JPH0612880Y2 - 給気付塗装ブ−スの空調設備 - Google Patents

給気付塗装ブ−スの空調設備

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JPH0612880Y2
JPH0612880Y2 JP1987130113U JP13011387U JPH0612880Y2 JP H0612880 Y2 JPH0612880 Y2 JP H0612880Y2 JP 1987130113 U JP1987130113 U JP 1987130113U JP 13011387 U JP13011387 U JP 13011387U JP H0612880 Y2 JPH0612880 Y2 JP H0612880Y2
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JP
Japan
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rotor
air
exhaust
coating booth
center seal
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JP1987130113U
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巧 鈴木
能生 鈴木
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Toyota Motor East Japan Inc
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Trinity Industrial Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車塗装等を行う比較的大型の給気付塗装
ブース内に空調空気を供給する空調設備の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
自動車塗装を行う大型の給気付塗装ブースは、空調装置
内に導入される外気を加熱又は冷却して約25℃に調温
された空調空気を、例えば塗装ブースの幅6m,長さ5
0mあたり約7,200m3/minを供給しているから、空調装
置内に設置する加熱器や冷却器には非常に容量の大きい
ものが必要となり、空調装置の設備費とランニングコス
トが嵩んでいた。殊に、外気と空調空気の温度差が大き
い夏期及び冬期においては他の時期よりも著しくランニ
ングコストが嵩むという問題があった。
このため、従来の空調設備は、空調装置内に導入される
外気と塗装ブース内から排出される排気との間で熱交換
を行う熱交換器を設け、空調装置の加熱器や冷却器の必
要熱量を節減して省エネルギー化を図る試みがなされて
いる(特開昭55−3888号公報,特開昭57−16
5063号公報,特開昭62−66033号公報参
照)。
そして、この省エネルギー効果を高めるには、特開昭5
7−165063号公報及び特開昭62−66033号
公報に記載されたように、空調装置に導入される外気の
流路と塗装ブースから排出される排気の流路とを横切る
ようにハニカム状の吸湿性多孔体物質から成るロータ
(回転蓄熱体)を回転させて顕熱と共に潜熱の回収をも
行って全熱(エンタルピ)回収するように成された熱交
換効率の良い回転式全熱交換器を使用するのが得策であ
るとされている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、市販の回転式全熱交換器は、第4図に示すよ
うにロータ1の表面を上下又は左右に二分する中心線に
沿って仕切板2が設けられ、当該仕切板2にはロータ1
の給気側1aが排気側1bに回転して移行する境界部分
に沿って合成ゴム製又は金属製のセンターシール3が取
り付けられ、当該センターシール3の先端がロータ1の
回転方向に屈曲した状態で当該ロータ1の表面に摺接さ
れて、ロータ1の給気側1aと排気側1bとを互いにシ
ールする構造となっている。
そして、この回転式全熱交換器を給気付塗装ブースの空
調設備に用いる場合には、センターシール3でシールさ
れたロータ1の給気側1aと排気側1bとを、夫々空調
装置に導入される外気の流路と、塗装ブースから排出さ
れる排気の流路に介装させて、外気の流路と排気の流路
を横切ってロータ1を回転させるように成されている。
しかしながら、この場合において、塗装ブースから排出
される排気の上流側に対向するロータ1の表面には、排
気中に含まれた塗料Pが多量に付着するから、一旦停止
したロータ1の回転を再開せんとした際に、塗料Pが付
着したロータ1の表面とこれに摺接されたセンターシー
ル3の摩擦抵抗が増してロータ1を回転させるロータ駆
動用モータの駆動電流の増加を招き、過負荷によるロー
タ1の動作停止を生じて空調設備の円滑な運転に支障を
来すというおそれがあった。特に、塗装ブースからの排
気中に接着力の強い合成樹脂塗料が含まれていた場合に
は、回転停止したロータ1とその表面に摺接するセンタ
ーシールとが塗料樹脂により互いに接着されてロータ1
が回転不能になるという危惧があった。
このため、ロータ1は、塗装ブースの運転を停止した後
も回転を停止させることができず、一日中継続して回転
させておく必要があるから、当該ロータ1を回転駆動す
るモータの電力費が嵩み、空調設備の省エネルギー化に
逆行する効果となっていた。
〔問題点を解決するための手段〕 そこで本考案は、塗装ブースに空調空気を供給する空調
装置内に導入される外気と塗装ブース内から排出される
排気との間で熱交換を行う回転式熱交換器のロータが、
前記外気と排気の両流路を横切って回転せられる給気付
塗装ブースの空調設備において、前記両流路の境界部分
に沿って前記排気の上流側から前記ロータの表面に摺接
されるセンターシールが設けられると共に、塗装ブース
の給排気停止時に前記ロータの表面から前記センターシ
ールを離脱させ、塗装ブースの給排気開始時には回転開
始した前記ロータの表面に前記センターシールを摺接さ
せるセンターシール駆動装置が設けられていることを特
徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、塗装ブースから排出される排気の上流
側に対向する回転式熱交換器のロータの表面に塗料樹脂
等が付着しても、当該ロータの表面に摺接されるセンタ
ーシールが、塗装ブースの給排気停止時にロータの表面
から離脱するように成されているから、塗装ブースの運
転停止と同時にロータの回転を停止させても、ロータの
表面に付着した塗料樹脂により当該ロータとセンターシ
ールとが互いに接着することがない。
また、塗装ブースの給排気開始時には、ロータの表面か
ら一旦離脱していたセンターシールが回転開始したロー
タの表面に摺接されるから、当該ロータはその表面に塗
料樹脂等が付着していても過負荷による動作停止を生ず
ることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本考案による給気付塗装ブースの空調設備を示
す全体図、第2図はその空調設備に使用する熱交換器の
斜視図、第3図はその要部を示す拡大側面図である。
本実施例においては、塗装ブース4に空調空気を供給す
る空調装置5内に導入される外気と塗装ブース4内から
排出される排気との間で熱交換を行う回転式全熱交換器
HEのロータ1が、その給気側1aと排気側1bを夫々
空調装置5内と排気ダクト6内に介在させて、外気の流
路Fと排気の流路Fを横切って回転するように成さ
れている。
そして、ロータ1が給気側1aから排気側1bに移行す
る外気の流路Fと排気の流路Fとの境界部分に沿っ
て当該ロータ1の表面に摺接されるセンターシール3
が、塗装ブース4の給排気停止時にロータ1の表面から
離脱せられ、塗装ブース4の給排気開始時には回転開始
したロータ1の表面に再び摺接されるように成されてい
る。
ここで、空調装置5は、給気ギャラリ7から空調室8内
に導入された外気中の塵埃を除去する一次フィルタ9及
び二次フィルタ10と、これらフィルタで浄化された外
気を調湿,調温する加湿器11,冷却器12及び加熱器
13等が一定の間隔で連設され、空調空気を給気ファン
14によって塗装ブース4の給気室15内に送給するよ
うに成されている。
塗装ブース4は、空調装置5から給気室15内に送給さ
れた空調空気がフィルタ16を通じて塗装室17内に所
定の風速で押し込まれると共に、塗装室17内の空気が
塗料ミスト,蒸発有機溶剤などと共に床下の排気処理室
18に吸引され、当該排気処理室18内に吸引された空
気が気液接触機構19を通って塗料ミスト等を分離除去
された後、排気ファン20を介装した排気ダクト6を通
って外部に排出されるように成されている。
そして、空調装置5のフィルタ9及び10間の空調室8
内と、当該空調室8の上下又は左右に沿って平行に配さ
れた排気ダクト6内に、ロータ1の給気側1aと排気側
1bが夫々介装され、当該ロータ1が空調装置5の空調
室8内に導入される外気の流路Fと、排気ダクト6を
通って排出される排気の流路Fとを横切りながら例え
ば毎分8〜10回程度の回転数で低速回転駆動されるよ
うに成されている。
また、全熱交換器HEは、第2図に示すようにロータ1
を給気側1aと排気側1bとに仕切る中心線に沿って仕
切板2が配設され、当該仕切板2はロータ1が排気側1
bから給気側1aに移行する境界部分に沿ってパージセ
クタ21を形成し、ロータ1が給気側1aから排気側1
bに移行する境界部分に沿ってロータ1の表面に摺接す
るセンターシール3を取り付けている。
このセンターシール3は、ロータ1を収容配設するケー
シング22の上部と仕切板2との間に跨がって下向きに
取り付けられたシリンダ23により、ロータ1の表面に
対して進退せられるように成されている。即ち、センタ
ーシール3は、シリンダ23のピストンロッド24に連
結して上下に揺動せられるリンク25の先端に取り付け
られ、ピストンロッド24が伸長するとロータ1の表面
に摺接され、ピストンロッド24が収縮するとロータ1
の表面から離脱されるように成されている。
そして、シリンダ23は、例えば圧縮エアによって作動
するエアシリンダが用いられ、塗装ブース4の給排気を
停止した時にピストンロッド24を収縮させ、塗装ブー
ス4の給排気を開始してロータ1が回転開始した時にピ
ストンロッド24を伸長させるように成されている。
しかして、塗装ブース4の運転中は、シリンダ23のピ
ストンロッド24が伸長されて、センターシール3がロ
ータ1の表面に摺接された状態となっており、当該セン
ターシール3によって外気の流路Fと排気の流路F
との間が完全にシールされている。
そして、両流路F及びF間を横切って回転するロー
タ1が、冬期であれば排気(約20℃)の流路Fとな
る排気ダクト6内で給熱し、その熱を外気(例えば、5
℃)の流路Fとなる空調室8内で放熱して、空調装置
5内に導入される外気を加熱する。なお、このロータ1
は、吸湿作用を奏する多孔性の酸化アルミ層を持つアル
ミ板で形成されているから、外気の加熱のみならず加湿
も行うこととなり、大量の外気を調温,調湿する加湿器
11,冷却器12及び加熱器13等のランニングコスト
を大幅に低減することができるのである。
そして、塗装ブース4の運転を停止して、給気ファン1
4及び排気ファン20による給排気が停止されると、シ
リンダ23が作動してそのピストンロッド24が収縮
し、当該ピストンロッド24に連結したリンク25の先
端が第3図鎖線図示の如く下方に揺動して、当該リンク
25に取り付けられたセンターシール3がロータ1の表
面から離脱される。
これにより、塗装ブース4の給排気停止と同時にロータ
1の回転を停止させても、当該ロータ1の表面に付着し
た塗料樹脂によりロータ1とセンターシール3とが互い
に接着してロータ1が回転不能になることがない。した
がって、従来のようにロータ1を一日中回転を継続する
必要がなく、ロータ1の回転を停止させて大幅な省エネ
ルギー化が図られる。
次に、塗装ブース4の運転を再開して給排気が開始され
る時には、まずロータ駆動用モータ26を起動させてロ
ータ1を回転させ、次いでシリンダ23を作動させてそ
のピストンロッド24を伸長させる。これにより、リン
ク25の先端が上方に揺動し、当該リンク25に取り付
けられたセンターシール3が回転開始したロータ1の表
面に再び摺接される。
このように既に回転を開始したロータ1に対してセンタ
ーシール3を摺接させれば、一旦停止したロータ1の回
転を再開させる際に、塗料が付着したロータ1の表面と
センターシール3との摩擦抵抗によりロータ駆動用モー
タ26に過負荷がかかってロータ1の駆動停止を生ずる
という弊害も防止され、空調設備全体を円滑な運転が保
障される。
なお、図示は省略するが、ロータ1の表面に付着した塗
料は、当該ロータ1に対向配設されたスプレーノズルか
ら定期的に例えば約80℃〜90℃あるいはそれ以上の
温度に加熱された高温水を20kg/cm2〜50kg/cm2程度
の高圧で噴射して払拭除去すればよい。
また、本考案に係る回転式熱交換器は、顕熱と共に潜熱
の回収をも行う全熱交換器に限らず、顕熱のみを回収す
る熱交換器であってもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、回転式熱交換器の
ロータの表面に摺接されるセンターシールが、塗装ブー
スの給排気停止時にロータの表面から離脱するように成
されているから、塗装ブースの運転停止と同時にロータ
の回転を停止させても、ロータの表面に付着した塗料樹
脂等によってセンターシールとロータの表面とが互いに
接着して当該ロータが回転不能になることがない。
また、塗装ブースの給排気開始時には、回転開始したロ
ータの表面にセンターシールが摺接されるから、当該セ
ンターシールとロータ表面の摩擦抵抗によってロータが
過負荷による動作停止を生ずることがない。したがっ
て、塗装ブースの運転停止時にロータの回転を停止させ
て省エネルギー化が図られると共に、空調設備の円滑な
運転も保障されるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による給気付塗装ブースの空調設備の全
体図、第2図は当該空調設備に使用する回転式熱交換器
の斜視図、第3図はその要部を示す拡大側面図、第4図
は従来の空調設備に使用する熱交換器の要部を示す側面
図である。 符号の説明 HE……回転式熱交換器、1……ロータ、2……仕切
板、3……センターシール、4……塗装ブース、5……
空調装置、6……排気ダクト、8……空調室、14……
給気ファン、20……排気ファン、23……シリンダ、
……外気の流路、F……排気の流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装ブース(4)に空調空気を供給する空調
    装置(5)内に導入される外気と塗装ブース(4)内から排出
    される排気との間で熱交換を行う回転式熱交換器(HE)の
    ロータ(1)が、前記外気と排気の両流路(F1,F2)を横切っ
    て回転せられる給気付塗装ブースの空調設備において、
    前記両流路(F1,F2)の境界部分に沿って前記排気の上流
    側から前記ロータ(1)の表面に摺接されるセンターシー
    ル(3)が設けられると共に、塗装ブース(4)の給排気停止
    時に前記ロータ(1)の表面から前記センターシール(3)を
    離脱させ、塗装ブース(4)の給排気開始時には回転開始
    した前記ロータ(1)の表面に前記センターシール(3)を摺
    接させるセンターシール駆動装置(23)が設けられている
    ことを特徴とする給気付塗装ブースの空調設備。
JP1987130113U 1987-08-28 1987-08-28 給気付塗装ブ−スの空調設備 Expired - Lifetime JPH0612880Y2 (ja)

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JPS6436069U JPS6436069U (ja) 1989-03-06
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JPS6436069U (ja) 1989-03-06

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