JPH06128953A - 削孔ケーシング用止水装置 - Google Patents
削孔ケーシング用止水装置Info
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- JPH06128953A JPH06128953A JP30468192A JP30468192A JPH06128953A JP H06128953 A JPH06128953 A JP H06128953A JP 30468192 A JP30468192 A JP 30468192A JP 30468192 A JP30468192 A JP 30468192A JP H06128953 A JPH06128953 A JP H06128953A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性を低下させずに、削孔ケーシングに対
する止水を良好に行える止水装置を提供する。 【構成】 先端側に逆止弁44を備えたセメントミルク
の注入部材39に、削孔ケーシング9の内周面に密接し
てセメントミルクの流出を防止する弾性シール部材41
を設けるとともに、弾性シール部材41の縮径変形を拘
束させる縮径拘束部材48を拘束解除状態に切り換え自
在に設け、セメントミルクの加圧注入時には弾性シール
部材41の縮径変形を拘束して外部への流出を防止し、
一方、削孔ケーシング9の抜き出し時には、弾性シール
部材41の縮径変形を許容し、削孔ケーシング9との間
での摩擦抵抗を減少できるようにする。
する止水を良好に行える止水装置を提供する。 【構成】 先端側に逆止弁44を備えたセメントミルク
の注入部材39に、削孔ケーシング9の内周面に密接し
てセメントミルクの流出を防止する弾性シール部材41
を設けるとともに、弾性シール部材41の縮径変形を拘
束させる縮径拘束部材48を拘束解除状態に切り換え自
在に設け、セメントミルクの加圧注入時には弾性シール
部材41の縮径変形を拘束して外部への流出を防止し、
一方、削孔ケーシング9の抜き出し時には、弾性シール
部材41の縮径変形を許容し、削孔ケーシング9との間
での摩擦抵抗を減少できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、止水壁に対して斜めに
或いは耐圧スラブに対して鉛直に地盤アンカーを設置す
るための地盤アンカーの施工に際して用いられる削孔ケ
ーシング用止水装置に関する。
或いは耐圧スラブに対して鉛直に地盤アンカーを設置す
るための地盤アンカーの施工に際して用いられる削孔ケ
ーシング用止水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような地盤アンカーの施工法とし
ては、例えば、特開平2−144411号公報に開示さ
れるものが知られている。この公知例によれば、短尺の
ケーシング単位体を連結するとともに先端に逆止弁付き
ビットを備えた削孔ケーシングにより、止水壁または耐
圧スラブに形成されたアンカー設置穴を通して止水状態
で地盤に掘削穴を形成し、この削孔ケーシング内にアン
カー部材を挿通するとともにセメントミルクを注入し、
かつ、セメントミルクの流出を防止させた状態で削孔ケ
ーシングを所定長さずつ抜き出してケーシング単位体を
順次分離するとともに、最終的にアンカー設置穴を閉塞
するようになっている。
ては、例えば、特開平2−144411号公報に開示さ
れるものが知られている。この公知例によれば、短尺の
ケーシング単位体を連結するとともに先端に逆止弁付き
ビットを備えた削孔ケーシングにより、止水壁または耐
圧スラブに形成されたアンカー設置穴を通して止水状態
で地盤に掘削穴を形成し、この削孔ケーシング内にアン
カー部材を挿通するとともにセメントミルクを注入し、
かつ、セメントミルクの流出を防止させた状態で削孔ケ
ーシングを所定長さずつ抜き出してケーシング単位体を
順次分離するとともに、最終的にアンカー設置穴を閉塞
するようになっている。
【0003】この地盤アンカーの施工法によれば、地盤
アンカーが地下水位以深に施工される場合であっても、
アンカー設置穴に対する止水状態で削孔ケーシングによ
り地盤に掘削穴を形成するから、アンカー設置穴の口部
から地下水とともに土砂が流出することによる地盤の攪
乱や陥没事故を防止できる。
アンカーが地下水位以深に施工される場合であっても、
アンカー設置穴に対する止水状態で削孔ケーシングによ
り地盤に掘削穴を形成するから、アンカー設置穴の口部
から地下水とともに土砂が流出することによる地盤の攪
乱や陥没事故を防止できる。
【0004】また、削孔ケーシングの先端には逆止弁付
きビットが備えられているため、削孔ケーシング内への
地下水や土砂の流入による不都合、即ち、ケーシングに
注入されたセメントミルクが薄められたり逆流されたり
してアンカーの支持強度が低下することを防止できる。
きビットが備えられているため、削孔ケーシング内への
地下水や土砂の流入による不都合、即ち、ケーシングに
注入されたセメントミルクが薄められたり逆流されたり
してアンカーの支持強度が低下することを防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、グリースを含浸させたスポンジを鉄心のま
わりに一体化させた止水プランジャーをケーシング単位
体に押し込み、削孔ケーシングの抜き出し時におけるセ
メントミルクの流出防止を図っているが、この止水プラ
ンジャーの削孔ケーシング内への固定が、止水プランジ
ャーとケーシング内周面との摩擦力に頼るだけであるた
めに、その摩擦による固定力を高くすると、止水プラン
ジャーの押し込みが困難になってケーシング抜き出しの
作業性が低下する欠点があり、逆に固定力が弱いと、止
水プランジャーに大きな圧力がかゝったときに、止水プ
ランジャーがケーシング外に飛び出してしまい、セメン
トミルクひいては地下水や土砂がケーシング外に流出す
る欠点があった。
従来例では、グリースを含浸させたスポンジを鉄心のま
わりに一体化させた止水プランジャーをケーシング単位
体に押し込み、削孔ケーシングの抜き出し時におけるセ
メントミルクの流出防止を図っているが、この止水プラ
ンジャーの削孔ケーシング内への固定が、止水プランジ
ャーとケーシング内周面との摩擦力に頼るだけであるた
めに、その摩擦による固定力を高くすると、止水プラン
ジャーの押し込みが困難になってケーシング抜き出しの
作業性が低下する欠点があり、逆に固定力が弱いと、止
水プランジャーに大きな圧力がかゝったときに、止水プ
ランジャーがケーシング外に飛び出してしまい、セメン
トミルクひいては地下水や土砂がケーシング外に流出す
る欠点があった。
【0006】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、作業性を低下させずに、削孔ケーシ
ングに対する止水を良好に行える止水装置を提供するこ
とを目的とする。
れたものであって、作業性を低下させずに、削孔ケーシ
ングに対する止水を良好に行える止水装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、止水壁または
耐圧スラブに形成のアンカー設置穴を通して地盤に掘削
穴を形成し、かつ、セメントミルクとアンカー部材の挿
入後にセメントミルクの流出防止状態で所定長さずつ抜
き出されて、順次ケーシング単位体が分離されるように
構成された削孔ケーシングに対する止水装置であって、
先端側に逆止弁を備えたセメントミルクの注入部材に、
削孔ケーシングの内周面に密接しかつ逆止弁を通して削
孔ケーシング内に注入されたセメントミルクの流出を防
止する弾性シール部材を設けるとともに、弾性シール部
材の縮径変形を拘束させる縮径拘束部材を拘束解除状態
に切り換え自在に設けて構成する。
耐圧スラブに形成のアンカー設置穴を通して地盤に掘削
穴を形成し、かつ、セメントミルクとアンカー部材の挿
入後にセメントミルクの流出防止状態で所定長さずつ抜
き出されて、順次ケーシング単位体が分離されるように
構成された削孔ケーシングに対する止水装置であって、
先端側に逆止弁を備えたセメントミルクの注入部材に、
削孔ケーシングの内周面に密接しかつ逆止弁を通して削
孔ケーシング内に注入されたセメントミルクの流出を防
止する弾性シール部材を設けるとともに、弾性シール部
材の縮径変形を拘束させる縮径拘束部材を拘束解除状態
に切り換え自在に設けて構成する。
【0008】
【作用】本発明削孔ケーシング用止水装置の構成によれ
ば、縮径拘束部材によって弾性シール部材の縮径変形を
拘束させ、削孔ケーシングを通じて外部に水やセメント
ミルクなどが流出することを弾性シール部材によって防
止することができる。また、縮径拘束部材を拘束解除状
態に切り換えて、弾性シール部材の縮径変形を許容する
状態に切換えることにより、弾性シール部材に対する削
孔ケーシングの抜き出しを容易に行うことができる。
ば、縮径拘束部材によって弾性シール部材の縮径変形を
拘束させ、削孔ケーシングを通じて外部に水やセメント
ミルクなどが流出することを弾性シール部材によって防
止することができる。また、縮径拘束部材を拘束解除状
態に切り換えて、弾性シール部材の縮径変形を許容する
状態に切換えることにより、弾性シール部材に対する削
孔ケーシングの抜き出しを容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】次に、山留め用の止水壁を設置対象にして、
本発明による地盤アンカーの施工法を図面に基づいて説
明する。
本発明による地盤アンカーの施工法を図面に基づいて説
明する。
【0010】先ず、図1の(a)の概略断面図に示すよ
うに、止水壁1に形成されたアンカー設置穴2の口部に
台座3を取り付け、この台座3に止水装置4と止水手段
5とをその順に取り付ける。
うに、止水壁1に形成されたアンカー設置穴2の口部に
台座3を取り付け、この台座3に止水装置4と止水手段
5とをその順に取り付ける。
【0011】そして、短尺のケーシング単位体6をカッ
プリング7で連結(図8参照)し、かつ、先端に逆止弁
付きビット8を設けた削孔ケーシング9を、止水装置4
および止水手段5それぞれとアンカー設置穴2とに挿通
させるとともに、図1の(b)の概略断面図に示すよう
に、削孔ケーシング9によって止水壁1内部の地盤に斜
めの掘削穴10を止水状態で掘削形成し、かつ、所定深
さの掘削穴10が形成された時点で、削孔ケーシング9
の内部にセメントミルク12を注入するとともにアンカ
ー部材11を挿通する。セメントミルク12の注入状態
は、便宜上、この図1の(b)にのみ示すことにする。
プリング7で連結(図8参照)し、かつ、先端に逆止弁
付きビット8を設けた削孔ケーシング9を、止水装置4
および止水手段5それぞれとアンカー設置穴2とに挿通
させるとともに、図1の(b)の概略断面図に示すよう
に、削孔ケーシング9によって止水壁1内部の地盤に斜
めの掘削穴10を止水状態で掘削形成し、かつ、所定深
さの掘削穴10が形成された時点で、削孔ケーシング9
の内部にセメントミルク12を注入するとともにアンカ
ー部材11を挿通する。セメントミルク12の注入状態
は、便宜上、この図1の(b)にのみ示すことにする。
【0012】前記アンカー部材11は、図4の(a)の
一部切欠側面図に示すように、複数本のアンボンドPC
鋼材13(アンボンドでなくても良い)を束ねて構成さ
れ、アンカー部材11を削孔ケーシング9内の所定位置
に挿通させた状態で、止水装置4に対応する箇所に一次
パッカー14が設けられ、かつ、アンカー設置穴2に対
応する箇所には二次パッカー15が設けられている。
一部切欠側面図に示すように、複数本のアンボンドPC
鋼材13(アンボンドでなくても良い)を束ねて構成さ
れ、アンカー部材11を削孔ケーシング9内の所定位置
に挿通させた状態で、止水装置4に対応する箇所に一次
パッカー14が設けられ、かつ、アンカー設置穴2に対
応する箇所には二次パッカー15が設けられている。
【0013】一次パッカー14は、図4の(c)の横断
面図に示すように、隙間を埋める状態でPC鋼材13を
囲む2個の止水部材16を、アンカー部材11の長手方
向に所定間隔を隔てて設けるとともに、この2個の止水
部材16,16にわたって、撓み変形が可能な例えばビ
ニール筒などのパッカー部材17を縛り付けによって固
定させ、このパッカー部材17の内部に止水材[アスフ
ァルト、ハマタイト、膨張性ゴム材(スパンシール)]
18を封入させて構成されている。
面図に示すように、隙間を埋める状態でPC鋼材13を
囲む2個の止水部材16を、アンカー部材11の長手方
向に所定間隔を隔てて設けるとともに、この2個の止水
部材16,16にわたって、撓み変形が可能な例えばビ
ニール筒などのパッカー部材17を縛り付けによって固
定させ、このパッカー部材17の内部に止水材[アスフ
ァルト、ハマタイト、膨張性ゴム材(スパンシール)]
18を封入させて構成されている。
【0014】二次パッカー15は、図4の(b)の横断
面図に示すように、隙間を埋める状態でPC鋼材13を
囲む2個の止水部材19を、アンカー部材11の長手方
向に所定間隔を隔てて設けるとともに、この2個の止水
部材19,19にわたって、撓み変形ならびに膨張が可
能な筒状のパッカー部材20を縛り付けにより固定させ
て構成されている。そして、パッカー部材20の内部に
硬化性の加圧流体(例えばグラウト急結剤)を供給する
ための供給管21が設けられるとともに、この供給管2
1を一次パッカー16側に導出させ、かつ、その導出端
部が折り曲げ閉止されている。
面図に示すように、隙間を埋める状態でPC鋼材13を
囲む2個の止水部材19を、アンカー部材11の長手方
向に所定間隔を隔てて設けるとともに、この2個の止水
部材19,19にわたって、撓み変形ならびに膨張が可
能な筒状のパッカー部材20を縛り付けにより固定させ
て構成されている。そして、パッカー部材20の内部に
硬化性の加圧流体(例えばグラウト急結剤)を供給する
ための供給管21が設けられるとともに、この供給管2
1を一次パッカー16側に導出させ、かつ、その導出端
部が折り曲げ閉止されている。
【0015】ここで、前記止水装置4は、図3の(b)
の概略断面図を基にして後述する説明で明らかになるよ
うに、上記のアンカー部材11に設けられた一次パッカ
ー14と、削孔ケーシング9の抜き出し状態において、
一次パッカー14を挟着してアンカー設置穴2を止水さ
せる閉止手段22とから成るもので、この閉止手段22
は挟着解除可能に構成されていて、その挟着解除状態で
削孔ケーシング9の挿通を容易に行わせられるようにな
っている。具体的には、前記閉止手段22は、図5の横
断面図、および、図6の側面図に示すように構成されて
いる。即ち、筒状部材23に対してそれの筒軸芯に直交
する方向の両外面部に、フランジ24付きの連結部材2
5が連接されるとともに、これらフランジ24と連結部
材25および筒状部材23に、削孔ケーシング9を挿通
させるためのケーシング挿通孔26が同芯状に形成さ
れ、かつ、互いに最接近した状態で一次パッカー14を
抱持するように挟着する半円凹部aが形成された一対の
閉止部材27が、リングパッキンbを介してスライド自
在に筒状部材23に内装されるとともに、この筒状部材
23の一端側に蓋体28が設けられている。
の概略断面図を基にして後述する説明で明らかになるよ
うに、上記のアンカー部材11に設けられた一次パッカ
ー14と、削孔ケーシング9の抜き出し状態において、
一次パッカー14を挟着してアンカー設置穴2を止水さ
せる閉止手段22とから成るもので、この閉止手段22
は挟着解除可能に構成されていて、その挟着解除状態で
削孔ケーシング9の挿通を容易に行わせられるようにな
っている。具体的には、前記閉止手段22は、図5の横
断面図、および、図6の側面図に示すように構成されて
いる。即ち、筒状部材23に対してそれの筒軸芯に直交
する方向の両外面部に、フランジ24付きの連結部材2
5が連接されるとともに、これらフランジ24と連結部
材25および筒状部材23に、削孔ケーシング9を挿通
させるためのケーシング挿通孔26が同芯状に形成さ
れ、かつ、互いに最接近した状態で一次パッカー14を
抱持するように挟着する半円凹部aが形成された一対の
閉止部材27が、リングパッキンbを介してスライド自
在に筒状部材23に内装されるとともに、この筒状部材
23の一端側に蓋体28が設けられている。
【0016】そして、一端部に被動ラックcが形成され
たロッド29が、それの他端側を蓋体28側の閉止部材
27に固定させる状態で、一対の閉止部材27にわたっ
て上下部に挿通されるとともに、他方の閉止部材27の
端面部を凹入させて、この凹部dに二連のピニオンe,
fを枢着保持させ、その一方のピニオンeが被動ラック
cに噛合されるとともに、他方のピニオンfに駆動ラッ
クhが噛合されている。
たロッド29が、それの他端側を蓋体28側の閉止部材
27に固定させる状態で、一対の閉止部材27にわたっ
て上下部に挿通されるとともに、他方の閉止部材27の
端面部を凹入させて、この凹部dに二連のピニオンe,
fを枢着保持させ、その一方のピニオンeが被動ラック
cに噛合されるとともに、他方のピニオンfに駆動ラッ
クhが噛合されている。
【0017】図示はしないが、前記一対の閉止部材27
の先端側部分は、互いに相手側の先端部分に入り込むよ
うにジグザグ状に形成されている。また、一対の閉止部
材27が接近して形成されるところの凹部aによる円形
の大きさは、自由状態にある一次パッカー14の外径よ
りも小さくなるように設定されていて、一次パッカー1
4を圧縮変形状態で挟着できるように構成されている。
の先端側部分は、互いに相手側の先端部分に入り込むよ
うにジグザグ状に形成されている。また、一対の閉止部
材27が接近して形成されるところの凹部aによる円形
の大きさは、自由状態にある一次パッカー14の外径よ
りも小さくなるように設定されていて、一次パッカー1
4を圧縮変形状態で挟着できるように構成されている。
【0018】上記構成によれば、削孔ケーシング9を抜
き出した状態での駆動ラックhの往復移動に伴って一対
の閉止部材27が互いに遠近移動され、かつ、何れか一
方の閉止部材27に大きな負荷がかかった際には他方の
閉止部材27が倍速で移動し、これにより、アンカー部
材11が偏って位置していても、最終的には一対の閉止
部材27が接近して、円形を呈する凹部aが一次パッカ
ー14を強力に挟着するもので、前記アンカー設置穴2
の止水が確実に達成される。
き出した状態での駆動ラックhの往復移動に伴って一対
の閉止部材27が互いに遠近移動され、かつ、何れか一
方の閉止部材27に大きな負荷がかかった際には他方の
閉止部材27が倍速で移動し、これにより、アンカー部
材11が偏って位置していても、最終的には一対の閉止
部材27が接近して、円形を呈する凹部aが一次パッカ
ー14を強力に挟着するもので、前記アンカー設置穴2
の止水が確実に達成される。
【0019】一方、止水手段5は、図7の一部切欠側面
図に示すように、それぞれ環状のゴム製と金属製のリン
グ部材iを交互に収容したゴムケース30を、分離可能
に連結された二分割構成の止水ケース31に保持させて
成り、リング部材iが削孔ケーシング9の外面を相対移
動可能にシールするように構成されている。
図に示すように、それぞれ環状のゴム製と金属製のリン
グ部材iを交互に収容したゴムケース30を、分離可能
に連結された二分割構成の止水ケース31に保持させて
成り、リング部材iが削孔ケーシング9の外面を相対移
動可能にシールするように構成されている。
【0020】そして、上述したセメントミルク12の注
入後において、図1の(c)の概略断面図に示すよう
に、削孔ケーシング9を引き抜くための手段、例えばケ
ーシングチャック32を備えたジャッキ33を第2止水
装置5に連結するとともに、図2の(a)の概略断面図
に示すように、削孔ケーシング9からのセメントミルク
12の流出防止ならびにセメントミルク補充用の止水装
置34を削孔ケーシング9の後端側に挿通させ、かつ、
止水装置34を、プロテクター35ならびにワイヤ36
を介してジャッキ33に保持させるのである。
入後において、図1の(c)の概略断面図に示すよう
に、削孔ケーシング9を引き抜くための手段、例えばケ
ーシングチャック32を備えたジャッキ33を第2止水
装置5に連結するとともに、図2の(a)の概略断面図
に示すように、削孔ケーシング9からのセメントミルク
12の流出防止ならびにセメントミルク補充用の止水装
置34を削孔ケーシング9の後端側に挿通させ、かつ、
止水装置34を、プロテクター35ならびにワイヤ36
を介してジャッキ33に保持させるのである。
【0021】上記の止水装置34は、図8の(a)およ
び(b)の縦断面図に示すように構成されている。即
ち、可撓性のセメントミルク供給ホース37が接続され
る直管38に、セメントミルク注入部材39を連結し、
このセメントミルク注入部材39の先端にフランジ付き
筒体40を螺着する一方、径方向の撓み変形が可能で且
つ削孔ケーシング9にシール状態で移動可能に挿入され
る弾性シール部材41を、ナット42とによって注入部
材39に嵌合保持させ、かつ、この弾性シール部材41
の後端面に環状の凹部jを形成して構成されている。
び(b)の縦断面図に示すように構成されている。即
ち、可撓性のセメントミルク供給ホース37が接続され
る直管38に、セメントミルク注入部材39を連結し、
このセメントミルク注入部材39の先端にフランジ付き
筒体40を螺着する一方、径方向の撓み変形が可能で且
つ削孔ケーシング9にシール状態で移動可能に挿入され
る弾性シール部材41を、ナット42とによって注入部
材39に嵌合保持させ、かつ、この弾性シール部材41
の後端面に環状の凹部jを形成して構成されている。
【0022】そして、周部にセメントミルク供給孔kが
形成された逆止弁ケース43に、球体による逆止弁44
と、この逆止弁44を逆止方向に付勢させるスプリング
45を内蔵させて、セメントミルクの注入圧で開弁され
る逆止弁機構46を構成し、この逆止弁機構46を注入
部材39に螺着させている。
形成された逆止弁ケース43に、球体による逆止弁44
と、この逆止弁44を逆止方向に付勢させるスプリング
45を内蔵させて、セメントミルクの注入圧で開弁され
る逆止弁機構46を構成し、この逆止弁機構46を注入
部材39に螺着させている。
【0023】更に、リングパッキンmを介して注入部材
39に移動自在に保持されるプランジャ部材47に、凹
部jに係入して弾性シール部材41の径方向の縮径変形
を拘束させる環状の縮径拘束部材48を設けるととも
に、このプランジャ部材47に筒部材49を介して筒体
50を連結している。
39に移動自在に保持されるプランジャ部材47に、凹
部jに係入して弾性シール部材41の径方向の縮径変形
を拘束させる環状の縮径拘束部材48を設けるととも
に、このプランジャ部材47に筒部材49を介して筒体
50を連結している。
【0024】そして、直管38の長手方向の中間部にラ
ック51を設けるとともに、このラック51に臨ませて
前記筒体50に開口52を開設し、この開口52を通し
て前記ラック51に噛合されるピニオン53を筒体50
に保持させている。前記弾性シール部材41の外周面に
は、シール効果を高めるために溝状リップnの加工が施
されている。
ック51を設けるとともに、このラック51に臨ませて
前記筒体50に開口52を開設し、この開口52を通し
て前記ラック51に噛合されるピニオン53を筒体50
に保持させている。前記弾性シール部材41の外周面に
は、シール効果を高めるために溝状リップnの加工が施
されている。
【0025】このような構成によれば、ピニオン53の
正逆回動に伴ってピニオン53とともに筒体50が往復
移動し、この筒体50に連設された縮径拘束部材48が
弾性シール部材41の凹部jに対して係脱されるもの
で、図8の(a)に示す縮径拘束部材48の離脱状態す
なわち弾性シール部材41に対する拘束解除の状態で
は、弾性シール部材41に対する削孔ケーシング9の相
対移動がシール状態で容易に行われ、図8の(b)に示
す縮径拘束部材48の係入状態すなわち弾性シール部材
41の縮径拘束状態では、前記注入部材39を通して削
孔ケーシング9に補充されるセメントミルクの流出が確
実に防止される。
正逆回動に伴ってピニオン53とともに筒体50が往復
移動し、この筒体50に連設された縮径拘束部材48が
弾性シール部材41の凹部jに対して係脱されるもの
で、図8の(a)に示す縮径拘束部材48の離脱状態す
なわち弾性シール部材41に対する拘束解除の状態で
は、弾性シール部材41に対する削孔ケーシング9の相
対移動がシール状態で容易に行われ、図8の(b)に示
す縮径拘束部材48の係入状態すなわち弾性シール部材
41の縮径拘束状態では、前記注入部材39を通して削
孔ケーシング9に補充されるセメントミルクの流出が確
実に防止される。
【0026】そして、図2の(a)の概略断面図に示し
たように、上記構成の止水装置34をセットさせた状態
で、縮径拘束部材48による弾性シール部材41の拘束
を解除させると同時に、図2の(b)の概略断面図に示
すように、ジャッキ33によって削孔ケーシング9を所
定長さ(1本のケーシング単位体6とカップリング7に
相当する長さ)だけ抜き出すのであり、この時、縮径拘
束部材48による弾性シール部材41の拘束を解除させ
ても、弾性シール部材41が削孔ケーシング9の内周面
に密接していることと、削孔ケーシング9の抜き出しに
よる掘削穴10の容量減少に伴う内圧低下とによって、
拘束が解除された弾性シール部材41と削孔ケーシング
9との間を通してのセメントミルク12の流出を効果的
に防止することができる。
たように、上記構成の止水装置34をセットさせた状態
で、縮径拘束部材48による弾性シール部材41の拘束
を解除させると同時に、図2の(b)の概略断面図に示
すように、ジャッキ33によって削孔ケーシング9を所
定長さ(1本のケーシング単位体6とカップリング7に
相当する長さ)だけ抜き出すのであり、この時、縮径拘
束部材48による弾性シール部材41の拘束を解除させ
ても、弾性シール部材41が削孔ケーシング9の内周面
に密接していることと、削孔ケーシング9の抜き出しに
よる掘削穴10の容量減少に伴う内圧低下とによって、
拘束が解除された弾性シール部材41と削孔ケーシング
9との間を通してのセメントミルク12の流出を効果的
に防止することができる。
【0027】そして、削孔ケーシング9の所定長さの抜
き出し後に、図8の(b)に示したように、縮径拘束部
材48によって弾性シール部材41の縮径を拘束させ
て、注入部材39を通してセメントミルクを削孔ケーシ
ング9内に加圧注入させるとともに、削孔ケーシング9
の抜き出しに伴う掘削穴10の容量減少に対応させるの
であり、次いで図3の(a)の概略断面図に示すよう
に、ケーシングチャック32を弛めてジャッキ33を初
期位置に収縮させ、かつ、ケーシングチャック32を次
のケーシング単位体6にチャックさせる一方、止水装置
34の直管38と筒体50を取り外してプロテクトレン
チ54を取り付け、次いでケーシング単位体6の1本と
カップリング7を分離し、この後、プロテクトレンチ5
4を取り外して直管38と筒体50を連結するのであ
る。
き出し後に、図8の(b)に示したように、縮径拘束部
材48によって弾性シール部材41の縮径を拘束させ
て、注入部材39を通してセメントミルクを削孔ケーシ
ング9内に加圧注入させるとともに、削孔ケーシング9
の抜き出しに伴う掘削穴10の容量減少に対応させるの
であり、次いで図3の(a)の概略断面図に示すよう
に、ケーシングチャック32を弛めてジャッキ33を初
期位置に収縮させ、かつ、ケーシングチャック32を次
のケーシング単位体6にチャックさせる一方、止水装置
34の直管38と筒体50を取り外してプロテクトレン
チ54を取り付け、次いでケーシング単位体6の1本と
カップリング7を分離し、この後、プロテクトレンチ5
4を取り外して直管38と筒体50を連結するのであ
る。
【0028】この状態は図2の(a)に示す状態と同じ
であり、その後は、縮径拘束部材48による弾性シール
部材41の拘束解除と、削孔ケーシング9の所定長さの
抜き出し、縮径拘束部材48による弾性シール部材41
の拘束状態への切り換え、削孔ケーシング9内へのセメ
ントミルクの加圧注入あるいは削孔ケーシング9の抜き
出しに伴う掘削穴10の容量減少に対応させる補充注
入、ジャッキ33を初期位置に戻しての次のケーシング
単位体6のチャッキング、直管38と筒体50の取り外
しとプロテクトレンチ54の取り付け、ケーシング単位
体6の1本とカップリング7の分離、及び、プロテクト
レンチ54を取り外しての直管38と筒体50の連結を
繰り返し行うのである。
であり、その後は、縮径拘束部材48による弾性シール
部材41の拘束解除と、削孔ケーシング9の所定長さの
抜き出し、縮径拘束部材48による弾性シール部材41
の拘束状態への切り換え、削孔ケーシング9内へのセメ
ントミルクの加圧注入あるいは削孔ケーシング9の抜き
出しに伴う掘削穴10の容量減少に対応させる補充注
入、ジャッキ33を初期位置に戻しての次のケーシング
単位体6のチャッキング、直管38と筒体50の取り外
しとプロテクトレンチ54の取り付け、ケーシング単位
体6の1本とカップリング7の分離、及び、プロテクト
レンチ54を取り外しての直管38と筒体50の連結を
繰り返し行うのである。
【0029】そして図3の(b)の概略断面図に示すよ
うに、最終のケーシング単位体6を残した状態で閉止手
段22の一対の閉止部材27を接近移動させて、この閉
止部材27による一次パッカー14の挟着によってアン
カー設置穴2の止水を図り、次いで、止水装置34とジ
ャッキ33と止水装置4および最終のケーシング単位体
6を取り外して、図3の(c)の概略断面図に示すよう
に、一次パッカー14側に導出させて端部を折り曲げ閉
止させた流体供給管21の閉止を解除し、流体供給管2
1を通して例えばグラウト急結剤などの加圧流体を二次
パッカー15に供給して、二次パッカー15の拡径によ
ってアンカー設置穴2を閉塞させるのである。即ち、一
次パッカー14と閉止手段22とによる機械的な挟着力
によってアンカー設置穴2を確実に止水させた状態で、
二次パッカー15によってアンカー設置穴2を限られた
一定箇所で閉塞させるのであり、この後、止水装置4と
台座3を取り外すことによって地盤アンカーの施工を完
了するのである。
うに、最終のケーシング単位体6を残した状態で閉止手
段22の一対の閉止部材27を接近移動させて、この閉
止部材27による一次パッカー14の挟着によってアン
カー設置穴2の止水を図り、次いで、止水装置34とジ
ャッキ33と止水装置4および最終のケーシング単位体
6を取り外して、図3の(c)の概略断面図に示すよう
に、一次パッカー14側に導出させて端部を折り曲げ閉
止させた流体供給管21の閉止を解除し、流体供給管2
1を通して例えばグラウト急結剤などの加圧流体を二次
パッカー15に供給して、二次パッカー15の拡径によ
ってアンカー設置穴2を閉塞させるのである。即ち、一
次パッカー14と閉止手段22とによる機械的な挟着力
によってアンカー設置穴2を確実に止水させた状態で、
二次パッカー15によってアンカー設置穴2を限られた
一定箇所で閉塞させるのであり、この後、止水装置4と
台座3を取り外すことによって地盤アンカーの施工を完
了するのである。
【0030】上記の実施例では、止水壁1に対して斜め
に地盤アンカーを施工させる場合について説明したが、
耐圧スラブに対して鉛直に地盤アンカーを施工する場合
にも適用できる。
に地盤アンカーを施工させる場合について説明したが、
耐圧スラブに対して鉛直に地盤アンカーを施工する場合
にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の削孔ケー
シング用止水装置によれば、縮径拘束部材によって弾性
シール部材の縮径変形を拘束させて、弾性シール部材に
より削孔ケーシングの止水を行うから、削孔ケーシング
を通してのセメントミルクひいては地下水や土砂の流出
が確実に阻止できるようになった。
シング用止水装置によれば、縮径拘束部材によって弾性
シール部材の縮径変形を拘束させて、弾性シール部材に
より削孔ケーシングの止水を行うから、削孔ケーシング
を通してのセメントミルクひいては地下水や土砂の流出
が確実に阻止できるようになった。
【0032】また、縮径拘束部材を拘束解除状態に切り
換えて、弾性シール部材の縮径変形を許容できるように
するから、削孔ケーシングの抜き出し時に、弾性シール
部材との間での摩擦抵抗を減少でき、削孔ケーシング回
収の作業性を向上できるようになった。
換えて、弾性シール部材の縮径変形を許容できるように
するから、削孔ケーシングの抜き出し時に、弾性シール
部材との間での摩擦抵抗を減少でき、削孔ケーシング回
収の作業性を向上できるようになった。
【図1】本発明の地盤アンカーの施工法の工程を説明す
る概略断面図である。
る概略断面図である。
【図2】本発明の地盤アンカーの施工法の工程を説明す
る概略断面図である。
る概略断面図である。
【図3】本発明の地盤アンカーの施工法の工程を説明す
る概略断面図である。
る概略断面図である。
【図4】(a)はアンカー部材の側面図、(b)は図4
の(a)におけるA−A線断面図、(c)は図4の
(a)におけるB−B線断面図である。
の(a)におけるA−A線断面図、(c)は図4の
(a)におけるB−B線断面図である。
【図5】一次パッカーに対する閉止手段の横断面図であ
る。
る。
【図6】図5に示す閉止手段の側面図である。
【図7】止水手段の一部切欠側面図である。
【図8】(a)は弾性シール部材の拘束解除状態を示す
止水装置の縦断面図、(b)は弾性シール部材の縮径拘
束状態を示す止水装置の縦断面図である。
止水装置の縦断面図、(b)は弾性シール部材の縮径拘
束状態を示す止水装置の縦断面図である。
1…止水壁 2…アンカー設置穴 6…ケーシング単位体 10…掘削穴 11…アンカー部材 12…セメントミルク 39…注入部材 41…弾性シール部材 44…逆止弁 48…縮径拘束部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 雅路 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 飯沼 繁夫 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 谷村 和彦 名古屋市中区錦一丁目18番22号 株式会社 竹中工務店名古屋支店内 (72)発明者 坂巻 毅 名古屋市中区丸の内一丁目5番21号 構造 工事株式会社名古屋営業所内 (72)発明者 平石 吾一 東京都千代田区猿楽町二丁目1番16号 構 造工事株式会社東京支店内
Claims (1)
- 【請求項1】 止水壁または耐圧スラブに形成のアンカ
ー設置穴を通して地盤に掘削穴を形成し、かつ、セメン
トミルクとアンカー部材の挿入後にセメントミルクの流
出防止状態で所定長さずつ抜き出されて、順次ケーシン
グ単位体が分離されるように構成された削孔ケーシング
に対する止水装置であって、先端側に逆止弁を備えたセ
メントミルクの注入部材に、前記削孔ケーシングの内周
面に密接しかつ逆止弁を通して前記削孔ケーシング内に
注入されたセメントミルクの流出を防止する弾性シール
部材を設けるとともに、前記弾性シール部材の縮径変形
を拘束させる縮径拘束部材を拘束解除状態に切り換え自
在に設けたことを特徴とする削孔ケーシング用止水装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30468192A JP2892236B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 削孔ケーシング用止水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30468192A JP2892236B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 削孔ケーシング用止水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128953A true JPH06128953A (ja) | 1994-05-10 |
| JP2892236B2 JP2892236B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=17935946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30468192A Expired - Fee Related JP2892236B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 削孔ケーシング用止水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2892236B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30468192A patent/JP2892236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2892236B2 (ja) | 1999-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |