわ
ずかな突出領域は、インクタンク14のインクジェット
ユニット13取付側の側面のくぼみ(不図示)内に収め
られるので、インクジェットユニット13の位置決め面
を正確に得ることができる。
【0028】次に、インクタンク14の構成について説
明する。
明する。
【0029】インクタンク14は、カートリッジ本体2
0とインク吸収体150と蓋部材153とからなり、イ
ンク吸収体150をインクジェットユニット13とは反
対側からカートリッジ本体20に挿入後、蓋部材153
でこれを封止することによって形成される。
0とインク吸収体150と蓋部材153とからなり、イ
ンク吸収体150をインクジェットユニット13とは反
対側からカートリッジ本体20に挿入後、蓋部材153
でこれを封止することによって形成される。
【0030】インク吸収体150は、多孔質体からなっ
てインクを含浸して吸収、保持するためのものであり、
カートリッジ本体20内に配置される。その詳細につい
ては後述する。インク供給口154は、インクジェット
ユニット13にインクを供給するためのものであるとと
もに、インクジェットカートリッジ11の組立て工程に
おいて、インクをインク吸収体150に含浸させるため
の供給口ともなる。さらに、インクタンク14には、大
気を内部に連通するための大気連通口156が設けら
れ、大気連通口156からのインクのもれを防ぐため、
その内方に撥液材155が配置されている。
てインクを含浸して吸収、保持するためのものであり、
カートリッジ本体20内に配置される。その詳細につい
ては後述する。インク供給口154は、インクジェット
ユニット13にインクを供給するためのものであるとと
もに、インクジェットカートリッジ11の組立て工程に
おいて、インクをインク吸収体150に含浸させるため
の供給口ともなる。さらに、インクタンク14には、大
気を内部に連通するための大気連通口156が設けら
れ、大気連通口156からのインクのもれを防ぐため、
その内方に撥液材155が配置されている。
【0031】本実施例では、インク吸収体150からの
インク供給を良好に行なうために、カートリッジ本体2
0のリブ168と蓋部材153の部分リブ169,17
0によって形成されたインクタンク14内の空気の存在
領域が、大気連通口156側から連続し、インク供給口
154から最も遠い角部の領域にわたって形成されるよ
うに構成してある。このため、インク吸収体150への
相対的に良好かつ均一なインク供給がこのインク供給口
154側から行なわれることが重要であり、この方法は
実用上極めて有効である。このリブ168は、カートリ
ッジ本体20の後方の面において、キャリッジ16(図
7)の移動方向に平行に4本設けられ、インク吸収体1
50がインクタンク14の後方の面に密着することを防
止している。また、部分リブ169,170は、リブ1
68のそれぞれに対応してその延長上にあたる蓋部材1
53の内面に設けられているが、リブ168とは異なり
分割された状態となっていて、空気の存在空間を前者よ
り増加させている。なお、部分リブ169,170は蓋
部材153の全面積の半分以下の面に分散された形とな
っている。これらのリブによって、インク吸収体150
のインク供給口154から最も遠い角部の領域のインク
をより安定させつつも確実に、インク供給口154側へ
毛細管力で導くことができる。
インク供給を良好に行なうために、カートリッジ本体2
0のリブ168と蓋部材153の部分リブ169,17
0によって形成されたインクタンク14内の空気の存在
領域が、大気連通口156側から連続し、インク供給口
154から最も遠い角部の領域にわたって形成されるよ
うに構成してある。このため、インク吸収体150への
相対的に良好かつ均一なインク供給がこのインク供給口
154側から行なわれることが重要であり、この方法は
実用上極めて有効である。このリブ168は、カートリ
ッジ本体20の後方の面において、キャリッジ16(図
7)の移動方向に平行に4本設けられ、インク吸収体1
50がインクタンク14の後方の面に密着することを防
止している。また、部分リブ169,170は、リブ1
68のそれぞれに対応してその延長上にあたる蓋部材1
53の内面に設けられているが、リブ168とは異なり
分割された状態となっていて、空気の存在空間を前者よ
り増加させている。なお、部分リブ169,170は蓋
部材153の全面積の半分以下の面に分散された形とな
っている。これらのリブによって、インク吸収体150
のインク供給口154から最も遠い角部の領域のインク
をより安定させつつも確実に、インク供給口154側へ
毛細管力で導くことができる。
【0032】このインクタンク14は、インクを収容す
る空間が直方体形状であって、その長辺を側面にもつ場
合であるので、上述したリブの配置構成は特に有効であ
る。インクタンクが、キャリッジ16(図7)の移動方
向に長辺を持つ場合や立方体形状の場合には、蓋部材1
53の全体にリブを設けることで、インク吸収体150
からのインク供給を安定化できる。限られた空間内にイ
ンクを出来るだけ収納するためには直方体形状が適して
いるが、この収納されたインクをムダなく記録に使用す
るためには、上述したように、角部の領域に対して近接
する2面領域に上記作用を行なえるリブを設けることが
重要である。さらに、インクタンク14の内面のリブ
は、直方体形状のインク吸収体150の厚み方向に対し
てほぼ均一な分布で配置されている。この構成は、イン
ク吸収体150全体のインク消費に対して、大気圧分布
を均一化しつつインクを実質上最大限使用することが出
来る構成である。さらに、このリブの配置の技術思想を
詳述すれば、直方体の4角形上面において、インクタン
ク14のインク供給口154を投影した位置を中心とし
て長辺を半径とする円弧を描いたときに、インク吸収体
150のその円弧よりも外側に位置する部分に対して大
気圧状態が早期に与えられるように、その円弧よりも外
側の面に上記リブを配設することが重要となる。この場
合、インクタンク14の大気連通口156は、このリブ
の配設領域に大気を導入できる位置であれば、本実施例
に限られることではない。
る空間が直方体形状であって、その長辺を側面にもつ場
合であるので、上述したリブの配置構成は特に有効であ
る。インクタンクが、キャリッジ16(図7)の移動方
向に長辺を持つ場合や立方体形状の場合には、蓋部材1
53の全体にリブを設けることで、インク吸収体150
からのインク供給を安定化できる。限られた空間内にイ
ンクを出来るだけ収納するためには直方体形状が適して
いるが、この収納されたインクをムダなく記録に使用す
るためには、上述したように、角部の領域に対して近接
する2面領域に上記作用を行なえるリブを設けることが
重要である。さらに、インクタンク14の内面のリブ
は、直方体形状のインク吸収体150の厚み方向に対し
てほぼ均一な分布で配置されている。この構成は、イン
ク吸収体150全体のインク消費に対して、大気圧分布
を均一化しつつインクを実質上最大限使用することが出
来る構成である。さらに、このリブの配置の技術思想を
詳述すれば、直方体の4角形上面において、インクタン
ク14のインク供給口154を投影した位置を中心とし
て長辺を半径とする円弧を描いたときに、インク吸収体
150のその円弧よりも外側に位置する部分に対して大
気圧状態が早期に与えられるように、その円弧よりも外
側の面に上記リブを配設することが重要となる。この場
合、インクタンク14の大気連通口156は、このリブ
の配設領域に大気を導入できる位置であれば、本実施例
に限られることではない。
【0033】加えて本実施例は、インクジェットカート
リッジ11のインクジェットヘッド12に対する後方の
面を平面化して、装置に組み込まれたときの必要スペー
スを最小化するとともに、インクの収容量を最大化する
構成をとっているため、装置の小型化を達成できるだけ
ではなく、インクジェットカートリッジ11の交換頻度
を減少できる優れたものとなっている。そして、インク
ジェットユニット13を一体化するための空間の後方部
を利用して、そこに大気連通口156用の突出部分を形
成し、この突出部分の内部を空洞化して、ここに前述し
たインク吸収体150厚み全体に対する大気圧供給空間
157を形成してある。このように構成することで、従
来には見られない優れたインクジェットカートリッジを
提供できる。なお、この大気圧供給空間157は、従来
のものよりもはるかに大きい空間であり、上記大気連通
口156が上方に位置しているので、何らかの異常でイ
ンクがインク吸収体150から離脱しても、この大気圧
供給空間157がそのインクを一時的に保持するので、
確実にインク吸収体150に回収させることができ、無
駄のない優れたインクジェットカートリッジを提供でき
る。
リッジ11のインクジェットヘッド12に対する後方の
面を平面化して、装置に組み込まれたときの必要スペー
スを最小化するとともに、インクの収容量を最大化する
構成をとっているため、装置の小型化を達成できるだけ
ではなく、インクジェットカートリッジ11の交換頻度
を減少できる優れたものとなっている。そして、インク
ジェットユニット13を一体化するための空間の後方部
を利用して、そこに大気連通口156用の突出部分を形
成し、この突出部分の内部を空洞化して、ここに前述し
たインク吸収体150厚み全体に対する大気圧供給空間
157を形成してある。このように構成することで、従
来には見られない優れたインクジェットカートリッジを
提供できる。なお、この大気圧供給空間157は、従来
のものよりもはるかに大きい空間であり、上記大気連通
口156が上方に位置しているので、何らかの異常でイ
ンクがインク吸収体150から離脱しても、この大気圧
供給空間157がそのインクを一時的に保持するので、
確実にインク吸収体150に回収させることができ、無
駄のない優れたインクジェットカートリッジを提供でき
る。
【0034】インクタンク14のインクジェットユニッ
ト13の取付面の構成が、図6に示されている。オリフ
ィスプレート104に設けられた多数の吐出口101の
ほぼ中心を通って、インクタンク14の底面もしくはキ
ャリッジ16の表面の載置基準面に平行な直線をL1と
すると、支持体123の穴124に係合する2つの位置
決め用の突起152はこの直線L1上にある。この突起
152の高さは支持体123の厚みよりわずかに低く、
これによって支持体123の位置決めを行うようになっ
ている。直線L1の延長上には、キャリッジ16の位置
決め用のフック202(図7参照)の90゜角のフック
面203が係合する爪165が位置しており、キャリッ
ジ16に対する位置決めの作用力がこの直線L1を含む
上記基準面に平行な面領域で作用するように、構成され
ている。後述するようにこれらの関係は、インクタンク
14のみの位置決めの精度がインクジェットヘッド12
の吐出口101の位置決め精度と同等となるので、有効
な構成となる。また、支持体123に設けられた固定用
の穴134,136にそれぞれ対応するインクタンク1
4の突起161,162は、前述の突起152よりも長
く、支持体123を貫通し、突出した部分を熱融着する
ことにより、支持体123をその側面に固定するための
ものである。上述の直線L1に垂直でこの突起161を
通る直線をL3、突起162を通る直線をL2としたと
き、直線L3上にはインク供給口154のほぼ中心が位
置するので、インク供給口154とインク供給管167
との結合状態は安定化し、落下や衝撃によるこれらの結
合状態への負荷が軽減される。また、直線L2,L3は一
致せず、またインクジェットヘッド12の吐出口101
側の突起152周辺に突起161,162が存在してい
るので、インクジェットヘッド12のインクタンク14
に対する位置決めの補強効果をさらに生んでいる。なお
曲線L4は、インク供給部材128の装着時の外壁位置
である。突起161,162はその曲線L4に沿っている
ので、インクジェットヘッド12の先端側の重量に対し
ても充分な強度と位置精度を与えている。インクタンク
14の先端ツバ172は、キャリッジ16の前板201
(図7)の穴に挿入され、インクタンク14の変位が極
端に大きくなるような異変時に対して設けられている。
キャリッジ16に対する抜け止め166は、キャリッジ
16の不図示のバーに対して設けられ、後述するインク
ジェットカートリッジ11の旋回装着された位置におい
てこのバーの下方に侵入し、位置決め位置から離脱させ
る上方への力が不意に作用してもインクジェットカート
リッジ11の装着状態を維持するための保護用部材であ
る。
ト13の取付面の構成が、図6に示されている。オリフ
ィスプレート104に設けられた多数の吐出口101の
ほぼ中心を通って、インクタンク14の底面もしくはキ
ャリッジ16の表面の載置基準面に平行な直線をL1と
すると、支持体123の穴124に係合する2つの位置
決め用の突起152はこの直線L1上にある。この突起
152の高さは支持体123の厚みよりわずかに低く、
これによって支持体123の位置決めを行うようになっ
ている。直線L1の延長上には、キャリッジ16の位置
決め用のフック202(図7参照)の90゜角のフック
面203が係合する爪165が位置しており、キャリッ
ジ16に対する位置決めの作用力がこの直線L1を含む
上記基準面に平行な面領域で作用するように、構成され
ている。後述するようにこれらの関係は、インクタンク
14のみの位置決めの精度がインクジェットヘッド12
の吐出口101の位置決め精度と同等となるので、有効
な構成となる。また、支持体123に設けられた固定用
の穴134,136にそれぞれ対応するインクタンク1
4の突起161,162は、前述の突起152よりも長
く、支持体123を貫通し、突出した部分を熱融着する
ことにより、支持体123をその側面に固定するための
ものである。上述の直線L1に垂直でこの突起161を
通る直線をL3、突起162を通る直線をL2としたと
き、直線L3上にはインク供給口154のほぼ中心が位
置するので、インク供給口154とインク供給管167
との結合状態は安定化し、落下や衝撃によるこれらの結
合状態への負荷が軽減される。また、直線L2,L3は一
致せず、またインクジェットヘッド12の吐出口101
側の突起152周辺に突起161,162が存在してい
るので、インクジェットヘッド12のインクタンク14
に対する位置決めの補強効果をさらに生んでいる。なお
曲線L4は、インク供給部材128の装着時の外壁位置
である。突起161,162はその曲線L4に沿っている
ので、インクジェットヘッド12の先端側の重量に対し
ても充分な強度と位置精度を与えている。インクタンク
14の先端ツバ172は、キャリッジ16の前板201
(図7)の穴に挿入され、インクタンク14の変位が極
端に大きくなるような異変時に対して設けられている。
キャリッジ16に対する抜け止め166は、キャリッジ
16の不図示のバーに対して設けられ、後述するインク
ジェットカートリッジ11の旋回装着された位置におい
てこのバーの下方に侵入し、位置決め位置から離脱させ
る上方への力が不意に作用してもインクジェットカート
リッジ11の装着状態を維持するための保護用部材であ
る。
【0035】インクタンク14にインクジェットユニッ
ト13を装着したのち蓋部材151で覆うことで、イン
クジェットユニット13は下方開口を除いて包囲された
形状となるが、インクジェットカートリッジ11として
はキャリッジ16に載置されるためにこの下方開口はキ
ャリッジ16と近接し、実質的な4方包囲空間が形成さ
れてしまう。したがって、この包囲空間内にあるインク
ジェットヘッド12からの発熱は、この空間内の保温の
ためには有効となるものの、長期にわたる連続使用のと
きのわずかな昇温の原因となる。このため支持体123
による自然放熱を助けるために、インクジェットカート
リッジ11の上方の面に、この空間よりは小さい幅のス
リット状の開口部159が設けられている。このように
することにより、昇温を防止しつつ、インクジェットユ
ニット13全体の温度分布を外部環境に左右されずに均
一化することができる。
ト13を装着したのち蓋部材151で覆うことで、イン
クジェットユニット13は下方開口を除いて包囲された
形状となるが、インクジェットカートリッジ11として
はキャリッジ16に載置されるためにこの下方開口はキ
ャリッジ16と近接し、実質的な4方包囲空間が形成さ
れてしまう。したがって、この包囲空間内にあるインク
ジェットヘッド12からの発熱は、この空間内の保温の
ためには有効となるものの、長期にわたる連続使用のと
きのわずかな昇温の原因となる。このため支持体123
による自然放熱を助けるために、インクジェットカート
リッジ11の上方の面に、この空間よりは小さい幅のス
リット状の開口部159が設けられている。このように
することにより、昇温を防止しつつ、インクジェットユ
ニット13全体の温度分布を外部環境に左右されずに均
一化することができる。
【0036】インクジェットカートリッジ11として組
立てられると、インクは、カートリッジ本体20の内部
よりインク供給管167を介して、インク供給口15
4、支持体123に設けた穴125、インク供給部材1
28の中裏面側に設けられた導入口を通過し、インク供
給部材128内に供給され、その内部を通った後、導出
口よりインク導管158および天板105のインク受け
口107を介して共通液室106内へと流入する。以上
におけるインク連通用の接続部には、例えばシリコンゴ
ムやブチルゴムなどからなるパッキンが配設され、これ
によって封止が行なわれてインク供給路が確保される。
立てられると、インクは、カートリッジ本体20の内部
よりインク供給管167を介して、インク供給口15
4、支持体123に設けた穴125、インク供給部材1
28の中裏面側に設けられた導入口を通過し、インク供
給部材128内に供給され、その内部を通った後、導出
口よりインク導管158および天板105のインク受け
口107を介して共通液室106内へと流入する。以上
におけるインク連通用の接続部には、例えばシリコンゴ
ムやブチルゴムなどからなるパッキンが配設され、これ
によって封止が行なわれてインク供給路が確保される。
【0037】上述のように、インク供給部材128、天
板105およびオリフィスプレート104、カートリッ
ジ本体20をそれぞれ一体成型部品としたので、組立て
精度が高水準になるばかりでなく、大量生産時の品質向
上に極めて有効である。また、部品点数は、従来品に比
べ減少しているので、所望の優れた特性を確実に発揮で
きる。
板105およびオリフィスプレート104、カートリッ
ジ本体20をそれぞれ一体成型部品としたので、組立て
精度が高水準になるばかりでなく、大量生産時の品質向
上に極めて有効である。また、部品点数は、従来品に比
べ減少しているので、所望の優れた特性を確実に発揮で
きる。
【0038】また本実施例では図4に示すように、イン
クジェットカートリッジ11において、インク供給部材
128の上面部131と、インクタンク14の開口部1
59を備えた屋根部の端部210との間に、すき間16
0が存在するようになっている。同様に、インク供給部
材128の下面部132と、インクタンク14の下方の
蓋部材151が接着される薄板部材のインクジェットヘ
ッド12側の端部213との間に、すき間(不図示)が
形成されている。これらのすき間は、開口部159の放
熱作用を一層促進するとともに、インクタンク14に加
わる不要な力があったとしても、インク供給部材128
ひいてはインクジェットユニット13にこの力が直接加
わることを防止している。
クジェットカートリッジ11において、インク供給部材
128の上面部131と、インクタンク14の開口部1
59を備えた屋根部の端部210との間に、すき間16
0が存在するようになっている。同様に、インク供給部
材128の下面部132と、インクタンク14の下方の
蓋部材151が接着される薄板部材のインクジェットヘ
ッド12側の端部213との間に、すき間(不図示)が
形成されている。これらのすき間は、開口部159の放
熱作用を一層促進するとともに、インクタンク14に加
わる不要な力があったとしても、インク供給部材128
ひいてはインクジェットユニット13にこの力が直接加
わることを防止している。
【0039】いずれにしても、本実施例の上述した構成
は従来にはないものであり、それぞれが単独で有効な効
果をもたらすとともに、組み合わさっていることにより
格別の効果を奏するものである。
は従来にはないものであり、それぞれが単独で有効な効
果をもたらすとともに、組み合わさっていることにより
格別の効果を奏するものである。
【0040】次に、キャリッジ16に対するインクジェ
ットカートリッジ11の取り付けについて説明する。図
7において、プラテンローラ251は、記録媒体272
(例えば記録紙など)を図示紙背方向から紙表面方向へ
案内する。キャリッジ16はプラテンローラ251の長
手方向に沿って移動するもので、キャリッジ16の前方
すなわちプラテンローラ251側にあってインクジェッ
トカートリッジ11の前面側に位置する前板201(例
えば厚さ2mm)と、後述する電気接続部用の支持板20
5と、インクジェットカートリッジ11を所定の記録位
置に固定するための位置決め用のフック202とが設け
られている。前板201は、インクジェットカートリッ
ジ11の支持体123の突起137,138に対応する
2個の位置決め用の突出面212を有し、インクジェッ
トカートリッジ11の装着後はこの突出面212に向か
う垂直な力を受ける。このため、前板201のプラテン
ローラ251側には、その垂直な力の方向に向かう補強
用のリブ(不図示)が複数設けられている。このリブ
は、インクジェットカートリッジ11装着時の前面位置
L5よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ2
51側に突出している、ヘッド保護用の突出部をも形成
している。支持板205は、図示紙面に垂直方向に伸び
る複数の補強用リブ206を有し、それらの側方への突
出割合は、プラテンローラ251側からフック202側
に向かうにつれて減少し、このことによってインクジェ
ットカートリッジ11が、図示されるように傾斜して装
着される。また、支持板205は、インクジェットカー
トリッジ11の配線基板121のパッド122に対応す
るパッド164を具備したフレキシブルシート207
と、これを裏面側から各パッド164に対して押圧する
弾性力を発生する、ボッチの付いたゴムパッドシート2
09とを保持する。支持板205は、パッド122とパ
ッド164間の電気的接触状態を安定化するため、上記
の突出面212の作用方向とは逆方向にインクジェット
カートリッジ11への作用力を及ぼすためのフック20
2側の位置決め面208を突出面212に対応して有
し、これらの間にパッド接触域を形成するとともに、パ
ッド164に対応するゴムパッドシート209のボッチ
の変形量を一義的に規定する。位置決め面208は、イ
ンクジェットカートリッジ11が記録可能な位置に固定
されると、配線基板121の表面に当接した状態とな
る。パッド122を前述の直線L1に対して対称になる
よう分布させてあるので、ゴムパッドシート209の各
ボッチの変形量は均一になり、パッド164とパッド1
22間の当接圧はより安定化する。本実施例では、パッ
ド122の分布は、上方、下方2列、縦2列である。
ットカートリッジ11の取り付けについて説明する。図
7において、プラテンローラ251は、記録媒体272
(例えば記録紙など)を図示紙背方向から紙表面方向へ
案内する。キャリッジ16はプラテンローラ251の長
手方向に沿って移動するもので、キャリッジ16の前方
すなわちプラテンローラ251側にあってインクジェッ
トカートリッジ11の前面側に位置する前板201(例
えば厚さ2mm)と、後述する電気接続部用の支持板20
5と、インクジェットカートリッジ11を所定の記録位
置に固定するための位置決め用のフック202とが設け
られている。前板201は、インクジェットカートリッ
ジ11の支持体123の突起137,138に対応する
2個の位置決め用の突出面212を有し、インクジェッ
トカートリッジ11の装着後はこの突出面212に向か
う垂直な力を受ける。このため、前板201のプラテン
ローラ251側には、その垂直な力の方向に向かう補強
用のリブ(不図示)が複数設けられている。このリブ
は、インクジェットカートリッジ11装着時の前面位置
L5よりもわずかに(約0.1mm程度)プラテンローラ2
51側に突出している、ヘッド保護用の突出部をも形成
している。支持板205は、図示紙面に垂直方向に伸び
る複数の補強用リブ206を有し、それらの側方への突
出割合は、プラテンローラ251側からフック202側
に向かうにつれて減少し、このことによってインクジェ
ットカートリッジ11が、図示されるように傾斜して装
着される。また、支持板205は、インクジェットカー
トリッジ11の配線基板121のパッド122に対応す
るパッド164を具備したフレキシブルシート207
と、これを裏面側から各パッド164に対して押圧する
弾性力を発生する、ボッチの付いたゴムパッドシート2
09とを保持する。支持板205は、パッド122とパ
ッド164間の電気的接触状態を安定化するため、上記
の突出面212の作用方向とは逆方向にインクジェット
カートリッジ11への作用力を及ぼすためのフック20
2側の位置決め面208を突出面212に対応して有
し、これらの間にパッド接触域を形成するとともに、パ
ッド164に対応するゴムパッドシート209のボッチ
の変形量を一義的に規定する。位置決め面208は、イ
ンクジェットカートリッジ11が記録可能な位置に固定
されると、配線基板121の表面に当接した状態とな
る。パッド122を前述の直線L1に対して対称になる
よう分布させてあるので、ゴムパッドシート209の各
ボッチの変形量は均一になり、パッド164とパッド1
22間の当接圧はより安定化する。本実施例では、パッ
ド122の分布は、上方、下方2列、縦2列である。
【0041】フック202は、固定軸211に係合する
長穴を有し、この長穴の移動空間を利用して図の位置か
ら反時計方向に回動した後、プラテンローラ251の長
手方向に向って左方側へ移動することでキャリッジ16
に対するインクジェットカートリッジ11の位置決めを
行なう。フック202の移動形式はどのようなものでも
よいが、レバーなどにより行なえる構成が好ましい。い
ずれにしてもフック202の回動時に、インクジェット
カートリッジ11は、プラテンローラ251側へ移動し
つつ、位置決め用の突起137,138が前板201の
突出面212に当接可能な位置へと移動する。フック2
02の左方側への移動によって、90゜角のフック面2
03がインクジェットカートリッジ11の爪165の9
0゜面に密着しつつ、インクジェットカートリッジ11
が突起137と突出面212との接触域を中心に水平面
内で旋回し、最終的にパッド122とパッド164相互
の接触が始まる。そしてフック202が所定位置、すな
わち固定位置に保持されると、パッド122とパッド1
64との完全接触状態と、突起137,138と突出面
212との完全面接触と、フック面203と爪165の
90゜面の2面接触と、配線基板121と位置決め面2
08との面接触が同時に形成されて、キャリッジ16に
対するインクジェットカートリッジ11の保持が完了す
る。
長穴を有し、この長穴の移動空間を利用して図の位置か
ら反時計方向に回動した後、プラテンローラ251の長
手方向に向って左方側へ移動することでキャリッジ16
に対するインクジェットカートリッジ11の位置決めを
行なう。フック202の移動形式はどのようなものでも
よいが、レバーなどにより行なえる構成が好ましい。い
ずれにしてもフック202の回動時に、インクジェット
カートリッジ11は、プラテンローラ251側へ移動し
つつ、位置決め用の突起137,138が前板201の
突出面212に当接可能な位置へと移動する。フック2
02の左方側への移動によって、90゜角のフック面2
03がインクジェットカートリッジ11の爪165の9
0゜面に密着しつつ、インクジェットカートリッジ11
が突起137と突出面212との接触域を中心に水平面
内で旋回し、最終的にパッド122とパッド164相互
の接触が始まる。そしてフック202が所定位置、すな
わち固定位置に保持されると、パッド122とパッド1
64との完全接触状態と、突起137,138と突出面
212との完全面接触と、フック面203と爪165の
90゜面の2面接触と、配線基板121と位置決め面2
08との面接触が同時に形成されて、キャリッジ16に
対するインクジェットカートリッジ11の保持が完了す
る。
【0042】次に、インクジェット記録装置15の概略
について説明する。
について説明する。
【0043】本発明が適用されるインクジェット記録装
置の概観は、図8に示されている。ら線溝255の刻ま
れたリードスクリュー256は、駆動モータ264の正
逆回転に連動し、駆動力伝達ギア262,260を介し
て回転駆動される。キャリッジ16は、取付け部252
(図7)に設けられたピン(不図示)によってら線溝2
55に対して係合し、さらに案内レール254に摺動自
在に案内されていることにより、図示矢印a,b方向に
往復移動できるようになっている。紙押え板253は、
キャリッジ16の移動方向にわたって、記録媒体272
をプラテンローラ251に対して押圧する。フォトカプ
ラ258,259は、キャリッジ16のレバー257の
この域での存在を確認して駆動モータ264の回転方向
の逆転等を行なうためのホームポジション検知手段を構
成する。インクジェットヘッド12の前面をキャップす
るキャップ部材270は、支持部材265によって支持
され、さらに吸引手段273を備え、キャップ内開口2
71を介してインクジェットヘッド12の吸引回復を行
なう。本体支持板267には支持板268が取付けられ
ており、この支持板268に摺動自在に支持されたクリ
ーニングブレード266は、図示しない駆動手段によっ
て前後方向に移動される。クリーニングブレード266
の形態は図示するものに限られず、公知のものが本例に
適用できることは言うまでもない。レバー263は、吸
引回復操作を開始するためのもので、キャリッジ16と
当接するカム269の移動にともなって移動し、駆動モ
ータ264からの駆動力がギア261やクラッチ切換等
の公知の伝達手段によって移動制御される。
置の概観は、図8に示されている。ら線溝255の刻ま
れたリードスクリュー256は、駆動モータ264の正
逆回転に連動し、駆動力伝達ギア262,260を介し
て回転駆動される。キャリッジ16は、取付け部252
(図7)に設けられたピン(不図示)によってら線溝2
55に対して係合し、さらに案内レール254に摺動自
在に案内されていることにより、図示矢印a,b方向に
往復移動できるようになっている。紙押え板253は、
キャリッジ16の移動方向にわたって、記録媒体272
をプラテンローラ251に対して押圧する。フォトカプ
ラ258,259は、キャリッジ16のレバー257の
この域での存在を確認して駆動モータ264の回転方向
の逆転等を行なうためのホームポジション検知手段を構
成する。インクジェットヘッド12の前面をキャップす
るキャップ部材270は、支持部材265によって支持
され、さらに吸引手段273を備え、キャップ内開口2
71を介してインクジェットヘッド12の吸引回復を行
なう。本体支持板267には支持板268が取付けられ
ており、この支持板268に摺動自在に支持されたクリ
ーニングブレード266は、図示しない駆動手段によっ
て前後方向に移動される。クリーニングブレード266
の形態は図示するものに限られず、公知のものが本例に
適用できることは言うまでもない。レバー263は、吸
引回復操作を開始するためのもので、キャリッジ16と
当接するカム269の移動にともなって移動し、駆動モ
ータ264からの駆動力がギア261やクラッチ切換等
の公知の伝達手段によって移動制御される。
【0044】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復の各処理は、キャリッジ16がホームポジション
側領域にきたときリードスクリュー256の作用によっ
て、それぞれの対応位置で行なわれるようになってい
る。周知のタイミングで所望の作動を行なうようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。上述における各構成
は単独でも複合的に見ても優れたものであり、本発明に
とって好ましい構成例を示している。
引回復の各処理は、キャリッジ16がホームポジション
側領域にきたときリードスクリュー256の作用によっ
て、それぞれの対応位置で行なわれるようになってい
る。周知のタイミングで所望の作動を行なうようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。上述における各構成
は単独でも複合的に見ても優れたものであり、本発明に
とって好ましい構成例を示している。
【0045】続いて、図9により本実施例のインクジェ
ットヘッド12の動作について詳述する。図9は、図1
乃至図3に示したインクジェットヘッドにおけるメニス
カスの状態を示した図であり、同図(A)は発泡時の状
態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ示す。本実施
例では、前述したようにブロックごとに駆動を行なうも
のであり、その回路構成は図13に示したものと同様で
ある。
ットヘッド12の動作について詳述する。図9は、図1
乃至図3に示したインクジェットヘッドにおけるメニス
カスの状態を示した図であり、同図(A)は発泡時の状
態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ示す。本実施
例では、前述したようにブロックごとに駆動を行なうも
のであり、その回路構成は図13に示したものと同様で
ある。
【0046】この場合において、図9の(A)に示すよ
うに前ブロックの電気熱変換体102を駆動すると、こ
の電気熱変換体102上のインクに気泡が形成され、成
長する。このとき、この電気熱変換体102よりも共通
液室106側に存在するインクは矢印に示すように共通
液室106に押し戻されるが、ブロックの境界の流路壁
109’は他の流路壁109より共通液室106側に突
出しているので、押し戻されたインクは、ブロックの境
界の流路壁109’にじゃまされて次ブロックの領域内
の共通液室106にはほとんど流出せず、次ブロックの
吐出口101にはほぼ均等なメニスカスが形成される。
一方、図9の(B)に示すように、前ブロックの電気熱
変換体102の駆動を終了すると、この電気熱変換体1
02上の気泡は消滅し、インク流路108内に共通液室
106のインクが導入される。このとき、上述と同様の
理由により次ブロックの領域内の共通液室106からは
ほとんどインクが導入されず、次ブロックの吐出口10
1にはほぼ均等なメニスカスが形成される。このよう
に、前ブロックの駆動による前ブロックのインク流路1
08中のインクの振動は次ブロックのインク流路108
には伝播しにくくなるので、次ブロックのメニスカスの
振動も発生しにくくなる。その結果、次ブロックの駆動
時に次ブロックの各吐出口101から吐出されるインク
の量も安定し、記録媒体に印字された結果を見ると、ド
ット径がほぼ一定の良好な印字を得ることができる。
うに前ブロックの電気熱変換体102を駆動すると、こ
の電気熱変換体102上のインクに気泡が形成され、成
長する。このとき、この電気熱変換体102よりも共通
液室106側に存在するインクは矢印に示すように共通
液室106に押し戻されるが、ブロックの境界の流路壁
109’は他の流路壁109より共通液室106側に突
出しているので、押し戻されたインクは、ブロックの境
界の流路壁109’にじゃまされて次ブロックの領域内
の共通液室106にはほとんど流出せず、次ブロックの
吐出口101にはほぼ均等なメニスカスが形成される。
一方、図9の(B)に示すように、前ブロックの電気熱
変換体102の駆動を終了すると、この電気熱変換体1
02上の気泡は消滅し、インク流路108内に共通液室
106のインクが導入される。このとき、上述と同様の
理由により次ブロックの領域内の共通液室106からは
ほとんどインクが導入されず、次ブロックの吐出口10
1にはほぼ均等なメニスカスが形成される。このよう
に、前ブロックの駆動による前ブロックのインク流路1
08中のインクの振動は次ブロックのインク流路108
には伝播しにくくなるので、次ブロックのメニスカスの
振動も発生しにくくなる。その結果、次ブロックの駆動
時に次ブロックの各吐出口101から吐出されるインク
の量も安定し、記録媒体に印字された結果を見ると、ド
ット径がほぼ一定の良好な印字を得ることができる。
【0047】この効果について、メニスカスの振幅量に
着目して実験した結果を図10に示す。図10は、電気
熱変換体に対する流路壁の突出分の比とメニスカス振幅
量との関係を示すグラフである。ここで、電気熱変換体
の長さに対する流路壁の吐出分の比は、{(ブロックの
境界の流路壁109’の長さ)−(他の流路壁109の
長さ)}/(電気熱変換体の長さ)で表わした。このグ
ラフより、ブロックの境界の流路壁の長さを、他の流路
壁の長さより電気熱変換体の長さの1/2だけ長くする
ことにより、流路壁の突出分の比の値が0すなわち全て
の流路壁の長さが同一の場合に比べて、メニスカス振幅
量は1/2に抑えられることがわかる。さらに、ブロッ
クの境界の流路壁の長さを、ほぼ電気熱変換体の長さ分
他の流路壁の長さより長くすると、メニスカス振幅量は
1/4以下に抑えられ、より大きな効果が得られる。し
たがって、ブロックの境界の流路壁の長さは、他の流路
壁の長さよりも電気熱変換体の長さ分以上長いことがよ
り望ましい。
着目して実験した結果を図10に示す。図10は、電気
熱変換体に対する流路壁の突出分の比とメニスカス振幅
量との関係を示すグラフである。ここで、電気熱変換体
の長さに対する流路壁の吐出分の比は、{(ブロックの
境界の流路壁109’の長さ)−(他の流路壁109の
長さ)}/(電気熱変換体の長さ)で表わした。このグ
ラフより、ブロックの境界の流路壁の長さを、他の流路
壁の長さより電気熱変換体の長さの1/2だけ長くする
ことにより、流路壁の突出分の比の値が0すなわち全て
の流路壁の長さが同一の場合に比べて、メニスカス振幅
量は1/2に抑えられることがわかる。さらに、ブロッ
クの境界の流路壁の長さを、ほぼ電気熱変換体の長さ分
他の流路壁の長さより長くすると、メニスカス振幅量は
1/4以下に抑えられ、より大きな効果が得られる。し
たがって、ブロックの境界の流路壁の長さは、他の流路
壁の長さよりも電気熱変換体の長さ分以上長いことがよ
り望ましい。
【0048】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図11は、本発明のインクジェットヘッドの第2実
施例を、吐出口に沿う面すなわち図1に示したB−B線
に相当する部位で切断した部分断面図である。本実施例
のインクジェットヘッドは、各流路壁509のうちブロ
ックの境界の流路壁509と所定の間隔Xをおく第2の
流路壁509’が、天板(不図示)に一体的に設けられ
ている点が図3に示した第1実施例のインクジェットヘ
ッドと異なっている。その他の、吐出口501、電気熱
変換体502、インク流路508および共通液室506
等の構成については第1実施例のものと同様であるので
その説明は省略する。
る。図11は、本発明のインクジェットヘッドの第2実
施例を、吐出口に沿う面すなわち図1に示したB−B線
に相当する部位で切断した部分断面図である。本実施例
のインクジェットヘッドは、各流路壁509のうちブロ
ックの境界の流路壁509と所定の間隔Xをおく第2の
流路壁509’が、天板(不図示)に一体的に設けられ
ている点が図3に示した第1実施例のインクジェットヘ
ッドと異なっている。その他の、吐出口501、電気熱
変換体502、インク流路508および共通液室506
等の構成については第1実施例のものと同様であるので
その説明は省略する。
【0049】本実施例のように、流路壁509と間隔X
をおいて第2の流路壁509’を設けても、ブロック駆
動時の共通液室506内のインクの挙動は実質的には第
1実施例の場合と同様の挙動を示し、各吐出口501の
メニスカスの安定化を達成できる。本実施例は、金型の
構造上の理由等により、流路壁509を共通液室506
側に延長できない場合に特に有効である。ただし本実施
例の場合には、流路壁509と第2の流路壁509’と
の間隔Xが大きすぎると上述した効果が十分に得られ
ず、一方、間隔Xが小さすぎるとインクジェットヘッド
の製造上の困難をきたすので、間隔Xの大きさはインク
流路508の幅Wの2分の1以下の範囲であることが好
ましい。また、第2の流路壁509’の長さは、第1実
施例での(ブロック間の流路壁の長さ)−(他の流路壁
の長さ)に相当し、電気熱変換体502の長さに対する
第2の流路壁509’の比とメニスカス振幅量との関係
は、図10に示したものと同様の結果が得られる。本実
施例では、流路壁509と第2の流路壁509’との間
には間隔Xがあけられるので、第2の流路壁509’を
最大限に長くして、第2の流路壁509’の一端を共通
液室506の後壁(図示右端壁)と一致させることもで
きる。
をおいて第2の流路壁509’を設けても、ブロック駆
動時の共通液室506内のインクの挙動は実質的には第
1実施例の場合と同様の挙動を示し、各吐出口501の
メニスカスの安定化を達成できる。本実施例は、金型の
構造上の理由等により、流路壁509を共通液室506
側に延長できない場合に特に有効である。ただし本実施
例の場合には、流路壁509と第2の流路壁509’と
の間隔Xが大きすぎると上述した効果が十分に得られ
ず、一方、間隔Xが小さすぎるとインクジェットヘッド
の製造上の困難をきたすので、間隔Xの大きさはインク
流路508の幅Wの2分の1以下の範囲であることが好
ましい。また、第2の流路壁509’の長さは、第1実
施例での(ブロック間の流路壁の長さ)−(他の流路壁
の長さ)に相当し、電気熱変換体502の長さに対する
第2の流路壁509’の比とメニスカス振幅量との関係
は、図10に示したものと同様の結果が得られる。本実
施例では、流路壁509と第2の流路壁509’との間
には間隔Xがあけられるので、第2の流路壁509’を
最大限に長くして、第2の流路壁509’の一端を共通
液室506の後壁(図示右端壁)と一致させることもで
きる。
【0050】以上説明した各実施例において、流路壁は
天板に設けられているものの例を示したが、これに限ら
ず、他の流路壁に対して延長された部分に相当する部位
の流路壁については、ヒータボード上に、例えばフォト
リソグラフィー技術により感光性樹脂等を用いて流路壁
を形成しても、同様の効果が得られる。また、各吐出口
のブロック分けについても、本実施例では8個の吐出口
を1つのブロックとしたものの例を示したが、その数は
必要に応じて増減することができる。
天板に設けられているものの例を示したが、これに限ら
ず、他の流路壁に対して延長された部分に相当する部位
の流路壁については、ヒータボード上に、例えばフォト
リソグラフィー技術により感光性樹脂等を用いて流路壁
を形成しても、同様の効果が得られる。また、各吐出口
のブロック分けについても、本実施例では8個の吐出口
を1つのブロックとしたものの例を示したが、その数は
必要に応じて増減することができる。
【0051】ところで、従来では吐出効率を向上させ、
安定した液滴を吐出しつつ応答周波数を向上するために
は、吐出用加熱手段を吐出口側により近接して配置する
ほど効果があると考えられてきた。この効果は、ある意
味では正しいのであるが、液滴を吐出するための液供給
経路の複雑化や駆動される液路構造の設計が充実してく
るにつれ、以下のことが判明してきた。
安定した液滴を吐出しつつ応答周波数を向上するために
は、吐出用加熱手段を吐出口側により近接して配置する
ほど効果があると考えられてきた。この効果は、ある意
味では正しいのであるが、液滴を吐出するための液供給
経路の複雑化や駆動される液路構造の設計が充実してく
るにつれ、以下のことが判明してきた。
【0052】すなわち、従来の上述技術の考え方は本質
のみではないために、技術の解明に対しては逆行してい
たのである。これを解明する基本的発明が完成してい
る。この基本的発明の概念は、本発明にとってより好ま
しい安定化状態を与えるものであり、本発明の効果を最
大限に有効化できる。ここで、この基本的発明を簡単に
説明しておく。
のみではないために、技術の解明に対しては逆行してい
たのである。これを解明する基本的発明が完成してい
る。この基本的発明の概念は、本発明にとってより好ま
しい安定化状態を与えるものであり、本発明の効果を最
大限に有効化できる。ここで、この基本的発明を簡単に
説明しておく。
【0053】この基本的な第1発明は、吐出口から吐出
する液滴の体積Vd(測定は、十数滴〜所定数の液滴を
集めて平均化して求めればよい)が、吐出口から熱作用
部までの最短距離OHの変化に対して従来からは予想で
きない特性を示すことを見出したことの知見によってな
されたものである。この第1発明の特徴は、前述の最短
距離OHと吐出液滴体積Vdとの関係グラフを作成する
と、Vdmax を与える距離OH1 を越える距離OHで
は、増加するほどVdは減少し、距離OH1 より小さい
OHでは、減少するほどVdは減少するという特有の変
化曲線を形成することから生まれたものである。すなわ
ち、Vdmax を与える距離OH1 を越えるOHの値をも
ってヘッド構造とすることである。この場合吐出量を大
きめにしたければ、距離OH1 側へ設定する。このVd
max より小さい値を与え、かつ距離OH1 より小さい距
離OHの場合は、液滴の不安定要素が大であり、逆にこ
の発明の特徴範囲では、液滴の不安定要素がなくなる利
点がある。つまり、均一な液滴形成を達成できる。
する液滴の体積Vd(測定は、十数滴〜所定数の液滴を
集めて平均化して求めればよい)が、吐出口から熱作用
部までの最短距離OHの変化に対して従来からは予想で
きない特性を示すことを見出したことの知見によってな
されたものである。この第1発明の特徴は、前述の最短
距離OHと吐出液滴体積Vdとの関係グラフを作成する
と、Vdmax を与える距離OH1 を越える距離OHで
は、増加するほどVdは減少し、距離OH1 より小さい
OHでは、減少するほどVdは減少するという特有の変
化曲線を形成することから生まれたものである。すなわ
ち、Vdmax を与える距離OH1 を越えるOHの値をも
ってヘッド構造とすることである。この場合吐出量を大
きめにしたければ、距離OH1 側へ設定する。このVd
max より小さい値を与え、かつ距離OH1 より小さい距
離OHの場合は、液滴の不安定要素が大であり、逆にこ
の発明の特徴範囲では、液滴の不安定要素がなくなる利
点がある。つまり、均一な液滴形成を達成できる。
【0054】また、この基本的な第2発明は、第1発明
とは別として存在し、第1発明との組み合せも含むもの
で、熱作用面に対向する液路内容積よりも吐出口側の液
路内容積V(液体が毛細管によって保持される容積でメ
ニスカスを形成した定常状態の体積)が{(f/3)+
n}×Vd以上であることを特徴とする。ここで、fは
最大駆動周波数であり、nはヘッド自体あるいはヘッド
へ供給される液体や固体のインクの不定条件(例えば、
クロストークが発生するヘッド構成やインクタンク内吸
収体の供給不安定の問題)が1つ存在していればn=1
とし、2以上の問題数mであればm値とするものであ
り、問題1つに対して安全係数が1つ加わると考えれば
よい。また、Vdは先の液滴体積である。無論、吐出状
態を不安定にさせる問題が解決されているヘッドに対し
てはn=0となる。この特徴条件を満足すると、所望の
周波数駆動に対して均一化された滴の連続吐出を達成で
きる。
とは別として存在し、第1発明との組み合せも含むもの
で、熱作用面に対向する液路内容積よりも吐出口側の液
路内容積V(液体が毛細管によって保持される容積でメ
ニスカスを形成した定常状態の体積)が{(f/3)+
n}×Vd以上であることを特徴とする。ここで、fは
最大駆動周波数であり、nはヘッド自体あるいはヘッド
へ供給される液体や固体のインクの不定条件(例えば、
クロストークが発生するヘッド構成やインクタンク内吸
収体の供給不安定の問題)が1つ存在していればn=1
とし、2以上の問題数mであればm値とするものであ
り、問題1つに対して安全係数が1つ加わると考えれば
よい。また、Vdは先の液滴体積である。無論、吐出状
態を不安定にさせる問題が解決されているヘッドに対し
てはn=0となる。この特徴条件を満足すると、所望の
周波数駆動に対して均一化された滴の連続吐出を達成で
きる。
【0055】これ以外の細部条件や好ましい形態につい
ては、特願平4−277180を参照して適宜用いるこ
とができる。
ては、特願平4−277180を参照して適宜用いるこ
とができる。
【0056】このような本発明の適用される液滴吐出装
置を採用することで、本発明の効果すなわち安定したメ
ニスカス状態でインクの吐出を行なうという効果を、一
層有効に発揮できる。
置を採用することで、本発明の効果すなわち安定したメ
ニスカス状態でインクの吐出を行なうという効果を、一
層有効に発揮できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各流路壁
のうち少なくとも各ブロックの境界の流路壁に、共通液
室に突出して延びる突出部を設けらることで、前ブロッ
クの駆動によるインクの振動の影響が小さくなり、安定
したメニスカス状態でインクの吐出を行なうことができ
るので、ドット径がほぼ一定の良好な印字を得ることが
できるという効果を奏する。
のうち少なくとも各ブロックの境界の流路壁に、共通液
室に突出して延びる突出部を設けらることで、前ブロッ
クの駆動によるインクの振動の影響が小さくなり、安定
したメニスカス状態でインクの吐出を行なうことができ
るので、ドット径がほぼ一定の良好な印字を得ることが
できるという効果を奏する。
【0058】また、突出部を流路壁と一体的に設けるこ
とができない場合には、吐出部は、前記各ブロックの境
界の流路壁と所定の間隔をおいて配置しても、上述した
効果と同様の効果が得られる。
とができない場合には、吐出部は、前記各ブロックの境
界の流路壁と所定の間隔をおいて配置しても、上述した
効果と同様の効果が得られる。
【図1】本発明のインクジェットヘッドの第1実施例の
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図2】図1に示したインクジェットヘッドのA−A線
断面図である。
断面図である。
【図3】図1に示したインクジェットヘッドのB−B線
断面図である。
断面図である。
【図4】図1に示したインクジェットヘッドを組み込ん
だインクジェットカートリッジの斜視図である。
だインクジェットカートリッジの斜視図である。
【図5】図4に示したインクジェットカートリッジの構
成を示す分解図である。
成を示す分解図である。
【図6】図4に示したインクジェットカートリッジにお
いて、インクタンクのインクジェットユニットを取り付
ける部分の説明図である。
いて、インクタンクのインクジェットユニットを取り付
ける部分の説明図である。
【図7】図4に示したインクジェットカートリッジの、
キャリッジへの装着状態を示す説明図である。
キャリッジへの装着状態を示す説明図である。
【図8】図4に示したインクジェットカートリッジを搭
載した、本発明のインクジェット記録装置の一実施例の
概略斜視図である。
載した、本発明のインクジェット記録装置の一実施例の
概略斜視図である。
【図9】図1乃至図3に示したインクジェットヘッドに
おけるメニスカスの状態を示した図であり、同図(A)
は発泡時の状態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ
示す。
おけるメニスカスの状態を示した図であり、同図(A)
は発泡時の状態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ
示す。
【図10】電気熱変換体に対する流路壁の突出分の比と
メニスカス振幅量との関係を示すグラフである。
メニスカス振幅量との関係を示すグラフである。
【図11】本発明のインクジェットヘッドの第2実施例
の、吐出口に沿う面で切断した部分断面図である。
の、吐出口に沿う面で切断した部分断面図である。
【図12】従来のインクジェットヘッドの吐出口に沿う
面で切断した部分断面図である。
面で切断した部分断面図である。
【図13】図12に示したインクジェットヘッドの駆動
回路の一例を示す図である。
回路の一例を示す図である。
【図14】図12に示したインクジェットヘッドにおい
て、あるブロックを駆動したときの、駆動後の時間経過
とそれに隣接するブロックでのメニスカス振動との関係
を示すグラフである。
て、あるブロックを駆動したときの、駆動後の時間経過
とそれに隣接するブロックでのメニスカス振動との関係
を示すグラフである。
【図15】図13に示した駆動回路による、ブロック間
駆動タイミングを示す図である。
駆動タイミングを示す図である。
【図16】図12に示したインクジェットヘッドにおけ
るメニスカスの状態を示した図であり、同図(A)は発
泡時の状態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ示
す。
るメニスカスの状態を示した図であり、同図(A)は発
泡時の状態、同図(B)は消泡時の状態をそれぞれ示
す。
【図17】記録媒体への印字例を示す図であり、同図
(A)は同一ブロックでのドット径がほぼ等しい印字
例、同図(B)は同一ブロックでのドット径が次第に小
さくなっていく印字例、同図(C)は同一ブロックでの
ドット径が次第に大きくなっていく印字例である。
(A)は同一ブロックでのドット径がほぼ等しい印字
例、同図(B)は同一ブロックでのドット径が次第に小
さくなっていく印字例、同図(C)は同一ブロックでの
ドット径が次第に大きくなっていく印字例である。
11 インクジェットカートリッジ 12 インクジェットヘッド 13 インクジェットユニット 14 インクタンク 15 インクジェット記録装置 16 キャリッジ 20 カートリッジ本体 101、501 吐出口 102、502 電気熱変換体 103 ヒータボード 104 オリフィスプレート 105 天板 106、506 共通液室 107 インク受け口 108、508 インク流路 109、109’、509 流路壁 121 配線基板 122、164 パッド 123 支持体 124、125、134、135、136、138、1
39、163 穴 126 押えばね 127 前だれ部 128 インク供給部材 129 パッキン 130 封止ピン 131 上面部 132 下面部 133 フィルター 137、138、152、161、162 突起 150 インク吸収体 151、153 蓋部材 154 インク供給口 155 撥液材 156 大気連通口 157 大気圧供給空間 158 インク導管 159 開口部 160 すき間 165 爪 166 抜け止め 167 インク供給管 168 リブ 169、170 部分リブ 171 凹部 172 先端ツバ 173、174 平行溝 201 前板 202 フック 203 フック面 205、268 支持板 206 補強用リブ 207 フレキシブルシート 208 位置決め面 209 ゴムパッドシート 210、213 端部 211 固定軸 212 突出面 251 プラテンローラ 252 取付け部 253 紙押え板 254 案内レール 255 ら線溝 256 リードスクリュー 257、263 レバー 258、259 フォトカプラ 260、262 駆動力伝達ギア 261 ギア 264 駆動モータ 265 支持部材 266 クリーニングブレード 267 本体支持板 269 カム 270 キャップ部材 271 キャップ内開口 272 記録媒体 273 吸引手段 509’ 第2の流路壁
39、163 穴 126 押えばね 127 前だれ部 128 インク供給部材 129 パッキン 130 封止ピン 131 上面部 132 下面部 133 フィルター 137、138、152、161、162 突起 150 インク吸収体 151、153 蓋部材 154 インク供給口 155 撥液材 156 大気連通口 157 大気圧供給空間 158 インク導管 159 開口部 160 すき間 165 爪 166 抜け止め 167 インク供給管 168 リブ 169、170 部分リブ 171 凹部 172 先端ツバ 173、174 平行溝 201 前板 202 フック 203 フック面 205、268 支持板 206 補強用リブ 207 フレキシブルシート 208 位置決め面 209 ゴムパッドシート 210、213 端部 211 固定軸 212 突出面 251 プラテンローラ 252 取付け部 253 紙押え板 254 案内レール 255 ら線溝 256 リードスクリュー 257、263 レバー 258、259 フォトカプラ 260、262 駆動力伝達ギア 261 ギア 264 駆動モータ 265 支持部材 266 クリーニングブレード 267 本体支持板 269 カム 270 キャップ部材 271 キャップ内開口 272 記録媒体 273 吸引手段 509’ 第2の流路壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石永 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 上山 雄次 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 益田 和明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉谷 博志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鹿島 康朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 折笠 剛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木村 牧子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 刈田 誠一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 インクを吐出する複数の吐出口と、前記
各吐出口に供給するインクを一時的に貯える共通液室
と、前記各吐出口と前記共通液室とを前記各吐出口ごと
に連通するための、流路壁によって仕切られる複数のイ
ンク流路と、前記各インク流路にそれぞれ設けられた、
前記各吐出口からインクを吐出するためのエネルギーを
発生するエネルギー発生素子とを有し、前記各エネルギ
ー発生素子の駆動は、前記各吐出口を隣接する複数の吐
出口からなる複数のブロックに分け、前記各ブロックご
とに行なうインクジェットヘッドにおいて、 前記各流路壁のうち少なくとも前記各ブロックの境界の
流路壁には、前記共通液室に突出して延びる突出部が設
けられていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記突出部の長さは、前記エネルギー発
生素子の長さの2分の1以上である請求項1に記載のイ
ンクジェットヘッド。 - 【請求項3】 前記突出部の長さは、前記エネルギー発
生素子の長さ以上である請求項1に記載のインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項4】 前記吐出部は、前記各ブロックの境界の
流路壁と所定の間隔をおいて配置されている請求項1、
2または3に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項5】 前記各エネルギー発生素子は、それぞれ
インク吐出用の熱エネルギーを発生するための電気熱変
換体である請求項1、2、3または4に記載のインクジ
ェットヘッド。 - 【請求項6】 前記各電気熱変換体は、熱エネルギーを
印加することによりインクに膜沸騰を生じさせ、この膜
沸騰を利用して前記各吐出口よりインクを吐出させる請
求項5に記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
インクジェットヘッドを備え、記録信号に基づいてイン
クを前記インクジェットヘッドの吐出口から吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279047A JPH06126964A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | インクジェットヘッドおよび該インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置 |
| EP93116709A EP0593071B1 (en) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Ink jet head, ink jet cartridge incorporating ink jet, and ink jet apparatus incorporating cartridge |
| DE69308184T DE69308184T2 (de) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Tintenstrahlkopf, Tintenstrahlkartusche mit diesem Kopf und Tintenstrahlgerät mit dieser Kartusche |
| US08/834,309 US6048058A (en) | 1992-10-16 | 1997-04-15 | Ink jet head, ink jet cartridge incorporating ink jet, and ink jet apparatus incorporating cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279047A JPH06126964A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | インクジェットヘッドおよび該インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126964A true JPH06126964A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17605662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279047A Pending JPH06126964A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | インクジェットヘッドおよび該インクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6048058A (ja) |
| EP (1) | EP0593071B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06126964A (ja) |
| DE (1) | DE69308184T2 (ja) |
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| JP2017149018A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び画像形成装置 |
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| JPH09286108A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-04 | Canon Inc | インクジェットプリントヘッドの基体、インクジェットプリントヘッド、およびインクジェットプリント装置 |
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| EP1083049B1 (en) | 1999-09-03 | 2006-07-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid discharge head, liquid discharging method and liquid discharge apparatus |
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