JPH0612764Y2 - 歩行補助器用制動装置 - Google Patents

歩行補助器用制動装置

Info

Publication number
JPH0612764Y2
JPH0612764Y2 JP4792591U JP4792591U JPH0612764Y2 JP H0612764 Y2 JPH0612764 Y2 JP H0612764Y2 JP 4792591 U JP4792591 U JP 4792591U JP 4792591 U JP4792591 U JP 4792591U JP H0612764 Y2 JPH0612764 Y2 JP H0612764Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking
pin
brake lever
wheel
frame pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4792591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04131228U (ja
Inventor
政人 桃井
Original Assignee
象印ベビー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 象印ベビー株式会社 filed Critical 象印ベビー株式会社
Priority to JP4792591U priority Critical patent/JPH0612764Y2/ja
Publication of JPH04131228U publication Critical patent/JPH04131228U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612764Y2 publication Critical patent/JPH0612764Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、制動装置、特に、車輪
を有する歩行補助器の前記車輪を制動するための歩行補
助器用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】身体障害者等の歩行の補助を行うものと
して、従来より歩行補助器が用いられている。この歩行
補助器は、一般に、それぞれ下端に車輪を有する左右1
対の側枠を有している。使用の際には、使用者が側枠上
部に一部体重を支持させた状態で、側枠上部を前方へ押
し出すことにより歩行を行う。
【0003】また、このような歩行補助器において、車
輪を制動するための制動装置付のものが提案されている
(特開昭64−36565号)。この制動装置は、主
に、後脚杆に回動自在に支持された動作杆と、動作杆先
端に設けられ車輪に制動をかけるための制動部と、動作
杆を操作するための操作棒とから構成されている。制動
時には、操作棒の操作により動作杆を回動させ、制動部
を車輪外周に圧接させて制動を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の制動装置で
は、制動部が車輪のトレッド面に直接圧接するため、ト
レッド面に小石や砂等の異物が混入しているような場合
には、ブレーキの効きが悪くなり、制動力が低下すると
いう問題が生じる。
【0005】本考案の目的は、大きな制動力を得ること
ができる歩行補助器用制動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る歩行補助器
用制動装置は、車輪を有する歩行補助器の前記車輪を制
動するための歩行補助器用制動装置であって、ブレーキ
レバーと、制動部と、連結部とを備えている。
【0007】前記制動部は、前記車輪のリムの内周側に
配置されるとともに、リムの内周面に沿いかつ分割され
た圧接面を有するものである。前記連結部は、制動部が
ブレーキレバーの操作に連動するよう、制動部とブレー
キレバーとを連結するものである。
【0008】
【作用】本考案では、ブレーキレバーを操作すると、連
結部を介して制動部が連動する。これにより、制動部が
車輪のリムの内周面に圧接して、車輪に制動がかけられ
る。この場合には、制動部が車輪のリム側を制動するの
で、確実に制動できる。また、制動部が、リムの内周面
に沿いかつ分割された圧接面により形成されているの
で、分割された各圧接面を確実にリム内周面に圧接で
き、これにより、制動部とリムとの接触面積を大きくで
き、大きな制動力を得ることができる。
【0009】
【実施例】
まず、本考案の一実施例が採用された歩行補助器の全体
構成について、図1〜図5を用いて説明する。歩行補助
器1は、主に、上下に延びる左右の側枠2a,2bを有
する前側枠対2と、前側枠対2の後方に配置された上下
に延びる左右の側枠3a,3bを有する後側枠対3と、
これらの各側枠対を相互に接近・離反自在に連結する連
結機構11〜13と、連結機構11〜13を展開状態で
ロックするロック機構30とから構成されている。
【0010】前側枠対2は、回転自在な前車輪4を下端
に有している。前側枠対2の上部は、後方に概ね90°
屈曲しており、この屈曲部分にグリップ5が取り付けら
れている。グリップ5は、前側枠対2の上部を前方側に
屈曲させて設けるようにしてもよいし、あるいは前後方
向に突出させてT字状としてもよい。また、前側枠対2
の上部は伸縮自在としてもよく、このように構成するこ
とにより、使用者の身長差に応じたグリップ位置とする
ことができる。前側枠対2の上部には、フック6が設け
られている。フック6には、図5に示すように、小物入
れ用のバッグ7等を吊り下げ得る。フック6の取付部分
には、歩行補助器1を折り畳んだ状態(図7参照)にお
いて、前側枠対2a,2bを相互に固定するためのスト
ッパー7と、ストッパー7が係合するピン8とが設けら
れている。ストッパー7の一端は、前側枠対2の側枠2
aに回動自在に取り付けられている。
【0011】後側枠対3は、同様に回転自在な後車輪9
を下端に有している。後側枠対3の各側枠3a,3bの
上部は前方側に屈曲しており、この屈曲部先端がそれぞ
れ対応する側枠2a,2bに回動自在に連結されてい
る。なお、各後車輪9には後述するブレーキ装置が取り
付けられており、このブレーキ装置作動用のブレーキレ
バー10がグリップ5の下部に設けられている。
【0012】前記連結機構11〜13は、前側枠対2の
左右の側枠2a,2bを相互に接近・離反自在に連結す
る連結機構11と、前側枠対2と後側枠対3の各左側枠
2a,3aを相互に接近・離反自在に連結する連結機構
12と、前側枠対2と後側枠対3の各右側枠2b,3b
を相互に接近・離反自在に連結する連結機構13とから
構成されている。
【0013】連結機構11は、直線状部材11a,11
bを各々の中央部において交差させ各々回動自在に連結
してなるX字状連結部材から構成されている。各部材1
1a,11bの上端は前側枠対2の各側枠2a,2bの
上部に回動自在に連結されている。また各部材11a,
11bの下端は、それぞれ各側枠2a,2b上をスライ
ド自在なスライド部材15に回動自在に連結されてい
る。これにより、各スライド部材15が各側枠2a,2
b上をスライドして部材11a及び11bの交差角が変
化し、各側枠2a,2bが相互に接近・離反し得るよう
になっている。
【0014】部材11aとスライド部材15との連結部
Aの詳細を図8及び図9に示す。なお、部材11b側の
連結部についても同様である。これらの図において、部
材11aは、その下端を挿通するピン16を介してスラ
イド部材15に取り付けられており、このピン16の回
りに回動自在となっている。また、側枠2aの長手方向
中央部には、ストッパーピン17が固定されている。一
方、スライド部材15の上部には切欠き15aが形成さ
れており、この切欠き15aがストッパーピン17に下
方から係合し得る。これにより、部材11a及び11b
の交差角が規制されるようになっている。
【0015】連結機構12,13は、前側枠対2及び後
側枠対3の間に配置された側杆20を有している。側杆
20の一端はスライド部材15の一端に回動自在に連結
されている。また側杆20の下端は、後側枠対3の各側
枠3a,3b上に固定された固定部材に回動自在に連結
されている。側枠3a側の連結部Bの詳細を図10及び
図11に示す。なお、側枠3b側の連結部についても同
様である。これらの図において、固定部材21は、前方
側に突出するコ字状の突起部21aを有している。突起
部21aの凹部内に側杆20の後端部20aが嵌め込ま
れている。突起部21a及び側杆20後端部をピン22
が挿通しており、側杆20はピン22の回りに回動自在
になっている。また、突起部21aの側部には、コ字状
部材23が設けられている。このコ字状部材23も同様
にピン22を介して突起部21aに取り付けられてお
り、ピン22の回りに回動自在になっている。コ字状部
材23内には、補助部材25の一端が回動自在に連結さ
れている。補助部材25の他端は、ロック機構30に連
結されている。
【0016】ロック機構30は、連結機構11の下部に
おいて各部材11a,11bの間に設けられている。ロ
ック機構30は、平板状部材30a,30bを各々回動
自在に連結して構成されており、各部材30a,30b
の他端はそれぞれ連結機構11の各部材11a,11b
に回動自在に連結されている。この構成により、ロック
機構30は、図1の矢印方向に2つ折れ可能となってい
る(図6参照)。
【0017】各部材30a,30bの連結部の詳細を図
12に示す。なお、図12は、図6の矢視Cを示してい
る。部材30a,30bの先端には、それぞれ継手3
1,32が固定されている。継手31の先端部31aは
平面視コ字状に形成されており、先端部31aの凹部内
に継手32の先端部32aが嵌まり込んでいる。また、
先端部31aにはボス33が取り付けられている。ボス
33には、先端部31a及び32aを挿通するピン34
が設けられており、部材30bはこのピン34の回りに
回動自在になっている。また、先端部31aには長孔3
5が形成されている。
【0018】一方、ボス33の基部を挿通して爪部材3
6がスライド自在に設けられている。爪部材36の一端
にはピン37が固定されている。ピン37は、先端部3
1aの凹部内に配置されており、長孔35内をスライド
自在になっている。爪部材36の他端は概ね90°屈曲
しており、この屈曲部とボス33との間にコイルスプリ
ング38が装着されている。コイルスプリング38の一
端は爪部材35の屈曲部に圧接し、また他端はボス33
に圧接している。このコイルスプリング38のばね力に
より、爪部材36は常時上方(図12の下方)に付勢さ
れている。また、継手32の先端部32aには、ピン3
7が係止し得るL字状の切欠き39が形成されている。
この構成により、ロック機構30が図12に示す2つ折
れ状態から伸長状態(図1)になるにつれ、ピン37が
長孔35内を移動しつつ切欠き39内に係止し、これに
より、ロック機構30が伸長状態でロックされるように
なっている。
【0019】ロック機構30の各部材30a,30bに
は、図13に示すような自在継手40が取り付けられて
いる。なお、図13は部材30a側の自在継手40を示
しているが、部材30b側についても同様である。自在
継手40は、部材30aに固定されたコ字状継手41を
有しており、このコ字状継手41内に同様のコ字状継手
42が嵌め込まれている。継手42は、継手41及び4
2を挿通するピン43の回りに回動自在になっている。
継手42内には補助部材25の一端が嵌め込まれてお
り、補助部材25は継手42及び補助部材25を挿通す
るピン43の回りに回動自在になっている。この補助部
材25により、展開状態(図1)における歩行補助器1
が補強されている。
【0020】連結機構11の上部において各部材11
a,11bの間には、チェーン45が取り付けられてい
る。チェーン45の両端はそれぞれ部材11a,11b
に固定されている。また、部材11a上にはピン46
(図4)が設けられている。この歩行補助器1の一部展
開状態(図6)においてチェーン45が弛んだ際に、こ
のピン46を利用してチェーン45を伸長状態とするこ
とにより、連結機構11の各部材11a,11bの開き
を規制することができる。
【0021】次に、ブレーキレバー10の取付部につい
て図14〜図16を用いて説明する。これらの図におい
て、各ブレーキレバー上部10a及びグリップ5を貫通
してそれぞれ孔51が形成されている。各孔51は、互
いに対向する位置に形成されている。各孔51内には、
J字状のピン52が出没自在に挿入されている。ブレー
キレバー10は、このピン52の回りに回動自在になっ
ている。また、通常のニュートラル状態(図14実線状
態)において、ピン52の先端部52aがブレーキレバ
ー10の背面側(図15の紙面奥側)に当接している。
また、ピン52は頭部52bを有している。各ピン52
の頭部52bは、互いに対向する側に設けられている。
この頭部52bとグリップ5との間には、コイルばね5
3が圧縮状態で装着されている。このコイルばね53の
ばね力により、各ピン52は、頭部52aが突出する方
向に常時付勢されている。
【0022】また、ブレーキレバー10内には、ワイヤ
54が張設されている。ワイヤ54の一端は、ブレーキ
レバー10内に設けられた調節機構55に連結され、ま
た他端は、後述するブレーキ装置に連結されている。こ
の調節機構55は、回動部材56と、回動部材56にグ
リップ10外部から螺合する調節ねじ57とを有してい
る。回動部材56は、一端がブレーキレバー10側に回
動自在に支持され、他端にワイヤ54端部が係止されて
いる。調節ねじ57先端は、グリップ10内の壁部に当
接している。この調節ねじ57を回すことにより、回転
部材56が上下方向に回動して、ワイヤ54の長さが調
節されるようになっている。
【0023】なお、調節機構としては、図17に示す機
構を採用してもよい。図17では、ブレーキレバー10
内に、スライド部材60がスライド自在に設けられてい
る。このスライド部材60の一端に、ワイヤ54端部が
係止している。スライド部材60の他端には、ブレーキ
レバー10の外方から調節ねじ61が螺合している。こ
の調節ねじ61の締め込み量の調節により、スライド部
材60がスライドし、ワイヤ54の長さが調節される。
【0024】次に、ブレーキ装置及び車輪ロック装置に
ついて、図18ないし図20を用いて説明する。これら
の図において、側枠3a,3bの下部には、固定部材6
5が固定されている。車輪9の車軸66は、固定部材6
5下部を挿通している。固定部材65の上部には、車軸
66と直交する方向からリベット67が取り付けられて
いる。固定部材65内においてリベット67の下方に
は、スライド部材68が上下動自在に設けられている。
スライド部材68上端には、ワイヤ54の端部が係止し
ている。また、スライド部材68は、その上端に円柱状
の突出部69を有している。突出部69の回りには、コ
イルばね70が装着されている。コイルばね70は、リ
ベット67とスライド部材68上端との間に縮設されて
いる。このコイルばね70のばね力により、スライド部
材68は常時下方へ付勢されている。また、これによ
り、ブレーキレバー10(図14)にはワイヤ54の張
力が作用しており、ブレーキレバー10はピン52の回
りに先端部52aと当接する方向に回動してニュートラ
ル状態におかれている。スライド部材68下部には、車
軸66が係合する切欠き68aが形成されている。ま
た、固定部材65の車輪9対向側には、上下方向に延び
る長孔71が形成されている。固定部材65の上部に
は、コ字状の支持部88が設けられている。
【0025】固定部材65と車輪9との間には、ブレー
キシュー80が設けられている。このブレーキシュー8
0は、図20に示すように、上下方向に延びる平板状部
材であって、基部81と、基部81の先端部81aの両
側方に形成された圧接部82とを有している。圧接部8
2は、分割された2つの圧接部82a及び82bから構
成されている。また、各圧接部82a,82bは、車輪
9のリム83の内周面83aに当接し得るようになって
いる。また、基部81には、ロックピン84が挿通し得
る孔85と、その下部に形成され車軸66が挿通し得る
長孔86とが形成されている。
【0026】このブレーキシュー80の組付けの際に
は、スライド部材68を固定部材65内に収納し、ブレ
ーキシュー80の先端部81aを固定部材65上部の支
持部88内に挿入した状態で、ロックピン84を孔85
及び長孔71内を通して、スライド部材68の孔89内
に挿入する(図23参照)。スライド部材68内には、
たとえば樹脂製のワッシャ90が嵌め込まれている。こ
のワッシャ90(図21)は、図22に示すように、中
央部に形成された孔90aと、その周囲に形成された切
込み91を有している。孔90aの内径は、ロックピン
84の径よりも若干小さくなっている。これにより、ロ
ックピン84が孔90a内に挿入された図21に示す状
態で、ワッシャ90の孔90a周辺部が変形し、ロック
ピン84が容易に抜けないようになっている。また、ロ
ックピン84を介して、ブレーキシュー80とスライド
部材68とが一体的に上下動するようになっている。
【0027】一方、車輪9側には、ロックピン84が係
止し得る係止部95が設けられている。この係止部95
は、車軸66に固定されたボス96と、その周囲に放射
状に形成された6本の突起部97とを有している。隣り
合う各突起部97の間に、ロックピン84が上方から係
合し得るようになっており(図19一点鎖線参照)、こ
れにより、車輪9がロックされるようになっている。
【0028】次に、歩行補助器1の開閉動作について説
明する。まず,図1に示す開状態から閉状態にする場合
について説明する。この場合には、まずロック機構30
の爪部材36を下方へ押してピン37によるロック状態
を解除し、各部材30a,30bを図1の矢印方向に回
動させる。これにより、各部材30a,30bは2つ折
れ状態となる。次に、グリップ5を掴んだ状態で内方へ
力を加え、内側枠対2の各側枠2a,2bを相互に接近
させる。すると、前側枠対2上のスライド部材15が下
降し、これにより、連結機構11,12及び13を介し
て前側枠対2の各側枠2a,2b及び後側枠対3の各側
枠3a,3bが相互に接近して(図6参照)、ついには
図7に示すように、各側枠2a,2b,3a,3bが互
いに平行状態となって折り畳み状態となる。
【0029】前記動作時において、補助部材25は左右
方向及び上下方向に同時に回動する必要がある。補助部
材25の前端は、上述のように、自在継手40を介して
連結機構11の各部材11a,11bに連結されている
ので、各方向に回動可能であり、開状態から閉状態への
動作がスムーズに行われる。
【0030】この折り畳み状態(閉状態)において、ス
トッパー7をピン8に係合させることにより、この閉状
態を維持できる。また、この閉状態において各車輪4,
9はそれぞれ同じ高さ位置にあり、歩行補助器1は自立
可能である。これにより、非常にコンパクトな状態で収
容することができる。また、この閉状態において、歩行
補助器1を杖として用いることもできる。
【0031】また、この折り畳み時には、ブレーキレバ
ー10に設けられた各ピン52の頭部52bが当接して
それぞれ押し込まれる。この結果、ブレーキレバー上部
10aの背面側に当接していたピン52の先端部52a
が、ブレーキレバー上部10aの背面側から外れる(図
15一点鎖線参照)。一方、ブレーキレバー上部10a
には、コイルばね70のばね力に起因するワイヤ54の
張力が作用している。したがって、ブレーキレバー上部
10aの背面側からピン52の先端部52aが後退する
と、ワイヤ54の張力により、ブレーキレバー上部10
aがピン52の回りを前方(図14左方)に回動する。
これにより、ブレーキレバー10がロック状態(一点鎖
線L状態)となる。一方、固定部材65内では、ワイヤ
54の弛みによりスライド部材68が下降する。この結
果、スライド部材68に固定されたロックピン84が固
定部材65の長孔71内を下方へ移動して、係止部95
の突起部97の間に係合する。このようにして、車輪9
がロックされる。
【0032】この場合には、歩行補助器1を折り畳み状
態にしたときに、自動的に車輪9がロックされるので、
使用者の手元のボタン操作等の面倒な操作が不要であ
り、車輪のロックが簡単に行われる。
【0033】次に、図7に示す折り畳み状態から展開状
態(開状態)にする操作について説明する。この場合に
は、まずストッパー7をピン8から外し、グリッパー5
を掴んだ状態で外方に力を加える。すると、前側枠対2
上の各スライド部材15が上昇し、各連結機構11,1
2及び13により、後側枠対3の各側枠3a,3bがそ
れぞれ対応する前側枠対2の各側枠2a,2bに対して
回動し、半展開状態となる(図6)。グリップ5に対し
てさらに外方に力を加えると、スライド部材15がさら
に上昇し、スライド部材15の切欠き部15aにピン1
7が係合したところで、スライド部材15の上昇が停止
する。このように、ピン17にスライド部材15が当接
することによって、前側枠対2の開き幅と、後側枠対3
の対応する前側枠対2に対する回動角度とが規制され
る。
【0034】次に、ロック機構30のボス33を上方へ
押して、ロック機構30を拡開させ伸長状態にする。す
ると、死点効果により、連結機構11及び12,13を
介して各側枠対2,3が固定される。このようにして、
歩行補助器1が展開状態になる。
【0035】また、この展開時において、ブレーキレバ
ー10を軽く握り込むと、コイルばね53のばね力によ
り、ピン52の先端部52aが再びブレーキレバー上部
10aの背面側に挿入される。これにより、簡単にロッ
ク状態が解除される。
【0036】次に、使用方法について説明する。上述の
ような操作で歩行補助器1を展開状態にすると、図4に
示すように、後側枠対3の左右の側枠3a,3bの間に
は、使用者が入ることのできる空間が形成される。使用
者がこの空間内に入り、歩行補助器1のグリップ5を掴
み、あるいはグリップ5に腕を載せることにより、体重
の一部をグリップ5で支持する。すると、歩行補助器1
に対して、図3の矢印D方向に荷重が作用する。この斜
め下方に作用する荷重によって、車輪4及び9が回転
し、歩行補助器1が前方に移動する。
【0037】この場合には、後側枠対3の各側枠3a,
3bの間に使用者が入り、前車輪4及び後車輪9のほぼ
中間位置上方に位置しているグリップ5に荷重が作用し
ているので、この荷重を各車輪4,10で概ね均等に受
けることができる。
【0038】したがって、このような本実施例では、歩
行補助器1が使用者の意思に反して急激に前進したり、
また前車輪4が浮き上がってしまうのが抑制され、歩行
時の安全性が確保される。さらに、使用者がゆっくりと
歩行する場合においても、歩行補助器1を容易に追随さ
せて移動させることができる。
【0039】また、本実施例では、ロック機構30が連
結機構11に取り付けられているため、後側枠対3の各
側枠3a,3bの間には使用者を収容し得る充分に大き
な空間を確保できる。また、ロック機構30は上下方向
に2つ折れ可能となっているため、この歩行補助器1の
半展開状態(図6)においても各側枠3a,3bの間に
使用者が入り得る空間が形成される。
【0040】また、車輪9にブレーキをかける場合に
は、使用者がブレーキレバー10を握り込むことによ
り、ブレーキ状態(図14一点鎖線B状態)にする。こ
のとき、ブレーキレバー上部10aがピン52の回りに
回動して後方(図14右方)に移動する。これにより、
ワイヤ54が引っ張られ、ワイヤ54端部が係止された
スライド部材68が上昇する。すると、ロックピン84
を介してブレーキシュー80が上昇し、ブレーキシュー
の圧接部82a,82bが車輪9のリム内周面83aに
圧接する。
【0041】この場合には、ブレーキシュー80が分割
された2つの圧接部82a,82bを有しているため、
リム内周面83a上において確実に2か所で接触させる
ことができ、接触面積を大きくできる。これにより、大
きな制動力が得られる。なお、ブレーキレバーを緩める
と、コイルばね70の反発力により、スライド部材68
及びブレーキシュー80が下降する。これにより、圧接
部82がリム内周面83aから離れ、ブレーキが解除さ
れる。
【0042】
【考案の効果】本考案に係る制動装置では、制動部が分
割された圧接面を有しているので、リム内周面との接触
面積を大きくでき、大きな制動力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が採用された歩行補助器の全
体斜視図。
【図2】その前面図。
【図3】その側面図。
【図4】その平面図。
【図5】使用状態の一例を示す図。
【図6】前記歩行補助器の半展開状態を示す図。
【図7】前記歩行補助器の折り畳み状態を示す図。
【図8】図1の連結部Aの拡大図。
【図9】そのIX−IX断面図。
【図10】図1の連結部Bの拡大図。
【図11】そのXI−XI断面図。
【図12】図6のC矢視図。
【図13】補助部材の連結部の拡大図。
【図14】ブレーキレバーの取付部の概略構成図。
【図15】そのD矢視概略図。
【図16】ブレーキレバー内部の概略構成図。
【図17】ブレーキレバー内部の他の構成例を示す図。
【図18】ブレーキ装置及びロック装置の縦断面概略
図。
【図19】その正面概略図。
【図20】前記ブレーキ装置及びロック装置を構成する
各部品の組み立て状態を示す図。
【図21】連結部を構成するスライドブロックの縦断面
概略図。
【図22】その一部拡大図。
【図23】前記ブレーキ装置及びロック装置の組立図。
【符号の説明】
1 歩行補助器 4,9 車輪 10 ブレーキレバー 54 ワイヤ 68 スライドブロック 80 ブレーキシュー 82a,82b 圧接部 83 リム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を有する歩行補助器の前記車輪を制動
    するための歩行補助器用制動装置であって、ブレーキレ
    バーと、前記車輪のリムの内周側に配置されるととも
    に、前記リムの内周面に沿いかつ分割された圧接面を有
    する制動部と、前記制動部が前記ブレーキレバーの操作
    に連動するよう、前記制動部と前記ブレーキレバーとを
    連結する連結部と、を備えた歩行補助器用制動装置。
JP4792591U 1991-05-27 1991-05-27 歩行補助器用制動装置 Expired - Lifetime JPH0612764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4792591U JPH0612764Y2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 歩行補助器用制動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4792591U JPH0612764Y2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 歩行補助器用制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04131228U JPH04131228U (ja) 1992-12-02
JPH0612764Y2 true JPH0612764Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31926763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4792591U Expired - Lifetime JPH0612764Y2 (ja) 1991-05-27 1991-05-27 歩行補助器用制動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612764Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230270617A1 (en) * 2022-02-25 2023-08-31 Auto&Robot Inc. Safety wheel and walking aid using same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174460B1 (ja) * 2022-01-27 2022-11-17 ウィズワン株式会社 制動機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230270617A1 (en) * 2022-02-25 2023-08-31 Auto&Robot Inc. Safety wheel and walking aid using same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04131228U (ja) 1992-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7073801B2 (en) Foldable mobility support device
US6152476A (en) Folding collapsible baby stroller
EP1228938A1 (en) Folding stroller
KR20010050958A (ko) 보행 보조차
CN108202810A (zh) 折叠式个人移动式车辆
WO2009077788A2 (en) An improved pushchair frame
US7229091B2 (en) Automatically unfoldable stroller
WO2008103143A1 (en) Mobile support assembly
JPH0612765Y2 (ja) 歩行補助器用車輪ロック装置
JPH0612764Y2 (ja) 歩行補助器用制動装置
JP3080953B1 (ja) ショッピングカート的な形態を有する老人車
JPH0651471B2 (ja) 折り畳み式台車
JP2503312B2 (ja) 歩行補助器
JP5325743B2 (ja) 歩行補助車
JP2004090757A (ja) 折り畳み可能な手押し車
JP3566992B2 (ja) 歩行補助器
KR100657858B1 (ko) 휴대용 자전거
JP4357350B2 (ja) 手押し車の制動機構
JP2600708Y2 (ja) 手動走行車輌
KR200400672Y1 (ko) 휴대용 자전거
JP3111185B1 (ja) 操作レバー装置およびこれを利用する軽車両
JPH0857007A (ja) 歩行補助器
US20250099310A1 (en) Wheelchair
US20250099309A1 (en) Wheelchair
JP3127546U (ja) 歩行補助車のブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term